JPH08141913A - ブラスト加工装置 - Google Patents

ブラスト加工装置

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JPH08141913A
JPH08141913A JP6302806A JP30280694A JPH08141913A JP H08141913 A JPH08141913 A JP H08141913A JP 6302806 A JP6302806 A JP 6302806A JP 30280694 A JP30280694 A JP 30280694A JP H08141913 A JPH08141913 A JP H08141913A
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abrasive
blast
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abrasives
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JP6302806A
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Masabumi Mogi
正文 茂木
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済みの研磨材の回収効率を向上させる。 【構成】 キャビネット91内に複数個のブラストガン
5を設ける。ブラストガン5から噴射された研磨材99
等を回収するホッパ92、回収ダクト93からなる回収
装置9を設ける。回収装置9の下流側にフィルタ6を介
して調整装置1を設ける。この調整装置1は、大気圧導
入バルブ19を有するバッファ装置18と、バッファ装
置18から複数の経路に分岐される分岐路15、16
と、各分岐路15、16の途中に設けられるダンパ1
1、12及び圧力計13、14と、からなる。調整装置
1の下流側に、複数のサイクロン21、22及び集塵装
置24からなる分級装置2を設ける。分級装置2の各サ
イクロン21、22にて分級された研磨材99を集める
集合タンク3を設ける。集合タンク3に集められた研磨
材99をブラストガン5へ供給する供給ポンプ7を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キャビネット内に複数
のブラストガンを有する大形のブラスト加工装置に関す
るものであり、特に、このような大形のブラスト加工装
置における使用済み研磨材の分級性能を向上させるよう
にしたブラスト加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における、大容量の大形のブラスト
加工装置は、例えば、図2に示す如く、大形のキャビネ
ット910内に複数個のブラストガン50を有し、これ
らの複数個のブラストガン50から噴射された使用済み
研磨材等を、ホッパ920、回収ダクト930等を介し
て回収し、これらの回収研磨材等を、大形(大容量)の
サイクロン20へと導入し、ここで分級された研磨材を
回収タンク30に集合させ、これらを供給ポンプ70に
て、供給路720へと送り出し、再度、ブラストガン5
0から噴射させるようにしているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ものは、ホッパ920及び回収ダクト930からサイク
ロン20へと導入される研磨材あるいは研削屑等の量
も、大量の値となっている。従って、これら大量の研磨
材等を分級するサイクロン20も大容量のものが要求さ
れることとなる。その結果、当該サイクロン20は、大
形のものが設置されることとなるとともに、当該サイク
ロン20に負圧を導入する集塵装置40も大形のものが
採用されることとなる。すなわち、サイクロン20に導
入される負圧は高い値となっている。従って、サイクロ
ン20内にて行なわれる分級作業においては、比重が大
きく、本来なら再使用に勘え得る研磨材までが、集塵装
置40側に吸引されてしまうこととなる。その結果、サ
イクロンにて分級される研磨材の回収効率が低下すると
いう問題点がある。また、上記集塵装置40からの導入
負圧を低くして、研磨材の回収率を上げるとすると、研
磨材どうしが固まって大きくなった2次粒子、あるい
は、大きなゴミ等からなる大形の不純物等が、回収タン
ク30内に回収されるようになり、これらが供給ポンプ
70、あるいは供給路720、更にはブラストガン50
等を目詰まりさせることとなる。このような問題点を解
決するために、分級装置であるサイクロンを小形のもの
とし、しかも、これらを複数台設置し、これらによっ
て、研磨材の回収効率を向上させるようにした、ブラス
ト加工装置を提供しようとするのが、本発明の目的(課
