JPH0842425A - チェックバルブ閉鎖のための流体閉じ込め手段を備えた燃料噴射器 - Google Patents

チェックバルブ閉鎖のための流体閉じ込め手段を備えた燃料噴射器

Info

Publication number
JPH0842425A
JPH0842425A JP7103287A JP10328795A JPH0842425A JP H0842425 A JPH0842425 A JP H0842425A JP 7103287 A JP7103287 A JP 7103287A JP 10328795 A JP10328795 A JP 10328795A JP H0842425 A JPH0842425 A JP H0842425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cavity
check
pressure
fuel
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7103287A
Other languages
English (en)
Inventor
Alan R Stockner
アール ストックナー アレン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=22900463&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0842425(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Caterpillar Inc filed Critical Caterpillar Inc
Publication of JPH0842425A publication Critical patent/JPH0842425A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M57/00Fuel-injectors combined or associated with other devices
    • F02M57/02Injectors structurally combined with fuel-injection pumps
    • F02M57/022Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive
    • F02M57/025Injectors structurally combined with fuel-injection pumps characterised by the pump drive hydraulic, e.g. with pressure amplification
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/20Varying fuel delivery in quantity or timing
    • F02M59/36Varying fuel delivery in quantity or timing by variably-timed valves controlling fuel passages to pumping elements or overflow passages
    • F02M59/366Valves being actuated electrically

Abstract

(57)【要約】 【目的】 改良された燃料噴射ノズルを提供する。 【構成】 本発明の燃料噴射ノズルは、ニードルチェッ
クの変位を制御する油圧ばねを用いており、噴射オリフ
ィスを通る流体量を所望の量にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に燃料噴射器に
関する。より詳細には、本発明は、高圧燃料噴射ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧燃料噴射システムの例が、米国特許
第4、275、844号及び同第5、191、867号
に開示されている。高圧燃料噴射システムが設けられた
エンジンは最適な燃料噴射量を有している。ディーゼル
サイクルエンジンにおいて、この最適な燃料噴射量は、
噴射量が徐々に増加し、一定噴射量の期間を得たのち、
急激に減少する段階を有している。この特徴的な噴射量
の変化を形成する手段は、一般的に通常噴射量決定手
段、或いは噴射量決定装置と言われている。何故なら
ば、これらは、エンジン燃焼室への燃料噴射の体積量を
決定するからである。燃料噴射器において、噴射量が徐
々に増え、続いて急激に減少することは、燃焼室からの
粒子エミッションを最低にするという特定の利点を有す
る。これは、燃焼ノイズも最低にする。燃料噴射ノズル
