JPH0814223A - 固定手段 - Google Patents
固定手段Info
- Publication number
- JPH0814223A JPH0814223A JP16590294A JP16590294A JPH0814223A JP H0814223 A JPH0814223 A JP H0814223A JP 16590294 A JP16590294 A JP 16590294A JP 16590294 A JP16590294 A JP 16590294A JP H0814223 A JPH0814223 A JP H0814223A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical body
- fixed
- fixing means
- shaped support
- tubular body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 被固定物を垂直の棒状支持体における任意の
位置に容易に固定することができ、固定後においても被
固定物の位置を調節することが可能であり、しかも被固
定物の固定後に緩みを生ずることのない固定手段を提供
する。 【構成】 垂直の棒状支持体１には下端に突縁を備え且
つ軟質な材料で形成した内側筒状体３を嵌着すると共に
該内側筒状体３の外側には内部が下方に向かって徐々に
拡大するようなテーパ形状を備え且つ硬質な材料で形成
した外側筒状体５を上方より嵌着し、該外側筒状体５に
被固定物６を支持させるようにしたことを特徴とする固
定手段。
位置に容易に固定することができ、固定後においても被
固定物の位置を調節することが可能であり、しかも被固
定物の固定後に緩みを生ずることのない固定手段を提供
する。 【構成】 垂直の棒状支持体１には下端に突縁を備え且
つ軟質な材料で形成した内側筒状体３を嵌着すると共に
該内側筒状体３の外側には内部が下方に向かって徐々に
拡大するようなテーパ形状を備え且つ硬質な材料で形成
した外側筒状体５を上方より嵌着し、該外側筒状体５に
被固定物６を支持させるようにしたことを特徴とする固
定手段。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、物品、部材、部品等の
被固定物を垂直の棒状支持体（中空であるか中実である
かを問わない。）に固定するための固定手段に関するも
のである。本発明による固定手段は、例えば衣類等の吊
下収納装置における被固定物たる水平杆を棒状支持体た
る垂直杆に固定する場合、食器棚や本棚における被固定
物たる棚板を棒状支持体たる垂直杆に固定する場合、被
固定物たる照明器具、装飾品等を棒状支持体たるポール
等に固定する場合等に使用される。
被固定物を垂直の棒状支持体（中空であるか中実である
かを問わない。）に固定するための固定手段に関するも
のである。本発明による固定手段は、例えば衣類等の吊
下収納装置における被固定物たる水平杆を棒状支持体た
る垂直杆に固定する場合、食器棚や本棚における被固定
物たる棚板を棒状支持体たる垂直杆に固定する場合、被
固定物たる照明器具、装飾品等を棒状支持体たるポール
等に固定する場合等に使用される。
【０００２】
【従来の技術】被固定物を垂直の棒状支持体に固定する
ための固定手段としては、固定金具、固定ピン、固定ね
じなどが使用されている。これらの固定手段は垂直の棒
状支持体に係止孔等の係止手段を備えさせ、該係止手段
に固定手段を係止し、該固定手段に被固定物を支持させ
ている。
ための固定手段としては、固定金具、固定ピン、固定ね
じなどが使用されている。これらの固定手段は垂直の棒
状支持体に係止孔等の係止手段を備えさせ、該係止手段
に固定手段を係止し、該固定手段に被固定物を支持させ
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
固定手段においては、棒状支持体に対して被固定物を固
定し得る位置が係止孔等の係止手段により限定されるた
め、被固定物を棒状支持体における任意の位置に固定す
ることができないという問題がある。また、従来の固定
手段は棒状支持体に対する固定後に緩みを生ずるおそれ
がある。本発明は、従来の固定手段におけるこのような
問題を解決しようとしてなされたものである。
固定手段においては、棒状支持体に対して被固定物を固
定し得る位置が係止孔等の係止手段により限定されるた
め、被固定物を棒状支持体における任意の位置に固定す
ることができないという問題がある。また、従来の固定
手段は棒状支持体に対する固定後に緩みを生ずるおそれ
がある。本発明は、従来の固定手段におけるこのような
問題を解決しようとしてなされたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、垂直の棒状支持体には下端に突縁を備え
且つ軟質な材料で形成した内側筒状体を嵌着すると共に
該内側筒状体の外側には内部が下方に向かって徐々に拡
大するようなテーパ形状を備え且つ硬質な材料で形成し
た外側筒状体を上方より嵌着し、該外側筒状体に被固定
物を支持させるようにしたことを特徴とする固定手段
（請求項１）を提供するものである。
に、本発明は、垂直の棒状支持体には下端に突縁を備え
且つ軟質な材料で形成した内側筒状体を嵌着すると共に
該内側筒状体の外側には内部が下方に向かって徐々に拡
大するようなテーパ形状を備え且つ硬質な材料で形成し
た外側筒状体を上方より嵌着し、該外側筒状体に被固定
物を支持させるようにしたことを特徴とする固定手段
（請求項１）を提供するものである。
【０００５】前記内側筒状体には上下方向の切り欠きを
形成することが望ましい（請求項２）。
