JPH08145941A - イオンセンサ - Google Patents

イオンセンサ

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JPH08145941A
JPH08145941A JP6283494A JP28349494A JPH08145941A JP H08145941 A JPH08145941 A JP H08145941A JP 6283494 A JP6283494 A JP 6283494A JP 28349494 A JP28349494 A JP 28349494A JP H08145941 A JPH08145941 A JP H08145941A
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JP
Japan
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film
substrate
metal sintered
ion
effect transistor
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Pending
Application number
JP6283494A
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English (en)
Inventor
Eiichiro Takanose
叡一郎 高野瀬
Yoshiharu Igawa
義春 井川
Joji Nonoyama
錠治 野々山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン選択膜を被覆した樹脂により生じる測
定誤差を低減若しくは消去できるイオンセンサを実現す
ることを目的とする。 【構成】 基板21と、基板21に形成された金属焼結
膜22と、金属焼結膜22にゲート23Gが接続された
電界効果トランジスタ23と、金属焼結膜22の表面を
覆うイオン選択膜24と、周縁部の全て若しくは周縁部
の大部分を含めて、イオン選択膜24の表面を露出させ
るようにして、金属焼結膜22又は電界効果トランジス
タ23を覆う樹脂27とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオン濃度を測定する
イオンセンサ(イオン感応電極)に関し、更に詳しく
は、イオン選択膜(イオン感応膜)に生じた電位を電界
効果トランジスタを介して取り出すことにより、イオン
濃度を測定するイオンセンサに関する。
【0002】pH測定に際しては、イオン選択膜をガラ
ス膜で形成したガラス電極が広く知られている。このガ
ラス電極では、イオン選択膜であるガラス膜の組成を変
えることにより、H+ だけでなく、Li+ ,Na+ ,K
+ 等の濃度を測定することもできる。
【0003】しかし、このガラス電極であっては、ガラ
ス膜破損の危険性が高く取扱が面倒であると共に、小型
化には対応できない。そこで、基板上に導電層を設け、
この導電層上にイオン選択膜を形成し、イオン選択膜に
生じた電位を電界効果トランジスタを介して取り出すこ
とにより、イオン濃度を測定するイオンセンサが考案さ
れている。
【0004】
【従来の技術】従来のイオンセンサの構成は、例えば、
図7及び図8で示される。これらの図において、1は基
板で、この基板1の一方の面には金属焼結膜(導電層)
2が形成されている。3は電界効果トランジスタで、そ
のゲート3Gは金属焼結膜2の周縁部に接続されてい
る。4は金属焼結膜2の表面を覆うイオン選択膜、5は
イオン選択膜4の周縁部の表面と電界効果トランジスタ
3を覆うように設けられた樹脂である。
【0005】上記イオンセンサを用いたイオン濃度の測
定は、イオンセンサを図9に示すように接続して行う。
図において、10がイオンセンサで、このイオンセンサ
10内の電界効果トランジスタ3のドレイン3Dには、
直流電源11の正極が接続され、ソース3Sには、直流
電源11の負極が抵抗12を介して接続されている。
又、イオンセンサ10内の電界効果トランジスタ3のソ
ース3Sは比較電極13に接続されると共に、接地され
ている。
【0006】イオン濃度測定時には、イオンセンサ10
はイオン選択膜4部分まで被測定液14中に浸され、
