JPH08141517A - 選別方法及び選別装置 - Google Patents

選別方法及び選別装置

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JPH08141517A
JPH08141517A JP6314065A JP31406594A JPH08141517A JP H08141517 A JPH08141517 A JP H08141517A JP 6314065 A JP6314065 A JP 6314065A JP 31406594 A JP31406594 A JP 31406594A JP H08141517 A JPH08141517 A JP H08141517A
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Japan
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electromagnet
aluminum
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high speed
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JP6314065A
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Hajime Tada
始 多田
Masayoshi Mitsumine
正義 三峰
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MARUKI CO Ltd
MARUKI KK
Original Assignee
MARUKI CO Ltd
MARUKI KK
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    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07CPOSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
    • B07C5/00Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
    • B07C5/34Sorting according to other particular properties
    • B07C5/344Sorting according to other particular properties according to electric or electromagnetic properties
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03CMAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
    • B03C1/00Magnetic separation
    • B03C1/02Magnetic separation acting directly on the substance being separated
    • B03C1/025High gradient magnetic separators
    • B03C1/031Component parts; Auxiliary operations
    • B03C1/033Component parts; Auxiliary operations characterised by the magnetic circuit
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B03SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B03C1/23Magnetic separation acting directly on the substance being separated with material carried by oscillating fields; with material carried by travelling fields, e.g. generated by stationary magnetic coils; Eddy-current separators, e.g. sliding ramp
