JPH0679304B2 - データ処理システム - Google Patents

データ処理システム

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JPH0679304B2
JPH0679304B2 JP4153361A JP15336192A JPH0679304B2 JP H0679304 B2 JPH0679304 B2 JP H0679304B2 JP 4153361 A JP4153361 A JP 4153361A JP 15336192 A JP15336192 A JP 15336192A JP H0679304 B2 JPH0679304 B2 JP H0679304B2
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
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    • GPHYSICS
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F9/46Multiprogramming arrangements
    • G06F9/468Specific access rights for resources, e.g. using capability register
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理システムに
関するものであり、より詳しくは、複数台のコンピュー
タ・ワークステーションにおける、夫々のユーザと作業
空間との間の通信に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】複数台
の自立型コンピュータ・ワークステーションを、ディジ
タル・ネットワークで相互接続するという方式が公知と
なっている。このように複数台のワークステーションを
ネットワークで相互接続することによって得られる利点
のうちの1つに、別々のワークステーションのユーザど
うしが、そのネットワークを介して相互に通信を行なえ
るようになるということがあり、この場合の通信は、例
えば、キーボードから打ち込んだメッセージや、データ
・ファイル、或いは、プログラム・ファイルを、別のユ
ーザへ転送するという形で行なわれる。
【0003】ワークステーション間のユーザ通信を行な
う機能を有するシステムにとって、重要な特性のうちの
1つに、「ユーザに親切な」システムでなければならな
いということがある。換言するならば、その種のシステ
ムは、熟練したコンピュータ・プログラマではない一般
のユーザにとっても、操作が容易なシステムであること
が望まれているということである。
【0004】このユーザ間通信に付随する問題は、1人
のユーザが、現在実行中の、データ処理に関する複数の
タスクの間の通信を維持しようとする場合の問題に類似
している。
【0005】同じ1台のワークステーション上で実行さ
れている、複数の、別個のタスクの間の相互作用を、一
般のユーザにも操作し易いものとするための1つの方式
が、ヘンダーソンとカードによる共著の論文「部屋:ウ
ィンドウ方式のグラフィック・ユーザ・インターフェー
スにおける複数作業空間を利用した空間競合の低
減」("Rooms: The Use of Multiple Workspaces to Re
duce Space Contentions ina Window-Based Graphical
User Interface" by Henderson and Card: ACM Transac
tions on Graphics, Vol.5, No.3, July 1986, pages 2
11-243 )の中で説明されている。この論文に記載され
ているシステムは、「部屋」という名の仮想作業空間を
複数定義し、それら仮想空間の各々の中で、夫々に異な
ったタスクを実行し得るようにしたものである。
【0006】ヘンダーソンとカードによって提案された
この従来のシステムは、「ドア」という概念を利用して
いる。この「ドア」は、基本的に、それを選択すること
によって作業空間を変更することができるようにした、
アイコンの1種である。ところで、あるユーザが「部
屋」を替えたいと考えるとき、そのユーザは、現在処理
中の物(アイテム)のうちの幾つかを、ある「部屋」か
ら別の「部屋」へ持って行きたいと、当然、考えること
であろう。ヘンダーソンとカードの論文では、このよう
に別の「部屋」へ移動させるアイテムのことを「荷物」
と名付けている。この「部屋」の概念には多くの利点が
あるが、「荷物」を1つの「部屋」から別の「部屋」へ
移動するための作業や、それに先立って移動すべき「荷
物」を選択するための作業は、比較的面倒で時間のかか
る作業となりがちであった。
【0007】現在では、ネットワークの伝送容量も増大
しており、データ圧縮法も以前より優れた方式が開発さ
れているため、コンピュータ・ネットワークによって提
供される通信リンクを利用して、あるワークステーショ
ンのユーザと、別のワークステーション上に設定されて
いる作業空間との間で、リアルタイムの音声情報ないし
画像情報の転送を行なうことは以前よりもはるかに容易
になっている。そしてこのことは、複数のワークステー
ションのユーザ間の通信のための手段として、より「ユ
ーザに親切な」手段を提供し得る可能性があるというこ
とに、他ならない。
【0008】ヨーロッパ特許出願第90300885.