題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、微粉体状の研磨材を、加工物(ワー
ク)に向かって噴射させるブラストガンと、当該ブラス
トガン等を内蔵するキャビネットと、上記ワークの加工
に供された研磨材を回収する回収装置と、当該回収装置
にて回収された研磨材等を分級する分級装置と、当該分
級装置にて分級された研磨材を上記ブラストガンへ供給
する供給ポンプ等からなるブラスト加工装置に関して、
上記キャビネット内に設置されるブラストガンを複数個
設け、当該複数個のブラストガンから噴射された使用済
みの研磨材を回収するホッパ及び回収ダクトからなる回
収装置を設け、当該回収装置にて回収された使用済みの
研磨材を複数の経路に分配するとともに、各経路内にお
ける研磨材の流動量を調整する調整装置を設け、当該調
整装置から送られて来る使用済みの研磨材を分級するも
のであって、複数のサイクロンからなる分級装置を設
け、当該分級装置の各サイクロンにて分級された研磨材
を収集する集合タンクを設け、当該集合タンクに集めら
れた研磨材を、上記複数のブラストガンへ供給する供給
ポンプを設けてなる構成を採ることとした。
【0005】また、これら構成からなるブラスト加工装
置において、上記調整装置を、大気圧導入バルブを有す
るとともに、当該大気圧導入バルブから導入される2次
空気にて、本調整装置及び上記分級装置内の吸引力を安
定化させるバッファ装置と、当該バッファ装置から複数
の経路に分岐されるとともに上記分級装置における各サ
イクロンへと連結される分岐路と、当該各分岐路の途中
に設けられるダンパ及び圧力計と、からなるようにし
た。
【0006】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明において
は、次のような作用を呈することとなる。まず、図1に
示す如く、キャビネット91内にて複数のブラストガン
5から噴射された研磨材99は、ワークの加工を行なっ
た後、当該ワークから削り出された研削屑等と一緒にな
って、上記キャビネット91内に浮遊することとなる。
そして、ある一定時間経過後には、ホッパ92へと落下
する。このポッパ92内に集められた研磨材99等は、
回収ダクト93を経由して、図1の調整装置1、更には
分級装置2へと吸引される。
【0007】このような過程において、本発明において
は、上記回収ダクト93から送り出された研磨材99等
は、まず、フィルタ6のところで、大きな不純物(ゴ
ミ)等が取り除かれる。すなわち、第一次の選別が行な
われる。このフィルタ6のところで第一次の選別を受け
た研磨材99等は、次のバッファ装置18へと送られ
る。このバッファ装置18には、2次空気導入のための
大気圧導入バルブ19が設けられており、この大気圧導
入バルブ19から適当に調整された2次空気が導入さ
れ、この2次空気の流れによって、上記バッファ装置1
8内に導入された研磨材99等は、加速されて、分岐路
15、16へと分配されて行く。
【0008】この分岐路15、16には、分級装置2か
らの負圧が作用しているので、分岐路15、16に分配
された研磨材99等は、上記負圧によって、分級装置2
を形成する各サイクロン21、22へと吸引されて行
く。ところで、本発明においては、上記分級装置2を形
成するサイクロンは、複数個設けられており、上記分岐
路も、上記サイクロンの数に応じて設定されているもの
である。そして、当該各サイクロンは、同じ能力(性
能)のものが設置されており、従って、各分岐路15、
16に負荷される負圧の値も、本来ならば同じ値になる
はずであるが、各分岐路15、16の長さ、取付位置等
によって、各分岐路15、16内の負圧の状態に差異が
生ずる場合がある。これらの差異を調整すべく、本発明
においては、上記各分岐路15、16の途中に、圧力計
13、14、及び当該圧力計13、14の指示に従って
上記各分岐路15、16内の負圧を微調整するダンパ1
1、12が設けられている。この各ダンパ11、12の
開度を調整することによって、各サイクロン21、22
に導入(吸引)される研磨材99等の量に差異が生じな
いようにしている。
【0009】このように、分級装置2の各サイクロン2
1、22には、同等量の研磨材99等が吸引されるよう
になっており、このようにして各サイクロン21、22
に吸引された研磨材99等は、同じ状態で分級されるこ
ととなる。従って、各サイクロン21、22にて分級さ
れて、集合タンク3に集められる研磨材99は、その粒
子の状態も均一化されることとなる。また、本発明にお
いては、上記各サイクロン21、22は、容量的に小形
のものが採用されているので、作用する負圧も、あまり
高いものとはなっておらず、分級されて集合タンク3に
収集される研磨材99の量も、ある程度の量が確保され
ることとなる。すなわち、研磨材99の回収効率は高い
