JPH08147907A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH08147907A
JPH08147907A JP28572094A JP28572094A JPH08147907A JP H08147907 A JPH08147907 A JP H08147907A JP 28572094 A JP28572094 A JP 28572094A JP 28572094 A JP28572094 A JP 28572094A JP H08147907 A JPH08147907 A JP H08147907A
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JP
Japan
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signal
output
track
output signal
servo
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Pending
Application number
JP28572094A
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English (en)
Inventor
Masamichi Ito
正道 伊藤
Fujio Tajima
富士雄 田島
Yasuhiro Mitsui
康弘 三井
Kazuaki Souma
万哲 相馬
Atsushi Okuyama
淳 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続サーボの逆勾配となる領域で極性を反転
するトラックジャンプ方式を安定に実現する簡単な切換
え判断手段を提供する。 【構成】 光スポットを誘導するためにトラック誤差
信号85と同様の周期信号をジャンプトラック本数に対
応する波の数だけ発生させる信号発生手段909,90
1と、トラック誤差検出手段の出力信号850と前記信
号発生手段の出力信号911との和信号851を得る加
算手段920と、加算手段920で得られた和信号85
1の所定値以下の部分の極性を反転しサーボ補償器に出
力する極性反転手段940とを設け、前記所定値以下の
部分の極性を反転された和信号857に基づきトラック
ジャンプする。 【効果】 サーボをかけながらジャンプし、外乱の影響
を低減し、極性反転時にも安定性を確保できるので、安
定なジャンプ動作が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生専用光ディスク装
置,書き換え形光ディスク装置等の光ディスク装置のト
ラックサーボ装置に係り、特に、現在位置しているトラ
ックから別のトラックに正確かつ迅速に移動するための
ジャンプ手段に関する。
【0002】
【従来の技術】上記種々のディスク装置のうち、光デイ
スク装置は、レーザ光を対物レンズにより集光して形成
した光スポットを光ディスクに照射し、光ディスク上の
データを再生しまたは光ディスク上にデータを書込む装
置である。光ディスクを光ディスク装置に装着すると
き、一般に、最大数百μm程度のディスク偏心が生じ
る。ディスク偏心は、光ディスクの駆動中、主にディス
ク回転周波数のトラック変位を生じさせる。
【0003】光ディスクのトラックピッチが約1μmで
あるから、追従精度は、再生または書き込み条件で定ま
り、0.1μm以下にする必要がある。
【0004】光スポットをトラックに追従させる機構の
一方式として、ピックアップ内に設けた対物レンズを半
径方向に動かすトラックアクチュエータと、このトラッ
クアクチュエータ全体を駆動するラジアルモータとの2
系統のアクチュエータを用いる方式がある。トラックア
クチュエータは、高速な追従を担当し、ラジアルモータ
は、トラックアクチュエータの可動範囲内に対物レンズ
が位置するように、直流的な補償を担当する。
【0005】この2系統のアクチュエータを用いる方式
には、現在位置しているトラックから別のトラックに移
動するために、シーク動作とジャンプ動作との2つの動
作がある。シーク動作とは、ラジアルモータを駆動して
移動することであり、ジャンプ動作とは、トラックアク
チュエータを駆動して移動することである。このうちで
ジャンプ動作は、移動距離が短くトラックアクチュエー
タの可動範囲内で移動可能な場合に用いられる。
【0006】ジャンプ動作の例としては、特開昭62−
164224号に記載されているように、ジャンプ時に
トラック追従のためのサーボを切断せずに、トラック誤
差信号を全波整流するように極性を反転し、その出力値
に加減速パルスを付加した信号をフォローイングサーボ
の補償器に入力する方式がある。また、特公平06−0
46458号に記載されているように、ジャンプ時にト
ラック追従のためのフォローイングサーボを切断せず
に、トラック誤差信号にオフセットを与え、トラック誤
差信号の勾配が逆勾配になる領域で極性を反転する方式
がある。
【0007】加減速パルスを付加して移動する方式は、
加速パルスの要因が大きく、アクチュエータの感度ばら
つきやディスク偏心の影響が無視できなくなり、目標と
するトラック上に光スポットを停止させることが困難に
なる。
【0008】一方、逆勾配となる領域で極性を反転する
方式は、サンプルサーボの場合、逆勾配検出は比較的簡
単であるが、連続サーボの場合、逆勾配検出が困難であ
る。連続サーボ系で勾配を検出するには、トラック誤差
信号の極値を検出し、極性を判断する必要があり、ノイ
ズにより極性検出が困難である問題がある。さらに、ト
ラック誤差信号とオフセットとの和が比較的大きくなる
条件では、極性を反転するとき、逆極性まで変化する不
連続な信号がサーボ補償器に入力することになり、極性
反転時点で動作が不安定になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】連続サーボ系の逆勾配
となる領域で極性を反転する方式のジャンプ動作は、逆
勾配を判断するための極値検出が困難であり、トラック
誤差信号とオフセットとの和が、比較的大きくなる条件
では、ジャンプの安定性に問題があった。
【0010】本発明の目的は、連続サーボ系の逆勾配と
なる領域で極性を反転する方式のジャンプ動作を安定に
実行するための簡単な切換え判断手段を備えた光ディス
ク装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、第1発明として、光スポットとトラック
との相対変位を検出しトラック誤差信号を出力するトラ
ック誤差検出手段と、トラック誤差信号に基づいてサー
ボ補償信号を作成するサーボ補償器と、サーボ補償信号
により光スポットを移動させるアクチュエータとを含
み、光スポットとトラックとの相対的変位を小さくする
サーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディ
スク装置において、光スポットを誘導するためにトラッ
ク誤差信号と同様の周期信号をジャンプトラック本数に
対応する波の数だけ発生させる信号発生手段と、トラッ
ク誤差検出手段の出力信号と信号発生手段の出力信号と
