JPH08149A - 蓄圧式噴霧装置 - Google Patents

蓄圧式噴霧装置

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Publication number
JPH08149A
JPH08149A JP32645694A JP32645694A JPH08149A JP H08149 A JPH08149 A JP H08149A JP 32645694 A JP32645694 A JP 32645694A JP 32645694 A JP32645694 A JP 32645694A JP H08149 A JPH08149 A JP H08149A
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JP
Japan
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tank
cylinder
pressure
rod
pedal
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Pending
Application number
JP32645694A
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English (en)
Inventor
Iwao Morita
巌 森田
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ATSUPURU WEAR KK
ATSUPURU WEAR- KK
Original Assignee
ATSUPURU WEAR KK
ATSUPURU WEAR- KK
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Publication date
Application filed by ATSUPURU WEAR KK, ATSUPURU WEAR- KK filed Critical ATSUPURU WEAR KK
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Publication of JPH08149A publication Critical patent/JPH08149A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め、水タンク内へ空気を加圧充填してお
き、必要時にこの空気圧を利用して噴霧させるようにし
た蓄圧式噴霧装置において、空気の加圧充填が容易且つ
安定して行えるようにする。 【構成】 タンク2の左右両側に、その後寄りに位置付
けた支点19を中心に上下揺動自在となる揺動アーム2
5を設け、これら揺動アーム25に、ロッド端部20a
を前側へ向けた一対のシリンダ20を固定した。揺動ア
ーム25が上下揺動するとき、各シリンダ20のロッド
端部20aはリンク21によって押込み操作されたり、
引出し操作されたりするようになっている。揺動アーム
25の前端部相互はペダル7によって連結されており、
これを踏み込むことにより、両シリンダ20からホース
23を介してタンク2へと空気が加圧充填される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、庭木への散水や薬剤散
布等に用いる蓄圧式噴霧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の蓄圧式噴霧装置は、水等を入れる
縦長の中空円柱状をしたタンクに対して、その上部に自
転車用空気入れのような上下動式ハンドルを備えた手押
しポンプ装置が設けられていると共に、可撓性ホースを
介して手持ち噴射器が設けられて成る。
【0003】この噴霧装置では、予めハンドルを上下動
させることによってポンプ装置からタンク内へ空気を加
圧充填しておき、噴射器を必要に応じて操作することで
空気圧を利用して噴霧させたり止水させたりするもので
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ハンドルを上下動させ
るには、うつむき加減の姿勢をとったまま、何度も腕又
は腰を屈伸させるようにしなければならず、力のいる作
業であった。従って、殊に高齢者や子供等には扱い難い
ものであった。また、タンクの上部にハンドルが突出し
