JPH08146533A - スリット露光照明装置 - Google Patents
スリット露光照明装置Info
- Publication number
- JPH08146533A JPH08146533A JP30820694A JP30820694A JPH08146533A JP H08146533 A JPH08146533 A JP H08146533A JP 30820694 A JP30820694 A JP 30820694A JP 30820694 A JP30820694 A JP 30820694A JP H08146533 A JPH08146533 A JP H08146533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflector
- holding
- holding member
- slit exposure
- light source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 可撓性を有したリフレクタをＵ字状に保持す
る場合における保持部材の構造を工夫することにより、
リフレクタを接着せずに簡単に装着することが可能とな
り、また、一旦装着した場合の装着性も高いスリット露
光照明装置を提供する。 【構成】 棒状の照明光源と、該光源から出射された光
を反射して透明なステージガラス上の原稿に照射するリ
フレクタを有するスリット露光照明装置において、上記
リフレクタは可撓性を有した材料からなる薄板材であ
り、その長手方向２か所以上を保持部材により保持され
ることにより、その形状を設定されており、上記保持部
材に支持したバネにより、上記リフレクタの背面を押圧
する。
る場合における保持部材の構造を工夫することにより、
リフレクタを接着せずに簡単に装着することが可能とな
り、また、一旦装着した場合の装着性も高いスリット露
光照明装置を提供する。 【構成】 棒状の照明光源と、該光源から出射された光
を反射して透明なステージガラス上の原稿に照射するリ
フレクタを有するスリット露光照明装置において、上記
リフレクタは可撓性を有した材料からなる薄板材であ
り、その長手方向２か所以上を保持部材により保持され
ることにより、その形状を設定されており、上記保持部
材に支持したバネにより、上記リフレクタの背面を押圧
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複写機等の画像形成装置
や、画像読取り装置の読取り光学系における光学部品の
支持構造の改良に関する。具体的には、棒状光源からの
照明光を反射させてステージガラス上の原稿面に導くた
めの可撓性のリフレクタの変形を防止しつつ支持するこ
とができるスリット露光照明装置に関する。
や、画像読取り装置の読取り光学系における光学部品の
支持構造の改良に関する。具体的には、棒状光源からの
照明光を反射させてステージガラス上の原稿面に導くた
めの可撓性のリフレクタの変形を防止しつつ支持するこ
とができるスリット露光照明装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３はスリット露光照明装置を備えた画
像形成装置の全体構成を示す略図であり、この画像形成
装置はステージガラス２０上に原稿を自動給紙する自動
原稿給紙装置２１と、ステージガラス上の原稿像を読取
る読取り光学系２２と、読取り光学系により読み取られ
た画像を結像して光電変換するＣＣＤ２３と、ＣＣＤ２
３に結像された画像に所定の画像処理を施す図示しない
画像処理部と、画像処理部から出力された画像データに
基づいて感光体上に画像を書き込む書込み手段２４とを
有する。読取り光学系２２は、光源２５と、リフレクタ
２６と、ミラー２７とから成る第１走査体２８と、ミラ
ー２９、３０から成る第２走査体３１とを有し、リフレ
クタ２６は光源２５を包囲する状態で配置され、その内
側面は鏡面状になっているため、光源の光を原稿面に集
光することができる。このリフレクタとしては従来から
板金材等により所定の形状（断面Ｕ字状）に成形された
ものが使用されている。
像形成装置の全体構成を示す略図であり、この画像形成
装置はステージガラス２０上に原稿を自動給紙する自動
原稿給紙装置２１と、ステージガラス上の原稿像を読取
る読取り光学系２２と、読取り光学系により読み取られ
た画像を結像して光電変換するＣＣＤ２３と、ＣＣＤ２
３に結像された画像に所定の画像処理を施す図示しない
画像処理部と、画像処理部から出力された画像データに