2号に記載されているシステムは、複数面の仮想データ
画面、即ち部屋を定義するようにしたシステムである。
このシステムでは、ディスプレイの前面レイヤ(前面
層)と後面レイヤ(後面層)とを個別に提供できるよう
にしてあり、しかも前面レイヤは、そのバックグラウン
ドを透けたものとして、それを通して後面レイヤの内容
が見えるようにしてある。これら2層のレイヤのうち、
一方のレイヤは、選択した仮想画面に割り当てて、その
仮想画面を表示させることができるレイヤであり、他方
のレイヤは、補助仮想画面のみを表示する専用レイヤで
ある。更にこのシステムは、前面レイヤと後面レイヤと
の間でオブジェクトを移動させる機能を備えており、そ
のため、専用レイヤを利用して、異なった複数の作業空
間の間でオブジェクトを移動させることができる。この
ヨーロッパ特許出願には更に、あるユーザが、別のユー
ザとの間で共用する共用画像チャネルを設定する際に、
その「別のユーザ」に対応したドアの形のアイコンを選
択することによって、その設定を行なえるようにする手
段も記載されている。
【0009】また、それら複数の作業空間は、ただ1人
のユーザに対応した作業空間とすることもでき、或い
は、複数のユーザの間で共用される「会議用作業空間」
とすることもできるようにしてある。更には、ユーザは
「公開作業空間」と「私用作業空間」とを持つことがで
きるようにしてあり、私用作業空間は、公開作業空間と
較べて、他人からのアクセスをより強力に制限した作業
空間である。
【0010】ファラロン・コンピューティング・インコ
ーポレーテッド社(Farallon Computing Incorporated
)が製造している「Timbuktu/Remote 」という製品名
のソフトウェア製品は、アップル社(Apple )のマッキ
ントッシュ(Macintosh )コンピュータで使用するため
のソフトウェアであり、このソフトウェアは、異なった
複数の作業空間環境へアクセスするための、画面上に表
示される「ボタン式」メカニズムを提供する。即ち、ユ
ーザが、3つのボタンのうちの1つを(例えばマウス移
動式のポインタやカーソル等で)選択することにより、
他の作業空間への夫々に異なったレベルのアクセスを開
始することができるようにしている。更に詳しく説明す
ると、それら3つのボタンには、「ATTENTION 」(アテ
ンション:注意を喚起する)、「OBSERVE 」(オブザー
ブ:観察する)、「CONTROL 」(コントロール:制御す
る)という文字が書き込まれており、夫々が、他のユー
ザの注意を喚起するための手段、他の作業空間を観察す
るための手段、それに、他の作業空間を制御するための
手段を提供している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、以下の
如きデータ処理システムが提供される。即ちそれは、シ
ステムのユーザが行なう操作に応答してタスクを実行す
るための複数の論理作業空間を定義してあり、それら作
業空間のうちの2つ以上の作業空間の間の通信の機能を
備えている、データ処理システムであって、第1のユー
ザが第1の作業空間内で、第2の作業空間に対応した画
面オブジェクトを選択することにより、第1のユーザと
第2の作業空間との間の画像通信、音声通信、ないしデ
ータ通信が、第1のユーザに対して予め定められている
アクセス特権に応じて開始されるようにしてあることを
特徴とするデータ処理システムである。
【0012】本発明は、複数のワークステーションの間
の音声通信、画像通信、ないしデータ通信を取扱う際の
問題を、統一された整合性のある方式で把握し且つ解決
するものである。即ち、「ドア」という用語で暗喩表現
されている概念を、従来技術において用いられていたも
のから更に一段と拡張して、ユーザと作業空間との間
の、完全な音声通信、画像通信、及びデータ通信を行な
うための単一の手段を提供するようにしたものである。
更に、この場合の作業空間は、そのユーザ自身のワーク
ステーション上に設定されているものであっても良く、
或いは、電子ネットワークを介してそのユーザのワーク
ステーションとリンクされた、別のワークステーション
の上に設定されているものであっても良い。
【0013】好ましくは、前記アクセス特権を、前記第
2の作業空間に関しても定められるようにし、それによ
って、同じ1人のユーザに対してであっても、異なった
作業空間については、異なったアクセス特権を付与でき
るようにするのが良い。また、第2の作業空間に対応さ
せてアクセス特権を予め定める場合に、その第2の作業
空間に関して権限を有するユーザ(その作業空間の「オ
ーナー」)が、そのアクセス特権の設定を行なうように
することが好ましい。
【0014】好適実施例においては、複数の作業空間の
各々に、その作業空間へのアクセスを制御するためのエ
ージェント手段(この手段は、好ましくはコンピュータ
・プログラムである)を設けるようにしてある。そし
て、このエージェント手段は、1人ないし2人以上のユ
ーザに対して許可されているその作業空間へのアクセス
