JPH0814113A - Egrバルブのバルブガイド - Google Patents

Egrバルブのバルブガイド

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Publication number
JPH0814113A
JPH0814113A JP6143397A JP14339794A JPH0814113A JP H0814113 A JPH0814113 A JP H0814113A JP 6143397 A JP6143397 A JP 6143397A JP 14339794 A JP14339794 A JP 14339794A JP H0814113 A JPH0814113 A JP H0814113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve guide
guide
egr
stem
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6143397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Tanaka
努 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP6143397A priority Critical patent/JPH0814113A/ja
Publication of JPH0814113A publication Critical patent/JPH0814113A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 EGRバルブのバルブステムとバルブガイド
との間の固着を防止することができ、常に円滑な摺動を
可能とするEGRバルブのバルブガイドを提供するこ
と。 【構成】 EGRバルブ1のバルブステム1aを摺動自在
に案内するバルブガイド13の内周面に、このバルブガイ
ド13の軸線方向に交差する方向に、多数の微細な溝14を
形成すると共に、このバルブガイド13の内周面とバルブ
ステム1aの外周面との間に、固体潤滑剤を介在させたE
GRバルブ1のバルブガイド13。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排気ガス中の煤によるE
GRバルブとバルブガイドの固着を防止し、常に円滑な
摺動を実現し得るバルブガイドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】EGRバルブは、排気管と吸気管を接続
するEGR管内に弁体を突出させると共に、バルブステ
ムの端部をアクチュエータに接続し、このアクチュエー
タを駆動することにより、バルブガイドによって摺動自
在に案内されるバルブステムを変位させ、EGRバルブ
の開閉及び開度を制御し、EGR率を調整するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記バルブ
ステムとバルブガイドの間には、EGRバルブの摺動を
許容するための微小な隙間があり、この隙間にEGR管
内の排気ガスが侵入する構造となっているので、使用期
間の長期化に伴って徐々に排気ガス中の煤がこの隙間に
堆積して、EGRバルブの固着を引き起こし、その結
果、EGR率の制御ができなくなるという問題があっ
た。
【0004】本発明は以上の問題点に鑑みて、EGRバ
ルブのバルブステムとバルブガイドとの間の固着を防止
することができ、常に円滑な摺動を可能とするEGRバ
ルブのバルブガイドを提供することを目的とするもので
ある。また、本発明の別の目的は加工が容易で製造コス
トの低減を図り得るEGRバルブのバルブガイドを提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明のEGRバルブのバルブガイドは、EGRバル
ブのバルブステムを摺動自在に案内するバルブガイドの
内周面に、このバルブガイドの軸線方向に交差する方向
に、多数の微細な溝を形成すると共に、このバルブガイ
ドの内周面とバルブステムの外周面との間に、固体潤滑
剤を介在させたものである。
【0006】また、本発明のEGRバルブのバルブガイ
ドは、前記バルブガイドの内周面に形成した多数の微細
な溝を、雌ネジとして形成し、前記固体潤滑剤を、予め
バルブガイドの材料となる金属の粉末と混合して焼結
し、複合材として構成すると好ましい。尚、この固体潤
滑剤としては、MoS2 (二硫化モリブデン)、グラフ
ァイト等の層状固体潤滑剤、PTFE(ポリテトラフル
オロエチレン)、ポリイミド等の高分子潤滑剤、鉛等の
軟金属潤滑剤等を使用することができる。
【0007】
【作 用】本発明のEGRバルブのバルブガイドは以上
の構成を有しているため、EGR管を還流する排気ガス
に含まれる煤が、バルブステムとバルブガイドの間の隙
間に侵入しても、バルブステムの摺動に伴ってバルブガ
イドの内周面に形成した溝の中にはきだされ、相互の接
触面間には固体潤滑剤が介在することになるので、常に
円滑な摺動が可能となり、煤による固着が生じない。
【0008】また、この溝を雌ねじとして形成した場合
には、通常のネジ切りと同じ方法で溝加工を実施できる
ので、加工が容易であり、しかも、バルブステムとの接
触部がネジ山の先端部となるので、ほぼ線接触の状態に
なって、煤を溝の中にはきだす作用が向上する。また、
固体潤滑剤を焼結によってバルブガイドに混入した場合
には、後工程で結合材を用いて固体潤滑剤を付着させる
方法よりも簡単に実施することができ、製造コストの低
減を図ることができる。
【0009】
【実施例】次に図面を参照して、本発明に係るEGRバ
ルブのバルブガイドの一実施例を説明する。まず、図1
に示すように、本実施例のEGRバルブ1は、ディーゼ
ルエンジン2の排気管3と吸気管4とを接続するEGR
管5を開閉可能に取り付けられており、このEGRバル
ブ1のバルブステム1aはアクチュエータ6のダイヤフラ
ム7に固定されている。このアクチュエータ6は、前記
ダイヤフラム7によって、通気口8を介して大気開放さ
れた大気室9と吸気口10を介して吸気管4に接続された
負圧室11(図では接続部分を省略している)とに区画さ
れており、負圧室11内には、EGRバルブ1を閉弁方向
に付勢するスプリング12が収容されている。
【0010】このEGRバルブ1はスチール製であり、
そのバルブステム1aは、予めグラファイトを混合して焼
結した銅製のバルブガイド13によって、図2に示す如く
摺動自在に案内されており、更に、このバルブガイド13
の内周面には、図3に示すように、バルブガイド13の軸
線方向に対して垂直方向に、バイト等の切削工具を用い
て多数の環状の溝14を連続して形成している。そして、
各々の溝14と溝14との間の凸部15の先端部によってバル
ブステム1aが案内されるようにして、バルブガイド13と
バルブステム1aの接触面積をできる限り少なくしてい
る。
【0011】このEGRバルブ1の使用を開始した初期
状態では、バルブステム1aとバルブガイド13が未だ馴染
んでいないため、図4に示すようにバルブステム1aの表
