JPH08145838A - 衝突試験装置における衝突速度補正方法および装置 - Google Patents

衝突試験装置における衝突速度補正方法および装置

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JPH08145838A
JPH08145838A JP6283878A JP28387894A JPH08145838A JP H08145838 A JPH08145838 A JP H08145838A JP 6283878 A JP6283878 A JP 6283878A JP 28387894 A JP28387894 A JP 28387894A JP H08145838 A JPH08145838 A JP H08145838A
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JP
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collision
speed
vehicle
running resistance
mechanical loss
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JP6283878A
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English (en)
Inventor
Akitsugu Kotaki
明告 小瀧
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動モータ9により巻き取りドラム10を回
転させて牽引ワイヤー2につながれた車両1を加速走行
せしめ、車両1を切り離してバリア4に衝突させ、車両
強度、保護装置および人体への影響を評価する衝突試験
装置において、高精度な衝突速度を得ることができるよ
うにする。 【構成】 機械系のメカロス値を記憶するメカロス記憶
回路20を設ける。車両1の加速中に、電流、速度およ
び前記機械系のメカロス値の各データに基づいて、走行
抵抗・慣性モーメント検出回路22によって、走行抵
抗、慣性モーメントを求める。衝突速度補正回路15は
走行抵抗・慣性モーメント検出回路22の出力23に基
づいて、車両1が切り離されてからバリア4に衝突する
までに生ずる減速量を求め、該減速量を目標衝突速度1
6に対する速度補正値24とし、速度指令回路11に入
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速走行せしめた車両
を切り離してバリア等の衝突物体に衝突させ、車両強
度、保護装置および人体への影響を評価する衝突試験装
置における衝突速度補正方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の衝突試験装置における車両の速度
制御は、例えば実開平1−179238号に記載のよう
に、車両が牽引ワイヤーから切り離され、バリアに衝突
するまでに発生する減速量を予測し、「目標衝突速度+
減速量」の速度にて車両切り離しを行うようにしてい
る。
【0003】図2は実開平1−179238号の試験装
置の構成を、図3は車両の速度パターンを各々示してい
る。これらの図において、車両1は牽引ワイヤー2によ
って牽引され、車両切り離し装置3により牽引ワイヤー
2から切り離され、バリア4に衝突する。牽引ワイヤー
2は、直流モータ9により駆動されるドラム10によっ
て巻き取られる。前記直流モータ9は、自動速度制御回
路5、自動電流制御回路6、自動パルス移相器7および
速度検出器8から成る速度制御装置によって自動速度制
御される。11は、車両1の重量、加速度および衝突速
度等から速度パターンを作成し、前記速度制御装置に速
度指令として与える速度指令回路である。12は電流フ
ィードバック信号13および速度フィードバック信号1
4に基づいて、車両1の加速中に走行抵抗および慣性モ
ーメントを求める走行抵抗・慣性モーメント検出回路で
ある。15は走行抵抗・慣性モーメント検出回路12の
出力および目標衝突速度16に基づいて衝突速度補正値
ΔN(減速量)を求める衝突速度補正回路である。
