JPH08143320A - ガラス成形体の成形型 - Google Patents

ガラス成形体の成形型

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JPH08143320A
JPH08143320A JP28793894A JP28793894A JPH08143320A JP H08143320 A JPH08143320 A JP H08143320A JP 28793894 A JP28793894 A JP 28793894A JP 28793894 A JP28793894 A JP 28793894A JP H08143320 A JPH08143320 A JP H08143320A
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glass
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緻密性、硬度、強度、プレス後のガラス成形
型との離型性、面精度の保持性などに優れたガラス成形
体の成形型を提供する。 【構成】 基板および表面層を備え、表面層の形状がプ
レス成形により被成形ガラスに転写されてガラス成形体
を成形する成形型において、表面層を構成する成分が、
金(Au)と、イリジウム(Ir)、オスミウム(O
s)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)、タング
ステン(W)およびベリリウム(Be)からなる群から
選択された少なくとも1種の成分とを含むことを特徴と
するガラス成形体の成形型。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラスをプレス成形す
るための成形型に関し、特に、プレス成形後に研磨を必
要としない高精度のガラス成形体に成形するための成形
型に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレス成形によるガラスレンズ
などの成形では、所定の表面形状(例えば球面または非
球面)に仕上げた表面層を有する成形型内に、予め軟化
させた被成形ガラスを入れ(または被成形ガラスを成形
型に入れてから加熱・軟化させ)、この成形型に所定の
圧力を加えることによって、成形型の表面層が被成形ガ
ラスに転写されてガラス成形体が得られる。したがっ
て、成形型は、その表面層の形状がガラス成形体の表面
形状としてそのまま転写されることから、(i) その表面
層に気孔等の欠陥が無く、緻密で鏡面状に精密加工する
ことができる、(ii)高温における成型時、表面形状を維
持し、また、低温時、ガラス片、屑等による表面層のキ
ズ、損傷の発生に耐えうる十分な硬度および強度を有す
る等の要件を満たすことが求められる。
【0003】このような成形型の材料としては、従来、
(a) シリコンカーバイド(SiC)やシリコンナイトラ
イド(Si3 4 )(特開昭52−45613号公
報)、(b) タングステンカーバイド(特開昭56−59
641号公報)、(c) ジルコニウムオキサイド(ZrO
2 )を基板とし、その上に白金−ロジウム(Pt−R
h)合金、白金−イリジウム(Pt−Ir)合金のコー
ティング膜を形成したもの(特開昭60−176930
号公報)、(d) タングステンカーバイド(WC)を基板
とし、その上に白金−金(Pt−Au)合金のコーティ
ング膜を形成したもの(特開昭62−256732号公
報)などが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記(a) のシ
リコンカーバイドやシリコンナイトライドからなる成形
型は、緻密でかつ硬度および強度の点で優れているもの
の、被成形ガラスとして鉛を多量に含有する重フリント
系光学ガラスを使用した場合、鉛との反応性が高く、高
精度のガラス成形体に成形することが困難となる。
【0005】次に、上記(b) のタングステンカーバイド
からなる成形型は、加工性に優れるが、高温下で酸化し
やすく、型表面が肌荒れを起こし、光学表面を保持する
ことができない。
【0006】また、上記(c) の基板上に白金−ロジウム
または白金−イリジウム等の合金からなるコーティング
膜を形成した成形型は、本発明者らの実験によれば、前
記(a) 、(b) の材料に比べて、被成形ガラスとの化学反