の種類を規定しているアクセス特権表を保持するための
手段と、その作業空間へのアクセスを要求しているユー
ザのアイデンティティを判定するための手段と、そのユ
ーザに対して許可されているアクセスの種類に応じてそ
の作業空間へのアクセスを許可及び監視するための、ア
クセス特権表に関連した手段とを含んでいる。
【0015】本発明は、1台のワークステーションにお
いて行なわれる、そのワークステーションのユーザと、
そのワークステーション上に設定されている作業空間と
の間の通信に対しても適用可能であるが、前記データ処
理システムは、データ・ネットワークを介して相互接続
した複数台のデータ処理用のワークステーションを含ん
でおり、それらワークステーションのうちの第1のワー
クステーションのユーザが、それらワークステーション
のうちの第2のワークステーション上に設定されている
作業空間との間の通信を開始し得るようにしてあるデー
タ処理システムであることが好ましい。
【0016】
【実施例】本発明を更に良く理解できるようにするため
に、以下に添付図面を参照しつつ本発明の好適実施例に
ついて説明するが、ただしこの好適実施例は、あくまで
も説明のための1つの具体例であることに注意された
い。図1に関し、同図は、一般的なマイクロプロセッサ
等で構成した中央処理装置(CPU)10と、その他の
様々な装置類とを、システム・バス12で相互接続し
た、典型的なワークステーションのハードウェア構成を
例示した図である。この図1に示したワークステーショ
ンは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)14と、
リード・オンリ・メモリ(ROM)16と、I/Oアダ
プタ18と、ユーザ・インターフェース・アダプタ22
と、通信アダプタ34と、ディスプレイ・アダプタ36
とを含んでいる。これらのうち最後の4種類のアダプタ
に関して更に説明すると、I/Oアダプタ18は、ディ
スク装置20等の周辺機器をバス12に接続するアダプ
タであり、ユーザ・インターフェース・アダプタ22
は、キーボード24、マウス26、スピーカ28、マイ
クロフォン32、及び/または、タッチ・スクリーン装
置(不図示)等のその他のユーザ・インターフェース・
デバイスをバス12に接続するアダプタであり、通信ア
ダプタ34は、このワークステーションをデータ処理用
ネットワークに接続するアダプタであり、そして、ディ
スプレイ・アダプタ36は、バス12とディスプレイ装
置38とを接続するアダプタである。
【0017】図1に例示したワークステーションは典型
的な「インテリジェント」ワークステーションである
が、しかしながら実際に用いるワークステーションは、
必ずしもインテリジェント・ワークステーションである
必要はなく、限られた処理能力しか持たずホスト処理装
置の制御下に置かれる、いわゆるダム端末(dumb termi
nal )であっても良い。これについては、以下の図2に
関する説明で明らかにする。
【0018】図2は、複数台のワークステーション(こ
こでは一例として、3台のワークステーションW1 、W
2 、W3 とした)を、データ・ネットワークで相互接続
して構成したデータ処理システムを例示しており、この
相互接続によって、それらワークステーションの間の通
信が可能となっている。尚ここでは、図2に示したこの
データ処理システムは、ユーザ間のリアルタイムでの同
時通信が可能なものであるとする。図2において、複数
台のワークステーションは、ファイル・サーバFSの制御
下にあるローカル・エリア・ネットワークの、一部分を
形成するように接続されている。このローカル・エリア
・ネットワークは、例えばトークン・リング・プロトコ
ル等の、一般的なネットワーク・プロトコルに従って動
作するものである。
【0019】図2は、データ処理用ネットワークのハー
ドウェア構成の考えられる一例を示したに過ぎず、これ
以外の構成とすることも無論可能である。例えば、デー
タ処理システムの方式は、スター・ネットワーク方式と
しても良く、或いは、1台のホスト処理装置に複数台の
ダム端末を接続した方式としても良く、更には、互いに
離れた遠隔地に設置されている複数台の処理装置を、通
信ネットワークを介して接続した方式としても良い。ま
た、接続用のネットワーク自体は、公衆電話回線網を利
用することもでき、ISDN網や、その他のダイヤル式
回線網を利用することもできる。更に、複数台のワーク
ステーションは、同じ仕事場に設置されているものであ
っても良く、1つのローカル・エリア内(例えば同じ建
物の中)に設置されているものであっても良く、或い
は、互いに遠隔地に離れて設置されているものであって
も良い。
【0020】次に、図3に関して説明すると、同図は、
3つの作業空間、即ち「部屋」50、52、54を、模
式的に示した図である。これら3つの部屋には、「フレ
ッド」50、「ジム」52、それに「会議用」54と書
き込んである。部屋50と部屋52とは、個人のユーザ
に割り当てられているが、しかしながら、それらの部屋
のオーナー(フレッドないしジム)の許可があれば、他
