JPH08142047A - 樹脂粒子配合装置 - Google Patents

樹脂粒子配合装置

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JPH08142047A
JPH08142047A JP28185494A JP28185494A JPH08142047A JP H08142047 A JPH08142047 A JP H08142047A JP 28185494 A JP28185494 A JP 28185494A JP 28185494 A JP28185494 A JP 28185494A JP H08142047 A JPH08142047 A JP H08142047A
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浩 長谷川
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剛志 山下
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B17/00Recovery of plastics or other constituents of waste material containing plastics
    • B29B17/04Disintegrating plastics, e.g. by milling
    • B29B2017/042Mixing disintegrated particles or powders with other materials, e.g. with virgin materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばリサイクル粉砕粒子とバージン粒子等
の異種類の樹脂粒子が貯留手段から掻き出し供給手段を
通じて滞りなく攪拌混合手段に供給されているか否かを
合理的かつ確実に検出でき、供給が滞っている場合には
直ちにその対策や復旧作業をとり行うことが可能とな
り、それにより、常時適切な比率の樹脂粒子混合物を得
ることができ、不良成形品の発生等を低減できる樹脂粒
子配合装置を提供すること。 【構成】 各掻き出し供給手段の投入口27、28から
攪拌混合手段30への樹脂粒子の供給状態を監視すべ
く、投入口27、28から落下せしめられる樹脂粒子
P、Qが衝突するように羽根63が設けられていてその
落下樹脂粒子により回転せしめられるようにされた羽根
付き回転体65と、この羽根付き回転体65の回転状態
を検出する検知器70と、からなる樹脂粒子供給状態検
出手段61、62が付設されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば使用済みの発泡
スチロール製品等の樹脂発泡体を粉砕して得られたリサ
イクル粉砕粒子と新規に予備発泡させたバージン粒子と
を一定の比率に均一に攪拌混合するのに好適な樹脂粒子
配合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、資源の有効利用並びに環境保護の
観点から、使用済みの発泡スチロール製品等の樹脂発泡
体を再生して再利用を図る方策が種々開発されている。
その一つとして、例えば特開平6−182890号、同
じく6−262627号公報等にも見られるように、使
用済みの発泡スチロール製品等の樹脂発泡体を粉砕して
得られた短径1〜10mm程度のリサイクル粉砕粒子と新
規に予備発泡させたバージン粒子とを一定の比率に混合
し、この混合粒子を原料として例えば雄雌の両金型を備
えた成形機で成形することにより、新たな樹脂発泡体製
品を得る方法が提案されている。
【0003】上記方法を実施するにあたっては、前記公
報にも記載されているように、リサイクル粉砕粒子とバ
ージン粒子とをそれぞれ貯留するためのサイロ等の貯留
手段、これらの各貯留手段から貯留樹脂粒子を定量的に
掻き出すロータリフィーダやスクリューコンベア等の掻
き出し供給手段、これらの掻き出し供給手段から供給さ
れた前記異種類の樹脂粒子を攪拌混合する攪拌混合手
段、この攪拌混合手段により混合された混合粒子を原料
として新たな樹脂発泡体製品を成形する成形手段、等が