応性は低いものの、とくにリン酸鉛系ガラス、リン酸系
ガラスにおいてはガラス成形体との離型性がプレス成形
開始当初から悪いという問題があった。ここで、白金
(Pt)の硬度、強度を向上させる手法としての合金化
およびそのための合金成分としてロジウム、イリジウム
等はよく知られている(岡田辰三、後藤良;白金族と工
業的利用、P165(産業図書)、1956)。しか
し、ロジウムは成形型として必要な硬度、強度を向上さ
せる添加成分としては十分ではなく、イリジウムは合金
化により成形型要件としての硬度、強度は満たすが、一
方で前記したようにリン酸鉛系ガラス、リン酸系ガラス
においてはガラス成形体との離型性がプレス成形開始当
初から悪い。
【0007】また上記(c) の基板上に白金−ロジウム合
金をコーティングした成形型および上記(d) の基板上に
白金−金合金をコーティングした成形型では、被成形ガ
ラス体との化学反応は低く離型性は良好であるが、硬
度、強度不足のため成形型表面形状を維持できないとい
う問題を生じる。
【0008】また、本発明者らの実験によれば、基板の
シリコンカーバイドやシリコンナイトライドがガラスと
反応するのを回避するために、ガラスとの反応性の低い
白金(Pt)系合金膜を上記基板上にコーティングして
表面層を形成した場合、表面層と基板との付着力が不足
し、表面層の剥離などを生じ、型材としては不適である
ことが明らかとなった。付着力を向上させる方法とし
て、中間層を施す手法はよく知られているものである
が、白金合金からなる表面層とシリコンカーバイド、シ
リコンナイトライドからなる基板との間に中間層を施し
た場合、確かに付着力は改善されるが、長期間プレスに
使用すると、表面層の剥離など不都合を生じるという欠
点がある。
【0009】従って本発明の目的は、上記の従来の成形
型の欠点を解消し、緻密性、硬度、強度、プレス後のガ
ラス成形体との離型性、面精度の保持性などに優れたガ
ラス成形体の成形型を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、基板および表面層を備え、表面層の形状がプレス
成形により被成形ガラスに転写されてガラス成形体を成
形する成形型において、表面層を構成する成分が、金
(Au)と、イリジウム(Ir)、オスミウム(O
s)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)、タング
ステン(W)およびベリリウム(Be)からなる群から
選択された少なくとも1種の成分とを含むことを特徴と
するガラス成形体の成形型(以下、成形型(I)とい
う)、および基板、中間層および表面層を備え、表面層
の形状がプレス成形により被成形ガラスに転写されてガ
ラス成形体を成形する成形型において、基板を構成する
成分が、シリコンカーバイド(SiC)およびシリコン
ナイトライド(Si3 4 )からなる群から選択される
少なくとも1種であり、表面層を構成する成分が、金
(Au)と、イリジウム(Ir)、オスミウム(O
s)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)、タング
ステン(W)およびベリリウム(Be)からなる群から
選択された少なくとも1種の成分とを含むことを特徴と
するガラス成形体の成形型(以下、成形型(II)とい
う)を要旨とする。
【0011】先ず本発明の成形型(I)についてを詳説
する。
【0012】本発明の成形型(I)において、その表面
層はAuと、Ir、Os、Ru、Re、WおよびBeか
らなる群から選択される少なくとも1種の成分とを含
む。
【0013】表面層の必須成分であるAuは、プレス成
形後にガラスを成形型から良好に離型するために有効な
成分であり、一方、他の必須成分であるIr、Os、R
u、Re、WおよびBeは、高融点物質であるため、高
温下で安定であり、さらにAuと合金化することによ
り、表面層の膜硬度、膜の緻密化などの向上に寄与す
る。
【0014】Auの含有量は、固溶限界内であることが
望ましい。その理由は、Auの含有量が固溶限界を超え
ると、高温下で、膜中のAu成分が選択的に表面に析出
し、これに伴ないガラス成形体の表面粗度が悪化するこ
とがあるからである。
【0015】またAuの含有量が少なすぎると、十分な
ガラス離型効果が得られなくなる。
【0016】このような観点からAuの好ましい含有量
