JPH0814121A - 燃焼機関の燃費向上装置 - Google Patents
燃焼機関の燃費向上装置Info
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- JPH0814121A JPH0814121A JP6165792A JP16579294A JPH0814121A JP H0814121 A JPH0814121 A JP H0814121A JP 6165792 A JP6165792 A JP 6165792A JP 16579294 A JP16579294 A JP 16579294A JP H0814121 A JPH0814121 A JP H0814121A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼機関で使用するガソリンの燃費を８〜１
５％向上させて、ガソリンの有効利用、省エネルギー化
に寄与するとともに、燃費向上装置のコンパクト化、イ
ニシャルコスト、ランニングコストの低減化をはかる。 【構成】 ガソリンの配管３のエンジン１に近い部分
を、二枚のフェライト製またはネオジ製の磁石板４でサ
ンドイッチ状に挟み込み、二枚の磁石板４の磁力、板
厚、磁石板４と磁石板４の間隔を所定の値に保つととも
に、二枚の磁石板４の磁極を対極に配置して、磁石板４
の対極間の中心点Ｚの磁束密度を、フェライト製の磁石
板４の場合に２０００ガウス以上、ネオジ製の磁石板４
の場合に８０００ガウス以上にした磁化装置５によって
ガソリンを磁気処理するの燃焼機関の燃費向上装置。
５％向上させて、ガソリンの有効利用、省エネルギー化
に寄与するとともに、燃費向上装置のコンパクト化、イ
ニシャルコスト、ランニングコストの低減化をはかる。 【構成】 ガソリンの配管３のエンジン１に近い部分
を、二枚のフェライト製またはネオジ製の磁石板４でサ
ンドイッチ状に挟み込み、二枚の磁石板４の磁力、板
厚、磁石板４と磁石板４の間隔を所定の値に保つととも
に、二枚の磁石板４の磁極を対極に配置して、磁石板４
の対極間の中心点Ｚの磁束密度を、フェライト製の磁石
板４の場合に２０００ガウス以上、ネオジ製の磁石板４
の場合に８０００ガウス以上にした磁化装置５によって
ガソリンを磁気処理するの燃焼機関の燃費向上装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼機関、例えば自動
車、飛行機、船舶等のエンジンとガソリンタンクの間の
配管に、高性能のフェライト製またはネオジ製の磁石を
利用した磁気装置を取り付けた燃焼機関のガソリンの燃
費向上装置に関するものである。
車、飛行機、船舶等のエンジンとガソリンタンクの間の
配管に、高性能のフェライト製またはネオジ製の磁石を
利用した磁気装置を取り付けた燃焼機関のガソリンの燃
費向上装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車のガソリンを磁石によって
形成した磁場に通過させてガソリンの燃費を向上させる
ことは公知である。例えば、５０００ガウス以上の磁力
を持つ磁石で形成した磁場に、ガソリンを通過させてイ
オン反応を促進し、ガソリンの燃費を２〜３％向上させ
たことが大阪大学松村教授より報告されている。
形成した磁場に通過させてガソリンの燃費を向上させる
ことは公知である。例えば、５０００ガウス以上の磁力
を持つ磁石で形成した磁場に、ガソリンを通過させてイ
オン反応を促進し、ガソリンの燃費を２〜３％向上させ
たことが大阪大学松村教授より報告されている。
【０００３】また、鉱物であるガソリンにはプラスイオ
ンとマイナスインオがマチマチの数で存在し、これを磁
石によって整えると、燃費が２〜３％向上するとともに
有害物質も減少することが米国で報告されており、さら
に、装置の中に挿填したセラミック筒にプラチナ、ロジ
ウム、アルミ、金等の金属箔を充填し、この筒をセラミ
ックプレートと磁石でサンドイッチして振動させると、
電磁波と磁場が変化して陽イオンと陰イオンが発生し、