は、典型的には、細長いキャビティ、即ち、第一軸線に
沿った空隙を有するハウジングを備えている。このキャ
ビティは、第一端部、即ち、噴射室と、第二端部、即ち
ばね室を有しており、これらの間には結合案内通路が配
置されている。噴射オリフィスは、キャビティの噴射室
と、燃料噴射器の外部の大気(例えば、エンジン燃焼
室)を流体的に接続する。ニードルチェックは、摺動可
能にキャビティ内に配置されており、キャビティの第一
端部、即ち底部、噴射オリフィスに対してニードルチェ
ックのシート部分が着座する第一端部と、ニードルが第
一端部から離れて噴射オリフィスをブロックしない第二
オリフィスとの間に直線移動が行われるようになってい
る。
【0003】米国特許第5、191、867号の燃料噴
射ノズルにおいて、ニードルを第一端部に付勢するよう
になっているニードルチェックに作用するように、ばね
を配置する。キャビティのばね室は、低圧燃料供給部と
流体連通する開口を有している。キャビティの噴射室に
送られる加圧燃料は、ばねの力にまさって、チェックを
第一端部から離すようにする。チェックをばね室の方向
に動かすことによって配置されたキャビティのばね室内
の流体は、低圧燃料供給部に接続された開口を通って排
出される。米国特許第4、275、844号に開示され
た燃料噴射ノズルは、ばね室に流体連通開口を備えてい
ない。噴射サイクルの間に、流体が高圧噴射室からニー
ドルチェックの案内部分を通ってバネ室に滲出して、ば
ね室内の圧力が増大する。キャビティのばね室内の圧力
増加によって、キャビティ内の第一端部からチェックを
持ち上げるのに必要とされる噴射室内の流体のバルブ開
口圧力(VOP)が大きくなる。VOPがあまりに高す
ぎると、初期の燃料噴射量が急に急激に上昇し、エンジ
ンの燃焼ノイズを増大させ、酸化窒素(NOx )を増大
させるという望ましくない効果を有することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】VOPが比較的低く、
噴射量が徐々に上昇し、急激に終了するようにして、バ
ルブ開口圧力を低くし、かつエンジンの燃焼ノイズとN
X を最低にすることができる燃料噴射器ノズルを備え
ていることが好ましい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様におい
て、少なくとも一つの噴射オリフィスを有する第一端部
と、第二端部とを有する細長いキャビティを備えたハウ
ジングと、燃料ポンプ室からキャビティの第一端部に加
圧された流体を連通する供給通路とを備えた燃料噴射ノ
ズルが開示されている。ノズルは、キャビティ内におい
て第一と第二位置との間で直線移動するように細長いキ
ャビティ内に摺動可能に配置され、最小の環状間隙に細
長いキャビティを設けるような大きさの案内部分を有
し、細長いキャビティの第一端部と細長いキャビティの
第二端部との間の流体連通を実質的に妨げるようになっ
ているニードルチェックを備えている。このニードルチ
ェックは、キャビティの第一端部と係合する領域を形成
するシート部分を有しており、この係合領域は、案内部
分の断面積よりも小さく、第一位置における噴射オリフ
ィスを覆う。加圧流体をキャビティ室の第一端部に加え
ることによってキャビティの第一端部からニードルチェ
ックが離れる方向に変位することに応答して、キャビテ
ィの第二端部内に閉じ込められた液体は加圧される。本
発明においては、閉じ込められた定量の燃料が燃料噴射
ハウジングのばねキャビティ内の油圧ばねとして作用す
る。このことは、時間の関数として燃料の噴射量を徐々
に増大させ、噴射された燃料の体積を急激に減少させ
る。この閉じ込められた燃料は、チェック上に作用する
加圧噴射量の力によって、ニードルチェックが第一端部
から離れる方向への変位によって加圧される。この結
果、ばね室内の圧力は、ニードルチェックを閉じた位置
に急速に戻す。噴射器端部においてばね室内には残圧が
殆ど、或いは全くなくなる。
【0006】
【実施例】油圧作動式電子制御ユニット燃料噴射器10
のような例示的な燃料噴射器を以下HEUIと表し、図
1に示す。噴射器は、単体として形成された、即ちユニ
ットとしての燃料噴射器として図示されているが、この
噴射器は、例えば、ノズル組立体11を燃料加圧ユニッ
トとは別体としたモジュール構造とすることができる。
更に、噴射器10の燃料ポンプ機構を作動する手段を、
図示したようなHEUIシステムの代わりに機械的なシ
ステムとすることができる。図1の燃料噴射器10は、
中心縦軸線14を有する噴射器本体12を備えている。
ソレノイドアクチュエータ16が噴射器本体12の上方
端部上に取りつけられている。ポペットバルブ18が、
噴射器本体12内に摺動可能に配置されており、第一位
置(噴射しない)と第二位置(噴射する)との間を作動
的に可動となっている。ポペットバルブ18は、中間の
