JPH08144748A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置

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JPH08144748A
JPH08144748A JP6288387A JP28838794A JPH08144748A JP H08144748 A JPH08144748 A JP H08144748A JP 6288387 A JP6288387 A JP 6288387A JP 28838794 A JP28838794 A JP 28838794A JP H08144748 A JPH08144748 A JP H08144748A
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JP
Japan
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deterioration
catalyst
recovery processing
rich
lean
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JP6288387A
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English (en)
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Tomomi Kimura
智美 木村
Hiroshi Morita
博 森田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロジウムまたは白金とパラジウムの両方を担
持させた触媒において、両触媒金属を有効に働かせて、
排気エミッションを改善する。 【構成】 リッチ劣化回復処理手段103による制御が
行われた後に触媒101の劣化度合が所定値より大きい
場合にリッチ劣化回復処理手段103による制御を禁止
するリッチ劣化回復処理禁止手段104と、リーン劣化
回復処理手段105による制御が行われた後に触媒10
1の劣化度合が所定値より大きい場合にリーン劣化回復
処理手段105による制御を禁止するリーン劣化回復処
理禁止手段106とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触媒を用いた内燃機関
の排気浄化装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用内燃機関等にあっては、排気を
清浄化するため、空燃比を理論空燃比となるようにフィ
ードバック制御するとともに、排気通路にHC,COの
酸化と、NOの還元を同時に行う三元触媒を設置したシ
ステムが、広く実用化されている。
【0003】この三元触媒に用いられる触媒金属として
一般的なロジウム(Rh)と白金(Pt)は、メタル状
態で触媒作用を発揮するが、理論空燃比よりリーン側の
空燃比である高温のリーン排気雰囲気に晒されると酸化
してしまい、触媒性能が一時的に低下する、いわゆる一
時劣化を起こす。この一時劣化は、高温リーン排気雰囲
気に晒すことで進行するが、高温リッチ排気雰囲気に晒
すことで還元され回復する特性がある。
【0004】こうした特性を利用して、白金系触媒の劣
化度合が所定値を越えときに、空燃比をリッチ化する劣
化回復処理を行う従来装置がある(実開昭63−128
221号公報、参照)。
【0005】また、触媒金属として、機関始動後短時間
のうちから良好に機能する、すなわち低温活性にすぐれ
ているパラジウム(Pd)を用いることが提案されてい
る(特開昭58−189037号公報、参照)。
【0006】パラジウムは、酸化パラジウム(PdO)
の状態で触媒作用を発揮するが、理論空燃比よりリッチ
側の空燃比である高温のリッチ排気雰囲気に晒される
と、パラジウムが還元されてしまい、触媒性能が一時的
に低下する、いわゆる一時劣化を起こす。この一時劣化
は、高温リッチ排気雰囲気に晒すことで進行するが、高
温リーン排気雰囲気に晒すことで酸化され、回復する特
性がある。
【0007】こうした特性を利用して、パラジウムの劣
化度合が所定値を越えたときに、空燃比をリーン化する
劣化回復処理を行う装置が、本出願人により既に特願平
5−337960号として提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、触媒金属の