の範囲は次のとおりである。 Au−Ir合金 0.01≦Au/(Au+Ir)≦2.0wt% Au−Os合金 0.01≦Au/(Au+Os)≦1.0wt% Au−Ru合金 0.01≦Au/(Au+Ru)≦3.0wt% Au−Re合金 0.01≦Au/(Au+Re)≦0.2wt% Au−W合金 0.01≦Au/(Au+W)≦0.1wt% なお、Au−Be合金に関しては、特に固溶限界はな
く、それぞれの組成比率で各種Au−Be合金を形成し
得る。
【0017】本発明の成形型(I)によれば、表面層の
第3成分として、Pt、PdおよびRhからなる群から
選択される少なくとも1種をさらに含有させることもで
き、この第3成分を含有させることにより、Auの固溶
限界範囲の拡大、膜の内部応力の適正化、膜粒子の微細
化などの成膜条件および成膜状態をよりよい状態にする
ことができる。表面層への第3成分の含有は表面層に対
し前記の成膜条件、成膜状態を良化する効果がある一
方、適正量以上の含有は膜の硬度などの低下にもつなが
ることがあることから、型の使用に際し、要求される硬
度などとの兼ね合いにより、必須成分に対し適正量を決
定する。
【0018】この第3成分の添加によりAuの固溶限界
が拡大する例をいくつか挙げると以下のとおりである。
【0019】すなわち、AuとIrにPtを含有させた
Au−Ir−Pt合金では、AuとIrに対するAuの
含有量(Au/(Au+Ir))が4.0wt%以下であ
れば、Auは固溶することができ、従ってAuの固溶限
界は4.0wt%である。これはPtを含まないAu−I
r合金における、上述のAuの固溶限界2.0wt%より
もはるかに拡大している。
【0020】またAuとIrにPtとRhを含有させた
Au−Ir−Pt−Rh合金ではAuとIrに対するA
uの含有量(Au/(Au+Ir))が7.0wt%以下
であればAuは固溶することができ、Auの固溶限界は
さらに拡大している。
【0021】またAuとRuにPtを含有させたAu−
Ru−Pt合金ではAuとRuに対するAuの含有量
(Au/(Au+Ru))が5.0wt%以下であればA
uは固溶することができ、Ptを含まないAu−Ru合
金における上述の固溶限界3.0wt%よりもAuの固溶
限界がはるかに拡大している。
【0022】またAuとOsにPtを含有させたAu−
Os−Pt合金では、AuとOsに対するAuの含有量
(Au/(Au+Os))が3.0wt%以下であればA
uは固溶することができ、Ptを含まないAu−Os合
金における、上述のAuの固溶限界1.0wt%よりもA
uの固溶限界がはるかに拡大している。
【0023】これらの表面層は、所定形状に加工された
基板上にスパッタリング法、イオンプレーティング法な
どにより形成される。膜厚は0.01〜10μm程度が
望ましい。薄すぎると膜の欠落等が残りやすく、均一な
膜が得られにくい。厚すぎると成膜時間を長くするばか
りでなく、基板の所定形状の維持困難、表面粗度の悪
化、プレス成型時に圧力、温度等のプレス成形条件によ
っては変形しやすくなる。
【0024】成形型(I)の基板材料としてはタングス
テンカーバイド(WC)を主成分とするものが好まし
い。基板材料に関しては、従来より加工性の良さ、貴金
属膜の膨張係数が近似していることなどから、WCを主
成分とし、焼結助剤として例えばCo、Crなどの金属
成分を含む超硬合金が検討されている。しかしながら、
高温下で上記金属成分が基板表面に析出し、粗度の悪化
などにより表面形状の維持が困難になるという問題が生
じることが明らかとなった。そこで本発明においては、
焼結助剤として金属成分を含まないもの、換言すればW
Cを主成分として、不可避成分以外の金属成分を含まな
いものを基板として用いるのが好ましい。
【0025】反面、焼結性などの悪化防止のため、他成
分として、例えば、炭化タンタル(TaC)、炭化チタ
ン(TiC)などの炭化物を含むものが有効である。そ
の総量は全体に対し10wt%以下が望ましい。金属添加
成分としては、焼結助剤としてのCr、Coの問題点を
前記したが、また、金属不純物、特に酸化タングステン
より標準生成エネルギーの小さいもの(タングステンよ
り酸化されやすいもの、例えば鉄(Fe))は、超硬合
金の酸化およびそれに伴う脱炭を生じた場合、それら不
純物金属酸化物、炭化物およびそれ自身の凝集により、
粗度の悪化などを生じるため、これら不純物金属は極力
