JPH0814115A - 燃料過給油防止システム - Google Patents
燃料過給油防止システムInfo
- Publication number
- JPH0814115A JPH0814115A JP1439395A JP1439395A JPH0814115A JP H0814115 A JPH0814115 A JP H0814115A JP 1439395 A JP1439395 A JP 1439395A JP 1439395 A JP1439395 A JP 1439395A JP H0814115 A JPH0814115 A JP H0814115A
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- Japan
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- fuel
- valve
- chamber
- port
- diaphragm
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- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高価な電磁弁および電磁弁の制御回路を特別
に必要としない燃料過給油防止システムを提供するこ
と。 【構成】 給油口と燃料遮断弁とを備えた燃料タンクに
おいて、燃料遮断弁とキャニスターとの間にチェック弁
を介して燃料蒸気回収配管が形成され、燃料遮断弁とチ
ェック弁との間に切替弁が配されている燃料過給油防止
システム。切替弁の弁箱体32が、ダイアフラム37で
上・下室に区画されている。上室34には給油口12と
導通する信号口38、及び、キャニスター20と連通す
る蒸気流出口40を備え、下室36は燃料遮断弁14を
介して燃料タンク16と連通する蒸気流入口42を備
え、上室34は信号口38及び蒸気流出口40とにそれ
ぞれ連通する内側室44と外側室46とに隔壁48で区
画され、隔壁48に下端にシールリング50が形成され
るとともに、ダイアフラム37の従動板52のシールリ
ング当接部位に通気孔54が形成されている。
に必要としない燃料過給油防止システムを提供するこ
と。 【構成】 給油口と燃料遮断弁とを備えた燃料タンクに
おいて、燃料遮断弁とキャニスターとの間にチェック弁
を介して燃料蒸気回収配管が形成され、燃料遮断弁とチ
ェック弁との間に切替弁が配されている燃料過給油防止
システム。切替弁の弁箱体32が、ダイアフラム37で
上・下室に区画されている。上室34には給油口12と
導通する信号口38、及び、キャニスター20と連通す
る蒸気流出口40を備え、下室36は燃料遮断弁14を
介して燃料タンク16と連通する蒸気流入口42を備
え、上室34は信号口38及び蒸気流出口40とにそれ
ぞれ連通する内側室44と外側室46とに隔壁48で区
画され、隔壁48に下端にシールリング50が形成され
るとともに、ダイアフラム37の従動板52のシールリ
ング当接部位に通気孔54が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の燃料タンクに
おける燃料過給油防止システム及びそれに使用する切替
弁に関する。
おける燃料過給油防止システム及びそれに使用する切替
弁に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンクの燃料蒸気回収システムとし
ては、例えば、図1に示すようなものがある。
ては、例えば、図1に示すようなものがある。
【0003】給油口12及び燃料遮断弁14を備えた燃
料タンク16から給油口12へのブリーザ管18が配さ
れ、燃料遮断弁14とキャニスター20との間に、タン
ク内が設定値以上の正圧となったとき開となるチェック
弁22を介して燃料蒸気回収配管24が形成されてい
る。
料タンク16から給油口12へのブリーザ管18が配さ
れ、燃料遮断弁14とキャニスター20との間に、タン
ク内が設定値以上の正圧となったとき開となるチェック
弁22を介して燃料蒸気回収配管24が形成されてい
る。
【0004】そして、昨今の環境問題の高まりから、燃
料タンクからの燃料蒸気の大気放出を可及的に少なくす
る見地から、燃料タンクの内圧を低く設定する傾向があ
る(通常、2.5kPa)。そして、チェック弁22の
開弁圧も、この燃料タンクの設定内圧に対応させて低く
する必要がある。
料タンクからの燃料蒸気の大気放出を可及的に少なくす
る見地から、燃料タンクの内圧を低く設定する傾向があ
る(通常、2.5kPa)。そして、チェック弁22の
開弁圧も、この燃料タンクの設定内圧に対応させて低く
する必要がある。
【0005】他方、給油ガン26には、通常、自動給油
停止機構が組み込まれている。
停止機構が組み込まれている。
【0006】即ち、満タンとなるとブリーザ管18のタ
ンク側開口端18aが塞がれて、タンク内からの蒸気抜
きが停止して、タンク内圧(燃料蒸気圧)が大気圧より
高くなることにより、給油口12を燃料が上昇して給油