た構造であるため全体高さが大きくなっており、そのた
めに不安定であり、このこともハンドルの操作を不便に
していた。なお、このように全体高さが大きくなること
は、ハンドル操作をするうえで必要な構造であり、改善
策がないのが実情である。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、空気の加圧充填が誰にでも簡単且つ軽やかに
行えると共に、この作業が安定して行えるようにした蓄
圧式噴霧装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明では、加圧空気に対する耐圧性を具備した液体用タン
クと、このタンクに加圧空気を充填可能になされたポン
プ装置と、タンクに可撓性ホースを介して接続される手
持ち噴射器と、ポンプ装置を作動させる足踏み操作部と
を備えて成ることを特徴としている。
【0007】前記ポンプ装置としては、タンクの側部後
端寄りを支点として上下揺動自在に保持されるシリンダ
と、このシリンダの前方へ向くロッド端部に接続され当
該シリンダの下向き揺動時にはロッド端部を押込み操作
し上向き揺動時にはロッド端部を引出し操作するリンク
と、シリンダを常態において揺動範囲の上位置へ付勢保
持するバネとを備えて成り、前記足踏み操作部はタンク
の前方へ突出して上記シリンダを上下揺動させるペダル
を具備しているものとすることができる。
【0008】一方、前記ポンプ装置としては、タンクの
側部後端寄りを支点として上下揺動自在に保持されるシ
リンダと、このシリンダの前方へ向くロッド端部に当接
して当該シリンダの下向き揺動時にはロッド端部を押込
み操作し上向き揺動時にはロッド端部を引出し操作する
カム機構と、シリンダを常態において揺動範囲の上位置
へ付勢保持するバネとを備えて成り、前記足踏み操作部
はタンクの前方へ突出して上記シリンダを上下揺動させ
るペダルを具備しているものとすることもできる。
【0009】前記ポンプ装置をタンクの左右両側部に設
け、前記足踏み操作部のペダルにより両シリンダを連結
する状態で設けるようにするとよい。前記タンクには、
胴体中央を左右方向に貫通してタンク両側壁の拡開を防
止する幅止め杆を設けるのが好適である。前記タンクに
幅止め杆を設けるには、幅止め杆が貫通する部位に、該
幅止め杆の回りを囲むかたちで少なくとも一方の側壁を
相手側の側壁まで凹ませた遮水筒部を設ける構成とする
のが好ましい。
【0010】前記タンクは、樹脂製とすることが可能で
ある。
【0011】
【作用】本発明では、ポンプ装置に対して足踏み操作部
が設けられた構成となっているので、操作者は直立した
まま(うつむき加減となることも屈伸をすることもな
く)、その操作が行える。ポンプ装置において、ペダル
の踏み込みでシリンダを揺動させ、これに伴ってリンク
機構又はカム機構により空気の加圧充填が行われる構成
とすれば、ペダルの上下動ストロークを小さくしても、
シリンダの伸縮ストロークには所定量を確保できるよう
になる。
【0012】ポンプ装置を左右一対としておけば、ペダ
ルに対する踏力を両シリンダに対して均等に作用させる
ことができる。また各々のシリンダとして、比較的小型
のものを用いることができるようになる。タンクに対
し、その胴体中央を左右方向に貫通する状態で幅止め杆
を設けておけば、タンクの両側壁が内圧の上昇によって
拡開する(タンクが中膨れ状に変形する)のを防止でき
る。そのため、タンクを樹脂材によって形成することも
可能となる。
【0013】タンクに対して幅止め杆を設ける場合にお
いて、幅止め杆が貫通する部位に、該幅止め杆の回りを
囲むかたちで少なくとも一方のタンク側面部を相手側の
タンク側面部まで凹ませた遮水筒部を設ける構成として
おけば、幅止め杆がタンク内で露呈することがない。従
って、幅止め杆の腐食を防止できる等の利点がある。タ
ンクを樹脂製とすれば、タンク形状の自由度が広がると
共に、製造の容易化及び製造コストの低廉化が図れ、し
かも噴霧装置全体としての軽量化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1乃至図6は本発明に係る蓄圧式噴霧装置1の第
1実施例を示すものであって、2は水又は薬剤等を貯留
するタンク、3はこのタンク2に可撓性ホース4を介し
て接続された手持ち噴射器である。また6はタンク2に
対して空気を加圧充填させるポンプ装置である。
【0015】この噴霧装置1では、タンク2の一方側へ
ペダル7を突出させるように構成された足踏み操作部8
を具備しており、この足踏み操作部8によりポンプ装置
