JPH08144578A - プラスチックフェンス - Google Patents

プラスチックフェンス

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Publication number
JPH08144578A
JPH08144578A JP31574194A JP31574194A JPH08144578A JP H08144578 A JPH08144578 A JP H08144578A JP 31574194 A JP31574194 A JP 31574194A JP 31574194 A JP31574194 A JP 31574194A JP H08144578 A JPH08144578 A JP H08144578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fence
main body
fence main
frame edge
plastic
Prior art date
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Pending
Application number
JP31574194A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Oishi
敏之 大石
Tokio Matsuura
時男 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANBU KASEI KK
Hamanetsu KK
Original Assignee
NANBU KASEI KK
Hamanetsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NANBU KASEI KK, Hamanetsu KK filed Critical NANBU KASEI KK
Priority to JP31574194A priority Critical patent/JPH08144578A/ja
Publication of JPH08144578A publication Critical patent/JPH08144578A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プラスチック製のフェンス本体の
縦枠縁に金属の中空補強材を埋入した柱部を設けると共
に、その柱部を基礎ブロックに支持させた支軸に回動可
能に支持させることにより、フェンス本体の強度を1.
5メートル以上の高いものでも充分な実用性が得られる
ように高めると共に、フェンスが前又は後から押される
ときの作用応力を分散させてフェンス本体の支持部の損
傷を防止し、支軸に対するフェンス本体の回動によって
フェンス本体がなす角度を自在に変更設定して、様々な
形状のフェンス構成を唯一種類の基礎ブロックによって
達成し得るプラスチックフェンスを提供する。 【構成】 長方形状をなす枠縁部で、その両縦枠縁の外
側にそれぞれ金属の中空補強材が埋設される柱部を有す
るものと、前記枠縁部に囲まれる網部とをプラスチック
により一体成形したフェンス本体と、前記フェンス本体
における柱部の下側を回動可能に嵌め付ける一対の支軸
を上方に立設した基礎ブロックとを組合わせたことを特
徴とするプラスチックフェンス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、敷地や区域の境界に設
置して、敷地や区域の囲い込みや区画を行わせるプラス
チックフェンスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、敷地や区域の境界に設置するプラ
スチックフェンスとして、フェンス本体と、脚部とをプ
ラスチックにより一体成形したものが公知(特公平5−
83708号参照)であり、このフェンスはプラスチッ
ク製であるため、従来の鉄製フェンスに比べて、プラス
チックの特性が活かされた製品が得られるだけでなく、
脚部をフェンス本体と一体形成してあるから、地面に固
定して使用することもできるし、基礎ブロックに挿し込
んで使用することもできる便利を有する。
【0003】しかし、このプラスチックフェンスは、安
価に量産するため鉄よりも強度が弱い汎用プラスチック
を使用しているから、取り扱い易い重量に製作すれば
1.5メートル以上の高さのものでは実用強度を得るこ