これらのイオンがガソリンの分子と組み合わされると、
燃費が２〜３％向上すると報告されている。
ンとマイナスインオがマチマチの数で存在し、これを磁
石によって整えると、燃費が２〜３％向上するとともに
有害物質も減少することが米国で報告されており、さら
に、装置の中に挿填したセラミック筒にプラチナ、ロジ
ウム、アルミ、金等の金属箔を充填し、この筒をセラミ
ックプレートと磁石でサンドイッチして振動させると、
電磁波と磁場が変化して陽イオンと陰イオンが発生し、
これらのイオンがガソリンの分子と組み合わされると、
燃費が２〜３％向上すると報告されている。
【０００４】このように、従来の方法においては、２〜
３％程度しかガソリンの燃費は向上してなく、ガソリン
の燃費改善としては不充分なものであり、燃費向上装置
が大型化し、燃費向上装置のイニシャルコストとランニ
ングコストも高いなど種々の問題があった。
３％程度しかガソリンの燃費は向上してなく、ガソリン
の燃費改善としては不充分なものであり、燃費向上装置
が大型化し、燃費向上装置のイニシャルコストとランニ
ングコストも高いなど種々の問題があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、燃焼機関で
使用するガソリンの燃費を８〜１５％向上させて、ガソ
リンの有効利用、すなわち省エネルギー化に寄与すると
ともに、燃費向上装置のコンパクト化をはかり、燃費向
上装置のイニシャルコストとランニングコストを安価に
することに目的がある。
使用するガソリンの燃費を８〜１５％向上させて、ガソ
リンの有効利用、すなわち省エネルギー化に寄与すると
ともに、燃費向上装置のコンパクト化をはかり、燃費向
上装置のイニシャルコストとランニングコストを安価に
することに目的がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した目的
を達成するの自動車等の燃料の燃焼機関の燃費向上装置
に関するもので、エンジンとガソリンタンクの間の配管
であって、可能な限りエンジンに近い１１０〜１５０ｍ
ｍの長さの配管を、二枚のフェライト製の磁石板でサン
ドイッチ状に挟み込むものであって、二枚のフェライト
製の磁石板は、４０００ガウス以上の磁力を持ち、かつ
板厚が３０ｍｍ以上あり、かつ磁石板と磁石板の間隔を
１３〜１７ｍｍの間隔を置き、さらに二枚の磁石板の磁
極を対極に配置し、磁石板の対極間の中心点（０点）の
磁束密度を２０００ガウス以上にした磁化装置によっ
て、配管のガソリンの磁気処理を行うことに特徴があ
る。
を達成するの自動車等の燃料の燃焼機関の燃費向上装置
に関するもので、エンジンとガソリンタンクの間の配管
であって、可能な限りエンジンに近い１１０〜１５０ｍ
ｍの長さの配管を、二枚のフェライト製の磁石板でサン
ドイッチ状に挟み込むものであって、二枚のフェライト
製の磁石板は、４０００ガウス以上の磁力を持ち、かつ
板厚が３０ｍｍ以上あり、かつ磁石板と磁石板の間隔を
１３〜１７ｍｍの間隔を置き、さらに二枚の磁石板の磁
極を対極に配置し、磁石板の対極間の中心点（０点）の
磁束密度を２０００ガウス以上にした磁化装置によっ
て、配管のガソリンの磁気処理を行うことに特徴があ
る。
【０００７】また、本発明は、前述した燃焼機関の燃費
向上装置として、可能な限りエンジンに近い５０〜１３
０ｍｍの長さの配管を、５０００ガウス以上の磁力を持
ち、かつ板厚が１０ｍｍ以上の二枚のネオジ製の磁石板
で、磁石板と磁石板の間隔を１４〜１８ｍｍの間隔を置
いて、サンドイッチ状に挟み込むとともに、この磁石板
の磁極を対極に配置し、二枚の磁石板の対極間の中心点
（０点）の磁束密度を８０００ガウス以上にした磁化装
置によって、配管のガソリンの磁気処理を効率的に行う
ことに特徴がある。
向上装置として、可能な限りエンジンに近い５０〜１３
０ｍｍの長さの配管を、５０００ガウス以上の磁力を持
ち、かつ板厚が１０ｍｍ以上の二枚のネオジ製の磁石板
で、磁石板と磁石板の間隔を１４〜１８ｍｍの間隔を置
いて、サンドイッチ状に挟み込むとともに、この磁石板
の磁極を対極に配置し、二枚の磁石板の対極間の中心点