値が確保されることとなる。
【0010】このようにして、集合タンク3に収集され
た研磨材99は、供給ポンプ7にて供給路72へと送り
出され、ここから、各ブラストガン5へと供給される。
そして、当該ブラストガン5に供給された研磨材99
は、再度、当該各ブラストガン5から噴射されて、ワー
クの加工に供されることとなる。このようにして研磨材
の循環作用が行なわれることとなる。
【0011】
【実施例】本発明の実施例について、図1を基に説明す
る。本実施例の構成は、キャビネット91内に収納さ
れ、ワークに向かって研磨材99を噴射する複数個のブ
ラストガン5と、上記キャビネット91の下方部に設け
られるものであって、上記各ブラストガン5から噴射さ
れた使用済みの研磨材99等を収集するホッパ92、及
び当該ホッパ92に連続して設けられる回収ダクト93
等からなる回収装置9と、当該回収装置9にて回収され
た研磨材99等を、複数の経路に分配するとともに、当
該各経路内における研磨材99等の流動量を調整する調
整装置1と、当該調整装置1にて適当に分配された研磨
材99等を分級するものであって、複数のサイクロン等
からなる分級装置2と、当該分給装置2にて分給された
研磨材99を集合させる集合タンク3と、当該集合タン
ク3に集められた分級後の研磨材99を上記ブラストガ
ン5へ供給する供給ポンプ7と、からなることを基本と
するものである。
【0012】このような基本構成において、上記ブラス
トガン5は、複数個設置されており、本実施例において
は、4個ないし8個が設置されるようになっているもの
である。また、このような、多数のブラストガン5から
噴射された研磨材99、及びワークから削り出された研
削屑等が一次的に集められるホッパ92は、耐久性等を
考慮してステンレス鋼板にて形成されているものであ
る。このようにしてホッパ92に集められ、更には、回
収ダクト93を介して送り出される研磨材99等が、最
初にふるいにかけられるフィルタ6は、上記調整装置1
の入口のところに設けられているものであり、メッシュ
状のスクリーン等からなるものである。従って、上記回
収ダクト93から送り出された研磨材99等に含まれる
大きな不純物等は、このフィルタ6のところで除去され
ることとなる。
【0013】このようにして、大きな不純物の取り除か
れた研磨材99等を、複数の分岐路へと分配する調整装
置1は、図1に示す如く、上記フィルタ6の下流側に設
けられ、所定の空間を有するバッファ装置18と、当該
バッファ装置18から、次の分級装置2の各サイクロン
の入口に向かって形成される分岐路15、16と、当該
分岐路15、16の途中に設けられるダンパ11、12
及び当該ダンパに連続して設けられる圧力計13、14
と、からなるものである。なお、これら分岐路並びにダ
ンパ及び圧力計は、次の分級装置2のサイクロンの数に
応じて設けられるものであり、本実施例においては、2
台のサイクロン21、22が設置されていることより、
分岐路15、16、ダンパ11、12、及び圧力計1
3、14は2個づつ設けられるようになっている。
【0014】また、このような構成におて、上記バッフ
ァ装置18には、可変バルブからなる大気圧導入バルブ
19が設けられており、当該大気圧導入バルブ19を介
して、適当量の大気(空気)が上記バッファ装置18内
へ、2次空気として導入されるようになっている。この
2次空気の導入によって、バッファ装置18内へ導入さ
れた研磨材99等は、加速されて、各分岐路15、16
を経て、各サクロン21、22へと導かれることとな
る。また、この2次空気の作用によって、本調整装置1
内における研磨材99等の流動状態が、安定化されるこ
ととなる。
【0015】このような構成からなるバッファ装置18
の下流側には、分岐路15、16が設けられているとと
もに、当該各分岐路15、16には、ダンパと圧力計と
が対の状態で設けられるようになっている。従って、オ
ペレータ(作業者)等は、上記各分岐路15、16に設
けられた圧力計13、14のメータを見ることによっ
て、二つの分岐路15、16内の圧力(負圧)の差異を
読み取り、これら負圧の差異を是正するように、これら
圧力計13、14と対の状態で設置されているダンパ1
1、12の開度(θ1 ,θ2 )を調整することができる
ようになっている。このダンパ11、12の開度(θ
1 ,θ2 )を調節することによって、次の分級装置2に
おける各サイクロン21、22に導入される研磨材99
等の量を調整することができるようになっている。すな
わち、各サイクロン21、22が、最適の分級機能を発
揮することができるようになっている。
【0016】このような構成からなる調整装置1の各分
岐路15、16から導入される研磨材99等の分級作用
を行なう分級装置2は、図1に示す如く、複数個のサイ
クロン、本実施例においては2台のサイクロン21、2
