JPH08147129A - 対話操作装置 - Google Patents

対話操作装置

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Publication number
JPH08147129A
JPH08147129A JP6305562A JP30556294A JPH08147129A JP H08147129 A JPH08147129 A JP H08147129A JP 6305562 A JP6305562 A JP 6305562A JP 30556294 A JP30556294 A JP 30556294A JP H08147129 A JPH08147129 A JP H08147129A
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Application number
JP6305562A
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English (en)
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Hiroaki Sato
宏明 佐藤
Tsuneyoshi Takagi
常好 高木
Kenichiro Tanaka
賢一郎 田中
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 個々のアプリケーションプログラムの構造に
拘わらず統一したユーザインタフェースを与えることが
でき、これにより、ユーザの操作性を向上させることが
可能な対話操作装置を提供する。 【構成】 ウィンドウ29が選択状態にあるときには、
付属表示ウィンドウ25および縮小表示ウィンドウのウ
ィンドウ29のそれぞれの枠領域251,291の色が明
るく表示され、記録状態であるときには、枠領域2
1,291のそれぞれの内部領域252,292の色が
「赤」で表示され、非記録状態であるときには、内部領
域252,292の色が「グレー」で表示される。また、
操作権を有しているときには、枠領域251,291の色
が「緑」で表示され、操作権を誰かに取られているとき
には、その色が「グレー」で表示され、操作権がフリー
のときには、その色が「青」で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アプリケーションプロ
グラムをそのプログラムの外部にあるユーザインタフェ
ースを介して操作する対話操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、対話操作装置は、その制御プログ
ラム(アプリケーションプログラム)内に対話操作装置
とユーザとの対話操作を実現する手段を有していた。し
かし、独立に作成された複数のアプリケーションプログ
ラムを統括して、あたかも1つの統合アプリケーション
として利用したい等の要求から、通信によってプログラ
ムの外部から各プログラムを制御する必要が生じ、例え
ばマイクロソフト社のOLE(Object Linking and Emb
edding)やアップルコンピュータ社のOpenDocといった
システムがコンピュータメーカーやオペレーテイングシ
ステムの提供会社から提案され、いくつかのソフトウェ
アで利用されるようになってきている。例えば、電子メ
ールソフトウェアの中で、別々に作成された文書作成用
のエディタ、図形作成用のグラフィックエディタおよび
音声メール用の音声入力ソフトウェアなどを一括して使
えるようにするという具合である。
【0003】一方、コンピュータを個人ユースとしてで
はなく、複数の人間からなるグループ作業の支援に使用
するグループウェアと呼ばれるソフトウェアが開発され
はじめている。机上のコンピュータを用いたテレビ会議
システムなどが代表的なものであり、その中で、会議室
のホワイトボードに相当する、全員が見られ、書き込む
ことができるペイントソフトウェアなどが利用されてい
る。
【0004】さらに、グループ作業においても、個人で
作業するときに使用しているソフトウェアプログラムを
使うことができれば、ソフトウェアの操作方法等を習得
する時間が不要になる点、および、そのソフトウェアに
対する慣れにより作業効率の向上が望める点等の理由に
より有効であることから、特にグループ作業用に作られ
たわけではない一般のプログラムを複数のユーザから見
ることができたり、また、データ等の書き込みができた
りするウィンドウ共有プログラムまたはアプリケーショ
ン共有プログラムと呼ばれるソフトウェア、例えば、サ
ンソフト(SunSoft)社のShowMe,SharedApp等がグルー
プウェアの一部として開発されている。
【0005】なお、前記OLE,OpenDoc,ShowMe,Sha
redAppは、それぞれ各社の商標または登録商標である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のウィンドウ共有プログラムを統合プログラムの一部
として用いた場合には、グループ作業用の操作を一般の
プログラムに追加しなければならず、かかる追加処理を
行ったときに、その一般のプログラムに対して、グルー
プ作業に必要な操作権を付与したり剥奪したりする制御
はウィンドウ制御プログラムに任せることができるもの
の、その操作権の状況をユーザに知らせるための表示操
作は媒介される一般のプログラムが有していることか
ら、グループ作業特有のユーザインタフェースをどのよ
うに構築するかが問題となる。
【0007】前記OLEやOpenDocなどのシステムで
は、個々のプログラムの外部から当該プログラムの表示
操作を制御するコードを送信し、個々のプログラムは、
その内部に、送信されるコードを認識する手段を設ける
ことにより、統合アプリケーションの母体である管理プ
ログラムを用いて、単一ウィンドウ内に各々のアプリケ
ーションプログラムを適切に配置し、表示を更新するよ
うにしているが、そのような手段を設けていない一般の
プログラムは考慮されておらず、このため、前記ウィン
ドウ共有プログラムのようなプログラムを含めた場合に