6を作動できるようになっている。なお以下の説明で
は、ペダル7が突出する側(図1及び図2の右側)を
「前」、その反対側を「後」と言い、またこれら前後方
向を基準に「左」(図1の下側)及び「右」(図1の上
側)を言うものとする。
【0016】タンク2及びポンプ装置6はケーシング1
0内に収納されている。このケーシング10は、タンク
2を支承するベース体11と、この上方側に被せられる
側面形状が略半円状のカバー体12とに分割可能な構造
となされている。図4に示すようにベース体11の前部
には、ペダル7の真下域を前方及び下方へ開放させた切
欠部13が形成されており、この切欠部13の左右両側
に残置する部分の下面を接地部14としている。またカ
バー体12の前部には、上記切欠部13に合致して上方
へ抜ける凹部15が形成されており、この凹部15の左
右両側に残置する部分を足入れガイド部16としてい
る。
【0017】なお、接地部14と足入れガイド部16と
によって形成される内部スペースは、後述する足踏み操
作部8の一部(図1及び図2参照)等を収納するうえで
必要とされている。上記のような足入れガイド部16に
より、ペダル7に対する踏力の作用位置を一定化するこ
とができると共に、足の踏み外しを防止し、また接地部
14によってペダル7に作用される踏力をしっかりと支
えることができる。これらは、いずれも噴霧装置1とし
ての安定性を向上させるうえで有益となる。また、凹部
15及び切欠部13は、足に付いた泥や水滴等がケーシ
ング10内に入るのを防止する作用をも奏する。
【0018】なお、ベース体11において、接地部14
はそのまま後端部まで延設したソリ状のものとしてあ
り、例えば芝生等の上での滑動が容易に行えるようにな
っている。図2に示すようにタンク2は、安定性を増す
ために比較的背を低く形成してあり、その側面形状は、
カバー体12の側面形状(半円状)から、凹部15(ペ
ダル7が上下動する軌跡分)を除いたスペースを最大限
に有効利用した卵形をしている。言うまでもなく、この
タンク2は水密構造を有するだけでなく、加圧空気の充
填に耐える耐圧性をも具備した構造を有している。
【0019】本第1実施例においてタンク2は金属製と
し、2〜3リットルの容量を有し、且つ3kgf/cm
2 程度の内圧に耐え得るものとした。17はタンク2の
上部に上方へ突出する状態で設けられた注入口部2aを
閉塞したキャップであり、安全弁18を具備している。
ポンプ装置6は、タンク2の左右両側を挟んで対を成す
ように2組設けられている(図1参照)。各々のポンプ
装置6は、タンク2の側部後端寄りに設けられた水平な
枢軸19を支点として、ロッド端部20aを前方へ向け
た状態で上下揺動自在に保持されたシリンダ20と、こ
のシリンダ20のロッド端部20aに接続されたリンク
21と、シリンダ20を上方へ引っ張り付勢するバネ2
2とを備えて成る。
【0020】シリンダ20の後端部には、図1に示すよ
うに送給ホース23が接続されており、この送給ホース
23の他端部がタンク2の後面部へ接続されている。シ
リンダ20と送給ホース23との接続間、又は送給ホー
ス23とタンク2との接続間には、シリンダ20からタ
ンク2への空気流れは許容するがその逆流は阻止する逆
止弁(図示略)が介設されている。
【0021】本第1実施例では、シリンダ20に無理な
力が作用することがないようにするため、図5に示すよ
うに断面溝形をしたシリンダ保持杆25内へシリンダ2
0を収納固定させた。そしてこのシリンダ保持杆25に
対して間接的に枢軸19、バネ22及びリンク21が接
合関係を有するようにした。即ち、枢軸19は、シリン
ダ保持杆25の後端部を貫通した状態でベース体11上
に設けられたヒンジ部26により保持されている。
【0022】また、バネ22は、シリンダ保持杆25の
上辺部適所とタンク2の側面上部寄りに突設された保持
ピン27との間で引っ張り状態で掛け渡されている。更
にリンク21は、タンク2の側面中央の上部寄りに突設
させた枢軸29を支点として揺動自在に保持されてお
り、その自由端部には、図6に示すようにシリンダ20
のロッド端部20aを左右両側から挟み込むような二股
状に形成されている。そしてこれらが止め軸30によっ
て串刺し状に連結されている。
【0023】これに対してシリンダ保持杆25の前部側
には、シリンダ20のロッド端20aが伸縮する方向に
沿って長いガイド長孔31(図2参照)が貫通形成さ
れ、このガイド長孔31に対して、上記止め軸30の両