劣化形態は、ウォッシュコートの熱変形による比表面積
の減少や触媒金属の分散度の減少等により起こる永久劣
化と、上記触媒金属の酸化または還元により起こる一時
劣化に分けられる。こうした永久劣化が進むと、上記劣
化回復処理を行っても、触媒性能が回復しない。
【0009】しかしながら、触媒金属として、リッチ排
気雰囲気で劣化が回復するロジウム、または、リーン排
気雰囲気で劣化が回復するパラジウムの両方を担持させ
た触媒にあっては、ロジウム、白金、パラジウムの永久
劣化が同時に進むとは限らず、劣化回復処理が無駄に行
われたり、永久劣化の進んでいない触媒金属を有効に働
かせることが難しいという問題点がある。
【0010】例えば、パラジウムのみの永久劣化が進ん
だ状態で、触媒を高温リーン排気雰囲気に晒す劣化回復
処理が無駄に行われると、永久劣化が進んでいないロジ
ウムまたは白金の劣化回復が遅れるばかりか、燃費悪化
や排気エミッションの悪化を招く。
【0011】本発明は上記の問題点を解決し、白金また
はロジウムのうち少なくとも一方と、パラジウムとを担
持してなる排気浄化用の触媒において、両触媒金属を有
効に働かせて、排気エミッションを改善することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の内燃機関
の排気浄化装置は、図13に示すように、機関の排気系
に設置され、白金またはロジウムのうち少なくとも一方
と、パラジウムとを担持してなる排気浄化用の触媒10
1と、触媒101の劣化度合を検出する劣化度合検出手
段102と、検出された劣化度合に基づいて、触媒の劣
化回復処理を行う劣化回復処理領域を設定する手段10
2と、劣化回復処理領域にあるときに、機関に供給され
る混合気の空燃比を理論空燃比ないしリッチ側空燃比に
制御するリッチ劣化回復処理手段103と、リッチ劣化
回復処理手段103による制御が行われた後に触媒10
1の劣化度合が所定値より大きい場合にリッチ劣化回復
処理手段103による制御を禁止するリッチ劣化回復処
理禁止手段104と、劣化回復処理領域にあるときに、
機関に供給される混合気の空燃比を理論空燃比ないしリ
ーン側空燃比に制御するリーン劣化回復処理手段105
と、リーン劣化回復処理手段105による制御が行われ
た後に触媒101の劣化度合が所定値より大きい場合に
リーン劣化回復処理手段105による制御を禁止するリ
ーン劣化回復処理禁止手段106と、を備える。
【0013】請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項1記載の発明において、図14に示すよう
に、リッチ劣化回復処理禁止手段104とリーン劣化回
復処理禁止手段106で共に触媒101の劣化度合が所
定値より大きいと判定された場合に触媒101の劣化状
態を報知する触媒劣化状態報知手段109を備える。
【0014】請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項1または2記載の発明において、図15に示
すように、触媒101の上流側と下流側における排気中
の酸素濃度を検出する空燃比センサ111,112と、
空燃比センサ111,112のうち少なくとも一つの出
力に基づいて機関に供給される混合気の空燃比を制御す
る手段113と、空燃比センサ111,112の出力に
基づいて触媒101の上流側と下流側における排気中の
酸素濃度が変動する周波数比F2/F1を算出する手段
113と、周波数比F2/F1が所定値以下の場合に触
媒101が劣化しているものと判定する劣化度合検出手
段114と、を備える。
【0015】請求項4記載の内燃機関の排気浄化装置
は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、
図1に示すように、リッチ劣化回復処理手段103によ
る制御が行われた後に触媒101の劣化度合が所定値よ
り大きくなる判定結果が、複数回続いた場合にリッチ劣
化回復処理手段103による制御を禁止するリッチ劣化
回復処理禁止手段104と、リーン劣化回復処理手段1
05による制御が行われた後に触媒101の劣化度合が
所定値より大きくなる判定結果が、複数回続いた場合に
リーン劣化回復処理手段105による制御を禁止するリ
ーン劣化回復処理禁止手段106と、を備える。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明において、パラジウムのみ