含まないことが望ましい。具体的には鉄(Fe)、ニッ
ケル(Ni)、コバルト(Co)、クロム(Cr)、モ
リブデン(Mo)の総計が0.1wt%以下が望まし
い。
【0026】なお、成形型(I)の基板材料としては、
成形型(I)を構成する基板としての硬度、強度、耐熱
性等の型材要件を満たすものであれば、上記のWC以外
にステンレス鋼、ジルコニウムオキサイド(Zr
2 )、サーメット、シリコンカーバイド(SiC)、
シリコンナイトライド(Si3 4 )、インコネルなど
が使用可能である。
【0027】また、プレス成型時の圧力が基板の変形に
問題にならない程度であれば、前記の基板材料は上述の
表面層や後述の中間層と同一の成分材料を用いてもよ
い。
【0028】また本発明の成形型(I)において、表面
層と下地の基板との間に、ニッケル(Ni)、チタン
(Ti)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、コバ
ルト(Co)、チタンナイトライド(TiN)、チタン
カーバイド(TiC)、チタンカーバイドナイトライド
(TiCN)およびシリコンカーバイド(SiC)から
選択された少なくとも1種を含む中間層を介在させる
と、表面層と基板との密着性の向上、基板の酸化抑制、
表面層の応力の基板への影響の緩和などの効果を達成で
きる。
【0029】次に本発明の成形型(II)について説明す
る。本発明の成形型(II)は、基板、中間層および表面
層を備え、基板を構成する成分は、シリコンカーバイド
(SiC)およびシリコンナイトライド(Si3 4
からなる群から選択される少なくとも1種であり、また
表面層を構成する成分は、Auと、Ir、Os、Ru、
Re、WおよびBeからなる群から選択される少なくと
も1種の成分とを含む。
【0030】前記したように、SiCやSi3 4 から
なる基板とPt合金からなる表面層との間に中間層を施
しても、付着力は改善されるが、長期間プレスに使用す
ると、表面層の剥離などの不都合を生じていたが、本発
明の成形型(II)においては、表面層を、Auと、I
r、Os、Ru、Re、WおよびBeからなる群から選
択される少なくとも1種の成分とで構成することによ
り、長期間プレスに使用しても表面層の剥離が防止され
る。
【0031】本発明の成形型(II)において、基板と表
面層との間に設ける中間層の材料としては、ニッケル
(Ni)、チタン(Ti)、クロム(Cr)、モリブデ
ン(Mo)、コバルト(Co)、チタンナイトライド
(TiN)、チタンカーバイド(TiC)、チタンカー
バイドナイトライド(TiCN)およびシリコンカーバ
イド(SiC)からなる群から選択された少なくとも1
種を含む物質を用いるのが好ましい。その理由は、中間
層の材料として、上記物質を用いると、基板と表面層と
の密着性が特に向上し、長期間プレスに使用しても表面
層の剥離が著しく防止されるからである。
【0032】なお、成形型(II)においては、表面層は
前記成形型(I)の場合と同様に、白金(Pt)、パラ
ジウム(Pd)およびロジウム(Rh)からなる群から
選択される少なくとも1種の成分を含むことができる。
【0033】また成形型(II)においては、成形型
(I)の場合と同様に、表面層中の金(Au)の含有量
は、固溶限界内であるのが好ましい。
【0034】なお、先に成形型(I)において説明した
中間層および表面層についてのその他の記述も基本的に
成形型(II)の中間層および表面層においてもあてはま
るものである。
【0035】
【作用】本発明の成形型(I)において、Auと、I
r、Os、Ru、Re、W、Beから選ばれる少なくと
も1種とを含む表面層は、緻密性、硬度、強度、加工
性、耐化学反応性等のそれぞれにおいて良好であるばか
りでなく、プレス成形されたガラス成形体との離型性も
良好となり、さらに結晶成長を抑え膜の荒れを抑える。
すなわち、表面層の成分であるAuはガラス成形体の離
型性の向上に寄与し、一方Ir、Os、Ru、Re、
W、Beは、高融点物質であり、高温下安定であるため
耐熱性の向上に寄与する。
【0036】また、さらに白金(Pt)、パラジウム
(Pd)、ロジウム(Rh)を加えることにより、膜の
内部応力の適正化、膜粒子の微細化、金(Au)の固溶
限界範囲の拡大などの成膜条件、成膜状態をより良い状
態にすることが可能となる。
【0037】また本発明の成形型(II)においては、S
