JPH08149452A - 静止画テレビジョン放送方式 - Google Patents

静止画テレビジョン放送方式

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JPH08149452A
JPH08149452A JP6289357A JP28935794A JPH08149452A JP H08149452 A JPH08149452 A JP H08149452A JP 6289357 A JP6289357 A JP 6289357A JP 28935794 A JP28935794 A JP 28935794A JP H08149452 A JPH08149452 A JP H08149452A
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frame
still
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Keizo Nakano
敬三 中野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡便な構成で利用者が必要なフレームを選択
可能な時分割型静止画通信方式。 【構成】 基準フレームを含む自然静止画像フレームは
基準フレームを基準として一定の順番で繰り返して送信
され、利用者装置では基準フレームを発見し、受信フレ
ーム数を計数し、該関係を確認し、希望するフレームを
表示する。フレームの選択用情報は、静止画像の情報の
みの表示時と、静止画像の情報とともに基準フレームで
区分される1周期内での送信全静止画の数の表示時があ
る。音声帯域に挿入される静止画フレーム情報は、基準
静止画像に対応する音声帯域のみに挿入、静止画像に対
応する音声帯域に挿入、全ての静止画像に対応する音声
帯域に識別信号が挿入、の3つの場合がある。音声帯域
に挿入される静止画フレーム情報としては、主音声帯域
に音声信号が挿入、副音声帯域に音声信号が挿入、及
び、副音声帯域にその他の適宜な制御信号が挿入、の3
つの場合がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話と地上波放送、CA
TVあるいは衛星放送等のテレビジョン放送を用いて行
われる双方向の付加価値情報サービスに係るものであ
り、さらに具体的には電話と静止画テレビジョン放送、
静止画ビデオテープ、静止画ビデオディスク等のテレビ
用映像メディアを組み合わせることにより、インタラク
ティブな情報サービスを行うシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】情報化時代といわれる今日、音声,映
像,文字データ,バイナリデータ等の電気・電子情報が
種々の伝送手段を用いて扱われている。これらの電気・
電子情報のうち、低品位の音声,低速度のモノクローム
静止画像,低速度の文字データ及び低速度のバイナリデ
ータは電気信号として公衆電話回線により、高速度のモ
ノクローム静止画像,高速度の文字データ及び高速度の
バイナリデータは電気信号としてISDN(Integrated
Services Digital Network )回線により、高品位の音
声,動画像は変調された電波として地上波放送,衛星放
送あるいはCATVによりあるいは変調した光として光
伝送路により伝送されている。
【0003】このような情報化時代の中で、従来は一方
的に送られてくる情報の受け手に過ぎなかった一般の人
が情報を選択的に受け取り積極的に利用する双方向性
(Interactive )情報システムが、これからの主要な情
報システムとして注目されている。現在行われている双
方向情報システムには、公衆回線を利用するものとして
音声自動応答装置を用いたアンサーシステム,静止画を
用いたキャプテン(Character And Pattern Telephone
Access Information Network)システムに代表されるビ
デオテックス(VIDEOTEX)システムがあり、専用回線を
利用するものとして動画を用いたVRS(Video Respon
se System )がある。
【0004】これらの双方向情報システムのうち、アン
サーシステムは音声情報のみによるため十分な情報を得
ることができないだけでなく入出力されるデータを目で
確認することができない。また、ビデオテックスシステ
ムはキャラクタコードを用いて文字及び画像を表示して
いるため、表示内容に限界があるだけでなく、キャラク
タコードを用いた画像情報は自然画と比較して情報量が
少ない。そして、VRSシステムは自然動画を取り扱う
ことができるため表示内容に対する限界はないが、広帯
域の専用伝送路を利用するため通信コストが高い。
【0005】一方、双方向性ではないが現行のテレビジ
ョンシステムにおいてもテレビショッピング,各種申
込,気象予報,交通情報等の情報サービスが行われてい
る。これらの情報サービスにおいて必要とされる画像情
報の多くは静止画像情報であり、動画情報が必要とされ
ることは少ないため、これらの情報サービスを行う現行
のテレビジョンシステムでは、静止画を動画として放送
している。すなわち、数百〜数千枚の同一画面を送信す
ることによってテレビジョン受像機画面上に静止画を表
示している。したがって、静止画の送信コストは非常に
高いものになってしまい、利用者の希望に対応して静止
画像を送信する双方向性の情報サービスを行うことはで
きない。
【0006】例えば、映像を使用して行われる代表的な
情報サービスであるテレビショッピングの場合、従来は
放送局が一方的に送信する静止画等の商品情報を利用す
るものであるため、利用者の意志によってテレビジョン
受像装置に希望する商品情報の画像を表示させ、表示内
容を利用してショッピングを行うという双方向性の情報
サービスは行われていない。
【0007】ところで、テレビジョン画像はフレーム単