形成することが望ましい（請求項２）。
【０００６】前記内側筒状体は上方に向かって徐々に細
くなるようなテーパ形状を備えていることが望ましい。
（請求項３）
くなるようなテーパ形状を備えていることが望ましい。
（請求項３）
【０００７】
［請求項１の固定手段］請求項１の固定手段において
は、外側筒状体は内部が下方に向かって徐々に拡大する
ようなテーパ形状を備えているため、外側筒状体は内側
筒状体の外側に容易に嵌着されるだけでなく、外側筒状
体が支持する被固定物の荷重により内側筒状体は垂直の
棒状支持体と硬質な材料で形成されている外側筒状体の
内面との間で強力に締め付けられる。しかして、内側筒
状体は軟質な材料で形成されているため、内側筒状体は
垂直の棒状支持体と外側筒状体の内面との間で強力に圧
縮されて変形する。従って、被固定物の荷重による外側
筒状体の下降は阻止される結果、被固定物は垂直の棒状
支持体に固定される。外側筒状体は棒状支持体における
任意の位置で内側筒状体に嵌着することができるため、
被固定物を棒状支持体における所望の位置に固定するこ
とができる。なお、内側筒状体の下端に形成された突縁
は外側筒状体の下端に当接することにより内側筒状体が
外側筒状体内に完全に入り込むことを防止する。また、
外側筒状体はこれを上方に引くことにより内側筒状体か
ら外すことができるので、棒状支持体に固定した被固定
物の位置を上下方向に調節することも可能である。
は、外側筒状体は内部が下方に向かって徐々に拡大する
ようなテーパ形状を備えているため、外側筒状体は内側
筒状体の外側に容易に嵌着されるだけでなく、外側筒状
体が支持する被固定物の荷重により内側筒状体は垂直の
棒状支持体と硬質な材料で形成されている外側筒状体の
内面との間で強力に締め付けられる。しかして、内側筒
状体は軟質な材料で形成されているため、内側筒状体は
垂直の棒状支持体と外側筒状体の内面との間で強力に圧
縮されて変形する。従って、被固定物の荷重による外側
筒状体の下降は阻止される結果、被固定物は垂直の棒状
支持体に固定される。外側筒状体は棒状支持体における
任意の位置で内側筒状体に嵌着することができるため、
被固定物を棒状支持体における所望の位置に固定するこ
とができる。なお、内側筒状体の下端に形成された突縁
は外側筒状体の下端に当接することにより内側筒状体が
外側筒状体内に完全に入り込むことを防止する。また、
外側筒状体はこれを上方に引くことにより内側筒状体か
ら外すことができるので、棒状支持体に固定した被固定
物の位置を上下方向に調節することも可能である。
【０００８】［請求項２の固定手段］請求項２の固定手
段においては、内側筒状体には上下方向の切り欠きが形
成されているため、外側筒状体が支持する被固定物の荷
重により内側筒状体が垂直の棒状支持体と外側筒状体の
内面との間で強力に締め付けられたときに、該内側筒状
体は無理なく変形する。
段においては、内側筒状体には上下方向の切り欠きが形
成されているため、外側筒状体が支持する被固定物の荷
重により内側筒状体が垂直の棒状支持体と外側筒状体の
内面との間で強力に締め付けられたときに、該内側筒状
体は無理なく変形する。
【０００９】［請求項３の固定手段］請求項３の固定手
段においては、内側筒状体は上方に向かって徐々に細く
なるようなテーパ形状を備えているため、外側筒状体は
より円滑に内側筒状体に嵌着されると共に内側筒状態は
垂直の棒状支持体と外側筒状体の内面との間でより円滑
に締め付けられる。
段においては、内側筒状体は上方に向かって徐々に細く
なるようなテーパ形状を備えているため、外側筒状体は
より円滑に内側筒状体に嵌着されると共に内側筒状態は
垂直の棒状支持体と外側筒状体の内面との間でより円滑
に締め付けられる。
【００１０】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。符号１に示すものは垂直の棒状支持体である。
垂直の棒状支持体１には内側筒状体３を嵌着すると共に
該内側筒状体３の外側には外側筒状体５を上方より嵌着
する。外側筒状体５には被固定物６を支持させる。図
１、図２に示す事例おいては、被固定物６は水平杆であ
り、該水平杆に物品６ａを支持させている。
明する。符号１に示すものは垂直の棒状支持体である。
垂直の棒状支持体１には内側筒状体３を嵌着すると共に
該内側筒状体３の外側には外側筒状体５を上方より嵌着
する。外側筒状体５には被固定物６を支持させる。図
１、図２に示す事例おいては、被固定物６は水平杆であ
り、該水平杆に物品６ａを支持させている。
【００１１】内側筒状体３と外側筒状体５はそれぞれ棒
状支持体１の断面形状に対応する形状を備えている。例
えば、棒状支持体１が略楕円形状ないし略長円形状の断
面を有するときには内側筒状体３と外側筒状体５もこれ
に対応する略楕円形状ないし略長円形状の断面を有する
（図１参照）。棒状支持体１が略円形断面を有するとき
には内側筒状体３’と外側筒状体５’もこれに対応する
略円形断面を有する（図４参照）。また、棒状支持体１
が略方形断面を有するときには内側筒状体３”と外側筒
状体５”もこれに対応する略方形断面を有する（図５参
照）。
状支持体１の断面形状に対応する形状を備えている。例
えば、棒状支持体１が略楕円形状ないし略長円形状の断
面を有するときには内側筒状体３と外側筒状体５もこれ
に対応する略楕円形状ないし略長円形状の断面を有する
（図１参照）。棒状支持体１が略円形断面を有するとき
には内側筒状体３’と外側筒状体５’もこれに対応する
略円形断面を有する（図４参照）。また、棒状支持体１
が略方形断面を有するときには内側筒状体３”と外側筒
状体５”もこれに対応する略方形断面を有する（図５参
照）。
