JPH0814142A - デュアルアングルチェックを有するバルブ閉鎖オリフィス付き燃料噴射ノズル - Google Patents

デュアルアングルチェックを有するバルブ閉鎖オリフィス付き燃料噴射ノズル

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JPH0814142A
JPH0814142A JP14872195A JP14872195A JPH0814142A JP H0814142 A JPH0814142 A JP H0814142A JP 14872195 A JP14872195 A JP 14872195A JP 14872195 A JP14872195 A JP 14872195A JP H0814142 A JPH0814142 A JP H0814142A
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angle
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fuel
injection nozzle
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JP14872195A
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Norval J Wiemken
ジェイ ウィームケン ノーヴァル
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Caterpillar Inc
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
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    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1873Valve seats or member ends having circumferential grooves or ridges, e.g. toroidal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M57/022Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 燃料噴射ノズル組立体は、第一の内角で内部
シートする形成する先端を有している。 【構成】 ノズル組立体内において摺動可能に配置され
たデュアルアングルチェック78は、シート64との少
なくとも一個の接触円102を形成する端部82を有す
る。チェックの端部は、シートの内角よりも内角が大き
く、接触円からテーパして直径が小さい第一部分を有す
る。端部の第二部分は、シートの内角よりも内角が小さ
く、接触円からテーパして直径が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に燃料噴射器に
関する。より詳細には、本発明は、高圧燃料噴射ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧燃料噴射システムの例が米国特許第
5、191、867号、スイス特許第402、510号
及び米国特許第3、836、080号に開示されてい
る。燃料噴射ノズルは、一般的にバルブ閉鎖オリフィス
(VCO)、或いはサック形状のいずれかを用いる。サ
ック形状のものが米国特許第3、836、080号に開
示されている。燃料噴射オリフィスは、サック部分32
から着座したバルブ22の下側を通る。噴射サイクルが
予定通りに終了した後に、このサック内に閉じ込められ
た燃料がオリフィス34を通って少しずつ流れ出し、エ
ミッションにおいて望ましくない効果を有することにな
る。更に、サック32内に閉じ込められ、オリフィス3
4から燃焼室に少しずつ流れる燃料が不完全に燃焼し、
先端の回りに堆積物を形成する原因となり、オリフィス
を塞ぎ、噴射器の作動を阻害することになり得る。スイ
ス特許第402、510号は、チェックが、シート4に
対して着座したときに、チェックによってブロックされ
る燃料噴射オリフィス7を有する燃料噴射ノズルを例と
して開示する。スイス特許第402、510号は、図2