基づいて感光体上に画像を書き込む書込み手段２４とを
有する。読取り光学系２２は、光源２５と、リフレクタ
２６と、ミラー２７とから成る第１走査体２８と、ミラ
ー２９、３０から成る第２走査体３１とを有し、リフレ
クタ２６は光源２５を包囲する状態で配置され、その内
側面は鏡面状になっているため、光源の光を原稿面に集
光することができる。このリフレクタとしては従来から
板金材等により所定の形状（断面Ｕ字状）に成形された
ものが使用されている。
【０００３】しかし、板金から成るリフレクタは、重量
が重い為、第１走行体２８の重量が過大となり、原稿を
高速スキャンする際の付加が増大して、走行体の駆動用
モータの消費電力が増大したり、振動が発生する等の不
具合があった。また、断面がＵ字状のリフレクタは、こ
れを成形する際に長手方向に弓なりに反ってしまった
り、短手方向に開放する等の変形を起こす虞れがあっ
た。このような不具合を解決する為に、実開昭６３−８
６６３１号公報には、Ｕ字状に湾曲させた耐熱フィルム
製のリフレクタを所定の湾曲形状に保持する為の保持部
材を用いてリフレクタの軽量化を図った技術が開示され
ている。しかし、この従来例に於ては、リフレクタは保
持部材に対して接着等により固定されているが、接着に
よる方法は、作業時間の増大をもたらし、位置ずれ発
生、接着剤の染み出しによる不具合等を起こす虞れがあ
った。
が重い為、第１走行体２８の重量が過大となり、原稿を
高速スキャンする際の付加が増大して、走行体の駆動用
モータの消費電力が増大したり、振動が発生する等の不
具合があった。また、断面がＵ字状のリフレクタは、こ
れを成形する際に長手方向に弓なりに反ってしまった
り、短手方向に開放する等の変形を起こす虞れがあっ
た。このような不具合を解決する為に、実開昭６３−８
６６３１号公報には、Ｕ字状に湾曲させた耐熱フィルム
製のリフレクタを所定の湾曲形状に保持する為の保持部
材を用いてリフレクタの軽量化を図った技術が開示され
ている。しかし、この従来例に於ては、リフレクタは保
持部材に対して接着等により固定されているが、接着に
よる方法は、作業時間の増大をもたらし、位置ずれ発
生、接着剤の染み出しによる不具合等を起こす虞れがあ
った。
【０００４】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、可撓性を有したリフレクタをＵ字状に保持する場合
における保持部材の構造を工夫することにより、リフレ
クタを接着せずに簡単に装着することが可能となり、ま
た、一旦装着した場合の装着性も高いスリット露光照明
装置を提供することを目的としている。
り、可撓性を有したリフレクタをＵ字状に保持する場合
における保持部材の構造を工夫することにより、リフレ
クタを接着せずに簡単に装着することが可能となり、ま
た、一旦装着した場合の装着性も高いスリット露光照明
装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本発明は、棒
状の照明光源と、該光源から出射された光を反射して透
明なステージガラス上の原稿に照射するリフレクタを有
するスリット露光照明装置において、上記リフレクタは
可撓性を有した材料からなる薄板材であり、その長手方
向２か所以上を保持部材により保持されることにより、
その形状を設定されており、上記保持部材に支持したバ
ネにより、上記リフレクタの背面を押圧することを特徴
とする。
状の照明光源と、該光源から出射された光を反射して透
明なステージガラス上の原稿に照射するリフレクタを有
するスリット露光照明装置において、上記リフレクタは
可撓性を有した材料からなる薄板材であり、その長手方
向２か所以上を保持部材により保持されることにより、
その形状を設定されており、上記保持部材に支持したバ
ネにより、上記リフレクタの背面を押圧することを特徴
とする。
【０００６】以下、添付図面に基づいて本発明の一実施
例を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例のスリッ
ト露光照明装置の要部構成を示す正面図及び斜視図であ
り、この第１走査体１は、図１の紙面と直交する方向へ
延びる棒状光源２と、棒状光源からの光を集光してステ
ージガラス３上の原稿４に反射させる可撓性のリフレク
タ５と、リフレクタ５をその長手方向適所で２か所以上
保持する保持部材６と、保持部材６に支持されると共に
リフレクタ５の背面を押圧するバネ７と、これらを支持
するキャリッジ８等を有する。この第１走査体は図３に
示した如き画像形成装置や、画像読取り装置の読取り光