の和信号を得る加算手段と、加算手段で得られた和信号
の所定値以下の部分の極性を反転しサーボ補償器に出力
する極性反転手段とを設け、所定値以下の部分の極性を
反転された和信号に基づきトラックジャンプする光デイ
スク装置を提案するものである。
【0012】本発明は、上記目的を達成するために、第
2発明として、光スポットとトラックとの相対変位を検
出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
と、トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を作成
するサーボ補償器と、サーボ補償信号により光スポット
を移動させるアクチュエータとを含み、光スポットとト
ラックとの相対変位を小さくするサーボ補償を実行する
トラックサーボ系を備えた光ディスク装置において、光
スポットを誘導するためにトラック誤差信号と同様の周
期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数だけ発
生させる信号発生手段と、トラック誤差検出手段の出力
信号と信号発生手段の出力信号との和信号を得る加算手
段と、加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の
極性を反転する極性反転手段と、加算手段で和信号と極
性反転手段の出力信号のいずれか一方を選択しサーボ補
償器に出力する選択手段と、信号発生手段の出力波形の
奇数番目の極値近傍まで加算手段の出力値を選択手段の
出力信号とし、信号発生手段の出力波形の奇数番目の極
値近傍で加算手段出力値が0の時点で、極性反転手段の
出力値を選択手段の出力信号とし、信号発生手段の出力
波形の偶数番目の極値近傍で加算器手段出力値が0の時
点で、加算手段の出力値を選択手段の出力信号とするよ
うに、選択手段を切換えさせる制御手段とを設け、選択
手段の出力信号をサーボ補償器に入力してトラックジャ
ンプする光デイスク装置を提案するものである。
【0013】第2発明において、選択手段の出力を周波
数f0まで2階微分の特性となる微分フィルタと、選択
手段の出力を周波数f0から2次のローパス特性を有す
るローパスフィルタとを設け、微分フィルタ出力信号お
よびローパスフィルタ出力信号を加算しサーボ補償器に
入力する加算器をサーボ補償器とアクチュエータとの間
に設け、選択手段の出力信号をサーボ補償器に入力して
トラックジャンプすることもできる。
【0014】また、第2発明において、2つのアクチュ
エータがある場合は、トラックジャンプ時に2つのアク
チュエータのいずれか一方を停止させる手段とを設け、
選択手段の出力信号をサーボ補償器に入力してトラック
ジャンプすることも可能である。
【0015】さらに、第2発明において、2つのアクチ
ュエータがある場合は、選択手段の出力を周波数f0ま
で2階微分の特性となる微分フィルタと、選択手段の出
力を周波数f0から2次のローパス特性を有するローパ
スフィルタとを設け、微分フィルタ出力信号およびロー
パスフィルタ出力信号を加算しサーボ補償器に入力する
加算器をサーボ補償器とアクチュエータとの間に設け、
トラックジャンプ時に2つのアクチュエータのいずれか
一方を停止させる手段とを設け、選択手段の出力信号を
サーボ補償器に入力してトラックジャンプするようにし
てもよい。
【0016】本発明は、上記目的を達成するために、第
3発明として、光スポットとトラックとの相対変位を検
出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
と、トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を作成
するサーボ補償器と、サーボ補償信号により光スポット
を移動させるアクチュエータとを含み、光スポットとト
ラックとの相対変位を小さくするサーボ補償を実行する
トラックサーボ系を備えた光ディスク装置において、光
スポットを誘導するためにトラック誤差信号と同様の周
期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数だけ発
生させる信号発生手段と、トラック誤差検出手段の出力
信号と信号発生手段の出力信号との和信号を得る加算手
段と、加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の
極性を反転する極性反転手段と、加算手段の出力信号と
極性反転手段の出力信号のいずれか一方を選択する選択
手段と、信号発生手段にオフセットを付加するオフセッ
ト手段と、信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近
傍まで加算手段の出力値を選択手段の出力信号とし、信
号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、極性反
転手段の出力値を選択手段の出力信号とし、オフセット
手段により切換え直後の選択手段の出力信号の連続性を
保ち、信号発生手段の出力波形の偶数番目の極値近傍
で、加算手段の出力値を選択手段の出力信号とし、オフ
セット手段により切換え直後の選択手段の出力号の連続
性を保つ制御手段とを設け、選択手段の出力信号をサー
ボ補償器に入力してトラックジャンプする光デイスク装
置を提案するものである。
【0017】第3発明において、選択手段の出力を周波
数f0まで2階微分の特性となる微分フィルタと、選択
手段の出力を周波数f0から2次のローパス特性を有す
るローパスフィルタとを設け、微分フィルタ出力信号お
よびローパスフィルタ出力信号を加算しサーボ補償器に
入力する加算器をサーボ補償器とアクチュエータとの間
に設け、選択手段の出力信号をサーボ補償器に入力して
トラックジャンプすることもできる。
【0018】また、第3発明において、2つのアクチュ
エータがある場合は、トラックジャンプ時に2つのアク
チュエータのいずれか一方を停止させる手段とを設け、
選択手段の出力信号をサーボ補償器に入力してトラック
ジャンプするも可能である。
【0019】さらに、第3発明において、2つのアクチ
ュエータがある場合は、選択手段の出力を周波数f0ま
で2階微分の特性となる微分フィルタと、選択手段の出
力を周波数f0から2次のローパス特性を有するローパ
スフィルタとを設け、微分フィルタ出力信号およびロー
パスフィルタ出力信号を加算しサーボ補償器に入力する
加算器をサーボ補償器とアクチュエータとの間に設け、
トラックジャンプ時に2つのアクチュエータのいずれか
一方を停止させる手段とを設け、選択手段の出力信号を
サーボ補償器に入力してトラックジャンプするようにし
てもよい。
【0020】本発明は、上記目的を達成するために、第
4発明として、光スポットとトラックとの相対変位を検
出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
と、トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を作成
するサーボ補償器と、サーボ補償信号により光スポット
を移動させるアクチュエータとを含み、光スポットとト