【0004】前記減速量(ΔN)は次のようにして求め
る。すなわち、車両加速走行中に車両1の慣性モーメン
トIc、走行抵抗TL(TL=A+BN+CN2)を求
め、車両切り離し後の減速量ΔNを
【0005】
【数1】
【0006】なる計算式で求め、車両1の実際の速度指
令NをN=N0+ΔN(N0:目標衝突速度、ΔN:速度
変動)とし、加速している。
【0007】尚前記(1)式においてAはころがり抵
抗、BN0は車速比例抵抗、CN0 2は風損抵抗、Icは
車両の慣性モーメント、NLは車両切り離し位置からバ
リアに衝突するまでの走行距離を駆動モータの回転数に
換算した値である。
【0008】また前記Ic、A、B、Cを求めるため
に、車両加速走行中に、駆動モータ9の電流、速度デー
タから次の4個の数式を作成し、これにT1〜T4、N1
〜N4、IM(機械系の慣性モーメント)を代入して方程
式を解いている。
【0009】 T1=(Ic+IM)・(dN1/dt)+A+BN1+CN1 2…(2) T2=(Ic+IM)・(dN2/dt)+A+BN2+CN2 2…(3) T3=(Ic+IM)・(dN3/dt)+A+BN3+CN3 2…(4) T4=(Ic+IM)・(dN4/dt)+A+BN4+CN4 2…(5)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図2の装置において、
実際の減速量ΔNは図4に示すように車両切り離し位置
の速度により異なる。すなわち速度補正前のN0速度か
ら減速する減速量ΔAと、速度補正後のN6速度から減
速する減速量ΔBは異なる。これは前記(1)式にて、
0速度からの減速量が、
【0011】
【数2】
【0012】であるのに対し、N6速度からの減速量
が、
【0013】
【数3】
【0014】となるように、速度の項目が異なるからで
ある。従って図2に示す実開平1−179238号の方
式では、原理的に衝突位置における速度に誤差が発生す
るという問題がある。
【0015】また車両加速中のトルクを、 T=(Ic+IM)・(dN/dt)+A+BN+CN2…(8) なる式で求めるようにしているが、実際には機械系には
メカロスがあり、メカロスも回転数Nによって変化する
ため、加速トルクTは、 T=(Ic+IM)・(dN/dt)+(A+BN+C
2)+(D+EN+FN2)…(9) となる(D+EN+FN2は機械系のメカロス分)。
【0016】すなわち実開平1−179238号に記載
の、前記(8)式では機械系のメカロスを無視している
ため、求めたA,B,Cは実際は(A+D),(B+
E),(C+F)に相当し、これらを(1)式に代入し
てΔNを求めることは機械系のメカロスも含めた値でΔ
Nを求めたことになる。
【0017】実際のΔNは車両を牽引ワイヤーから切り
離した後の減速量であり、この時は機械系のメカロスは
関与しない。従って加速中のトルク(機械系のメカロス
有り)は、(8)式ではなく(9)式で計算しないとΔ
Nは誤った値になってしまう。つまり実開平1−179
238号のものは、機械系のメカロスを無視しているこ
とや、減速量の算出に実際の車両切り離し位置での速度
を用いていないという重要な問題があり、正確な衝突速
度を得ることができない。
【0018】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、高精度な衝突速度を得ることができる衝突
試験装置における衝突速度補正方法および装置を提供す
ることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)所定の
加速手段により加速走行せしめた車両を加速手段から切
り離してバリア等の衝突物体に衝突させ、車両強度、保
護装置および人体への影響を評価する衝突試験装置にお
ける衝突速度補正方法において、前記車両の加速中に、
電流、速度および機械系のメカロス値の各データに基づ
いて走行抵抗、慣性モーメントを求め、これら走行抵
抗、慣性モーメントに基づいて、車両が切り離されてか
ら衝突物体に衝突するまでに生ずる減速量を求め、該減
速量を目標衝突速度に対する速度補正値とすることを特
徴とし、(2)車両を牽引する牽引ワイヤーと、該ワイ
ヤーを巻き取るドラムと、該ドラムを回転駆動させるモ