ねじ付きファスナー22によってソレノイドアクチュエ
ータ16の可動アマーチュア20に固定されている。ソ
レノイドアクチュエータ16は、電子制御モジュール
(図示せず)によってソレノイド16に送られた電子信
号に応答して第一位置と第二位置との間にポペットバル
ブ18を作動的に配置する。
【0007】増圧ピストン24は摺動可能に本体12内
に配置されており、軸線方向に変位するようになってい
る。油圧流体入口通路26は、高圧油圧流体を高圧マニ
ホルド(図示せず)からポペットバルブ18に連通す
る。内部油圧流体通路28は、ポペットバルブ18が第
二(上方)位置にあるときに、油圧流体をポペットバル
ブ18から増圧ピストン24に連通する。噴射器本体1
2の下側端部は、バレル組立体30に当接する。往復燃
料ポンププランジャ32は、ピストン24から下方にバ
レル組立体30の軸線方向のボア34内に延びる。燃料
ポンプ室36は、プランジャ32の一端においてバレル
ボア34の一部分によって形成されている。プランジャ
戻しばね37は、プランジャ32と増圧ピストン24を
図1と図2に従って上方に付勢する。バレル組立体30
の下側には、ノズル組立体11がある。中間スペーサプ
レート38は、入口アパーチュアと、一つかそれ以上の
別個のスペーサプレート38を貫通する出口アパーチュ
アを備えている。停止部40は、中間スペーサプレート
38の下側に配置されており、第一、即ち停止部40内
のボールタイプの入口チェックバルブ42は、中間プレ
ート38の入口アパーチュアと流体連通しており、流体
が中間プレートを通って燃料ポンプ室36に流れるよう
にする。停止部内の第二、即ち逆流チェックバルブ44
は、流体が、燃料ポンプ室36から停止部40を通って
流れるようにしているが、流体、或いは燃焼ガスが燃料
ポンプ室36に戻らないようにしている。これらの特性
は、図2と米国特許第5、287、939号を参照する
とより明白にわかる。
【0008】円筒形スリーブ46がチェック停止部40
の下側に配置されている。このスリーブ46は、これを
貫通する中央ばね室48と、別個になった排出通路5
0、即ち第二チェックバルブ44と流体連通する燃料噴
射通路を備えている。ノズルスプレー先端52は、停止
部40と対向するスリーブ46に当接している。軸線方
向に延びる盲ボア54は、スリーブのばね室48から先
端52の端部56内のボア54の底部55に延びてい
る。一個かまたはそれ以上のスプレーオリフィス58が
先端52の端部56内に形成されている。排出通路6
0、即ち先端52の燃料噴射通路は、スリーブ46の排
出通路50から盲ボア54の噴射室64のカーディオイ
ドセクション62に流体を連通している。盲ボア54の
円筒形案内通路65は、カーディオイドセクション62
とばね室48との間に配置されている。停止部40、ス
リーブ46、及びスプレー先端52は、集合的に案内部
材と言われる。ばね部材48と盲ボア54は、共に単体
の細長いキャビティ66、即ち軸線14に沿って同心的
に延びる空隙とみなす。細長いキャビティ66の第一端
部55は、ボア54の底部55と同心である。細長いキ
ャビティ66の第二端部68は、ばね室48と向かい合
っている。ばね室48は、シールされており、案内通路
65と可動ニードルチェック69との間に形成された環
状の間隙のみで開いている。或いは、噴射室64は、細
長いキャビティ66の第一端部64として、ばね室48
は、細長いキャビティ66の第二端部48とみなす。
【0009】ニードルチェック69は、細長いキャビテ
ィ内に摺動可能に配置されており、第一、即ち閉位置
と、第二、即ち開位置との間で、軸線方向に直線移動す
るようになる。ニードルチェック69は、最小の環状間
隙に案内通路66が設けられるような大きさの案内部分
70を有している。シート部分72、即ちニードルチェ
ック69の第一端部は、ボア54の底部55と係合する
表面領域、案内部分70の断面積よりも小さい軸線方向
の突出部を備えている。チェック69が第一位置内に配
置されているときには、ニードルチェック69のシート
部分72は、燃料噴射スプレーオリフィス58をカバー
する。ニードルチェック69のばねシート74は、ばね
室48内に配置される。ばねシート74は、案内部分7
0よりも直径が大きく、ばね室48のほぼ全直径にわた
って半径方向に延びている。案内部分70とシート部分
72との間に配置されたニードルチェック69の中間部
分75は、案内部分70の直径よりも小さい。ニードル
チェック69の進行制限部分76は、案内部分70に対
向するばねシート部分74から軸線方向に延びている。
進行制限部分76は、チェック停止部40に近い位置に
まで延びる。らせん状圧縮ばね78は、ばねシート部分
74とチェック停止部40との間にばね室48内に配置
されている。ばね78は、ボア54の底部55に作用す
るようにシート部分72を付勢する。ばね室48内の流
