JPH08145214A - 小流量用水ガバナー - Google Patents
小流量用水ガバナーInfo
- Publication number
- JPH08145214A JPH08145214A JP6288451A JP28845194A JPH08145214A JP H08145214 A JPH08145214 A JP H08145214A JP 6288451 A JP6288451 A JP 6288451A JP 28845194 A JP28845194 A JP 28845194A JP H08145214 A JPH08145214 A JP H08145214A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center core
- elastic ring
- water governor
- flow rate
- central columnar
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1リットル/分前後の小制御流量を流すこと
ができる水ガバナーを得ること。 【構成】 中心柱状部を有するセンタコアと;このセン
タコアの中心柱状部に嵌められる弾性リングと;弾性リ
ングを嵌めたセンタコアを支持するケーシングと;を備
え、センタコアの中心柱状部は、その周方向の一部のみ
に、弾性リングとの間に流路を形成する少なくとも1つ
の凹部を備えている小流量用水ガバナー。
ができる水ガバナーを得ること。 【構成】 中心柱状部を有するセンタコアと;このセン
タコアの中心柱状部に嵌められる弾性リングと;弾性リ
ングを嵌めたセンタコアを支持するケーシングと;を備
え、センタコアの中心柱状部は、その周方向の一部のみ
に、弾性リングとの間に流路を形成する少なくとも1つ
の凹部を備えている小流量用水ガバナー。
Description
【0001】
【技術分野】本発明は、水ガバナー(簡易流量制限装
置)に関し、特に小流量を流すのに適した小流量水ガバ
ナーに関する。
置)に関し、特に小流量を流すのに適した小流量水ガバ
ナーに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図3、図4について、従来
の水ガバナーの基本構造及び原理について説明する。こ
の水ガバナーは、上流側の圧力の高低に関わらず、常に
略一定の流量を供給することを目的としたもので、集中
式ボイラー、無タンク式水洗トイレ、ホテル等での蛇口
の最大流量規制等に用いられつつある。基本形は特公昭
51−23059号で提案された。この水ガバナーは、
ケーシング10、センタコア20、及びOリング(弾性
部材)30とからなっている。センタコア20は、中心
の柱状部20Aと、外周のフランジ部20Bとを有し、
この中心柱状部20Aとフランジ部20Bは、周方向に
均等に設けた複数のブリッジ部25を介して接続されて
いて、ブリッジ部25以外の部分には、貫通孔24が形
成されている。図3には、この貫通孔24の部分にハッ
チングを付した。
の水ガバナーの基本構造及び原理について説明する。こ
の水ガバナーは、上流側の圧力の高低に関わらず、常に
略一定の流量を供給することを目的としたもので、集中
式ボイラー、無タンク式水洗トイレ、ホテル等での蛇口
の最大流量規制等に用いられつつある。基本形は特公昭
51−23059号で提案された。この水ガバナーは、
ケーシング10、センタコア20、及びOリング(弾性
部材)30とからなっている。センタコア20は、中心
の柱状部20Aと、外周のフランジ部20Bとを有し、
この中心柱状部20Aとフランジ部20Bは、周方向に
均等に設けた複数のブリッジ部25を介して接続されて
いて、ブリッジ部25以外の部分には、貫通孔24が形
成されている。図3には、この貫通孔24の部分にハッ
チングを付した。
【0003】円柱状部20Aには、その外面に放射方向
に延びる複数の凸部21と、これらの凸部21の間の凹
部22とが形成されている。これらの凸部21と凹部2
2の稜線は円柱状部20Aの軸線に対して傾斜してい
る。Oリング30は、センタコア20の円柱状部20A
の外周に嵌められ、凹部22との間に流路23を形成す
る。ケーシング10は、このセンタコア20とOリング
30の結合体を支持するもので、センタコア20のフラ
ンジ部20Bを受け入れる断面階段状をなしている。こ
のケーシング10は、上流側の圧力によりセンタコア2
0がケーシング10に押し付けられる方向に向けて、例
えば水道管路11内に定着される。
に延びる複数の凸部21と、これらの凸部21の間の凹
部22とが形成されている。これらの凸部21と凹部2