ラックとの相対変位を小さくするサーボ補償を実行する
トラックサーボ系を備えた光ディスク装置において、光
スポットを誘導するためにトラック誤差信号と同様の周
期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数だけ発
生させる信号発生手段と、トラック誤差検出手段の出力
信号と信号発生手段の出力信号との和信号を得る加算手
段と、加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の
極性を反転する極性反転手段と、加算手段の出力信号と
極性反転手段の出力信号のいずれか一方を選択する選択
手段と、信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍
まで加算手段の出力値を選択手段の出力信号とし、信号
発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、極性反転
手段の出力値を選択手段の出力信号とし、信号発生手段
の出力波形の偶数番目の極値近傍で、加算手段の出力値
を選択手段の出力信号とするように、選択手段を切換え
させる制御手段と、選択手段の出力を周波数f0まで2
階微分の特性となる微分フィルタと、選択手段の出力を
周波数f0から2次のローパス特性を有するローパスフ
ィルタとを設け、微分フィルタ出力信号およびローパス
フィルタ出力信号を加算しサーボ補償器に入力する加算
器をサーボ補償器とアクチュエータとの間に設け、選択
手段の出力信号をサーボ補償器に入力してトラックジャ
ンプする光デイスク装置を提案するものである。
【0021】第4発明において、2つのアクチュエータ
がある場合は、トラックジャンプ時に2つのアクチュエ
ータのいずれか一方を停止させる手段とを設け、選択手
段の出力信号をサーボ補償器に入力してトラックジャン
プすることができる。
【0022】
【作用】図8は、光ディスクにおける光スポットおよび
トラックの相対変位とトラック誤差信号との関係を示す
図である。トラック誤差信号は、相対変位に対して正弦
波状の周期信号となる。正弦波状のトラック誤差信号の
周期は、トラックピッチに対応している。等速度で移動
する場合は、図8の波形の横軸を時間とした場合と一致
する。そこで、ジャンプ動作において等速度で移動する
には、信号発生部からのジャンプ出力信号を正弦波とし
て出力する。
【0023】トラック誤差信号と信号発生器からのジャ
ンプ出力信号とを加算器で加算することは、サーボルー
プに信号を加えていることに対応する。サーボループで
は、加算器出力が零となるように働くので、信号発生部
の出力が0から−γまで変化すると、光スポットが変位
0から変位Xβ0に移動する。
【0024】トラック誤差信号の逆勾配の領域では、極
性を反転させると、サーボループが安定化する。この逆
勾配の領域で、信号発生部の出力が−γからβまで変化
すると、光スポットが変位Xβ0から変位Xγ0まで移動
する。変位Xγ0で再びサーボループ内で反転させてい
た極性を元に戻すと、サーボループが安定する。信号発
生部の出力がγ0から0まで変化すると、光スポットが
変位Xγ0から変位Xα1まで移動し、隣のトラックへの
移動が完了する。
【0025】図9は、信号発生器からの出力信号とトラ
ック誤差信号とに定常偏差がある場合に、前記出力信号
と定常偏差とを加算した和信号の信号波形を示す図であ
る。信号発生器からの出力信号とトラック誤差信号とに
定常偏差がある場合、加算器による和は、図9の和信号
のような正弦波となる。
【0026】トラック誤差信号の極値で極性を切換える
従来の方式では、極性が反転した不連続信号がサーボ補
償器に取り込まれることになる。逆極性の信号が急激に
加わると、ジャンプ動作が不安定になりやすい。
【0027】これに対して、加算器出力が零の点で極性
を切換えると、連続した信号がサーボ補償器に入力さ
れ、ジャンプ動作は不安定になりにくい。このように、
本発明においては、逆極性の信号が急激にサーボ補償器
に入力されることがなく、目標トラックにスムーズに移
動できるので、整定時間が短く、目標トラックへの正確
かつ迅速な移動が可能である。
【0028】
【実施例】次に、図1ないし図7を参照して、本発明に
よる光ディスク装置の実施例を説明する。
【0029】《第1実施例》図1は、本発明による光デ
ィスク装置の第1実施例の構成を示すブロック図であ
る。第1実施例の光ディスク装置は、大きく分けて、光
ディスク1と、再生機構10と、ラジアルサーボ回路8
1と、トラッキングサーボ回路84とからなる。本発明
はトラッキングサーボ部分に関するので、図1には、光
ディスク1と、再生機構10と、本発明のジャンプ方式
を適用したトラッキングサーボ回路(ジャンプ動作部分
と追従動作部分のみ)84と、ラジアルサーボ回路(追
従動作部分のみ)81とを示し、トラック系のピックア
ップ2を移動させるためのシークに関する部分と、トラ
ック系以外のサーボ部分とは、省略してある。
【0030】光ディスク1は、ディジタル信号をEFM
(Eight to Fourteen Modulation)変調した信号が、内周
から外周に向かって螺旋状に記録されている。光ディス
ク1は、光ディスク装置に装着されると、ディスクモー
タ3の回転軸31に支持されて回転駆動される。光ディ
スク1からデータを光学的に読み取るには、ピックアッ
プ2から出射されたレーザ光を光ディスク1で反射さ
せ、ピックアップ2に再び入射させる。この反射光を、
ピックアップ2に内蔵されている光センサにより検出す
る。光センサは、ディスク1のピットの有無に応じて変
化する反射光の光量変化を電気信号に変換する。
【0031】図2は、光ディスクにおける記録データの
ピットの並び方の一例を示す図である。ピット12は、
図2の拡大図(B)に示すように、間隔をおいて並んでい
る。ただし、ピット12の間隔が狭いので、図2の全体
図(A)に示すように、一本の線のように見える。このた
め、仮想的に一本の案内溝すなわちトラックがあるとも
考えることができる。光スポットSがピット12上にあ
るときは、反射光量が減少し、ピット12上にないとき
は、反射光量が増大する。回転中の光ディスク1からの
反射光量を検出する方式の場合、低い周波数では、光ス
ポットSがトラックから外れると、反射光量が増大する
ことになる。
【0032】ピックアップ2からの光スポットS1,S
2,S3が、光ディスク1上に図2の拡大図(B)のよう
に照射されているとすると、トラック誤差信号は、光ス
ポットS3の反射光量E3および光スポットS2の反射
光量E2の差E2−E3として求められる。光スポット
S1は、光スポットS2と光スポットS3との中間に位
置しており、光スポットS1がちょうどピット12上に
位置する状態すなわち誤差の無い状態で、光スポットS
2,S3が、ピット12の約半分程度にかかるように調
整され、反射光量Eの差E2−E3が零になるようにし
てある。
【0033】光スポットS1,S2,S3の位置関係
は、ピックアップに設けられたレンズを動かすと、同じ
量だけ半径方向にシフトさせることができる。光スポッ
トS1がピット12に対して半径方向の外周側に変位す
ると、光スポットS2の反射光量E2が減少し、光スポ