体は、油圧ばね79として作用する。
【0010】内部にねじが付いたナットのようなケーシ
ング80は、噴射器本体12の下側部分、バレル組立体
30、中間プレート38、チェック停止部40、スリー
ブ46、先端52を包み込み、互いに作動の関係に維持
する。停止部40、スリーブ46、及び先端52、ケー
シング80は、ともにノズルハウジング82としてみな
すことができる。ケーシング80は、軸線14にほぼ垂
直にケーシング80を貫通して通る、1個かそれ以上の
燃料噴射入口開口84を備えている。ケーシング80
は、これとバレル組立体30と、燃料入口開口84に流
体的に接続された停止部40との間に環状燃料通路86
を備えている。停止部40内のエッジフィルタ通路88
は、環状燃料通路86から第一入口チェックバルブ42
に延びている。作動時において、油圧流体は、例えば2
3メガパスカル(MPa)(3335ポンド/平方ヤー
ド)で流体入口通路26に入る。第一位置(下側)にお
いて、ポペットバルブ18は、加圧流体が噴射器本体1
2に更に入り込まないようにする。第一位置において、
ポペットバルブは、油圧流体で充たされた内部油圧流体
通路28を比較的低い流体圧力に維持する。
【0011】コントローラ(図示せず)からの電子信号
によって、ソレノイドアクチュエータ16はアマーチュ
ア20を上方に変位し、ポペットバルブ18を第二(上
方)位置に動かす。ポペットバルブ18が、第二位置に
動く場合には、油圧流体通路28内の流体の圧力は、ほ
ぼ瞬時に入口通路26内の流体の圧力にまで急速に増大
する。油圧作動流体の圧力が、増圧ピストン24に対し
て作用し、ピストン24とプランジャ32を下方にばね
37に対して押しつける。低圧燃料ポンプ(図示せず)
は、燃料レール、或いは、エンジンシリンダヘッド(図
示せず)内に形成されたマニホルドを通って入口開口8
4に燃料を供給する。低圧燃料は、入口開口84を通っ
て環状燃料通路86に入り、バレル組立体30と停止部
40を取り囲む。燃料は、環状通路86から、第一チェ
ックバルブ42を通過してエッジフィルタ通路88を流
れ、燃料ポンプ室36内に流れる。低圧燃料は、ポンプ
室36から第二チェックバルブ44を通り、スリーブと
ニードルのそれぞれ燃料噴射通路50と60を通って、
盲ボア54の噴射室部分64内に流れる。案内通路65
と案内部分70との間の環状間隙が小さくて、ばね室4
8への低圧燃料の漏れを防ぐようになっているとして
も、ニードルチェック69とばね78によってふさがれ
ていない、ばね室48内のほぼ全ての開いた空間は、低
圧燃料で充たされている。ばね室内の燃料は、先の作動
サイクルから蓄積されたか、あるいは噴射器10を組立
てるときにばね室を燃料で予め充たすことによって与え
られる。チェック69が第一位置にあるときに、ばね室
48内の燃料の予荷重圧力、即ち噴射室64内の圧力よ
りも大きいばね室48内の圧力は、実質的にゼロであ
る。このことは、チェック69の上方移動に対する初期
抵抗を最低にすることによって所望の低いVOPを得る
ことになる。
【0012】増圧ピストン24に作用する油圧が、燃料
ポンプ室36内の燃料によって反作用力を作りだす。こ
の力は、ばね37上の力よりも小さい増圧ピストン24
上にかかる力に等しい。ばね37が比較的低い荷重特性
であるので、ポンプ室36内の燃料によって形成された
反作用力は、油圧作用流体によってかけられる増圧ピス
トン24に対する力にほぼ等しい。このように、燃料ポ
ンプ室36内の燃料は、油圧作動流体に増圧ピストン2
4の有効断面積をかけてプランジャ32の有効断面積で
割った値にほぼ等しい。例的な面積比は、約7であり、
油圧が23メガパスカル(ポンド/平方インチ)のとき
に、燃料圧力は、ほぼ161メガパスカル(23、35
0ポンド/平方インチ)となる。ポンプ室36内の高加
圧流体は、燃料噴射通路50、60及び噴射室64内の
燃料と流体連通しており、かなり急速に加圧される。噴
射室64内の高加圧燃料は、案内部分70の断面積から
チェック69のシーート部分72と、ボア54の底部5
5との係合、即ちキャビティ66の第一端部55によっ
て形成されたシート領域をひいた値に等しい領域上でチ
ェック69に対して作用する。この結果生じたチェック
69に対する力によってチェック69は上方に動き、ば
ね78の力よりも強くなり、ばね室48内の燃料を軸線
方向に入れることによって圧縮する。ばね室48内の流
体のこの圧縮、即ち油圧ばね79の圧縮は、体積(d
V)を元の体積(VO )で割って流体の弾性バルク係数
(Eb )をかけた値に等しい、即ち式にするとdp=E
b (dV/VO )となる、ばね室48内の圧力(dp)
内の変化を導く。ばね室48からの漏れが極めて小さい
ので、ばね室48内の圧力によってニードルチェック6
9は更に変位し続ける。ニードルチェック69がキャビ
ティ66の第一端部55から押されるときに、高加圧燃