が永久劣化して回復不能になった場合は、リーン劣化回
復処理が禁止され、リーン劣化回復処理が無駄に行われ
ることがなく、燃費悪化や排気エミッションの悪化を抑
えられるとともに、永久劣化が進んでいないロジウムま
たは白金の一時劣化回復が適確に行われ、触媒101の
寿命延長がはかられる。
【0017】ロジウムまたは白金のみが永久劣化して回
復不能になった場合は、リッチ劣化回復処理が禁止さ
れ、リッチ劣化回復処理が無駄に行われることがなく、
燃費悪化や排気エミッションの悪化を抑えられるととも
に、永久劣化が進んでいないパラジウムの一時劣化回復
が適確に行われ、触媒101の寿命延長がはかられる。
【0018】請求項2記載の発明において、化学状態特
性の異なる全ての金属が永久劣化して回復不能になった
場合は、触媒101の劣化状態を報知し、運転者に触媒
101の交換を促す。
【0019】請求項3記載の発明において、触媒101
が正常に機能しているときは、排気中の酸素をストレー
ジするので、触媒101より上流の排気中に含まれてい
る酸素を、そのまま触媒101の下流で検出することは
できないため、下流側空燃比センサの出力はほとんど反
転しない。
【0020】しかし、触媒101が劣化してくると、触
媒101より上流の排気中の酸素がそのまま下流に流れ
るため、下流側空燃比センサの出力反転回数は、上流下
流側空燃比センサの出力の反転回数に近づいてくる。
【0021】したがって、下流側空燃比センサ112と
上流側空燃比センサ111の出力の反転周波数の比率F
2/F1は、触媒101の劣化度合が大きいほど大きく
なる。
【0022】そこで、コントローラ4は、上流側O2
ンサ2と下流側O2センサ3の出力に基づいて触媒10
1の下流側と上流側における排気中の酸素濃度が変動す
る周波数比F2/F1を算出し、算出された周波数比F
2/F1が所定値以下の場合に触媒101が劣化してい
るものと判定することができる。
【0023】請求項4記載の発明において、リッチまた
はリーン劣化回復処理手段103,105による制御を
複数回行い、触媒101の劣化度合が所定値より大きく
なる判定結果が続いた場合にリッチまたはリーン劣化回
復処理手段103,105による制御を禁止する構成に
より、劣化診断精度を高められる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0025】図1に示すように、エンジン7の吸気通路
8には燃料噴射弁5が取付けられ、コントローラ4から
の信号に応じて燃料を噴射する。
【0026】排気通路9には排気中のHC,COの酸化
と、NOxの還元を同時に行う三元触媒1が設置され
る。三元触媒1は、アルミナ等からなる担体に触媒金属
として、ロジウム(Rh)、白金(Pt)、パラジウム
(Pd)を担持させ、その他セリア等を担持させて構成
される。
【0027】三元触媒1の上流と下流には、それぞれO
2センサ2と3が設置される。
【0028】コントローラ4は、図示しないが、エンジ
ン吸入空気量、回転数等の検出信号を入力し、空燃比を
理論空燃比に近づける基本燃料噴射量Tpを算出すると
とともに、上流側のO2センサ2の検出信号を入力し、
所定のストイキ域で燃料噴射量が理論空燃比を中心とし
た狭い範囲に収まるようにフィードバック制御する。
【0029】なお、吸気通路8には排気通路9からの一
部の排気を還流する排気還流通路14が接続され、コン
トローラ4を介して排気還流制御弁15が運転条件に応
じて排気の還流量を制御し、排気中のNOxを減少させ
る。
【0030】さらに、コントローラ4は、上流側のO2
センサ2と、下流側のO2センサ3の出力が、それぞれ
リッチリーンに反転する回数を比較して触媒の劣化度合
を検出し、この劣化に対応して、所定の運転条件に触媒
の劣化回復処理を行う。なおこのため、コントローラ4
は、エンジン冷却水温度を検出する水温センサ12、三
元触媒1の入口側の排気温度を検出する温度センサ13
からの信号が入力する。
【0031】ところで、触媒金属の劣化形態は、触媒金
属の酸化反応または還元反応により起こる一時劣化と、
こうした一時劣化とは別にウォッシュコートの熱変形に
よる比表面積の減少や触媒金属の分散度の減少等の物理
的な要因により触媒転化率が低下する永久劣化がある。
【0032】パラジウム(Pd)は、酸化パラジウム
(PdO)等の酸化物の状態で触媒作用を発揮するが、
理論空燃比よりリッチ側の空燃比で高温のリッチ排気雰
囲気に晒されると、パラジウムが還元されてしまい、触