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    • B03C2201/00Details of magnetic or electrostatic separation
    • B03C2201/20Magnetic separation whereby the particles to be separated are in solid form

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウム製の空き缶を鉄製の空き缶やビ
ンから容易に選別できる方法及び装置を提供する。 【構成】 ドラム22内に、複数の電磁石陽極部及び電
磁石陰極部が交互かつ一定間隔にドラム22の内周に沿
って整列された電磁石配列部を備え、その電磁石配列部
をドラム22内で回転軸29の周りに高速回転させて渦
電流を発生させ、アルミニウム製の空き缶12のみに付
勢力を作用させ、所定方向へ誘導し得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として非磁性金属か
らなる空き缶等を、他の材料からなる空き缶等から選別
する選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、少資源対策や環境保全の観点か
ら、廃棄物のリサイクル運動が展開されている。この一
例として、使用済の空き缶を収集して再利用するリサイ
クル運動がある。この空き缶のリサイクル運動は、各家
庭から収集した空き缶をアルミニウム缶と鉄缶とに選別
し、それぞれ別個に再利用し又は廃却することにより行
われている。この空き缶の選別は、各家庭から空き缶を
収集した業者等において、作業者の手作業によって行わ
れていた。また、地方によっては、各家庭が空き缶をゴ
ミとして出す場合に、アルミニウム缶と鉄缶とに仕分け
して出すように義務付けられていることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、空き缶によっ
ては、アルミニウム缶と鉄缶との見分けがつかず、作業
者の目で選別するのが困難なことがあった。また、各家
庭において、一般の主婦が選別するのは困難であった。
このため、アルミニウム缶の中に鉄缶が混じってしま
い、後で処理して再利用することができないことがあっ
た。さらに、ジュース等を飲んだ後の空き缶を人の手作
業によって選別するのは、衛生上も好ましくなかった。
【0004】ここで、手作業によらずに空き缶を選別す
る方法として、磁石によって鉄缶のみを吸着して選別す
る方法も考えられるが、ビンが混じっていた場合には、
アルミニウム缶とビンとの選別ができなかった。このた
め、アルミニウム缶の中にビンが混じってしまい、後で
処理して再利用することができないことがあった。
【0005】そこで、本発明者は、このような課題を解
決するべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る選別方法の
要旨とするところは、1又は2以上の電磁石陽極部と電
磁石陰極部とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿っ
て配列された電磁石配列部を、該円形状の周方向へ高速
回転させて非磁性金属に対する付勢力を生じさせるとと
もに、該非磁性金属を含む被選別物体群を高速回転する
該電磁石配列部に近接していく方向に送ることにより、
非磁性金属からなる被選別物体を所定方向へ誘導させて
選別することにある。
【0007】また、本発明に係る選別方法において、前
記非磁性金属がアルミニウム又はアルミニウム合金であ
ることにある。
【0008】また、本発明に係る選別装置の要旨とする
ところは、1又は2以上の電磁石陽極部と電磁石陰極部
とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列され
た電磁石配列部と、該電磁石配列部を該円形状の周方向
へ高速回転させる回転駆動手段と、該非磁性金属を含む
被選別物体群を該電磁石配列部に近接していく方向に送
る送り手段とを備え、該電磁石配列部を該円形状の周方
向へ高速回転させることによって生じる非磁性金属に対