2の稜線は円柱状部20Aの軸線に対して傾斜してい
る。Oリング30は、センタコア20の円柱状部20A
の外周に嵌められ、凹部22との間に流路23を形成す
る。ケーシング10は、このセンタコア20とOリング
30の結合体を支持するもので、センタコア20のフラ
ンジ部20Bを受け入れる断面階段状をなしている。こ
のケーシング10は、上流側の圧力によりセンタコア2
0がケーシング10に押し付けられる方向に向けて、例
えば水道管路11内に定着される。
【0004】この水ガバナーによると、上流側の流体
(水とする)が、貫通孔24からOリング30側に流入
し、Oリング30と凹部22との間の流路23を通っ
て、下流側に流れる。この際、流路23を通過する水の
流速に応じて、Oリング30が内方に弾性変形して流路
23の面積を変化させる。Oリング30の弾性変形後の
位置の例は、図4に符号Oリング30’で示した。すな
わち、流速が速い程、Oリング30が内方に弾性変形し
て流路23の流路が絞られるので、上流側の圧力の高低
に関わらず、下流側には常に略一定の流量を取り出すこ
とができる。
(水とする)が、貫通孔24からOリング30側に流入
し、Oリング30と凹部22との間の流路23を通っ
て、下流側に流れる。この際、流路23を通過する水の
流速に応じて、Oリング30が内方に弾性変形して流路
23の面積を変化させる。Oリング30の弾性変形後の
位置の例は、図4に符号Oリング30’で示した。すな
わち、流速が速い程、Oリング30が内方に弾性変形し
て流路23の流路が絞られるので、上流側の圧力の高低
に関わらず、下流側には常に略一定の流量を取り出すこ
とができる。
【0005】この水ガバナーは、センタコア20の円柱
状部20Aの凸部21と凹部22の形状、Oリング30
の径、材質等を適当に設定することにより、制御流量が
4〜30リットル/分程度の範囲では、良好な定流量特
性を示すことが確認された。理論的には、貫通孔24の
断面積を小さくすることにより、4リットル/分以下の
小制御流量を得ることができると考えられるが、実際に
貫通孔24の面積を単純に小さくしていっても、制御流
量を小さくすることはできず、逆に、貫通孔24の断面
積が小さくなる結果、小さなゴミや水アカが詰まり易く
なることが分かった。
状部20Aの凸部21と凹部22の形状、Oリング30
の径、材質等を適当に設定することにより、制御流量が
4〜30リットル/分程度の範囲では、良好な定流量特
性を示すことが確認された。理論的には、貫通孔24の
断面積を小さくすることにより、4リットル/分以下の
小制御流量を得ることができると考えられるが、実際に
貫通孔24の面積を単純に小さくしていっても、制御流
量を小さくすることはできず、逆に、貫通孔24の断面
積が小さくなる結果、小さなゴミや水アカが詰まり易く
なることが分かった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、従来の水ガバナーについての
以上の問題意識に基づき、小制御流量、特に1リットル
/分前後の制御流量が得られる水ガバナーを得ることを
目的とする。
以上の問題意識に基づき、小制御流量、特に1リットル
/分前後の制御流量が得られる水ガバナーを得ることを
目的とする。
【0007】
【発明の概要】本発明は、従来の水ガバナー構造におい
ては、環状の弾性リングを嵌めるセンタコアのコア部全
周に、凸部と凹部を設けていたのを改め、流路として作
用する凹部をその一部のみに設けることにより、ゴミ詰
まりの問題なく、小流量が得られるようにしたことを特
徴としている。すなわち、本発明の小流量水ガバナー
は、その一態様によると、中心柱状部を有するセンタコ
アと;このセンタコアの中心柱状部に嵌められる弾性リ
ングと;弾性リングを嵌めたセンタコアを支持するケー
シングと;を備え、センタコアの中心柱状部が、その周
方向の一部のみに、弾性リングとの間に流路を形成する
少なくとも1つの凹部を備えていることを特徴としてい
る。
ては、環状の弾性リングを嵌めるセンタコアのコア部全
周に、凸部と凹部を設けていたのを改め、流路として作
用する凹部をその一部のみに設けることにより、ゴミ詰
まりの問題なく、小流量が得られるようにしたことを特
徴としている。すなわち、本発明の小流量水ガバナー
は、その一態様によると、中心柱状部を有するセンタコ
アと;このセンタコアの中心柱状部に嵌められる弾性リ
ングと;弾性リングを嵌めたセンタコアを支持するケー
シングと;を備え、センタコアの中心柱状部が、その周
方向の一部のみに、弾性リングとの間に流路を形成する
少なくとも1つの凹部を備えていることを特徴としてい
る。
【0008】1ないし複数個の凹部は、流すべき流量に
応じて、柱状部の周方向の60〜180゜の範囲に形成