料は、シート部分72に対しても作用し、更にチェック
69に対する上方への力を増大させる。チェック69
が、キャビティ66の第一端部55から離れて持ち上が
るときに、燃料が噴射オリフィス58を通り始め、エン
ジン燃焼室(図示せず)に入り込む。予め選択された圧
力でチェック69が最初に持ち上がることは、バルブ開
口圧力(VOP)として知られている。バルブ開口圧力
に到達すると、燃料排出が開始される。図示した噴射器
において、燃料噴射器10のVOPは、比較的低く、チ
ェック69を離して、噴射オリフィス58を通る流量を
徐々に上昇させ、続いて噴射器の端部に対する流量を急
激に減少させることが最も望ましい。VOPを低くする
ことによって燃焼時間がより早くなり、点火遅れが補わ
れる。
【0013】初期の変位において、チェック69は、ば
ね78の力よりも大きいことのみが必要とされ、VOP
は比較的低くなる。ばね室48内の燃料は、実質的にほ
ぼゼロに近い状態であり、ばね室内の圧力である予荷重
残圧は、噴射室内の圧力にほぼ等しい。ばね室48内に
配置された燃料のために、ニードルチェック69の初期
の上方変位に対して殆ど抵抗を与えないことになる。し
かしながら、ニードルチェック69が上方に変位し続け
ると、ニードルチェック69内の流体圧力が急速に増大
する。ばね室48に予め選択された比較的低い体積容量
を与え、チェック69に比較的大きな断面積の案内部分
70を形成することによって、チェック69の軸線方向
の変位量がかなり小さい状態で、ばね室48内において
比較的高いレベルの圧力、即ち戻り力が容易に生じる
と、元の体積(VO )は最小となり、与えられた軸線方
向の変位に対する体積(dV)における変化が最大とな
る。上方に移動するチェック69が停止部40と接触す
るときには、ばね室48内の圧力は効果的にプラトーと
なる。しかしながら、チェック69の案内部分70と案
内通路65との間に充分な環状の間隙があり、これらの
間を摺動可能であるかぎり、いくらかの高圧燃料が噴射
室64からばね室48へ移動する。ばね室48内の圧力
には殆ど、或いは全く影響がないが、多くの圧力が案内
通路65に沿った移動において失われる。このために、
噴射器の端部においてばね78がチェック69を元の着
座位置に戻すときには、ばね室48内には効率良く残余
した予荷重が殆どない。ばね室48内の予荷重の残圧
は、VOPを増大させるという望ましくない効果を有す
る。噴射室64から、予荷重を導くばね室48への燃料
の著しい漏れがある場合には、案内部分70と案内通路
インターフェイス65の長さを縮小する設計的な変形、
または環状間隙を小さくして環状間隙前後の圧力低下を
増大させることによって修正することができる。
【0014】燃料噴射器の端部において、ポンプ室36
内の燃料の高圧が軽減され、噴射室64内の圧力が低下
すると、ばねとともに、ばね室48内の加圧燃料は、チ
ェック69を第一位置に素早く戻すように作用し、噴射
オリフィス58を通る噴射が所望のように急速に終了す
る。噴射オリフィス58を通る噴射量は、オリフィスの
幾何的形状、及びキャビティ66の第一端部55からチ
ェックシート部分72の距離の関数である。この距離は
オリフィス58に到達する流量制限として作用するから
である。シート部分72が第一端部から離れるにつれ
て、オリフィス58を通る流量がより多くなる。図3、
図4、及び図5は、チェック変位D、流量F、及び圧力
Pのプロットをそれぞれ表しており、それぞれは、時間
tの関数である。図3、4及び5のそれぞれは、チェッ
ク69を戻すためにばね78に依存する類似した噴射器
に対して時間内における特性の変化を模擬するベースラ
インプロットと、本発明における秒で測定される、時間
t内の特性の変化を模擬する例示的なプロットを有す
る。図3は、ミリーメートルで計測された、例示的プロ
ットAと模擬チェック69の変位Dのベースラインプロ
ットBを表す。図4は、リットル/分で計測された、例
示的プロットCと模擬体積変位Fのベースラインプロッ
トEを表す。図5は、例示的プロットGとキロパスカル
(kPa)の単位のばねキャビティ48内の模擬圧力P
のベースラインプロットHを表す。本発明は、所望に徐
々に増大して最高変位に達し、続いてシートがキャビテ
ィ66の第一端部55に対して加圧する状態で第一位置
に急速に戻ることが容易にわかる。
【0015】様々なパラメーターがノズルの閉じ込めら
れた流量の有効性を制御する。上述したようにdp=E
b (dV/Vo)である。これらのパラメータの予測値
は、 Vo=350mm3 (0.021立方インチ) Eb =1724メガパスカル(MPa)(250、00
0ポンド/平方インチ) 案内部分直径=4.6ミリーメートル(0.18イン
チ) 案内部分ストローク=0.35ミリーメートル(0.1
4インチ) dVmax .35mm(//4)(4.6mm)2 =5.