する付勢力により、非磁性金属からなる被選別物体を所
定方向へ誘導させて選別することにある。
【0009】また、本発明に係る選別装置の要旨とする
ところは、1又は2以上の第一の磁性体と第二の磁性体
とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列さ
れ、第一の磁性体に陽極側磁力を伝達し第二の磁性体に
陰極側磁力を伝達する1又は2以上の電磁石を備えた電
磁石配列部と、該電磁石配列部を該円形状の周方向へ高
速回転させる回転駆動手段とを備え、該電磁石配列部を
該円形状の周方向へ高速回転させることによって生じる
非磁性金属に対する付勢力により、非磁性金属からなる
被選別物体を所定方向へ誘導させて選別することにあ
る。
【0010】また、かかる選別装置において、前記電磁
石配列部が略円柱形状であり、当該回転軸方向両端に、
前記電磁石から陽極側磁力を伝達される第一の磁性体円
盤及び前記電磁石から陰極側磁力を伝達される第二の磁
性体円盤を備え、前記第一の磁性体が該第一の磁性体円
盤から該円柱形状外周に沿って該回転軸と略平行に延び
て該第一の磁性体円盤から磁力を伝達され、前記第二の
磁性体が該第二の磁性体円盤から該円柱形状外周に沿っ
て該回転軸と略平行に延びて該第二の磁性体円盤から磁
力を伝達されることにある。
【0011】また、これら選別装置において、前記非磁
性金属がアルミニウム又はアルミニウム合金であること
にある。
【0012】
【作用】本発明に係る選別方法は、例えば空き缶を選別
する場合には、まず、アルミニウム製の空き缶、鉄製の
空き缶及びビン等が混ぜ合わさっている被選別物体群が
電磁石配列部の近辺へ送られる。ここで、電磁石配列部
は、電磁石陽極部と電磁石陰極部とが略円に沿って配列
されているとともに、その円の周方向へ回転駆動手段に
よって高速回転させられている。電磁石配列部が高速回
転させられることにより、電磁石配列部の円周上付近の
任意の点においては、陽極と陰極が交互に高速で通過す
ることとなる。円周上付近の任意の点において陽極と陰
極が交互に高速で通過している場合には、電磁石配列部
の円周付近に渦電流が生じると考えられる。円周付近に
渦電流が生じた場合には、電磁石配列部近辺に送られて
来た被選別物体群の中、非磁性金属体であるアルミニウ
ム製の空き缶に付勢力が作用する。
【0013】このようなアルミニウム製の空き缶に対す
る付勢力が作用すると、アルミニウム製の空き缶が電磁
石配列部から所定方向に誘導される。一方、鉄製の空き
缶は、電磁石配列部に生じている磁力によって電磁石配
列部外周に吸着するため、アルミニュウム製の空き缶及
びビンから仕分けられる。また、ビンは、電磁石配列部
に生じている磁力にも渦電流にも反応しないため、電磁
石配列部から落下して、アルミニュウム製の空き缶及び
鉄製の空き缶から仕分けられる。このようにして、アル
ミニウム製の空き缶と、鉄製の空き缶と、ビンとに仕分
けされる。
【0014】また、非磁性金属がアルミニウム又はアル
ミニウム合金である本発明の選別方法は、電磁石配列部
を高速回転させた場合に作用する付勢力の対象として、
アルミニウム又はアルミニウム合金を選択したものであ
る。これは、本発明者の経験から、アルミニウム又はア
ルミニウム合金である被選別物体に対する付勢力が大き
いことが認識されていることによる。
【0015】次に、本発明に係る選別装置は、例えば空
き缶の選別装置として用いる場合には、まず、アルミニ
ウム製の空き缶、鉄製の空き缶及びビンが混ぜ合わさっ
ている物体群が送り手段によって電磁石配列部の近辺へ
送られる。ここで、電磁石配列部が回転駆動手段によっ
て高速回転させられることにより、非磁性金属体である
アルミニウム製の空き缶に付勢力が作用し、アルミニウ
ム製の空き缶が電磁石配列部から所定方向に誘導され
る。
【0016】また、1又は2以上の第一の磁性体と第二
の磁性体とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って
配列され、第一の磁性体に陽極側磁力を伝達し第二の磁
性体に陰極側磁力を伝達する1又は2以上の電磁石を備
えた電磁石配列部を有する本発明の選別装置は、1又は
2以上の電磁石から1又は2以上の第一の磁性体及び第
二の磁性体に磁力が伝達される。1又は2以上の電磁石
から電磁力発生手段から第一の磁性体及び第二の磁性体
