JPH08149702A - 充電制御装置 - Google Patents

充電制御装置

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JPH08149702A
JPH08149702A JP6305458A JP30545894A JPH08149702A JP H08149702 A JPH08149702 A JP H08149702A JP 6305458 A JP6305458 A JP 6305458A JP 30545894 A JP30545894 A JP 30545894A JP H08149702 A JPH08149702 A JP H08149702A
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JP
Japan
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power supply
charging
voltage
constant voltage
transistor
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JP6305458A
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Inventor
Akira Tanbachi
明 丹波地
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は充電器の充電動作を制御する充電制御
装置に関し、過大電圧及び過大電流に対して簡略な回路
構成で被充電側を保護することができる充電制御装置を
提供することを目的とする 【構成】一対の電源線路L1、L2に抵抗Rと定電圧回路
11からなる制御手段10が並列に接続され、この制御
手段10で電源線路L1、L2に印加される過電圧を抵抗
Rに生じる電圧降下の変動により検出し、この検出値に
より制御トランジスタTr1を駆動させ、この駆動によ
り調整用トランジスタTr2を駆動させ、またこの調整
用トランジスタTr2を過電流検出手段20で過充電が
検出された場合にも駆動させることにより、電源線路L
1、L2に過電圧が印加された場合及び過電流が供給され
た場合のいずれも単一の調整用トランジスタTr2で電
源線路L1、L2を確実に遮断できることとなり、回路構
成を簡略化できる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は充電器の充電動作を制御
する充電制御装置に関し、特に電源電圧に過大電圧が印
加された場合の保護機能を備える充電制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の充電制御装置として図3
に示すものがあった。この図3は従来の充電制御装置の
概略回路構成図を示す。同図において従来の充電制御装
置は、電源供給部200の出力端子OUT11,OUT12
に一端が各々接続される正負の各電源線L1、L2の間に
直列に接続され、前記電源供給部200から印加される
直流の充電電圧を所定の比率で分圧する2つの分圧抵抗
R21、R22と、前記正の電源線L1間にエミッターコレ
クタが接続され、ベースが抵抗R7及びコンデンサC3を
介して前記負の電源線L2に接続される調整用トランジ
スタQ2と、前記2つの分圧抵抗R21、R22の接続中点
に−側入力端が接続され、前記負の電源線L2の他端で
形成される出力端子OUT22に+側入力端が接続される
と共に、前記抵抗R7及びコンデンサC3の接続中点gに
出力端が接続される演算増幅器OP1とを備える構成で
ある。また、前記負の電源線L2間には抵抗R12が接続
され、この抵抗R12と出力端子OUT22との間には、前
記演算増幅器OP1の+側入力端が接続される構成であ
る。
【0003】前記電源供給部200は、交流電圧を供給
する交流電源201と、この交流電圧を所定値に変圧す
るトランス202と、この変圧された交流電圧を全波整
流する整流器203とを備える構成である。また、前記
正負の各電源線L1、L2の他端側で形成される出力端子
OUT21、OUT22は二次電池としてのバッテリーパッ
ク100の入力端子IN1、IN2が接続される。
【0004】次に、前記構成に基づく従来の充電制御装
置の過電流検知動作について説明する。まず、抵抗R12
に電流I12が流れるとすると、この抵抗R12で電圧降下
VACT(=I12×R12)が生じ、また分圧抵抗R21、R2
2に電流I22が流れるとするとこの接続中点mには基準
電圧VREFが生じてくる。
【0005】この状態でバッテリーパック100の入力
端子IN1、IN2に正常な充電電流が供給されている場