は、ウィンドウ共有プログラムを介して制御される一般
のプログラムとグループ作業用に作成されたプログラム
とを統一されたユーザインタフェースの下に管理するこ
とができないという問題があった。
【0008】また、通常のウィンドウシステムにおい
て、別途存在しているウィンドウ領域を制御できるプロ
グラムにウィンドウマネージャがあるが、ウィンドウマ
ネージャを、例えばグループ作業用という特定の目的に
対応させた場合には、一般のプログラムとの整合性の面
や日々の使い勝手の面で問題が生ずる。
【0009】さらに、統合アプリケーションにおいて
は、複数のプログラムに対して一括操作を行いたいこと
があり、このような操作を行うために、個々のプログラ
ムの操作ウィンドウの外に各プログラムを集中的に管理
できる操作領域(ウィンドウ)を設ける場合がある。こ
のような場合に、操作領域中のどの操作対象がどのウィ
ンドウまたはプログラムに対応しているのかをユーザに
知らせる必要が生ずるが、これを簡便な方法で実現する
手段は知られていなかった。即ち、個々の対象プログラ
ムにグループウェア用の特別の表示形式を備えるように
構成するか、または、統合アプリケーション用の操作が
特別に付加されたウィンドウマネージャプログラムを新
たに開発する以外には、これを実現するような手段は実
現されていなかった。
【0010】そして、このような一括操作を可能とした
場合には、複数のプログラムまたはウィンドウに対して
操作が行われるため、選択した複数のプログラムを簡単
に把握したいという要求があるが、個々のウィンドウは
スクリーン全体に散らばっており、一見しただけではど
のウィンドウが選択されているのかを認識するのが困難
であった。
【0011】さらに、アプリケーションプログラム固有
の操作に関して、特にグループウェアと呼ばれる範疇の
プログラムにおいては、データやプログラムが複数のユ
ーザ間で用いられるため、誰が操作する権利(操作権)
を有しているのかをユーザに知らせるユーザインタフェ
ースが必要となった。
【0012】また、グループウェアシステムは、テレビ
会議システムなどのようにコミュニケーション手段とし
ての特質を有しているために、その様子を記録(レコー
ディング)できると便利である。個人のみで使うプログ
ラムの中には記録状態であることをユーザに知らせるた
めに、「記録中」の表示を行うように構成された音声入
力用のプログラムもあるが、これまでのグループウェア
システムの中には、例えば、記録状態をウィンドウに表
示したり、テレビ会議の様子などの多様なプログラムの
記録状態をユーザに簡便に知らせたりするようなユーザ
インタフェースはなく、そのようなユーザインタフェー
スが必要となってきた。
【0013】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、個々のアプリケーションプログラムの構造に拘わら
ず統一したユーザインタフェースを与えることができ、
これにより、ユーザの操作性を向上させることが可能な
対話操作装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、表示手段に表示された複数のアプリケーショ
ンプログラムを該プログラムの外部にあるユーザインタ
フェースを介して操作する対話操作装置であって、前記
各プログラムの表示情報を獲得する獲得手段と、1つま
たは複数のプログラムに対して一括操作を指示する一括
操作指示手段と、該指示された操作を当該プログラムに
伝達する伝達手段と、前記指示された操作状況を当該表
示されたプログラムの表示領域およびその近傍の領域の
少なくとも1つの領域に表示する表示制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0015】好ましくは、前記表示されたプログラムの
表示状況を前記表示手段に縮小表示するとともに、前記
指示された操作状況を当該縮小表示されたプログラムに
表示する縮小表示制御手段を有することを特徴とする。
【0016】また、好ましくは、前記表示された各プロ
グラムの操作権の要求および解放を指示する操作権指示
手段と、該指示に応じて操作権の所有状況を表示する所
有状況表示制御手段とを有することを特徴とする。
【0017】さらに、好ましくは、前記表示されたプロ
グラムが記録機能を備える場合に、その記録を開始およ
び終了を指示する記録指示手段と、該指示に応じて記録
機能の動作状況を表示する動作状況表示制御手段とを有
することを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明の構成に依れば、1つまたは複数のプロ
グラムに対して一括操作が指示されると、その操作は当
該プログラムに伝達され、そのプログラムの操作状況
が、獲得手段により獲得されたプログラムの表示情報に
基づいて、当該表示されたプログラムの表示領域および
その近傍の領域の少なくとも1つの領域に表示される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】図1は、本発明の一実施例に係る対話操作
装置の概略構成を示すブロック図である。
【0021】同図において、本実施例の対話操作装置
は、ユーザからの操作指示を受け付ける対話操作部1
と、ディスプレイ11に表示された各ウィンドウに対応
するプログラムの操作状態を表示するための状態表示部
2と、操作対象である各プログラムとのコマンド等のや
り取りを行うための通信部3と、操作対象である1つま
たは複数のプログラムを管理する複合プログラム管理部
4と、各プログラムの表示情報を管理する表示情報管理
部5と、各プログラムの制御情報を管理する制御情報管
理部6と、複合プログラム管理部4により管理される情
報を格納する複合プログラムメモリ7と、各プログラム
の表示情報を格納するプログラム表示情報メモリ8と、
前記制御情報を格納する制御情報メモリ9と、例えばウ
ィンドウサーバのようなウィンドウシステムプログラム
10と、ウィンドウを表示したり、そのウィンドウ等に
各種情報を表示したりするディスプレイ11と、キーボ
ードやマウス等の入力デバイス12とにより構成されて