ータと、牽引された車両を牽引ワイヤーから切り離す切
り離し装置と、切り離した車両を衝突させる衝突物体と
を備えた衝突試験装置における衝突速度補正装置におい
て、前記モータに対して速度制御および電流制御を行う
自動制御部と、機械系のメカロス値を記憶するメカロス
記憶部と、前記モータの電流フィードバック信号、速度
フィードバック信号および前記メカロス記憶部の出力信
号に基づいて、走行抵抗および慣性モーメントを求める
走行抵抗・慣性モーメント検出部と、前記走行抵抗・慣
性モーメント検出部の出力と目標衝突速度に基づいて、
車両が切り離されてから衝突物体に衝突するまでの減速
量を求め、該減速量を補正値として前記目標衝突速度を
補正する衝突速度補正部とを備え、前記補正された目標
衝突速度を前記自動制御部の速度制御系の速度指令値と
することを特徴とし、(3)前記衝突試験装置は、閉ル
ープ方式により車両の牽引、切り離しを行って試験を行
う装置であるか、又はそらせ車方式により車両の牽引、
切り離しを行って試験を行う装置であるか、又はリニア
モータ方式により車両の牽引、切り離しを行って試験を
行う装置であることを特徴としている。
【0020】
【作用】補正された目標衝突速度には、機械系のメカロ
ス分を加味した減速量が含まれる。このため車両切り離
し後に車両がバリアに衝突する時の速度は、正確に目標
衝突速度となる。
【0021】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の一実施例を
説明する。本発明では図1に示すように、従来の回路に
機械系のメカロス記憶回路20を付加したものである。
図1において、メカロス記憶回路20には、予め計算又
は実測により求められた機械系のメカロス係数D,E,
Fに基づく、ころがり抵抗D、速度比例抵抗EN、風損
抵抗FN2が記憶されている。このメカロス記憶回路2
0の出力、すなわち機械系のメカロス値21は走行抵抗
・慣性モーメント検出回路22に入力される。23は走
行抵抗・慣性モーメント値を、24は衝突速度補正値を
各々示しており、その他の部分は図2と同一に構成され
ている。
【0022】次に上記のように構成された装置の衝突速
度補正方法を述べる。 (1)車両加速中のトルクTは加速トルクTaと負荷ト
ルクTLの合計であり、駆動モータ9の電流値から求め
ることができる。 T=Ta+TL…(10)。
【0023】(2)加速トルクTaは速度をN、時間を
t、慣性モーメントをIとすると、 Ta=I・(dN/dt)…(11) であり、Iは車両1の慣性モーメントIcと、駆動モー
タ9,巻き取りドラム10,牽引ワイヤー2等を含む機
械系の慣性モーメントIMの合計値となる。 I=Ic+IM…(12)。
【0024】(3)負荷トルクTLは車両1の走行抵抗
Tcと、駆動モータ9,巻き取りドラム10,牽引ワイ
ヤー2等を含む機械系のメカロスTMとの合計値とな
る。 TL=Tc+TM…(13)。
【0025】(4)車両の走行抵抗Tcはころがり抵抗
A,速度比例抵抗BN,風損抵抗CN2からなり、機械
系のメカロスTMも同様にころがり抵抗D,速度比例抵
抗EN,風損抵抗FN2からなる。 Tc=A+BN+CN2…(14) TM=D+EN+FN2…(15)。
【0026】(5)従って加速中のトルクTは前記(1
0)式〜(15)式から、 T=(Ic+IM)・(dN/dt)+(A+BN+C
2)+(D+EN+FN2)…(9) と表される。
【0027】(6)前記(9)式において、加速中のト
ルクTは電流フィードバック信号13から、速度Nは速
度フィードバック信号14から各々求められ、機械系の
慣性モーメントIM及び機械系のメカロス係数D,E,
Fは予め計算又は実測により求められる定数である。
【0028】(7)従って未知数としては車両の慣性モ
ーメントIc及び車両の走行抵抗係数A,B,Cの4つ
である。そこでこの未知数を求めるために車両1の加速
中の電流及び速度データから次の4個の式を作成する。 T1=(Ic+IM)・(dN1/dt)+(A+BN1
CN1 2)+(D+EN1+FN1 2)…(16) T2=(Ic+IM)・(dN2/dt)+(A+BN2
CN2 2)+(D+EN2+FN2 2)…(17) T3=(Ic+IM)・(dN3/dt)+(A+BN3