位で構成され、日本において採用されているNTSCシ
ステムにおいては毎秒30フレームの速度で画像が送り
出されており、1フレーム毎に1枚の静止画を送信すれ
ば1秒間に30枚の自然静止画を送信することができ
る。
【0008】このことを利用した静止画放送方式として
「時分割型静止画通信方式」と呼ばれる方式がある。図
1に示されたのはこの時分割型静止画通信方式の説明図
である。時分割型静止画通信方式は、静止画像放送局1
において初めに、静止画面3-1,3-2,3-3,3-4・・
・を別々のテレビジョンカメラ4-1,4-2,4-3,4-4
・・・で撮影する。次に、これらの静止画像をフレーム
5-1,5-2,5-3,5-4・・・からなるテレビジョン信
号に合成し静止画受像装置2-1,2-2,2-3,2-4・・
・に送信する。
【0009】テレビジョン信号を受信した静止画受像装
置においては、初めに、必要なフレームをフレームメモ
リ6-1,6-2,6-3,6-4・・・に格納する。次に、格
納されたフレームをフレームメモリから繰り返し読み出
し、表示装置7-1,7-2,7-3,7-4・・・に静止画像
として表示する。必要なフレームを選択しフレームメモ
リに記録することは、各フレームの垂直帰線期間中の水
平走査線にフレーム識別信号を挿入する等の手段により
行われる。
【0010】ところで、1枚のフレーム画像は飛び越し
走査による異なった画面要素で構成された2枚のフィー
ルド画面が合成されることによって構成される。このフ
レーム画像は各々が完全な自然画であるが、フィールド
画面は情報量が1/2であるため完全な自然画であると
はいえない。しかし、キャラクタコードによる画面と比
較した場合には十分満足することができる自然画である
ということができ、静止画像として放送した場合には2
倍の画像を送信することが可能である。
【0011】これまでに、公衆回線等の適当な手段によ
り静止画情報サービスを要求し、その要求に対してこの
「時分割型静止画通信方式」により静止画情報をサービ
スする双方向静止画情報サービスシステムが提案されて
おり、図2にこのシステムの概要を示す。このシステム
は、時分割型静止画通信方式により静止画像を放送する
静止画像放送局装置8,情報サービス事業者装置9,利
用者装置10及び電話器15等であるデータ通信装置か
ら構成されている。静止画像放送局装置8と利用者装置
10との間は地上放送電波12あるいは衛星放送電波、
CATV電波によって接続され、電話器15と情報サー
ビス事業者装置9との間は公衆回線あるいはCATV回
線等の通信回線11によって接続され、情報サービス事
業者装置9と静止画像放送局装置8も公衆回線あるいは
専用回線等の通信回線によって接続されている。なお、
情報サービス事業者装置9は省略することが可能であ
り、その場合静止画像放送局装置8と利用者装置10が
公衆回線あるいは専用回線等の通信回線に11よって直
接に接続される。
【0012】利用者装置10は、静止画受信用セットト
ップボックス14,表示装置13及び電話器15等であ
るデータ通信装置から構成されている。静止画受信用セ
ットトップボックス14には静止画放送受信用テレビジ
ョンアンテナ、衛星放送受信用テレビジョンアンテナあ
るいはCATV用同軸ケーブルが接続されており、静止
画受信用セットトップボックス14はテレビジョン受像
機等の表示装置13に接続されている。電話器15は公
衆回線あるいはCATV回線等の通信回線11に接続さ
れている。
【0013】このシステムにおいて、情報サービスを受
けようとする利用者が、電話器15を用いて公衆回線等
の通信回線11を経由して情報サービス事業者装置9に
電話をかけ、希望する静止画像の送信を申し込むと、そ
の申し込みが静止画像放送局装置8に転送され、希望し
た静止画像16が放送され、利用者は表示装置13に希
望した静止画像17を表示する。
【0014】この双方向静止画情報サービスシステムに
おいて必要なフレームを選択しフレームメモリに記録す
ることは、静止画像放送局装置8で各フレームの垂直帰
線期間中の水平走査線にフレーム識別信号を挿入し、利
用者装置10でこのフレーム識別信号を検出することに
より行われる。そのために、静止画像放送局装置8に各
フレームの垂直帰線期間中の水平走査線にフレーム識別
信号を挿入する手段を設け、利用者装置10にこのフレ
ーム識別信号を検出する手段を設ける必要があり、静止
画像放送局装置8及び利用者装置10が複雑にならざる
を得ない。
【0015】
【発明の概要】本発明は、このことに対処してなされた
ものであり、本件出願においては「時分割型静止画通信
方式」を情報送信手段として用い、データ通信手段とし
て公衆回線を用いる双方向情報サービスシステムにおい
て、より簡便な構成によって利用者が必要なフレームを
選択することができるシステムを提供する。
【0016】本発明のシステムは情報サービス事業者側
装置と、利用者側装置と、情報サービス事業者側装置と
利用者側装置を接続するテレビジョン電波伝送線路及び
通信回線から構成される。情報サービス事業者側装置
は、時分割型静止画通信方式で自然静止画像を送信する
静止画像テレビジョン電波送信装置、利用者とのデータ
通信を行うデータ通信装置から構成される。利用者側装
置は、時分割型静止画通信方式で送信された自然静止画
像テレビジョン電波の信号を受信して表示する静止画テ
レビジョン受信装置、静止画テレビジョン受信装置を介
して通信回線に接続され情報サービス事業者とデータ通
信を行うデータ通信装置から構成される。テレビジョン
電波伝送線路は、地上放送電波、衛星放送電波あるいは
CATV線路が利用され、通信回線には公衆回線、IS
DN回線あるいはCATV線路が利用される。
【0017】基準フレームを含む自然静止画像フレーム
は基準フレームを基準として一定の順番で繰り返して送
信され、利用者装置では基準フレームを発見し、受信フ
レーム数を計数することにより表示を希望するフレーム
