JPH08148896A - 装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置 - Google Patents

装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置

Info

Publication number
JPH08148896A
JPH08148896A JP6283723A JP28372394A JPH08148896A JP H08148896 A JPH08148896 A JP H08148896A JP 6283723 A JP6283723 A JP 6283723A JP 28372394 A JP28372394 A JP 28372394A JP H08148896 A JPH08148896 A JP H08148896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
mounting
camera
data
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6283723A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Oyama
和義 大山
Masayuki Mobara
正之 茂原
Hideaki Fukushima
秀明 福島
Tomoji Moriya
友二 森谷
Ikuo Takemura
郁夫 竹村
Takeshi Tomifuku
毅 冨福
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6283723A priority Critical patent/JPH08148896A/ja
Publication of JPH08148896A publication Critical patent/JPH08148896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的で絶対的に電子部品装着装置の装着精
度の判断ができ、装置の部品装着の位置ずれの補正が正
確に行えるようにする。 【構成】 電子部品装着装置18にて電子部品5を装着
したプリント基板6を装着位置計測装置30のXYテー
ブル31に載置して各部品装着位置を該テーブル31を
移動させてCCDカメラ32で撮像して該テーブル31
の移動した位置をX方向ポジションスケール41及びY
方向ポジションスケール42で計測してその結果を加味
して認識部54が装着位置を認識する。装着位置の装着
すべき位置とのずれがオフセットデータとして装着装置
18に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品装着装置によ
り装着すべき位置を指定した指定データに基づきプリン
ト基板に装着された電子部品の該装着すべき位置に対す
るずれを装着部品をカメラが撮像して計測し、該ずれを
補正して電子部品を装着できるように電子部品装着装置
に補正データを設定する装着位置ずれ補正方法及び前記
ずれを計測する装着位置計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品装着装置は装着位置を指
定するNCデータに基づき電子部品を該データの示すプ
リント基板上の位置に装着するが、プリント基板をノズ
ルに吸着された部品に対して位置決めする時に、プリン
ト基板が載置されXY方向に移動するXYテ−ブルを移
動させて基板をノズルに対して位置決めする場合や、部
品を吸着する吸着ノズルを移動させて位置決めする場合
等があり、また角度位置を位置決めする場合にもノズル
を回転させる等している。しかし、装置の駆動モータに
データに示す移動量を命令しても位置決めされて装着さ
れた部品はそのデータの通りに装着されるものではな
く、装着すべき位置に対してずれが発生する。このずれ
を補正して装着すべき位置に装着するために、従来電子
部品装着装置にて電子部品を装着した基板を投影機等を
用いて、検査者が基板上に装着された部品の装着すべき
位置に対する位置ずれを目視にて測定して、この位置ず
れより算出したオフセットデータを装置に入力して記憶
させていた。電子部品装着装置は該オフセットデータを
前記NCデータに加算して補正することにより種々の駆
動モータに補正した値を指令して装着すべき位置に電子
部品を装着するようにしていた。また、この測定した位
置ずれにより装置の装着精度を評価していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では検査者が部品の位置ずれを計測するため、非効率
で、測定誤差が大きく、また検査者によってばらつきが
生じやすく、正確な位置ずれの測定ができないという欠
点があった。また、検査者による測定ではデータの解
析、装置の固体差の把握は、多分にカットアンドトライ
的になり、定量的に各装置を判断することが難しいとい
う欠点もある。
【0004】そこで本発明は、効率的で絶対的に電子部
品装着装置の装着精度の判断ができ、装置の部品装着の
位置ずれの補正が正確に行えるようにすることを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、電子
