JPH08145680A - 管埋設装置におけるターゲット装置 - Google Patents

管埋設装置におけるターゲット装置

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JPH08145680A
JPH08145680A JP29313694A JP29313694A JPH08145680A JP H08145680 A JPH08145680 A JP H08145680A JP 29313694 A JP29313694 A JP 29313694A JP 29313694 A JP29313694 A JP 29313694A JP H08145680 A JPH08145680 A JP H08145680A
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JP
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pipe
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housing
target plate
tube
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JP29313694A
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Mamoru Saito
藤 衛 斉
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Sanwa Kizai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気的手段を必要とせず、安価で適確な使用
が可能な管埋設装置におけるターゲット装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】 埋設すべき管内に設置され前面が透光面14
とされた筐体15と、この筐体15内に斜設された反射
鏡16と、前記筐体15の上部内面に設けられたターゲ
ット板17とを備え、このターゲット板17は透明乃至
は半透明で管と同心の円形線18と管の中心を通る半径
方向線19とが交差する格子状のターゲット面20を有
し、前記ターゲット板17の上部には管Pの推進方向に
設けられた凹円弧状をなす溝21と、この溝21内を転
動自在な転動子22とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管埋設装置に係り、特に
管の進入方向を確認するためのターゲット装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地中に、上・下水道管、ガス管、その他
用途に応じた管を地表を開削することなく埋設するため
の装置として、地盤を掘削しつつ管を地中に押入して埋
設する管埋設装置が用いられている。
【0003】この管埋設装置は、図4の本発明の適用例
として示す断面図および図5に示す装置全体の側面図を
参照すると、地上から掘削したピット1内に管埋設方向
にガイドレール2を設置し、このガイドレール2上に地
盤掘削用の図示しないオーガスクリュを回転駆動する駆
動部3が載装され、この駆動部3はピット1内の反力受
4にピストンロッド5が当接する推進シリンダ6により
所定のストロークにわたり前進されるようになってお
り、駆動部3の前端の管受口7に後端が支持される管P
を押圧して地中に押入するようになっている。
【0004】上記管Pの先端には、図4にオーガスクリ
ュおよびそのケーシングを省略した断面図を示すように
先導管8が接続され、この先導管8の先端にはシール9
を介して刃口10が首振り可能に接続されており、この
刃口10の後部には前記先導管8の先端内に上下左右に
等間隔をおいて取付けられた方向修正シリンダ11,1
1のピストンロッド12,12が連結されている。
【0005】上記先導管8内にはターゲット装置13が
配設されており、前記ピット1内からトランシットによ
り上記ターゲット装置13を監視し、管Pが正しい方向
に進んでいるか否かを判断し、予定の進路から外れたと
きは前記方向修正シリンダ11,11…を選択的に駆動
して刃口10の向きを変え、正しい進路に戻すようにな
されている。
【0006】また先導管8の内部には、上記ターゲット
装置13とは別に鎖線で示すように電気式の傾斜計Cが
設けられ、この傾斜計Cの検出内容を前記ピット1内に
設けられている傾斜表示計で観察することにより今後の
管の推進方向を予測するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかるに従来のターゲ
ット装置に使用されている電気式の傾斜計Cは精密機器
であるため、管埋設装置の先導管8内のように劣悪な環
境で使用した場合に故障が多いという問題があるうえ、
通信用のケーブルCaを管の埋設の進行に併せて継ぎ足
す作業が必要となり、作業が煩雑になるという問題点が
あった。
【0008】本発明はこれに鑑み、電気的手段を必要と
せず、劣悪な環境下での使用に対しても故障の発生がな
く、安価で確実な作用を期することのできる管埋設装置
におけるターゲット装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題を解決する手段として、本発明は、埋設すべき管内
に設置され前面が透光面とされた筐体と、この筐体内に
斜設された反射鏡と、前記筐体の上部内面に設けられた
ターゲット板とを備え、このターゲット板は透明乃至は
半透明で管と同心の円形線と管の中心を通る半径方向線
とが交差する格子状のターゲット面を有し、前記ターゲ
ット板の上部には管の推進方向に設けられた凹円弧状を
なす溝と、この溝内を転動自在な転動子とを有すること
を特徴とする。
【0010】
【作用】ターゲット板の格子状のターゲット面および転
動子は斜設された反射鏡に投影されており、管内を通じ
て観察するターゲットは反射鏡に投影された映像を見る
ことになる。