iCまたはSi3 4 からなる基板上に中間層を介し
て、Auと、Ir、Os、Ru、Re、WおよびBeか
らなる群から選択された少なくとも1種の成分とで表面
層を形成することにより、基板上の中間層を介してPt
合金からなる表面層を設けた従来の成形型の上記表面層
の剥離の問題が解消された。中間層として、特にNi、
Ti、Cr、Mo、Co、TiN、TiC、TiCNお
よびSiCからなる群から選択された少なくとも1種を
用いると、表面層の剥離をさらに防止することができ
る。
【0038】
【実施例】
実施例1(成形型(I)) 図1は本発明の成形型の一実施例を示す断面図である。
成形型は、上型1と下型2とから構成される。上型1と
下型2とは、それぞれその外周面が案内型3の内周面上
を滑動するように、案内型3の内部に配置されている。
これらの上型1および下型2は、それぞれ基板1aと表
面層1bおよび基板2aと表面層2bからなり、表面層
1b,2bを対向させて配置してある。
【0039】基板1a,2aは、焼結時にHIP処理を
施して緻密にしたタングステンカーバイドを用い、これ
を円柱状(直径18mm、高さ28mm)に加工し、そ
の一端を凹面上に研削し、最終仕上げとしてダイヤモン
ド砥石により高精度の光学鏡面に研磨し、それぞれ所定
の曲率半径(32mm)の凹球面に加工した。この凹球
面の面粗度は100オングストローム以下であった。
【0040】この基板1a,2aの凹球面に対し、スパ
ッタリング装置を用い、所定の成膜条件で表1〜3に示
した表面層成分からなる表面層1b,2bを形成した。
なお、密着性を一層強固にするため、表面層1b,2b
の成膜に先立って、逆スパッタリングにより基板1a,
2aの各表面を清浄化することは有効である。
【0041】また、成形に際しては、成膜面をそのまま
使用してもよいし、また、成膜面を研磨して使用しても
よい。
【0042】表面層の成膜条件は、例えば試料No.4で
はアルゴン(Ar)ガス圧5×10-3Torr、電極間距離
100mm、回転数20rpm で、3元スパッタリングを
行い、表面層の膜厚は1.0μmであった。なお、試料
No.4では金(Au)、白金(Pt)、イリジウム(I
r)別々のターゲットを同時にスパッタする三元スパッ
タリングで行ったが、1種および2種の金属もしくは目
的の組成比にした合金ターゲットによる二元スパッタリ
ング、もしくはそれらをモザイク状に配置してその面積
比で組成を調整してもよい。また、ターゲットそのもの
が目的組成になっているものでもよい。
【0043】案内型3は本実施例では上型・下型の基板
1a,2aと同様のタングステンカーバイドで、構成さ
れている。
【0044】上記のようにして、Auと、Ir、Ru、
Os、Re、W、Beから選ばれる少なくとも1種とを
含み、場合によりPt、Ph、Pdをさらに含む表面層
1b,2bを、WCからなる基板1a,2a上に設けた
上型1及び下型2を用いて、ガラスのプレス成形により
ガラス成形体を製造した。その詳細は以下のとおりであ
る。
【0045】被成形ガラスとして、ガラスA(SiO2
−B2 3 −CaO−Nb2 5 系)、ガラスB(Si
2 −BaO−B2 3 系)、ガラスC(P2 5 −N
25 −PbO系)またはガラスD(P2 5 −Ba
O−SrO系)を直径10mmの球状ガラス塊に加工し
たものを用いた。
【0046】プレス成形機としては図2に示すプレス成
形機を用いた。このプレス成形機は、上述した上型1、
下型2および案内型3を備え、下型2の上に被成形ガラ
ス4が置かれる。これらの型1,2,3は断面H字状の
ステンレス鋼からなる保持具5を介して、同じく保持具
6で支持されている。7はステンレス鋼からなる押し棒
で、これらを石英管8の内部に収容し、外周に配置した
誘導加熱コイル9により型1,2,3および被成形ガラ
ス4を加熱し、押し棒7を上型1の頭部に下降させて、
被成形ガラス4をプレス成形する。温度制御は、下型2
の内部に配設した熱電対10により型温度を測定して行
う。
【0047】ガラスAの場合は590℃、ガラスBの場
合は610℃、ガラスCの場合は570℃、ガラスDの
場合は500℃の型温度で不活性ガス雰囲気下、圧力4
0kg/cm2 で被成形ガラスのプレス成形を各100
0回行なった結果を表1〜3に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】表1〜3より、Auと、Ir、Ru、O