ットS3の反射光量E3は増大する。そのため、光量E
2−E3はマイナスになる。これとは逆に、光スポット
S1がピット12に対して半径方向の内周側に変位する
と、光スポットS2の反射光量E2が増大し、光スポッ
トS3の反射光量E3は減少する。そのため、光量E2
−E3はプラスになる。したがって、光量E2−E3は
トラックに対する光スポットS1の変位に対応する信号
となるから、これをトラック誤差信号として使えること
になる。
【0034】このトラック誤差信号は、図1のピックア
ップ2により検出される。トラック誤差信号85は、ト
ラッキングサーボ回路84に入力され、ピックアップの
駆動信号840,810となる。ピックアップ駆動信号
840および810は、2次のIIR(Infinite Impuls
e Response)ディジタルフィルタ、すなわち、無限長イ
ンパルス応答ディジタルフィルタにより形成される。
【0035】追従制御は、次のように実行される。トラ
ッキングサーボ回路84のA/D変換器903は、アナ
ログ信号であるトラック誤差信号85を取り込み、ディ
ジタル信号850に変換する。追従制御時、ROM90
1の出力値911は零なので、A/D変換器出力850
は、加算器920をそのまま通過する。加算器920の
出力の極性を乗算器940で反転した値872とそのま
まのディジタル信号の値851とが、マルチプレクサ9
06に入力される。マルチプレクサ906の入力信号
は、R−Sフリップフロップ914の出力値852によ
り選択される。出力852がLレベルでは、入力851
が選択され、出力857となり、出力値852がHレベ
ルでは、入力872が選択され、出力857となる。
【0036】追従動作時は、R−Sフリップフロップの
出力値852がLレベルであるので、マルチプレクサの
出力値857は、トラック誤差信号をディジタル信号に
変換した値と一致している。
【0037】トラック誤差ディジタル信号857は、I
IRフィルタに入力され、アクチュエータを駆動するた
めの駆動ディジタル信号862に変換される。IIRフ
ィルタは、5つの乗算器941,942,943,94
4,945と、2つのレジスタ930,931と、3つ
の加算器921,922,923とからなり、サンプリ
ング周期ごとに次のように動作する。
【0038】乗算器941は、定数a0と信号857と
の積を算出する。加算器921は、その積とレジスタ9
30に格納されていた値とを加算し、その結果を駆動デ
ィジタル信号862として出力する。乗算器942は、
定数a1とディジタル信号857との積858を算出す
る。乗算器943は、定数b1と駆動ディジタル信号8
62との積859を算出する。加算器922は、積85
8と積859とレジスタ931に格納されていた値とを
加算し、その結果をレジスタ930に格納する。乗算器
944は、定数a2とディジタル信号857との積86
0を算出する。乗算器945は、定数b2と駆動ディジ
タル信号862との積861を算出する。加算器923
は、積860と積861とを加算し、その結果をレジス
タ931に格納する。
【0039】駆動ディジタル信号862は、ディジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器961に入
力され、アナログ信号に変換される。このアナログ信号
は、アンプ964により電力増幅され、ピックアップ2
内のトラックアクチュエータを駆動する。トラックアク
チュエータが動くと、光スポットが変位し、トラックへ
の追従制御がなされる。
【0040】ラジアルモータの制御においては、トラッ
クアクチュエータの可動範囲が確保されるように、ピッ
クアップ2をディスク半径方向に移動させる。ラジアル
サーボモータを駆動するラジアル駆動信号810は、I
IRフィルタであるラジアルサーボ回路81に上記駆動
ディジタル信号862を入力し、駆動ディジタル信号8
62から直流成分を抽出した信号である。IIRフィル
タは、5つの乗算器946,947,948,949,
950と、2つのレジスタ932,933と、3つ加算
器924,925,926とからなり、サンプリング周
期ごとに次のように動作する。
【0041】乗算器946は、定数c0と信号862の
積を算出する。加算器924は、その積とレジスタ93
2に格納されていた値とを加算し、その結果をラジアル
モータ駆動ディジタル信号867として出力する。乗算
器947は、定数c1と信号862との積863を算出
する。乗算器948は、定数d1とラジアルモータ駆動
ディジタル信号867との積864を算出する。加算器
925は、積863と積864とレジスタ933に格納
されていた値とを加算し、その結果をレジスタ932に
格納する。乗算器949は、定数c2と信号862との
積865を算出する。乗算器950は、定数d2とラジ
アルモータ駆動ディジタル信号867との積866を算
出する。加算器926は、積866と積865とを加算
し、その結果をレジスタ933に格納する。
【0042】ラジアルモータ駆動ディジタル信号867
は、ディジタル信号をアナログ信号に変換するD/A変
換器962に入力され、アナログ信号に変換される。ア
ナログ信号は、アンプ965により電力増幅され、ラジ
アルモータを駆動する。その結果、ピックアップ2が動
くと、トラックアクチュエータの可動範囲が確保される
ことになる。
【0043】図3は、第1実施例におけるジャンプ動作
のタイミングチャートである。マイクロコンピュータ9
2は、クロック907と方向フラグ908とをアップダ
ウンカウンタ909に出力する。アップダウンカウンタ
909は、方向フラグ908がHレベルならば、アップ
カウンタとして働き、方向フラグ908がLレベルなら
ば、ダウンカウンタとして働く。カウンタ909の出力
値856を正弦波に変換するためのデータがROM90
1に予め記録されており、カウンタ909のカウント値
856が正弦波911に変換される。本実施例では、方
向フラグをHレベルにしているので、はじめの極値が極
大値となる正弦波911となるが、逆方向にジャンプさ
せたい場合、方向フラグをLレベルにすると、極値が極
小値となる正弦波911となる。トラック誤差信号85
に正弦波911を加算すると、サーボ系は、見かけ上の
誤差信号857を零とするように作用するので、サーボ
系のつりあい位置がトラック上からはずれて、図2の光
スポットSは、隣のトラック方向に移動し始める。
【0044】一方、ROM901からは別の信号855
が出力される。信号855は、正弦波911の極値付近
でHレベルとなる信号である。信号855をT型フリッ
プフロップ904に入力させると、T型フリップフロッ
プ904の出力は、図3に示す信号869のようにほぼ
正弦波911の勾配を示す信号となり、極性反転の許可
を示す信号となる。
【0045】加算器920の出力851の零を検出する
零検出器913は、トラック誤差信号値850とROM
901からの正弦波911の差が零であることを検出す
る。検出信号868とT型フリップフロップの出力86
9との論理積854をR−Sフリップフロップ914の
Rに入力し、検出信号868とT型フリップフロップの
反転出力との論理積853をR−Sフリップフロップ9
14のSに入力する。R−Sフリップフロップ914