CN3 2)+(D+EN3+FN3 2)…(18) T4=(Ic+IM)・(dN4/dt)+(A+BN4
CN4 2)+(D+EN4+FN4 2)…(19) 前記(16)〜(19)式の方程式を解くことによって
Ic,A,B,Cを求める。
【0029】(8)機械系のメカロス記憶回路20には
機械系のメカロス係数D,E,Fを記憶させておき、速
度フィードバック信号14により各速度における機械系
のメカロス値21(TM=D+EN+FN2)を走行抵抗
・慣性モーメント検出回路22に出力する。
【0030】(9)走行抵抗・慣性モーメント検出回路
22には機械系の慣性モーメントIMと前記(9)式の
加速トルクTを記憶させておき、電流フィードバック信
号13、速度フィードバック信号14から(16)〜
(19)式を作成し、方程式を解いて車両の走行抵抗係
数A,B,C及び車両の慣性モーメントIcを衝突速度
補正回路15に出力する。
【0031】(10)衝突速度補正回路15は、車両1
が車両切り離し装置3により、牽引ワイヤー2と離脱し
た後、減速する速度を求めるものであり、次の式から減
速量ΔBを求める。
【0032】
【数4】
【0033】但しN6は車両切り離し速度(N6=目標衝
突速度N0+減速量ΔB)、NLは車両切り離し位置から
バリア4に衝突するまでの走行距離を駆動モータ9の回
転数に換算した値である。このΔBが目標衝突速度N0
に加えられ、速度指令となる。
【0034】(11)従って車両切り離し速度N6は目
標衝突速度N0+減速量ΔBとなり、車両切り離し装置
3により、牽引ワイヤー2から離脱された車両1はΔB
の減速後バリア4に衝突することになり、正確な衝突速
度を得ることができる。
【0035】尚図1の実施例は図5に示す巻き取りドラ
ム式のオープンループ方式の試験装置に適用したもので
あるが、本発明はこれに限らず図6の閉ループ方式、図
7のそらせ車方式、図8のリニアモータ方式の各試験装
置にも同様に適用することができる。この場合も図1の
場合と同様の速度補正が行われ、同様の作用、効果を奏
する。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、車両の加
速中に、電流、速度および機械系のメカロス値の各デー
タに基づいて走行抵抗、慣性モーメントを求め、これら
走行抵抗、慣性モーメントに基づいて、車両が切り離さ
れてから衝突物体に衝突するまでに生ずる減速量を求
め、該減速量を目標衝突速度に対する速度補正値とする
とともに、モータに対して速度制御および電流制御を行
う自動制御部と、機械系のメカロス値を記憶するメカロ
ス記憶部と、前記モータの電流フィードバック信号、速
度フィードバック信号および前記メカロス記憶部の出力
信号に基づいて、走行抵抗および慣性モーメントを求め
る走行抵抗・慣性モーメント検出部と、前記走行抵抗・
慣性モーメント検出部の出力と目標衝突速度に基づい
て、車両が切り離されてから衝突物体に衝突するまでの
減速量を求め、該減速量を補正値として前記目標衝突速
度を補正する衝突速度補正部とを備え、前記補正された
目標衝突速度を前記自動制御部の速度制御系の速度指令
値とするようにしたので、次のような優れた効果が得ら
れる。
【0037】(1)衝突試験装置として必要な衝突点に
おける車速を正確に制御することができる。
【0038】(2)車両を牽引ワイヤーから離脱させた
後、バリアまでの空走距離が短く、また、機械系のメカ
ロスが車両の走行抵抗に比べて無視できる位小さい場合
であれば、従来方式の衝突速度補正回路にて比較的高精
度な衝突速度を得ることができる。しかしながらバリア
前には撮影ピットを設置する場合が多く、また機械系の
メカロスは車両の走行抵抗より大きくなる場合が多いた
め、従来方式では高精度な衝突速度を得ることができな
い。これに対して機械系のメカロス値を制御因子として
取り込んだ本発明を適用することにより、高精度な衝突
速度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図。
【図2】従来の衝突試験装置の一例を示す構成図。
【図3】従来の衝突試験における車両の速度パターン
図。
【図4】本発明の衝突試験における車両の速度パターン
図。