のユーザもそれらの部屋にアクセスすることができ、そ
の意味でこれらの部屋は「公開」の部屋である。一方、
部屋54は、共用の作業空間であり、同時に複数のユー
ザがこの部屋へ入って、共用データについて議論をたた
かわせたり、その共用データに対して処理操作を施すこ
とができる。
【0021】本明細書の説明において、あるユーザとあ
る作業空間との間で画像通信が行なわれるというときに
は、それは少なくとも、その作業空間の中に表示される
画面オブジェクトを、そのユーザが、自身のワークステ
ーションのディスプレイ上において見ることができると
いうことを意味している。また更に、その画像通信が完
全画像通信(両方向画像通信)であるというときには、
それは、その作業空間の中の画面オブジェクトに対し
て、そのユーザが、その作業空間自体の中に備えられて
いるツールやユーティリティを使用して、操作を加える
ことができるということを併せて意味している。この両
方向画像通信が使用される典型的な一例は、例えば、第
1のユーザが、第2のユーザの作業空間に対して両方向
画像アクセスを行なうという場合である。即ち、この場
合には、それら2人のユーザは、そのいずれもが、その
作業空間の中に表示される画面オブジェクトを見ること
ができ、その画面オブジェクトを操作することができ、
その画面オブジェクトに対して処理を加えることができ
る。この方式原理は、「ウィズィウィズ(WYSIWIS: Wha
t you see is what I see = あなたと私は同一のものを
見ている:同一物観察可能性)」と呼ばれているもので
あり、シュテフィックらの論文「黒板を超えるもの:会
議による共同作業及び問題解決のためのコンピュータ支
援」("Beyondthe Chalkboard: Computer Support for
Collaboration and Problem Solving in Meetings" by
Stefik et al, Communications of the ACM 30, pages
32 to 47 )の中で説明されている。
【0022】複数の作業空間のその各々へのアクセス
は、それら作業空間の各々に対応させて設けた、コンピ
ュータ・プログラムである「エージェント」プログラム
56、58、60によって制御されるようにしている。
ただし、このように各作業空間ごとに別々のエージェン
ト・プログラムに制御させるのではなく、1つのエージ
ェント・プログラムが2つ以上の作業空間を制御するよ
うにしても良い。即ち、1つのエージェント・プログラ
ムが、本来それが担当すべき個人の作業空間を制御する
と共に、公開の部屋である会議用の部屋をも、併せて制
御するようにしても良い。エージェント・プログラムは
複数のリストを保持しており、それらリストは、そのエ
ージェント・プログラムが対応している作業空間に関し
て、どのユーザがその作業空間へのアクセスを許可され
ているのかということと、許可されているユーザには、
いかなる種類のアクセスをするアクセス特権が付与され
ているのかということとを記したリストである。そし
て、ある作業空間へのアクセス要求が発せられたなら
ば、その作業空間に対応しているエージェント・プログ
ラムが、そのアクセスに対する許可を制御すると共に、
そのユーザとその作業空間との間の通信を監視する。更
には、そのエージェント・プログラムから、そのアクセ
ス要求をより効果的に処理することができる別のエージ
ェント・プログラムへ、そのアクセス要求を受け渡すこ
とも、即ち、転送することもできるようにしてある。こ
の機能が利用されるのは、例えば、そのアクセス要求の
送出先の作業空間のオーナーが、現在その作業空間から
離れており、しかも、そのオーナーに対して緊急にコン
タクトを取る必要がある場合等である。斯かる状況にあ
るときには、この作業空間のエージェント・プログラム
は、そのアクセス要求を、会議用の部屋を担当している
エージェント・プログラムへ転送したり(そのオーナー
が、そのとき、会議用の部屋に入っている場合)、或い
は、他のユーザの作業空間のエージェント・プログラム
へ転送したりする(そのオーナーが、そのとき、そのユ
ーザの作業空間の中にビジターとして入っている場
合)。
【0023】尚、ここでは、後に詳述するように、作業
空間へアクセスする際には、1つのドアを介して所定の
1つの作業空間へアクセスするようにしているが、これ
以外にも、1つのドアを介して他の複数のドアへアクセ
スできるように、ドアの設定をすることも可能である
(いわゆる「廊下」である)。
【0024】図4は、図2に示した複数台のワークステ
ーションのうちの1台のワークステーションW1 のディ
スプレイ装置38上に表示される情報を例示した図であ
る。この図4では、2つの「ドア」100、102がデ
ィスプレイ装置の画面104上に示されている。この
「ドア」に関する基本的なアイデアは、先に言及した論
文「部屋:ウィンドウ方式のグラフィック・ユーザ・イ
ンターフェースにおける複数作業空間を利用した空間競