いる。そして、同図には、本実施例の対話操作装置によ
り管理される、前記各ウィンドウに対応する外部プログ
ラム13〜15も図示されている。
【0022】対話操作部1は、ユーザが入力デバイス1
2を用いて行った指示をウィンドウシステムプログラム
10を介して受信し、その操作指示に応じて複合プログ
ラム管理部4、表示情報管理部5および制御情報管理部
6に新たな操作指示を出力する。
【0023】状態表示部2は、タイマーイベントが発生
したときに起動を開始し、外部プログラム13〜15の
表示情報を獲得して表示情報管理部5へ通達する。
【0024】通信部3は、外部プログラム13〜15か
らの各種情報(メッセージ)を受信し、複合プログラム
管理部4、表示情報管理部5および制御情報管理部6へ
通達する。
【0025】複合プログラム管理部4は、対話操作部1
からの指示を受信し、外部プログラム13〜15に対し
てその起動または終了等の指示を行うとともに、複合プ
ログラムメモリ7の内容を更新し、表示情報管理部5に
対して各プログラムの操作状態の変化に伴う表示の変更
を依頼する。さらに、複合プログラム管理部4は、対話
操作部1からの要請に応じて、各プログラムの階層関係
に基づく情報を返す。
【0026】表示情報管理部5は、外部プログラム13
〜15の操作状態(選択・操作権の有無または記録の有
無)および外部プログラム13〜15の表示状態(表示
位置など)に応じて、ディスプレイ11に表示された各
ウィンドウの表示状態を変更するための情報を対話操作
部1、状態表示部2、通信部3、複合プログラム管理部
4および制御情報管理部6から受信し、必要な表示更新
操作を状態表示部2および通信部3へ通達するととも
に、プログラム表示情報メモリ8の内容を更新する。
【0027】制御情報管理部6は、外部プログラム13
〜15の操作状態(選択・操作権の有無または記録の有
無)の変更を対話操作部1および通信部3から受信し
て、必要な制御状態更新操作を通信部3へ通達するとと
もに、必要な表示状態の変更を表示情報管理部5へ通達
し、制御情報メモリ9の内容を更新する。
【0028】本実施例では、外部プログラム13は、本
実施例の対話操作装置からの通信メッセージに応答する
ように作成されたクライアントプログラムであり、通信
部3へプログラム13自身の状態変化を通達するととも
に、通信部3からのメッセージに応じてプログラム13
の操作状態(操作権の有無または記録の有無)や表示状
態を変更するように動作する。外部プログラム14は、
本実施例の対話操作装置からの通信メッセージに応答す
るように作成されていない一般のクライアントプログラ
ムであり、このプログラム14は、表示情報等を利用す
るための別プログラムであるウィンドウ共有プログラム
15を介して利用される。外部プログラム15は、クラ
イアントプログラム14からのウィンドウシステムプロ
グラム10への表示メッセージを受信する擬似ウィンド
ウサーバ的なプログラム(ウィンドウ共有プログラム)
であり、受信したメッセージを1つまたは複数のクライ
アントのウィンドウサーバへ送信することにより、それ
ぞれ1つまたは複数のディスプレイを介して1人または
複数のユーザとの対話操作を行うことができると同時
に、通信部3からのメッセージによりウィンドウ共有プ
ログラム15に接続されたプログラム(本実施例では、
クライアントプログラム14)の操作状態(操作権の有
無または記録の有無)を変更することができる。
【0029】図2は、本実施例の対話操作装置により構
成されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
【0030】同図中、操作ウィンドウ21は、対話操作
部1が表示し、対話に用いるウィンドウであり、縮小表
示ウィンドウ22は、状態表示部2が表示し、各ウィン
ドウに対応するプログラムの操作状態を実際のウィンド
ウの縮小表示で提示するウィンドウである。
【0031】付属表示ウィンドウ23〜26は、操作対
象となるウィンドウに付随して、そのウィンドウに対応
するプログラムの操作状況を提示するウィンドウであ
り、クライアントプログラム13のような本実施例の対
話操作装置による通信メッセージに応答するように作成
された外部プログラムではそのプログラム自身が表示
し、クライアントプログラム14のような本実施例の対
話操作装置による通信メッセージに応答するように作成
されていない一般の外部プログラムでは状態表示部2が
表示する。
【0032】ウィンドウ27〜30は、対応する各プロ
グラムがそれぞれ表示するウィンドウであり、ユーザ
は、ウィンドウ27〜30を介して、個々のプログラム
と対話するとともに、操作ウィンドウ21を介して、各
プログラムの起動または終了、各プログラムに対する選
択・操作権の獲得または解放、記録の開始または終了、
全体の終了などの対話操作を行うことができる。尚、図
中には特に表示されていないが、マウスカーソル等によ
り、ウィンドウの指示、コマンドの指示等を行うことは
いうまでもない。
【0033】図3は、図2の操作ウィンドウ21から選
択できる各種コマンドをメニュー表示したものであり、
(a)は、操作ウィンドウ21の「起動」を選択したと
きに表示されるサブメニューを示し、(b)は、操作ウ
ィンドウ21の「終了」を選択したときに表示されるサ
ブメニューを示し、(c)は、操作ウィンドウ21の
「操作」を選択したときに表示されるサブメニューを示
している。このサブメニューは、例えばプルダウン形状
のメニューであり、マウスカーソル等により例えば起動
を指示することにより、その近傍に表示される。
【0034】本実施例では、(a)のサブメニューに
は、「テレビ(TV)電話」、「共有エディタ(Edito
r)」、「共有ドロー」、「ホワイトボード」、「ビデ
オ(Video)モニター」、「ウィンドウ共有ツール」、
「ファイル転送」の各項目があり、そのいずれかの項目
を起動コマンドとして選択することができる。(b)の
サブメニューには、「全終了」、「指定ツール終了」の
各項目があり、そのいずれかを終了コマンドとして選択
することができる。(c)のサブメニューには、「操作
権要求」、「操作権解放」、「記録開始」、「記録中
