JPH08149968A - たばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト - Google Patents

たばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト

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Publication number
JPH08149968A
JPH08149968A JP29480194A JP29480194A JPH08149968A JP H08149968 A JPH08149968 A JP H08149968A JP 29480194 A JP29480194 A JP 29480194A JP 29480194 A JP29480194 A JP 29480194A JP H08149968 A JPH08149968 A JP H08149968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot air
pipes
pipe
drying chamber
warm air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29480194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Takamori
弘志 高森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIHARA SEISAKUSHO KK
Kihara Works Co Ltd
Original Assignee
KIHARA SEISAKUSHO KK
Kihara Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIHARA SEISAKUSHO KK, Kihara Works Co Ltd filed Critical KIHARA SEISAKUSHO KK
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Publication of JPH08149968A publication Critical patent/JPH08149968A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的狭い内容積のハウス状のたばこ葉の空
気乾燥室において、比較的低容量の温風源からの温風で
あっても、室内で均一に温風を送り込むことができ、簡
単に設置と取り片付けができる簡便なダクト手段の提
供。 【構成】 温風供給源と連結する取付け管と、複数の温
風放出管を前記取付け管との取付け方向とは反対方向に
設け温風分配主管と、前記温風分配主管の複数の温風放
出管と、同温風放出管に通気性管を設けた。これによっ
て、従来のたばこ葉の空気乾燥のシステムを何等変更す
ることなく、簡単に乾燥効率を上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たばこ、とくに在来
種、バーレー種のたばこ葉の乾燥室用の吐出分岐ダクト
に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこ葉の乾燥手段として、大別して燃
料による乾燥、いわゆるフルーキュアリングによって得
られる黄色種の乾燥方式と、空気乾燥、いわゆるエアー
キュアリングによって得られる在来種、バーレー種の乾
燥方式がある。
【0003】従来、前者の黄色種を得るための乾燥は、
強制送風による密吊り乾燥が可能であって、乾燥室の面
積もせいぜい20m2 迄と狭くてすむ、むら乾燥も少な
いことから、乾燥温度時間等の制御による自動制御と、
葉編み吊込み等の省力化も相当進んでいる。
【0004】しかしながら後者のエアーキュアリングの
場合は、自然の空気による乾燥であるため黄色種の乾燥
の場合よりも広い40〜170m2 程度の簡易ハウス内
上方位置に2〜4段に粗く懸垂し、そのハウス入口に移
動式の比較的低容量の温風機を配置して補助的に温風を
吹き込みだけの方法が採用されている。
【0005】しかし、このような移動式の温風機を用い
る乾燥では、加熱条件の不均一化が起こり、また、均一
化のための通常の配管による温風分散ダクトを配置した
のではコスト上採算が採れなくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る比較的広い内容積のハウス状のたばこ葉の空気乾燥室
において、比較的低容量の温風源からの温風であって
も、室内で均一に温風を送り込むことができ、簡単に設
置と取り片付けができる簡便なダクト手段を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、温風供給源と
連結する取付け管と、複数の温風放出管を前記取付け管
との取付け方向とは反対方向に設け温風分配主管と、前
記温風分配主管の複数の温風放出管と、同温風放出管に
通気性管を設けたことを特徴とするたばこ葉の空気乾燥
室用の吐出分岐ダクトである。
【0008】温風供給源としては、固定式の温風発生源
から乾燥室入口まで配管したダクトであってもよいし、
また、移動型の温風機の温風噴出口であってもよい。
【0009】また、温風供給源と連結する取付け管と温
風分配主管と一体構造であってもよいし、それぞれの連
結位置に嵌合管のような連接手段によって取付け、取外
し自在の構造にすることもできる。
【0010】温風を乾燥室内に放出するための通気性管
としては、全体が通気性を有する合成樹脂管を用いても
よいし、鉄管、布管等の任意の管体を用いることもでき
る。
【0011】温風分配主管の複数の温風放出管と通気性
管の連結は、取付け、取外し自在とし、その際、両方あ
るいは、その一方の管端に連接用管を設けた構造とする
ことができる。
【0012】
【作用】通気性管体を乾燥室内の何れの箇所に任意に設
置でき、比較的小容量の温風供給源からの乾燥用空気を
乾燥室全体に均一に送り込むことができる。
【0013】
【実施例】図1〜図3は本願発明の吐出分岐ダクトをた
ばこ乾燥室に配置した例を、それぞれ、平面図、側面
図、それに、入口から見た図を示す。
【0014】この図1〜図3において、乾燥用のたばこ
葉Tを2段に複数列配置した簡易ハウスからなる乾燥室
1の入口に温風供給源として移動型の乾燥機2が配置さ
れ、これに、本願発明の吐出分岐ダクト3が設けられて
いる。移動型の乾燥機2自体は、従来から使用されてい
るタイプのものの適用が可能である。