端部に設けられた摺動コマ32が移動自在に嵌められて
いる。左右のポンプ装置6は、図1及び図6に示すよう
にシリンダ保持杆25の前端部相互が渡り軸33によっ
て連結されることにより、シリンダ20相互が同期的な
揺動をするように構成されている。そしてこの渡り軸3
3に対してペダル7が取り付けられている。このような
ペダル7、渡り軸33及びシリンダ保持杆25(少なく
とも渡り軸33とシリンダ20との間を接続する部分)
によって足踏み操作部8が構成されている。
【0024】上記のようにポンプ装置6を2組設けてあ
るため、ペダル7を踏み込んだ場合、その踏力が双方の
ポンプ装置6に均等に作用し損失が少なくなると共に、
構造上の剛性が得られ故障し難いという利点が得られ
る。また、各シリンダ20としては直径及びストローク
が比較的小型のものを使用することができるので、その
分、噴霧装置1としての大型化を招来することなく、タ
ンク2の容量にゆとりを持たせることができる。
【0025】このようにして成る噴霧装置1は、常態に
あってはバネ22がシリンダ保持杆25を上方へ引張付
勢する力により、シリンダ20(ペダル7)が揺動範囲
の上位置で停止保持され、そのロッド端部20aはリン
ク21によって引き出された状態となっている。この噴
霧装置1を使用するには、まずキャップ17を外してタ
ンク2内へ水又は薬剤を注入した後、キャップ17をし
っかりと取り付け、ペダル7を踏む。これによりシリン
ダ保持杆25が下向きに揺動すると共に、リンク21も
下向きに揺動する。
【0026】そのため、摺動コマ32がガイド長孔31
に沿って後方へ移動して、シリンダ20のロッド端部2
0aが押し込まれるようになる。これによりシリンダ2
0からタンク2へと空気が圧送される。ペダル7の踏み
込みをやめれば、シリンダ20はバネ22によって再び
上向きに揺動し、このときシリンダ20内に空気が吸い
込まれて次の圧送に待機するようになる。
【0027】このようなペダル7の踏み込みを何度か繰
り返し行ってタンク2内が所定圧になったなら、噴射器
3(図4参照)を目標物へ向けて開栓操作することで、
タンク2内の水又は薬剤等を所定時間継続して噴霧させ
ることができる。図7は本発明に係る噴霧装置1の第2
実施例を示したもので、第1実施例と最も異なるところ
は、ポンプ装置6において、シリンダ20が直接的に
(シリンダ保持杆25を介さないで)枢軸19に保持さ
れ、このシリンダ20に対してペダル7を保持する揺動
アーム40が設けられている点、及びリンク21の枢軸
29がケーシング10の前部寄り下部に配されている点
にある。作用は第1実施例と略同様である。
【0028】図8は本発明に係る噴霧装置1の第3実施
例を示したもので、第1実施例及び第2実施例と最も異
なるところは、シリンダ20のロッド端20aを、カム
フォロワー43とカム溝44との組み合わせ等によって
構成されるカム機構45によって押し引き操作させるよ
うにした点にある。タンク2の形状やケーシング10の
形状等は一例を挙げたに過ぎず、何等限定されるもので
はない。
【0029】図9乃至図15は本発明に係る噴霧装置1
の第4実施例を示したもので、本第4実施例では、ケー
シング10(ベース体11及びカバー体12)が樹脂製
であることはもとより、タンク2も樹脂製とされてい
る。そのため、上記第1乃至第3実施例に対して次のよ
うな5つの改良点を有している。まず第1の改良点は、
タンク2において、図10及び図11に示すようにその
胴体中央に、当該タンク2の左右方向に貫通する幅止め
杆50が設けられているところにある。
【0030】この幅止め杆50は、タンク2の左右幅寸
法に略相当する長さを有したボルト51と、このボルト
51に外挿されるスリーブ52と、スリーブ52の両端
側に配される径大な座金53と、ボルト51に螺合され
るナット54とを有している。また、タンク2には、上
記幅止め杆50が貫通する部位に遮水筒部58が設けら
れている。この遮水筒部58は、幅止め杆50のまわり
を囲むかたちでタンク2の両側壁を互いに相手側の側壁
へ向けて円錐筒状に凹ませ、タンク2内の略中央位置で
双方の筒状部分が連通するようにしたものである。この
遮水筒部58の筒状内部とタンク2の内部とは連通して
いないものであって、即ち、この遮水筒部58は、タン
ク2に対し、その胴部に左右方向へ突き抜けた孔を構成
させるものとなっている。
【0031】遮水筒部58の両端部には、座金53を嵌
合可能で、且つこの座金53の肉厚と、ボルト51のボ
ルト頭又はナット54の肉厚とを収容可能な、円形凹部