ガン26の自動給油停止機構に作用する構成である。
ンク側開口端18aが塞がれて、タンク内からの蒸気抜
きが停止して、タンク内圧(燃料蒸気圧)が大気圧より
高くなることにより、給油口12を燃料が上昇して給油
ガン26の自動給油停止機構に作用する構成である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チェック弁2
2の開弁圧が低いと、タンク内圧によりチェック弁22
が開弁して、過給油が発生するおそれがある。即ち、燃
料蒸気回収配管24に燃料が流入して、キャニスター2
0に燃料液が流入するおそれがある。
2の開弁圧が低いと、タンク内圧によりチェック弁22
が開弁して、過給油が発生するおそれがある。即ち、燃
料蒸気回収配管24に燃料が流入して、キャニスター2
0に燃料液が流入するおそれがある。
【0008】このため、従来は、燃料遮断弁14とチェ
ック弁22との間の燃料蒸気回収配管24に切替弁30
を配していた。
ック弁22との間の燃料蒸気回収配管24に切替弁30
を配していた。
【0009】そして、切替弁としては、通常、電磁弁を
使用するため、高価な電磁弁及び電磁弁の制御回路を特
別に必要とした。
使用するため、高価な電磁弁及び電磁弁の制御回路を特
別に必要とした。
【0010】本発明は、上記にかんがみて、高価な電磁
弁および電磁弁の制御回路を特別に必要としない燃料過
給油防止システムを提供することを目的とする。
弁および電磁弁の制御回路を特別に必要としない燃料過
給油防止システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料過給油防止
システムは、上記課題を下記構成により解決するもので
ある。
システムは、上記課題を下記構成により解決するもので
ある。
【0012】給油口と燃料遮断弁とを備え、燃料遮断弁
とキャニスターとの間に、タンク内圧が設定値以上とな
ったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸気回収配管
が形成され、燃料遮断弁とチェック弁との間の燃料蒸気
回収配管に切替弁が配されている構成の燃料過給油防止
システムにおいて、給油口及び燃料遮断弁を備え、燃料
遮断弁とキャニスターとの間に、タンク内圧が設定値以
上となったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸気回
収配管が形成され、燃料遮断弁とチェック弁との間の燃
料蒸気回収配管に切替弁が配されている構成の燃料過給
油防止システムにおいて、切替弁が、弁箱体と弁箱体を
上・下室に区画するダイアフラムとからなり、上室は給
油口の上方部と連通する信号口、及び、キャニスターと
連通する燃料蒸気流出口を備え、下室は燃料遮断弁を介
して燃料タンクと連通する燃料蒸気流入口を備え、上室
は信号口及び燃料蒸気流出口とにそれぞれ連通する内側
室と外側室とに筒状隔壁で区画され、該筒状隔壁に下端
にシールリングが形成されるとともに、ダイアフラムの
従動板のシールリング当接部位に一個または複数個の通
気孔を形成し、タンク内が設定値以上になったときに、
ダイアフラムの従動板が上方へ移動してシールリングに
当接して通気孔が閉じる様に構成されていることを特徴
とする。
とキャニスターとの間に、タンク内圧が設定値以上とな
ったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸気回収配管
が形成され、燃料遮断弁とチェック弁との間の燃料蒸気
回収配管に切替弁が配されている構成の燃料過給油防止
システムにおいて、給油口及び燃料遮断弁を備え、燃料
遮断弁とキャニスターとの間に、タンク内圧が設定値以
上となったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸気回
収配管が形成され、燃料遮断弁とチェック弁との間の燃
料蒸気回収配管に切替弁が配されている構成の燃料過給
油防止システムにおいて、切替弁が、弁箱体と弁箱体を
上・下室に区画するダイアフラムとからなり、上室は給
油口の上方部と連通する信号口、及び、キャニスターと
連通する燃料蒸気流出口を備え、下室は燃料遮断弁を介
して燃料タンクと連通する燃料蒸気流入口を備え、上室
は信号口及び燃料蒸気流出口とにそれぞれ連通する内側
室と外側室とに筒状隔壁で区画され、該筒状隔壁に下端
にシールリングが形成されるとともに、ダイアフラムの
従動板のシールリング当接部位に一個または複数個の通
気孔を形成し、タンク内が設定値以上になったときに、
ダイアフラムの従動板が上方へ移動してシールリングに
当接して通気孔が閉じる様に構成されていることを特徴
とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
をする。前述例と同一部分については、同一図符号を付
すと共に、それらの説明の全部または一部を省略する。
をする。前述例と同一部分については、同一図符号を付
すと共に、それらの説明の全部または一部を省略する。