2と、当該サイクロン21、22の出口側に連結され、
これらサイクロン21、22にて分級されたものであっ
て、比較的比重の軽い研削屑等が収集される集塵装置2
4と、からなるものである。このような構成からなるも
のにおいて、本実施例において採用されるサイクロン2
1、22は、2台とも同じ性能を有するものであり、小
形で、研磨材99の回収能力の高いものが採用されてい
る。また、上記集塵装置24にて生成される負圧は、そ
の値が、あまり高くないものとなっている。従って、上
記サイクロン21、22にて分級されて、回収される研
磨材99の中には、比重の大きい不純物等が含まれるこ
ととなるおそれがあるが、本実施例においては、上記調
整装置1の上流側に、第一次の選別を行なうフィルタ6
が設けられていることより、ここで大きな不純物(ゴ
ミ)等は除去されることとなるので、上記サイクロン2
1、22のところでは、大きな不純物は、すでに存在し
なくなっている。従って、低い負圧にて、研磨材99を
高い効率で回収するようにしても、何んら問題が生じ無
い。
【0017】このような構成からなるサイクロン21、
22の下流側には、当該各サイクロン21、22にて分
級された研磨材99を収集する集合タンク3が設けられ
ている。そして、この集合タンク3に集められた研磨材
99は、モータ71にて駆動される供給ポンプ7にて、
供給路72へと供給され、上記キャビネット91内に設
置されている各ブラストガン5へと送られるようになっ
ている。ところで、この供給ポンプ7とブラストガン5
との間の関係は、本実施例においては、一個の供給ポン
プ7にて各ブラストガン5へと研磨材99が供給される
ようになっているが、この外に、複数の供給ポンプを設
け、これら各供給ポンプから個別の供給路を設け、各ブ
ラストガンへと、一対一の関係で連結させるようにする
ことも可能である。このように、各供給ポンプと各ブラ
ストガンとを対の状態で結合させることによって、各ブ
ラストガンへ供給される研磨材の密度を変化させること
ができ、これによって各ブラストガン5から噴射される
研磨材99の密度を変化させることができるようにな
る。このように、ブラストガン5からの研磨材99の噴
射密度に差異をもたせることによって、複雑なブラスト
加工を行なわせることができるようになる。
【0018】このような構成からなる本実施例の作動態
様等について説明する。なお、本実施例の作動態様は、
上記作用の欄のところで説明したものと、基本的には同
じである。すなわち、図1に示す如く、各ブラストガン
5から噴射された研磨材99は、ワークから削り出され
た研削屑等と一緒になって、ホッパ92へと落下して行
き、ここで集められて回収ダクト93から調整装置1へ
と送り出される。ところで、本実施例においては、調整
装置1の入口のところにフィルタ6が設けられており、
このフィルタ6のところで、大きな不純物(ゴミ)等は
除去されるようになっている。そして、このように大き
な不純物の除かれた研磨材99等は、バッファ装置18
に導入される。
【0019】そして、ここで2次空気の導入を受けて、
上記研磨材99等は加速されて、各分岐路15、16へ
と分配されて行く。なお、この分岐路15、16にはダ
ンパ11、12が設けられているので、このダンパ1
1、12の各開度(θ1 ,θ2)を調整することによっ
て、各分岐路15、16内を流動する研磨材99等の量
が調整される。具体的には、次の分級装置2を形成する
各サイクロン21、22への導入研磨材99の量が均等
になるように調整される。このように調整された研磨材
99等が、次の分級装置2の各サイクロン21、22へ
と吸引され、ここで分級作用が行なわれ、再使用される
べき研磨材99が集合タンク3に収集される。そして、
この収集された研磨材99は、供給ポンプ7にて、供給
路72へと送り出され、当該供給路72を経由して各ブ
ラストガン5へと供給される。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、微粉体状の研磨材を、
加工物(ワーク)に向かって噴射させるブラストガン
と、当該ブラストガン等を内蔵するキャビネットと、上
記ワークの加工に供された研磨材を回収する回収装置
と、当該回収装置にて回収された研磨材等を分級する分
級装置と、当該分級装置にて分級された研磨材を上記ブ
ラストガンへ供給する供給ポンプ等からなるブラスト加
工装置に関して、上記キャビネット内に設置されるブラ
ストガンを複数個設け、当該複数個のブラストガンから
噴射された使用済みの研磨材を回収するホッパ及び回収
ダクトからなる回収装置を設け、当該回収装置にて回収
された使用済みの研磨材を、複数の経路に分配するとと
もに、各経路内における研磨材等の流動量を調整する調
整装置を設け、当該調整装置から送られて来る使用済み
の研磨材を分級するものであって、複数のサイクロンか