学系に適用されるものであるが、他の構成要素の図示説
明は省略する。リフレクタ５は、薄い金属板やマイラー
フィルム等の耐熱フィルムから成り、可撓性を有する。
その形状は、保持部材６により略Ｕ字状に保持されてい
る。８ａはキャリッジ８に形成した反射光の透過孔とな
るスリットである。
例を詳細に説明する。図１は本発明の一実施例のスリッ
ト露光照明装置の要部構成を示す正面図及び斜視図であ
り、この第１走査体１は、図１の紙面と直交する方向へ
延びる棒状光源２と、棒状光源からの光を集光してステ
ージガラス３上の原稿４に反射させる可撓性のリフレク
タ５と、リフレクタ５をその長手方向適所で２か所以上
保持する保持部材６と、保持部材６に支持されると共に
リフレクタ５の背面を押圧するバネ７と、これらを支持
するキャリッジ８等を有する。この第１走査体は図３に
示した如き画像形成装置や、画像読取り装置の読取り光
学系に適用されるものであるが、他の構成要素の図示説
明は省略する。リフレクタ５は、薄い金属板やマイラー
フィルム等の耐熱フィルムから成り、可撓性を有する。
その形状は、保持部材６により略Ｕ字状に保持されてい
る。８ａはキャリッジ８に形成した反射光の透過孔とな
るスリットである。
【０００７】保持部材６は、Ｌ字状の正面形状を有し、
キャリッジ８上面に固定される底板１０と、キャリッジ
上面に対して直交して立設した保持片１１とを有し、保
持片１１にはリフレクタ５を所定のＵ字形状に湾曲させ
た状態で保持する為の保持部１１ａが形成されている。
リフレクタ５を矢印Ｂ方向から保持部１１ａに押し込む
ことにより所望の形状精度に成形保持される。保持部１
１ａの湾曲方向両端部には係止部１１ｂが設けられてい
るため、この係止部１１ｂにリフレクタ５の両端部を係
止すれば、リフレクタ５は位置決め固定される。保持部
材１１は、リフレクタ５の長手方向両端部近傍に夫々１
個づつ配置してこれを保持し、形成しようとするリフレ
クタの形状、材質に応じてその数を増やしたり、設置場
所を変更すれば良い。
キャリッジ８上面に固定される底板１０と、キャリッジ
上面に対して直交して立設した保持片１１とを有し、保
持片１１にはリフレクタ５を所定のＵ字形状に湾曲させ
た状態で保持する為の保持部１１ａが形成されている。
リフレクタ５を矢印Ｂ方向から保持部１１ａに押し込む
ことにより所望の形状精度に成形保持される。保持部１
１ａの湾曲方向両端部には係止部１１ｂが設けられてい
るため、この係止部１１ｂにリフレクタ５の両端部を係
止すれば、リフレクタ５は位置決め固定される。保持部
材１１は、リフレクタ５の長手方向両端部近傍に夫々１
個づつ配置してこれを保持し、形成しようとするリフレ
クタの形状、材質に応じてその数を増やしたり、設置場
所を変更すれば良い。
【０００８】バネ７は、例えば、保持部材６の側壁に対
してビス１２等により固定されたトーションバネとし、
その一端７ａを保持部材６に支持し、他端をリフレクタ
５の背面に当接してこれをＡ方向へ押圧させる。バネを
用いてリフレクタの背面を押圧することによりリフレク
タ寸法のバラツキや、温度上昇による材料の伸びを吸収
できる。また、光源背面に位置するバネにより押圧する
ので、バネにより押圧されたリフレクタ部分の僅かの変
形が集光能力に悪影響を与えることはない。従って、保
持部材は、長手方向両端部以外の中間部（集光機能に影
響ある部分）にも配置されることができ、該中間部に配
置されたとしても集光機能に悪影響を及ぼすことがな
い。
してビス１２等により固定されたトーションバネとし、
その一端７ａを保持部材６に支持し、他端をリフレクタ
５の背面に当接してこれをＡ方向へ押圧させる。バネを
用いてリフレクタの背面を押圧することによりリフレク
タ寸法のバラツキや、温度上昇による材料の伸びを吸収
できる。また、光源背面に位置するバネにより押圧する
ので、バネにより押圧されたリフレクタ部分の僅かの変
形が集光能力に悪影響を与えることはない。従って、保
持部材は、長手方向両端部以外の中間部（集光機能に影
響ある部分）にも配置されることができ、該中間部に配
置されたとしても集光機能に悪影響を及ぼすことがな
い。
【０００９】また、リフレクタとして可撓性材料を用い
ることにより、加工精度を確保し易い部品との組み合わ
せにより、湾曲形状精度を高く維持することができる。
また、リフレクタを保持部材に押し込むだけで装着が完
了し、リフレクタの形状、位置決めが設定できるので、
組立時間を大幅に短縮できる。また、バネによる押圧力
と係止部１１ｂによる係止力との協働により、装着した
リフレクタの脱落を確実に防止できる。