【0014】(1) 本実施例の燃料過給油防止システム
は、図1に示す如く、給油口12燃料遮断弁14とを備
えた燃料タンク16から給油口12へのブリーザ管18
が配され、燃料遮断弁14とキャニスター20との間
に、タンク内圧が設定値以上となったとき開となるチェ
ック弁22を介して燃料蒸気回収配管24が形成され、
燃料遮断弁14とチェック弁22との間の燃料蒸気回収
配管24に切替弁30が配されている。
は、図1に示す如く、給油口12燃料遮断弁14とを備
えた燃料タンク16から給油口12へのブリーザ管18
が配され、燃料遮断弁14とキャニスター20との間
に、タンク内圧が設定値以上となったとき開となるチェ
ック弁22を介して燃料蒸気回収配管24が形成され、
燃料遮断弁14とチェック弁22との間の燃料蒸気回収
配管24に切替弁30が配されている。
【0015】(2) 本実施例では、上記構成の燃料過給油
防止システムにおいて、切替弁30が、下記構成である
(図2〜3参照)。
防止システムにおいて、切替弁30が、下記構成である
(図2〜3参照)。
【0016】弁箱体32と弁箱体32を上・下室34、
36に区画するダイアフラム37とからなる。
36に区画するダイアフラム37とからなる。
【0017】上室34は給油口12と連通する信号口3
8、及び、キャニスター20と連通する燃料蒸気流出口
40を備え、下室36は燃料遮断弁14を介して燃料タ
ンク16と連通する燃料蒸気流入口42を備えている。
上室34は信号口38及び燃料蒸気流出口40にそれぞ
れ連通する内側室44と外側室46とに筒状隔壁48で
区画され、該筒状隔壁48に下端にシールリング50が
形成されるとともに、ダイアフラム従動板52のシール
リング50当接部位に一個または複数個の通気孔54が
形成され、タンク内が設定値以上になったときに、ダイ
アフラム37の従動板52が上方へ移動してシールリン
グ50に当接して通気孔54が閉じる様に構成されてい
る。
8、及び、キャニスター20と連通する燃料蒸気流出口
40を備え、下室36は燃料遮断弁14を介して燃料タ
ンク16と連通する燃料蒸気流入口42を備えている。
上室34は信号口38及び燃料蒸気流出口40にそれぞ
れ連通する内側室44と外側室46とに筒状隔壁48で
区画され、該筒状隔壁48に下端にシールリング50が
形成されるとともに、ダイアフラム従動板52のシール
リング50当接部位に一個または複数個の通気孔54が
形成され、タンク内が設定値以上になったときに、ダイ
アフラム37の従動板52が上方へ移動してシールリン
グ50に当接して通気孔54が閉じる様に構成されてい
る。
【0018】具体的には、弁箱体32の上ケース32a
と下ケース32bとが、ダイヤフラム37の外周縁部3
7aを気密的に挟持して、ダイアフラムで区画された上
・下室36が形成される。
と下ケース32bとが、ダイヤフラム37の外周縁部3
7aを気密的に挟持して、ダイアフラムで区画された上
・下室36が形成される。
【0019】ここで、弁箱体の上・下ケース32a、3
2bは、通常、ポリアセタール、ポリアミド等のプラス
チック材料で射出成形等により製造する。また、ダイア
フラム37は、ニトリルゴム(NBR)、フッ素ゴム
(FKM)等の、耐燃料油性を有するエラストマー材料
で成形する。
2bは、通常、ポリアセタール、ポリアミド等のプラス
チック材料で射出成形等により製造する。また、ダイア
フラム37は、ニトリルゴム(NBR)、フッ素ゴム
(FKM)等の、耐燃料油性を有するエラストマー材料
で成形する。
【0020】ダイアフラム従動板52の上面はばね座と
され、上室天井壁との間に、設定圧で縮むコイルばね5
6が介されているとともに、従動板52の下方には従動
板52の下面を支持する支柱58が等分割で立設されて
いる。
され、上室天井壁との間に、設定圧で縮むコイルばね5
6が介されているとともに、従動板52の下方には従動
板52の下面を支持する支柱58が等分割で立設されて
いる。
【0021】このコイルばね56のばね荷重は、チェッ
ク弁22の作動圧より小さい力で縮み、従動板52が上
昇して通気孔54が閉じる大きさとする。
ク弁22の作動圧より小さい力で縮み、従動板52が上
昇して通気孔54が閉じる大きさとする。
【0022】(3) 次に、上記実施例の使用態様を説明す
る。
る。
【0023】通常時、即ち、給油口12の給油キャッ
プ13を閉じた状態では、給油口12の給油キャップ1
3を閉じた状態では、上室34は給油口12及び信号口
38を介して、下室36は燃料遮断弁14及び蒸気流入
口42を介して、それぞれタンク内と導通しており、上
室34と下室36は同圧(タンク内圧)である。このた
め、切替弁のダイアフラム従動板52はばね圧で、下方
へ付勢されて支柱58上の定常状態にあり、従動板52
の通気孔54はシールリング50で塞がれておらず、切
替弁30は開状態が維持される。
プ13を閉じた状態では、給油口12の給油キャップ1
3を閉じた状態では、上室34は給油口12及び信号口
38を介して、下室36は燃料遮断弁14及び蒸気流入