8mm3 (0.00035立方インチ) dpmax =1724メガパスカル(5.8mm3 /35
0mm3 )=28.6メガパスカル(4140ポンド/
平方インチ) 図5は、圧力における最高変化を表しているが、上述の
ように計算された28.6メガパスカルよりも小さい2
1メガパスカルである。この分散は、案内通路65と案
内部分70との間の環状間隙を通る流体の漏れによって
計算される。環状間隙が大きくなるにつれて漏れが増大
する。案内部分70と案内通路65との間の重なる長さ
が減少するにつれて漏れが増大する傾向にある。更に、
漏れは、ばね室の圧力における差の増加、即ち閉じ込め
られた体積48、及び噴射器室64とともに増大する。
【0016】ばね室内の圧力が噴射器室64内の圧力と
ほぼ等しくなっている、米国特許第4、275、844
号のように、固定されたストロークが与えられると、ば
ね室48内に形成された最高圧力の変化dpmax は、噴
射室64の圧力とともに直接的に変化しない。代わり
に、圧力変化は体積dVmax の可能な変化によって制御
される。本発明は、HEUIユニット式燃料噴射器にお
いて述べてきたが、機械作動式燃料噴射器と同様に、ユ
ニット化されていないHEUI燃料噴射器にも同じく適
用可能である。本発明は、可動チェック69を用いる高
圧燃料噴射器に使用可能でる。ばね室48内の流体圧力
を増大させる能力に比較的小さな体積のばね室48を用
いるという有効な効果のために、比較的短いばね室を有
する燃焼噴射ノズルを設計することが可能であり、これ
により燃料噴射器10の全体の長さを短くすることがで
きる。本発明の他の態様、目的及び利点は、図面、詳細
な説明、及び請求の範囲から得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット燃料噴射器の一実施例の概略的な断面
図である。
【図2】図1のユニット燃料噴射器のノズル領域の概略
的断面図である。
【図3】本発明に関する、時間tの関数としてのニード
ルチェック変位Dのプロット図である。
【図4】本発明に関する、時間tの関数としての噴射器
からの流量Fのプロット図である。
【図5】本発明の噴射サイクルに関する、時間tの関数
としての燃料圧力Pのプロット図である。
【符号の説明】
10 油圧作動式電子制御ユニット燃料噴射器 11 ノズル組立体 12 噴射器本体 14 中心軸線 16 ソレノイドアクチュエータ 18 ポペットバルブ 22 ファスナー 24 増圧ピストン 26 油圧流体入口通路 30 バレル組立体 32 プランジャ 36 燃料ポンプ室 42 チェックバルブ 48 ばね室 52 ノズルスプレー先端 54 盲ボア 50、60 排出通路 66 キャビティ 64 噴射室 69 ニードルチェック 70 案内部分
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】様々なパラメーターがノズルの閉じ込めら
れた流量の有効性を制御する。上述したようにdp=E
(dV/Vo)である。これらのパラメータの予測値
は、 Vo=350mm(0.021立方インチ) E=1724メガパスカル(MPa)(250、00
0ポンド/平方インチ) 案内部分直径=4.6ミリーメートル(0.18イン
チ) 案内部分ストローク=0.35ミリーメートル(0.0
14インチ) dVmax=0.35mm(π/4)(4.6mm)
=5.8mm(0.00035立方インチ) dpmax=1724メガパスカル(5.8mm/3
50mm)=28.6メガパスカル(4140ポンド
/平方インチ) 図5は、圧力における最高変化を表しているが、上述の
ように計算された28.6メガパスカルよりも小さい2
1メガパスカルである。この分散は、案内通路65と案
内部分70との間の環状間隙を通る流体の漏れによって
計算される。環状間隙が大きくなるにつれて漏れが増大
する。案内部分70と案内通路65との間の重なる長さ
が減少するにつれて漏れが増大する傾向にある。更に、
漏れは、ばね室の圧力における差の増加、即ち閉じ込め
られた体積48、及び噴射器室64とともに増大する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一軸線上に閉じたキャビティを有する
    案内部材と、 軸線方向に変位するように前記閉じたキャビティ内に部
    分的に配置されて、内部に液体を閉じ込め、かつ前記閉
    じたキャビティから延びる第一端部を有するチェック
    と、 を備えた、限られた体積の加圧液体源と流体連通するよ
    うになっている燃料噴射ノズルにおいて、 前記案内部材は、前記チェックの前記第一端部を取り囲
    み、キャビティを形成するスプレー先端を一端に有して
    おり、前記キャビティは、第一位置における前記第一端
    部が前記スプレー先端と係合して該先端を貫通して形成
    されたオリフィスをブロックする状態で前記第一端部を
    取り囲み、前記高圧液体源と流体連通するようになって
    おり、 高加圧液体を前記キャビティ内に導くことにより、前記
    チェックが前記第一位置から軸線方向に変位させられ、
    その結果生じた前記閉じたキャビティ内の圧力増加によ
    り、前記所定量の高加圧流体が排出されたときに、前記
    チェックが前記第一位置に戻されるようになったことを
    特徴とする燃料噴射ノズル。
  2. 【請求項2】 第一軸線上に一端が閉じたキャビティを
    備えたノズルハウジングと、 前記キャビティ内において軸線方向に変位するように摺
    動可能に配置され、前記キャビティの閉じた端部内に液
    体を閉じ込め、かつ前記閉じたキャビティから遠ざかる
    方向に延びる第一端部を有するようになったチェック
    と、 を備えた、限られた体積の高加圧液体源と流体連通する
    ようになっている燃料噴射ノズルにおいて、 前記ノズルハウジングは、前記チェックの前記第一端部
    を取り囲み、前記キャビティの一部分を形成するスプレ
    ー先端を有しており、前記キャビティは、第一位置にお
    ける前記第一端部が前記スプレー先端と係合して該先端
    を貫通して形成されたオリフィスをブロックする状態で
    前記第一端部を取り囲み、前記高圧液体源と流体連通す
    るようになっており、 高加圧液体を前記キャビティ内に導くことにより、前記
    チェックが前記第一位置から軸線方向に変位させられ、
    その結果生じた前記閉じたキャビティ内の圧力増加によ
    り、前記所定量の高加圧流体が排出されたときに、前記
    チェックが前記第一位置に戻されるようになったことを
    特徴とする燃料噴射ノズル。
JP7103287A 1994-05-06 1995-04-27 チェックバルブ閉鎖のための流体閉じ込め手段を備えた燃料噴射器 Withdrawn JPH0842425A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/239071 1994-05-06
US08/239,071 US5429309A (en) 1994-05-06 1994-05-06 Fuel injector having trapped fluid volume means for assisting check valve closure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0842425A true JPH0842425A (ja) 1996-02-13

Family

ID=22900463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7103287A Withdrawn JPH0842425A (ja) 1994-05-06 1995-04-27 チェックバルブ閉鎖のための流体閉じ込め手段を備えた燃料噴射器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5429309A (ja)
JP (1) JPH0842425A (ja)
DE (1) DE19516805B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042974A1 (fr) * 1997-03-25 1998-10-01 Isuzu Motors Limited Injecteur