（０点）の磁束密度を８０００ガウス以上にした磁化装
置によって、配管のガソリンの磁気処理を効率的に行う
ことに特徴がある。
【０００８】
【作用】以上述べたような、本発明の磁化装置は、可能
な限りエンジンに近い配管を、特定の磁力を有するフェ
ライト製の磁石板またはネオジ製の磁石板でサンドイッ
チ状に挟み込み、しかも長い磁気処理距離を確保すると
ともに最適な磁気処理間隔を保持し、かつ、二枚の磁石
板の磁極を対極に配置することによって、二枚の磁石板
の対極間の中心点（０点）の磁束密度を強力に維持し
て、ガソリンを磁気処理すると、強力な磁力を持った磁
石板から発生する磁力とプラスイオンより構成される強
力な磁場の中をガソリンが通過している間に、ガソリン
分子はプラスイオンが増大するとともに微粒化して、空
気のマイナスイオン酸素と結合し、これによって可逆反
応を起こすときに、ガソリン分子は一層微粒化し、より
大きなエネルギーを貯え、活性化して燃焼効率を高め、
燃費を向上させる。
な限りエンジンに近い配管を、特定の磁力を有するフェ
ライト製の磁石板またはネオジ製の磁石板でサンドイッ
チ状に挟み込み、しかも長い磁気処理距離を確保すると
ともに最適な磁気処理間隔を保持し、かつ、二枚の磁石
板の磁極を対極に配置することによって、二枚の磁石板
の対極間の中心点（０点）の磁束密度を強力に維持し
て、ガソリンを磁気処理すると、強力な磁力を持った磁
石板から発生する磁力とプラスイオンより構成される強
力な磁場の中をガソリンが通過している間に、ガソリン
分子はプラスイオンが増大するとともに微粒化して、空
気のマイナスイオン酸素と結合し、これによって可逆反
応を起こすときに、ガソリン分子は一層微粒化し、より
大きなエネルギーを貯え、活性化して燃焼効率を高め、
燃費を向上させる。
【０００９】
【実施例】図１に示すように、燃焼装置として、例えば
自動車のエンジンを例として説明すると、エンジン１に
は、ガソリンタンク２よりガソリンを供給する配管３が
接続されているが、本発明においては、この配管３の可
能な限りエンジン１に近い位置であって、配管３の１１
０〜１５０ｍｍの長さの部分を、二枚のフェライト製の
磁石板４の間にサンドイッチ状に挟み込んでガソリンの
磁化装置５を構成する。
自動車のエンジンを例として説明すると、エンジン１に
は、ガソリンタンク２よりガソリンを供給する配管３が
接続されているが、本発明においては、この配管３の可
能な限りエンジン１に近い位置であって、配管３の１１
０〜１５０ｍｍの長さの部分を、二枚のフェライト製の
磁石板４の間にサンドイッチ状に挟み込んでガソリンの
磁化装置５を構成する。
【００１０】配管３をサンドイッチ状に挟み込む二枚の
フェライト製の磁石は、磁力として４０００ガウス以上
の磁力を持ち、図２に示すように、板厚Ｌｍが３０ｍｍ
以上のものを用いるが、この二枚の磁石板４のは、１３
〜１７ｍｍの間隔を置いて、サンドイッチ状に挟み、そ
の磁石板４間の中心点Ｚまでの距離Ｌを６．５〜８．５
ｍｍにするとともに、二枚の磁石板４の磁極を対極に配
置し、二枚の磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度を
２０００ガウス以上になるように構成する。
フェライト製の磁石は、磁力として４０００ガウス以上
の磁力を持ち、図２に示すように、板厚Ｌｍが３０ｍｍ
以上のものを用いるが、この二枚の磁石板４のは、１３
〜１７ｍｍの間隔を置いて、サンドイッチ状に挟み、そ
の磁石板４間の中心点Ｚまでの距離Ｌを６．５〜８．５
ｍｍにするとともに、二枚の磁石板４の磁極を対極に配
置し、二枚の磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度を
２０００ガウス以上になるように構成する。
【００１１】二枚のフェライト製の磁石板４の対極間の
中心点Ｚの磁束密度が２０００ガウス未満であると、磁
気処理不足となって不都合である。
中心点Ｚの磁束密度が２０００ガウス未満であると、磁
気処理不足となって不都合である。