断」、「記録終了」の各項目があり、そのいずれかを操
作コマンドとして選択することができる。
【0035】図4は、複合プログラムメモリ7、プログ
ラム表示情報メモリ8および制御情報メモリ9に格納さ
れた内容の一例を示した図であり、同図中、31は、複
数のプログラムから構成される統合アプリケーションの
一例である「セッション1」の内容であり、このセッシ
ョン1に関係する「構成メンバー」、「構成(サブ)ツ
ール」、「議長」、「制御情報」などが図示されてい
る。32は、前記クライアントプログラム13のように
本実施例の対話操作装置による通信メッセージに応答す
るように作成された外部プログラム(要素アプリケーシ
ョン)の一例であるテレビ(TV)電話1の内容であ
り、このアプリケーションに関係する「pid(プロセ
スのID)」や「通信ポート(port)」、「表示情
報」、「制御情報」が図示されている。33は、前記ク
ライアントプログラム14のように本実施例の対話操作
装置による通信メッセージに応答するように作成されて
いない外部プログラム(共有アプリケーション)の一例
である共有エディタ(Editor)1の内容であり、このア
プリケーションに関係する「表示情報」、「制御情報」
等とともに、関係する「表示サーバプログラム」も図示
されている。
【0036】34は、前記ウィンドウ共有プログラム1
5のように他のクライアントプログラムと関係付けて利
用される表示サーバプログラムの一例であるウィンドウ
共有サーバの内容であり、関係付けられた対象プログラ
ムである共有エディタ(Editor)1へのポインタ(「対
象」)を有している。35は、統合アプリケーション3
1中の「制御情報」の一例であり、「制御権」の所在や
「記録」の動作状況、ユーザによる「選択状態」などが
含まれている。36は、共有アプリケーション33の
「表示情報」の一例であり、プログラムが表示している
「ウィンドウのID(Window-ID)」や「表示位置
(X,Y)」、「表示領域の大きさ(W,H)」などが
含まれている。
【0037】プログラム情報31〜34は複合プログラ
ムメモリ7に格納され、制御情報35は制御情報メモリ
9に格納され、表示情報36はプログラム表示情報メモ
リ8に格納される。
【0038】図5は、各種操作状態に対するウィンドウ
の表示形態を説明するための図であり、(a)は、前記
図2のウィンドウ29の付属表示ウィンドウ25の表示
形態を示し、(b)は、前記縮小表示ウィンドウ22に
表示された各ウィンドウの縮小表示の表示形態を示して
いる。(a)に示すように、付属表示ウィンドウ25
は、その枠領域251およびその内部領域252から構成
され、(b)に示すように、例えばウィンドウ29の縮
小表示は、その枠領域291およびその内部領域292
ら構成されている。
【0039】ウィンドウ29に対応するプログラムの操
作状態に対する表示形態は、選択状態にあるか否かを内
部領域252,292の色の明度、即ち、選択状態にある
ときにはより明るくして示し、記録状態にあるか否かを
内部領域252,291の色の色相、即ち、例えば記録状
態にあるときには「赤」で、非記録状態にあるときには
「グレー」で示す。また、操作権の状態を枠領域2
1,291の色、例えば操作権を有しているときには
「緑」、操作権を誰かに取られているときには「グレ
ー」、操作権がフリーのときには「青」で表わす。
【0040】なお、他のウィンドウ27,28,30に
それぞれ対応する付属表示ウィンドウ23,24,26
および縮小表示の表示形態も、上述の表示形態と同様で
あることは云うまでもない。
【0041】以上のように構成された対話操作装置が行
う制御処理を、以下、図6〜13のフローチャートに基
づいて説明する。
【0042】図6,7は、メインルーチンの手順を示す
フローチャートである。
【0043】図6において、まず、例えば、操作ウィン
ドウ21および縮小表示ウィンドウ22をユーザに提示
したり、タイマーイベントを起動する時間を設定したり
する初期化を行った(ステップS1)後に、ステップS
2に進む。ステップS1の初期化では、動作中のプログ
ラムは何もないことから、操作ウィンドウ21のツール
項目や縮小表示ウィンドウ22には何も表示されない。
【0044】ステップS2では、何らかの入力があるか
否かを判断し、何の入力もないときには何らかの入力が
有るまで待機し、何らかの入力があるときにはステップ
S3に進み、タイマーイベントが有るか否かを判断す
る。
【0045】本実施例では、通常、イベント駆動型と呼
ばれるプログラム形式を採用しているため、入力待ち処
理(ステップS2)、タイマーイベント検出処理(ステ
ップS3)、ウィンドウイベント検出処理(ステップS
5)、メッセージ検出処理(ステップS6)、起動コマ
ンド検出処理(ステップS11)、プログラム選択検出
処理(ステップS13)、操作コマンド検出処理(ステ
ップS16)はイベント待ちループの中で、繰り返し並
列的に行われる。
【0046】前記ステップS3の判断で、タイマーイベ
ントが検出されると状態表示部2は各ウィンドウの表示
更新処理を行い、外部プログラムが表示するウィンドウ
の移動等に応じて表示を更新した(ステップS4)後
に、前記ステップS2に戻る。一方、前記ステップS3
で、タイマーイベントが検出されないときにはステップ
S5に進み、マウスやキーボードなどの入力デバイス1
2からのウィンドウイベントが検出されたか否かを判断
するウィンドウイベント検出処理を行う。
【0047】ステップS5の処理でイベントが検出され
ると、対話操作部1は後述するコマンド処理(図7のス
テップS11以降の処理)に従って動作する。一方、ス
テップS5の処理でイベントが検出されないときには、
外部プログラムからのメッセージが検出されたか否かを
判断するメッセージ検出処理を行い(ステップS6)、
このときメッセージイベントが検出されると、通信部3
は後述するメッセージ処理(ステップS7以降の処理)
に従って動作する。一方、ステップS6の処理で、メッ
セージイベントが検出されないときには、前記ステップ
S2に戻る。
【0048】ステップ11以降のコマンド処理は、入力