s、Re、W、Beから選ばれる少なくとも1種とを含
み、場合によりPt、Ph、Pdをさらに含む表面層を
基板上に設けた上型および下型を用いてガラスをプレス
成形した場合、すべてのガラスA,B,CおよびDにつ
いて1000回のプレス成形後も、ガラス成形体が良好
に成形型から離型し、離型性に極めて優れていることが
明らかとなった。また、上、下型の表面層の面粗度およ
び鏡面は当初の状態が維持され、ガラス成形体の面粗度
は100オングストローム以下であり、総じて透明度も
良好であった。
【0052】なお、試料No.3,5,7および11にお
いてガラス表面の白濁、型表面の膜成分析出が認められ
たが、これはAuの含有量が固溶限界を超えているから
であり、このことから、Auの含有量は固有限界内にす
ることが好ましいことが明らかである。
【0053】実施例2(成形型(I)) 基板と表面層との間に中間層を設けた成形型を用いた以
外は実施例1と同様にして行なった。
【0054】図3は、本実施例で用いた成形型の断面図
である。本実施例で用いた成形型において上型1′およ
び下型2′はそれぞれ基板1aと表面層1bとの間およ
び基板2aと表面層2bとの間に、第1中間層1c,2
cおよび必要により第2中間層1d,2dが介在させて
ある点で、図1の上型1および下型2と相違するが、そ
の他は構造上同一である。中間層は2層示したが、1層
のみまたは3層以上でもよい。
【0055】これらの中間層および表面層は、例えば、
試料No.37では基板1a,2aをイオンエッチングし
た後、イオンプレーティング法により所定の成膜条件
(真空度5×10-5Torr、成膜速度300オングストロ
ーム/min 、基板電圧−300V)でチタンナイトライ
ド(TiN)からなる第1中間槽1c,2c(膜厚0.
2μm)を成膜した後、その上にAu−Ru−Pt(組
成:それぞれ3.0wt%、60.0wt%、37.0wt
%)をスパッタンリグ法により、前記した所定の成膜条
件で表面層1b,2bに成膜することにより形成した。
中間層が2層のものは第1中間層1c、2cを成膜後、
引き続いて第2中間層1d,2dを成膜し、その上に更
に表面層1b,2bを成膜することにより形成した。
【0056】このようにして得られた、基板上に中間
層、表面層を有する成形型を用いて実施例1と同様にガ
ラスのプレス成形を各1000回行なった結果を表4〜
6に示す。
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】
【表6】
【0060】表4,表5および表6より、基板上に中間
層、表面層を用いた成形型を用いた場合にも、すべての
ガラスA,B,CおよびDについて1000回のプレス
成形後もガラス成形体が良好に成形型から離型し、離型
性が極めて優れていることが明らかとなった。また上,
下型の表面層の面粗度および鏡面は当初の状態が維持さ
れ、ガラス成形体の面粗度は100オングストローム以
下であり、総じて透明度も良好であった。
【0061】また基板と表面層との間に中間層を介在さ
せたことにより、基板と表面層との密着力向上、基板の
酸化抑制、表面層の応力の基板への影響の緩和という効
果も得られた。
【0062】なお、試料No.27,28,30,34,
35,37においてガラス表面の白濁、型表面の膜成分
析出が認められたが、これは試料No.3,5,7および
11と同様に、Auの含有量が固溶限界を超えているか
らであり、中間層によるものではない。
【0063】以上、成形型の表面層形状が凹球面のもの
について示したが、本発明の成形型(I)において表面
層形状は、このような形状のものに限定されるものでは
ない。
【0064】比較例1 基板上に設けた表面層が本発明の要件を満たさない成形
型を用いた以外は実施例1と同様にしてガラスのプレス
成形を行なった結果を表7に示す。
【0065】
【表7】
【0066】表7より、表面層がPtのみからなる試料
No.51、Ir−Ptからなる試料No.52,53およ
びPt−Phからなる試料No.54,55のいずれもガ
ラスの離型性に著しく劣り、またガラス成形体および型
表面に微細キズが認められた。
【0067】また表面層がAuを含むが、第2成分が本
発明で第2成分として限定された成分に含まれないPt
を用いた試料No.56も、被成形ガラスの種類によって