することが望ましい。
応じて、柱状部の周方向の60〜180゜の範囲に形成
することが望ましい。
【0009】本発明の小流量水ガバナーは、別の表現に
よると、中心柱状部と、周辺のフランジ部と、この中心
柱状部とフランジ部とを、複数の領域に分けて接続する
複数の仮想ブリッジ部と有するセンタコアと;このセン
タコアの中心柱状部に嵌められる弾性リングと;センタ
コアのフランジ部を支持するケーシングと;を備え、セ
ンタコアの中心柱状部と周辺フランジ部との間は、隣り
合う二つの仮想ブリッジ部だけに貫通孔が形成されてい
て残りは閉塞されており、中心柱状部には、少なくとも
周辺フランジ部との間に貫通孔が存在する開放部分に位
置させて、弾性リングとの間に流路を形成する少なくと
も1つの凹部を形成したことを特徴としている。
よると、中心柱状部と、周辺のフランジ部と、この中心
柱状部とフランジ部とを、複数の領域に分けて接続する
複数の仮想ブリッジ部と有するセンタコアと;このセン
タコアの中心柱状部に嵌められる弾性リングと;センタ
コアのフランジ部を支持するケーシングと;を備え、セ
ンタコアの中心柱状部と周辺フランジ部との間は、隣り
合う二つの仮想ブリッジ部だけに貫通孔が形成されてい
て残りは閉塞されており、中心柱状部には、少なくとも
周辺フランジ部との間に貫通孔が存在する開放部分に位
置させて、弾性リングとの間に流路を形成する少なくと
も1つの凹部を形成したことを特徴としている。
【0010】さらに本発明は、別の態様によると、外周
に放射方向に延びる複数の凸部とこれら凸部の間に位置
する凹部とを有するセンタコアと;このセンタコアの外
周に嵌められ、凹部との間に流路を形成する弾性リング
と;このセンタコアと弾性リングを支持し、流路に流体
を流すケーシングと;を備えた水ガバナーにおいて、セ
ンタコアの凹部と凸部を、該センタコアの周方向に均等
に形成することなく、一部に偏在させたことを特徴とし
ている。
に放射方向に延びる複数の凸部とこれら凸部の間に位置
する凹部とを有するセンタコアと;このセンタコアの外
周に嵌められ、凹部との間に流路を形成する弾性リング
と;このセンタコアと弾性リングを支持し、流路に流体
を流すケーシングと;を備えた水ガバナーにおいて、セ
ンタコアの凹部と凸部を、該センタコアの周方向に均等
に形成することなく、一部に偏在させたことを特徴とし
ている。
【0011】
【発明の実施例】以下図面について本発明の水ガバナー
の実施例を説明する。図1は、本発明の水ガバナーのセ
ンタコア200の第一の実施例を示す。この実施例は、
図3に示した従来のセンタコア20を変形したもので、
中心柱状部20Aとフランジ部20Bとの間に、90゜
間隔の4個の仮想ブリッジ部25iを想定し、このうち
の隣り合う2個の仮想ブリッジ部25i間のみを貫通孔
24とし、残りはすべて閉塞面28としている。図3と
同様に、貫通孔24にはハッチングを付して示した。こ
のセンタコア200を用いた水ガバナーの断面形状は、
図4と同様に表われる。中心柱状部20Aには、図3の
従来例と全く同様に、凸部21と凹部22が交互に形成
されているが、実質的に流路として作用するのは、貫通
孔24が存在する部分に位置する凹部22だけである。
この実施例では、貫通孔24部分に4つの凹部22が形
成されている。
の実施例を説明する。図1は、本発明の水ガバナーのセ
ンタコア200の第一の実施例を示す。この実施例は、
図3に示した従来のセンタコア20を変形したもので、
中心柱状部20Aとフランジ部20Bとの間に、90゜
間隔の4個の仮想ブリッジ部25iを想定し、このうち
の隣り合う2個の仮想ブリッジ部25i間のみを貫通孔
24とし、残りはすべて閉塞面28としている。図3と
同様に、貫通孔24にはハッチングを付して示した。こ
のセンタコア200を用いた水ガバナーの断面形状は、
図4と同様に表われる。中心柱状部20Aには、図3の
従来例と全く同様に、凸部21と凹部22が交互に形成
されているが、実質的に流路として作用するのは、貫通
孔24が存在する部分に位置する凹部22だけである。
この実施例では、貫通孔24部分に4つの凹部22が形
成されている。
【0012】図2は、本発明の別のセンタコア200の
実施例を示す。この実施例は、図1において実質的な作
用をしていない、閉塞面28部分の凸部21と凹部22
をなくし、単純な円錐面29としたものである。他の部
分は、図1の実施例と同じであり、同一部分には、同一
の符号を付した。このセンタコア200を用いた水ガバ
ナーの断面形状は、図4と同様に表われる。中心柱状部
20Aは、貫通孔24が存在する部分に少なくとも1つ
の凹部22が形成されていること、及び外周にOリング