媒性能が一時的に低下する、いわゆる一時劣化を起こ
す。また、これとは別に触媒の物理的な劣化に伴う永久
劣化も発生する。
【0033】図2に示したものは、温度が500°C
で、エンジン7に供給される混合気の空燃比がリッチ雰
囲気(λ=0.9)の高温排気に長時間にわたりパラジ
ウムを晒したときの、触媒転化率の変化の状態(一時劣
化)を表している。この場合、時間の経過に伴って触媒
転化率は低下していくが、永久劣化の少ない触媒Aは変
化が少なく、これに対して、触媒B、触媒Cと永久劣化
の進んだものほど、転化率の低下が顕著に現れる。
【0034】図3に示すように、パラジウムの一時劣化
は、高温リッチ排気雰囲気に晒すことで進行するが、高
温リーン排気雰囲気に晒すことで回復する特性がある。
【0035】ロジウム(Rh)、白金(Pt)は、メタ
ル状態で触媒作用を発揮するが、理論空燃比よりリーン
側の空燃比で高温のリーン排気雰囲気に晒されると、ロ
ジウムまたは白金が酸化してしまい、触媒性能が一時的
に低下する、いわゆる一時劣化を起こす。
【0036】図4に示すように、ロジウムおよび白金の
一時劣化は、高温リーン排気雰囲気に晒すことで進行す
るが、高温リッチ排気雰囲気に晒すことで回復する特性
がある。
【0037】触媒1が正常に機能しているときは、排気
中の酸素をストレージするので、上流の排気中に含まれ
ている酸素を、そのまま触媒1の下流で検出することは
できないため、図4に示すように、下流側O2センサ3
の出力はほとんど反転しない。
【0038】しかし、触媒1が劣化してくると、上流の
排気中の酸素がそのまま下流に流れるため、下流側O2
センサ3の出力V2の反転回数は、上流側O2センサ2の
出力V1の反転回数に近づいてくる。
【0039】したがって、下流側O2センサ3と上流下
流側O2センサ2の出力の反転周波数の比率、F2/F
1は、図7に示すように、触媒1の劣化度合が大きいほ
ど1に近づく。
【0040】そこで、コントローラ4は、上流側O2
ンサ2と下流側O2センサ3の各出力V1,V2に基づい
て触媒1の下流側と上流側における排気中の酸素濃度が
変動する周波数比F2/F1を算出し、算出された周波
数比F2/F1が所定値以下の場合に触媒1が劣化して
いるものと判定する。
【0041】図8は触媒の劣化度合を検出し、劣化回復
処理が必要かどうかを判別するためのルーチンで、所定
時間例えば4ms毎に行われる。
【0042】ステップS1では、判別実行フラグFXが
0か否かを判別する。なお、判別実行フラグFXは、エ
ンジン冷却水温度THWが例えば40°C未満のときに
リセットされて、実質的に触媒劣化判別を許可するもの
である。これにより触媒劣化判別をエンジン冷却水温度
THWが触媒が活性化する所定値、例えば40°Cを越
えて上昇する暖機時に実行される。
【0043】ステップS1で、判別実行フラグFXが0
のときは、ステップS2〜S10に進む一方、判別実行
フラグFXが1のときは、ステップS11に進み、エン
ジン冷却水温度が40°C以上に上昇するのを待つ。
【0044】ステップS2で、エンジン冷却水温度TH
Wが40°C以上か否かを判別し、THW≧40°Cと
判別された場合にステップS3に進み、触媒1より上流
側のO2センサ2と触媒下流の下流側のO2センサ3の出
力のリッチリーンの反転周波数比F2/F1が0.3よ
り大きいか否かを判別する。F2/F1>0.3であれ
ば、前述したように触媒が劣化しているものとみなし、
ステップS4からS7に進む。他方、ステップS3にて
F2/F1≦0.3であればステップS8,S9に進
み、フラグFD1、フラグFD2をそれぞれリセットす
る。
【0045】ステップS3でF2/F1>0.3と判定
された場合、ステップS4に進んで触媒劣化仮フラグF
D1を1にセットし、続いて判別精度を上げるために、
ステップS5で再び反転周波数比F2/F1が0.3よ
り大きいか否かを判別する。ステップS5でもF2/F
1>0.3と判定された場合、触媒が劣化しているもの
とみなし、ステップS6で触媒劣化真フラグFD2を1
にセットした後に、ステップS7にて次の触媒劣化回復
処理ルーチンへ進むようになっている。
【0046】ステップS10では、触媒劣化の判別を実
行したことを示す判別実行フラグFXを1にセットす
る。他方、ステップS11にて、エンジン冷却水温度T
HWが40°未満と判別された場合、ステップS12に
進み、判別実行フラグFXをリセットする。
【0047】ステップS13にて、この触媒劣化判別ル