の関係を確認し、希望するフレームを表示する。
【0018】フレームを選択するための情報を送信する
方法としては、従来例行われているフレーム識別信号を
垂直帰線期間中の水平走査線に挿入して送信する方法に
代えて、静止画フレーム情報を表示された静止画像に挿
入する方法、静止画フレーム情報を音声帯域に挿入する
方法及び水平走査線,静止画像,音声帯域の何れにもフ
レーム情報を挿入しない方法がある。
【0019】繰り返して送信される静止画像の数は、固
定されている場合、半固定されている場合、可変の場合
がある。
【0020】静止画像に挿入される静止画フレーム情報
としては、表示されている静止画像についての情報のみ
が表示される場合と、表示されている静止画像について
の情報とともに基準フレームで区分される1周期内で送
信される全静止画の数が表示される場合がある。
【0021】音声帯域に挿入される静止画フレーム情報
は、基準静止画像に対応する音声帯域に挿入される、い
くつかの静止画像に対応する音声帯域に挿入される、全
ての静止画像に対応する音声帯域に挿入される、の3つ
の場合がある。また、音声帯域に挿入される静止画フレ
ーム情報としては、主音声帯域に音声信号が挿入され
る、副音声帯域に音声信号が挿入される及び、副音声帯
域にその他の適宜な制御信号が挿入される、の3つの場
合がある。
【0022】双方向通信に必要な自然静止画像以外の情
報は、通信回線を経由して送受信され、利用者の静止画
テレビジョン受信装置に内蔵されたキャラクタジェネレ
ータによって文字パターンに変換され、自然静止画像と
合成されて利用者装置のフレームメモリに格納され、合
成された画像が繰り返し読み出されて表示装置に表示さ
れる。
【0023】
【実施例】以下、図を用いて本発明の実施例を説明す
る。実施例の説明においては、実施例をフレーム情報が
静止画像に表示される場合、フレーム情報が音声帯域に
挿入される場合及びフレーム情報が水平走査線,静止画
像,音声帯域の何れにも挿入されない場合の3つの場合
に区分し、これらの3つの場合についてさらに1周期の
静止画像数が固定されている場合、半固定されている場
合、可変の場合に区分して説明する。
【0024】[実施例1]フレーム情報が静止画像に表
示され、送信される静止画像の数が固定されている実施
例のシステムの動作を図3を用いて説明する。なお、こ
のシステムにおいては、図2に示された従来の装置を利
用する。
【0025】このシステムにおいては、(a)に示され
たように、静止画放送局8は固定された数、例えば10
0枚、の静止画像21,22,23,24,25・・・
を組にし、各静止画像にフレーム番号を付けて繰り返し
送信する。その場合フレーム番号1の静止画像21はメ
インメニュー画面とするが、このメニュー画面は必須の
ものではない。
【0026】静止画受信用セットトップボックス14が
適当なフレームを検出し、表示装置13にその静止画像
23が表示されるが、この静止画像には静止画フレーム
番号28が、(b)に示されたように、例えば「15」
と表示される。静止画受信用セットトップボックス14
は受信された静止画像以降のフレーム数のカウントを開
始するが、この場合カウント数から100の整数倍の数
を減じたフレーム番号の静止画面は表示されている静止
画面と同じ画像であるから、静止画受信用セットトップ
ボックス14のカウンタはカウント数100毎にリセッ
トされる。
【0027】また、フレーム番号が100であるフレー
ムの次のフレームであるフレーム番号が1であるフレー
ムがメインメニュー画像のフレームであるから、総フレ
ーム数100から表示されているフレーム番号15を減
じた番号の次のフレーム、すなわち86カウント後のフ
レーム、がメインメニュー画像21のフレームである。
そこで、利用者が静止画受信用セットトップボックス1
4に「15」と入力すると、表示装置13には総フレー
ム数100から表示されているフレーム番号15を減じ
さらに1を加えた86カウント後のフレームであり、メ
ニュー画像であることを意味するフレーム番号26が
「1」と表示されたメニュー画像21が(c)に示され
たように、表示される。なお、メニュー画像をメインメ
ニュー画像とサブメニュー画像とから構成することもで
きる。
【0028】メニュー画像21のデータをもとに、
(d)に示されたような希望する静止画像24のフレー
ム番号「67」を受信装置14に入力すると静止画受信
用セットトップボックス14はメインメニューを表示す
る場合と同様の手順によりカウントされたフレーム番号
を手がかりにして指定された静止画像24を検索し表示
する。
【0029】サービスされる静止画情報の中には、気象
情報、株価情報、交通情報等利用者からの希望の有無と
は無関係に放送した方がよいものもある。このような静
止画情報は、メインメニュー画面あるいは上位のサブメ
ニュー画像から選択できるようにする。
【0030】[実施例2]静止画像にフレーム情報を表
示し、送信される静止画像の数が半固定である実施例の
システムの動作を説明する。なお、この実施例の静止画
像の構成は実施例1と同一であるので、図3を援用して
説明する。
【0031】このシステムにおいては、図3(a)に示
されたように、静止画放送局8は固定された数、例えば
90枚、の静止画像21,22,23,24,25・・
・を組にし、各静止画像にフレーム番号を付けて繰り返
し送信する。その場合フレーム番号1の静止画像21は
メニュー画面とするが、このメニュー画面は必須のもの
ではない。
【0032】送信される静止画像数は放送が行われると
きの状況に応じて変化する半固定数ではあるが、その
数、例えば90枚、は新聞等の他の広報情報伝達手段、
あるいは電話回線等の個別の情報伝達手段により予め知
らされている。これらの情報伝達手段から得た静止画像
数のデータを、使用者は予め静止画受信用セットトップ
ボックス14に入力しておく。
【0033】図3(b)に示されたように、静止画受信