部品装着装置により装着すべき位置を指定した指定デー
タに基づきプリント基板に装着された電子部品の該装着
すべき位置に対するずれを装着部品をカメラが撮像して
計測し、該ずれを補正して電子部品を装着できるように
電子部品装着装置に補正データを設定する装着位置ずれ
補正方法において、前記電子部品装着装置により前記指
定データに基づき電子部品が装着された前記基板と該基
板上の電子部品を撮像するカメラとを相対的に移動させ
カメラを装着された電子部品上に位置させる移動工程
と、該移動工程によるカメラと基板との相対的移動距離
を検出する検出工程と、該検出工程で検出した移動距離
及びカメラの撮像した画面から認識された電子部品の位
置に基づき装着された電子部品の装着すべき位置に対す
るずれを算出する算出工程と該算出工程で算出されたず
れ量に基づき前記指定データを補正するための補正デー
タを前記装着装置に記憶設定させる設定工程とを設けた
ものである。
【0006】また本発明は、電子部品装着装置により装
着すべき位置を指定した指定データに基づきプリント基
板に装着された電子部品の該装着すべき位置に対するず
れをカメラにより装着された電子部品を撮像して認識処
理することにより計測する装着位置計測装置において、
電子部品を撮像する前記カメラと前記基板とを相対的に
移動させ前記カメラを装着された電子部品上に位置させ
る移動手段と、該移動手段によるカメラと基板との相対
的移動距離を検出する検出手段と、該検出手段が検出し
た移動距離及びカメラの撮像した画面内での電子部品の
位置に基づき装着された電子部品の装着すべき位置に対
するずれを算出する算出手段とを設けたものである。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、移動工程にて電子部
品装着装置により指定データに基づき電子部品が装着さ
れたプリント基板と該基板上の電子部品を撮像するカメ
ラとを相対的に移動させカメラを電子部品上に移動さ
せ、検出工程で検出されたカメラと基板との相対的移動
距離及びカメラの撮像した画面から認識された電子部品
の位置に基づき算出工程にて装着すべき位置に対する装
着された部品のずれを算出して、設定工程では、該算出
工程で算出されたずれ量に基づき指定データを補正する
ための補正データを電子部品装着装置に記憶設定させ
る。
【0008】請求項2の構成によれば、移動手段による
カメラとプリント基板との相対移動の移動距離を検出手
段が検出して、検出された該移動距離及びカメラの撮像
した画面内での電子部品の位置に基づき算出手段は装着
された電子部品の装着すべき位置に対するずれを算出す
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図に基づき詳述す
る。先ず、電子部品装着装置18について図2及び図3
に基づき説明する。図2及び図3に於て、1はY軸モー
タ2の回動によりY方向に移動するYテーブルであり、
3はX軸モータ4の回動によりYテーブル1上でX方向
に移動することにより結果的にXY方向に移動するXY
テーブルであり、チップ状電子部品5(以下、チップ部
品あるいは部品という。)が装着されるプリント基板6
が図示しない固定手段に固定されて載置される。
【0010】7は供給台であり、チップ部品5を供給す
る部品供給装置8が多数台配設されている。9は供給台
駆動モータであり、ボールネジ軸10を回動させること
により、該ボールネジ軸10が螺合し供給台7に固定さ
れたナット11を介して、供給台7がリニアガイド12
に案内されてX方向に移動する。13は間欠回動するロ
ータリテーブルであり、該テーブル13の外縁部には吸
着ノズル14を複数本有する装着ヘッド15が間欠ピッ
チに合わせて等間隔に配設されている。
【0011】Iはロータリテーブル13の間欠回転によ
り吸着ノズル14が供給装置8より部品5を吸着し取出
す装着ヘッド15の停止位置である吸着ステーションで
あり、該吸着ステーションIにて吸着ノズル14が部品
5を吸着する。16は吸着ノズル14が吸着する部品5
の位置ずれを部品5の下面をカメラにて所定の視野範囲
で撮像しその撮像画面を認識処理して認識する部品認識
装置であり、認識ステ−ションIIに設けられている。
【0012】認識ステーションIIの次の装着ヘッド1
5の停止する位置が角度補正ステーションIIIであ
り、認識装置16の認識結果によるチップ部品5の角度
位置ずれを補正する角度量を予め決められた角度量に加
味した角度量だけヘッド回動装置17が装着ヘッド15
をθ方向に回動させる。θ方向とは上下方向に伸びるノ
ズル14の軸の周りに回転する方向である。
【0013】角度補正ステーションIIIの次の次の停
止位置が、装着ステーションIVであり、前記基板6に
該ステーションIVの吸着ノズル14の吸着する部品5
が装着ヘッド15の下降により装着される。20は上下
動する昇降棒であり、部品供給装置8の揺動レバー21
に係合して揺動させチップ部品5を所定間隔に封入した
図示しない部品収納テープを該間隔に合わせて間欠送り
させ吸着ノズル14の部品吸着位置にチップ部品5を供
給する。22は該図示しない部品収納テープを巻回する
テープリールである。