合には、前記演算増幅器OP1の−側入力端には基準電
圧VREFが入力され、+側入力端には電圧降下VACTが入
力されており、このとき電圧降下VACT<基準電圧VREF
という関係にある。この演算増幅器OP1は出力VOP1を
減少するように接点Pに印加する。
【0006】この接点Pの電位レベルが出力VOP1で減
少すると、前記調整用トランジスタQ2を介して電源供
給部200からの電流がバッテリーパック100側へ供
給されることとなる。また、前記充電電流に異常が発生
した場合には、抵抗R12に流れる充電電流が上昇し、こ
の抵抗R12で生じる電圧降下VACTも上昇する。この電
圧降下VACTの上昇より、電圧降下VACT>基準電圧VRE
Fという関係となる。前記演算増幅器OP1はこの関係の
電圧降下VACT及び基準電圧VREFが入力され、出力VOP
1を上昇するように接点Pに印加する。
【0007】この接点Pの電位レベルが出力VOP1で上
昇すると、抵抗R6、抵抗R7、コンデンサC3で形成さ
れる電流路の電流を減少させるように作用し、前記抵抗
R6における電圧降下分が減少して調整用トランジスタ
Q2のベース−エミッタ間電圧VBEが低下することとな
る。
【0008】この電圧VBEが低下すると調整用トランジ
スタQ2のエミッタ−コレクタ間に流れる充電電流を抑
制するように制御する。この充電電流の抑制により充電
電流が正常に復帰すると、前記正常な充電電流の供給動
作を実行する。このようにして正常・異常の各動作を繰
り返しつつバッテリーパック100への充電電流のレギ
ュレーション(安定化)を行なう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の充電制御装置は
以上のように構成されていたことから、電源供給部20
0の交流電流が変動した場合の充電電流の増大に対して
は電源線L1をトランジスタQ2により遮断してバッテリ
ーパック100を保護することができるが、出力端子O
UT21、OUT22間に過大な充電電圧が印加された場
合、例えば、海外で誤使用したときの220〜240V
の交流電源に接続して過大な充電電流が印加されたよう
な場合には、トランジスタQ2を遮断することができ
ず、別途に過電圧防止用の遮断回路を接続しなければな
らないという課題を有する。このように過大電圧と過大
電流を同時に検出してバッテリーパック100を保護し
ようとすると、それぞれの遮断回路を設けなければなら
ず回路構成が複雑化するという問題を生じる。
【0010】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、過大電圧及び過大電流に対して簡略な回路構
成で被充電側を保護することができる充電制御装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る充電
制御装置の原理説明図を示す。同図において本発明に係
る充電制御装置は、一対の電源線路を介して充電電池側
に充電電流の供給を制御する充電制御装置において、前
記一対の電源線路L1、L2のうちの一に充電電池100
に対して直列に接続され、前記充電電流の供給を制御す
る調整用トランジスタTr2と、前記一対の電源線路L
1、L2に充電電池100に対して並列に接続され、抵抗
Rと定電圧回路11とを直列接続してなる制御手段10
と、前記調整用トランジスタTr2の電源端子と制御端
子に対して並列に二つの電源端子がそれぞれ接続され、
前記制御手段の抵抗Rと定電圧回路11との接続中点に
制御端子が接続される制御用トランジスタTr1と、前
記調整用トランジスタTr2の制御端子に接続され、前
記一対の電源線路に過充電電流又は過電流が流れること
を検出して検出信号を出力する過電流検出手段20とを
備えるものである。なお、前記制御用及び調整用の各ト
ランジスタTr1、Tr2において、バイポーラトランジ
スタの場合に電源端子とはエミッタ又はコレクタの各端
子をいい、また制御端子とはベース端子をいう。
【0012】また、本発明に係る充電制御装置は必要に
応じて、前記一対の電源線路に充電電池100に対して
並列に接続される定電圧手段と、前記定電圧手段から電
圧が印加され、充電状態が正常な場合に満充電状態を監
視し、満充電検出時に定電圧性信号を出力する充電状態
検出手段とを備え、前記定電圧手段及び充電時間積算手
段が前記制御手段10の定電圧回路11と一の電源線路
との間に接続することもできる。
【0013】
【作用】本発明においては、一対の電源線路に抵抗と定
電圧回路からなる制御手段が並列に接続され、この制御
手段で電源線路に印加される過電圧を抵抗に生じる電圧
降下の変動により検出し、この検出値により制御用トラ
ンジスタを駆動させ、この駆動により調整用トランジス
タを駆動させる。また、この調整用トランジスタは過電