【００１２】内側筒状体３はゴム、エラストマー系のプ
ラスチック等の軟質な材料で形成し、下端に突縁７を備
えさせる。内側筒状体３には上下方向の切り欠き９を複
数本形成することが望ましい。また、内側筒状体３は、
図３に示すように、上方に向かって徐々に細くなるよう
なテーパ形状を備えていることが望ましい。
ラスチック等の軟質な材料で形成し、下端に突縁７を備
えさせる。内側筒状体３には上下方向の切り欠き９を複
数本形成することが望ましい。また、内側筒状体３は、
図３に示すように、上方に向かって徐々に細くなるよう
なテーパ形状を備えていることが望ましい。
【００１３】外側筒状体５はプラスチック、金属等の硬
質な材料で形成する。また、外側筒状体５は、図３に示
すように、内部が下方に向かって徐々に拡大するような
テーパ形状を備えるものとする。
質な材料で形成する。また、外側筒状体５は、図３に示
すように、内部が下方に向かって徐々に拡大するような
テーパ形状を備えるものとする。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被固定物を垂直の棒状支持体における任意の位置に容易
に固定することができ、固定後においても被固定物の位
置を調節することが可能である。また、本発明の固定手
段は被固定物の荷重により強力に締め付けられるもので
あり、被固定物の固定後に緩みを生ずることはない。
被固定物を垂直の棒状支持体における任意の位置に容易
に固定することができ、固定後においても被固定物の位
置を調節することが可能である。また、本発明の固定手
段は被固定物の荷重により強力に締め付けられるもので
あり、被固定物の固定後に緩みを生ずることはない。
【図１】本発明による固定手段の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】同上固定手段の断面図である。
【図３】同上固定手段における内側筒状体と外側筒状体
の断面図である。
の断面図である。
【図４】本発明による固定手段の別の一例における内側
筒状体と外側筒状体の平面図である。
筒状体と外側筒状体の平面図である。
【図５】本発明による固定手段の更に別の一例における
内側筒状体と外側筒状体の平面図である。
内側筒状体と外側筒状体の平面図である。
１ 棒状支持体 ３ 内側筒状体 ３’ 内側筒状体 ３” 内側筒状体 ５ 外側筒状体 ５’ 外側筒状体 ５” 外側筒状体 ６ 被固定物 ６ａ 物品 ７ 突縁 ９ 切り欠き
Claims (3)
- 【請求項１】 垂直の棒状支持体には下端に突縁を備え
且つ軟質な材料で形成した内側筒状体を嵌着すると共に
該内側筒状体の外側には内部が下方に向かって徐々に拡
大するようなテーパ形状を備え且つ硬質な材料で形成し
た外側筒状体を上方より嵌着し、該外側筒状体に被固定
物を支持させるようにしたことを特徴とする固定手段。 - 【請求項２】 前記内側筒状体には上下方向の切り欠き
を形成したことを特徴とする請求項１の固定手段。 - 【請求項３】 前記内側筒状体は上方に向かって徐々に
細くなるようなテーパ形状を備えていることを特徴とす
る請求項１又は２の固定手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16590294A JPH0814223A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 固定手段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16590294A JPH0814223A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 固定手段 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814223A true JPH0814223A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15821170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16590294A Pending JPH0814223A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 固定手段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814223A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7133614B2 (en) | 2000-09-05 | 2006-11-07 | Hitachi Ltd | Optical multiple transmission method, optical network and optical transmission apparatus |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP16590294A patent/JPH0814223A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7133614B2 (en) | 2000-09-05 | 2006-11-07 | Hitachi Ltd | Optical multiple transmission method, optical network and optical transmission apparatus |
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