において、チェックの一端において第一の内角と第二の
内角とを有する一実施例を示す。この端部の第一部分は
小さな直径で始まり、シートの内角よりも大きい第一の
内角で中間のより大きい直径に向かって外方向にテーパ
する。端部の第二部分は、シートの角度に等しい第二の
内角で、チェックの中間の直径から一定の直径部分にま
でテーパする。噴射オリフィス7を効果的にブロックす
るのは端部の第一部分である。
【0003】VCO燃料噴射ノズルは、噴射サイクルが
予定通りに終了した後に、燃料噴射ノズルからの漏れを
をかなり防ぐことができるという有効な効果を有する。
しかしながら、噴射オリフィス7はシート内に位置して
いるので、噴射器の各サイクルの終了時に、オリフィス
の領域内においてシートに対してチェックが繰り返し衝
突することによって生じる、オリフィス7を介しての先
端破損の危険性が高くなる。このために、オリフィスを
接触バンドの下側でシートとチェックの間に位置させ、
オリフィスの領域がチェックによっては負荷を受けるこ
とに影響を受けなくなることが切望される。しかしなが
ら、オリフィスの大きさを増大させるという要望、或い
は必要性がある場合に、このことを達成することは困難
である。オリフィスが大きくなるほどに、一般的にオリ
フィス間の距離、或いは中心間の距離が大きくなる。こ
のことは、オリフィスを接触バンドに比較的近いシート
の大きな方の直径部分に配置しなければならないことを
意味する。チェックの端部とシートとの間の接触が繰り
返されることによって、シートとチェックの端部の大き
い直径の間に最初は円形接触ラインの形であったシート
が変形し、接触部分のバンド領域、或いは環状領域を形
成する傾向を生じる。このバンドは、オリフィスに向か
って下側に延びて、シートとチェックの間の接触領域が
シートに対するチェックの衝撃に耐えることのできる均
衡のとれた大きさを得るようになる。チェックがシート
に対して衝撃を繰り返し与え、シートバンドの下方向の
動きを最小にして先端の破損の可能性を最小にする、チ
ェックの端部構造を形成することが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】有効なシートの位置が
連続して下方向に移動することも、チェックをシートに
作用させるばね荷重を減少させるという欠点を有する。
これは、チェックが燃焼圧によってより変位しやすい状
態で、最適なバルブ開口圧(VOP)よりも低くなる可
能性がある。チェックが変位すると、燃料は、VCOノ
ズルのオリフィスを通って、少しずつ流れ出る。リフト
圧に曝されるチェックの面積を減少させることによっ
て、チェックに対するばね荷重が減少することを補正す
るバルブチェック構造を提供することが望まれる。本発
明は、上述の問題の一つかそれ以上を解決する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様におい
て、第一内角で内部シートを有する先端と、ノズル組立
体内に摺動可能に配置されたデュアルアングルニードル
チェックとを備えた、燃料噴射器用の燃料噴射ノズル組
立体が示されている。デュアルアングルチェックは、シ
ートとの接触円を形成する端部を有している。チェック
の端部は、シートの内角よりも内角が大きく、接触円か
らテーパして直径が小さくなる第一部分を有する。チェ
ックの端部の第二部分はシートの内角よりも内角が小さ
く、接触円からテーパして直径が大きい。デュアルアン
グルチェック端部は、従来の単一アングルチェックより
もより好ましいシート変形の分布を形成し、バルブ開口
圧力(VOP)における減少を部分的にオフセットす
る。
【0006】
【実施例】油圧作動式電子制御ユニット燃料噴射器10
のような例示的な燃料噴射器を以下HEUI燃料噴射器
と表し、図1に示す。本実施例においては、噴射器10
は単体として形成された、即ちユニットとしての燃料噴
射器として図示されているが、この噴射器10は、例え
ば、ノズル組立体12を燃料加圧装置、即ち加圧燃料源
とは別体となっているがこれと連通しているモジュール
構造とすることができる。更に、単体として形成され
た、或いは単体として形成されていない噴射器10は、
機械的に作動して噴射のための加圧燃料を形成すること
ができる。図1の燃料噴射器10は、中心縦軸線16を