用セットトップボックス14が適当なフレームを検出
し、表示装置13にその静止画像23が表示されるが、
この静止画像には静止画フレーム番号28が、例えば
「15」と表示される。静止画受信用セットトップボッ
クス14は受信された静止画像以降のフレーム数のカウ
ントを開始するが、この場合カウント数から90の整数
倍の数を減じたフレーム番号の静止画面は表示されてい
る静止画面と同じ画像であるから、受信装置14のカウ
ンタはカウント数90毎にリセットされる。
【0034】また、フレーム番号が90であるフレーム
の次のフレームであるフレーム番号が1であるフレーム
がメインメニュー画像のフレームであるから、総フレー
ム数90から表示されているフレーム番号15を減じた
番号の次のフレーム、すなわち76カウント後のフレー
ム、がメインメニュー画像21のフレームである。そこ
で、利用者が静止画受信用セットトップボックス14に
「15」と入力すると、表示装置15には(c)に示さ
れたように、総フレーム数90から表示されているフレ
ーム番号15を減じさらに1を加えた76カウント後の
フレームであり、メニュー画像であることを意味するフ
レーム番号26が「1」と表示されたメインメニュー画
像21が表示される。なお、メニュー画像をメインメニ
ュー画像とサブメニュー画像とから構成することもでき
る。
【0035】メニュー画像21のデータをもとに、図3
(d)に示されたような希望する静止画像24のフレー
ム番号「67」を静止画受信用セットトップボックス1
4に入力すると静止画受信用セットトップボックス14
はメインメニューを表示する場合と同様の手順によりカ
ウントされたフレーム番号を手がかりにして指定された
静止画像24を検索し表示する。
【0036】サービスされる静止画情報の中には、気象
情報、株価情報、交通情報等利用者からの希望の有無と
は無関係に放送した方がよいものもある。このような静
止画情報は、メインメニュー画面あるいは上位のサブメ
ニュー画像から選択できるようにする。
【0037】[実施例3]静止画像にフレーム情報を表
示し、送信される静止画像の数が可変である実施例のシ
ステムの動作を図4を用いて説明する。このシステムに
おいても、図2に示された従来の装置を利用する。
(a)に示されたように、静止画放送局は適当な数、例
えば100枚、の静止画像31,32,33,34,3
5・・・を組にし、各静止画像にフレーム番号を付けて
繰り返し送信するが、このときのフレーム番号には静止
画像数の情報も含まれている。また、その場合1番目の
静止画像はメニュー画面とするが、このメニュー画面は
必須のものではない。
【0038】静止画受信用セットトップボックス14が
適当なフレームを検出しその静止画像33を表示すると
ともにその静止画像以降のフレーム数のカウントが開始
される。(b)に示されたように、受信された静止画像
に静止画フレーム番号及び送信されている静止画像の総
数が、例えば15及び100、が例えば38のように
「15100」と表示される。表示方法はこの他に「1
0015」、「15/100」、「15−100」等の
表示方法がある。利用者は受信装置14のコントローラ
に、「15100」と入力する。
【0039】100枚の静止画像が繰り返して送信され
ている場合、カウント数から100の整数倍の数を減じ
たフレーム番号の静止画面は表示されている静止画面と
同じ画像である。したがって、利用者が「15100」
と入力すると利用者装置に入力された後半の情報「10
0」によって利用者装置に全体の静止画像数が100で
あることが入力されることになる。全体の静止画像数を
入力された利用者装置はその時点でカウント数から10
0の整数倍の数を減じ、その後はカウント数100毎に
カウンタがリセットされる。
【0040】また、フレーム番号が100であるフレー
ムの次のフレームであるフレーム番号が1であるフレー
ムがメインメニュー画像のフレームであるから、総フレ
ーム数100から表示されているフレーム番号15を減
じた番号の次のフレーム、すなわち86カウント後のフ
レーム、がメニュー画像31のフレームである。そこ
で、利用者が静止画受信用セットトップボックス14に
「15100」と入力すると、表示装置15には(c)
に示されたように、総フレーム数100から表示されて
いるフレーム番号15を減じさらに1を加えた86カウ
ント後のフレームであり、メニュー画像であることを意
味するフレーム番号36が「1100」と表示されたメ
ニュー画像31が表示される。なお、メニュー画像をメ
インメニュー画像とサブメニュー画像とから構成するこ
ともできる。
【0041】メニュー画像31のデータをもとに、
(d)に示されたような希望する静止画像34のフレー
ム番号「67100」を受信装置14に入力すると受信
装置14はメインメニューを表示する場合と同様の手順
によりカウントされたフレーム番号を手がかりにして指
定された静止画像34を検索し表示する。
【0042】サービスされる静止画情報の中には、気象
情報、株価情報、交通情報等利用者からの希望の有無と
は無関係に放送した方がよいものもある。このような静
止画情報は、メインメニュー画面あるいは上位のサブメ
ニュー画面から選択できるようにする。
【0043】[実施例4]図5に示されたのは、文字等
の信号ではなく画面に特定の色相あるいは輝度を有する
個所を配置することによりメニュー画面等の特定の画面
を検出する方法である。なお、このシステムにおいて
は、図2に示された従来の装置を改造して利用すること
が可能である。図5(a)に示されたように静止画放送
局8は適当な数、例えば100枚、の静止画像41,4
2,43,44,45・・・を組にし、(b)に46で
示されたようにその中の特定の静止画像フレーム41
(以下、「基準フレーム」と呼ぶ)の一部に特定の色相
あるいは輝度を有する個所を配置して繰り返し送信す
る。その場合基準フレーム41の静止画像はメニュー画