ーチンを終了する。
【0048】このようにして、触媒劣化判別結果が2度
続けて触媒劣化と判別されたときに、フラグFD2が1
にセットされ、次の触媒劣化回復処理ルーチンへ進む。
【0049】繰り返しリッチ処理を行うルーチンを図1
0に示す。
【0050】これについて説明すると、ステップS22
でフラグFRをリセットした後、1回目のリッチ処理を
行うため、ステップS23へと進む。フラグFRは繰り
返しリッチ処理を実行した後の触媒劣化診断結果を示す
ものであり、ルーチン開始前および触媒非劣化と診断さ
れたときは0、触媒劣化と診断されたときは1となる。
【0051】ステップS23でロジウムおよび白金を回
復させるリッチ処理が行われる。このリッチ処理は、排
気がある程度高温となりうる、例えば所定の高回転域、
かつ所定の高負荷域で、空燃比A/F=10〜10.5
となるように燃料噴射量を制御し、しかも、その運転状
態を一定時間例えば10分間連続で行うものである。
【0052】リッチ処理後の触媒1の回復状態を診断す
るため、ステップS24でF2/F1が0.3より大き
いかどうかを判断する。ステップS24でF2/F1が
0.3未満でロジウムおよび白金が非劣化状態であると
判断された場合は、ステップS25へ進み、このルーチ
ンを終了する。
【0053】ステップS24でF2/F1が0.3より
大きいロジウムおよび白金の劣化状態と判断された場合
は、ステップS26に進み、再びロジウムおよび白金を
回復させるリッチ処理が行われる。
【0054】ステップS27で、2度目のリッチ処理で
ロジウムおよび白金の劣化が回復したかどうかが判別さ
れる。ステップS27でF2/F1が0.3未満でロジ
ウムおよび白金が非劣化状態であると判断された場合
は、ステップS25へ進み、このルーチンを終了する。
【0055】ステップS27でF2/F1が0.3より
大きいロジウムおよび白金の劣化状態と判断された場合
は、2度目のリッチ処理でロジウムおよび白金の劣化が
回復しなかったものとして、ステップS28へ進み、フ
ラグFRを1とし、ロジウムおよび白金の永久劣化を示
す。
【0056】ここで、リッチ処理後、触媒1が非劣化状
態にあると判断されたものは、ロジウムおよび白金の一
時劣化が回復され、かつ永久劣化が小さいということで
ある。一方、リッチ処理後でも触媒1が劣化状態にある
と判断されたものは、ロジウムおよび白金の永久劣化が
大きいため、一時劣化を回復させても劣化状態にあると
いうことである。すなわち、リッチ処理後の劣化診断は
ロジウムおよび白金の永久劣化状態を判断していること
になる。
【0057】繰り返しリーン処理を行うルーチンを図1
1に示す。
【0058】これについて説明すると、ステップS32
でフラグFLをリセットした後、1回目のリーン処理を
行うため、ステップS33へと進む。フラグFLは繰り
返しリーン処理を実行した後の触媒劣化診断結果を示す
ものであり、ルーチン開始前および触媒非劣化のときは
0、触媒劣化のときは1なる。
【0059】ステップS33でパラジウムの一時劣化を
回復させるリーン処理が行われる。このリーン処理は、
排気がある程度高温となりうる、例えば所定の高回転
域、かつ所定の高負荷域で、空燃比A/F=15〜1
5.5となるように燃料噴射量を制御し、しかも、その
運転状態を一定時間例えば10分間連続で行うものであ
る。
【0060】リーン処理後の触媒1の回復状態を診断す
るため、ステップS34でF2/F1が0.3より大き
いかどうかを判断する。ステップS34でF2/F1が
0.3未満でパラジウムが非劣化状態であると判断され
た場合は、ステップS35へ進み、このルーチンを終了
する。
【0061】ステップS34でF2/F1が0.3より
大きいパラジウムの劣化状態と判断された場合は、ステ
ップS36に進み、再びパラジウムを回復させるリーン
処理が行われる。
【0062】ステップS37で、2度目のリーン処理で
パラジウムの劣化が回復したかどうかが判別される。ス
テップS37でF2/F1が0.3未満でパラジウムが
非劣化状態であると判断された場合は、ステップS35
へ進み、このルーチンを終了する。
【0063】ステップS37でF2/F1が0.3より
大きいパラジウムの劣化状態と判断された場合は、2度
目のリーン処理でパラジウムの劣化が回復しなかったも
のとして、ステップS38へ進み、フラグFLを1と
し、パラジウムの永久劣化を示す。
【0064】このようにして、触媒金属の回復処理を繰
り返し行い、そのつど劣化診断を行うことによって、回