ることにより、加工精度を確保し易い部品との組み合わ
せにより、湾曲形状精度を高く維持することができる。
また、リフレクタを保持部材に押し込むだけで装着が完
了し、リフレクタの形状、位置決めが設定できるので、
組立時間を大幅に短縮できる。また、バネによる押圧力
と係止部１１ｂによる係止力との協働により、装着した
リフレクタの脱落を確実に防止できる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可撓性を
有したリフレクタをＵ字状に保持する場合における保持
部材の構造を工夫することにより、リフレクタを接着せ
ずに簡単に装着することが可能となり、また、一旦装着
した場合の装着性も高いスリット露光照明装置を提供す
ることができる。
有したリフレクタをＵ字状に保持する場合における保持
部材の構造を工夫することにより、リフレクタを接着せ
ずに簡単に装着することが可能となり、また、一旦装着
した場合の装着性も高いスリット露光照明装置を提供す
ることができる。
【図１】本発明の一実施例の要部構成説明図。
【図２】図１の斜視図。
【図３】従来のレーザプリンタの構成説明図。
１ 第１走査体、２ 棒状光源、３ ステージガラス、
４ 原稿、５ リフレクタ、６ 保持部材、７ バネ、
８ キャリッジ、１０ 底板、１１ 保持片、１１ 保
持部。
４ 原稿、５ リフレクタ、６ 保持部材、７ バネ、
８ キャリッジ、１０ 底板、１１ 保持片、１１ 保
持部。
Claims (1)
- 【請求項１】 棒状の照明光源と、該光源から出射され
た光を反射して透明なステージガラス上の原稿に照射す
るリフレクタとを有するスリット露光照明装置におい
て、 上記リフレクタは可撓性を有した材料からなる薄板材で
あり、その長手方向２か所以上を保持部材により保持さ
れることにより、その形状を設定されており、上記保持
部材に支持したバネにより上記リフレクタの背面を押圧
することを特徴とするスリット露光照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30820694A JPH08146533A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | スリット露光照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30820694A JPH08146533A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | スリット露光照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08146533A true JPH08146533A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17978199
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30820694A Pending JPH08146533A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | スリット露光照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08146533A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006246286A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 支持装置、照明装置、走査照明装置、原稿読取装置及び画像形成装置 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP30820694A patent/JPH08146533A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006246286A (ja) * | 2005-03-07 | 2006-09-14 | Ricoh Co Ltd | 支持装置、照明装置、走査照明装置、原稿読取装置及び画像形成装置 |
| JP4484734B2 (ja) * | 2005-03-07 | 2010-06-16 | 株式会社リコー | 支持装置、照明装置、走査照明装置、原稿読取装置及び画像形成装置 |
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