されるイベントの位置およびマウスの状態などに応じ
て、以下のように動作する。
【0049】起動コマンド検出処理(ステップS11)
により起動コマンドが検出されると、対話操作部1は図
3(a)のメニューを表示し、その中からユーザによっ
て所望のコマンドが選択されると、複合プログラム管理
部4に対して外部プログラム起動処理(ステップS1
2)を起動させ、選択されたコマンドに対応した適切な
起動処理を行う。なお、この外部プログラム起動処理の
詳細は、後述する。
【0050】一方、前記ステップS11で、起動コマン
ドが検出されないときには、対象プログラムの選択指定
がなされているか否かを判断する(ステップS13)。
このとき、選択指定されていれば、選択されたプログラ
ムを指定して制御情報管理部6に対してプログラム選択
処理(ステップS14,S15)を起動を要請した後
に、前記ステップS2に戻る。
【0051】プログラム選択処理とは、制御情報メモリ
9に格納されたデータのうち選択状態に関する情報を更
新した後に、通信部3に対して選択指示通信処理を起動
を要請し、選択操作に基づく表示状態の変更を操作対象
である外部プログラムへ通達し(ステップS14)、続
いて、情報表示部2に対して選択状態表示処理を起動を
要請し、操作対象であるプログラムの選択操作に基づく
表示状態の変更を行う(ステップS15)処理をいう
が、選択指示通信処理および選択状態表示処理の詳細
は、後述する。
【0052】一方、ステップS13の判断で、対象プロ
グラムの選択指定がなされていないときには、ステップ
S16に進み、操作項目の選択がなされているか否かを
判断する操作コマンド検出処理を行い、操作コマンドま
たは終了コマンドが検出されると、対話操作部2は、そ
れぞれ、図3(c)または(b)のメニューを表示し、
選択されたコマンドに対して、制御情報管理部6による
制御操作処理(ステップS17以降の処理)を起動す
る。一方、ステップS16の判断で、操作項目の選択が
ないときには前記ステップS2に戻る。
【0053】制御操作処理では、まず、選択された操作
が許可されているか否かを判断する操作許可判断処理を
行う(ステップS17)。この操作許可判断処理は、以
下のように動作する。
【0054】対話操作部1は、操作コマンドに応じて複
合プログラム管理部4および制御情報管理部6に対し
て、対象プログラムおよびそれを含む統合アプリケーシ
ョンの情報を要求する。複合プログラム管理部6は、複
合プログラムメモリ7を参照して、要求に応じた情報を
対話操作部1に返すとともに、制御情報管理部6は、制
御情報メモリ9を参照して、要求に応じた情報を対話操
作部1に返す。対話操作部1は、これらの情報を参照し
て操作の許可判定を行う。判断の基準として様々な方法
を考えることができるが、本実施例では、次のような方
法を用いた。
【0055】即ち、「全終了」は、議長のみに許され、
「指定ツール終了」は、操作権が得られる場合に許さ
れ、「操作権の要求」は、操作権が誰にも占有されてい
ない場合に許される。そして、「記録の開始」、「記録
の中断」および「記録の終了」は、議長にのみ許され
る。その他の操作は、常時許される。
【0056】次に、前記ステップ17の判断で、操作が
許可されていれば、選択されたコマンドを指定して通信
部3に対して操作指示通信処理を起動を要請し、操作項
目に応じた処理内容を外部プログラムに通達する(ステ
ップS18)。続いて、状態表示部3に対して操作状態
表示処理を起動を要請し、操作項目に応じた表示状態の
更新を行う(ステップS19)。さらに、選択されたコ
マンドが全終了コマンドである場合には、全終了判断処
理(ステップS20)で本プログラム自体を終了し、一
方、全終了コマンドでないときには前記図6のステップ
S2に戻る。
【0057】ステップS7以降の前記通信部3が行うメ
ッセージ処理は、外部プログラムからの操作対象および
操作内容を含む通信メッセージの内容に応じて、以下の
ように動作する。
【0058】通信部3は制御情報管理部5に選択指定の
メッセージを送り、制御情報管理部5は、まず、選択情
報を制御情報メモリ9に格納するとともに、状態表示部
2に対して選択情報表示処理を起動を要請し、前記ステ
ップS19の選択状態表示処理と同様に、操作対象であ
るプログラムの選択操作に基づく表示状態の変更を行う
(ステップS7)。続いて、制御情報管理部5は操作許
可判断処理を起動し、前記ステップS17の操作許可判
断処理と同様に、選択された操作項目の操作許可をチェ
ックし(ステップS8)、許可されていれば、通信部3
に対して操作指示通信処理を起動を要請し、操作項目に
応じた処理内容を操作対象である外部プログラムに通達
する(ステップS9)。続いて、状態表示部2に対して
操作状態表示処理を起動を要請し、操作項目に応じた表
示状態の更新を行う(ステップS10)。
【0059】図8は、前記ステップS12の複合プログ
ラム管理部4が行う外部プログラム起動処理の詳細な手
順を示すフローチャートである。
【0060】同図において、まず、操作対象である外部
プログラムに対して自身のアプリケーションプログラム
の起動を要請する(ステップS31)。
【0061】次に、ステップS32では、通信部3に対
して起動された外部プログラムとの通信パスの設定を依
頼し、ステップS33では、通信部3から外部プログラ
ムの情報を受信し、そこから得られた情報により、ステ
ップS34では、複合プログラムメモリ7内に新しく起
動されたプログラムに対するオブジェクトを生成すると
ともに、前記統合アプリケーション31に稼働中のプロ
グラムツールを追加する。なお、外部プログラムが共有
アプリケーション33である場合には、その起動に先行
してウィンドウ共有サーバ34を起動し、ウィンドウ共
有サーバ34と、共有アプリケーション33からウィン
ドウ共有サーバ34へ送信される情報を持つウィンドウ
共有サーバとの通信を介して共有アプリケーション33
のウィンドウ情報などを獲得する。
【0062】さらに、外部プログラムの起動が状態表示
部2に通達されると、状態表示部2は、ステップS35
で、新たに生成されたプログラムのウィンドウの位置情
報などを獲得して、プログラム表示情報メモリ8を更新