【００１２】二枚のフェライト製の磁石板４の板厚が３
０ｍｍ未満の場合、また二枚の磁石板４の間隔が１５ｍ
ｍ以上の場合、二枚の磁石板４の磁極を対極に配置しな
い場合には、二枚の磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束
密度は２０００ガウス以上にはならない。
０ｍｍ未満の場合、また二枚の磁石板４の間隔が１５ｍ
ｍ以上の場合、二枚の磁石板４の磁極を対極に配置しな
い場合には、二枚の磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束
密度は２０００ガウス以上にはならない。
【００１３】さらに、配管３を二枚のフェライト製の磁
石板４によってサンドイッチ状に挟み込まない場合、す
なわち磁石板４より配管３がはみ出した場合も、二枚の
磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度は２０００ガウ
ス以上になることはない。
石板４によってサンドイッチ状に挟み込まない場合、す
なわち磁石板４より配管３がはみ出した場合も、二枚の
磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度は２０００ガウ
ス以上になることはない。
【００１４】したがって、通常の場合、ガソリンの配管
３の内径は８ｍｍ前後あり、外径は１０ｍｍ前後あり、
この配管３を二枚のフェライト製の磁石板４によってサ
ンドイッチ状に挟み込むために、磁石板４の幅は４５〜
６５ｍｍ、また磁石板４の長さは１１０〜１５０ｍｍに
することを要する。
３の内径は８ｍｍ前後あり、外径は１０ｍｍ前後あり、
この配管３を二枚のフェライト製の磁石板４によってサ
ンドイッチ状に挟み込むために、磁石板４の幅は４５〜
６５ｍｍ、また磁石板４の長さは１１０〜１５０ｍｍに
することを要する。
【００１５】例えば、内径８ｍｍ、外径１０ｍｍのガソ
リンの配管３を、図３に示すように、４１００ガウス
（Ｂｒ）の磁力を持ち、幅（ａ）５５ｍｍ、長さ（ｂ）
１５０ｍｍ、板厚（Ｌｍ）３６ｍｍの二枚のフェライト
製の磁石板４によって、間隔１５ｍｍを置いて、サンド
イッチ状に挟み込み、その磁石板４間の中心点Ｚの距離
（Ｌ）を７．５ｍｍにし、二枚の磁石板４の磁性を対極
にした場合の磁石板４間の中心点Ｚの磁束密度（Ｈ）に
ついて計算すると、以下の計算式で示すように２１０４
ガウスになる。
リンの配管３を、図３に示すように、４１００ガウス
（Ｂｒ）の磁力を持ち、幅（ａ）５５ｍｍ、長さ（ｂ）
１５０ｍｍ、板厚（Ｌｍ）３６ｍｍの二枚のフェライト
製の磁石板４によって、間隔１５ｍｍを置いて、サンド
イッチ状に挟み込み、その磁石板４間の中心点Ｚの距離
（Ｌ）を７．５ｍｍにし、二枚の磁石板４の磁性を対極
にした場合の磁石板４間の中心点Ｚの磁束密度（Ｈ）に
ついて計算すると、以下の計算式で示すように２１０４
ガウスになる。
【数１】
【００１６】また、ガソリンの配管３を、図４に示すよ
うに、Ｓ字が連続して接続するような形に蛇行させて、
このように構成した配管３を、図５に示すように、二枚
の磁石板４によってサンドイッチ状に挟み込むことによ
って磁化装置５をコンパクトにさせることもできるし、
この機構を積極的に利用して、スペースを取らずに、一
段と長い磁気処理距離を確保することもできる。
うに、Ｓ字が連続して接続するような形に蛇行させて、
このように構成した配管３を、図５に示すように、二枚
の磁石板４によってサンドイッチ状に挟み込むことによ
って磁化装置５をコンパクトにさせることもできるし、
この機構を積極的に利用して、スペースを取らずに、一
段と長い磁気処理距離を確保することもできる。
【００１７】実験例１ 日産自動車株式会社製の平成 年式のローレル（オート
マチック車）の２５００ｃｃのエンジンのガソリンの配
管（内径８ｍｍ（流路断面積５０．２７ｍｍ2））に、
前述したような磁化装置を装着せずに走行した場合（比
較例）と前述した二枚のフェライト製の磁石板の対極間
の中心点Ｚの磁束密度が２１０４ガウスの磁化装置を、