必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記各手段のうち成形
手段を除く貯溜手段、掻き出し供給手段、及び攪拌混合
手段で、異種類の樹脂粒子(リサイクル粉砕粒子及びバ
ージン粒子等)を一定の比率で配合する樹脂粒子配合装
置を構成するが、該装置において複数の貯留手段から掻
き出し供給手段を通じて攪拌混合手段に樹脂粒子が滞り
なく円滑に供給されないと配合比率が異なってしまうの
で、後の成形工程において不良品が発生する等の問題が
生じる。
【0005】その際に、発泡していない原料等では前記
の掻き出し供給装置における電気的負荷等を検出するこ
とにより適正な供給が行われているがどうかを容易に確
認することができたが、本願で使用するような発泡粒子
の場合には、その密度が発泡していない樹脂等の原料に
比較して著しく小さいために、この電気的負荷等の変動
がが極めて小さく、精度よく検知することが困難であっ
た。さらに、発泡粒子のなかでもリサイクル粉砕粒子は
その形状が球形でないものが多いために掻き出し手段の
手前でブリッジ等を起こし易く、この理由からも、これ
らの発泡粒子を一定割合で安定に供給することは困難で
あった。
【0006】かかる点に鑑み本発明は、例えばリサイク
ル粉砕粒子とバージン粒子等の異種類の樹脂粒子が貯留
手段から掻き出し供給手段を通じて滞りなく攪拌混合手
段に供給されているか否かを、合理的かつ確実に検出で
きるようにして、常時適切な比率の樹脂粒子混合物を得
ることができるようにされた樹脂粒子配合装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る樹脂粒子配合装置は、基本的には、異
種類の樹脂粒子が貯留される複数の貯留手段と、これら
の各貯留手段の下部に設けられて貯留樹脂粒子を定量的
に掻き出して下方に落下させる掻き出し供給手段と、こ
れらの掻き出し供給手段の下方に配置されて前記異種類
の樹脂粒子を攪拌混合する攪拌混合手段と、を備えてい
る。
【0008】そして、前記各掻き出し供給手段から前記
攪拌混合手段への樹脂粒子の供給状態を監視すべく、前
記掻き出し供給手段から落下せしめられる樹脂粒子が衝
突するように羽根が設けられていてその落下樹脂粒子に
より回転せしめられるようにされた羽根付き回転体と、
この羽根付き回転体の回転状態を検出する検知器と、か
らなる樹脂粒子供給状態検出手段が付設されていること
を特徴としている。
【0009】この場合、前記羽根付き回転体に設けられ
た羽根の基部側に切欠開口を形成することが好ましい態
様として挙げられる。また、樹脂粒子の詰まりや団子状
になる事態を防ぐべく、前記貯留手段に振動発生装置を
付設したり、あるいは、樹脂粒子が静電気により帯電す
るのを防止するために、加湿手段を付設したり、イオン
化ガスによる除電装置等を付設したりすることも好まし
い態様である。なかでも、加温することなく加湿するこ
とができる超音波式加湿器による加湿は特に好ましい態
様として挙げられる。
【0010】
【作 用】上述の如くの構成とされた本発明に係る樹脂
粒子配合装置においては、掻き出し供給手段から攪拌混
合手段へ樹脂粒子が落下供給されているときには、その
樹脂粒子により羽根付き回転体が回転せしめられ、逆に
樹脂粒子が攪拌混合手段に供給されていないときには、
羽根付き回転体が回転することなく停止せしめられるの
で、羽根付き回転体の回転状態(回転しているか否か及
び回転速度)を検知器により検知することにより、樹脂
粒子の攪拌混合手段への供給状態が自動的に検出され
る。
【0011】このようされることにより、例えばリサイ
クル粉砕粒子とバージン粒子等の異種類の樹脂粒子が貯
留手段から掻き出し供給手段を通じて滞りなく攪拌混合
手段に供給されているか否かを合理的かつ確実に検出で
き、供給が滞っている場合には直ちにその対策や復旧作
業をとり行うことが可能となり、それにより、常時適切
な比率の樹脂粒子混合物を得ることができ、不良成形品
の発生等を低減できる。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明に係る樹脂粒子配合装置の
一実施例を示している。図示例の樹脂粒子配合装置10