らなる分級装置を設け、当該分級装置の各サイクロンに
て分級された研磨材を収集する集合タンクを設け、当該
集合タンクに集められた研磨材を、上記複数のブラスト
ガンへ供給する供給ポンプを設けてなる構成を採ること
としたので、小形の複数個のサイクロンにて、かつ、低
負圧にて、研磨材等の分級をすることができるようにな
り、再使用のための研磨材の回収効率を高めることがで
きるようになった。これによって、研磨材の循環を効率
的に行なうことができるようになり、ブラスト加工の効
率向上を図ることができるようになった。
【0021】また、上記調整装置を、大気圧の導入され
る大気圧導入バルブを有するバッファ装置と、当該バッ
ファ装置に連続して設けられる分岐路と、当該分岐路の
途中に設けられるダンパ及び圧力計と、からなるように
したので、上記大気圧導入バルブを調整することによっ
て、バッファ装置を初めとした調整装置内の吸引力を安
定化させることができるようになった。また、各ダンパ
の開度を調整することによって、各分岐路内の負圧を均
等化することができるようになった。その結果、各サイ
クロンに吸引される研磨材の量を均等にすることができ
るようになり、各サイクロンの分級性能を最高の状態に
発揮させることができるようになった。すなわち、研磨
材の回収効率を高めることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すスケルトン図である。
【図2】従来例の全体構成を示すスケルトン図である。
【符号の説明】
1 調整装置 11 ダンパ 12 ダンパ 13 圧力計 14 圧力計 15 分岐路 16 分岐路 18 バッファ装置 19 大気圧導入バルブ 2 分級装置 21 サイクロン 22 サイクロン 24 集塵装置 3 集合タンク 5 ブラストガン 6 フィルタ 7 供給ポンプ 71 モータ 72 供給路 9 回収装置 91 キャビネット 92 ホッパ 93 回収ダクト 99 研磨材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粉体状の研磨材を、加工物(ワーク)
    に向かって噴射させるブラストガンと、当該ブラストガ
    ン等を内蔵するキャビネットと、上記ワークの加工に供
    された研磨材を回収する回収装置と、当該回収装置にて
    回収された研磨材等を分級する分級装置と、当該分級装
    置にて分級された研磨材を上記ブラストガンへ供給する
    供給ポンプ等からなるブラスト加工装置において、上記
    キャビネット内に設置されるブラストガンを複数個設
    け、当該複数個のブラストガンから噴射された使用済み
    の研磨材を回収するホッパ及び回収ダクトからなる回収
    装置を設け、当該回収装置にて回収された使用済み研磨
    材を複数の経路に分配するとともに、各経路内における
    研磨材の流動量を調整する調整装置を設け、当該調整装
    置から送られて来る研磨材を分級するものであって、複
    数のサイクロンからなる分級装置を設け、当該分級装置
    の各サイクロンにて分級された研磨材を収集する集合タ
    ンクを設け、当該集合タンクに集められた研磨材を上記
    各ブラストガンへ供給する供給ポンプを設けることとし
    た構成からなることを特徴とするブラスト加工装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブラスト加工装置におい
    て、上記調整装置を、大気圧導入バルブを有するととも
    に、当該大気圧導入バルブから導入される2次空気に
    て、本調整装置及び上記分級装置内の吸引力を安定化さ
    せるバッファ装置と、当該バッファ装置から複数の経路
    に分岐されるとともに上記分級装置の各サイクロンへと
    連結される分岐路と、当該各分岐路の途中に設けられる
    ダンパ及び圧力計と、からなるようにしたことを特徴と
    するブラスト加工装置。
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Cited By (3)

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KR20040050607A (ko) * 2002-12-10 2004-06-16 김도훈 가네트 자동공급 및 블라스팅 장치
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CN103338867A (zh) * 2011-06-02 2013-10-02 新东工业株式会社 分级装置和分级方法、以及具备该分级装置的喷丸加工装置和喷丸加工方法

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