60が形成されている。タンク2へ幅止め杆50を取り
付けるには、例えば、最初に遮水筒部58へスリーブ5
2を挿入しておき、次に両端側の円形凹部60に各々座
金53を嵌め込み、これらにボルト51を串刺し状に差
し込む。そして、ボルト51にナット54を螺合する。
このようにすることで、タンク2に対し、その両側壁が
内圧の上昇によって拡開する(タンク2が中膨れ状に変
形する)ことがないようにできるものである。
【0032】なお、タンク2が左右方向に拡開すること
がないので、タンク2の側壁とシリンダ20(シリンダ
保持杆25)とが接触干渉することはない。またこのこ
とは、恒久的に維持される。そのため、タンク2の側壁
に対してシリンダ20(シリンダ保持杆25)を近接さ
せた設計にでき、噴霧装置1としての大型化の抑制及び
タンク2の可及的容量増を図れる利点がある。
【0033】幅止め杆50(特にボルト51)は、遮水
筒部58によってタンク2内の水又は薬剤から遮断され
るので、腐食等を起こし難くなっている。そのため、長
寿命化が図れると共に、ボルト51等において高価な耐
蝕性材質のものを用いる必要がない。なお、幅止め杆5
0において、上記構成が限定されるものではない。例え
ば図示は省略するが、ボルト51を単なる棒材とし、そ
の両端部にタンク2の両側壁に当接する抜け止め片(楔
や割りピン等)を設ける構成とすることも可能である。
勿論、スリーブ52や座金53は不使用とすることが可
能である。
【0034】また、タンク2において遮水筒部58を設
けるに際し、一方の側壁から他方の側壁へ筒状部分を延
設させる構造とすることも可能である。この遮水筒部5
8を設けない構成(即ち、幅止め杆50がタンク2内を
横断する構造)とすることも可能である。改良点の第2
は、ケーシング10において、ベース体11とカバー体
12とをフック係合によって結合できる構造とし、この
結合を、タンク2の注入口部2aに取り付けるナット部
材65によって一気に行うようにした点にある。
【0035】すなわち、図10及び図11に示すように
ベース体11には、その外周部に沿った所定箇所(図9
中の符号67(計8か所とした)参照)で外向きに起立
するフック片68が一体的に設けられており、他方、カ
バー体12には、各フック片68と対応する位置に係合
凹部69が一体的に形成されている。また図12に示す
ように、タンク2の上部に、その上方へ突出する状態で
設けられた注入口部2aには、その外周面に雄ねじ部7
2が形成されている。この雄ねじ部72には、ベース体
11(タンク2)に対してカバー体12が被せられた
後、カバー体12の上部に形成された頂部孔12aから
突き出すようになる部分に対して、ナット部材65が螺
合される。
【0036】このナット部材65は、その下部外周に外
方へ張り出すフランジ部73を有している。従って、ナ
ット部材65を注入口部2aへ螺合させた場合、フラン
ジ部73を介してカバー体12を下方へ強く、且つ安定
的に押し下げることができるようになっている。そし
て、ナット部材65によるこの押下力により、ベース体
11とカバー体12との結合(即ち、上記したフック片
68と係合凹部69との係合)が一気に行えるようにな
っている。
【0037】従って、ベース体11に対するカバー体1
2の組み立てが極めて簡単且つ軽快に行える利点があ
る。また、ナット部材65がカバー体12に強く圧接さ
れた状態となるので、カバー体12に外部からの浸水が
起こり難くなっている。なお、ナット部材65は、タン
ク2の注水口部2aに螺合されるキャップ17と兼用構
造とすることも可能である。
【0038】また、ベース体11とカバー体12との結
合において、フック片68や係合凹部69の数、配置、
細部形状は適宜であると共に、フック片68と係合凹部
69との相対関係(カバー体12側がフック片68でベ
ース体11側が係合凹部69とすること)や、結合手順
(フック片68と係合凹部69とを予め手で嵌め付けて
おき、その後ナット部材65を締め付けるようにする
等)などは、適宜変更可能である。
【0039】改良点の第3は、図9及び図10に示すよ
うにシリンダ20(シリンダ保持杆25)の揺動を規制
するリンク21の枢軸29、及びバネ22の上端保持部
76が、それぞれ、タンク2に取付介助具78,79を
介して保持されるようになっている点にある。リンク2
1の枢軸29を保持する取付介助具78は、タンク2の
上部を左右から挟持するようにコ字状に折曲形成された
もので(図11参照)、その両側部に枢軸29が設けら