に磁力が伝達されるため、各電磁石陽極部又は電磁石陰
極部毎に電力を与えて磁力を生じさせるのと異なり、電
磁石の個数を少なくでき、電磁石に与える電力を低減で
きる。また、1又は2以上の第一の磁性体と第二の磁性
体とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列さ
れる構成であるため、電磁石自体を円形状に沿って配列
するのと異なり、配列する間隔内の干渉物による規制が
なく、第一の磁性体と第二の磁性体との間隔をより小さ
くすることが可能となる。第一の磁性体と第二の磁性体
との間隔をより小さくすることが可能となるため、陽極
と陰極の間隔をより小さくして、渦電流を効率的に発生
させることができる。
【0017】また、電磁石配列部が略円柱形状であり、
回転軸方向両端に、電磁石から陽極側磁力を伝達される
第一の磁性体円盤及び電磁石から陰極側磁力を伝達され
る第二の磁性体円盤を備え、第一の磁性体が第一の磁性
体円盤から円柱形状外周に沿って回転軸と略平行に延び
て第一の磁性体円盤から磁力を伝達され、第二の磁性体
が第二の磁性体円盤から円柱形状外周に沿って回転軸と
略平行に延びて第二の磁性体円盤から磁力を伝達される
本発明の選別装置は、第一の磁性体と第二の磁性体と
が、円柱形状外周に沿って回転軸と平行に延びるととも
に、交互かつ略一定間隔に配列されている。このため、
第一の磁性体と第二の磁性体との間隔を狭くしつつ、円
柱形状外周に沿って回転軸と平行に長く延びるように構
成でき、磁力の密度を高くして、渦電流を効果的に発生
させることが可能となる。また、第一の磁性体円盤及び
第一の磁性体からなる第一の部品と、第二の磁性体円盤
及び第二の磁性体からなる第二の部品とを組み合わせて
構成できるため、製造が容易になる。
【0018】また、非磁性金属がアルミニウム又はアル
ミニウム合金である本発明の選別装置は、電磁石配列部
を高速回転させた場合に作用する付勢力の対象として、
アルミニウム又はアルミニウム合金を選択したものであ
る。これは、本発明者の経験から、アルミニウム又はア
ルミニウム合金である被選別物体に対する付勢力が大き
いことが認識されていることによる。
【0019】
【実施例】次に、本発明に係る選別装置の実施例につい
て、図面に基づいて詳しく説明する。
【0020】図1において、符号10は本発明に係る選
別装置である。この選別装置10は、アルミニウム製の
空き缶12、鉄製の空き缶14及びビン16が混ざり合
わさっている被選別物体群を、フィーダー18からベル
トコンベア(送り手段)20に載せてドラム22上まで
送り、アルミニウム製の空き缶(被選別物体)12をケ
ース24へ、鉄製の空き缶(被選別物体)14をケース
26へ、ビン(被選別物体)16をケース27へそれぞ
れ誘導させて、物体群を選別するように構成されてい
る。
【0021】ここで、ドラム22内には、図2に示すよ
うに、N極(電磁石陽極部)をドラム22の内側にした
電磁石28aと、S極(電磁石陰極部)をドラム22の
内側にした電磁石28bとが、交互かつ一定間隔に、ド
ラム22の内周円に沿って複数個配列されている。これ
ら電磁石28a及び28bは、回転治具(電磁石配列
部)30に固定されている。すなわち、回転治具30が
ベルト32を介して図示しない電動モーター(回転駆動
手段)によってドラム30とは別個に高速回転させられ
ることにより、渦電流が生じてアルミニウムのような非
磁性金属に対して付勢力Fが生じるようにされている。
【0022】ここで、電磁石28a及び28bに伝達す
る電圧は特に限定されることはないが、発明者の経験か
ら200V程度が好ましい。また、回転治具30を回転
させる回転数は特に限定されることはないが、渦電流を
効率良く生じさせて非磁性金属を誘導するためには、発
明者の経験から2000rpm程度が好ましい。
【0023】このような本発明の選別装置10は、図1
に示すように、まず、アルミニウム製の空き缶12、鉄
製の空き缶14及びビン16が混ぜ合わさっている物体
群がフィーダー18に貯められる。フィーダー18に貯
められた物体群は、ベルトコンベア20上に落とされ、
ドラム22上まで送られる。
【0024】ここで、ドラム22内では、図2に示すよ
うに、電磁石28a及び28bが配列された回転治具3
0が高速回転させられており、回転治具30の円周上付
近の任意の点においては、陽極と陰極が交互に高速で通