30を嵌めることができ嵌めたとき凹部22との間に流
路23を形成できること、を満足すれば、他の形状は問
わない。また、図示例では、凸部21と凹部22がセン
タコアの軸線に対して傾斜したテーパ面から構成されて
いるが、これらは非テーパ面としてもよい。
実施例を示す。この実施例は、図1において実質的な作
用をしていない、閉塞面28部分の凸部21と凹部22
をなくし、単純な円錐面29としたものである。他の部
分は、図1の実施例と同じであり、同一部分には、同一
の符号を付した。このセンタコア200を用いた水ガバ
ナーの断面形状は、図4と同様に表われる。中心柱状部
20Aは、貫通孔24が存在する部分に少なくとも1つ
の凹部22が形成されていること、及び外周にOリング
30を嵌めることができ嵌めたとき凹部22との間に流
路23を形成できること、を満足すれば、他の形状は問
わない。また、図示例では、凸部21と凹部22がセン
タコアの軸線に対して傾斜したテーパ面から構成されて
いるが、これらは非テーパ面としてもよい。
【0013】以上のセンタコア200を用いた水ガバナ
ーによると、小制御流量が得られ、しかも、貫通孔24
に小さなゴミや水アカが溜ることがない。前述のよう
に、図3の従来例において貫通孔24の断面積を単純に
小さくしていくと、小さなゴミや水アカが溜るおそれが
あるが、本発明のように、貫通孔24を中心柱状部20
Aの外周全域に形成することなく、一部にのみ形成し、
この貫通孔24部分にだけ凹部22を形成することによ
り、ゴミや水アカの溜るおそれなく、1リットル/分前
後の小制御流量が得られることが確認できた。
ーによると、小制御流量が得られ、しかも、貫通孔24
に小さなゴミや水アカが溜ることがない。前述のよう
に、図3の従来例において貫通孔24の断面積を単純に
小さくしていくと、小さなゴミや水アカが溜るおそれが
あるが、本発明のように、貫通孔24を中心柱状部20
Aの外周全域に形成することなく、一部にのみ形成し、
この貫通孔24部分にだけ凹部22を形成することによ
り、ゴミや水アカの溜るおそれなく、1リットル/分前
後の小制御流量が得られることが確認できた。
【0014】以上の実施例は、中心柱状部20Aとフラ
ンジ部20Bとの間に90゜間隔で4個の仮想ブリッジ
部25iを想定したが、仮想ブリッジ部25iが120
゜間隔の3個、180゜間隔の2個の場合にも、本発明
は同様に適用できる。すなわち、貫通孔24の形成範囲
は、略90゜、略120゜、あるいは略180゜とする
ことができ、さらに略60゜〜180゜の範囲で設定す
ることにより、異なる小流量に対処することができる。
なお本発明は、センタコア200の径が10〜15m
m、中心柱状部20Aの径が5〜10mm、貫通孔24
の径方向の幅が0.5〜1.5mm程度の大きさの水ガ
バナーに有効である。
ンジ部20Bとの間に90゜間隔で4個の仮想ブリッジ
部25iを想定したが、仮想ブリッジ部25iが120
゜間隔の3個、180゜間隔の2個の場合にも、本発明
は同様に適用できる。すなわち、貫通孔24の形成範囲
は、略90゜、略120゜、あるいは略180゜とする
ことができ、さらに略60゜〜180゜の範囲で設定す
ることにより、異なる小流量に対処することができる。
なお本発明は、センタコア200の径が10〜15m
m、中心柱状部20Aの径が5〜10mm、貫通孔24
の径方向の幅が0.5〜1.5mm程度の大きさの水ガ
バナーに有効である。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の水ガバナーによれ
ば、ゴミや水アカが詰まるおそれなく、小制御流量が得
られる。
ば、ゴミや水アカが詰まるおそれなく、小制御流量が得
られる。
【図1】本発明による水ガバナーに用いるセンタコアの
実施例を示す平面図である。
実施例を示す平面図である。
【図2】同別の実施例を示す平面図である。
【図3】従来のセンタコアの例を示す平面図である。
【図4】図1、図2及び図3のIV−IV線で切断した、水
ガバナー全体の断面図である。
ガバナー全体の断面図である。
10 ケーシング 200 センタコア 20A 中心柱状部 20B フランジ部 21 凸部 22 凹部 23 流路 24 貫通孔 25i 仮想ブリッジ部 28 閉塞面 30 Oリング(弾性部材)
Claims (4)
- 【請求項1】 中心柱状部を有するセンタコアと;この
センタコアの中心柱状部に嵌められる弾性リングと;上
記弾性リングを嵌めたセンタコアを支持するケーシング
と;を備え、 上記センタコアの中心柱状部は、その周方向の一部のみ
に、弾性リングとの間に流路を形成する少なくとも1つ
の凹部を備えていることを特徴とする小流量用水ガバナ