合の低減」("Rooms: The Use of Multiple Workspaces
to ReduceSpace Contentions in a Window-Based Grap
hical User Interface": ACM Transactions on Graphic
s, Vol.5, No.3, July 1986, pages 211-243 )と、ヨ
ーロッパ特許出願第90300885.2号とに説明さ
れている。
【0025】図4に示されているドア100と102に
は、夫々「フレッド」と「会議用」と記入されており、
ワークステーションW1 のユーザ(ジム)は、これらの
ドアを用いて、フレッドの作業空間、或いは会議用の作
業空間との間の通信を開始することができる。その操作
の仕方について説明すると、ジムは、ドア100と10
2とのいずれか一方を選択し、この選択を行なうには、
例えばマウス移動式のカーソル106の位置を、選択す
るドアの上に合わせ、そしてマウスの制御ボタンを操作
するようにすれば良い。また、別法として、タッチ・ス
クリーンが使用されている場合には、画面104上の選
択するドアの部分にジムが単にタッチするだけで、選択
がなされる。その選択したドアに対応した1つのユーザ
・インターフェースの働きによって、ジムは以下の a)
ないし d) のうちの1つないし幾つかを実行することが
できる。
【0026】a) フレッド、または会議用の作業空間を
使用しているユーザに対して、割込をかけて注意を喚起
すること。 b) 選択した作業空間への一方向音声通信、或いは選択
した作業空間との間の両方向音声通信を行なうための、
音声チャネルを確立すること。 c) 選択した作業空間への一方向画像通信、或いは選択
した作業空間との間の両方向画像通信を行なうための、
画像チャネルを確立すること。 d) 選択した作業空間へ、データ・ファイルないしプロ
グラム・ファイルを送信すること。 即ち、ただ1つのドアを使用するだけで、2人以上のユ
ーザによる共同作業のための環境を確立することに関係
した、複数の一般的なサービスを提供することができる
ように構成してある。
【0027】あるドア(例えば、ユーザの1人である
「フレッド」に対応したドア100)を選択したなら
ば、このワークステーションW1 のユーザ(即ち「ジ
ム」)に対して、複数の選択肢を列挙したメニューが提
示される。このメニューの具体的な一例を、図5に引用
符号110で示した。図5の具体例には、このメニュー
の全ての項目が示されている。ある特定のユーザが、こ
の図に示された全ての選択肢の実行を許可されていると
は限らない。そこで、通常のメニュー方式としては、現
在そのユーザに対して許可されていない選択肢は、その
輝度を落として表示するか、或いは、メニューから削除
して表示しないようにする。また、一般的には、このメ
ニューの選択肢のうちの1つをデフォールトの選択肢と
して扱うようにしており(通常は「入室」をデフォール
トにしておく)、デフォールトとした選択肢は、例え
ば、マウスの「ダブル・クリック」操作等によって活動
化することができる。ただし、これを行なうための機構
を具体的にどのようにするかは、例えば使用するユーザ
・インターフェースの形式に合わせて決定するようにす
れば良い。
【0028】ユーザは、例えばマウス移動式のカーソル
や、タッチ・スクリーン等を使用して、メニュー110
上に列挙されたオプション112〜130のうちの1つ
を選択すれば良い。これらオプションについては、以下
のとおりである。 −112「入室」 このコマンドを用いれば、フレッドとの間の音声通信と
画像通信とを共に、全通信、即ち両方向通信の形で開始
することができる。 −114「画像共用」 このコマンドを用いれば、フレッドとの間の両方向画像
通信を開始することができる。 −116「対話」 このコマンドを用いれば、フレッドとの間の両方向音声
通信を開始することができる。
【0029】−118「観察及び対話」 このコマンドを用いれば、「観察」(次項参照)を行な
うと共に、フレッドとの間の「対話」(前項参照)を行
なうことができる。 −120「観察」 このコマンドを用いれば、フレッドを相手とした「読出
専用」の音声通信及び画像通信を開始することができ
る。即ち、ジムは、フレッドの作業環境(作業空間)で
起こっている出来事(事象)を見たり聞いたりすること
はできるが、その環境に事象を発生させること、並びに
フレッドに話しかけることはできない。 −122「望見」 このコマンドは「観察」に似ているが、選択した作業空
間へのアクセスが画像アクセスに限られ、音声アクセス
を含まない点が異なる。このコマンドが用いられるの
は、例えば、掲示板上の掲示事項へアクセスする場合等
である。 −124「聴取」 このコマンドも「観察」に似ているが、フレッドの作業
環境に対するアクセスが音声アクセスに限られ、画像ア
クセスを含まない点が異なる。このコマンドが用いられ
るのは、例えばジムが、会議の進行に対して耳で注意を
払いつつ、自分自身の作業環境での作業を継続したいと