又、比較電極13も被測定液14中に浸される。これに
より、イオン選択膜4の材質や組成によって決まる特定
のイオンの濃度に応じ電圧がイオン選択膜4に生じ、電
界効果トランジスタ3のゲート3Gに入力される。
【0007】このため、電界効果トランジスタ3のドレ
イン3D・ソース3S間に、この電圧に応じた電流が流
れる。従って、抵抗12の両端電圧を測定することによ
り、所定のイオン濃度を測定することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記イオンセンサにお
いて、イオン選択膜4に電圧が生じるのは、イオン選択
膜4が、その材質や組成によって決まる特定のイオンに
感応するからである。即ち、図10に示すように、イオ
ン選択膜4に接する特定のイオンによる電荷(この例で
は、プラス)によって、イオン選択膜4に電圧が生じる
からである。
【0009】ところで、従来のイオンセンサにおいて
は、前述のように、樹脂5が、イオン選択膜4の周縁部
の表面を覆うように設けられているが、この樹脂5上に
も、樹脂5の材質(組成)に応じたイオン(非測定対象
イオン)が付着する。このため、図10に示すように、
イオン選択膜4の周縁部が被測定液12に触れていない
のにもかかわらず、イオン選択膜4の周縁部近傍に位置
する樹脂5上のイオンの電荷に対応して、イオン選択膜
4の周縁部にも電荷が分布することになる。
【0010】しかし、このイオン選択膜4の周縁部の電
荷は、イオン選択膜4が感応する特定のイオン(測定対
象イオン)による電荷ではないため、イオン濃度測定に
際し誤差を生じさせることになる。実験によれば、イオ
ン選択膜4の周縁部近傍に位置する樹脂5の層の厚みH
が小さい場合、イオン濃度測定に際し大きな誤差が生じ
る。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、樹脂による測定誤差を低減若しくは
消去できるイオンセンサを実現することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する第1
の発明は、貫通穴が穿設された基板と、該基板の貫通穴
を介して連通するように該基板の両面に形成された金属
焼結膜と、前記基板の一方の面側に配置され、前記基板
の一方の面側の前記金属焼結膜にゲートが接続された電
界効果トランジスタと、前記基板の他方の面側の前記金
属焼結膜の表面を覆うイオン選択膜と、前記基板の一方
の面側の前記金属焼結膜及び前記電界効果トランジスタ
を囲むようにして、前記基板の一方の面に接着された筒
状部材と、該筒状部材内に充填され該筒状部材内の前記
金属焼結膜の表面を覆う樹脂とからなり、前記イオン選
択膜の表面を周縁部を含め露出させたことを特徴とする
ものである。尚、前記電界効果トランジスタをも前記樹
脂により覆うことが、防水という点で好ましい。
【0013】上記目的を達成する第2の発明は、貫通穴
が穿設された基板と、該基板の貫通穴を介して連通する
ように該基板の両面に形成された金属焼結膜と、前記基
板の一方の面側に配置され、前記基板の一方の面側の前
記金属焼結膜にゲートが接続された電界効果トランジス
タと、前記基板の他方の面側の前記金属焼結膜の表面を
覆うイオン選択膜と、前記基板の一方の面側の前記金属
焼結膜の表面及び前記電界効果トランジスタを覆う樹脂
とからなり、前記イオン選択膜の表面を周縁部を含め露
出させたことを特徴とするものである。
【0014】上記目的を達成する第3の発明は、基板
と、該基板の一方の面に形成された金属焼結膜と、前記
基板の前記金属焼結膜が形成された面側に配置され、前
記金属焼結膜の周縁部にゲートが接続された電界効果ト
ランジスタと、前記金属焼結膜の表面を覆うイオン選択
膜と、該イオン選択膜の表面の内、前記電界効果トラン
ジスタのゲートと前記金属焼結膜の周縁部との接続点の
近傍に位置しない表面部分については、少なくとも露出
させ、且つ、前記電界効果トランジスタについては、そ
れを覆うように、設けられた樹脂とからなることを特徴
とするものである。
【0015】
【作用】第1及び第2の発明のイオンセンサにおいて
は、イオン選択膜の表面は周縁部を含め全て露出してお
り、イオン選択膜の全表面が被測定液に接する。このた
め、イオン選択膜の周縁部も測定対象イオンに感応する
ことになり、イオン選択膜には、測定対象イオンによる