エンジンの燃料噴射ポンプの手前５００ｍｍの位置の配
管に、長さ１５０ｍｍの範囲にわたって、サンドイッチ
状に挟み込んで取り付け、ガソリンを磁化処理装置によ
って磁気処理しながら走行した場合（本発明例）にい
て、以下のように、燃費の比較を行った。
マチック車）の２５００ｃｃのエンジンのガソリンの配
管（内径８ｍｍ（流路断面積５０．２７ｍｍ2））に、
前述したような磁化装置を装着せずに走行した場合（比
較例）と前述した二枚のフェライト製の磁石板の対極間
の中心点Ｚの磁束密度が２１０４ガウスの磁化装置を、
エンジンの燃料噴射ポンプの手前５００ｍｍの位置の配
管に、長さ１５０ｍｍの範囲にわたって、サンドイッチ
状に挟み込んで取り付け、ガソリンを磁化処理装置によ
って磁気処理しながら走行した場合（本発明例）にい
て、以下のように、燃費の比較を行った。
【００１８】 平均速度(km/h) 走行距離(km) 燃費(リットル/hr) 比較例 ５０ １００００ ７．４６１ 本発明例 ５０ １００００ ８．１０８ 以上の結果より明らかなように、本発明例の場合は比較
例より８．６７％燃費が向上した。自動車の燃料とし
て、丸善株式会社のハイオクタンガソリンを使用し、自
動車を走行した結果である。
例より８．６７％燃費が向上した。自動車の燃料とし
て、丸善株式会社のハイオクタンガソリンを使用し、自
動車を走行した結果である。
【００１９】なお、他の比較例として、自動車の走行前
にガソリンを、前述した本発明の磁化装置で磁気処理し
た後、自動車のガソリンタンクに充填し、同様の条件で
自動車を走行した場合について、燃費を測定したとこ
ろ、７．４２９ｋｍ／ｈであり、燃費の改善はみられ
ず、さらに、前述した磁化装置の磁石板の長さを５０ｍ
ｍと１００ｍｍにして、同様の条件で自動車を走行した
場合について、燃費を測定したところ、磁石板の長さを
５０ｍｍの場合には、燃費の改善はみられず、磁石板の
長さを８０ｍｍの場合には、７．６４８ｋｍ／ｈであ
り、２．５％％しか燃費は向上しなかった。
にガソリンを、前述した本発明の磁化装置で磁気処理し
た後、自動車のガソリンタンクに充填し、同様の条件で
自動車を走行した場合について、燃費を測定したとこ
ろ、７．４２９ｋｍ／ｈであり、燃費の改善はみられ
ず、さらに、前述した磁化装置の磁石板の長さを５０ｍ
ｍと１００ｍｍにして、同様の条件で自動車を走行した
場合について、燃費を測定したところ、磁石板の長さを
５０ｍｍの場合には、燃費の改善はみられず、磁石板の
長さを８０ｍｍの場合には、７．６４８ｋｍ／ｈであ
り、２．５％％しか燃費は向上しなかった。
【００２０】実験例２ 前述した内径８ｍｍ、外径１０ｍｍのガソリンの配管
を、図 に示すように、１１８４０ガウス（Ｂｒ）の磁
力を持ち、幅（ａ）４０ｍｍ、長さ（ｂ）５０ｍｍ、板
厚（Ｌｍ）１０ｍｍの二枚のネオジ製の磁石板４によっ
て、間隔１４．５ｍｍを置いて、サンドイッチ状に挟み
込み、その磁石板４間の中心点（０点）の距離（Ｌ）を
７．２５ｍｍにするとともに、二枚の磁石板４の磁性を
対極に配置し、磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度
（Ｈ）について計算すると、以下の計算式で示すように
８４９５ガウスになる。
を、図 に示すように、１１８４０ガウス（Ｂｒ）の磁
力を持ち、幅（ａ）４０ｍｍ、長さ（ｂ）５０ｍｍ、板
厚（Ｌｍ）１０ｍｍの二枚のネオジ製の磁石板４によっ
て、間隔１４．５ｍｍを置いて、サンドイッチ状に挟み
込み、その磁石板４間の中心点（０点）の距離（Ｌ）を
７．２５ｍｍにするとともに、二枚の磁石板４の磁性を
対極に配置し、磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度
（Ｈ）について計算すると、以下の計算式で示すように
８４９５ガウスになる。
【数２】
【００２１】実験例１と同じ条件で、平成 年式のロー
レル（オートマチック車）の２５００ｃｃのエンジンの
ガソリンの配管（内径８ｍｍ（流路断面積５０．２７ｍ
ｍ2））に、前述したような磁化装置を装着せずに走行