有する噴射器本体14を備えている。ソレノイドのよう
な電子アクチュエータ18が噴射器本体14の上方端部
上に取りつけられている。ポペットバルブ20が、噴射
器本体14内に摺動可能に配置されており、第一位置と
第二位置との間を作動的に可動となっている。ポペット
バルブ20は、中間のねじ付きファスナー24によって
ソレノイドアクチュエータ18の可動アマーチュア22
に固定されている。ソレノイドアクチュエータ18は、
電子制御モジュール(図示せず)からソレノイド18に
よって受信した電子信号に応答して、第一位置と第二位
置との間にポペットバルブ20を作動的に変位させる。
増圧ピストン26が摺動可能に軸線方向に移動するよう
に本体14内に配置されている。油圧流体入口通路28
は、高圧油圧流体を高圧マニホルド(図示せず)からポ
ペットバルブ20に連通する。ポペットバルブ20が第
二(上方)位置にあるときに、内部油圧流体通路30
は、油圧流体をポペットバルブ20から増圧ピストン2
6に連通する。ポペットバルブ20が第一(下方)位置
にあるときに、ポペットバルブ20は、入口通路28か
ら増圧ピストン26への油圧作動流体の連通をブロック
する。
【0007】噴射器本体14の下側端部は、バレル組立
体32に当接する。往復燃料ポンププランジャ34は、
ピストン26から下方にバレル組立体32の軸線方向の
ボア36内に延びる。燃料ポンプ室38は、プランジャ
34の一端においてバレルボア36の一部分によって形
成されている。プランジャ戻しばね40は、プランジャ
34と増圧ピストン26を図1に従って上方に付勢す
る。バレル組立体32の下側には、ノズル組立体12が
ある。中間スペーサプレート42は、これを貫通する燃
料入口アパーチュアを備えている。止め弁44は、中間
スペーサプレート42の下側に配置されている。止め弁
44内のボールタイプの入口チェックバルブのような第
一バルブ46は、中間プレート42のアパーチュアと流
体連通しており、流体が一方向に中間プレートを通って
ポンプ室38に流れることができる。止め弁44内の第
二、即ち逆流チェックバルブ48は、流体が、ポンプ室
38から止め弁44を通って流れるようにしているが、
流体、或いは燃焼ガスがポンプ室38に戻らないように
している。円筒形スリーブ50がチェック止め弁44の
下側に配置されている。このスリーブ50は、これを貫
通する軸線方向のばね室52、別個になった排出通路5
4、即ち燃料噴射通路、及びスリーブの外側からばね室
52を通る排出孔56を備えている。燃料噴射通路54
は、第二チェックバルブ48と一方向に流体連通してい
る。燃料噴射ノズルスプレー先端58は、止め弁44と
対向するスリーブ50と当接している。軸線方向に延び
る盲ボア60が、スリーブ50に近接する先端58の上
部分において開端部62から先端58の端部66内のボ
ア60の底部分64に延びる。一個かそれ以上の燃料噴
射スプレーオリフィス68が先端58の端部66と盲ボ
ア60の底部分64を貫通して形成されている。燃料噴
射通路54がスリーブ50から先端58を通り、盲ボア
60の噴射室72のカーディオイド部分70に流体を連
通する。カーディオイド部分70とボア60の開端部6
2との間盲ボア60の一部分は案内通路74を形成す
る。ばね室52と盲ボア60は軸線16に沿って延びる
単一の細長いチェックキャビティ76とみなすことがで
きる。
【0008】デュアル、或いは複数のアングルチェック
78がチェックキャビティ76内に摺動可能に配置され
ており、第一、即ち閉位置と第二、即ち開位置との間を
軸線方向に動くようになっている。デュアルアングルチ
ェック78は、最小の環状間隙に案内通路74を形成す
る大きさの案内部分80を有する。デュアルアングルチ
ェック78は、これの端部82が盲ボア60のシート部
分64と係合し、最初にこれと係合する円形ラインと、
案内部分80の断面積よりも小さい面積を包む軸線方向
の突出部とを形成する状態で、図1と図2において第一
(閉じた)位置に示されている。チェック78が第一即
ち閉じた(即ち着座した)位置に配置されているとき
に、デュアルアングルチェック78の第一端部82は、
燃料噴射スプレーオリフィス68をカバーしたりブロッ
クしたりするのが好ましい。チェック78のばねシート
84は、直径において案内部分80よりも大きく、ばね
室52のほぼ全径にわたって半径方向に延びる。案内部