し、対象のプログラムが付属表示ウィンドウを持たない
場合には、ウィンドウの位置および大きさの情報に基づ
き新たに付属表示ウィンドウを表示する。
【0063】続くステップS36では、ウィンドウの位
置および大きさの情報を比例的に縮小した領域の位置お
よび大きさを計算し、これを相対位置および大きさとし
て縮小表示ウィンドウ22へ新たな領域を追加する。
【0064】図9は、前記図6のステップS4のウィン
ドウ表示更新処理の詳細な手順を示すフローチャートで
ある。
【0065】図9において、まず、ステップS41で、
状態表示部2は、プログラム表示情報メモリ8内に格納
されたすべての表示情報に対して、ウィンドウシステム
プログラム10からウィンドウIDおよびそのIDによ
り示されるウィンドウの位置や大きさなどのウィンドウ
情報を獲得する。
【0066】次に、ステップS42で、前記ステップS
41で得られた位置および大きさが以前の位置および大
きさと変化しているか否かを判断し、同じであるときに
は、本処理を終了し、一方、異なるときには更新処理
(ステップS43〜S45)を行う。
【0067】更新処理は、ステップS43で、ウィンド
ウシステムプログラム10から獲得したウィンドウ情報
をプログラム表示情報メモリ8に格納し、ステップS4
4で、すべての表示情報に対するウィンドウの縮小版を
再描画し、ステップS45で、対象プログラムが共有ア
プリケーションの場合に付属表示ウィンドウの表示場所
および大きさを再設定する。
【0068】図10は、前記図7のステップS14の選
択指示通信処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
る。
【0069】まず、対話操作部1は、複合プログラム管
理部4に、指示されたツールに対するすべてのサブツー
ルを返すように要求すると、複合プログラム管理部4
は、選択されたツールが統合アプリケーションの場合に
はすべてのサブツールに相当するデータを、それ以外の
場合にはそれ自体のデータを返す(ステップS51)。
【0070】対話操作部1は、最初のサブツールを選択
指示するとともに、これにより得られたサブツールのデ
ータを制御情報管理部6に送信し、制御情報管理部6
は、送信されたデータが共有アプリケーションか否かを
判断し(ステップS52)、共有アプリケーションの場
合には付随するウィンドウ共有サーバに選択メッセージ
を送信し(ステップS53)、一方、共有アプリケーシ
ョンでない場合にはそのサブツール自体に選択メッセー
ジを送信するように通信部3に依頼する(ステップS5
4)。
【0071】次に、前記ステップS52〜S54の処理
をすべてのサブツールに対して行ったか否かを判断し、
すべてのサブツールに対する処理が完了したときには、
本処理を終了し、一方、まだ処理が完了していないとき
には、次のツールの選択指示を行った(ステップS5
6)後に、前記ステップS52に戻り、上述の処理を繰
り返す。
【0072】図11は、前記図7のステップS15の表
示状態の変更の一部を行う選択状態表示処理の詳細な手
順を示すフローチャートである。
【0073】まず、前記図10のステップS51と同様
にして、対話操作部1は、指示された選択ツールに対
し、複合プログラム管理部4からそのすべてのサブツー
ルを得た(ステップS61)後に、最初のサブツールを
選択表示指示するとともに、これにより得られたサブツ
ールのデータを制御情報管理部6へ送信する。
【0074】次に、制御情報管理部6は、得られたデー
タの制御情報に基づいて、選択状態であるか否か、録画
状態であるか否か、制御権を有しているか取られている
か空いているかの状態に応じて表示の更新を表示情報管
理部5へ依頼し、表示情報管理部5は縮小表示ウィンド
ウ内の表示をクリアし、図5で説明した表示状況になる
ように背景色および描画色を設定して領域の描画を行う
ことで縮小表示を得る(ステップS62)。具体的に
は、領域の背景色を録画時には赤の高い明度の色に、非
録画時にはグレーの高い明度の色に設定する。
【0075】次に、表示情報管理部5は、対象プログラ
ムが付属表示ウィンドウを有するか否かを判断し(ステ
ップS63)、付属ウィンドウを有しない場合には、操
作状態に応じた付属表示ウィンドウの表示更新を状態表
示部2へ依頼する(ステップS64)。この依頼に応じ
て、状態表示部2は、付属表示ウィンドウの表示状態を
背景色および描画色を設定して選択状態に更新する。
【0076】一方、ステップS63の判断で付属表示ウ
ィンドウを有する場合には、選択対象であるプログラム
に対して選択状態への表示更新のメッセージの送信を通
信部3に依頼する(ステップS65)。
【0077】次に、前記ステップS62〜S65の処理
をすべてのサブツールに対して行ったか否かを判断し、
すべてのサブツールに対する処理が完了したときには、
本処理を終了し、一方、まだ処理が完了していないとき
には、次のツールの選択表示指示を行った(ステップS
67)後に、前記ステップS62に戻り、上述の処理を
繰り返す。
【0078】図12は、前記図7のステップS18の操
作指示通信処理の詳細な手順を示すフローチャートであ
り、図13は、前記ステップS19の操作状態表示処理
の詳細な手順を示すフローチャートである。そして、そ
れぞれ、図10の選択指示通信処理および図11の選択
状態表示処理と類似の制御動作を行う。それぞれの相違
点は、図10,11の処理が選択という単一の操作を示
しているのに対して、図12,13の処理では、図3の
メニューの選択項目により、終了コマンドのサブメニュ
ーである「全終了」および「指定ツール終了」のいずれ
かを選択できる点、および、操作コマンドのサブメニュ
ーである「操作権要求」、「操作権解放」、「記録開
始」、「記録中断」および「記録終了」のいずれかを選
択できる点のみである。
【0079】即ち、操作指示通信処理では、指示された
すべてのツールまたはそのサーバプログラムに対して、
選択された項目に対応する値を制御情報メモリ9に設定
するとともに操作メッセージを送信する。なお、「全終
了」コマンドの場合には、複合プログラムメモリ7中の