流検出手段が過電流を検出した場合にも駆動する。この
ように電源線路に過電圧が印加された場合及び過電流が
供給された場合のいずれも単一の調整用トランジスタで
電源線路を確実に遮断できることとなり、回路構成を簡
略化できる。
【0014】また、本発明においては、過電流検出手段
により正常な電流が供給されていることを条件に充電状
態検出手段で充電時間を積算したり、所定充電電圧に達
したことを検出したりして充電電池の過充電による品質
の劣化を防止すると共に、充電状態検出手段に定電圧を
供給する定電圧手段を制御手段の定電圧回路に接続する
ことにより、制御手段の定電圧回路を小型化できること
となり、さらに回路構成を小型簡略化できる。
【0015】
【実施例】
(本発明の一実施例)以下、本発明の一実施例を図2に
基づいて説明する。この図2は本実施例に係る充電制御
装置の詳細回路構成図を示す。同図において本実施例に
係る充電制御装置は、前記図3に記載の従来装置と同様
に分圧抵抗R21、R22、調整用トランジスタQ2、演算
増幅器OP1を各々正負の電源線L1、L2の間に接続し
て構成され、この構成に加え、前記調整用トランジスタ
Q2のエミッタ−ベースに並列にエッミタ−コレクタが
接続される制御用トランジスタQ1と、前記正負の電源
線L1、L2の間に接続され、ツェナーダイオードZD
3、抵抗R11及び検知トランジスタQ3とからなる検知回
路2と、前記正負の電源線L1、L2の出力端子OUT
1、OUT2からバッテリーパック100側に充電電流を
供給する時間を積算して積算結果が所定時間(例えば5
時間)となった場合又は前記検知回路2の検知結果に基
づいて端子8の電位を「L」レベル(接地レベル)とす
るタイマ回路3とを備える構成である。
【0016】前記分圧抵抗R21、R22は中間に可変抵抗
VR1が接続されると共に、正負の電源線L1、L2の間
に抵抗R1を介して接続され(接点b)、この可変抵抗
VR1及び分圧抵抗R22との接続中点cを前記演算増幅
器OP1の−側入力端に接続される構成である。この分
圧された分圧抵抗R21、R22及び可変抵抗VR1の直列
回路に対して、ツェナーダイオードZD1及びコンデン
サC2が各々並列に接続され、このツェナーダイオード
ZD1及びコンデンサC2は定電圧回路4を構成してい
る。
【0017】前記タイマ回路3は、その端子7、10が
各々前記抵抗R1及び分圧抵抗R21、の接続中点(接点
b)つまり定電圧回路4の出力に接続され、また端子
4、5が接地している。このタイマ回路3は正負の電源
線L1、L2に充電電圧が印加されると前記接点bを介し
てこの充電電圧が端子7、10に入力され、この充電電
圧の入力により充電時間の積算動作をセット状態とし、
前記検知回路2の検知結果に基づいて積算動作をリセッ
ト状態とする構成である。
【0018】次に、前記構成に基づく本実施例に係る充
電制御装置に過電流検知及び過電圧検知の各動作につい
て説明する。まず、出力端OUT21、OUT22にバッテ
リーパック100の入力端子IN1、IN2が接続された
状態において、交流電源201から変圧器202を介し
て所定電圧の交流電流が出力端子OUT11、OUT12か
ら入力されるとダイオードD1及びコンデンサC1により
半波整流と平滑化されて充電電流として出力される。勿
論、この充電電流の整流は全波整流しても良い。この充
電電流が、分圧抵抗R21、R22及び可変抵抗VR1の直
列回路の接点bにおいて定電回路4により一定の設定電
圧とされ、前記分圧抵抗R21と可変抵抗VR1及び分圧
抵抗R22との分圧比により接続中点cから基準電圧VRE
Fが演算増幅器OP1の−側入力端に出力される。
【0019】前記充電電流がバッテリーパック100内
を通り入力端子IN2−出力端子OUT22−抵抗R12の
回路で流れることとなり、この抵抗R12による電圧降下
VACTが生じて、この電圧降下VACTが演算増幅器OP1
の+側入力端に出力される。この演算増幅器OP1は前
記従来装置と同様に正常な充電電流が供給されている場
合には接点gの電位レベルが出力VPO1で減少して調整
用トランジスタQ2をターンオン状態として充電電流を
負荷側のバッテリーパック100へ供給する。
【0020】異常な充電電流が供給された場合には、演
算増幅器OP1から接点gの電位レベルが出力VOP1で上
昇することとなり、調整用トランジスタQ2をターンオ
フ状態として充電電流がバッテリーパック100へ供給
することを抑制するように制御される。
【0021】次に、過電圧の検知動作を出力端子OUT
21、OUT22にバッテリーパック100の入力端子IN
1、IN2が接続されている場合について説明する。ま
ず、正常な充電電圧の場合には、抵抗R4−抵抗R5−ツ
ェナーダイオードZD2の制御回路1と、タイマ回路3