面の微細な凹凸によって、固体潤滑剤を混入したバルブ
ガイド13の凸部15が削られ、ある程度の期間使用してい
ると、図5に示す如く、バルブステム1aの表面の凹凸の
内、凸部の先端がとれ、凹部には摩擦によって削られた
バルブガイド13の表面が吸着されて、滑らかな固体潤滑
剤の被膜が形成され、バルブガイド13とバルブステム1a
との間が良く馴染み、円滑に摺動するようになる。
【0012】エンジン2の運転中に、吸気管4に生じる
負圧が、アクチュエータ6の吸気口10を介して負圧室11
に作用し、スプリング12の弾性力に抗して前記EGRバ
ルブ1が開弁すると、EGR管5を排気ガスが還流し、
その際に、排気ガス中の煤がバルブステム1aとバルブガ
イド13の間の微小な隙間に侵入するが、バルブガイド13
の表面の凸部15を境にその両側の溝14に速やかに煤がは
きだされるので、バルブステム1aとバルブガイド13のほ
ぼ線接触状態にある接触面には、常に固体潤滑剤が介在
することとなり、そのため、EGRバルブ1は円滑に摺
動し、煤による固着を防止することができる。
【0013】尚、本実施例では、バルブガイド13の内周
面に溝14を切削する際に、バイトを使用して溝切り加工
したが、本発明のバルブガイド13はこれに限定されるも
のではなく、例えば、タップを使用してネジ切り加工を
施し、バルブガイド13の内周面に雌ねじを形成し、EG
Rバルブ1のバルブステム1aとの接触面が、ネジ山に沿
って螺旋状に線接触するようにしても構わない。
【0014】また、本実施例では、グラファイトを混入
した銅製のバルブガイド13を焼結して形成したが、固体
潤滑剤の被膜を形成する際に、バルブガイド13の内周面
に溝14を形成した後に結合剤を使用して固体潤滑剤を付
着させ、バルブステム1aとバルブガイド13との接触面に
介在させるようにしても構わない。
【0015】
【発明の効果】本発明のEGRバルブのバルブガイド
は、EGRバルブのバルブステムを摺動自在に案内する
バルブガイドの内周面に、このバルブガイドの軸線方向
に交差する方向に、多数の微細な溝を形成すると共に、
このバルブガイドの内周面とバルブステムの外周面との
間に、固体潤滑剤を介在させたので、EGR管を還流す
る排気ガスに含まれる煤が、バルブステムとバルブガイ
ドの間の隙間に侵入しても、バルブステムの摺動に伴っ
てバルブガイドの内周面に形成した溝の中にはきださ
れ、相互の接触面間には固体潤滑剤が介在することにな
るので、常に円滑な摺動が可能となり、煤による固着を
防止することができる。
【0016】また、前記バルブガイドの内周面に形成し
た多数の微細な溝を、雌ネジとして形成した場合には、
通常のネジ切りと同じ方法で溝加工を実施できるので、
加工が容易であり、しかも、バルブステムとの接触部が
ネジ山の先端部となるので、ほぼ線接触の状態になっ
て、煤を溝の中にはきだす作用を向上させることができ
る。更に、前記固体潤滑剤を、予めバルブガイドの材料
となる金属の粉末と混合して焼結した場合には、後工程
で結合材を用いて固体潤滑剤を付着させる方法よりも簡
単に実施することができ、製造コストの低減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のEGRバルブのバルブガイドの使用状
態を示す断面図である。
【図2】図1のEGRバルブとバルブガイドの要部拡大
断面図である。
【図3】図2のEGRバルブとバルブガイドの接触部分
の拡大断面図である。
【図4】図3のEGRバルブとバルブガイドの凸部の接
触状態を示す拡大断面図である。
【図5】図4のEGRバルブとバルブガイドの凸部の接
触状態の経時変化を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 EGRバルブ 1a バルブステ
ム 13 バルブガイド 14 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 EGRバルブのバルブステムを摺動自在
    に案内するバルブガイドの内周面に、このバルブガイド
    の軸線方向に交差する方向に、多数の微細な溝を形成す
    ると共に、このバルブガイドの内周面とバルブステムの
    外周面との間に、固体潤滑剤を介在させたEGRバルブ
    のバルブガイド。
  2. 【請求項2】 前記バルブガイドの内周面に形成した多
    数の微細な溝を、雌ネジとして形成したことを特徴とす
    る請求項1に記載のEGRバルブのバルブガイド。
  3. 【請求項3】 前記固体潤滑剤を、予めバルブガイドの
    材料となる金属の粉末と混合して焼結したことを特徴と
    する請求項1に記載のEGRバルブのバルブガイド。
JP6143397A 1994-06-24 1994-06-24 Egrバルブのバルブガイド Pending JPH0814113A (ja)

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JP6143397A JPH0814113A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 Egrバルブのバルブガイド

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JP6143397A JPH0814113A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 Egrバルブのバルブガイド

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JPH0814113A true JPH0814113A (ja) 1996-01-16

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JP6143397A Pending JPH0814113A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 Egrバルブのバルブガイド

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JP (1) JPH0814113A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052849A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Borgwarner Inc ソレノイド弁システム
JP2015017506A (ja) * 2013-07-09 2015-01-29 三菱電機株式会社 排気ガス再循環バルブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052849A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Borgwarner Inc ソレノイド弁システム
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