とが難しく、又、脚部がフェンス本体と一体に成形され
るから、フェンス本体が正面や背面から押されて応力を
受ける際、脚の付根部に応力集中が起こるため、脚部が
折れて使用不能に陥ることが多く、更に、脚部を一体化
したフェンス本体は、隣り合うフェンス本体のなす角度
を変えるためには、その角度に合わせた基礎ブロックを
一々作る必要があり、多様的なフェンスの構成には無数
の基礎ブロックを必要とする重大な問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、プラスチック製
のフェンス本体の縦枠縁に金属の中空補強材を埋入した
柱部を設けると共に、その柱部を基礎ブロックに支持さ
せた支軸に回動可能に支持させることにより、フェンス
本体の強度を1.5メートル以上の高いものでも充分な
実用性が得られるように高めると共に、フェンスが前又
は後から押されるときの作用応力を分散させてフェンス
本体の支持部の損傷を防止し、支軸に対するフェンス本
体の回動によってフェンス本体がなす角度を自在に変更
設定して、様々な形状のフェンス構成を唯一種類の基礎
ブロックによって達成し得るプラスチックフェンスを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、長方形状をなす枠縁部で、その両縦枠縁の
外側にそれぞれ金属の中空補強材が埋設される柱部を有
するものと、前記枠縁部に囲まれる網部とをプラスチッ
クにより一体成形したフェンス本体と、前記フェンス本
体における柱部の下側を回動可能に嵌め付ける一対の支
軸を上方に立設した基礎ブロックとを組合わせた構成を
採用したもので、この発明においては、前記フェンス本
体の網部の一側に、網部の回りに設けた支持体に支持さ
せて、目隠板を着脱可能に取り付ける。前記フェンス本
体の下部に、前記一対の土台の間に生じる隙間を塞ぐ塞
ぎ板を取り付け可能とする。前記フェンス本体を並列設
置する際、その隣り合うもの同志の柱部に連結体を係合
させて、各フェンス本体の上側を連結する構成を採用す
ることが好ましいものである。
【0006】
【作用】本発明に係るプラスチックフェンスは、公知の
通り成形型の縦の枠縁部を成形する部分に鉄系の中空補
強材をセットして置いて、型内へ溶融プラスチックを射
出すると、枠縁部とこれに囲まれる網部とが一体成形さ
れて、補強材により枠縁部が強化されたフェンス本体が
形成される。そこで、このフェンス本体を設置するとき
は、フェンス本体の巾に合わせて設置面上に基礎ブロッ
クを据え置き、これら基礎ブロックに設けた支軸に柱部
の下側を回動可能に嵌め付ければ、フェンス本体は基礎
ロックに支持されて設置面に直立安定し、敷地や区域の
囲い込みや区域の区分等を行うもので、このプラスチッ
クフェンスは、柱部が金属の中空補強材により強化され
るため、1.5メートル以上の高さのものでも充分な実
用強度を有して、しかも、フェンス本体の下部のある範
囲を支軸に支持され、フェンス本体が正面又は背面から
押される際の作用応力を前記支持範囲に分散させるか
ら、応力集中により支持部が折損することがなくなり、
又、フェンス本体はその柱部の下側を支持する支軸を中
心に回動して隣り合うフェンス本体とのなす角度を鋭角
から鈍角に亘って自在に変更設定し得るから、一種類の
基礎ブロックを用いて希望するあらゆる形状のフェンス
を簡単に形成することができる。
【0007】尚、このプラスチックフェンスは、網部の
回りに目隠板の支持体を設けてあるから、この支持体に
目隠板を挿し込むと網部が目隠されて内部を覗けなくす
ると共に、この目隠板は関係者の名称、標章、注意事
項、宣伝、公告、その他を表示するのに好都合であっ
て、不必要となれば簡単に取り外すことができる。又、
フェンス本体を支持する基礎ブロックの間に隙間ができ
るときは、ここに隙間の塞ぎ板を取り付ければ隙間が塞
がれて、ここから動物や物が出入することを防止できる
もので、この塞ぎ板も不必要となれば取り外せる。更
に、フェンス本体は、下側を基礎ブロックに支持させる
だけでは、上側が不安定になり易いからこの部分に連結
体を係合させて上部の連結をも行うと、フェンス本体の
上下の連結により構成されるフェンスは強力で安定した
ものとなる。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係るプラスチックフェンスの
実施例を図面に基いて説明する。
【0009】図1は本発明に係るプラスチックフェンス