分80と第一端部82との間のデュアルアングルチェッ
ク78の中間部分86は案内部分80の直径よりも小さ
い。チェック78の進行制限部分88は、案内部分80
に対向するばねシート84から軸線方向に延びている。
らせん型圧縮ばね90がばねシート84とチェック止め
弁44との間のばね室52内に配置されている。ばね9
0は、第一端部82を盲ボア60のシート部分64に対
して付勢する。
【0009】内部がネジナットのようなケーシング92
が噴射本体14の下側部分、バレル組立体32、チェッ
ク止め弁42、スリーブ50及び先端58を包み込んで
おり、互いに関連しあって作動するように維持する。ケ
ーシング92は、軸線16に好ましくはほぼ垂直に貫通
する、一個かそれ以上の燃料入口開口94を有してい
る。ケーシング92は、バレル組立体32と止め弁44
との間に環状燃料通路96を形成しており、燃料入口開
口94に流体的に接続されている。止め弁44内のエッ
ジフィルタ98は、環状燃料通路96から第一の入口チ
ェックバルブ46に延びている。デュアルアングルチェ
ック78の端部82は、丸い先端100を有するほぼ円
錐台形である。端部82は、第一、即ち着座した位置に
おけるシート部分64と接触する接触円102を有して
いる。端部82の第一の円錐台形部分104は、接触円
102から内側にテーパして直径が小さくなり、シート
の内角Bよりも大きい内角Aを有する。チェック端部8
2の第二の円錐台形部分106は、内角Cがシート部分
64の内角Bよりも小さい状態で、接触円102から外
方向にテーバする。図に示された接触円102は、二つ
の円錐台形表面104、106の交差によって形成され
た鋭利なエッジであるが、端部82を他に形成できるこ
とがわかる。他の例(図示せず)では、図に示された鋭
利なエッジの代わりに丸みによって滑らかになった交差
部分を有するか、あるいは接触円102を形成するため
に、円錐台形表面を交わらせる代わりに連続した楕円形
を使用することを含んでいる。更に他の形状(図示せ
ず)では、シート部分64から分岐した2つの部分10
4、106との間に配置されたシート部分64の角度に
平行な端部82の一部分を有する。
【0010】チェック78の端部82は、硬度において
先端58のシート部分64に等しい材料から形成されて
いるのが好ましい。噴射サイクルを繰り返し、それに対
応してチェック78を急速に戻すことによって、チェッ
ク端部82が、図3乃至図5に示したように接触円10
2の領域内のチェック端部82にほぼ一致するシート部
分64において接触バンド108を常温成形する。図5
で最も良くわかるように、シート部分64はチェック端
部82の形状(仮線)に一致しており、接触バンド10
8を形成する。接触バンド108は幅Dを有する。接触
バンド108は、オリフィス68から離れている。バン
ド108がこのような位置になるために、バンドに比較
的に近く、更に下側のシート部分64内の複数のオリフ
ィス68の大きさを最大にすることができる。バンド
は、チェック接触円102によって形成された位置にお
いて、軸線方向に深さEを有する。更に、シート部分6
4とチェック端部82との間の係合表面積はFだけ半径
方向に増大し、その結果変形することになる。角A、
B、及びCと寸法D、E、及びFの例示的な値は、以下
の表の通りである。 A=60° B=59.25° C=57.57° D=0.50mm(0.020インチ) E=0.0046mm(0.00018インチ) F=0.074mm(0.0029インチ) 作動時において、流体は、例えば約23メガパスカル
(3335ポンド/平方インチ)のような様々な選択さ
れた圧力で流体入口通路28に流れ込む。第一(下側)
位置において、ポペットバルブ20は、加圧流体が噴射
本体14に更に流れ込むことを防ぐ。第一において、ポ
ペットバルブ20は、内部油圧流体通路30をドレン通
路110と連通し、通路30内の油圧流体を比較的低圧
にする。燃料噴射を開始するために、電子制御モジュー
ルからの電子信号(図示せず)によってソレノイドアク
チュエータ18が電磁的に付勢され、アーマチュア22
を上方に変位させ、ポペットバルブ20を第二(上方)
位置に動かすことになる。ポペットバルブ20が第二位
置に動くときに、内部油圧流体通路30の流体圧は、入
口通路28と連通しているために急激に上昇する。油圧