【0014】次に、図4及び図5に基づき装着位置計測
装置30について説明する。装着位置計測装置30は装
着装置18により部品5が装着されたプリント基板6を
XYテ−ブル31上に載置して、該基板6上の部品5の
装着されるべき位置、即ち装着データに示す位置からの
位置ずれをCCDカメラ32により撮像して認識するも
のである。
【0015】XYテーブル31は基台34上に設けられ
ており、該基台34に設けられた図示しないガイドレー
ル上をY方向に移動するYテーブル35及び該Yテーブ
ル35上に設けられた図示しないガイドレール上をX方
向に移動するXテーブル36とよりなり、Xテーブル3
6はYテーブル35上に設けられたネジ軸37に該Xテ
ーブル36に形成されたナット部38が螺合してXモー
タ39の駆動により移動するものである。Yテーブル3
5の駆動も同様に後述するYモータ30により図示しな
いネジ軸の回転により行われる。Xテーブル36の移動
の絶対的位置は検出手段としてのX方向ポジションスケ
ール41により常に計測されれており、また、Yテーブ
ル35の移動の絶対的位置は検出手段としてのY方向ポ
ジションスケール42により常に計測されている。
【0016】図4において、44はCRTであり、この
画面上に後述するタッチパネルスイッチ52が設けられ
ている。次に、図1に基づいて計測装置30の制御ブロ
ックについて説明する。該計測装置30はパーソナルコ
ンピュータ46(以下パソコンと言う。)と通信ケーブ
ル47により接続されており、該バソコン46はさらに
前記電子部品装着装置18と通信ケーブル48により接
続されている。通信ケーブル47、48はRS232C
の規格に基づく通信を行うためのケーブルである。
【0017】計測装置30には検出手段としての制御部
50が内蔵されており、ドライバ51を介してXYテ−
ブ341を駆動するモータ39、40を制御すると共
に、前記CRT44を接続し該CRT44に設けられた
タッチパネルスイッチ52をも接続する。また該制御部
50はVMEバス53を介して算出手段としての認識部
54と接続されており、該認識部54には前記カメラ3
2に撮像された画像が取り込まれ認識処理されるもので
ある。
【0018】以上の構成により以下動作について説明す
る。先ず、パソコン46より通信ケーブル48を介して
図6に示すような装着データが電子部品装着装置18に
転送され、図示しない記憶部に格納され、該データに従
って電子部品装着18の自動運転が行われる。即ち、モ
ータ9が回動して供給台7がX方向に移動して装着デー
タのステップ番号毎に指定された部品供給装置8が吸着
ステ−ションIの吸着ノズル14の取出位置に位置決め
される。
【0019】次に、装着ヘッド15が下降して吸着ノズ
ル14は部品5を吸着して取り出す。次に、装着ヘッド
15が上昇するとロータリテーブル13は間欠回転して
部品5を吸着した装着ヘッド15は次のステ−ションに
移動する。この時、吸着ステ−ションIに停止した装着
ヘッド15により次のステップ番号の部品5が吸着され
る。
【0020】このようにしてロータリテーブル13の間
欠回転毎に吸着ステ−ションIでは部品5が取出され、
部品5を吸着した装着ヘッド15はテーブル13の間欠
回転により搬送され、認識ステ−ションIIでは認識装
置16により吸着ノズル14に対する位置ずれの認識が
行われ、角度補正ステ−ションIIIでは該認識結果を
補正して装着データのθのデータに示す角度位置となる
ようヘッド回動装置17の回動により角度位置決めされ
る。
【0021】次に、装着ステ−ションIVでは装着ヘッ
ド15の下降により基板6上に部品5が装着されるが、
この時、XYテ−ブル3は装着データのX及びYのデー
タの基板上座標位置に部品5が装着されるように認識結
果を補正して移動して基板6を位置決めしている。この
ようにして、基板6上に装着データに従って部品5が装
着され装着データに示す全ての部品5の装着が終了する
と電子部品装着装置18の装着動作が停される。尚、こ
の基板6は半透明の材質であり、部品5が装着される面
にはやはり半透明の両面テープが貼られている。半透明
の接着剤が塗布してあってもよい。
【0022】次に、操作者は部品5の装着が終了した該
基板6を装着位置計測装置30のXYテ−ブル31の所
定の位置に載置して固定する。次に、当該基板6の部品
装着に用いた図6の同一の装着データがパソコン46よ
り通信ケーブル48を介して計測装置30の制御部50
に転送され、該制御部50に記憶される。
【0023】次に、タッチパネルスイッチ52より図示
しない自動測定開始画面にて図示しないスタートスイッ
チが押され、自動測定が開始される。即ち、図6の装着
データのステップ番号毎にXテーブル36上の基板6の
X及びYのデータの座標位置がカメラ32の画面の中央
の位置となるように制御部50より命令が出され、ドラ
イバ51がXモータ39及びYモータ40を回動する。
しかしながら、制御部50の指令通りにYテーブル35
及びXテーブル36は移動せず誤差が生ずる。このため
に、検出手段としてのX方向ポジションスケール41及
びY方向ポジションスケール42がYテ−ブル35及び
Xテーブル36が実際に移動した位置を検出し、指令し
た装着データの位置との誤差が制御部50により算出さ
れる。