した場合（比較例）と前述した二枚のネオジ製の磁石板
の対極間の中心点の磁束密度が８４９５ガウスの磁化装
置を、エンジンの燃料噴射ポンプの手前４００ｍｍの位
置の配管に、長さ５０ｍｍの範囲にわたって、サンドイ
ッチ状に挟み込んで取り付け、ガソリンを磁化処理装置
によって磁気処理しながら走行した場合（本発明例）に
いて、以下のように、燃費の比較を行った。
レル（オートマチック車）の２５００ｃｃのエンジンの
ガソリンの配管（内径８ｍｍ（流路断面積５０．２７ｍ
ｍ2））に、前述したような磁化装置を装着せずに走行
した場合（比較例）と前述した二枚のネオジ製の磁石板
の対極間の中心点の磁束密度が８４９５ガウスの磁化装
置を、エンジンの燃料噴射ポンプの手前４００ｍｍの位
置の配管に、長さ５０ｍｍの範囲にわたって、サンドイ
ッチ状に挟み込んで取り付け、ガソリンを磁化処理装置
によって磁気処理しながら走行した場合（本発明例）に
いて、以下のように、燃費の比較を行った。
【００２２】 平均速度(km/h) 走行距離(km) 燃費(リットル/hr) 比較例 ５０ １００００ ６．８１６ 本発明例 ５０ １００００ ７．８２９ 以上の結果より明らかなように、本発明例の場合は比較
例より１４．８６％燃費が向上した。自動車の燃料とし
て、丸善株式会社のハイオクタンガソリンを使用し、自
動車を走行した結果である。
例より１４．８６％燃費が向上した。自動車の燃料とし
て、丸善株式会社のハイオクタンガソリンを使用し、自
動車を走行した結果である。
【００２３】なお、他の比較例として、自動車の走行前
にガソリンを、前述した本発明の磁化装置で磁気処理し
た後、自動車のガソリンタンクに充填し、同様の条件で
自動車を走行した場合について、燃費を測定したとこ
ろ、６．７８５ｋｍ／ｈであり、燃費の改善はみられ
ず、さらに、前述した磁化装置の磁石板の長さを３０ｍ
ｍと４０ｍｍにして、同様の条件で自動車を走行した場
合について、燃費を測定したところ、磁石板の長さを３
０ｍｍの場合には、燃費の改善はみられず、磁石板の長
さを４０ｍｍの場合には、６．９２０ｋｍ／ｈであり、
２％しか燃費は向上しなかった。
にガソリンを、前述した本発明の磁化装置で磁気処理し
た後、自動車のガソリンタンクに充填し、同様の条件で
自動車を走行した場合について、燃費を測定したとこ
ろ、６．７８５ｋｍ／ｈであり、燃費の改善はみられ
ず、さらに、前述した磁化装置の磁石板の長さを３０ｍ
ｍと４０ｍｍにして、同様の条件で自動車を走行した場
合について、燃費を測定したところ、磁石板の長さを３
０ｍｍの場合には、燃費の改善はみられず、磁石板の長
さを４０ｍｍの場合には、６．９２０ｋｍ／ｈであり、
２％しか燃費は向上しなかった。
【００２４】
【発明の効果】従来、２〜３％程度しか燃費を向上でき
ないのを、本発明によると、４０００ガウス以上のフェ
ライト製の磁石を使用した場合、燃費を８％、５０００
ガウス以上のネオジ製の磁石を使用した場合、燃費を１
５％向上できるという優れた効果があり、自動車等の燃
料の燃焼機関の燃料使用量の削減が可能であり、省エネ
ルギーが課題になっいる現代にマッチした装置である。
ないのを、本発明によると、４０００ガウス以上のフェ
ライト製の磁石を使用した場合、燃費を８％、５０００
ガウス以上のネオジ製の磁石を使用した場合、燃費を１
５％向上できるという優れた効果があり、自動車等の燃
料の燃焼機関の燃料使用量の削減が可能であり、省エネ
ルギーが課題になっいる現代にマッチした装置である。
【００２５】また、本発明によると、磁化装置は小型
で、磁力が強いものであるために、装置をコンパクトか
かることができ、特に、５０００ガウス以上のネオジ製
の磁石を使用した場合、ガソリンの配管を蛇行して構成
した場合、磁石の寸法や構造がより小型であるため、一
層のコンパクト化が可能であり、スペースに制約のある
エンジンルームにも容易に取り付けることができる利点
もある。
で、磁力が強いものであるために、装置をコンパクトか
かることができ、特に、５０００ガウス以上のネオジ製
の磁石を使用した場合、ガソリンの配管を蛇行して構成