作動流体の圧力は、増圧ピストン26に対して作用し、
増圧ピストン26とプランジャ34をばね40に抗して
下方に下げる。
【0011】低圧燃料搬送ポンプ(図示せず)はエンジ
ン(図示せず)のシリンダヘッド(図示せず)内に形成
されているのが好ましい燃料レール、即ちマニホルドを
通って噴射器10の入口開口94に燃料を供給する。低
圧燃料は、入口開口94を通って環状燃料通路96に入
り込み、バレル組立体32と止め弁44を取り囲む。燃
料は、環状通路96からエッジフィルタ98を通って第
一チェックバルブ46を通過して燃料ポンプ室38内に
流れる。低圧燃料は、ポンプ室38から第二チェックバ
ルブ48を通り、スリーブ50の燃料噴射通路54と先
端58を通って盲ボア60の噴射室72に流れる。増圧
ピストンに対して作用する油圧は、ポンプ室38内の燃
料に作用する力を発生させる。この力は、ばね40の力
よりも小さい増圧ピストン26に作用する力に等しい。
ばね40は比較的低負荷特性であることが好ましいの
で、ポンプ室38内の燃料に対する力は、油圧作動流体
によって加えられた増圧ピストン26に作用する力にほ
ぼ等しい。このため燃料ポンプ室38内の燃料は、油圧
作動流体の圧力に増圧ピストン26の有効断面積をかけ
てプランジャ34の有効断面積でわった値にほぼ等しい
レベルにまで加圧される。面積の例的な比率は、ほぼ7
であり、流体圧が約23メガパスカル(3335ポンド
/平方インチ)であるときに燃料圧は、ほぼ161メガ
パスカル(23、350ポンド/平方インチ)となる。
ポンプ室38内の高加圧燃料は燃料噴射通路54内の燃
料と流体連通しており、噴射室72内の燃料はかなり急
速に加圧される。噴射室内の急速に加圧された燃料は、
案内部分80の断面積ひくチェック78の端部82とボ
ア60のシート部分64との間の係合によって形成され
た着座面積に等しい環状面積の着座したデュアルアング
ルチェック78に対して作用する。この結果、チェック
78に作用する力によってチェック78が上昇し、ばね
90の力よりも強くなる。チェック78が、先端58の
シート部分64から持ち上がるときに、燃料は、噴射オ
リフィス68を通って流れ、エンジン燃料室(図示せ
ず)にスプレーされる。チェック78が最初にリフトす
る、予め選択された圧力は、バルブ開口圧力(VOP)
として知られている。VOPに達したときに燃料排出が
開始する。図示した燃料噴射器に対して最適には、燃料
噴射器10は、チェック84を離す程度に低いが、燃焼
室内の加圧された蒸気によって変位させることがない程
度に高いVOPを有している。
【0012】図5を参照すると、接触バンド108の深
さEは、深さEにばね90のばね率をかけた値に等し
い、第一位置内のチェック78に対してばね90によっ
て加えられた力において減少する。VOPにおけるチェ
ック78に対するばね荷重を減少させる効果は、着座面
積における半径方向の増大分Fだけ少なくとも部分的に
ずれることである。この結果、時間の経過とともに、噴
射器のVOPにおける最小の減少のみとなる。端部82
の最大直径において接触円を有する代わりに、チェック
78の端部82の最小と最大直径との間に最初の接触円
を有することによって、接触バンド108の予測幅Dを
形成するのに必要とされる軸線方向の深さEをかなり減
少させる。噴射室72内の燃料がVOPよりも強くなっ
たときには、燃料は、燃料噴射スプレーオリフィス68
を通って燃焼室(図示せず)に流れる。燃料噴射を終了
させるために、電子制御モジュールからの電子信号が切
られて、ソレノイドアクチュエータ18は、電気的に停
止する。次いで戻りばね112は、ポペットバルブ20
とアーマチュア22を第一位置に移動させ、これにより
入口通路28をブロックし、通路30とドレン通路11
0との間の流体通路を開く。通路30内の流体圧が充分
に降下すると、図1に従って、戻りばね40はプランジ
ャ34と増圧ピストン26を上方に軸線方向に変位さ
せ、これにより燃料ポンプ室38の体積が増大すること
になる。ポンプ室38内の燃料の高圧が充分に低くな
り、さらに噴射室72内の燃料圧が充分に降下すると、
ばね90が作用してチェック78を第一、即ち着座位置
に素早く戻し、噴射オリフィス68を通る噴射の流れを
所望なように急速に終了させる。
【0013】これにより、チェック78のシート部分6
4と端部82との間のシートインターフェイス、即ち接