【0015】図4は、移動型の乾燥機2に本願発明の吐
出分岐ダクト3の連結状態の詳細を示す。図中、移動型
の乾燥機2は、キャリヤ21上に、タンク22からの燃
料を燃焼させるためのターボファン型のバーナ23によ
って得られた燃焼ガスを二重管式の熱交換器によっ熱交
換し、これによって得られた45℃程度に加熱された空
気を送風ファン24から、5000m3 /Hr程度の割
合で送り込む構造になっている。この移動型の乾燥機2
の送風ファン24に連結される本願発明の吐出分岐ダク
ト3は、乾燥機2の送風ファン24から乾燥室1の設置
地面に置かれた温風分配主管31まで温風を導くために
乾燥機2の送風ファン24と連結された取付け管32が
傾斜して設けられている。さらに、温風分配主管31に
は、乾燥室の容量、導入温風量に応じて複数の温風放出
管33が取付けられ、その温風放出管33のそれぞれに
は、それ自体の管壁から温風を室内に放出する通気性管
4が乾燥室1の長さ全体に設けられている。
【0016】図5は吐出分岐ダクト3の分解構成図を示
す。
【0017】同図に示すように、吐出分岐ダクト3の取
付け管32の取付け先端部34は、乾燥機2のダクト2
4と連結しやすいように袋状の構造となっており、乾燥
機2のダクト24としめつけによって連結固定される。
【0018】温風分配主管31と取付け管32との間は
図示するように、縫込み又は電着加工のような手段で一
体構造としてもよいが、取り片付けの都合上からは連結
用リングを用いて分離可能な構造とすることもできる。
【0019】温風分配主管31に設けられている温風放
出管33は、取付け管32との取付け方向とは反対方向
に設けられており、使用者の都合によって任意の数とす
ることができるが、乾燥機送風能力の都合の面からは3
〜5本に分岐した温風放出管とするのがよい。
【0020】35は、温風放出管33と可撓性の通気管
4を連結するための連結リングを示し、この連結リング
35を予め可撓性の通気管4に装着しておくことによっ
て、通常硬質合成樹脂からなる温風放出管33の開放先
端と簡単に連結することができる。
【0021】上記吐出分岐ダクト3は上記の構造である
ので、先ず、移動式の乾燥機2の送風機24と取付け管
32を連結したのち、温風放出管33に連結リング35
を介して通気管4を連結することによって、図3に示す
ように全体に温風放出管33を配列した乾燥室1を得る
ことができる。
【0022】この吐出分岐ダクト3によって、全体に均
一吐出の特性を有する温風放出管33を配列した乾燥室
1において、移動式温風機2から、昼間の10時間45
℃の温風を送り込んだところ、本葉90連、生葉900
kgの量のたばこ葉を乾燥したところ、72時間で黄変
完了し、均一な粗水切りによるしおれの効果を得た。こ
れに対して、移動式温風機2を従来のように乾燥室1の
入口に配置した状態で、同様の温風を送り込んで乾燥し
たところ、84時間で黄変完了し粗水切り後のしおれは
全般的に不均一の状態であった。
【0023】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏する。
【0024】(1)従来のたばこ葉の空気乾燥のシステ
ムを何等変更することなく、簡単に乾燥効率を上げるこ
とができる。
【0025】(2)装置そのものも簡便であって、取付
け取外しに格別の手間を要せず、その上、再使用が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の吐出分岐ダクトの設置状態を示す
平面図を示す。
【図2】 同じく側面図を示す。
【図3】 同じく乾燥室の入口側から見た図を示す。
【図4】 本発明の吐出分岐ダクトの設置状態の詳細を
示す。
【図5】 本発明の吐出分岐ダクトの構成図を示す。
【符号の説明】
1 乾燥室 2 移動型の乾燥機 3
吐出分岐ダクト 21 キャリヤ 22 燃料タンク 2
3 バーナ 24 送風ファン 25 熱交換器 31 温風分配主管 32 取付け管 3
3 温風放出管 34 取付け管の取付け先端部 35 連結リン
グ 4 通気性管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風供給源と連結する取付け管と、複数
    の温風放出管を前記取付け管との取付け方向とは反対方
    向に設け温風分配主管と、前記温風分配主管の複数の温
    風放出管に通気性管を取付け取外し自在に設けたことを
    特徴とするたばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト。
JP29480194A 1994-11-29 1994-11-29 たばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト Pending JPH08149968A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29480194A JPH08149968A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 たばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29480194A JPH08149968A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 たばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08149968A true JPH08149968A (ja) 1996-06-11

Family

ID=17812447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29480194A Pending JPH08149968A (ja) 1994-11-29 1994-11-29 たばこ葉の空気乾燥室用の吐出分岐ダクト

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JP (1) JPH08149968A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104351940A (zh) * 2014-10-28 2015-02-18 重庆大学 具有均匀送风的节能型气流下降式密集烤房

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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