は、使用済みの発泡スチロール製品等の樹脂発泡体を粉
砕して得られた短径1〜10mm程度のリサイクル粉砕粒
子と新規に予備発泡させた前記と同程度の大きさのバー
ジン粒子とを一定の比率に混合するためのもので、リサ
イクル粉砕粒子とバージン粒子とをそれぞれ貯留するた
めの貯留手段を構成する2つのサイロ11、12と、こ
れらの各サイロ11、12から貯留樹脂粒子を定量的に
掻き出す掻き出し供給機構21、22と、これらの掻き
出しスクリュー21、22から供給された異種類の樹脂
粒子を攪拌混合する攪拌混合機30と、を備えている。
【0013】前記サイロ11、12は、支柱フレーム1
7に取り付けられていて、図1に加えて図2及び図3も
参照すればよくわかるように、それぞれ最下部に矩形の
排出口15、16(図3)が設けられたホッパー型の構
造を持ち、上面部に設けられた供給口13、14からリ
サイクル粉砕粒子とバージン粒子がそれぞれ投入される
ようになっている。
【0014】前記掻き出し供給機構21、22は、それ
ぞれ前記サイロ11、12の下側で前記攪拌混合機30
の本体ハウジング32の天板部32a上にその中心から
前後にずらした位置関係をもって設置されており、図3
を参照すればよくわかるように、ギヤードモーター2
5、26によりベルトもしくはチェーン25a、26a
を介して回転駆動される掻き出しスクリュー23、24
を備えている。
【0015】この掻き出しスクリュー23、24の外端
側に前記サイロ11、12の排出口15、16が位置せ
しめられ、該排出口15、16からリサイクル粉砕粒子
とバージン粒子が前記掻き出しスクリュー23、24に
より掻き出されて前記攪拌混合機30の天板部32aの
左右方向で見たセンターラインC上に設けられた矩形の
投入口27、28まで搬送され、該投入口27、28か
ら前記攪拌混合機30内に落下供給せしめられるように
なっている。この場合、攪拌混合機30への樹脂粒子供
給量は前記掻き出しスクリュー23、24の回転速度に
より調整され、攪拌混合機30へのリサイクル粉砕粒子
とバージン粒子との供給量の比率を一定に維持できるよ
うになっている。
【0016】そして、前記攪拌混合機30は、図1に加
えて図4及び図5をも参照すればよくわかるように、キ
ャスター52が設けられた4本の足フレーム54に支持
された正面視が矩形で側面視(図2)が概略U字状の本
体ハウジング32と、この本体ハウジング30に水平に
横架されて一側下部に設置されたギヤードモーター34
によりベルト34aを介して回転駆動される主軸35
と、この主軸と一体に回転するようにされた攪拌羽根4
0と、を備えている。
【0017】ここでは、前記主軸35には、その両端部
と中央部にそれぞれ上下又は左右で対をなすように18
0度の角度間隔を開けて上下又は左右に3本づづ計6本
の支柱41、42、43、44、45、46が突設され
るとともに、上側又は左側の支柱41〜43の上端部を
連結するように横辺部47が一体的に取着され、また、
下側又は右側の支柱44〜45の上端部を連結するよう
に横辺部48が一体的に取着されている。
【0018】前記攪拌羽根40は、前記主軸35の両端
部と中央部に突設された上下3本づづの支柱間(41−
42間、42−43間、44−45間、45−46間)
にそれぞれ「く」字状に屈曲した状態で固定支持された
複数の金属製の細長板体で構成されている。より詳細に
は、前記上下又は左右の各支柱41〜46にそれぞれ高
さ方向に一定の間隔をあけて前記「く」字状に屈曲せし
められた細長板体からなる攪拌羽根40、40、40、
─が2段づつ逆方向に突き出すように線対称で支持固定
されている。この場合、上段及び下段の攪拌羽根40、
40は平面視(図5)では中央の支柱42、45の両側
で一対の菱形を形成するよう配置されている。
【0019】この攪拌混合機30の正面側下部には混合
された樹脂粒子を成形機に空気輸送等により送り出すた
めの所要数の送出口39、39、─が突設されている
(図1)。上述の如くの構成を有する本実施例の攪拌混
合機30においては、攪拌羽根40、40、─がそれぞ
れ「く」字状に屈曲ないし湾曲せしめられた細長板体で
構成されているので、投入口27、28から攪拌混合機
30内に落下供給されたリサイクル粉砕粒子とバージン