を一線状に設置する実施例の一部分を示す正面図、図2
は同上の平面図。図3はプラスチックフェンスを屈曲す
るように設置する実施例の一部分を示す正面図、図4は
同上の平面図、図5はフェンス本体の実施例を示す正面
図、図6は同上フェンス本体の平面図、図7は基礎ブロ
ックの実施例とフェンス本体の一部分とを示す一部を縦
断した正面図、図8は基礎ブロックの他の実施例とフェ
ンス本体の一部分とを示す一部を縦断した正面図、図9
はフェンス本体の網部に目隠板を取り付ける実施例の一
部を示す縦断側面図、図10は網部に目隠板を取り付け
たフェンス本体を示す正面図、図11は基礎ブロック間
にできる隙間の塞ぎ板をフェンス本体に取り付ける実施
例を示す正面図、図12はフェンス本体の上端を連結す
る連結体の実施例を示す斜視図、図13は同上連結体に
よりフェンス本体の上端を連結した状態を示す一部分の
縦断正面図、図14はフェンス本体の上端を連結する連
結体の他の実施例を示す斜視図、図15は同上連結体に
よりフェンス本体の上端を連結した状態を示す一部分を
横断した平面図、図16はフェンス本体を連結する連結
体の実施例を示す斜視図、図17は同上連結体によりフ
ェンス本体を屈曲するように連結した状態を示し一部分
を横断した平面図、図18はフェンス本体を中間におい
て連結する連結体の実施例を示す斜視図、図19は同上
連結体によりフェンス本体の上端を連結した状態を示す
一部分の横断平面図である。
【0010】図1、図3、図5、等において符号1はフ
ェン本体を示すもので、このフェンス本体1は、長方形
状の枠縁部2と、この枠縁部2に囲まれる網部3とを繊
維の混入により強化したポリエチレン,ポリプロピレ
ン,塩化ビニル,ABS樹脂,スチロール等の合成樹脂
により、枠縁部2と網部3が要求強度を満たし得る断面
積となるように一体成形して、この成形時に前記枠縁部
2の縦枠縁2aの外側に設ける柱部4には、公知のイン
サートにより金属好ましくは鉄系の中空補強材5を埋入
し、縦枠縁2aの強度を大巾に増大させると共に、前記
柱部4内の前記孔6か、柱部4の外側に後記する基礎ブ
ロックの支軸を嵌め付けるようにしてある。尚、このフ
ェンス本体1における縦枠縁3に設ける柱部4と、この
部分にインサートする中空補強材5とは、円形断面にす
るとフェンス本体1を連結するとき、隣り合う柱部4同
志の隙間を小さくすることができて好ましいが、隣り合
う柱部4の隙間をやや大きくとれば多角形や四角形でも
よい。
【0011】図1、図3、図5、等において符号7は、
前記フェンス本体1の下の横枠縁2bの下側に設けた幕
板で、フェンス本体1と一体に成形してあり、この幕板
7には下縁を湾曲させたり、形のきれいな孔8をあけた
りする化粧を施してフェンス本体1の意匠価値を高める
ようにしてある。
【0012】図1、図3、図5、等において符号9は、
フェンス本体1の高さが高いとき、左右の縦枠縁2aの
間に1本又は複数本入れる中桟で、この中桟9は左右の
縦枠縁2aの中間を結合して縦枠縁2aを補強すると共
に、網部3を複数に区分してその面積を縮小させること
により網部3の弱体化を防止するものであるから、フェ
ンス本体1の高さが低い場合には必要としないものであ
る。
【0013】図1、図3、図7、図8、等において符号
10は、前記フェンス本体1を支持する基礎ブロック
で、4角形、円形、その他任意の外形でフェンス本体1
の安定支持に必要な重量が得られる大きさに形成し、そ
の上方にフェンス本体1における縦枠縁2aの柱部4へ
埋入れした中空補強材5の孔6内か、柱部4の外側へ嵌
め付ける鉄系の円棒又は円パイプの支軸11を所定の間
隔で平行に2本直立させてあり、この基礎ブロック10
をフェンス本体1の巾に合わせて図2に示すように一線
上に並べ、各基礎ブロック10の支軸11へフェンス本
体1の柱部4へ図7、図8のように埋入れした中空補強
材5の孔か、柱部4の外側を嵌め付けてフェンス本体1
を立てれば、フェンス本体1は支軸11に下部のある範
囲を支持されて基礎ブロック10の上に直立安定して一
線状のフェンスを構成する。
【0014】又、前記基礎ブロック10は、図4に示す
ように設置面上へ鈎型をなすように並べて、同図におい
て左右方向に並ぶ基礎ブロック10の支軸11と、前後
方向に並ぶ基礎ブロック10の支軸11とに、フェンス
本体1の柱部4にインサートした中空補強材5の孔6
か、柱部4の外側を嵌め付けてフェンス本体1を立てれ
ば、同じ基礎ブロック11を使って、フェンス本体1を