全てのプログラムに対して、終了メッセージを送信した
後に、本実施例のプログラム自体を終了する。また、
「指定ツール終了」コマンドに対しては、終了メッセー
ジを送信した後、複合プログラムメモリ7および制御情
報メモリ9の内容を更新する。
【0080】そして、操作状態表示処理では、指示され
たすべてのツールに対する縮小表示ウィンドウおよび付
属表示ウィンドウでの表示形式を、操作コマンドのサブ
メニューである「操作権要求」、「操作権解放」、「記
録開始」、「記録中断」、「記録終了」の各項目に対応
するように更新する。また、「指定ツール終了」コマン
ドに対しては、対応するプログラム表示情報メモリの内
容を消去した後も、縮小表示ウィンドウ21および付属
表示ウィンドウ23〜26の表示を更新する。
【0081】以上説明したように、本実施例に依れば、
操作ウィンドウ21を介して複数のプログラムへ一括操
作を行うことができるように構成したので、その一括操
作を容易に行うことができる。また、外部プログラム
が、本実施例の対話操作装置から出力された通信メッセ
ージに応答するように作成されたものであるか否かに拘
わらず、外部プログラムの操作状態を統一したユーザイ
ンタフェースの下で表示するように構成したので、操作
性を向上させることができる。
【0082】さらに、本実施例に依れば、ディスプレイ
11に表示されたウィンドウ27〜30を縮小表示ウィ
ンドウ22に縮小表示し、その縮小表示されたウィンド
ウに、各ウィンドウに対応するプログラムの操作状態を
表示するように構成したので、ユーザは各プログラムの
操作状態を一目で把握でき、操作性を向上させることが
できる。
【0083】また、ウィンドウ27〜30にそれぞれ付
随して付属表示ウィンドウ23〜26を表示し、その付
属表示ウィンドウ23〜26の内部領域(例えば、図5
(a)の内部領域252)、または、前記縮小ウィンド
ウ22に表示されたウィンドウの内部領域(例えば、図
5(b)の内部領域292)の色の明度で、当該プログ
ラムの操作権の所有状況を示したので、操作権の操作お
よび状態表示に関して統一されたユーザインタフェース
を与え、これにより、操作性を向上させることができ
る。
【0084】また、さらに、前記付属表示ウィンドウ2
3〜26の枠領域(例えば、図5(a)の枠領域2
1)、または、前記縮小ウィンドウ22に表示された
ウィンドウの枠領域(例えば、図5(b)の枠領域29
2)の色の色相で、当該プログラムの記録状況を示した
ので、記録状況に関して統一されたユーザインタフェー
スを与え、これにより、操作性を向上させることができ
る。
【0085】なお、本実施例では、各プログラムに対す
る選択動作に対して、選択指示通信処理と選択状態表示
処理の両方を行ったが、付属表示ウィンドウがある場合
にのみ選択指示通信処理を行い、付属表示ウィンドウが
ない場合にのみ選択状態表示処理を行うように構成して
もよい。これにより、さらに効率的な処理を行うことが
できる。
【0086】また、本実施例では、本実施例の対話操作
装置の制御プログラム自体が付属表示ウィンドウの表示
操作を行っていたが、これをウィンドウ共有プログラム
15のような表示サーバプログラムまたは全く別の付属
表示ウィンドウ用の外部プログラムに行わせるように構
成し、付属表示ウィンドウの表示操作処理を制御プログ
ラム自体からなくするようにしてもよい。これにより、
プログラムをより単純化でき、モジュラリティの良いも
のとすることが可能となる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に依れば、
表示手段に表示された複数のアプリケーションプログラ
ムを該プログラムの外部にあるユーザインタフェースを
介して操作する対話操作装置であって、前記各プログラ
ムの表示情報を獲得する獲得手段と、1つまたは複数の
プログラムに対して一括操作を指示する一括操作指示手
段と、該指示された操作を当該プログラムに伝達する伝
達手段と、前記指示された操作状況を当該表示されたプ
ログラムの表示領域およびその近傍の領域の少なくとも
1つの領域に表示する表示制御手段とを有するので、複
数のプログラムへの一括操作を容易に指定することが可
能となる効果を奏する。また、同時に、本発明が送信す
る特別なメッセージに対応するように作成されていない
一般のプログラムに対しても、特別なメッセージに対応
するように作成されたプログラムと同等のユーザインタ
フェースを与え、ユーザが混乱なくプログラムの状態を
把握することができ、これにより、操作性を向上させる
ことができる。
【0088】好ましくは、前記表示されたプログラムの
表示状況を前記表示手段に縮小表示するとともに、前記
指示された操作状況を当該縮小表示されたプログラムに
表示する縮小表示制御手段を有するので、ユーザは複数
のプログラムの操作状況を一目で把握でき、操作性をよ
り向上させることができる。
【0089】また、好ましくは、前記表示された各プロ
グラムの操作権の要求および解放を指示する操作権指示
手段と、該指示に応じて操作権の所有状況を表示する所
有状況表示制御手段とを有するので、グループウェアプ
ログラムに共通の操作形態を与えるとともに、操作権の
操作および状態表示に関して統一的なユーザインタフェ
ースを与え、これにより、操作性をさらに向上させるこ
とができる。
【0090】さらに、好ましくは、前記表示されたプロ
グラムが記録機能を備える場合に、その記録を開始およ
び終了を指示する記録指示手段と、該指示に応じて記録
機能の動作状況を表示する動作状況表示制御手段とを有
するので、記録の操作および状態表示に関して統一的な
ユーザインタフェースを与え、これにより、操作性をさ
らに一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る対話操作装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図2】本実施例の対話操作装置により構成されるユー
ザインタフェースの一例を示す図である。
【図3】図2の操作ウィンドウから選択できる各種コマ
ンドをメニュー表示した図である。
【図4】図1の複合プログラムメモリ、プログラム表示