粒子とは攪拌羽根40、40、─により回転方向に押動
されつつ混ぜ合わせられながら左右方向にも押動されつ
つ混ぜ合わせられる。
【0020】そのため、リサイクル粉砕粒子とバージン
粒子とを迅速にかつ一定の比率で均一に攪拌混合するこ
とができることは勿論、細長板体で構成された攪拌羽根
40、40、─が用いられているので、従来の螺旋羽根
が用いられたものに比して低コストで容易に製作するこ
とができるとともに、メンテナンスコスト等も低く抑え
ることができる。
【0021】上記構成に加え、本実施例においては、前
記掻き出し供給機構21、22から前記攪拌混合機30
への樹脂粒子の供給状態(供給されているか否か)を監
視すべく、前記攪拌混合機30の天板部32aの下面に
は、図6及び図7に示される如くの樹脂粒子供給状態検
出機構61、62が配設されている。この樹脂粒子供給
状態検出機構61、62は、基本的には同一構成とされ
ていて、前記掻き出しスクリュー23、24により投下
口27、28から攪拌混合機30に落下供給される樹脂
粒子が衝突するように羽根63が設けられていて落下樹
脂粒子(リサイクル粉砕粒子P、バージン粒子Q)によ
り、一対のL字形ブラケット61a、61b及び62
a、62bに軸着された回転軸64が回転せしめられる
ようにされた羽根付き回転体65と、この回転体65の
回転軸64の一端部に固定された外周部に所定個数の凹
凸が形成されたシグナルディスク67及びこのシグナル
ディスク67の外周部を挟むように対向配置される発光
器及び受光器を有する公知の「コ」字状のフォトカプラ
68を備えた光学式の検知器70と、からなっている。
【0022】この場合、前記羽根付き回転体65の回転
軸64に等角度(90度)間隔をもって固定された4枚
の羽根63にはその基部側(回転軸側)に矩形の切欠開
口63aが形成されている。このように羽根63の基部
側に切欠開口63aが形成されることにより、樹脂粒子
が静電気等により羽根63に団子状に付着してしまう事
態を低減できる。
【0023】前記検知器70は、前記フォトカプラ68
をシグナルディスク67の凹部が通過する毎にパルスを
発生し、このパルス列からなる検出信号をコントロール
ユニット(制御盤)100(図8)に供給するようにな
っている。コントロールユニット100は、前記検出信
号のパルス間隔を計測し、先に来たパルスから一定時間
以上経過しても後のパルスが来ないときには、前記羽根
付き回転体65が回転していないと、すなわち、前記投
入口27又は28からリサイクル粉砕粒子又はバージン
粒子が落下供給されていないと判断して、例えば、制御
盤等に設けられた警報72を鳴らしたり、警告ランプ7
3を点滅させたりして異常が発生したことを管理者に報
知するとともに、このときにはリサイクル粉砕粒子又は
バージン粒子の供給比率が所期のものとならないので、
掻き出し供給機構21、22や攪拌混合機30の動作を
停止させるべく、各モーター25、26、34への電力
供給を停止するようにされる。
【0024】また、上記に加え、前記サイロ11、12
の側周部には、貯留樹脂粒子が円滑に排出口15、16
から掻き出し供給機構21、22に供給されるようにす
べく、それぞれ偏心重錘式あるいは超音波振動式等の振
動発生装置72が取り付けられている。また、攪拌混合
機30の本体ハウジング32の一側部には、送風機付き
超音波式加湿器74が取り付けられており、この加湿器
74から攪拌混合機30内に加湿空気が供給されるよう
になっている。それにより、樹脂粒子同士が擦り合うこ
とによって発生する静電気が低減され、樹脂粒子が各部
に付着したり団子状となって混合されなくなったり、送
出口39、39、─に詰まったりする事態が低減され
る。なお、上記振動発生装置72及び加湿器74も前記
制御盤100でその動作を制御できるようになってい
る。
【0025】前述したように本実施例の樹脂粒子配合装
置10においては、掻き出し供給機構21、22から攪
拌混合機30へ樹脂粒子が落下供給されているときに
は、その樹脂粒子により羽根付き回転体65が回転せし
められ、逆に樹脂粒子が攪拌混合機30に落下供給され
ていないときには、羽根付き回転体65が回転すること
なく停止せしめられるので、羽根付き回転体65の回転
状態(回転しているか否か及び回転速度)を検知器70