考える場合等である。 −126「割込」 このコマンドを用いれば、ジムは、フレッドの作業環境
の中に、注意を喚起するための割込を生じさせることが
できる。即ち、このコマンドが選択されたならば、フレ
ッドの作業環境の中において、メッセージ(画像メッセ
ージ、または音声メッセージ、或いはそれら両方)が発
生されるようにしておけば良く、そのメッセージは例え
ば、『ジムが割込を希望しており... 』等にすれば良
い。
【0030】−128「照会」 このコマンドを用いれば、フレッドの作業環境を制御し
ているエージェント・プログラムとの間の対話を開始す
ることができる。このコマンドが用いられるのは、例え
ばジムが、フレッドの作業環境において現在誰が作業を
しているのかをその作業を妨げることなく知りたいと考
えた場合や、フレッドの作業環境において現在使用され
ているマシン資源について照会したいと考えた場合等で
ある。 −130「制御」 ドアの「オーナー」が、ドアの様々な属性を制御する際
には、このコマンドを利用する。制御するドアの属性
は、例えば、ある特定のユーザがそのドアに対応した作
業空間(部屋)へ入室することや、その作業空間を観察
することを、許可するか否かという属性である。この
「制御」というオプションは、リアルタイムで使用する
ことも可能であり、これをリアルタイムで使用するの
は、例えば、あるユーザを作業空間から追い出す場合
や、ある期間に亙って新たなアクセスを禁止する場合
(即ち、ドアを「ロックする」場合)等である。この
「制御」というオプションについては、後に図7〜図1
0を参照しつつ更に詳細に説明する。
【0031】図6は、ユーザが別の作業空間へ、データ
・ファイルやプログラム・ファイル等のデータ・オブジ
ェクト150を転送する(即ち「メールとして発送」す
る)際の、操作方法を例示した図である。この場合、ユ
ーザは先ず、マウス移動式のカーソル106の位置をそ
のオブジェクト150に上に合わせ、続いて、そのオブ
ジェクトを該当するドアのところまで「引き摺って」行
く(即ち、マウスのボタンを押下し、それを押下したま
まの状態で、カーソルを該当するドアの位置まで移動さ
せる)だけで良い。この後、マウスのボタンを放したと
きに、データ・オブジェクトは、そのドアに対応した作
業空間へメールとして発送される。いうまでもないこと
であるが、この転送操作を行なえるのは、その転送先の
作業空間へデータ・オブジェクトを転送するというアク
セス特権を与えられているユーザである。
【0032】図7〜図10は、ドアのオーナーが、「制
御」コマンド130を選択することによって設定可能に
なる、アクセス関係オプションを例示した図である。ア
クセス関係オプションには、オーナーに付与される完全
アクセスから、全くの第3者である外部ユーザに付与さ
れる、その作業空間への厳しく限定されたアクセスま
で、様々に異なったオプションがある。
【0033】図7は、ドアのオーナーが自分自身に対し
て許可することにしたアクセスの種類を規定しているア
クセス表(アクセス特権表)を示した図である。このオ
ーナーに対応したアクセス表は、オーナー自身に対し
て、オーナー自身の公開作業空間への完全アクセスを許
可していると共に、オーナー自身の私用作業空間まで直
接に進入するアクセスも許可している。オーナーは更
に、オーナー自身の部屋に対する他のユーザのアクセス
を規定しているアクセス表を、制御及び編集することも
許可されている。
【0034】図8は、オーナーの公開作業空間を望見す
ることを許可されているユーザ(即ち、オーナーの公開
作業空間に対して画像操作を加えることは許可されてい
ないユーザ)を規定しているアクセス表を示した図であ
る。ここに列挙されているユーザは更に、オーナーの私
用作業空間にまで直接に進入する音声アクセスも許可さ
れており、そのため、これらユーザから音声アクセス要
求があった場合には、オーナーの公開作業空間を担当し
ているエージェント・プログラムから、オーナーの私用
作業空間を担当しているエージェント・プログラムへ、
その要求が受渡される。このようにエージェント・プロ
グラムの間での要求の受渡しを利用することによって、
自身の公開作業空間では現在作業をしていないユーザへ
も、然るべき通信が転送されるようにしておくことがで
きる。
【0035】あるユーザの名前をアクセス表から削除し
たならば、そのユーザは、その作業空間への立入りを禁
止される。また、そのユーザの名前をアクセス表から削
除したときに、そのユーザがその作業空間の中に存在し
ていた場合には、そのユーザは即座にそこから追い出さ
れる。
【0036】図9は、オーナーの公開作業空間を超えて
その私用作業空間にまで立入ることは許可されていない
ユーザを規定したアクセス表を示した図である。この表
の中に列挙されているユーザには、公開作業空間への、
限られた画像アクセス(望見のみのアクセス)しか許可
されていない。
【0037】図10に示したアクセス表は、他のいかな
るアクセス表にも名前が示されていないユーザ(即ち外
部ユーザ)に対して許可されている、非常に限られたア
クセスを規定しているアクセス表である。この図10に