情報メモリおよび制御情報メモリに格納された内容の一
例を示した図である。
【図5】各種操作状態に対するウィンドウの表示形態を
説明するための図である。
【図6】本実施例の対話操作装置が実行するメインルー
チンの手順を示すフローチャートである。
【図7】本実施例の対話操作装置が実行するメインルー
チンの手順を示すフローチャートである。
【図8】図6のステップS12の外部プログラム起動処
理の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図9】図6のステップS4のウィンドウ表示更新処理
の詳細な手順を示すフローチャートである。
【図10】図7のステップS14の選択指示通信処理の
詳細な手順を示すフローチャートである。
【図11】図7のステップS15の表示状態の変更の一
部を行う選択状態表示処理の詳細な手順を示すフローチ
ャートである。
【図12】図7のステップS18の操作指示通信処理の
詳細な手順を示すフローチャートである。
【図13】図7のステップS19の操作状態表示処理の
詳細な手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 対話操作部(一括操作指示手段) 2 状態表示部(獲得手段) 3 通信部(伝達手段) 4 複合プログラム管理部(表示制御手段、縮小表示制
御手段、所有状況表示制御手段、動作状況表示制御手
段) 5 表示情報管理部(獲得手段) 11 ディスプレイ(表示手段) 12 入力デバイス(一括操作指示手段、操作権指示手
段、記録指示手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段に表示された複数のアプリケー
    ションプログラムを該プログラムの外部にあるユーザイ
    ンタフェースを介して操作する対話操作装置であって、 前記各プログラムの表示情報を獲得する獲得手段と、 1つまたは複数のプログラムに対して一括操作を指示す
    る一括操作指示手段と、 該指示された操作を当該プログラムに伝達する伝達手段
    と、 前記指示された操作状況を当該表示されたプログラムの
    表示領域およびその近傍の領域の少なくとも1つの領域
    に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする対
    話操作装置。
  2. 【請求項2】 前記表示されたプログラムの表示状況を
    前記表示手段に縮小表示するとともに、前記指示された
    操作状況を当該縮小表示されたプログラムに表示する縮
    小表示制御手段を有することを特徴とする請求項1記載
    の対話操作装置。
  3. 【請求項3】 前記表示された各プログラムの操作権の
    要求および解放を指示する操作権指示手段と、 該指示に応じて操作権の所有状況を表示する所有状況表
    示制御手段とを有することを特徴とする請求項1または
    2のいずれかに記載の対話操作装置。
  4. 【請求項4】 前記表示されたプログラムが記録機能を
    備える場合に、その記録を開始および終了を指示する記
    録指示手段と、 該指示に応じて記録機能の動作状況を表示する動作状況
    表示制御手段とを有することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の対話操作装置。
JP6305562A 1994-11-15 1994-11-15 対話操作装置 Pending JPH08147129A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6305562A JPH08147129A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 対話操作装置
EP95308147A EP0713175B1 (en) 1994-11-15 1995-11-14 Window management system
DE69533936T DE69533936D1 (de) 1994-11-15 1995-11-14 Fensterverwaltungssystem
US08/935,665 US6057835A (en) 1994-11-15 1997-09-23 Window management system with recording status display

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6305562A JPH08147129A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 対話操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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Family

ID=17946652

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JP6305562A Pending JPH08147129A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 対話操作装置

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JP (1) JPH08147129A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013361A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 表示装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011013361A (ja) * 2009-06-30 2011-01-20 Toshiba Corp 表示装置

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