【0024】次に、カメラ32が当該ステップ番号の装
着部品の画面を撮像して該画像が認識部54に取り込ま
れ、認識処理が行われ、画像センタとの位置ずれが認識
処理により算出される。この位置ずれはX方向、Y方向
及びθ方向について算出されるが、X方向及びY方向に
ついてはポジションスケール41、42及び制御部50
にて検出した前記誤差を補正して算出される。このよう
にしてXテーブル36及びYテーブル35の移動誤差を
除去して電子部品装着装置18による位置ずれが算出さ
れる。
【0025】このようにして、ステップ番号毎に装着デ
ータで示す位置に対する装着された部品5の位置ずれが
測定されていく。次に、測定された各位置ずれのデータ
は通信ケーブル47を介してパソコン46に転送され統
計的に処理され、電子部品装着装置18の各駆動部の種
々の補正のためのオフセットデータが算出される。
【0026】例えば、装着ヘッド15毎に取付位置にば
らつきがあるため装着ステ−ションIVでの下降する位
置が異なるため、同一の装着ヘッド15で装着したステ
ップ番号のデータについて集計して平均し、ヘッド15
毎に測定した電子部品装着装置18のYテーブル1及び
XYテ−ブル3を移動させる場合に補正すべきX方向及
びY方向のオフセットデータを算出する。
【0027】次に、このようにして算出された例えばヘ
ッド15毎のオフセットデータは電子部品装着装置18
の記憶部に記憶される。このオフセットデータは前述す
るように部品5の装着をして計測装置30に測定された
装着装置18にのみフィードバックして記憶されるのみ
で、他の測定していない装着装置18が存在する場合に
は、その装置18にて装着した基板6の測定結果に基づ
くオフセットデータがその装置18に記憶される。従っ
て図6に示す装着データそのもののX及びYのデータを
書き替えるものではない。
【0028】また、オフセットデータの装着装置18へ
の記憶は操作者がパソコン46を操作して、該パソコン
46で算出したオフセットデータを通信ケーブル48を
介して転送するようにしてもよいし、装着位置計測装置
30の測定の後操作者の操作によらず自動的にオフセッ
トデータが算出され装着装置18に転送され記憶される
ようにしてもよい。
【0029】このようにしてオフセットデータが装着装
置18に記憶されると、装着装置18の自動運転におい
ては、前述のようにして基板種毎に指定された装着デー
タに従って部品5が基板6に装着される際に装着ヘッド
15毎に記憶されたオフセットデータを例えば図6に示
すX及びYのデータに加えて指令が出されYテーブル1
及びXYテ−ブル3が移動して装着ヘッド15毎のずれ
が補正されて部品5の装着が行われる。
【0030】また、オフセットデータは装着ヘッド15
毎に算出するのみでなく、図6の装着データのθ角度デ
ータ毎に算出することも可能であり、装着データを0
度、90度、180度及び270度にして繰り返し同一
のヘッド15で装着するようにして、その基板6を計測
装置30で測定してこれらの角度毎にXYテ−ブル3の
移動を補正するオフセットデータ及びヘッド回動装置1
7の回動量を補正するオフセットデータを角度毎に算出
して装着装置18に記憶させてもよい。あるいは角度毎
及びヘッド15毎にオフセットデータを算出して記憶さ
せてもよい。
【0031】さらには、吸着ノズル14毎にXYテ−ブ
ル3の移動補正のオフセットデータを算出して記憶させ
てもよい。または、装着ヘッド15等を問わず、XYテ
−ブル3の位置ずれの誤差を補正するオフセットデータ
を算出することもできる。また、前記パソコン46での
データの統計処理の結果をCRT44に表示することも
可能で例えば図7に示すようにヒストグラムの表示を行
う。図7においては装着角度毎に表示するマークとして
の数字を変更し(例えば180度は8)、表示して一目
で角度毎のXY方向の位置ずれの分布が把握できるよう
にできる。あるいは、角度毎でなくヘッド15毎に表示
するマークを変更すれば、ヘッド15毎の位置ずれの分
布を知ることができ、これらより特に異常がありそうな
ヘッド15を知り改善のための処置(例えば組付けを再
度行う。)をすることができる。
【0032】また、計測装置30で測定したデータの統
計処理により装着の総合精度を以下に示す工程能力指数
であるCpkを算出して表示することができ、装着装置
18の精度の評価を行うことができる。以下の式では総
合精度を+/−100μmとした場合のCpkの計算式
である。このCpkの値により工程能力即ち装着装置1
8の装着精度が十分か不足しているかの判断が可能とな
る。
【0033】
【数1】
【0034】尚、計測装置30は、X方向ポジションス
ケール41及びY方向ポジションスケール42を用いて
測定したが、これを用いないとXテーブル36及びYテ
ーブル35の移動の誤差が発生して測定データに加わっ
てしまうため、絶対的な測定のためには精度の高いスケ
ール41、42で測定することが必要である。装着装置
18のXYテ−ブル3及びYテーブル1の移動をこのよ
うなポジションスケールを設けて測定しながら部品5の
装着を行うことも考えられ、このようにすればXYテ−
ブル1及びYテーブル3の移動誤差はオフセットデータ
によらずとも無くすことができるが、装着装置18の1
台毎に設置することは大がかりなものとなり高価なもの