示した具体例においては、外部ユーザに対しては、いか
なる種類の画像アクセスも許可されておらず、また、外
部ユーザからの通信は割込要求も含めて全て、オーナー
の「受入用トレイ」の中へ投入され、オーナーが後刻、
この受入用トレイの内容物を調べるのを待たねばならな
い。
【0038】図11は、会議用の作業空間に対応した典
型的な一例としてのアクセス表を示した図である。この
会議用の作業空間へのアクセスに関しては、全てのユー
ザに対して、このアクセス表の制御というアクセスも含
めた、完全アクセスが許可されている。
【0039】図12は、他のユーザへの一般情報公開の
ためだけに専用に使用する作業空間に対応したアクセス
表を例示した図である。この作業空間へは、全てのユー
ザが「読出専用」の音声アクセス及び画像アクセスをす
ることが許可されている。この作業空間のアクセス表を
制御することはどのユーザにも許可されていない。この
作業空間は、ユーザからメールが送られてきても受け付
けず、ユーザが送り付けようとして発送したメールは、
この作業空間によって受け取りを拒否され、発送したユ
ーザへ送り返される。
【0040】本システムの可能な構成態様の1つとし
て、あるユーザがあるドアを選択したときに、そのユー
ザに対して提示されるメニュー110の中のオプション
の集合を、そのユーザに対して付与されている、そのド
アに対応した作業空間へのアクセス特権に応じた、オプ
ションの集合とするという構成態様がある。例えば、フ
レッドの作業空間を選択したユーザが、アランまたはチ
ャーリー(図7)であった場合には、図5に例示した完
全メニューが提示されるようにし、一方、この作業空間
を選択したユーザが外部ユーザであった場合には、「対
話」と「聴取」と「割込」の3つのオプションしか含ん
でいないメニューが提示されるようにすることができ
る。
【0041】あるユーザが、ある特定の作業空間に対応
したドアを選択したときには、その作業空間へのアクセ
スを制御しているエージェント・プログラムが、多くの
ステップを実行する。それらステップの概要をフローチ
ャートの形式で示したのが、図13である。図13のフ
ローチャートは、ステップ300から始まる。このステ
ップ300は、あるユーザが、このエージェント・プロ
グラムが制御しているドアを選択したことを表わしてい
る。ステップ302において、このエージェント・プロ
グラムは、そのユーザのアイデンティティを特定する。
この特定を行なうには、そのユーザに対して、秘密のパ
スワード識別子、または秘密でないユーザ識別子を入力
することを要求するようにしても良く、或いは、単純に
そのユーザのワークステーションをポーリングするよう
にしても良い。ステップ304では、エージェント・プ
ログラムは、こうして特定したユーザのアイデンティテ
ィを、その作業空間に対応した複数のアクセス特権表、
即ちアクセス表(例えば図7〜図10に例示したアクセ
ス表)と照合して、そのユーザに対して許可すべきアク
セス特権のレベルを判定する。本実施例においては、そ
れら複数のアクセス表の中には、「外部ユーザ」用のア
クセス表が含まれており、これをデフォールトのアクセ
ス表としている。即ち、その他のいずれのアクセス表に
も名前が記入されていないユーザに対しては、この「外
部ユーザ」用のアクセス表が適用されて、非常に限られ
たアクセスだけが許可される。
【0042】続いてステップ306では、エージェント
・プログラムは、ステップ304で判定したアクセス特
権に応じて、そのユーザに然るべきアクセスを許可す
る。次にエージェント・プログラムは、そのユーザとそ
の作業空間との間の通信を監視し(ステップ308)こ
の監視は、そのユーザがその作業環境から出て行く(ス
テップ310)か、或いは、その作業空間のオーナーが
そのユーザをその作業空間から排除する(ステップ31
2)まで継続して行なう。そして、これらステップ31
0と312とのいずれかに該当する状況となったなら
ば、ステップ314においてその通信を終了させる。
【0043】以上に説明した実施例は、何らかの優先順
位を設定したドア要求に対して対処し得るように拡張す
ることも容易である。その場合には例えば、ドアへ配達
されるメールに、予めそのメールの発送者が「優先度ラ
ベル」(「優先度=99」としたり、「緊急」とする)
を付けておくようにすることが考えられる。そして配達
を受けたドアに対応した作業空間のエージェント・プロ
グラムが、その優先度ラベルを調べ、予め定められてい
るアクセス表に従って、夫々に異なった対応をするよう
にしておくのである。即ち、例えば、緊急のメールは、
受入用トレイに投入しておくのではなく、即座にその作
業空間の中へ提示するようにすることが考えられる。ま
た、ある作業空間に対して割込要求を発したユーザに対
しては、照会を発して、その割込の優先度を判定するよ
うにしても良い。そして、緊急ないし高優先度の割込要
求だけを受け入れるようにするのである。優先度の低い
割込要求は、先に判定したアクセス表に従って、それを
拒絶するか、或いは、未決状態で係属させておくように