口42を介して、それぞれタンク内と導通しており、上
室34と下室36は同圧(タンク内圧)である。このた
め、切替弁のダイアフラム従動板52はばね圧で、下方
へ付勢されて支柱58上の定常状態にあり、従動板52
の通気孔54はシールリング50で塞がれておらず、切
替弁30は開状態が維持される。
【0024】この状態で、タンク内圧が設定圧以上にな
ると、チェック弁22が作動して、燃料蒸気が蒸気回収
配管24を介してキャニスター20に流入する。
ると、チェック弁22が作動して、燃料蒸気が蒸気回収
配管24を介してキャニスター20に流入する。
【0025】給油時、給油キャップ13を取り外した
状態では、信号口38が給油口上方部12aを介して大
気とつながり、大気圧となる。他方、タンク内圧は、給
油が開始され、液面が上昇してブリーザ18のタンク側
開口端18aが塞がれるまでは、ブリーザ18を介して
大気とつながり、大気圧である。このため、上室34と
下室36は同圧(大気圧)であり、前記同様、切替弁3
0は開状態が維持される。
状態では、信号口38が給油口上方部12aを介して大
気とつながり、大気圧となる。他方、タンク内圧は、給
油が開始され、液面が上昇してブリーザ18のタンク側
開口端18aが塞がれるまでは、ブリーザ18を介して
大気とつながり、大気圧である。このため、上室34と
下室36は同圧(大気圧)であり、前記同様、切替弁3
0は開状態が維持される。
【0026】そして、液面が上昇してブリーザ18のタ
ンク側開口端18aが塞がれた状態で給油が継続される
と、ヘッド差及びタンク内で発生する燃料蒸気により、
正圧となる。上室34(大気圧)と下室36(正圧)と
の差圧でダイアフラム従動板52が上方へ移動してシー
ルリング50に当接して通気孔54が閉じて、チェック
弁22と燃料タンク16の間は遮断される。このとき蒸
気圧が高くなればなるほど、従動板52は上方へ移動し
ようとして、シール性は増大する。
ンク側開口端18aが塞がれた状態で給油が継続される
と、ヘッド差及びタンク内で発生する燃料蒸気により、
正圧となる。上室34(大気圧)と下室36(正圧)と
の差圧でダイアフラム従動板52が上方へ移動してシー
ルリング50に当接して通気孔54が閉じて、チェック
弁22と燃料タンク16の間は遮断される。このとき蒸
気圧が高くなればなるほど、従動板52は上方へ移動し
ようとして、シール性は増大する。
【0027】このため、タンク内の蒸気圧が上がって
も、チェック弁22が開いて、燃料蒸気がキャニスター
20に流入するおそれはない。
も、チェック弁22が開いて、燃料蒸気がキャニスター
20に流入するおそれはない。
【0028】
【発明の作用・効果】本発明の燃料過給油防止システム
は、燃料遮断弁とチェック弁との間の燃料蒸気回収配管
に配する切替弁を、弁箱体がダイアフラムで上・下室に
区画され、上室を信号室と蒸気流出室とに区画する筒隔
壁の下端部に取付けられたシールリングにダイアフラム
の従動板が当接して、従動板に形成された通気孔が閉じ
られることより、チェック弁と燃料タンクの間は遮断さ
れる。
は、燃料遮断弁とチェック弁との間の燃料蒸気回収配管
に配する切替弁を、弁箱体がダイアフラムで上・下室に
区画され、上室を信号室と蒸気流出室とに区画する筒隔
壁の下端部に取付けられたシールリングにダイアフラム
の従動板が当接して、従動板に形成された通気孔が閉じ
られることより、チェック弁と燃料タンクの間は遮断さ
れる。
【0029】このため、従来の電磁弁を使用する場合の
如く、高価な電磁弁及び電磁弁の制御回路を必要としな
い。
如く、高価な電磁弁及び電磁弁の制御回路を必要としな
い。
【図1】本発明を適用する燃料過給油防止システムの全
体配管図
体配管図
【図2】本発明の燃料過給油防止システムに使用する切
替弁の一例における弁口開状態の断面図
替弁の一例における弁口開状態の断面図
【図3】同じく弁閉状態を示す断面図
10 給油ガンシール部材 12 給油口 12a 給油口上方部 12b 給油口下方部 14 燃料遮断弁 16 燃料タンク 18 ブリーザ管 20 キャニスター 22 チェック弁 24 燃料蒸気回収配管 30 切替弁 32 弁箱体 34 上室 36 下室 37 ダイアフラム 38 信号口 40 燃料蒸気流出口 42 燃料蒸気流入口 44 内側室 46 外側室 48 筒状隔壁 52 ダイアフラム従動板 54 通気孔
Claims (2)
- 【請求項1】 給油口及び燃料遮断弁を備え、前記燃料
遮断弁とキャニスターとの間に、タンク内圧が設定値以
上となったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸気回
収配管が形成され、前記燃料遮断弁とチェック弁との間
の燃料蒸気回収配管に切替弁が配されている構成の燃料
過給油防止システムにおいて、 前記切替弁が、弁箱体と弁箱体を上・下室に区画するダ
イアフラムとからなり、 前記上室は給油口の上方部と連通する信号口、及び、キ
ャニスターと連通する燃料蒸気流出口を備え、前記下室