【0011】ターゲット装置を設置してある管が上向き
に変位すると、転動子が管の後方に向け移動し、基準位
置より下方に変位するので、これをトランシット等によ
り監視して管と同心の円形線からなる目盛を読取ること
により変位量を知ることができる。また管が下向きに変
位すると転動子は前方へ移動し、同様に変位量を読取る
ことができる。
【0012】管のローリングについては従来と同様にタ
ーゲット装置の回転量を半径方向線の変位により知るこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。本発明によるターゲット装置13は、前面1
4が開口または透明板の嵌込みにより透光面とされた箱
形の筐体15を有し、この筐体15内には反射鏡16が
略45°の角度をもって斜設されている。
【0014】前記筐体15の上部内にはターゲット板1
7が設けられており、このターゲット板17は透明乃至
半透明のもので、管Pと同心で所定の間隔をおいて表示
された円形線18,18…と半径方向に所定の間隔をお
いて表示された半径方向線19,19…とが交差する格
子状のターゲット面20を有し、前記ターゲット板17
の上部中央位置には管Pの進行方向に凹円弧状をなす溝
21が設けられ、この溝21内に鋼球等からなる転動子
22が転動自在に嵌合されている。なおこの溝21を閉
じられた空間とし、内部に液体と気泡とを封入した水準
器構造のものであってもよく、この場合には気泡が転動
子22となる。
【0015】図1において23,23…はピッチング目
盛を示すもので、%で表示されている。またAは転動子
22の基準位置を示し、この位置に転動子22が位置す
るとき正常状態であることを示す。
【0016】前記筐体15の前面14の上方位置には、
前記管Pと同心の弧状の透明管24が設けられ、その内
部に液体と気泡25(または浮体)が封入されて管Pの
ローリングを検出することができるようになっている。
【0017】上記ターゲット装置14は図4に示したよ
うに先導管8の内部に支持具26を介して取付けられ、
照明用ランプ27により照明を与えられている。
【0018】次に作用を説明する。ターゲット装置14
のターゲット板17の格子状のターゲット面20および
転動子22は、筐体15内に斜設されている反射鏡16
に投影されており、管内をトランシットTにより観察す
るターゲット面は反射鏡16に投影された映像を図1に
示すような状態に見ることができる。
【0019】管の進路確認は、予めピット1内に設置さ
れているトランシットTによりターゲット装置13全体
の変位を監視する一方、ターゲット装置14を設置して
ある先導管8が上向きに変位すると、転動子22が溝2
1内を転動して図1の基準位置Aから例えば下方に鎖線
示すA′位置へ変位するので、その変位量をトランシッ
トを通じて読取ることにより変位量(ピッチング量)を
知ることができ、両変位量を知ることによりこれを勘案
して方向修正シリンダ11,11の所定のものを作動さ
せ、進路の修正を行なえばよい。
【0020】先導管8が下向きに変位すると、転動子2
2は先導管8に対し前方へ移動し、前記と同様に変位量
(ピッチング量)を読取ることができる。
【0021】先導管8のローリングについては、気泡2
5がおかれる位置に対し半径方向線19のずれにより読
取ることができる。
【0022】なお、反射鏡16の傾斜を大きく倒せば、
円形線18,18…(ピッチング目盛23,23…)の
間隔が拡大され、測定精度を向上させることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
気的手段を全く必要としないので安価に得られ、通信用
のケーブルの継ぎ足し作業も不要であるから作業中の煩
雑さがなく、軽便に管のピッチングの検出ができる。ま
た劣悪な環境下での使用であっても構成部材が筐体内に
て格納されているので外部条件の影響を受けることがな
く、故障を起こすこともなく常にクリアなターゲットが
得られる。さらに管の推進の進路および勾配(傾斜角)
をターゲット上で一挙に確認することができるので、管
埋設時の管理が著しく容易になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターゲット装置のターゲット面を
示す正面図。
【図2】本発明によるターゲット装置の一実施例を示す
縦断側面図。
【図3】同、平面図。
【図4】本発明によるターゲット装置の設置状況を示す
管埋設装置の先端部の断面図。
【図5】管埋設装置の一例を示す側面図。
【符号の説明】
1 ピット 3 駆動部 6 推進シリンダ 8 先導管 10 刃口 11 方向修正シリンダ 14 ターゲット装置 15 筐体 16 反射鏡 17 ターゲット板 20 ターゲット面 21 溝 22 転動子 23 ピッチング目盛 25 気泡

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋設すべき管内に設置され前面が透光面と
    された筐体と、この筐体内に斜設された反射鏡と、前記
    筐体の上部内面に設けられたターゲット板とを備え、こ
    のターゲット板は透明乃至は半透明で管と同心の円形線
    と管の中心を通る半径方向線とが交差する格子状のター
    ゲット面を有し、前記ターゲット板の上部には管の推進
    方向に設けられた凹円弧状をなす溝と、この溝内を転動
    自在な転動子とを有することを特徴とする管埋設装置に
    おけるターゲット装置。
JP29313694A 1994-11-28 1994-11-28 管埋設装置におけるターゲット装置 Expired - Fee Related JP3509965B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5878230B1 (ja) * 2014-12-24 2016-03-08 中国電力株式会社 簡易線下明示器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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