過することとなる。円周上付近の任意の点において陽極
と陰極が交互に高速で通過するため、円周上付近では渦
電流が生じると考えられる。円周上付近で渦電流が生じ
ると、送られて来た物品群の中、非磁性金属体であるア
ルミニウム製の空き缶12に付勢力が作用すると考えら
れ、結果的に空き缶12をドラム22上から送り方向に
飛ばす力Fが作用する。なお、回転治具30を高速回転
させた場合に作用する付勢力の対象として、アルミニウ
ム又はアルミニウム合金からなる物体を選択したのは、
本発明者の経験的事実から、アルミニウム又はアルミニ
ウム合金である被選別物体に対する付勢力が大きいこと
が確認されていることによる。
【0025】送り方向に飛ばされた空き缶12は、仕切
り板34に当たって落下し、ケース24内に入る。一
方、鉄製の空き缶14は、ドラム22に生じている磁力
によってドラム22外周に吸着しつつ、そのままベルト
コンベア20によって送られ、仕切り板36に当たって
落下し、ケース26内に入る。また、ビン16は、ドラ
ム22に生じている磁力にも渦電流にも反応しないた
め、ドラム22から落下し、ケース27内に入る。ま
た、ビン16以外の鉄製でもアルミニウム製でもないゴ
ミ等の物体も、磁力にも渦電流にも反応しないため、ド
ラム22から落下し、ケース27内に入る。このように
して、アルミニウム製の空き缶12と、鉄製の空き缶1
4と、ビン16とに仕分けされる。
【0026】このような選別装置10によれば、ドラム
22付近で渦電流を生じさせることにより、アルミニウ
ム製の空き缶12のみを所定方向へ飛ばし、ケース24
に入れて選別することができる。このため、作業者の目
で判断したのではアルミニウム製の空き缶12と鉄製の
空き缶14との見分けがつかない場合であっても、容易
にアルミニウム製の空き缶12を選別することができ
る。また、家庭から空き缶等をゴミとして出す場合に、
アルミニウム製の空き缶12と、鉄製の空き缶14と、
ビン16とが混ざってしまっていても、後で容易に仕分
けることができる。さらに、人の手作業によって空き缶
等を仕分けるのと異なり、衛生上も好ましい。
【0027】また、本発明の選別装置10は電磁石によ
って渦電流を生じさせる構成であるため、永久磁石を用
いたものと異なり、磁力を調整することが可能となる。
このため、渦電流が効果的に発生するように磁力を調整
して、効率的な選別を行うことができる。
【0028】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明に係る選別装置はその他の態様でも実施し得
るものである。
【0029】例えば、図1に示す選別装置10において
フィーダー18を備えないものであっても良い。フィー
ダー18を備えない場合には、空き缶12及び14とビ
ン16が混じった物体群を直接ベルトコンベア20に載
せることにより、選別作業を行うことができる。
【0030】また、選別装置10において、図3に示す
ように、電磁石28をそのN極及びS極が回転治具(電
磁石配列部)31の周囲に沿うように配列しても良い。
このように電磁石28を配列しても、回転治具31の周
囲の任意の点において、N極とS極が交互に通過するこ
ととなり、渦電流を発生させることができ、略同様の効
果を得ることができる。
【0031】また、電磁石配列部は上述の回転治具(電
磁石配列部)30に限定されず、図4に示すような回転
治具(電磁石配列部)40であっても良い。この回転治
具40は、第一の磁性体円盤42の周囲から回転軸43
と平行な複数個の磁性棒(第一の磁性体)44が延びた
第一の回転治具部品46と、第二の磁性体円盤48の周
囲から回転軸43と平行な複数個の磁性棒(第二の磁性
体)50が延びた第二の回転治具部品52とが組み合わ
され、全体的に略円柱形状になるように構成されてい
る。
【0032】円盤42には電磁石54のN極(陽極)側
が固定されており、磁性棒44にN極側の磁力を伝達す
るようにされている。すなわち、1個の電磁石54から
第一の磁性体円盤42を介して複数の磁性棒44にN極
側の磁力を伝達できるようにされている。一方、円盤4
8には電磁石56のS極(陰極)側が固定されており、
磁性棒50にS極側の磁力を伝達するようにされてい
る。すなわち、1個の電磁石56から第二の磁性体円盤
48を介して複数の磁性棒50にS極側の磁力を伝達で
きるようにされている。なお、第一の磁性体円盤42、
第二の磁性体円盤48、磁性棒44及び磁性棒50の材