鈎型をなすように設置することができて、しかも、この
鈎型設置の際、隣りあうフェンス本体1同志がなす角度
は、フェンス本体1が支軸11を中心として回動可能で
あるため、図4に実線で示す直角から一点鎖線で示す鋭
角、又は、二点鎖線で示す鈍角にと自由に変化させるこ
とができるものである。従って、本発明に係るプラスチ
ックフェンスによれば、四角、多角形、円形、楕円形等
のフェンスや、直線、屈曲線、湾曲線、等が混在してい
るフェンスでも、一種類の基礎ブロック10によって自
由に構成することができる画期的な特徴を有するもので
ある。
【0015】そして、前記した基礎ブロック10の支軸
11は、フェンス本体1の柱部4にインサートした中空
補強材5の孔6か、柱部4の外側へ嵌め付けて、その嵌
め付け範囲においてフェンス本体1の下部を支持させ、
フェンス本体が前又は後から押されるときの作用応力を
前記支持範囲に分散させるたから、応力集中による支持
部の損傷が確実に防止されるものである。
【0016】図8において符号12は、基礎ブロック1
0にパイプの支軸11を設ける場合、この支軸11が当
るフェンス本体1の縦枠縁2aに形成した切込で、ここ
にパイプの支軸11を受け入れさせることにより、パイ
プの支軸11にフェンス本体1の柱部4を嵌め付けられ
るようにしたものである。
【0017】図9、図10において符号13は、フェン
ス本体1の網部3を目隠しする目隠板で、着脱を容易に
するために可撓性を有して風雨にも耐える材質により形
成して、図9に示すようにフェンス本体1の網部3の回
りに横枠縁2bと中桟9とに取り付けられる鈎型支片体
14の間へしならせて横から挿し込むと、網部3の一側
へ取り付けられて網部3を目隠し、取り付けられた目隠
板13を反らせて鈎型支持体14から抜き取ると取り外
されて網部3を解放するものであり、この着脱の方向は
鈎型支持体14を網部3の左右に設ければ、上からの抜
き挿しに変更することがで、又、この目隠板13は、前
記のように横又は上から挿し込むことなく、図9に鎖線
で示すように上縁(下縁でも可)を鈎型支持体14に挿
し入れて置いて目隠板13を反らせ、見かけ上の巾を狭
くしてこの状態で下縁を鈎型支持体14に挿し入れて取
り付けを行い、取り付けた目隠板13を反らせて見かけ
上の巾を狭め、下縁を鈎型支持体14から外した後、上
縁を鈎型支持体14から外すようにして取り外しを行う
こともできるもので、この目隠板13はその表面に関係
者の名称、標章、注意事項、宣伝、広告、その他の表示
15を施すことができる。
【0018】図10において符号16は、前記した目隠
板13の抑え板、符号17は目隠板13を取り外すとき
の指掛け用切欠で、前記抑え板16はフェンス本体1の
左側の縦枠縁2aに鈎形支持体14と同様の鈎形のもの
を取り付けて、挿し込まれる目隠板13の先端をこれに
より押さえさせて安定させるようにし、指掛け切欠17
はフェンス本体1の右側の縦枠縁2aの一部分を目隠板
13の側縁が露出するように斜めにカットして形成し、
この切欠17から指を入れて目隠板13の側縁へ爪を掛
け、目隠板13の一端を引き上げて取り出しができるよ
うにする。
【0019】図11において符号18は、隣り合う基礎
ブロック10の間にできる隙間の塞ぎ板で、その上側が
フェンス本体1の幕板7に重なる大きさに形成して幕板
7の一側に重ね、この塞ぎ板18と幕板7とに通し孔1
9をあけ、この通した孔19にねじ又はワンタッチカシ
メ具等の止着部材(図面省略)を通して両者を結合する
と、塞ぎ板18により隙間が閉塞されてここから動物や
物の出入りを防止するようにしたもので、この塞ぎ板1
8は不要になれば取り外す。
【0020】図12、図13において符号20は、基礎
ブロック10に支持されて並ぶフェンス本体1の隣り合
うものの上端を連結する連結体で、隣り合うフェンス本
体1の両縦枠縁2aに跨る長さで厚手の板状に形成し、
その下面にフェンス本体1の柱部4に埋入した中空補強
材5の孔6へ嵌め付ける一対の突起21を設けて、これ
ら突起21を図13に示すようにフェンス本体1の隣り
合うものの柱部4に埋入した中空補強材5の孔6へ嵌め
付けると、分離しているフェンス本体1の上端が連結さ
れるもので、この連結体20は隣り合うフェンス本体1
が一線をなす場合も、ある角度をなす場合も同一のもの
を使用できる。
【0021】図14、図15は前記連結体20の他の実
施例を示すもので、この実施例は隣り合うフェンス本体