は燃料遮断弁を介して燃料タンクと連通する燃料蒸気流
入口を備え、前記上室は信号口及び燃料蒸気流出口にそ
れぞれ連通する内側室と外側室とに筒状隔壁で区画さ
れ、該筒状隔壁に下端にシールリングが形成されるとと
もに、前記ダイアフラムの従動板の前記シールリング当
接部位に一個または複数個の通気孔を形成し、タンク内
が設定値以上になったときに、前記ダイアフラム従動板
が上方へ移動して前記シールリングに当接して前記通気
孔が閉じる様に構成されていることを特徴とする燃料過
給油防止システム。 - 【請求項2】 給油口及び燃料遮断弁を備え、前記燃料
遮断弁とキャニスターとの間に、タンク内が設定値以上
の正圧となったとき開となるチェック弁を介して燃料蒸
気回収配管が形成され、前記燃料遮断弁とチェック弁と
の間の燃料蒸気回収配管に燃料過給油防止のために配す
る切替弁であって、 弁箱体と弁箱体を上・下室に区画するダイアフラムとか
らなり、 前記上室は給油口の上方部と連通する信号口、及び、キ
ャニスターと連通する燃料蒸気流出口を備え、前記下室
は燃料遮断弁を介して燃料タンクと連通する燃料蒸気流
入口を備え、前記上室は信号口及び燃料蒸気流出口にそ
れぞれ連通する内側室と外側室とに筒状隔壁で区画さ
れ、該筒状隔壁に下端にシールリングが形成されるとと
もに、前記ダイアフラムの従動板の前記シールリング当
接部位に一個または複数個の通気孔を形成し、タンク内
が設定値以上になったときに、前記ダイアフラムの従動
板が上方へ移動して前記シールリングに当接して前記通
気孔が閉じる様に構成されていることを特徴とする切替
弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1439395A JPH0814115A (ja) | 1994-04-28 | 1995-01-31 | 燃料過給油防止システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9162294 | 1994-04-28 | ||
JP6-91622 | 1994-04-28 | ||
JP1439395A JPH0814115A (ja) | 1994-04-28 | 1995-01-31 | 燃料過給油防止システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0814115A true JPH0814115A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=26350332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1439395A Withdrawn JPH0814115A (ja) | 1994-04-28 | 1995-01-31 | 燃料過給油防止システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0814115A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014105452A1 (en) * | 2012-12-24 | 2014-07-03 | Eaton Corporation | Valve assembly for a tank of a vehicle and method of creating a vacuum in the tank |
WO2015021024A1 (en) * | 2013-08-05 | 2015-02-12 | Eaton Corporation | Fuel tank check valve |
CN112594096A (zh) * | 2020-12-09 | 2021-04-02 | 亚普汽车部件股份有限公司 | 一种电控阀、电控燃油系统及控制方法 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP1439395A patent/JPH0814115A/ja not_active Withdrawn
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---|---|---|---|---|
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CN104411527A (zh) * | 2012-12-24 | 2015-03-11 | 伊顿公司 | 用于车辆的箱的阀组件和在箱中产生真空的方法 |
US9796262B2 (en) | 2012-12-24 | 2017-10-24 | Eaton Corporation | Valve assembly for a tank of a vehicle and a method of creating a vacuum in the tank |
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