質は、磁性体であれば鉄や銅等の他、特に限定されるこ
とはない。
【0033】ここで、回転治具40において、電磁石を
1個のみ備えるようにし、その1個の電磁石のN極から
第一の磁性体円盤42に磁力を伝達するとともに、その
1個の電磁石のS極から第二の磁性体円盤48に磁力を
伝達するようにしても良いが、磁性棒44及び磁性棒5
0の磁力をそれぞれ別個に調節して渦電流を効果的に生
じさせるためには、電磁石54及び電磁石56の2個を
備えておくことが好ましい。
【0034】このような回転治具40を備えても、回転
治具40を高速回転させることにより、回転治具40の
円周上付近の任意の点においてはN極とS極が交互に高
速で通過するため、回転治具40の周辺付近に渦電流を
生じさせることができる。また、このような回転治具4
0であれば、複数の磁性棒44および50がそれぞれ、
1個の電磁石から磁性体円盤を介して磁力を供給でける
ため、電磁石に与える電力を低減することができるとと
もに、全体の構成を簡便にすることができる。また、第
一の回転治具部品46と第二の回転治具部品52とを組
み合わせて構成できるため、簡便に製造できるようにな
る。
【0035】また、回転治具40によれば、電磁石陽極
部である磁性棒44と、電磁石陰極部である磁性棒50
とを一定間隔で交互に配列して構成しているため、電磁
石自体を円形状に沿って配列するのと異なり、配列する
間隔内の干渉物による規制がなく、電磁石陽極部と電磁
石陰極部との間隔をより小さくすることができる。この
ため、渦電流を効果的に発生させることができ、小さな
アルミニウム製空き缶であっても誘導して選別すること
ができる。
【0036】次に、このような回転治具40において、
磁性体円盤が等分割されてなり、各分割部に一の電磁石
を備えてもよい。例えば、図5に示すように、磁性体円
盤58が4等分割されてなり、分割部60aに電磁石6
2aを、分割部60bに電磁石62bを、分割部60c
に電磁石62cを、分割部60dに電磁石62dを、そ
れぞれ備えてもよい。このような構成とすることによ
り、電磁石をなるべく少なくする一方で、ある程度各電
磁石毎に磁力を調節して渦電流が効率的に発生するよう
にすることができる。
【0037】次に、回転治具は図6に示すような回転治
具64であっても良い。この回転治具64は、第一の磁
性体円盤66及び第二の磁性体円盤68に挟まれた円筒
部分70が、非磁性体から構成されている。電磁石陽極
部72a及び電磁石陰極部72bは帯状に構成されてお
り、電磁石陽極部72aは第一の磁性体円盤66に一端
が接触するようにして円筒部分70にプリントされ、電
磁石陰極部72bは第二の磁性体円盤68に一端が接触
するようにして円筒部分70にプリントされている。な
お、円筒部分は非磁性体であれば特に限定されないが、
製造上の便宜から樹脂であることが望ましい。このよう
な回転治具64であれば、電磁石陽極部72a及び電磁
石陰極部72bを円筒部分70にプリントすることによ
り、容易に製造できる。また、電磁石陽極部72aと電
磁石陰極部72bとの間隔、及び電磁石陽極部72aと
電磁石陰極部72bの本数の異なる種々の回転治具64
を容易に製造することがてきる。このため、間隔の異な
る種々の回転治具64を準備しておいて、渦電流を最も
効果的に発生させることのできるものを選択することが
可能となる。なお、回転軸64において、図7に示すよ
うに、電磁石陽極部72a及び電磁石陰極部72bをス
パイラル状にプリントしても良い。
【0038】以上、本発明に係る選別装置の実施例につ
いて、図面に基づいて種々説明したが、本発明は図示し
た選別装置に限定されるものではない。例えば、本発明
の選別装置によって選別する物は、家庭から出される空
き缶やビン等に限定されず、工場廃棄物や公園等で収集
したゴミ群であっても良い。また、鉄の粒状物、アルミ
ニウムの粒状物、及びその他の物体が入り交じった粒状
物の集合体を、鉄の粒状物、アルミニウムの粒状物、及
びその他の物体に仕分けるために使用しても良い。
【0039】また、本発明に係る選別装置の電磁石の個
数は特に限定されることはなく、略円形状に沿ってN極
とS極を交互に配列し、その円形状方向に高速させるこ
とによって渦電流を発生させることができれば良い。ま
た、ドラム22内に備える回転治具(電磁石配列部)に
ついて種々の実施例を説明したが、ドラム22を有さな