は、RにHレベルが入力されると、出力QがLレベルに
なり、入力SにHレベルが入力されると、出力QがHレ
ベルになり、入力R,SがLレベルの場合は、出力Qの
値が以前の値を保持する。
【0046】このように構成すると、R−Sフリップフ
ロップ914の出力は、図3に示す波形852のように
なり、トラック誤差信号とROMの目標値波形との差が
零になる時点で、マルチプレクサの出力857が切換わ
ることになり、IIRフィルタには連続した波形が入力
されることになるので、安定したジャンプ動作が実行さ
れる。
【0047】《第2実施例》図4は、本発明による光デ
ィスク装置の第2実施例の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、第2実施例が第1実施例と異なる点につ
いてのみ説明する。ラジアルサーボ回路81内にマルチ
プレクサ905を設けた点と、トラッキングサーボ回路
84内にレジスタ934と乗算器951と加算器927
とを設けた点と、ROM902からの信号870により
マルチプレクサ906の出力が直接切換わる点とが異な
る。
【0048】ラジアルサーボ回路81内に設けたマルチ
プレクサ905は、ジャンプ時にD/A変換器962の
入力値を0にする働きをもっている。ピックアップ2が
ジャンプ中に移動すると、トラック誤差信号850と正
弦波信号911とのずれが大きくなり、ジャンプ動作が
不安定になりやすい。そのため、マイコン92によりス
トップフラグ910をジャンプ期間中はHレベルにし
て、信号867を強制的に0にする。
【0049】ピックアップ2の移動以外にもジャンプ動
作が不安定になる要因があるので、トラッキングサーボ
回路に設けたジャンプ動作について説明する。マルチプ
レクサ906は、ROM902からの信号870により
出力が切換わる。ROMの信号870は、Lレベルから
はじまり、はじめの極値でHレベルになり、次の偶数番
目の極値から再びLレベルに戻る。つまり、時間的にマ
ルチプレクサの値が切換わる。時間的に切換えるため、
信号875が不連続信号になりやすい。
【0050】図5は、第2実施例におけるジャンプ動作
のタイミングチャートである。ここでは、図5のジャン
プ時の各波形を用いて、不連続信号になることを防止す
る手段を説明する。
【0051】信号851をレジスタ934に格納する。
レジスタ934の格納値はサンプリング周期ごとに0に
近づくように処理する。ジャンプ開始時にはレジスタ9
34の値871は零である。ROM902からの出力信
号911のはじめの極値で、マルチプレクサ906の出
力を信号873から乗算器940の出力に切換える。こ
のとき、信号851の値をレジスタ934に格納し、レ
ジスタ934の格納値を乗算器951で−2倍して加算
器927で加算する。−2倍して加算することは信号8
73の値が反転した値と一致することを意味し、マルチ
プレクサ906の出力857が信号870の変化時に連
続的となる。
【0052】その結果、マルチプレクサ906の出力値
857が不連続に変化することがなくなるので、安定し
たジャンプ動作が実行される。
【0053】《第3実施例》図6は、本発明による光デ
ィスク装置の第3実施例の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、第3実施例が第1実施例と異なる点につ
いてのみ説明する。2つのIIRディジタルフィルタ9
90,991と加算器970,929とを追加した点
と、時間的に正弦波出力値911の極値でマルチプレク
サを切換える点とが異なる。なお、この時間的に正弦波
出力値911の極値でマルチプレクサを切換える部分
は、レジスタ934と乗算器951と加算器927とを
設けない点で、第2実施例とも異なる。IIRディジタ
ルフィルタ990は、周波数f0まで2階微分特性とな
り、周波数f0以上の周波数では一定となる周波数特性
を有する2次フィルタである。IIRディジタルフィル
タ991は、周波数f0以上から減衰する二次のローパ
スフィルタである。
【0054】この2つのIIRディジタルフィルタ99
0,991を用いて、トラック追従精度を向上させる。
このようにすると、信号851の値が比較的小さな値で
ジャンプ動作を実行することになり、ジャンプ動作が不
安定になりにくい。
【0055】2つのIIRフィルタを用いると、追従精
度が向上する理由を説明する。追従精度を向上させるに
は、外乱を抑制することが有効である。外乱を推定し、
その推定外乱量を差し引くような信号をアクチェータに
入力すると、トラック誤差を小さくできる。外乱量の推
定は、IIRフィルタを用いて、アクチュエータの入力
信号992と変位に対応する信号857とから算出す
る。
【0056】アクチュエータは、40dB/decで変化
する周波数特性を有する。IIRディジタルフィルタ9
90の周波数f1以下の出力値994は、2階微分特性
を示すので、アクチュエータの逆特性となる。このため
に、外乱が零であれば、信号857から求めた駆動信号
に対応した信号994と実際の駆動信号993との差9
95が零になる。しかし、外乱があると、信号994と
信号993とが一致しない。この差995が外乱量と考
えられるので、アクチュエータの外乱補正信号995と
して、加算器929でD/A変換器961に入力する。
このようにすると、外乱が抑制されるので、追従精度が
向上する。
【0057】図7は、第3実施例におけるジャンプ動作
のタイミングチャートである。破線で示す波形850,
857は、IIRディジタルフィルタ990,991が
無い場合の波形であり、実線で示す波形850,857
が第3実施例の波形である。マルチプレクサ906によ
る選択は、正弦波出力値911の極値で行なうので、追
従精度の悪い破線の波形では、波形857の不連続の幅
が大きくなる。このため、不安定になりやすい。
【0058】これに対して、追従精度の良い第3実施例
の波形では、波形857の不連続の幅が小さくなる。そ
のため、マルチプレクサ906の出力値857の不連続
の幅も小さくなるので、安定したジャンプ動作を実行で
きる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、サーボをかけながらジ
ャンプする方式により、外乱の影響を低減でき、極性反
転時にも安定性を確保できるので、安定なジャンプ動作
が可能となる光ディスク装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク装置の第1実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】光ディスクにおける記録データのピットの並び
方の一例を示す図である。
【図3】図1の第1実施例におけるジャンプ動作のタイ
ミングチャートである。
【図4】本発明による光ディスク装置の第2実施例の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4の第2実施例におけるジャンプ動作のタイ
ミングチャートである。
【図6】本発明による光ディスク装置の第3実施例の構
成を示すブロック図である。
【図7】図6の第3実施例におけるジャンプ動作のタイ
ミングチャートである。