から得られる検出信号(パルス信号)に基づいて樹脂粒
子の攪拌混合機30への供給状態が自動的に検出され
る。
【0026】このようされることにより、リサイクル粉
砕粒子とバージン粒子等の異種類の樹脂粒子がサイロ1
1、12から掻き出し供給機構21、22を通じて滞り
なく攪拌混合機30に供給されているか否かを合理的か
つ確実に検出でき、供給が滞っている場合には直ちにそ
の対策や復旧作業をとり行うことが可能となり、それに
より、常時適切な比率の樹脂粒子混合物を得ることがで
き、不良成形品の発生等を低減できる。
【0027】なお、以上は2種類の樹脂粒子を攪拌混合
する場合を例にとって説明したが、混合すべき樹脂粒子
の種類は2種類に限られることはなく3種類以上でも同
様に対応でのることは勿論である。また、上述の例では
検知器として光学式のものが使用れれているが、それに
限られることはなく、磁気式等の他の公知の回転センサ
ーを利用してもよいことは勿論である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係る樹脂粒子配合装置によれば、例えばリサイクル
粉砕粒子とバージン粒子等の異種類の樹脂粒子が貯留手
段から掻き出し供給手段を通じて滞りなく攪拌混合手段
に供給されているか否かを合理的かつ確実に検出でき、
供給が滞っている場合には直ちにその対策や復旧作業を
とり行うことが可能となり、それにより、常時適切な比
率の樹脂粒子混合物を得ることができ、不良成形品の発
生等を低減できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る異種粒子攪拌混合機の一実施例が
適用された樹脂粒子配合装置を示す斜視図。
【図2】図1に示される装置の側面図。
【図3】図2のA−A矢視線に従う断面図。
【図4】図1に示される攪拌混合機の主要部の詳細を示
す斜視図。
【図5】図2のB−B矢視線に従う断面図。
【図6】図1の装置に付設された一対の樹脂粒子供給状
態検出機構を示す斜視図。
【図7】図1の装置に付設された樹脂粒子供給状態検出
機構の詳細を示す斜視図。
【図8】図1の装置の制御系を示す概略図。
【符号の説明】
10 樹脂粒子配合装置 11、12 サイロ 21、22 掻き出し供給機構 30 攪拌混合機 40 攪拌羽根 61、62 樹脂粒子供給状態検出機構 65 羽根付き回転体 70 検知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 105:04 105:26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異種類の樹脂粒子が貯留される複数の貯
    留手段と、これらの各貯留手段の下部に設けられて貯留
    樹脂粒子を定量的に掻き出して下方に落下させる掻き出
    し供給手段と、これらの掻き出し供給手段の下方に配置
    されて前記異種類の樹脂粒子を攪拌混合する攪拌混合手
    段と、を備え、 前記各掻き出し供給手段から前記攪拌混合手段への樹脂
    粒子の供給状態を監視すべく、前記掻き出し供給手段か
    ら落下せしめられる樹脂粒子が衝突するように羽根が設
    けられていてその落下樹脂粒子により回転せしめられる
    ようにされた羽根付き回転体と、この羽根付き回転体の
    回転状態を検出する検知器と、からなる樹脂粒子供給状
    態検出手段が付設されていることを特徴とする樹脂粒子
    配合装置。
  2. 【請求項2】 前記羽根付き回転体に設けられた羽根の
    基部側に切欠開口が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の樹脂粒子配合装置。
  3. 【請求項3】 前記貯留手段に振動発生装置が付設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の樹脂粒子配合装
    置。
  4. 【請求項4】 前記攪拌混合手段に加湿手段が付設され
    ていることを特徴とする請求項1記載の樹脂粒子配合装
    置。
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