はガラスの離型性に劣り、またガラス表面および型表面
に微細キズが認められた。次にもう1つの成形型(II)
の実施例を挙げる。
【0068】実施例3(成形型(II)) 図3に示す基板1a,2aとして実施例1,2で用いた
タングステンカーバイドに換え、シリコンカーバイド
(SiC)を用い、同様に100オングストローム以下
の面粗度に加工した。
【0069】この基板1a,2aの凹球面に対し、スパ
ッタリング装置、イオンプレーティング装置を用い、所
定の成膜条件で表8〜10に示した第1中間層1c,2
cおよび必要により第2中間層1d,2dを成膜し、次
いで表8〜10に示した表面層1b,2bを形成した。
【0070】中間層、表面層の成膜条件は、例えば、実
施例3の試料No.107ではアルゴン(Ar)ガス圧6
×10-3Torr、電極間距離100mm、回転数20rpm
で、チタン(Ti)を第1中間層として成膜後、その上
にアルゴン(Ar)ガス圧6.5×10-3Torrで、金
(Au)、白金(Pt)、イリジウム(Ir)およびロ
ジウム(Rh)の別々のターゲットを用いる四元スパッ
タリングを行ない表面層を形成した。表面層形成後に膜
応力を測定した結果、圧縮約0.5kg/mm2であり
内部応力が著るしく小さいことが明らかとなった。な
お、中間層を設けずに、表面層を直接基板上に、アルゴ
ンガス圧を上記6.5×10-3Torrよりも低い5×10
-3TorrとしてAu,Pt,Ir,Rhの別々のターゲッ
トを用いて四元スパッタリングで設けた場合は、膜応力
は圧縮約75kg/mm2 であり、中間層を設けること
により内部応力が著るしく低減することが確認された。
【0071】なお,試力No.107ではAu、Pt、I
r、Rhの別々のターゲットを同時にスパッタする四元
スパッタリングで行ったが、1種および2種の金属もし
くは目的の組成比にした合金ターゲットによる二元スパ
ッタリング、もしくはそれらをモザイク状に配置してそ
の面積比で組成を調整しても良い。また、ターゲットそ
のものが目的組成になっているものでもよい。
【0072】案内型3は本実施例では上型・下型の基板
1a,1bと同様のシリコンカーバイド(SiC)で構
成されている。
【0073】このようにして得られた成形型(II)を用
いて、実施例1,2と同様方法で、ガラスのプレス成形
によりガラス成形体を製造した。その結果を表8〜10
に示す。
【0074】
【表8】
【0075】
【表9】
【0076】
【表10】
【0077】表8〜10より、すべてのガラスA,B,
CおよびDについて、1000回のプレス成形後も、ガ
ラス成形体が成形型から良好に離型し、表面層と中間層
との間、第1中間層と第2中間層との間および中間層と
基板との間での剥離など無く、付着性が良好で、また、
上・下型の表面層の面粗度および鏡面は当初の状態が維
持され、ガラス成形体の面粗度は100オングストロー
ム以下であり、総じて透明度も良好であった。
【0078】表面層の成膜時のキャリアガスの圧力を、
従来用いられている圧力よりも高くすることにより、膜
の内部応力を小さくでき、同時に中間層を用いることに
より、表面層と基板との良好な付着力を得ることができ
た。
【0079】なお、試料No.102,103,105,
109,110,112において、ガラス表面の白濁、
型表面の膜成分析出が認められたが、これは実施例2に
示した理由と同様に、金(Au)の含有量が固溶限界を
超えているからであり、基板種などを換えたためではな
い。
【0080】また、基板をシリコンカーバイド(Si
C)からシリコンナイトライド(Si3 4 )に換え、
同様な実験を行った結果も、シリコンカーバイド(Si
C)の場合と同様に良好であった。
【0081】
【発明の効果】以上詳しく述べたように、本発明によれ
ば、緻密性、硬度、強度、プレス成形後のガラス成形体
との離型性、面精度の保持性などに優れた、ガラス成形
体の成形型が提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で用いた成形型の断面図
【図2】実施例1で用いたプレス成形機の断面図
【図3】実施例2および3で用いた成形型の断面図
【符号の説明】
1,1′ 上型 2,2′ 下型 1a,2a 基板 1b,2b 表面層 1c,1d,2c,2d 中間層 3 案内型 4 被成形ガラス 5,6 保持具 7 押し棒 8 石英管 9 加熱コイル 10 熱電対