復処理後の劣化診断精度を高められる。
【0065】リーン処理後、触媒1が非劣化状態にある
と判断されたものは、パラジウムの一時劣化が回復さ
れ、かつ永久劣化が小さいということである。一方、リ
ーン処理後でも触媒1が劣化状態にあると判断されたも
のは、パラジウムの永久劣化が大きいため、一時劣化を
回復させても劣化状態にあるということである。すなわ
ち、リーン処理後の劣化診断はパラジウムの永久劣化状
態を判断していることになる。
【0066】ところで、触媒金属として、リッチ排気雰
囲気で劣化が回復する還元触媒と、リーン排気雰囲気で
劣化が回復する酸化触媒の両方を担持させた触媒1にあ
っては、還元触媒と酸化触媒の永久劣化が同時に進むと
は限らず、劣化回復処理が無駄に行われたり、永久劣化
の進んでいない触媒金属を有効に働かせることが難し
い。
【0067】これに対処して、コントローラ4は、検出
された触媒の劣化度合に応じてパラジウムとロジウムお
よび白金に対する劣化回復処理を個別に行うとともに、
劣化回復処理が行われた後における触媒劣化度合に基づ
いてパラジウムとロジウムおよび白金の永久劣化度合を
判定し、パラジウムとロジウムおよび白金に対する劣化
回復処理を個別に禁止する制御を行う。
【0068】図9は触媒劣化回復処理ルーチンであり、
図8に示す触媒劣化判別ルーチンで呼び出された後、エ
ンジン冷却水温度THWが40°未満となるまで所定時
間毎に実行される。
【0069】ステップS14では、排気の触媒入口温度
Tが劣化回復処理が可能な所定値以上の高温状態か否か
が判別される。
【0070】排気の触媒入口温度Tが劣化回復処理が可
能な所定値以上の高温状態と判別された場合、第一段階
のロジウムおよび白金の回復処理であるリッチ処理を行
うため、ステップS16に進み、図10に示した繰り返
しリッチ処理ルーチンへ進む。
【0071】ステップS16において、繰り返しリッチ
処理を行うことによって触媒1の劣化が回復したか否が
判別される。リッチ処理によって触媒1の劣化が回復し
た場合、ロジウムおよび白金の永久劣化が進んでいない
ものとみなして、パラジウムの回復処理であるリーン処
理を行うため、ステップS17に進み、図11に示した
繰り返しリーン処理ルーチンへ進む。
【0072】ステップS17において、繰り返しリーン
処理を行うことによって触媒1の劣化が回復したか否が
判別される。リーン処理によって触媒1の劣化が回復し
た場合、パラジウムの永久劣化が進んでいないものとみ
なして、ステップS18へ進み、この回復処理ルーチン
を終了する。これは、ステップS16のリッチ処理とス
テップS17のリーン処理によって化学状態特性の異な
る全ての触媒金属(Rh,Pt,Pd)の一時劣化が回
復し、非劣化状態になったと判断されたものである。
【0073】ステップS18で回復処理ルーチンが終了
した後も、再び所定時間毎に繰り返し回復処理ルーチン
を行い、全ての触媒金属について劣化診断回復処理を行
うものとする。
【0074】ステップS17で触媒1の劣化が回復しな
いと判断された場合、パラジウムが永久劣化して回復不
能になったものとみなして、ステップS19に進んで、
第二段階のロジウムおよび白金の回復処理であるリッチ
処理が行われる。
【0075】これにより、パラジウムのみが永久劣化し
て回復不能になった後は、ステップS17におけるリー
ン処理が禁止される。この結果、リーン処理が無駄に行
われることがなく、燃費の悪化や排気エミッションの悪
化を抑えられるとともに、ステップS19のリッチ処理
が適確に施され、ロジウムおよび白金による排気浄化作
用が維持されるので、触媒1の寿命延長がはかられる。
【0076】ステップS17とステップS19で共に触
媒1の劣化が回復しないと判断された場合、全ての触媒
金属(Rh,Pt,Pd)が永久劣化して回復不能にな
ったものとみなして、ステップS21に進んで触媒1の
劣化を表示し、運転者に触媒1の交換を促す。
【0077】一方、ステップS16で触媒1の劣化が回
復しないと判断された場合、ロジウムおよび白金が永久
劣化して回復不能になったものとみなして、ステップS
20に進んで、第二段階のパラジウムの回復処理である
リーン処理が行われる。
【0078】これにより、ロジウムおよび白金のみが永
久劣化して回復不能になった後は、ステップS16にお
けるリッチ処理が禁止される。この結果、リッチ処理が
無駄に行われることがなく、燃費の悪化や排気エミッシ
ョンの悪化を抑えられるとともに、ステップS20のリ