いで、回転治具を空中に開放した態様であっても良い。
その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の
知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で
実施できるものである。
【0040】
【発明の効果】本発明の選別方法によれば、例えば空き
缶の選別の場合には、アルミニウム製の空き缶に付勢力
を作用させることにより、アルミニウム製の空き缶のみ
を所定方向へ誘導して選別することができる。このた
め、例えば、空き缶の選別においては、作業者の目で判
断したのではアルミニウム製の空き缶と鉄製の空き缶と
の見分けがつかない場合であっても、容易にアルミニウ
ム製の空き缶を選別することができる。また、家庭から
空き缶等をゴミとして出す場合に、アルミニウム製の空
き缶と、鉄製の空き缶と、ビンとが混ざってしまってい
ても、後で容易に仕分けることができる。さらに、人の
手作業によって空き缶等を仕分けるのと異なり、衛生上
も好ましい。
【0041】また、本発明の選別方法によれば、電磁石
によって渦電流を生じさせるため、永久磁石を用いたも
のと異なり、磁力を調整することが可能となる。このた
め、渦電流が効果的に発生するように磁力を調整して、
効率的な選別を行うことができる。
【0042】また、非磁性金属がアルミニウム又はアル
ミニウム合金である本発明の選別方法によれば、本発明
者の経験から被選別物体に対する付勢力が大きいことが
認識されているアルミニウム又はアルミニウム合金を付
勢力の対象として選択しており、効果的に選別を行うこ
とができる。
【0043】本発明の選別装置によれば、回転駆動手段
によって電磁石配列部を高速回転させつつ、送り手段に
よって被選別物体群を電磁石配列部に近接させる方向へ
送っていくことにより、自動的に非磁性金属体の選別を
行うことができる。このため、作業者の目に頼らずと
も、容易に選別作業を行っていくことができる。また、
多量の被選別物体を短時間で選別していくことができ
る。
【0044】また、電磁石陽極部及び電磁石陰極部が磁
性体から構成され、1又は2以上の電磁力発生手段から
磁力を伝達されることにより磁力を帯びることを特徴と
する本発明の選別装置によれば、1又は2以上の電磁石
から電磁力発生手段から第一の磁性体及び第二の磁性体
に磁力を伝達できるため、各電磁石陽極部又は電磁石陰
極部毎に電力を与えて磁力を生じさせるのと異なり、電
磁石の個数を少なくでき、電磁石に与える電力を低減で
きる。また、1又は2以上の第一の磁性体と第二の磁性
体とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列さ
れる構成であるため、電磁石自体を円形状に沿って配列
するのと異なり、配列する間隔内の干渉物による規制が
なく、第一の磁性体と第二の磁性体との間隔をより小さ
くすることが可能となる。このため、陽極と陰極の間隔
をより小さくして、渦電流を効率的に発生させて、小さ
な非磁性金属体であっても誘導して選別することができ
るようになる。
【0045】また、電磁石配列部が略円柱形状であり、
回転軸方向両端に、電磁石から陽極側磁力を伝達される
第一の磁性体円盤及び電磁石から陰極側磁力を伝達され
る第二の磁性体円盤を備え、第一の磁性体が第一の磁性
体円盤から円柱形状外周に沿って回転軸と略平行に延び
て第一の磁性体円盤から磁力を伝達され、第二の磁性体
が第二の磁性体円盤から円柱形状外周に沿って回転軸と
略平行に延びて第二の磁性体円盤から磁力を伝達される
本発明の選別装置によれば、第一の磁性体と第二の磁性
体との間隔を狭くしつつ、円柱形状外周に沿って回転軸
と平行に長く延びるように構成できるため、磁力の密度
を高くして、渦電流を効果的に発生させることができ
る。また、第一の磁性体円盤及び第一の磁性体からなる
第一の部品と、第二の磁性体円盤及び第二の磁性体から
なる第二の部品とを組み合わせて構成できるため、容易
に製造することができる。
【0046】また、非磁性金属がアルミニウム又はアル
ミニウム合金である本発明の選別装置によれば、本発明
者の経験から被選別物体に対する付勢力が大きいことが
認識されているアルミニウム又はアルミニウム合金を付
勢力の対象として選択しており、効果的に選別を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る選別装置の実施例を示す概念図で