と、定電圧回路4との直列回路(正負の電源線L1、L2
の接点h−接点d間の回路)に正常な充電電圧が印加さ
れる。この正常な充電電圧はそれぞれの抵抗成分により
分圧されることとなるが、タイマ回路3内が定電圧回路
4により一定電圧に維持され、またツェナーダイオード
ZD2も予め設定された一定電圧に維持されていること
から、抵抗R4、R5による分圧のみが変化する。この正
常な充電電圧が印加された場合には、抵抗R4による電
圧降下の電圧値V4が小さく制御用トランジスタQ1のエ
ミッタ−ベース間の電圧VBEも小さいことから、制御用
トランジスタQ1はターンオフ状態を維持する。この制
御用トランジスタQ1のターンオフにより抵抗R6で電圧
降下が生じることとなり調整用トランジスタQ2をター
ンオン状態としてバッテリーパック100側へ充電電流
を供給できることとなる。
【0022】次に、正負の電源線L1、L2間に異常な充
電電圧が印加された場合には、前記定電圧回路4、タイ
マ回路3、ツェナーダイオードZD2が一定電圧に維持
されていることから、抵抗R4、R5にのみ増大した過大
な充電電流が印加される。この過大な充電電流が前記抵
抗R4、R5で分圧されて、抵抗R4による電圧降下の電
圧値V4も大きくなり、制御用トランジスタQ1のエミッ
タ−ベース間の電圧VBEも大きくなることから、制御用
トランジスタQ1はターンオン状態となる。この制御用
トランジスタQ1のターンオンにより調整用トランジス
タQ2のエミッタ−ベース間が短絡された状態と等価に
なり、抵抗R6で電圧降下が生じなくなり調整用トラン
ジスタQ2をターンオフ状態としてバッテリーパック1
00側へ充電電流の供給を停止させる。
【0023】さらに、過電圧の検知動作を出力端子OU
T21、OUT22にバッテリーパック100の入力端子I
N1、IN2が接続されていない場合について説明する。
まず、参考のために充電電圧が正常な場合で、且つバッ
テリーパック100が接続されている場合を説明する。
この場合には、ツェナーダイオードZD3、抵抗R11及
び検出トランジスタQ3のベースにはバッテリーパック
100に分流された以外の残りの充電電流が流れること
となり、この残りの充電電流による電圧は前記ツェナー
ダイオードZD3を完全な導通状態とすることはできな
い。このツェナーダイオードZD3が導通状態でないこ
とから、検出トランジスタQ3はターンオフ状態か極め
てターンオフに近い状態を維持することとなる。この検
出トランジスタQ3のターンオフによりタイマ回路3の
端子6には「L」レベルの検出信号が入力されず、タイ
マ回路3における時間積算動作のセット状態を維持させ
ると共に、タイマ回路3の端子8の電位を「H」レベル
とする。
【0024】この端子8の電位が「H」レベルであるた
め(ここでは「H」レベルは定電圧回路4の電圧にほぼ
等しい)ツェナーダイオードZD2が導通状態となりえ
ず、抵抗R4−抵抗R5−ツェナーダイオードZD2から
なる制御回路1には電流が流れない。この遮断性を確実
にするには二つのツェナーダイオードZD1、ZD2の定
電圧値をほぼ等しくすれば良い。この制御回路1に電流
が流れないと抵抗R4による電圧降下が生ぜず、従って
制御用トランジスタQ1がターンオフ状態となる。この
制御用トランジスタQ1のターンオフにより抵抗R6で電
圧降下が生じることとなり調整用トランジスタQ2をタ
ーンオン状態としてバッテリーパック100側へ充電電
流を供給できることとなる。
【0025】バッテリーパック100が接続されていな
い場合には、本制御装置が無負荷状態にあることから、
充電電圧の電圧値、つまり出力端子OUT21、OUT22
間の電圧値が上昇して異常電圧となる。これは交流電源
がACアダプターのようなレギュレーションの悪い小容
量トランスの場合に顕著に現われる。この異常電圧によ
り検出回路2のツェナーダイオードZD3が導通状態と
なり検出トランジスタQ3をターンオン状態とする。こ
の検出トランジスタQ3のターンオン状態によりタイマ
回路3の端子6には「L」レベルの電圧が検出信号とし
て印加され、このタイマ回路3の時間積算動作をリセッ
ト状態とする。
【0026】従って、充電動作の途中でバッテリーパッ
ク100を取り外して他のバッテリーパックを装着して
充電動作を行なう場合においても、バッテリーパック1
00を取り外した時点の接続されない無負荷状態を検知
できることとなる。このように次に充電しようとするバ
ッテリーパック100に対する適正な充電時間を積算す
ることにより、適正な充電動作を行うことができること
となる。
【0027】また、充電動作時を発光ダイオードLED
の発光により表示する表示回路5を備えることもでき
る。この表示回路5は、前記出力端子OUT22及び抵抗
R12の接続中点jに+側入力端子が接続されると共に、