【図8】光ディスクにおける光スポットおよびトラック
の相対変位とトラック誤差信号との関係を示す図であ
る。
【図9】信号発生器からの出力信号とトラック誤差信号
とに定常偏差がある場合に、前記出力信号と定常偏差と
を加算した和信号の信号波形を示す図である。
【符号の説明】
1 光デイスク 2 ピックアップ 3 ディスクモータ 5 ラジアルモータ 10 再生機構 12 ピット 31 回転軸 81 ラジアルサーボ回路 84 トラッキングサーボ回路 85 トラック誤差信号 92 マイクロコンピュータ 810 ラジアルサーボ回路の駆動信号 840 トラッキングサーボ回路の駆動信号 850 トラック誤差ディジタル信号 851 加算器出力 852 RSフリップフロップ出力値 853 論理積の出力値 854 論理積の出力値 855 ROMテーブルからのフラグ 856 カウンタ出力値 857 マルチプレクサの出力値 858,859,860,861 乗算器出力値 862 IIRフィルタ出力値 863,864,865,866 乗算器出力値 867 IIRフィルタ出力値 868 零検出器出力値 869 T型フリップフロップ出力値 870 ROMテーブルからのフラグ出力値 871 レジスタ出力値 872,873 乗算器出力値 875 加算器出力値 900 増幅器 901,902 ROM 903 A/D変換器 904 T型フリップフロップ 906 マルチプレクサ 907 ジャンプ用クロック 908 方向フラグ 909 アップダウンカウンタ 911 ROMテーブルからの正弦波出力値 913 零検出器 914 RSフリップフロップ 920〜929 加算器 930〜939 レジスタ 940〜960 乗算器 961,962 D/A変換器 963 乗算器 964,965 増幅器 970〜976 加算器 A 回転中心 S 光スポット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相馬 万哲 群馬県高崎市西横手町111番地 株式会社 日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 奥山 淳 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させるアクチュエータとを含み、前
    記光スポットとトラックとの相対的変位を小さくするサ
    ーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディス
    ク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転し前記サーボ補償器に出力する極性反転手段と
    を設け、 前記所定値以下の部分の極性を反転された前記和信号に
    基づきトラックジャンプすることを特徴とする光デイス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させるアクチュエータとを含み、前
    記光スポットとトラックとの相対変位を小さくするサー
    ボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディスク
    装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段で和信号と前記極性反転手段の出力信号の
    いずれか一方を選択し前記サーボ補償器に出力する選択
    手段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で前
    記加算手段出力値が0の時点で、前記極性反転手段の出
    力値を前記選択手段の出力信号とし、前記信号発生手段
    の出力波形の偶数番目の極値近傍で前記加算器手段出力
    値が0の時点で、前記加算手段の出力値を前記選択手段
    の出力信号とするように、前記選択手段を切換えさせる
    制御手段とを設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  3. 【請求項3】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させるアクチュエータとを含み、前
    記光スポットとトラックとの相対変位を小さくするサー
    ボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディスク
    装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段で和信号と前記極性反転手段の出力信号の
    いずれか一方を選択し前記サーボ補償器に出力する選択
    手段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で前
    記加算手段出力値が0の時点で、前記極性反転手段の出
    力値を前記選択手段の出力信号とし、前記信号発生手段
    の出力波形の偶数番目の極値近傍で前記加算器手段出力
    値が0の時点で、前記加算手段の出力値を前記選択手段
    の出力信号とするように、前記選択手段を切換えさせる
    制御手段と、 前記選択手段の出力を周波数f0まで2階微分の特性と
    なる微分フィルタと、 前記選択手段の出力を周波数f0から2次のローパス特
    性を有するローパスフィルタとを設け、 前記微分フィルタ出力信号および前記ローパスフィルタ
    出力信号を加算し前記サーボ補償器に入力する加算器を
    前記サーボ補償器と前記アクチュエータとの間に設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  4. 【請求項4】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させる2つのアクチュエータとを含
    み、前記光スポットとトラックとの相対変位を小さくす
    るサーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光デ
    ィスク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段で和信号と前記極性反転手段の出力信号の
    いずれか一方を選択し前記サーボ補償器に出力する選択
    手段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で前
    記加算手段出力値が0の時点で、前記極性反転手段の出
    力値を前記選択手段の出力信号とし、前記信号発生手段
    の出力波形の偶数番目の極値近傍で前記加算器手段出力
    値が0の時点で、前記加算手段の出力値を前記選択手段
    の出力信号とするように、前記選択手段を切換えさせる
    制御手段と、 トラックジャンプ時に前記2つのアクチュエータのいず
    れか一方を停止させる手段とを設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  5. 【請求項5】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させる2つのアクチュエータとを含