1の柱部4の外側へ嵌め付けるもので、隣り合うフェン
ス本体1の両縦枠縁2aに跨る長さのコ字型枠に形成
し、その内側にフェンス本体1の柱部4を容入する凹部
22を形成して、この凹部22を隣り合うフェンス本体
1の柱部4に係合させ、分離しているフェンス本体1の
上端を連結させるもので、隣り合うフェンス本体1が一
線をなす場合は、図14、図15に示すように真っ直ぐ
なものを用い、角度をなす場合は、図16、図17に示
すようにその角度に合わせて屈曲させたものを用いる。
【0022】図18、図19は前記連結体20の他の実
施例を示すもので、この連結体20は図12〜図17に
示すものがフェンス本体1の上端へ取り付けられたのに
対し、フェンス本体1の中間部へ取り付けるから、フェ
ンス本体1の隣り合うものの両柱部4が収まる一対の欠
円体23を中間の接合片24により結合させたもので、
この連結体20を嵌め付けるフェンス本体1の縦枠縁2
aには前記欠円体23が通過する貫通孔25をあけ、こ
の孔25に欠円体23を合わせて連結体20を柱部4に
嵌め付けると、分離しているフェンス本体1の中間部が
連結されるもので、この連結体20は欠円体23が縦枠
縁2aの孔25内を自由に移動してフェンス本体1の角
度の変更を自在に行わせるから、この連結体20も隣り
合うフェンス本体1のなす角度に関係なく同一のものを
使用できる便利がある。
【0023】
【発明の効果】前述した通り本発明に係るプラスチック
フェンスは、フェンス本体の縦枠縁に柱部を設け、この
柱部に鉄系の中空補強材を埋入してフェンス本体を強化
したから、1.5メートル以上の高いフェンスでも変形
しない安定した製品が得られて、しかもこのフェンス本
体は、柱部の下側を基礎ブロックに設けた支軸に支持さ
せて、フェンス本体が前又は後から押されるときの作用
応力を支持体の支持範囲に分散させたから、応力集中に
よるフェンス本体の支持部の損傷が防止されると共に、
フェンス本体の柱部を基礎ブロックの支軸に回動可能に
嵌め付けて、隣り合うフェンス本体のなす角度を自在に
変更設定できるようにしたから、一種類の基礎ブロック
によりフェンス本体を鋭角から鈍角の範囲の角度におい
て連結することが可能となって、4角、多角形、円形、
楕円形や直線と屈曲線、湾曲線等が混合する複雑な形状
のフェンスをも意のままに形成できるという画期的な特
徴を有するだけでなく、フェンス本体をプラスチックに
より一体成形するから、希望色の製品を容易に量産する
ことができて、製品の均一性にも優れ、且つ、製品は錆
や腐食に強いためメンテナンスも省ける等極めて経済的
効果も大きい。更に、このプラスチックフェンスは、フ
ェンス本体の網部に目隠板を着脱でき、基礎ブロックの
下に生ずる隙間には塞ぎ板を着脱できるようにすると共
に、フェンス本体の上部に連結体を取り付けられるよう
したから、フェンス本体の網部を必要に応じて目隠しす
ると共に、この部分に表示ができるようにしたり、基礎
ブロック間の隙間からの動物や物の出入を防止したり、
フェンス本体の上側の連結により構成されるフェンスの
強度を一層強化したりすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチックフェンスを一線状に
設置する実施例の一部分を示す正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】プラスチックフェンスを屈曲するように設置す
る実施例の一部分を示す正面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】フェンス本体の実施例を示す正面図である。
【図6】同上フェンス本体の平面図である。
【図7】基礎ブロックの実施例とフェンス本体の一部分
とを示す一部を縦断した正面図である。
【図8】基礎ブロックの他の実施例とフェンス本体の一
部分とを示す一部を縦断した正面図である。
【図9】フェンス本体の網部に目隠板を取り付ける実施
例の一部を示す縦断側面図である。
【図10】網部に目隠板を取り付けたフェンス本体を示
す正面図である。
【図11】基礎ブロック間にできる隙間の塞ぎ板をフェ
ンス本体に取り付ける実施例を示す正面図である。
【図12】フェンス本体の上端を連結する連結体の実施
例を示す斜視図である。
【図13】同上連結体によりフェンス本体の上端を連結
した状態を示す一部分の縦断正面図である。
【図14】フェンス本体の上端を連結する連結体の他の
実施例を示す斜視図である。