面とするが、このメニュー画面は必須のものではない。
【0044】静止画受信用セットトップボックス14あ
るいは、基準フレーム信号46に基づき基準フレーム4
1を検出し、その基準フレーム41であるメニュー画像
を(b)に示されたように、表示装置13に表示すると
ともに以降のフレーム数のカウントを開始する。なお、
メニュー画像をメインメニュー画像とサブメニュー画像
とから構成することもできる。また、フレーム数のカウ
ントは基準フレーム信号46を受信する毎にリセットさ
れる。
【0045】利用者が、表示装置13に基準フレーム4
1として表示されたメニューのデータをもとに希望する
静止画像のフレーム番号を受信装置14に入力すると、
受信装置はカウントされたフレーム数を手がかりにして
指定された画面を検索し(c)に示されたように、希望
する静止画像44が表示装置13に表示される。
【0046】基準フレーム信号46によってフレームカ
ウンターがスタートし、次の基準フレーム信号を受信す
るまでのカウント数が全フレーム数である。したがっ
て、この方法の場合にはフレーム数を可変にしても全フ
レーム数を把握することができる。サービスされる静止
画情報の中には、気象情報、株価情報、交通情報等利用
者からの希望の有無とは無関係に放送した方がよいもの
もある。このような静止画情報の基準フレームとの関係
を一定にしておけば、メインメニューを利用することな
くその静止画像を選択することができる。
【0047】[実施例5]図5(d),(e)に示され
たのは実施例4の変形であり、41’及び41”はフレ
ーム41を構成する第1フィールド及び第2フィールド
である。この場合のフレーム信号は第1フィールドと第
2フィールドとで異なっている。このようにすることに
より、識別が容易になる。
【0048】[実施例6]図6を用いて、静止画フレー
ム情報が音声帯域に挿入され、しかも特定の静止画像の
みに対応する音声帯域に挿入されている実施例システム
の動作を説明する。なお、このシステムにおいては、図
2に示された従来の装置を改造して利用することが可能
である。図6(a)において50は静止画像番組であ
り、56は静止画像番組とともに放送される音声帯域で
ある。
【0049】静止画放送局8は適当な数、例えば100
枚、の静止画像51,52,53,54,55・・・を
組にし、音声帯域56の特定の静止画像フレーム51
(以下、「基準フレーム」と呼ぶ)に対応する個所の例
えば垂直同期信号の位置に信号57(以下、「基準フレ
ーム信号」と呼ぶ)を挿入して繰り返し送信する。その
場合基準フレーム51の静止画像はメニュー画面とする
が、このメニュー画面は必須のものではない。この音声
帯域に挿入された基準フレーム信号57は主音声帯域に
挿入された音声である場合、副音声帯域に挿入された音
声である場合あるいは副音声帯域に挿入された音声以外
の制御信号である場合がある。
【0050】静止画受信用セットトップボックス14
は、音声帯域に挿入された基準フレーム信号57に基づ
き基準フレーム51を検出し、その基準フレーム51で
あるメニュー画像を(b)に示されたように、表示装置
13に表示するとともに以降のフレーム数のカウントを
開始する。なお、メニュー画像をメインメニュー画像と
サブメニュー画像とから構成することもできる。また、
フレーム数のカウントは基準フレーム信号57を受信す
る毎にリセットされる。
【0051】利用者は、表示装置13に基準フレーム5
1として表示されたメニューのデータをもとに希望する
静止画像のフレーム番号を受信装置14に入力すると、
受信装置はカウントされたフレーム数を手がかりにして
指定された画面を検索し(c)に示されたように、表示
装置13に表示する。
【0052】基準フレーム信号57によってフレームカ
ウンターがスタートし、次の基準フレーム信号を受信す
るまでのカウント数が全フレーム数である。したがっ
て、この方法の場合にはフレーム数を可変にしても全フ
レーム数を把握することができる。サービスされる静止
画情報の中には、気象情報、株価情報、交通情報等利用
者からの希望の有無とは無関係に放送した方がよいもの
もある。このような静止画情報の基準フレームとの関係
を一定にしておけば、メインメニューを利用することな
くその静止画像を選択することができる。
【0053】基準フレーム信号57が主音声帯域に挿入
されている場合には、基準フレーム信号57が音声とし
て利用者に聞こえてしまう。このことを避けるには基準
フレーム信号57を副音声帯域に挿入すればよい。ま
た、その場合に副音声帯域に挿入される信号は音声以外
の適宜な制御信号を用いることができる。
【0054】テレビジョン受像機においては映像信号と
音声信号信号とが分離して処理されるため、音声帯域に
挿入された信号を静止画像を選択するための制御信号と
して用いようとしても、うまく制御することができない
事態が発生することがある。そのような場合には、音声
帯域に挿入された信号を対応する静止画像フレームより
も前に送信しておく。
【0055】[実施例7]いくつかの静止画像に対応す
る音声帯域のみに静止画フレーム情報が挿入されている
実施例システムの動作を説明する。図7(a)において
60は静止画像番組であり、66は静止画像番組ととも
に放送される音声帯域である。
【0056】静止画放送局8は適当な数、例えば100
枚、の静止画像61,62,63,64,65・・・を
組にし、音声帯域66の特定の静止画像フレーム61
(以下、「基準フレーム」と呼ぶ)に対応する個所の例
えば垂直同期信号の位置に信号67(以下、「基準フレ
ーム信号」と呼ぶ)及び適当ないくつかの静止画像フレ
ーム62・・・(以下、「副基準フレーム」という)に
対応する個所の例えば垂直同期信号の位置に信号68
(以下、「副基準フレーム信号」と呼ぶ)を挿入して繰
り返し送信する。その場合基準フレーム61の静止画像
及び副基準フレーム62の静止画像はメニュー画像及び