    み、前記光スポットとトラックとの相対変位を小さくす
    るサーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光デ
    ィスク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段で和信号と前記極性反転手段の出力信号の
    いずれか一方を選択し前記サーボ補償器に出力する選択
    手段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で前
    記加算手段出力値が0の時点で、前記極性反転手段の出
    力値を前記選択手段の出力信号とし、前記信号発生手段
    の出力波形の偶数番目の極値近傍で前記加算器手段出力
    値が0の時点で、前記加算手段の出力値を前記選択手段
    の出力信号とするように、前記選択手段を切換えさせる
    制御手段と、 前記選択手段の出力を周波数f0まで2階微分の特性と
    なる微分フィルタと、 前記選択手段の出力を周波数f0から2次のローパス特
    性を有するローパスフィルタとを設け、 前記微分フィルタ出力信号および前記ローパスフィルタ
    出力信号を加算し前記サーボ補償器に入力する加算器を
    前記サーボ補償器と前記アクチュエータとの間に設け、 トラックジャンプ時に前記2つのアクチュエータのいず
    れか一方を停止させる手段とを設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  6. 【請求項6】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させるアクチュエータとを含み、前
    記光スポットとトラックとの相対変位を小さくするサー
    ボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディスク
    装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段の出力信号と極性反転手段の出力信号のい
    ずれか一方を選択する選択手段と、 前記信号発生手段にオフセットを付加するオフセット手
    段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、
    前記極性反転手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    し、前記オフセット手段により切換え直後の選択手段の
    出力信号の連続性を保ち、前記信号発生手段の出力波形
    の偶数番目の極値近傍で、前記加算手段の出力値を前記
    選択手段の出力信号とし、前記オフセット手段により切
    換え直後の選択手段の出力号の連続性を保つ制御手段と
    を設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  7. 【請求項7】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させるアクチュエータとを含み、前
    記光スポットとトラックとの相対変位を小さくするサー
    ボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディスク
    装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段の出力信号と極性反転手段の出力信号のい
    ずれか一方を選択する選択手段と、 前記信号発生手段にオフセットを付加するオフセット手
    段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、
    前記極性反転手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    し、前記オフセット手段により切換え直後の選択手段の
    出力信号の連続性を保ち、前記信号発生手段の出力波形
    の偶数番目の極値近傍で、前記加算手段の出力値を前記
    選択手段の出力信号とし、前記オフセット手段により切
    換え直後の選択手段の出力号の連続性を保つ制御手段
    と、 前記選択手段の出力を周波数f0まで2階微分の特性と
    なる微分フィルタと、 前記選択手段の出力を周波数f0から2次のローパス特
    性を有するローパスフィルタとを設け、 前記微分フィルタ出力信号および前記ローパスフィルタ
    出力信号を加算し前記サーボ補償器に入力する加算器を
    前記サーボ補償器と前記アクチュエータとの間に設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  8. 【請求項8】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させる2つのアクチュエータとを含
    み、前記光スポットとトラックとの相対変位を小さくす
    るサーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光デ
    ィスク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段の出力信号と極性反転手段の出力信号のい
    ずれか一方を選択する選択手段と、 前記信号発生手段にオフセットを付加するオフセット手
    段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、
    前記極性反転手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    し、前記オフセット手段により切換え直後の選択手段の
    出力信号の連続性を保ち、前記信号発生手段の出力波形
    の偶数番目の極値近傍で、前記加算手段の出力値を前記
    選択手段の出力信号とし、前記オフセット手段により切
    換え直後の選択手段の出力号の連続性を保つ制御手段
    と、 トラックジャンプ時に前記2つのアクチュエータのいず
    れか一方を停止させる手段とを設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  9. 【請求項9】 光スポットとトラックとの相対変位を検
    出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手段
    と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号を
    作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により前
    記光スポットを移動させる2つのアクチュエータとを含
    み、前記光スポットとトラックとの相対変位を小さくす
    るサーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光デ