ー。 - 【請求項2】 請求項1において、凹部は、柱状部の周
方向の120゜以下の範囲に設けられている小流量用水
ガバナー。 - 【請求項3】 中心柱状部と、周辺のフランジ部と、こ
の中心柱状部とフランジ部とを、複数の領域に分けて接
続する複数の仮想ブリッジ部と有するセンタコアと;こ
のセンタコアの中心柱状部に嵌められる弾性リングと;
上記センタコアのフランジ部を支持するケーシングと;
を備え、 上記センタコアの中心柱状部と周辺フランジ部との間
は、隣り合う二つの仮想ブリッジ部の間だけに貫通孔が
形成されていて残りは閉塞されており、 上記中心柱状部には、少なくとも周辺フランジ部との間
に貫通孔が存在する開放部分に位置させて、弾性リング
との間に流路を形成する少なくとも1つの凹部が形成さ
れていることを特徴とする小流量用水ガバナー。 - 【請求項4】 外周に放射方向に延びる複数の凸部とこ
れら凸部の間に位置する凹部とを有するセンタコアと;
このセンタコアの外周に嵌められ、上記凹部との間に流
路を形成する弾性リングと;このセンタコアと弾性リン
グを支持し、上記流路に流体を流すケーシングと;を備
えた水ガバナーにおいて、 上記センタコアの凹部と凸部を、該センタコアの周方向
に均等に形成することなく、一部に偏在させたことを特
徴とする小流量用水ガバナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28845194A JP3361199B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 小流量用水ガバナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28845194A JP3361199B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 小流量用水ガバナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145214A true JPH08145214A (ja) | 1996-06-07 |
JP3361199B2 JP3361199B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17730385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28845194A Expired - Fee Related JP3361199B2 (ja) | 1994-11-22 | 1994-11-22 | 小流量用水ガバナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3361199B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998021419A1 (en) * | 1996-11-12 | 1998-05-22 | Star Bright Pty. Limited | Flow regulator |
KR100423199B1 (ko) * | 2000-06-14 | 2004-03-16 | 린나이코리아 주식회사 | 정류량 밸브 |
JP2009250247A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Fujikura Rubber Ltd | 水ガバナー |
-
1994
- 1994-11-22 JP JP28845194A patent/JP3361199B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998021419A1 (en) * | 1996-11-12 | 1998-05-22 | Star Bright Pty. Limited | Flow regulator |
KR100423199B1 (ko) * | 2000-06-14 | 2004-03-16 | 린나이코리아 주식회사 | 정류량 밸브 |
JP2009250247A (ja) * | 2008-04-01 | 2009-10-29 | Fujikura Rubber Ltd | 水ガバナー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3361199B2 (ja) | 2003-01-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021001 |
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