れている。
【0040】この取付介助具78は、ベース体11上に
カバー体12が装着されたときに、タンク2の上面とカ
バー体12の天井面との間で挟持保持される。なお、タ
ンク2には、この取付介助具78を不動に保持させるた
めの嵌合凹部80(図12参照)が形成されている。一
方、バネ22の上端保持部76を保持する取付介助具7
9は、タンク2の上部を左右方向に横切る棒状をしたも
ので、その両端部にバネ掛け片81が設けられている。
タンク2には、この取付介助具79を不動に保持させる
ための嵌合凹部82も形成されている。
【0041】これら取付介助具78,79を設けている
ため、リンク21やバネ22による過大負荷がタンク2
の側壁に対して直接的に作用することがなくなり、タン
ク2の保護ができるようになる。これにより、タンク2
の破損を防止できる。なお、タンク2が樹脂製であるた
め、その外形状に自由度があり、上記のような嵌合凹部
80,82の形成も容易に行えるものである。
【0042】改良点の第4は、ベース体11に対してタ
ンク2を取り付け易くした構造にある。すなわち、タン
ク2は図10、図11、図13及び図14に示すよう
に、下面の左右方向中央部が下方へ膨隆した形状に形成
されており、これに応じてベース体11もタンク2の下
部膨隆部を嵌合可能な構造に形成されている。従って、
ベース体11に対してタンク2は左右方向の位置決めが
可能となっている。
【0043】また、タンク2の前部側には三角板状の固
定片85が前方へ向け突設され、タンク2の後部側には
位置決め棒86が後方へ向け突設されている。そして、
これらに応じてベース体11には、その後部寄りに位置
決め棒86を受ける止め輪88が設けられ、前部寄りに
固定片85を受ける挟持片89が設けられている。従っ
て、ベース体11の止め輪88へタンク2の位置決め棒
86を差し込みながらタンク2をベース体11上へ載せ
れば、必然的にタンク2の固定片85がベース体11の
挟持片89内に嵌まるようになる。そこで、この挟持片
89と固定片85とに対し、割りピン90を串刺し状に
差し込んで開脚させる。
【0044】このように、ねじ止めや接着等を一切する
ことなく、ベース体11に対するタンク2の位置決め及
び取り付けができるものであり、その組み立てが極めて
簡単且つ迅速に行える。改良点の第5は、図9及び図1
0に示すようにベース体11に対し、その後方へ向けて
L型ステー92により突出する把手93を設けた点にあ
る。これにより、噴霧装置1全体としての取り扱いが一
層容易に行えるようになっている。
【0045】ところで、本第4実施例では、図15に示
すような手持ち噴射器3(噴射ノズルは図示省略した
が、符号94がその取付用雄ねじ部である)を採用し
た。この手持ち噴射器3は、止水弁95を有した通水管
96に、その左右両側から長方形箱状のグリップ半体9
7,98を被覆させ、結合する構成となっている。な
お、通水管96において、99はグリップ半体97,9
8内での位置決め用及びガタツキ防止用のフィンであ
る。
【0046】グリップ半体97,98は、それらの結合
によって長方形状の開口部100を形成させ、その内部
で操作レバー101を揺動可能に保持させるようになっ
ている。この操作レバー101は、その内面が止水弁9
5のスピンドル102に当接し、且つ操作レバー101
の一端部(図15の左端部)に突設された係合片103
が開口部100の一端部内面に係合するようになってい
る。また、操作レバー101の他端部には、グリップ半
体97,98の内側面から相対向して突出するダボピン
105,106に係合可能なフック部108が設けられ
ている。
【0047】そのため、この操作レバー101は、係合
片103を支点としてフック部108側を揺動させるこ
とができるものであり、この揺動によって止水弁95を
開栓操作可能になっている(揺動の復帰は止水弁95の
自己復帰作用に従動する)。そして、一方のグリップ半
体97には、操作部(図示略)を外面へ露出させたスラ
イド片110が摺動自在に保持されており、操作レバー
101には、揺動された状態(即ち、止水弁95の開栓
状態)でこのスライド片110と係合可能となる引掛け
脚片112が設けられている。
【0048】そのため、この手持ち噴射器3では、操作
レバー101を揺動させつつスライド片110の操作部
を操作することで、操作レバー101の揺動姿勢、即
ち、止水弁95の開栓状態をそのまま維持させることが
できる。従って、いつまでもグリップ(グリップ半体9
7,98)を握りしめておく必要がないという利点があ