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6161770A (en) 1994-06-06 2000-12-19 Sturman; Oded E. Hydraulically driven springless fuel injector
US6257499B1 (en) 1994-06-06 2001-07-10 Oded E. Sturman High speed fuel injector
US5645224A (en) * 1995-03-27 1997-07-08 Caterpillar Inc. Modulating flow diverter for a fuel injector
US6012644A (en) * 1997-04-15 2000-01-11 Sturman Industries, Inc. Fuel injector and method using two, two-way valve control valves
US6148778A (en) 1995-05-17 2000-11-21 Sturman Industries, Inc. Air-fuel module adapted for an internal combustion engine
GB9600771D0 (en) * 1996-01-13 1996-03-20 Lucas Ind Plc Fuel pump
US5823429A (en) * 1996-07-12 1998-10-20 Servojet Products International Hybrid hydraulic electronic unit injector
US5743237A (en) * 1997-01-28 1998-04-28 Caterpillar Inc. Hydraulically-actuated fuel injector with needle valve operated spill passage
US5873527A (en) * 1997-02-19 1999-02-23 Caterpillar Inc. Fuel injector with regulated plunger motion
US5950931A (en) * 1998-01-30 1999-09-14 Caterpillar Inc. Pressure decay passage for a fuel injector having a trapped volume nozzle assembly
US6085991A (en) 1998-05-14 2000-07-11 Sturman; Oded E. Intensified fuel injector having a lateral drain passage
US6113012A (en) * 1998-06-25 2000-09-05 Caterpillar Inc. Rate shaped fuel injector with internal dual flow rate office
US6092744A (en) * 1998-08-07 2000-07-25 Caterpillar, Inc. Fuel injector with pressure regulated trapped volume nozzle assembly
US6119962A (en) * 1998-08-07 2000-09-19 Caterpillar Inc. Fuel injector having a trapped volume nozzle assembly with a pressure relief valve
US6113000A (en) * 1998-08-27 2000-09-05 Caterpillar Inc. Hydraulically-actuated fuel injector with intensifier piston always exposed to high pressure actuation fluid inlet
US6119959A (en) * 1999-02-10 2000-09-19 Caterpillar Inc. Fuel injector with controlled spill to produce split injection
US6517011B1 (en) * 2000-06-13 2003-02-11 Caterpillar Inc Fuel injector with pressurized fuel reverse flow check valve
FR2815085B1 (fr) * 2000-10-05 2005-07-08 Denso Corp Structure perfectionnee d'injecteur de carburant destinee a eviter l'injection d'une quantite excessive de carburant
DE10054992A1 (de) * 2000-11-07 2002-06-06 Bosch Gmbh Robert Druckgesteuerter Injektor mit Kraftausgleich
US7004406B2 (en) * 2002-09-12 2006-02-28 International Engine Intellectual Property Company, Llc Enhanced needle motion controller
US7108200B2 (en) * 2003-05-30 2006-09-19 Sturman Industries, Inc. Fuel injectors and methods of fuel injection
US7182068B1 (en) 2003-07-17 2007-02-27 Sturman Industries, Inc. Combustion cell adapted for an internal combustion engine
US6928986B2 (en) * 2003-12-29 2005-08-16 Siemens Diesel Systems Technology Vdo Fuel injector with piezoelectric actuator and method of use
US7900604B2 (en) * 2005-06-16 2011-03-08 Siemens Diesel Systems Technology Dampening stop pin
WO2008141237A1 (en) * 2007-05-09 2008-11-20 Sturman Digital Systems, Llc Multiple intensifier injectors with positive needle control and methods of injection
US20100012745A1 (en) 2008-07-15 2010-01-21 Sturman Digital Systems, Llc Fuel Injectors with Intensified Fuel Storage and Methods of Operating an Engine Therewith
EP2478210A4 (en) * 2009-09-17 2013-06-05 Int Engine Intellectual Prop HIGH PRESSURE PUMP INJECTOR
KR20120015132A (ko) 2010-08-11 2012-02-21 현대중공업 주식회사 2단 연료 분사 밸브
US20120043393A1 (en) * 2010-08-17 2012-02-23 Caterpillar, Inc. Fuel Injector with Damper Volume and Method for Controlling Pressure Overshoot
US9181890B2 (en) 2012-11-19 2015-11-10 Sturman Digital Systems, Llc Methods of operation of fuel injectors with intensified fuel storage