ある。
【図2】図1に示す選別装置の電磁石配列部を示す側面
断面図である。
【図3】図1に示す選別装置の電磁石配列部の他の実施
例を示す側面断面図である。
【図4】図1に示す選別装置の電磁石配列部の更に他の
実施例を示す図であり、同図(a)は斜視図、同図
(b)は正面断面図である。
【図5】図1に示す選別装置の電磁石配列部の更に他の
実施例を示す図であり、同図(a)は側面図、同図
(b)は正面断面図である。
【図6】図1に示す選別装置の電磁石配列部の更に他の
実施例を示す斜視図である。
【図7】図1に示す選別装置の電磁石配列部の更に他の
実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10;選別装置 12;アルミニウム製の空き缶 14;鉄製の空き缶 16;ビン 20;ベルトコンベア(送り手段) 28a,28b;電磁石 29,43;回転軸 30,40,64;回転治具(電磁石配列部) 42;第一の磁性体円盤 44;第一の磁性体 48;第二の磁性体円盤 50;第二の磁性体 54,56,62a,62c;電磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は2以上の電磁石陽極部と電磁石陰
    極部とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列
    された電磁石配列部を、該円形状の周方向へ高速回転さ
    せて非磁性金属に対する付勢力を生じさせるとともに、
    該非磁性金属を含む被選別物体群を高速回転する該電磁
    石配列部に近接していく方向に送ることにより、非磁性
    金属からなる被選別物体を所定方向へ誘導させて選別す
    ることを特徴とする選別方法。
  2. 【請求項2】 前記非磁性金属がアルミニウム又はアル
    ミニウム合金であることを特徴とする請求項1に記載す
    る選別方法。
  3. 【請求項3】 1又は2以上の電磁石陽極部と電磁石陰
    極部とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列
    された電磁石配列部と、該電磁石配列部を該円形状の周
    方向へ高速回転させる回転駆動手段と、該非磁性金属を
    含む被選別物体群を該電磁石配列部に近接していく方向
    に送る送り手段とを備え、該電磁石配列部を該円形状の
    周方向へ高速回転させることによって生じる非磁性金属
    に対する付勢力により、非磁性金属からなる被選別物体
    を所定方向へ誘導させて選別することを特徴とする選別
    装置。
  4. 【請求項4】 1又は2以上の第一の磁性体と第二の磁
    性体とが交互かつ略一定間隔に、略円形状に沿って配列
    され、第一の磁性体に陽極側磁力を伝達し第二の磁性体
    に陰極側磁力を伝達する1又は2以上の電磁石を備えた
    電磁石配列部と、該電磁石配列部を該円形状の周方向へ
    高速回転させる回転駆動手段とを備え、該電磁石配列部
    を該円形状の周方向へ高速回転させることによって生じ
    る非磁性金属に対する付勢力により、非磁性金属からな
    る被選別物体を所定方向へ誘導させて選別することを特
    徴とする選別装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁石配列部が略円柱形状であり、
    当該回転軸方向両端に、前記電磁石から陽極側磁力を伝
    達される第一の磁性体円盤及び前記電磁石から陰極側磁
    力を伝達される第二の磁性体円盤を備え、前記第一の磁
    性体が該第一の磁性体円盤から該円柱形状外周に沿って
    該回転軸と略平行に延びて該第一の磁性体円盤から磁力
    を伝達され、前記第二の磁性体が該第二の磁性体円盤か
    ら該円柱形状外周に沿って該回転軸と略平行に延びて該
    第二の磁性体円盤から磁力を伝達されることを特徴とす
    る請求項4に記載する選別装置。
  6. 【請求項6】 前記非磁性金属がアルミニウム又はアル
    ミニウム合金であることを特徴とする請求項3乃至請求
    項5のいずれかに記載する選別装置。
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