触バンド108はシート部分64上よりも充分に高く、
接触バンド108を重なり合わせすぎることなく、比較
的大きなオリフィス68を用いることになり、先端の損
傷及びオリフィスを通る燃料噴射後の漏れの双方をほぼ
防ぐことになる本発明は、HEUIユニット燃料噴射器
を用いて述べられているが、単体化されていないHEU
I燃料噴射器や機械作動式燃料噴射器にも同じように用
いることができる。本発明は、案内チェック78を用い
る高圧燃料噴射いに用いるのに適している。本発明の他
の態様、目的および利点は図面、詳細な説明及び請求の
範囲を参照することによって得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】例的な燃料噴射器に取りつけられた燃料噴射ノ
ズルの一実施例の断面図である。
【図2】第一、即ち着座位置におけるチェックを有する
円2内に示された図1の燃料噴射ノズルの先端部分の拡
大断面図である。
【図3】図2に類似しているがシート変形の後の燃料噴
射ノズルである。
【図4】図2に類似しているが、第二、即ち着座してい
ない位置におけるチェックである。
【図5】図4のシートの一側部の拡大断面図である。
【符号】10 油圧作動式電子制御ユニット燃料噴射器 12 ノズル組立体 14 噴射器本体 16 中心軸線 18 ソレノイドアクチュエータ 20 ポペットバルブ 24 ファスナー 26 増圧ピストン 28 油圧流体入口通路 32 バレル組立体 34 プランジャ 36 ボア 38 燃料ポンプ室 42 スペーサープレート 44 止め弁 48 第二チェックバルブ 50 スリーブ 52 ばね室 58 先端 60 案内通路 62 燃料噴射通路 63 溝 64 底部分 66 盲ボア 68 噴射スプレーオリフィス 72 噴射室 74 案内通路 76 チェックキャビティ 78 デュアルアングルチェック 80 案内部分 82 端部 88 進行制限部分 102 接触円 104、106 円錐台形部分 108 接触バンド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に第一内角を有する円錐形の第一シ
    ートと、該シートを外方向に貫通する少なくとも一個の
    オリフィスとを備え、中心軸線を有し該中心軸線に沿っ
    て噴射室を形成する先端と、 第一位置において前記シートに接触する少なくとも一つ
    の接触円を形成するほぼ円錐台形と、前記シートの前記
    内角よりも内角が大きく前記接触円からテーパして直径
    が小さくなる第一部分と、前記接触円からテーパして直
    径が大きくなっており、内角が前記シートの内角より小
    さくて前記第一位置において前記オリフィスをブロック
    し、第二位置においては前記シートから離れる第二部分
    とを有する端部分を備えた、前記噴射室内に摺動可能に
    配置された複数アングルチェックと、 を備えた燃料噴射ノズル組立体。
  2. 【請求項2】 前記第一部分と前記第二部分のうちのい
    ずれか一つが一定内角の円錐台形であることを特徴とす
    る請求項1に記載の燃料噴射ノズル組立体。
  3. 【請求項3】 前記第一部分と前記第二部分の双方は、
    一定内角の円錐台形を有していることを特徴とする請求
    項1に記載の燃料噴射ノズル組立体。
  4. 【請求項4】 前記接触円は、前記第一部分の円錐台形
    表面と前記第二部分との円錐台形表面との交わりによっ
    て形成されていることを特徴とする請求項3に記載の燃
    料噴射ノズル組立体。
  5. 【請求項5】 前記チェックは、デュアルアングル端部
    分を形成していることを特徴とする請求項1に記載の燃
    料噴射ノズル。
  6. 【請求項6】 前記チェックは、デュアルアングルチェ
    ックであることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射
    ノズル組立体。
JP14872195A 1994-06-20 1995-06-15 デュアルアングルチェックを有するバルブ閉鎖オリフィス付き燃料噴射ノズル Withdrawn JPH0814142A (ja)

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