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3738576A (en) * 1971-04-21 1973-06-12 Physics Int Co Injection nozzle for direct injection engine
GB1472401A (en) * 1973-05-12 1977-05-04 Cav Ltd Fuel injection nozzles
DE2558789A1 (de) * 1975-12-24 1977-07-14 Bosch Gmbh Robert Hochdruck-kraftstoffeinspritzeinrichtung fuer dieselmotoren
US4275844A (en) * 1979-11-30 1981-06-30 Caterpillar Tractor Co. Fuel injection nozzle
US4566635A (en) * 1983-08-10 1986-01-28 Robert Bosch Gmbh Fuel injection nozzle for internal combustion engines
US4605166A (en) * 1985-02-21 1986-08-12 Stanadyne, Inc. Accumulator injector
GB8709712D0 (en) * 1987-04-24 1987-05-28 Lucas Ind Plc Fuel injection nozzle
DD270948A1 (de) * 1988-04-08 1989-08-16 Zwickau Ing Hochschule Ventilanordnung fuer einspritzanlagen
US5121730A (en) * 1991-10-11 1992-06-16 Caterpillar Inc. Methods of conditioning fluid in an electronically-controlled unit injector for starting
US5191867A (en) * 1991-10-11 1993-03-09 Caterpillar Inc. Hydraulically-actuated electronically-controlled unit injector fuel system having variable control of actuating fluid pressure
US5143291A (en) * 1992-03-16 1992-09-01 Navistar International Transportation Corp. Two-stage hydraulic electrically-controlled unit injector
US5287838A (en) * 1993-02-26 1994-02-22 Caterpillar Inc. Compact reverse flow check valve assembly for a unit fluid pump-injector
AT411453B (de) * 1999-11-12 2004-01-26 Philipp Prause Vorrichtung zur aufnahme gelochter blätter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998042974A1 (fr) * 1997-03-25 1998-10-01 Isuzu Motors Limited Injecteur
US6138923A (en) * 1997-03-25 2000-10-31 Isuzu Motors Limited Injector

Also Published As

Publication number Publication date
DE19516805A1 (de) 1995-11-09
US5429309A (en) 1995-07-04
DE19516805B4 (de) 2009-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0842425A (ja) チェックバルブ閉鎖のための流体閉じ込め手段を備えた燃料噴射器
US5505384A (en) Rate shaping control valve for fuel injection nozzle
JP4108783B2 (ja) 流体噴射器の直接作動式速度制御ノズルバルブ
US5709341A (en) Two-stage plunger for rate shaping in a fuel injector
EP1036932A2 (en) Fuel injector
US5655501A (en) Rate shaping plunger/piston assembly for a hydraulically actuated fuel injector
JP4173821B2 (ja) 内燃機関用の燃料噴射装置
EP1080306A1 (en) Hydraulically-actuated fuel injector with rate shaping spool control valve
US6161773A (en) Fuel injector nozzle with guide to check clearance passage providing injection rate shaping
GB2334308A (en) A control valve for a fuel injector and having a multi piece valve member with damping
JPH11229994A (ja) 燃料噴射装置
US5685490A (en) Fuel injector with pressure bleed-off stop
JPH0568639B2 (ja)
GB2307521A (en) Hydraulically actuated fuel injector with spill valve for abrupt end to injection
JPH0525032B2 (ja)
GB2334309A (en) Fuel injector, for I.C. engines, having a intensifier piston with hydraulic stop means to provide abrupt end to injection event
US6119959A (en) Fuel injector with controlled spill to produce split injection
US6173699B1 (en) Hydraulically-actuated fuel injector with electronically actuated spill valve
US6129072A (en) Hydraulically actuated device having a ball valve member
US6425375B1 (en) Piston and barrel assembly with stepped top and hydraulically-actuated fuel injector utilizing same
US6298826B1 (en) Control valve with internal flow path and fuel injector using same
US6591812B2 (en) Rail connection with rate shaping behavior for a hydraulically actuated fuel injector
US6575137B2 (en) Piston and barrel assembly with stepped top and hydraulically-actuated fuel injector utilizing same
US6923382B2 (en) Hydraulically actuated injector with delay piston and method of using the same
US6092744A (en) Fuel injector with pressure regulated trapped volume nozzle assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020702