になってしまい、多数の装着装置18を測定する計測装
置30に用いて計測してオフセットデータで対応するほ
うが、装置18の繰り返し精度が良い場合には、安価で
同等な精度を達成できる
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、カメラを用いて
基板を移動させながら撮像して装着すべき位置に対する
部品のずれを測定できるので、作業者の目視によらず正
確な位置ずれの測定ができ、しかもカメラの基板に対す
る移動距離を検出しているのでカメラを基板に対して相
対的に移動させる場合の移動誤差を無くして測定がで
き、正確な装置の精度の評価ができると共に、装着すべ
き位置に正確に部品を装着させるようにすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】装着位置計測装置、パーソナルコンピュータ及
び計測装置の制御ブロック図である。
【図2】電子部品装着装置を示す平面図である。
【図3】電子部品装着装置を示す側面図である。
【図4】装着位置計測装置を示す側面図である。
【図5】装着位置計測装置のXYテ−ブルを示す図4の
X−X矢視平面図である。
【図6】装着データを示す図である。
【図7】ヒストグラムを示す図である。
【符号の説明】
5 チップ状電子部品 6 プリント基板 18 電子部品装着装置 30 装着位置計測装置 31 XYテ−ブル(移動手段) 32 CCDカメラ 41 X方向ポジションスケール(検出手段) 42 Y方向ポジションスケール(検出手段) 50 制御部(検出手段) 54 認識部(算出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森谷 友二 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 竹村 郁夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 冨福 毅 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品装着装置により装着すべき位置
    を指定した指定データに基づきプリント基板に装着され
    た電子部品の該装着すべき位置に対するずれを装着部品
    をカメラが撮像して計測し、該ずれを補正して電子部品
    を装着できるように電子部品装着装置に補正データを設
    定する装着位置ずれ補正方法において、前記電子部品装
    着装置により前記指定データに基づき電子部品が装着さ
    れた前記基板と該基板上の電子部品を撮像するカメラと
    を相対的に移動させカメラを装着された電子部品上に位
    置させる移動工程と、該移動工程によるカメラと基板と
    の相対的移動距離を検出する検出工程と、該検出工程で
    検出した移動距離及びカメラの撮像した画面から認識さ
    れた電子部品の位置に基づき装着された電子部品の装着
    すべき位置に対するずれを算出する算出工程と該算出工
    程で算出されたずれ量に基づき前記指定データを補正す
    るための補正データを前記装着装置に記憶設定させる設
    定工程とよりなる装着位置ずれ補正方法。
  2. 【請求項2】 電子部品装着装置により装着すべき位置
    を指定した指定データに基づきプリント基板に装着され
    た電子部品の該装着すべき位置に対するずれをカメラに
    より装着された電子部品を撮像して認識処理することに
    より計測する装着位置計測装置において、電子部品を撮
    像する前記カメラと前記基板とを相対的に移動させ前記
    カメラを装着された電子部品上に位置させる移動手段
    と、該移動手段によるカメラと基板との相対的移動距離
    を検出する検出手段と、該検出手段が検出した移動距離
    及びカメラの撮像した画面内での電子部品の位置に基づ
    き装着された電子部品の装着すべき位置に対するずれを
    算出する算出手段とよりなる装着位置計測装置。
JP6283723A 1994-11-17 1994-11-17 装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置 Pending JPH08148896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283723A JPH08148896A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283723A JPH08148896A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08148896A true JPH08148896A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17669261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6283723A Pending JPH08148896A (ja) 1994-11-17 1994-11-17 装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08148896A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105345431A (zh) * 2015-11-25 2016-02-24 四川长虹电器股份有限公司 基于工业机器人的自动插件机控制系统