電荷のみに依存した電圧が発生し、イオン濃度測定に際
し誤差がなくなる。
【0016】第3の発明のイオンセンサにおいては、イ
オン選択膜の表面は周縁部の一部を除いて露出してお
り、イオン選択膜の表面のほとんどが被測定液に接す
る。このため、イオン選択膜のほとんどの周縁部が測定
対象イオンに感応することになり、イオン選択膜には、
ほぼ測定対象イオンによる電荷のみに依存した電圧が発
生し、イオン濃度測定に際し誤差は極めて小さくなる。
【0017】
【実施例】次に図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は第1の発明の一実施例を示す斜視図、図2は
図1の実施例の断面図である。これらの図において、2
1は貫通穴21aが穿設された基板で、例えばアルミナ
板から構成されている。この基板21の両面には、貫通
穴21aを介して連通するように金属焼結膜22が形成
されている。本実施例では、図2における基板21の上
面に小形の金属焼結膜22が形成され、下面に大形の金
属焼結膜22が形成されている。
【0018】金属焼結膜22は、例えば白金や金の金属
ペーストを基板21に塗布し、焼結することにより形成
される。金属ペーストとしては、例えば、「セルロース
系樹脂及びブチカルビトール」と「金或いは白金」とを
2:8の比率で混ぜたものを使用する。23は入力イン
ピーダンスが大きい例えばMOS型の電界効果トランジ
スタで、そのゲート23Gは、例えば導電性塗料を用い
て基板21の一方の面側の金属焼結膜22に電気的に接
続されている。
【0019】24は基板21の他方の面側の金属焼結膜
22の表面を覆うイオン選択膜で、その材質や組成は、
濃度を検出しようとするイオンに対応したものである。
例えば、pH測定であれば、H+ に応答するもの、具体
的には、Ta25の膜を用いる。このTa25の膜はス
パッタ法により容易に形成できる。
【0020】25は筒状部材で、基板21の一方の面側
の金属焼結膜22及び電界効果トランジスタ23を囲む
ようにして、基板21の一方の面に接着剤26を用いて
取り付けられている。この筒状部材25としては例えば
ガラス管が用いられる。又、筒状部材25内には、筒状
部材25内の金属焼結膜22の表面を覆うように、シリ
コン樹脂等の樹脂27が充填されている。
【0021】尚、この実施例では、樹脂27は電界効果
トランジスタ23を覆っていないが、防水という観点か
ら、電界効果トランジスタ23をも樹脂27で覆うこと
が好ましい。
【0022】このような構成のイオンセンサにおいて
は、イオン選択膜24の表面が周縁部を含め全て露出し
ており、イオン選択膜24の全表面が被測定液に接する
ことになる。このため、イオン選択膜24の周縁部も測
定対象イオンに感応することになり、イオン選択膜24
には、測定対象イオンによる電荷のみに依存した電圧が
発生し、電界効果トランジスタ23のゲート23Gに印
加されることになる。
【0023】従って、電界効果トランジスタ23のドレ
イン23D・ソース23S間に、この電圧に応じた電流
が流れることになり、イオン濃度測定に際し誤差がなく
なる。
【0024】又、本実施例では、基板21の両面に、貫
通穴21aを介して連通するように金属焼結膜22を形
成しているので、金属焼結膜22の基板21への結合が
強固になり、剥離することがなくなる。
【0025】尚、この実施例において、電界効果トラン
ジスタ23のゲート23Gが接続される側の金属焼結膜
22は、他方の金属焼結膜22よりも小さく形成されて
いる。これは、貫通穴21aの穴径より多少でも大きけ
れば所望の結合強度が得られ、且つ電界効果トランジス
タ23のゲート23Gとの接続にも支障ないからであ
る。
【0026】図3は第2の発明の一実施例を示す断面図
である。この実施例のイオンセンサは、板状の外観を有
しており、この点では図7及び図8に示した従来例と外
観上類似しているが、内部構造は図1及び図2に示した
実施例と同様なものである。そこで、図1及び図2に示
した実施例と共通する部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。
【0027】図3に示したイオンセンサでは、図1及び
図2に示した実施例の筒状部材25を用いずに、電界効
果トランジスタ23を基板21に近接させると共にこの