サブメニュー画像とするが、その他の画像を表示するよ
うにしてもよい。
【0057】この音声帯域に挿入された基準フレーム信
号67及び副基準フレーム信号68は主音声帯域に挿入
された音声である場合、副音声帯域に挿入された音声で
ある場合あるいは副音声帯域に挿入された音声以外の制
御信号である場合がある。また、基準フレーム信号及び
副基準フレーム信号は相互に識別可能な信号である。
【0058】静止画受信用セットトップボックス14
は、音声帯域に挿入された基準フレーム信号67に基づ
き基準フレーム61及び副基準フレーム信号68に基づ
き基準フレーム62を検出し、その基準フレーム画像で
あるメインメニュー画像61あるいは副基準フレーム画
像であるサブメニュー画像62を(b)に示されたよう
に、表示装置13に表示するとともに以降のフレーム数
のカウントを開始する。また、フレーム数のカウントは
基準フレーム信号67を受信する毎にリセットされる。
【0059】利用者は、表示装置13に表示されたメイ
ンメニュー画像61のデータあるいはサブメニュー画像
62のデータをもとに希望する静止画像のフレーム番号
を受信装置14に入力すると、受信装置はカウントされ
たフレーム数を手がかりにして指定された画面を検索し
(c)に示されたように、表示装置13に表示する。
【0060】基準フレーム信号67によってフレームカ
ウンターがスタートし、次の基準フレーム信号を受信す
るまでのカウント数が全フレーム数である。したがっ
て、この方法の場合にはフレーム数を可変にしても全フ
レーム数を把握することができる。このような静止画情
報の基準フレームとの関係を一定にしておくかあるい
は、副基準フレームに表示される静止画面としておけ
ば、メニューを利用することなくその静止画像を選択す
ることができる。
【0061】また、静止画放送番組を複数の組に分類
し、各々の組に基準フレームを設け、複数の基準フレー
ムに各々異なる形式の基準フレーム信号を用いれば、1
つの静止画放送局が同時に複数の静止画放送番組を送信
することができる。
【0062】基準フレーム信号67あるいは副基準フレ
ーム信号68が主音声帯域に挿入されている場合には、
基準フレーム信号67あるいは副基準フレーム信号68
が音声として利用者に聞こえてしまう。このことを避け
るには基準フレーム信号67あるいは副基準フレーム信
号68を副音声帯域に挿入すればよい。また、その場合
に副音声帯域に挿入される信号は音声以外の適宜な制御
信号を用いることができる。
【0063】テレビジョン受像機においては映像信号と
音声信号信号とが分離して処理されるため、音声帯域に
挿入された信号を静止画像を選択するための制御信号と
して用いようとしても、うまく制御することができない
事態が発生することがある。そのような場合には、音声
帯域に挿入された信号を対応する静止画像フレームより
も前に送信しておく。
【0064】なお、副基準フレーム信号を特殊な信号と
しておき、この信号が付された静止画像は一般の使用者
装置では利用することができない様にすれば、特定の利
用者のみに副基準フレーム静止画像を送信することがで
き、テレビジョンショッピング等を行う場合に秘密性を
保つことができる。
【0065】[実施例8]全ての静止画像に対応する音
声帯域に静止画フレーム情報が挿入されている実施例シ
ステムの動作を説明する。図8に示されたのは、全ての
静止画像に対応する主音声帯域に静止画フレーム情報が
挿入されている実施例であり、70は静止画像番組、7
5は静止画像番組とともに放送される主音声帯域であ
る。
【0066】静止画放送局8は適当な数、例えば100
枚、の静止画像71,72,73・・・を組にし、すべ
ての静止画フレームに対応する主音声帯域75の例えば
垂直同期信号の個所に信号76,77,78・・・を挿
入して繰り返し送信する。このとき、特定の基準フレー
ム71に対応する個所に挿入される基準フレーム信号7
6を他のフレームに対応する個所に挿入される信号とは
異なるものにしてもよい。
【0067】静止画放送受信用セットトップボックス1
4は、音声帯域に挿入された基準フレーム信号76に基
づき基準フレーム71を検出し、その基準フレーム画像
であるメインメニュー画像71を表示装置13に表示す
るとともに以降のフレーム数のカウントを開始する。ま
た、フレーム数のカウントは基準フレーム信号76を受
信する毎にリセットされる。
【0068】利用者は、表示装置13に表示されたメイ
ンメニュー画像71のデータをもとに希望する静止画像
のフレーム番号を受信装置14に入力すると、受信装置
はカウントされたフレーム数を手がかりにして指定され
た画面を検索し、表示装置13に表示する。
【0069】基準フレーム信号76によってフレームカ
ウンターがスタートし、次の基準フレーム信号を受信す
るまでのカウント数が全フレーム数である。したがっ
て、この方法の場合にはフレーム数を可変にしても全フ
レーム数を把握することができる。このような静止画情
報の基準フレームとの関係を一定にしておくかあるい
は、副基準フレームに表示される静止画面としておけ
ば、メニューを利用することなくその静止画像を選択す
ることができる。
【0070】また、静止画放送番組を複数の組に分類
し、各々の組に基準フレームを設け、複数の基準フレー
ムに各々異なる形式の基準フレーム信号を用いれば、1
つの静止画放送局が同時に複数の静止画放送番組を送信
することができる。
【0071】[実施例9]図9に示されたのは、静止画
像フレームに対応する信号が主音声帯域及び副音声帯域
に挿入されている実施例であり、80は静止画像番組、
84は静止画像番組とともに放送される主音声帯域、8
5は副音声帯域である。
【0072】静止画放送局8は適当な数、例えば100
枚、の静止画像81,82,83・・・を組にし、基準
フレーム81に対応する主音声帯域84の例えば垂直同
期信号の個所に基準フレーム信号86を挿入し、すべて
の静止画フレームに対応する副音声帯域85の例えば垂