る。
【0049】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、ポンプ装置に対して足踏み操作部が設けられて
いるので、操作者は直立したまま(うつむき加減となる
ことも屈伸をすることもなく)、その操作が行える。ま
た足による踏み込み操作は、腕や腰の屈伸による操作に
比して大きな力を、しかも持続して出せるのが普通であ
るから、空気の加圧充填が誰にでも簡単且つ軽やかに行
える。
【0050】足踏み操作部は、必然的に低い位置に設け
られることとなるので、噴霧装置としての全体的な高さ
も自ずと抑えられたものとなっており、操作時の安定性
を高めることができる(転倒するようなことがない)。
ポンプ装置において、ペダルの踏み込みでシリンダを揺
動させ、これに伴ってリンク機構又はカム機構により空
気の加圧充填が行われる構成とすれば、ペダルの上下動
ストロークを小さくしても、シリンダの伸縮ストローク
には所定量を確保できるようになる。そのため、足踏み
動作が軽快に行え、疲れ難いものとなる。
【0051】ポンプ装置を左右一対とした場合は、ペダ
ルへの踏力が両シリンダに均等に作用し、踏力が効率よ
く活かされるようになると共に、噴霧装置として安定性
がよくなる。またペダルを介して構造上の剛性が高くな
り、故障し難いという利点も得られる。更に、シリンダ
に比較的小型のものを使用できるので、噴霧器全体とし
ての小型化、及びタンク容量の大型化を図ることができ
る。そのうえ、タンク内を所定圧にするうえで足踏み回
数を少なくできる。
【0052】タンクに対し、その胴体中央を左右方向に
貫通する状態で幅止め杆を設けておけば、タンク両側面
部が内圧の上昇によって拡開する(タンクが中膨れ状に
変形する)のを防止できる。そのため、タンクを樹脂材
によって形成することも可能となり、タンク形状の自由
度が広がると共に、製造の容易化及び製造コストの低廉
化が図れるものとなる。従って、噴霧装置全体としての
軽量化、製造の容易化及び製造コストの低廉化を図るこ
とができることは言うまでも無い。
【0053】勿論、タンクを樹脂製としても、タンクが
シリンダと接触干渉することがないので、タンクやポン
プ装置の破損、ポンプ装置の操作性劣化等を招来するこ
とはない。しかも、タンクとシリンダとの接触干渉がな
いという利点は、恒久的に維持されるから、タンクの側
壁に対してシリンダを近接させた設計にでき、噴霧装置
としての大型化の抑制及びタンクの可及的容量増を図れ
る利点がある。
【0054】タンクに対して幅止め杆を設ける場合にお
いて、幅止め杆が貫通する部位に遮水筒部を設ける構成
としておけば、幅止め杆がタンク内で露呈することがな
く、従って幅止め杆の腐食防止が可能となる。そのた
め、幅止め杆としての長寿命化が図れると共に、高価な
耐蝕性材質の部品を用いる必要がなく、コストの高騰化
を防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る噴霧装置の第1実施例を示す平面
断面図である。
【図2】図1のA−A線に相当した部分の断面図であ
る。
【図3】図2のB−B線に相当した部分の断面図であ
る。
【図4】本発明に係る噴霧装置の斜視図である。
【図5】図2のC−C線拡大断面図である。
【図6】図2のD−D線拡大断面図である。
【図7】本発明に係る噴霧装置の第2実施例を示す模式
図である。
【図8】本発明に係る噴霧装置の第3実施例を示す模式
図である。
【図9】本発明に係る噴霧装置の第4実施例を示す平面
断面図である。
【図10】図9のE−E線に相当した部分の断面図であ
る。
【図11】図10のF−F線に相当した部分の断面図で
ある。
【図12】カバー体の取付状況を分解して示す要部斜視
図である。
【図13】ベース体に対するタンク前部の取付状況を分
解して示す要部斜視図である。
【図14】ベース体に対するタンク後部の取付状況を分
解して示す要部斜視図である。
【図15】手持ち噴射器の別実施例を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 噴霧装置 2 タンク 2a 注入口部 3 噴射器 4 ホース 6 ポンプ装置 7 ペダル 8 足踏み操作部 11 ベース体 12 カバー体 12a 頂部孔 20 シリンダ 21 リンク 22 バネ 45 カム機構 50 幅止め杆 58 遮水筒部 65 ナット部材 72 注入口部の雄ねじ部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加圧空気に対する耐圧性を具備した液体