【図15】同上連結体によりフェンス本体の上端を連結
した状態を示す一部分を横断した平面図である。
【図16】フェンス本体を屈曲するように連結する連結
体の実施例を示す斜視図である。
【図17】同上連結体によりフェンス本体を屈曲するよ
うに連結した状態を示し一部分を横断した平面図であ
る。
【図18】フェンス本体を中間において連結する連結体
の実施例を示す斜視図である。
【図19】同上連結体によりフェンス本体の上端を連結
した状態を示す一部分の横断平面図である。
【図20】本発明に係るプラスチックフェンスで構成し
た湾曲フェンスの平面図である。
【図21】本発明に係るプラスチックフェンスで構成し
た湾曲フェンスの平面図である。
【符号の説明】
1 フェンス本体 2 枠縁部 2a 縦枠縁 2b 横枠縁 3 網部 4 柱部 5 中空補強材 6 孔 10 基礎ブロック 11 支軸 13 目隠板 17 塞ぎ板 20 連結体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラスチックフェンスを一線状に
設置する実施例の一部分を示す正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】プラスチックフェンスを屈曲するように設置す
る実施例の一部分を示す正面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】フェンス本体の実施例を示す正面図である。
【図6】同上フェンス本体の平面図である。
【図7】基礎ブロックの実施例とフェンス本体の一部分
とを示す一部を縦断した正面図である。
【図8】基礎ブロックの他の実施例とフェンス本体の一
部分とを示す一部を縦断した正面図である。
【図9】フェンス本体の網部に目隠板を取り付ける実施
例の一部を示す縦断側面図である。
【図10】網部に目隠板を取り付けたフェンス本体を示
す正面図である。
【図11】基礎ブロック間にできる隙間の塞ぎ板をフェ
ンス本体に取り付ける実施例を示す正面図である。
【図12】フェンス本体の上端を連結する連結体の実施
例を示す斜視図である。
【図13】同上連結体によりフェンス本体の上端を連結
した状態を示す一部分の縦断正面図である。
【図14】フェンス本体の上端を連結する連結体の他の
実施例を示す斜視図である。
【図15】同上連結体によりフェンス本体の上端を連結
した状態を示す一部分を横断した平面図である。
【図16】フェンス本体を屈曲するように連結する連結
体の実施例を示す斜視図である。
【図17】同上連結体によりフェンス本体を屈曲するよ
うに連結した状態を示し一部分を横断した平面図であ
る。
【図18】フェンス本体を中間において連結する連結体
の実施例を示す斜視図である。
【図19】同上連結体によりフェンス本体の上端を連結
した状態を示す一部分の横断平面図である。
【符号の説明】 1 フェンス本体 2 枠縁部 2a 縦枠縁 2b 横枠縁 3 網部 4 柱部 5 中空補強材 6 孔 10 基礎ブロック 11 支軸 13 目隠板 17 塞ぎ板 20 連結体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状をなす枠縁部で、その両縦枠縁
    の外側にそれぞれ金属の中空補強材が埋設される柱部を
    有するものと、前記枠縁部に囲まれる網部とをプラスチ
    ックにより一体成形したフェンス本体と、前記フェンス
    本体における柱部の下側を回動可能に嵌め付ける一対の
    支軸を上方に立設した基礎ブロックとを組合わせたこと
    を特徴とするプラスチックフェンス。
  2. 【請求項2】 前記フェンス本体の網部の一側に、網部
    の回りに設けた支持体に支持させて、目隠板を着脱可能
    に取り付けたことを特徴とする請求項1記載のプラスチ
    ックパネル。
  3. 【請求項3】 前記フェンス本体の下部に、前記一対の
    基礎ブロックの間に生じる隙間を塞ぐ塞ぎ板を取り付け
    可能としたことを特徴とする請求項1及び2記載のプラ
    スチックパネル。
  4. 【請求項4】 前記フェンス主体を並列設置する際、そ
    の隣り合うもの同志の柱部に連結体を係合させて、各フ
    ェンス本体の上側をも連結することを特徴とする請求項
    1〜3記載のプラスチックフェンス。
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