直同期信号の個所に信号87,88,89・・・を挿入
して繰り返し送信する。
【0073】静止画放送受信用セットトップボックス1
4は、主音声帯域に挿入された基準フレーム信号86に
基づき基準フレーム81を検出し、その基準フレーム画
像であるメインメニュー画像を表示装置13に表示する
とともに以降のフレーム数のカウントを開始する。ま
た、フレーム数のカウントは基準フレーム信号86を受
信する毎にリセットされる。
【0074】利用者は、表示装置13に表示されたメイ
ンメニュー画像のデータをもとに希望する静止画像のフ
レーム番号を受信装置14に入力すると、受信装置はカ
ウントされたフレーム数を手がかりにして指定された画
面を検索し、表示装置13に表示する。
【0075】基準フレーム信号86によってフレームカ
ウンターがスタートし、次の基準フレーム信号を受信す
るまでのカウント数が全フレーム数である。したがっ
て、この方法の場合にはフレーム数を可変にしても全フ
レーム数を把握することができる。このような静止画情
報の基準フレームとの関係を一定にしておくかあるい
は、副基準フレームに表示される静止画面としておけ
ば、メニューを利用することなくその静止画像を選択す
ることができる。
【0076】[実施例10]水平走査線,静止画像,音
声帯域の何れにもフレーム情報が挿入されていない実施
例システムを説明する。このシステムにおいて、静止画
フレーム情報は静止画放送局から送信される静止画放送
に挿入されるのではなく、公衆回線あるいは静止画放送
がCATVで行われる場合にはCATV回線を経由して
送信される。したがって、副音声帯域に挿入される静止
画フレーム情報と同様に、音声信号あるいは音声信号以
外の適宜な制御信号が用いられる。
【0077】図10に示されたのは、本発明のシステム
の構成実施例であり、このシステムは、時分割型静止画
通信方式により静止画像を放送する静止画像放送局装置
90,情報サービス事業者装置91,利用者装置92及
び電話器97等であるデータ通信装置から構成されてい
る。静止画像放送局装置90と利用者装置92との間は
地上放送電波、衛星放送電波あるいはCATV電波94
によって接続され、電話器97と情報サービス事業者装
置91とは公衆回線あるいはCATV回線等の通信回線
93によって接続され、情報サービス事業者装置91と
静止画像放送局装置90も公衆回線あるいは専用回線等
の通信回線によって接続されている。なお、情報サービ
ス事業者装置91は省略することが可能であり、その場
合静止画像放送局装置90と利用者装置92が公衆回線
あるいは専用回線等の通信回線93によって直接に接続
される。
【0078】利用者装置92は、静止画像放送受信用セ
ットトップボックス96及び表示装置95から構成され
ている。静止画放送受信用セットトップボックス96に
は静止画放送受信用テレビジョンアンテナ、衛星放送受
信用テレビジョンアンテナあるいはCATV用同軸ケー
ブルが接続されており、静止画放送受信用セットトップ
ボックス96はテレビジョン受像機等の表示装置95に
接続されている。また、通信回線93と電話器97は静
止画放送受信用セットトップボックス96を介して接続
されている。
【0079】この実施例において、基準フレーム信号は
静止画像の同期信号あるいは音声帯域に挿入されるので
はなく、通信回線を経由して例えばデュアルトーン信号
として送信される。この通信回線を経由して送信される
デュアルトーン信号を利用するためには、この信号を静
止画放送受信用セットトップボックス96に取り込む必
要がある。そのために、この実施例においては静止画放
送受信用セットトップボックス96に通信回線93が直
接に接続され、電話器97は通信回線93に静止画放送
受信用セットトップボックス96を介して間接的に接続
されている。
【0080】図11を用いてこの実施例システムの動作
を説明する。図11(a)において100は静止画像番
組であり、106は通信回線を経由して送信される音声
信号である。
【0081】静止画放送局90は適当な数、例えば10
0枚、の静止画像101,102,103,104,1
05・・・を組にして繰り返し送信する。一方、情報サ
ービス事業者装置91は基準フレーム2重音声変調(Di
al ToneMulti Frequency :DTMF)信号107を基
準フレームに同期させて通信回線を経由して静止画受信
用セットトップボックス96に送信する。その場合基準
フレーム101の静止画像はメニュー画面とするが、こ
のメニュー画面は必須のものではない。
【0082】静止画放送受信用セットトップボックス9
6は、受信した基準フレームDTMF信号107に基づ
き基準フレーム101を検出し、その基準フレーム10
1であるメニュー画像を(b)に示されたように表示装
置95に表示するとともに、以降のフレーム数のカウン
トを開始する。なお、メニュー画像をメインメニュー画
像とサブメニュー画像とから構成することもできる。ま
た、フレーム数のカウントは基準フレームDTMF信号
107を受信する毎にリセットされる。
【0083】利用者は、表示装置95に基準フレーム1
01として表示されたメニューのデータをもとに希望す
る静止画像のフレーム番号を電話器のDTMF信号によ
って静止画放送受信用セットトップボックス96に入力
すると、静止画放送受信用セットトップボックス96は
カウントされたフレーム数を手がかりにして指定された
画面を検索し(c)に示されたように指定された静止画
像104を表示装置95に表示する。
【0084】基準フレームDTMF信号107によって
フレームカウンターがスタートし、次の基準フレーム信
号を受信するまでのカウント数が全フレーム数である。
したがって、この方法の場合にはフレーム数を可変にし
ても全フレーム数を把握することができる。サービスさ
れる静止画情報の中には、気象情報、株価情報、交通情
報等利用者からの希望の有無とは無関係に放送した方が