電界効果トランジスタ23をも樹脂27で覆って、防水
及び小型化を図っている。
【0028】具体的には、この実施例は、貫通穴21a
が穿設された基板21と、貫通穴21aを介して連通す
るように基板21の両面に形成された金属焼結膜22
と、基板21の一方の面側に配置され、基板21の一方
の面側の金属焼結膜22にゲート23Gが接続された電
界効果トランジスタ23と、基板21の他方の面側の金
属焼結膜22の表面を覆うイオン選択膜24と、基板2
1の一方の面側の金属焼結膜22の表面及び前記電界効
果トランジスタを覆う樹脂27とからなり、イオン選択
膜24の表面を周縁部を含め露出させたものである。
尚、本実施例の構成において、樹脂27の層厚は大きく
とってある。
【0029】この実施例においても、イオン選択膜24
の表面が周縁部を含め全て露出しており、イオン選択膜
24の全表面が被測定液に接することになる。このた
め、イオン選択膜24の周縁部も測定対象イオンに感応
することになり、イオン選択膜24には、測定対象イオ
ンによる電荷のみに依存した電圧が発生し、電界効果ト
ランジスタ23のゲート23Gに印加されることにな
る。
【0030】従って、電界効果トランジスタ23のドレ
イン23D・ソース23S間に、この電圧に応じた電流
が流れることになり、イオン濃度測定に際し誤差がなく
なる。
【0031】又、本実施例でも、基板21の両面に、貫
通穴21aを介して連通するように金属焼結膜22を形
成しているので、金属焼結膜22の基板21への結合が
強固になり、剥離することがなくなる。
【0032】図4は第3の発明の一実施例を示す斜視
図、図5は図4の実施例の断面図である。この実施例の
イオンセンサは、板状の外観を有しており、図3に示し
た実施例と外観上類似している。そこで、図3に示した
実施例と共通する部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。
【0033】図4〜図5に示した実施例は、図3に示し
た実施例の基板21に貫通穴21aに相当する穴を設け
ず、基板21の片面にのみ、金属焼結膜22を形成し、
且つ電界効果トランジスタ23を基板21の金属焼結膜
22側に配置している。
【0034】具体的には、この実施例は、基板21と、
基板21の一方の面に形成された金属焼結膜22と、基
板21の金属焼結膜22が形成された面側に配置され、
金属焼結膜22の周縁部にゲート23Gが接続された電
界効果トランジスタ23と、金属焼結膜22の表面を覆
うイオン選択膜24と、イオン選択膜24の表面の内、
電界効果トランジスタ23のゲート23Gと金属焼結膜
22の周縁部との接続点JNの近傍に位置しない表面部
分については、少なくとも露出させ、且つ、電界効果ト
ランジスタ23については、それを覆うように、設けら
れた樹脂27とからなる。
【0035】この実施例においては、イオン選択膜24
の表面が一部の周縁部を除いて露出しており、イオン選
択膜24のほとんどの表面が被測定液に接することにな
る。このため、イオン選択膜24の周縁部のかなりの部
分が測定対象イオンに感応することになり、イオン選択
膜24には、ほぼ測定対象イオンによる電荷のみに依存
した電圧が発生し、電界効果トランジスタ23のゲート
23Gに印加されることになる。
【0036】従って、電界効果トランジスタ23のドレ
イン23D・ソース23S間に、この電圧に応じた電流
が流れることになり、イオン濃度測定に際し誤差がほと
んどなくなる。
【0037】尚、この実施例においては、金属焼結膜2
2及びイオン選択膜24を矩形ではなく円形に形成した
が、この形状がどのようなものであっても、測定精度に
悪影響は出ない。
【0038】又、図6に示したように、イオン選択膜2
4(金属焼結膜22についても同様)に狭い幅の延長部
を設け、この先端の金属焼結膜22に電界効果トランジ
スタ23のゲート23Gを接続するように構成すれば、
樹脂27に覆われるイオン選択膜24の面積が図4〜図
5の実施例と比べて小さくなり、測定精度が図4〜図5
の実施例よりも向上する。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、第1及び第2の発
明によれば、イオン選択膜の表面が周縁部を含め全て露
出しており、イオン選択膜の全表面が被測定液に接する
ことになるため、イオン選択膜の周縁部も測定対象イオ