【図5】オープンループ方式の衝突試験装置の要部構成
図。
【図6】閉ループ方式の衝突試験装置の要部構成図。
【図7】そらせ車方式の衝突試験装置の要部構成図。
【図8】リニアモータ方式の衝突試験装置の要部構成
図。
【符号の説明】
1…車両 2…牽引ワイヤー 3…車両切り離し装置 4…バリア 5…自動速度制御回路 6…自動電流制御回路 7…自動パルス移相器 8…速度検出器 9…駆動モータ 10…巻き取りドラム 11…速度指令回路 15…衝突速度補正回路 20…機械系のメカロス記憶回路 22…走行抵抗・慣性モーメント検出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の加速手段により加速走行せしめた
    車両を加速手段から切り離してバリア等の衝突物体に衝
    突させ、車両強度、保護装置および人体への影響を評価
    する衝突試験装置における衝突速度補正方法において、 前記車両の加速中に、電流、速度および機械系のメカロ
    ス値の各データに基づいて走行抵抗、慣性モーメントを
    求め、これら走行抵抗、慣性モーメントに基づいて、車
    両が切り離されてから衝突物体に衝突するまでに生ずる
    減速量を求め、該減速量を目標衝突速度に対する速度補
    正値とすることを特徴とする衝突試験装置における衝突
    速度補正方法。
  2. 【請求項2】 車両を牽引する牽引ワイヤーと、該ワイ
    ヤーを巻き取るドラムと、該ドラムを回転駆動させるモ
    ータと、牽引された車両を牽引ワイヤーから切り離す切
    り離し装置と、切り離した車両を衝突させる衝突物体と
    を備えた衝突試験装置における衝突速度補正装置におい
    て、 前記モータに対して速度制御および電流制御を行う自動
    制御部と、 機械系のメカロス値を記憶するメカロス記憶部と、 前記モータの電流フィードバック信号、速度フィードバ
    ック信号および前記メカロス記憶部の出力信号に基づい
    て、走行抵抗および慣性モーメントを求める走行抵抗・
    慣性モーメント検出部と、 前記走行抵抗・慣性モーメント検出部の出力と目標衝突
    速度に基づいて、車両が切り離されてから衝突物体に衝
    突するまでの減速量を求め、該減速量を補正値として前
    記目標衝突速度を補正する衝突速度補正部とを備え、 前記補正された目標衝突速度を前記自動制御部の速度制
    御系の速度指令値とすることを特徴とする衝突試験装置
    における衝突速度補正装置。
  3. 【請求項3】 前記衝突試験装置は、閉ループ方式によ
    り車両の牽引、切り離しを行って試験を行う装置である
    ことを特徴とする請求項2に記載の衝突試験装置におけ
    る衝突速度補正装置。
  4. 【請求項4】 前記衝突試験装置は、そらせ車方式によ
    り車両の牽引、切り離しを行って試験を行う装置である
    ことを特徴とする請求項2に記載の衝突試験装置におけ
    る衝突速度補正装置。
  5. 【請求項5】 前記衝突試験装置は、リニアモータ方式
    により車両の牽引、切り離しを行って試験を行う装置で
    あることを特徴とする請求項2に記載の衝突試験装置に
    おける衝突速度補正装置。
JP6283878A 1994-11-18 1994-11-18 衝突試験装置における衝突速度補正方法および装置 Pending JPH08145838A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211822A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Sinfonia Technology Co Ltd 速度制御装置、車両衝突試験装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012211822A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Sinfonia Technology Co Ltd 速度制御装置、車両衝突試験装置

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