    ィスク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段の出力信号と極性反転手段の出力信号のい
    ずれか一方を選択する選択手段と、 前記信号発生手段にオフセットを付加するオフセット手
    段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、
    前記極性反転手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    し、前記オフセット手段により切換え直後の選択手段の
    出力信号の連続性を保ち、前記信号発生手段の出力波形
    の偶数番目の極値近傍で、前記加算手段の出力値を前記
    選択手段の出力信号とし、前記オフセット手段により切
    換え直後の選択手段の出力号の連続性を保つ制御手段
    と、 前記選択手段の出力を周波数f0まで2階微分の特性と
    なる微分フィルタと、 前記選択手段の出力を周波数f0から2次のローパス特
    性を有するローパスフィルタとを設け、 前記微分フィルタ出力信号および前記ローパスフィルタ
    出力信号を加算し前記サーボ補償器に入力する加算器を
    前記サーボ補償器と前記アクチュエータとの間に設け、 トラックジャンプ時に前記2つのアクチュエータのいず
    れか一方を停止させる手段とを設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  10. 【請求項10】 光スポットとトラックとの相対変位を
    検出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手
    段と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号
    を作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により
    前記光スポットを移動させるアクチュエータとを含み、
    前記光スポットとトラックとの相対変位を小さくするサ
    ーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光ディス
    ク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段の出力信号と極性反転手段の出力信号のい
    ずれか一方を選択する選択手段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、
    前記極性反転手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    し、前記信号発生手段の出力波形の偶数番目の極値近傍
    で、前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    するように、前記選択手段を切換えさせる制御手段と、 前記選択手段の出力を周波数f0まで2階微分の特性と
    なる微分フィルタと、 前記選択手段の出力を周波数f0から2次のローパス特
    性を有するローパスフィルタとを設け、 前記微分フィルタ出力信号および前記ローパスフィルタ
    出力信号を加算し前記サーボ補償器に入力する加算器を
    前記サーボ補償器と前記アクチュエータとの間に設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
    トラックジャンプすることを特徴とする光デイスク装
    置。
  11. 【請求項11】 光スポットとトラックとの相対変位を
    検出しトラック誤差信号を出力するトラック誤差検出手
    段と、前記トラック誤差信号に基づいてサーボ補償信号
    を作成するサーボ補償器と、前記サーボ補償信号により
    前記光スポットを移動させる2つのアクチュエータとを
    含み、前記光スポットとトラックとの相対変位を小さく
    するサーボ補償を実行するトラックサーボ系を備えた光
    ディスク装置において、 光スポットを誘導するために前記トラック誤差信号と同
    様の周期信号をジャンプトラック本数に対応する波の数
    だけ発生させる信号発生手段と、 前記トラック誤差検出手段の出力信号と前記信号発生手
    段の出力信号との和信号を得る加算手段と、 前記加算手段で得られた和信号の所定値以下の部分の極
    性を反転する極性反転手段と、 前記加算手段の出力信号と極性反転手段の出力信号のい
    ずれか一方を選択する選択手段と、 前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍まで
    前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号とし、
    前記信号発生手段の出力波形の奇数番目の極値近傍で、
    前記極性反転手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    し、前記信号発生手段の出力波形の偶数番目の極値近傍
    で、前記加算手段の出力値を前記選択手段の出力信号と
    するように、前記選択手段を切換えさせる制御手段と、 前記選択手段の出力を周波数f0まで2階微分の特性と
    なる微分フィルタと、 前記選択手段の出力を周波数f0から2次のローパス特
    性を有するローパスフィルタとを設け、 前記微分フィルタ出力信号および前記ローパスフィルタ
    出力信号を加算し前記サーボ補償器に入力する加算器を
    前記サーボ補償器と前記アクチュエータとの間に設け、 トラックジャンプ時に前記2つのアクチュエータのいず
    れか一方を停止させる手段とを設け、 前記選択手段の出力信号を前記サーボ補償器に入力して
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6574175B1 (en) 1999-08-28 2003-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Track jump control device for optical disc drive and method thereof

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6574175B1 (en) 1999-08-28 2003-06-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Track jump control device for optical disc drive and method thereof
KR100618974B1 (ko) * 1999-08-28 2006-08-31 삼성전자주식회사 광디스크 드라이브의 트랙 점프 제어 장치 및 방법

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