した場合、磁石の寸法や構造がより小型であるため、一
層のコンパクト化が可能であり、スペースに制約のある
エンジンルームにも容易に取り付けることができる利点
もある。
【００２６】さらに、本発明によると、磁化装置にフェ
ライト製の磁石またはネオジ製の磁石の永久磁石を使用
するだけであるので、装置のイニシャルコストとランニ
ングコストを安価にすることもできる。
ライト製の磁石またはネオジ製の磁石の永久磁石を使用
するだけであるので、装置のイニシャルコストとランニ
ングコストを安価にすることもできる。
【図１】自動車のガソリンの配管を二枚の磁石板でサン
ドイッチ状に挟んだ磁化装置によって、ガソリンの磁気
処理を行う本発明の自動車のエンジンの燃費向上装置の
説明図である。
ドイッチ状に挟んだ磁化装置によって、ガソリンの磁気
処理を行う本発明の自動車のエンジンの燃費向上装置の
説明図である。
【図２】本発明の自動車のガソリンの配管に二枚の磁石
板でサンドイッチ状に挟み、二枚の磁石板の磁性を対極
に配置した状態を示す断面図である。
板でサンドイッチ状に挟み、二枚の磁石板の磁性を対極
に配置した状態を示す断面図である。
【図３】本発明の二枚のフェライト製の磁石板による対
極間の中心点の磁束密度を現す磁化装置の構成を示す斜
視図である。
極間の中心点の磁束密度を現す磁化装置の構成を示す斜
視図である。
【図４】自動車のガソリンの配管を蛇行して構成した状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図５】蛇行した自動車のガソリンの配管に、二枚の磁
石板でサンドイッチ状に挟むとともに、二枚の磁石板の
磁性を対極に配置した状態を示す断面図である。
石板でサンドイッチ状に挟むとともに、二枚の磁石板の
磁性を対極に配置した状態を示す断面図である。
【図６】本発明の二枚のネオジ製の磁石板による対極間
の中心点の磁束密度を現す磁化装置の構成を示す斜視図
である。
の中心点の磁束密度を現す磁化装置の構成を示す斜視図
である。
１ エンジン ２ ガソリンタンク ３ ガソリンの配管 ４ 磁石板 ５ 磁化装置 ａ 磁石板の幅 ｂ 磁石板の長さ Ｌｍ 磁石板の厚さ Ｌ 磁石板間の中心点まで距離 Ｚ 磁石板の対極間の中心点
Claims (2)
- 【請求項１】 燃焼機関のエンジン１とガソリンタンク
２の間の配管３であって、可能な限りエンジン１に近い
１１０〜１５０ｍｍの長さの配管３を、４０００ガウス
以上の磁力を持ち、かつ板厚が３０ｍｍ以上の二枚のフ
ェライト製の磁石板４で、磁石板４と磁石板４の間隔を
１３〜１７ｍｍの間隔を置いて、サンドイッチ状に挟み
込むとともに、この磁石板４の磁極を対極に配置し、二
枚の磁石板４の対極間の中心点Ｚの磁束密度を２０００
ガウス以上にした磁化装置５によって、配管３のガソリ
ンの磁気処理を行う燃焼機関の燃費向上装置。 - 【請求項２】 可能な限りエンジン１に近い５０〜１３
０ｍｍの長さの配管３を、５０００ガウス以上の磁力を
持ち、かつ板厚が１０ｍｍ以上の二枚のネオジ製の磁石
板４で、磁石板４と磁石板４の間隔を１４〜１８ｍｍの
間隔を置いて、サンドイッチ状に挟み込むとともに、こ
の磁石板４の磁極を対極に配置し、二枚の磁石板４の対
極間の中心点Ｚの磁束密度を８０００ガウス以上にした
磁化装置によって、配管３のガソリンの磁気処理を行う
請求項１記載の燃焼機関の燃費向上装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165792A JPH0814121A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 燃焼機関の燃費向上装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165792A JPH0814121A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 燃焼機関の燃費向上装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0814121A