ンに感応することになり、イオン選択膜には、測定対象
イオンによる電荷のみに依存した電圧が発生し、イオン
濃度測定に際し誤差がなくなるイオンセンサを実現でき
る。
【0040】又、第3の発明によれば、イオン選択膜の
表面が周縁部の一部を除いて露出しており、イオン選択
膜の表面のほとんどが被測定液に接することになるた
め、イオン選択膜のほとんどの周縁部も測定対象イオン
に感応することになり、イオン選択膜には、ほぼ測定対
象イオンによる電荷のみに依存した電圧が発生し、イオ
ン濃度測定に際し誤差は極めて小さくなるイオンセンサ
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例の断面図である。
【図3】第2の発明の一実施例を示す断面図である。
【図4】第3の発明の一実施例を示す斜視図である。
【図5】図4の実施例の断面図である。
【図6】第3の発明の他の実施例を示す斜視図である。
【図7】従来例の平面図である。
【図8】図7における横断面図である。
【図9】イオンセンサによるイオン濃度測定の説明図で
ある。
【図10】従来構成における問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】
21 基板 21a 貫通穴 22 金属焼結膜 23 電界効果トランジスタ 23G ゲート 24 イオン選択膜 25 筒状部材 27 樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴が穿設された基板と、 該基板の貫通穴を介して連通するように該基板の両面に
    形成された金属焼結膜と、 前記基板の一方の面側に配置され、前記基板の一方の面
    側の前記金属焼結膜にゲートが接続された電界効果トラ
    ンジスタと、 前記基板の他方の面側の前記金属焼結膜の表面を覆うイ
    オン選択膜と、 前記基板の一方の面側の前記金属焼結膜及び前記電界効
    果トランジスタを囲むようにして、前記基板の一方の面
    に接着された筒状部材と、 該筒状部材内に充填され該筒状部材内の前記金属焼結膜
    の表面を覆う樹脂とからなり、 前記イオン選択膜の表面を周縁部を含め露出させたこと
    を特徴とするイオンセンサ。
  2. 【請求項2】 前記電界効果トランジスタをも前記樹脂
    により覆ったことを特徴とする請求項1記載のイオンセ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 貫通穴が穿設された基板と、 該基板の貫通穴を介して連通するように該基板の両面に
    形成された金属焼結膜と、 前記基板の一方の面側に配置され、前記基板の一方の面
    側の前記金属焼結膜にゲートが接続された電界効果トラ
    ンジスタと、 前記基板の他方の面側の前記金属焼結膜の表面を覆うイ
    オン選択膜と、 前記基板の一方の面側の前記金属焼結膜の表面及び前記
    電界効果トランジスタを覆う樹脂とからなり、 前記イオン選択膜の表面を周縁部を含め露出させたこと
    を特徴とするイオンセンサ。
  4. 【請求項4】 基板と、 該基板の一方の面に形成された金属焼結膜と、 前記基板の前記金属焼結膜が形成された面側に配置さ
    れ、前記金属焼結膜の周縁部にゲートが接続された電界
    効果トランジスタと、 前記金属焼結膜の表面を覆うイオン選択膜と、 該イオン選択膜の表面の内、前記電界効果トランジスタ
    のゲートと前記金属焼結膜の周縁部との接続点の近傍に
    位置しない表面部分については、少なくとも露出させ、
    且つ、前記電界効果トランジスタについては、それを覆
    うように、設けられた樹脂とからなることを特徴とする
    イオンセンサ。
JP6283494A 1994-11-17 1994-11-17 イオンセンサ Pending JPH08145941A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016032314A1 (en) * 2014-08-28 2016-03-03 Mimos Berhad An egfet phosphate sensor device

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