することが考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】典型的なワークステーションの構成を例示した
ブロック図である。
【図2】3台のワークステーションW1〜W3 と1台の
ファイル・サーバとから構成されているデータ処理シス
テムの模式図である。
【図3】3つの作業空間を表わした模式図である。
【図4】ワークステーションW1 のディスプレイ画面を
示した図である。
【図5】ユーザがドアを選択したときに提示されるメニ
ューを示した図である。
【図6】ユーザが別の作業空間へデータ・オブジェクト
をメールとして発送する際の、操作法を示した図であ
る。
【図7】オーナーのアクセス特権レベルに対応したアク
セス表を例示した図である。
【図8】図7のアクセス表のアクセス特権レベルとは異
なったアクセス特権レベルにあるユーザに対応したアク
セス表を例示した図である。
【図9】図7及び図8のアクセス表のアクセス特権レベ
ルとは異なったアクセス特権レベルにあるユーザに対応
したアクセス表を例示した図である。
【図10】図7ないし図9のアクセス表のアクセス特権
レベルとは異なったアクセス特権レベルにあるユーザに
対応したアクセス表を例示した図である。
【図11】会議用の作業空間に対応したアクセス表を例
示した図である。
【図12】複数のユーザへの一般情報公開のためだけに
専用に使用する作業空間に対応したアクセス表を例示し
た図である。
【図13】作業空間へのアクセスを制御しているエージ
ェント・プログラムが実行するステップのフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU) 12 システム・バス 22 ユーザ・インターフェース・アダプタ 26 マウス 28 スピーカ 32 マイクロフォン 34 通信アダプタ 36 ディスプレイ・アダプタ 38 ディスプレイ装置 50、52、54 作業空間(部屋) 56、58、60 エージェント・プログラム 100、102 画面オブジェクト(ドア) 104 ディスプレイ装置の画面 106 カーソル 110 メニュー 112〜130 オプション 150 データ・オブジェクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリシア・タスティン イギリス国ハンプシャー エスオー3・6 ティージー、サウザンプトン、ロックス・ ヒース、ワイルド・ローズ・クレセント 18番地

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムのユーザが行なう操作に応答し
    てタスクを実行するための複数の論理作業空間を定義し
    てあり、それら作業空間のうちの2つ以上の作業空間の
    間の通信の機能を備えている、データ処理システムにお
    いて、 第1のユーザが第1の作業空間内で、第2の作業空間に
    対応した画面オブジェクトを選択することにより、該第
    1のユーザと該第2の作業空間との間の画像通信、音声
    通信、ないしデータ通信が、該第1のユーザに対して予
    め定められているアクセス特権に応じて開始されるよう
    にしてあることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記アクセス特権が、前記第2の作業空
    間にも関連づけられているものであることを特徴とする
    請求項1記載のデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 更に、前記複数の作業空間の各々に対応
    させて設けた、当該作業空間へのアクセスを制御するた
    めのエージェント手段を備えており、該エージェント手
    段が、 1人ないし2人以上のユーザに対して許可されている当
    該作業空間へのアクセスの種類を規定しているアクセス
    特権表を保持するための手段と、 当該作業空間へのアクセスを要求しているユーザのアイ
    デンティティを判定するための手段と、 当該ユーザに対して許可されているアクセスの種類に応
    じて当該作業空間へのアクセスを許可及び監視するため
    の、前記アクセス特権表に関連した手段と、を含んでい
    るエージェント手段であることを特徴とする、請求項1
    記載のデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 データ・ネットワークを介して相互接続
    した複数台のデータ処理用のワークステーションを含ん
    でおり、それらワークステーションのうちの第1のワー
    クステーションのユーザが、それらワークステーション
    のうちの第2のワークステーション上に設定されている
    作業空間との間の通信を開始し得るようにしてあること
    を特徴とする請求項1記載のデータ処理システム。
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