ーン処理が適確に施され、パラジウムによる排気浄化作
用が維持されるので、触媒1の寿命延長がはかられる。
【0079】ステップS16とステップS20で共に触
媒1の劣化が回復しないと判断された場合、全ての触媒
金属(Rh,Pt,Pd)が永久劣化して回復不能にな
ったものとみなして、ステップS21に進んで触媒1の
劣化を表示し、運転者に触媒1の交換を促す。
【0080】なお、劣化回復処理ルーチンの最初の回復
処理はリッチ処理、リーン処理のどちらでもよい。図1
2は、最初にリーン処理を行うルーチンであり、それ以
降は上記図9と同様にして進行していくものである。
【0081】なお、上記実施例では、1つの担体にロジ
ウム、白金、パラジウムの3つの触媒金属を担持させた
触媒を示したが、例えば、ロジウムとパラジウムの2つ
を担持させた触媒や、排気系の上流側にロジウムと白金
を担持させた触媒を設け、下流側にパラジウムを担持さ
せた触媒を設けたシステムに対しても、本発明の制御を
適用することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の内燃
機関の排気浄化装置は、機関の排気系に設置され、白金
またはロジウムのうち少なくとも一方と、パラジウムと
を担持してなる排気浄化用の触媒と、触媒の劣化度合を
検出する劣化度合検出手段と、検出された劣化度合に基
づいて、触媒の劣化回復処理を行う劣化回復処理領域を
設定する手段と、劣化回復処理領域にあるときに、空燃
比を理論空燃比ないしリッチ側空燃比に制御するリッチ
劣化回復処理手段と、リッチ劣化回復処理手段による制
御が行われた後に触媒の劣化度合が所定値より大きい場
合にリッチ劣化回復処理手段による制御を禁止するリッ
チ劣化回復処理禁止手段と、劣化回復処理領域にあると
きに、空燃比を理論空燃比ないしリーン側空燃比に制御
するリーン劣化回復処理手段と、リーン劣化回復処理手
段による制御が行われた後に触媒の劣化度合が所定値よ
り大きい場合にリーン劣化回復処理手段による制御を禁
止するリーン劣化回復処理禁止手段とを備えたため、酸
化触媒または還元触媒のうち一方に永久劣化が進んで、
他方に永久劣化が進んでいない場合、永久劣化が進んで
いない触媒に集中して劣化回復処理が行われるので、劣
化回復処理が無駄に行われることがなく、燃費悪化や排
気エミッションの悪化を抑えられるとともに、触媒の寿
命延長がはかられる。
【0083】請求項2記載の内燃機関の排気浄化装置
は、リッチ劣化回復処理禁止手段とリーン劣化回復処理
禁止手段で共に触媒の劣化度合が所定値より大きいと判
定された場合に触媒の劣化状態を報知する触媒劣化状態
報知手段へを備えたため、酸化触媒と還元触媒の両方の
両方で永久劣化が進んだ場合に、運転者に触媒の交換を
促すことができる。
【0084】請求項3に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、触媒の上流側と下流側における排気中の酸素濃度を
検出する空燃比センサと、空燃比センサのうち少なくと
も一つの出力に基づいて機関に供給される混合気の空燃
比を制御する手段と、空燃比センサの出力に基づいて触
媒の上流側と下流側における排気中の酸素濃度が変動す
る周波数比F2/F1を算出する手段と、周波数比F2
/F1が所定値以下の場合に触媒が劣化しているものと
判定する劣化度合検出手段とを備えたため、触媒の劣化
度合を正確に判定することができる。
【0085】請求項4に記載の内燃機関の排気浄化装置
は、リッチ劣化回復処理手段による制御が行われた後に
触媒の劣化度合が所定値より大きくなる判定結果が、複
数回続いた場合にリッチ劣化回復処理手段による制御を
禁止するリッチ劣化回復処理禁止手段と、リーン劣化回
復処理手段による制御が行われた後に触媒の劣化度合が
所定値より大きくなる判定結果が、複数回続いた場合に
リーン劣化回復処理手段による制御を禁止するリーン劣
化回復処理禁止手段とを備えたため、劣化診断精度を高
められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシステム図。
【図2】同じくパラジウムの触媒転化性能を示す特性
図。
【図3】同じくパラジウムのリッチ、リーン処理後にお
ける触媒転化性能を示す特性図。
【図4】同じくロジウムおよび白金のリッチ、リーン処
理後における触媒転化性能を示す特性図。
【図5】同じく触媒の回復時におけるO2センサ出力の
特性図。
【図6】同じく触媒の劣化時におけるO2センサ出力の
特性図。