CN108109929A (zh) * 2016-11-25 2018-06-01 上海微电子装备(集团)股份有限公司 倒装检测一体化装置及其倒装检测的方法和封装的方法
CN110534047A (zh) * 2019-08-30 2019-12-03 珠海格力智能装备有限公司 暗箱装置
WO2021075042A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 株式会社Fuji 部品実装機

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105345431A (zh) * 2015-11-25 2016-02-24 四川长虹电器股份有限公司 基于工业机器人的自动插件机控制系统
CN105345431B (zh) * 2015-11-25 2017-07-28 四川长虹电器股份有限公司 基于工业机器人的自动插件机控制系统
CN108109929A (zh) * 2016-11-25 2018-06-01 上海微电子装备(集团)股份有限公司 倒装检测一体化装置及其倒装检测的方法和封装的方法
CN110534047A (zh) * 2019-08-30 2019-12-03 珠海格力智能装备有限公司 暗箱装置
CN110534047B (zh) * 2019-08-30 2023-02-17 珠海格力智能装备有限公司 暗箱装置
WO2021075042A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22 株式会社Fuji 部品実装機
JPWO2021075042A1 (ja) * 2019-10-18 2021-04-22
CN114557151A (zh) * 2019-10-18 2022-05-27 株式会社富士 元件安装机
CN114557151B (zh) * 2019-10-18 2023-10-13 株式会社富士 元件安装机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0886465B1 (en) Electronic components mounting method and apparatus
US10423128B2 (en) Working apparatus for component or board and component mounting apparatus
US7555831B2 (en) Method of validating component feeder exchanges
JPH04291795A (ja) 電子部品装着装置
US20130298391A1 (en) Working apparatus for component or board and component mounting apparatus
KR20060046683A (ko) 전자 부품 장착 방법 및 전자 부품 장착 장치
JPH11154797A (ja) 吸着ノズルの下降ストローク制御方法と電子部品装着装置
JP2008072058A (ja) 補正量検出方法、補正量検出装置および基板処理機
JPH08148896A (ja) 装着位置ずれ補正方法及び装着位置計測装置
JP4371832B2 (ja) 電子部品実装装置における移動台の移動制御方法およびその方法に用いられるマトリックス基板
JP3499316B2 (ja) 実装機の校正データ検出方法及び実装機
JP4077228B2 (ja) 電子部品装着装置
JP4039866B2 (ja) 電子部品装着装置の部品認識処理方法及びその部品認識処理装置
US20200229330A1 (en) Substrate work system
JP3112574B2 (ja) 部品装着装置のスケール調整方法および同装置
JPH10209693A (ja) 部品実装方法及び同装置
KR100586449B1 (ko) 피더 정밀도 교정 방법
JPH10135700A (ja) データ処理装置及び電子部品装着装置
JP4750792B2 (ja) 構成要素フィーダの交換の診断ツール
JP3133596B2 (ja) 部品装着装置
JPH04345445A (ja) プリント基板作業装置およびそれの送り装置誤差検出装置
JP4559453B2 (ja) 電子部品装着装置の部品認識処理方法及びその部品認識処理装置
JP3499462B2 (ja) 表面実装機
JP4611796B2 (ja) 電子部品装着方法及び電子部品装着装置
JPH0846396A (ja) 実装機の位置補正方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040329

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040420