よいものもある。このような静止画情報の基準フレーム
との関係を一定にしておけば、メインメニューを利用す
ることなくその静止画像を選択することができる。
【0085】この、水平走査線,静止画像,音声帯域の
何れにもフレーム情報が挿入されていないシステムにお
いて、この他にいくつかの静止画像に対応する音声帯域
のみに静止画フレーム情報が挿入されているシステム及
び全ての静止画像に対応する音声帯域に静止画フレーム
情報が挿入されているシステムがあるが、これらの動作
は実施例5及び実施例6のシステムの動作と基本的に異
なる点はないので、具体的な説明は省略する。
【0086】以上、本発明を静止画テレビジョン放送に
適用した場合について説明したが、本発明は静止画を記
録したビデオテープあるいはビデオディスク等に対して
適用可能であることは当然のことである。
【0087】本システムは一般の家庭にも広く普及して
いる電話とテレビジョン受像機を用いた双方向情報サー
ビスシステムであるため、一般利用者にとって費用負担
が少ない。また、テレビジョン映像信号の各フレーム毎
に異なった映像を送信するので、短時間に多種頼の静止
画像を放送することが出来る。そのため多くの利用者個
々に対して双方向性の静止画像サービスを行うことがで
きる。また、利用者と情報サービス事業者との間で行わ
れる通信の内容を情報サービス事業者側の負担を大きく
することなく表示装置に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】時分割型静止画通信方式の説明図。
【図2】静止画放送システムの説明図。
【図3】本発明第1実施例及び第2実施例の静止画放送
システムの説明図。
【図4】本発明第3実施例の静止画放送システムの説明
図。
【図5】本発明第4実施例及び第5実施例の静止画放送
システムの説明図。
【図6】本発明第6実施例の静止画放送システムの説明
図。
【図7】本発明第7実施例の静止画放送システムの説明
図。
【図8】本発明第8実施例の静止画放送システムの説明
図。
【図9】本発明第9実施例の静止画放送システムの説明
図。
【図10】本発明第10実施例で用いる静止画放送シス
テムの説明図。
【図11】本発明第10実施例の静止画放送システムの
説明図。
【符号の説明】
1-1〜1-4,8,90 静止画像放送局 2-1〜2-4,10,92 静止画像受信装置 3-1〜3-4 静止原画 4-1〜4-4 静止画撮影カメラ 5-1〜5-4 送信画像 6-1〜6-4 フレームメモリ 7 受像静止画面 9,91 情報サービス事業者装置 10,92 利用者装置 11,93 通信回線 12,94 テレビジョン電波 13,95 表示装置 14,96 静止画放送受信用セットトップボックス 15,97 電話器 16,17 静止画像 21,22,23,24,25 静止画像 26,28,29 フレーム番号 31,32,33,34,35 静止画像 36,38,39 フレーム番号 41,41’,41”,42,43,44,45 静止
画像 46,46’,46” 基準フレーム信号 50,60,70,80,100 静止画像番組 51,52,53,54,55 静止画像 56,66,75,84,85 音声帯域 57,67,76,86 基準フレーム信号 61,62,63,64,65 静止画像 71,72,73 静止画像 81,82,83 静止画像 101,102,103,104,105 静止画像 68 副基準フレーム信号 77,78,87,88,89 フレーム信号 106 音声信号 107 DTMF信号

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自然静止画像を時分割型静止画通
    信方式により繰り返して送信する静止画テレビジョン放
    送方式であって、 送信される自然静止画像にフレーム情報が表示される時
    分割型静止画通信方式。
  2. 【請求項2】 前記フレーム情報が当該フレームの順番
    のみを表示する請求項1記載の静止画テレビジョン放送
    方式。
  3. 【請求項3】 前記フレーム情報が当該フレームの順番
    と繰り返して送信される自然静止画の総数とを表示する
    請求項1記載の静止画テレビジョン放送方式。
  4. 【請求項4】 複数の自然静止画像を時分割型静止画通
    信方式により繰り返して送信する静止画テレビジョン放
    送方式であって、 送信される自然静止画像の特定のフレームに情報が表示
    される時分割型静止画通信方式。
  5. 【請求項5】 複数の自然静止画像を時分割型静止画通
    信方式により繰り返して送信する静止画テレビジョン放
    送方式であって、 自然静止画像とともに送信される音声帯域にフレーム情
    報が挿入される静止画テレビジョン放送方式。
  6. 【請求項6】 前記フレーム情報が特定のフレームのみ
    に対応する音声帯域に挿入されている請求項5記載の静
    止画テレビジョン放送方式。
  7. 【請求項7】 前記フレーム情報がすべてのフレームに
    対応する音声帯域に挿入されている請求項5記載の静止
    画テレビジョン放送方式。
  8. 【請求項8】 複数の自然静止画像を時分割型静止画通
    信方式により繰り返して送信する静止画テレビジョン放
    送方式であって、 フレーム情報が時分割型静止画通信方式で自然静止画像
    が送信される電波とは別の手段で送信される静止画テレ
    ビジョン放送方式。
  9. 【請求項9】 前記フレーム情報が通信回線を経由して
    送信される請求項8記載の静止画テレビジョン放送方
    式。
  10. 【請求項10】 前記自然静止画像と前記フレーム情報
    が同じ通信回線を経由して送信される請求項8記載の静
    止画テレビジョン放送方式。
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