【図7】同じく反転周波数比F2/F1と劣化度の関係
を示す特性図。
【図8】同じく触媒の劣化判定を行う制御内容を示すフ
ローチャート。
【図9】同じく回復処理ルーチンの制御内容を示すフロ
ーチャート。
【図10】同じく繰り返しリッチ処理ルーチンの制御内
容を示すフローチャート。
【図11】同じく繰り返しリーン処理ルーチンの制御内
容を示すフローチャート。
【図12】他の実施例を示す回復処理ルーチンの制御内
容を示すフローチャート。
【図13】請求項1記載の発明のレーム対応図。
【図14】請求項2記載の発明のレーム対応図。
【図15】請求項3記載の発明のレーム対応図。
【符号の説明】
1 触媒 2 上流側酸素センサ 3 下流側酸素センサ 4 コントローラ 5 燃料噴射弁 7 エンジン 9 排気通路 13 排気温度センサ 101 触媒 102 劣化度合検出手段 103 リッチ劣化回復処理手段 104 リッチ劣化回復処理禁止手段 105 リーン劣化回復処理手段 106 リーン劣化回復処理禁止手段 107 劣化回復処理領域設定手段 109 触媒劣化状態報知手段 111 上流側空燃比センサ 112 下流側空燃比センサ 113 空燃比制御手段 114 劣化度合検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/14 310 F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関の排気系に設置され、白金またはロジ
    ウムのうち少なくとも一方と、パラジウムとを担持して
    なる排気浄化用の触媒と、 触媒の劣化度合を検出する劣化度合検出手段と、 検出された劣化度合に基づいて、触媒の劣化回復処理を
    行う劣化回復処理領域を設定する手段と、 劣化回復処理領域にあるときに、機関に供給される混合
    気の空燃比を理論空燃比ないしリッチ側空燃比に制御す
    るリッチ劣化回復処理手段と、 リッチ劣化回復処理手段による制御が行われた後に触媒
    の劣化度合が所定値より大きい場合にリッチ劣化回復処
    理手段による制御を禁止するリッチ劣化回復処理禁止手
    段と、 劣化回復処理領域にあるときに、機関に供給される混合
    気の空燃比を理論空燃比ないしリーン側空燃比に制御す
    るリーン劣化回復処理手段と、 リーン劣化回復処理手段による制御が行われた後に触媒
    の劣化度合が所定値より大きい場合にリーン劣化回復処
    理手段による制御を禁止するリーン劣化回復処理禁止手
    段と、 を備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 【請求項2】リッチ劣化回復処理禁止手段とリーン劣化
    回復処理禁止手段で共に触媒の劣化度合が所定値より大
    きいと判定された場合に触媒の劣化状態を報知する触媒
    劣化状態報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 【請求項3】触媒の上流側と下流側における排気中の酸
    素濃度を検出する空燃比センサと、 空燃比センサのうち少なくとも一つの出力に基づいて機
    関に供給される混合気の空燃比を制御する手段と、 空燃比センサの出力に基づいて触媒の上流側と下流側に
    おける排気中の酸素濃度が変動する周波数比F2/F1
    を算出する手段と、 周波数比F2/F1が所定値以下の場合に触媒が劣化し
    ているものと判定する劣化度合検出手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の内
    燃機関の排気浄化装置。
  4. 【請求項4】リッチ劣化回復処理手段による制御が行わ
    れた後に触媒の劣化度合が所定値より大きくなる判定結
    果が、複数回続いた場合にリッチ劣化回復処理手段によ
    る制御を禁止するリッチ劣化回復処理禁止手段と、 リーン劣化回復処理手段による制御が行われた後に触媒
    の劣化度合が所定値より大きくなる判定結果が、複数回
    続いた場合にリーン劣化回復処理手段による制御を禁止
    するリーン劣化回復処理禁止手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一
    つに記載の発明において、内燃機関の排気浄化装置。
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