    用タンク(2)と、このタンク(2)に加圧空気を充填
    可能になされたポンプ装置(6)と、タンク(2)に可
    撓性ホース(4)を介して接続される手持ち噴射器
    (3)と、ポンプ装置(6)を作動させる足踏み操作部
    (8)とを備えて成ることを特徴とする蓄圧式噴霧装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ポンプ装置(6)は、タンク(2)
    の側部後端寄りを支点(枢軸19)として上下揺動自在
    に保持されるシリンダ(20)と、このシリンダ(2
    0)の前方へ向くロッド端部(20a)に接続され当該
    シリンダ(20)の下向き揺動時にはロッド端部(20
    a)を押込み操作し上向き揺動時にはロッド端部(20
    a)を引出し操作するリンク(21)と、シリンダ(2
    0)を常態において揺動範囲の上位置へ付勢保持するバ
    ネ(22)とを備えて成り、前記足踏み操作部(8)は
    タンク(2)の前方へ突出して上記シリンダ(20)を
    上下揺動させるペダル(7)を具備していることを特徴
    とする請求項1記載の蓄圧式噴霧装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンプ装置(6)は、タンク(2)
    の側部後端寄りを支点(枢軸19)として上下揺動自在
    に保持されるシリンダ(20)と、このシリンダ(2
    0)の前方へ向くロッド端部(20a)に当接して当該
    シリンダ(20)の下向き揺動時にはロッド端部(20
    a)を押込み操作し上向き揺動時にはロッド端部(20
    a)を引出し操作するカム機構と、シリンダ(20)を
    常態において揺動範囲の上位置へ付勢保持するバネ(2
    2)とを備えて成り、前記足踏み操作部(8)はタンク
    (2)の前方へ突出して上記シリンダ(20)を上下揺
    動させるペダル(7)を具備していることを特徴とする
    請求項1記載の蓄圧式噴霧装置。
  4. 【請求項4】 前記ポンプ装置(6)がタンク(2)の
    左右両側部に設けられていると共に、前記足踏み操作部
    (8)のペダル(7)が左右のシリンダ(20)を連結
    する状態で設けられていることを特徴とする請求項2又
    は請求項3に記載の蓄圧式噴霧装置。
  5. 【請求項5】 前記タンク(2)には、胴体中央を左右
    方向に貫通してタンク両側壁の拡開を防止する幅止め杆
    (50)が設けられていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載の蓄圧式噴霧装置。
  6. 【請求項6】 前記タンク(2)において、前記幅止め
    杆(50)が貫通する部位には該幅止め杆(50)の回
    りを囲むかたちで少なくとも一方の側壁を相手側の側壁
    まで凹ませた遮水筒部(58)が設けられていることを
    特徴とする請求項5記載の蓄圧式噴霧装置。
  7. 【請求項7】 前記タンク(2)が樹脂製であることを
    特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の蓄
    圧式噴霧装置。
JP32645694A 1994-04-19 1994-12-27 蓄圧式噴霧装置 Pending JPH08149A (ja)

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JP8075294 1994-04-19
JP6-80752 1994-04-19
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013046600A (ja) * 2011-04-11 2013-03-07 Techno Kankyo Kiki Kk ミスト散水装置
CN108770814A (zh) * 2018-04-13 2018-11-09 河南大诚通用航空科技有限公司 一种基于压力传感技术的植保无人机防震荡药液箱
JP6834074B1 (ja) * 2020-08-06 2021-02-24 杭州▲しん▼華信息科技有限公司 多方式操作可能なアルデヒド除去装置

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