前記タイマ回路3の端子9(Q)に−側入力端が接続さ
れる比較演算増幅器OP2と、この比較演算増幅器OP2
の出力端がベースに接続される表示用トランジスタQ4
と、この表示用トランジスタQ4のコレクタと正の電源
側とに接続される発光ダイオードHDとを備える構成で
ある。
【0028】この表示回路により、正常な充電電流がバ
ッテリーパック100側に供給されているか否かを比較
演算増幅器OP2で判断することにより発光ダイオード
HDを発光させて充電の有無を表示する。
【0029】(本発明の他の実施例)前記実施例は、充
電状態検出手段としてタイマ回路3による充電時間積算
検出方式を用いたが、これに代え満充電圧検出方式や圧
力検出、温度検出等の一般的検出手段を用いることがで
き、ここで重要なことは、これらの検出手段が満充電等
の充電状態検出出力が定電圧性信号であることである。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明においては、一対の
電源線路に抵抗と定電圧回路からなる制御手段が並列に
接続され、この制御手段で電源線路に印加される過電圧
を抵抗に生じる電圧降下の変動により検出し、この検出
値により制御用トランジスタを駆動させ、この駆動によ
り調整用トランジスタを駆動させ、またこの調整用トラ
ンジスタは過電流検出手段が過電流を検出した場合にも
駆動させることにより、電源線路に過電圧が印加された
場合及び過電流が供給された場合のいずれも単一の調整
用トランジスタで電源線路を確実に遮断できることとな
り、回路構成を簡略化できるという効果を奏する。ま
た、本発明においては、過電流検出手段により正常な電
流が供給されていることを条件に充電状態検出手段で充
電時間を積算したり所定充電電圧に達したことを検出し
たりして充電電池の過充電による品質の劣化を防止する
と共に、充電状態検出手段に定電圧を供給する定電圧手
段を制御手段の定電圧回路に接続することにより、制御
手段の定電圧回路を小型化できることとなり、さらに回
路構成を小型簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電制御装置の原理説明図であ
る。
【図2】本発明に係る充電制御装置の詳細回路構成図で
ある。
【図3】従来の充電制御装置の詳細回路構成図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 検出回路 3 タイマ回路 4、11 定電圧回路 10 制御手段 20 過電流検出手段 100 バッテリーパック 200 電源供給部 201 交流電源 202 トランス 203 整流器 Q1 制御用トランジスタ Q2 調整用トランジスタ Q3 検出用トランジスタ Q4 表示用トランジスタ OP1 演算増幅器 OP2 比較演算増幅器 ZD1、ZD2、ZD3 ツェナーダイオード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電源線路を介して充電電池側に充
    電電流の供給を制御する充電制御装置において、 前記一対の電源線路のうちの一に充電電池に対して直列
    に接続され、前記充電電流の供給を制御する調整用トラ
    ンジスタと、 前記一対の電源線路に充電電池に対して並列に接続さ
    れ、抵抗と定電圧回路とを直列接続してなる制御手段
    と、 前記調整用トランジスタの電源端子と制御端子に対して
    並列に二つの電源端子がそれぞれ接続され、前記制御手
    段の抵抗と定電圧回路との接続中点に制御端子が接続さ
    れる制御用トランジスタと、 前記調整用トランジスタの制御端子に接続され、前記一
    対の電源線路に過充電電流又は過電流が流れることを検
    出して検出信号を出力する過電流検出手段とを備えるこ
    とを特徴とする充電制御装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の充電制御装置にお
    いて、 前記一対の電源線路に充電電池に対して並列に接続され
    る定電圧手段と、 前記定電圧手段から電圧が印加され、充電状態が正常な
    場合に満充電状態を監視し、満充電検出時に定電圧性信
    号を出力する充電状態検出手段とを備え、 前記定電圧手段及び充電状態検出手段が前記制御手段の
    定電圧回路と一の電源線路との間に接続することを特徴
    とする充電制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007306663A (ja) * 2006-05-09 2007-11-22 Rohm Co Ltd 充電回路およびそれを用いた電子機器
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