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C23C 14/34 C 8939−4K

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板および表面層を備え、表面層の形状
    がプレス成形により被成形ガラスに転写されてガラス成
    形体を成形する成形型において、表面層を構成する成分
    が、金(Au)と、イリジウム(Ir)、オスミウム
    (Os)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)、タ
    ングステン(W)およびベリリウム(Be)からなる群
    から選択された少なくとも1種の成分とを含むことを特
    徴とするガラス成形体の成形型。
  2. 【請求項2】 表面層を構成する部分が、さらに、白金
    (Pt)、パラジウム(Pd)およびロジウム(Rh)
    からなる群から選択される少なくとも1種の成分を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の成形型。
  3. 【請求項3】 表面層中の金(Au)の含有量が、固溶
    限界内であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の成形型。
  4. 【請求項4】 基板がタングステンカーバイド(WC)
    を主成分とし、不可避成分以外の金属成分を含まないこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の成
    形型。
  5. 【請求項5】 基板と表面層との間に中間層を備え、中
    間層がニッケル(Ni)、チタン(Ti)、クロム(C
    r)、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)、チタン
    ナイトライド(TiN)、チタンカーバイド(Ti
    C)、チタンカーバイドナイトライド(TiCN)およ
    びシリコンカーバイド(SiC)からなる群から選択さ
    れた少なくとも1種を含む物質で構成されていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の成形
    型。
  6. 【請求項6】 基板、中間層および表面層を備え、表面
    層の形状がプレス成形により被成形ガラスに転写されて
    ガラス成形体を成形する成形型において、基板を構成す
    る成分が、シリコンカーバイド(SiC)およびシリコ
    ンナイトライド(Si3 4 )からなる群から選択され
    る少なくとも1種であり、表面層を構成する成分が、金
    (Au)と、イリジウム(Ir)、オスミウム(O
    s)、ルテニウム(Ru)、レニウム(Re)、タング
    ステン(W)およびベリリウム(Be)からなる群から
    選択された少なくとも1種の成分とを含むことを特徴と
    するガラス成形体の成形型。
  7. 【請求項7】 中間層がニッケル(Ni)、チタン(T
    i)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)、コバルト
    (Co)、チタンナイトライド(TiN)、チタンカー
    バイド(TiC)、チタンカーバイドナイトライド(T
    iCN)およびシリコンカーバイド(SiC)からなる
    群から選択された少なくとも1種を含む物質で構成され
    ていることを特徴とする請求項6に記載の成形型。
  8. 【請求項8】 表面層を構成する成分が、さらに白金
    (Pt)、パラジウム(Pd)およびロジウム(Rh)
    からなる群から選択される少なくとも1種の成分を含む
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の成形型。
  9. 【請求項9】 表面層中の金(Au)の含有量が、固溶
    限界内であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか
    一項に記載の成形型。
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