true JPH0814121A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15819086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6165792A Pending JPH0814121A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 燃焼機関の燃費向上装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0814121A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6220231B1 (en) | 1997-01-06 | 2001-04-24 | Big Bang Co., Ltd. | Device and method for improving engine combustion by use of magnetism |
| JP2003227422A (ja) * | 2000-10-24 | 2003-08-15 | Kantamu:Kk | 石油系燃料の燃焼改善装置 |
| JP2006501400A (ja) * | 2002-10-02 | 2006-01-12 | トゥリ、カルロ | ディーゼル・エンジン燃料用の磁気調質装置 |
| WO2010131997A3 (ru) * | 2009-05-06 | 2010-12-23 | Tuev Sergei Vladimirovich | Способ и устройство изменения молекулярного состава жидкого углеводородного топлива |
| WO2012026841A1 (ru) * | 2010-08-26 | 2012-03-01 | Anisimov Pavel Fedorovich | Способ и устройство изменения молекулярного состава жидкого углеводородного топлива |
| JP2012097734A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-05-24 | Akio Shigeta | 燃焼機関の燃費改善方法及び燃費改善具 |
| JP2014513747A (ja) * | 2011-05-19 | 2014-06-05 | プロフェッショナルズ フォー エナジー − エンバイロンメント アンド ウォーター ソリューションズ リミティド カンパニー | 液体および気体の間接的磁気処理のための方法および装置 |
| CN106753522A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-05-31 | 洛阳绿景环保科技有限公司 | 一种高效磁电破乳器 |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP6165792A patent/JPH0814121A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
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| CN106753522A (zh) * | 2017-02-15 | 2017-05-31 | 洛阳绿景环保科技有限公司 | 一种高效磁电破乳器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040622 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040629 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041207 |