JPH08141042A - 噴霧式サウナ装置 - Google Patents
噴霧式サウナ装置Info
- Publication number
- JPH08141042A JPH08141042A JP6291102A JP29110294A JPH08141042A JP H08141042 A JPH08141042 A JP H08141042A JP 6291102 A JP6291102 A JP 6291102A JP 29110294 A JP29110294 A JP 29110294A JP H08141042 A JPH08141042 A JP H08141042A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- hot water
- sauna device
- bathroom
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 湯水を微細粒として噴出する噴霧式サウナ装
置のノズルからの湯垂れを防止する。 【構成】 給湯配管1に複数の噴出ノズル3が配置され
た噴霧式サウナ装置のノズル3前面に、ノズル3に対向
した開口部5と下部に溝状の排水受け部6が形成された
ノズルカバー4が配置され、さらに排水受け部6には排
水管7が連通されている。
置のノズルからの湯垂れを防止する。 【構成】 給湯配管1に複数の噴出ノズル3が配置され
た噴霧式サウナ装置のノズル3前面に、ノズル3に対向
した開口部5と下部に溝状の排水受け部6が形成された
ノズルカバー4が配置され、さらに排水受け部6には排
水管7が連通されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湯水を複数のノズルよ
り噴霧する噴霧式サウナ装置に関する。
り噴霧する噴霧式サウナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より浴室内に湯水をノズルより細か
い霧状に噴出する噴霧式サウナ装置が発明されている
(特公平6─9596号公報)。
い霧状に噴出する噴霧式サウナ装置が発明されている
(特公平6─9596号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】上記従来の噴霧式
サウナ装置では、噴出ノズルが給湯配管に数個から十数
個直結して設置されており、これを浴室内壁面に垂直に
立てて使用する場合が多かった。この場合、霧状の湯水
の噴出停止直後に、上方のノズルからの空気の吸い込み
により、下方のノズルから垂直配管内の残り湯が湯垂れ
の状態で流れ出てしまい、熱湯による火傷の危険性があ
った。また水平配管の場合も同様の可能性があった。こ
の問題を解決する手段として、各ノズルに圧力弁を設
け、一定の圧力以下になると弁が閉じて湯垂れを防止す
る装置があったが、コスト高になり、またゴミ詰まりや
故障の原因になり実用的ではなかった。本発明は、簡易
な構造にて上述の問題を解決し得る手段を提供すること
を目的としている。
サウナ装置では、噴出ノズルが給湯配管に数個から十数
個直結して設置されており、これを浴室内壁面に垂直に
立てて使用する場合が多かった。この場合、霧状の湯水
の噴出停止直後に、上方のノズルからの空気の吸い込み
により、下方のノズルから垂直配管内の残り湯が湯垂れ
の状態で流れ出てしまい、熱湯による火傷の危険性があ
った。また水平配管の場合も同様の可能性があった。こ
の問題を解決する手段として、各ノズルに圧力弁を設
け、一定の圧力以下になると弁が閉じて湯垂れを防止す
る装置があったが、コスト高になり、またゴミ詰まりや
故障の原因になり実用的ではなかった。本発明は、簡易
な構造にて上述の問題を解決し得る手段を提供すること
を目的としている。
【0004】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の噴霧式サウナ装置においては、噴出ノズル
の前面に設置するノズルカバーに、ノズルからの湯垂れ
受けの機能も併用させ、湯垂れを防止する。具体的に
は、ノズルに対向した開口部を有するノズルカバーをノ
ズル先端よりやや前方に設置し、そしてノズルカバー下
部に溝状あるいは皿状の排水受け部を形成し、この排水
受け部に浴槽の排水口または浴室内下部へ排水する排水
管を連通する。
め、本発明の噴霧式サウナ装置においては、噴出ノズル
の前面に設置するノズルカバーに、ノズルからの湯垂れ
受けの機能も併用させ、湯垂れを防止する。具体的に
は、ノズルに対向した開口部を有するノズルカバーをノ
ズル先端よりやや前方に設置し、そしてノズルカバー下
部に溝状あるいは皿状の排水受け部を形成し、この排水
受け部に浴槽の排水口または浴室内下部へ排水する排水
管を連通する。
【0005】
【作用】上記のように構成された噴霧式サウナ装置で
は、霧状の湯水の噴出停止時にはノズル内部の圧力が下
がり、ノズル先端からの熱湯の湯垂れを生じるが、ノズ
ル先端より前方にノズルカバーが設置されているため、
ノズルからの湯垂れをノズルカバー部で受けて外に流れ
ることを防止し、その内部を伝って下方の排水受け部に
導く。排水受け部に溜まった湯水は排水管から浴槽の排
水口または浴室内下部へ流れる。
は、霧状の湯水の噴出停止時にはノズル内部の圧力が下
がり、ノズル先端からの熱湯の湯垂れを生じるが、ノズ
ル先端より前方にノズルカバーが設置されているため、
ノズルからの湯垂れをノズルカバー部で受けて外に流れ
ることを防止し、その内部を伝って下方の排水受け部に
導く。排水受け部に溜まった湯水は排水管から浴槽の排
水口または浴室内下部へ流れる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0007】(実施例1)図1は本発明の噴霧式サウナ
装置を天井面設置した場合の浴室を示しており、図2は
その断面を示す。図中1は、湯水を供給するための配管
であり、浴室天井面2に水平に設置されている。給湯配
管1には複数の噴出ノズル3が直結して配置されてい
る。この給湯配管1およびノズル3を覆うようにノズル
カバー4が設置されている。ノズルカバー4には、ノズ
ル3に対向して開口部5が形成されており、またノズル
カバー下部は、溝状の排水受け部6が形成されており、
さらにその一端部6aから他端部6bに向かってゆるや
かな水勾配が得られるよう傾斜をもって形成されてい
る。他端部6bには、浴槽の排水口付近に開口する排水
管7が連通して配置されている。
装置を天井面設置した場合の浴室を示しており、図2は
その断面を示す。図中1は、湯水を供給するための配管
であり、浴室天井面2に水平に設置されている。給湯配
管1には複数の噴出ノズル3が直結して配置されてい
る。この給湯配管1およびノズル3を覆うようにノズル
カバー4が設置されている。ノズルカバー4には、ノズ
ル3に対向して開口部5が形成されており、またノズル
カバー下部は、溝状の排水受け部6が形成されており、
さらにその一端部6aから他端部6bに向かってゆるや
かな水勾配が得られるよう傾斜をもって形成されてい
る。他端部6bには、浴槽の排水口付近に開口する排水
管7が連通して配置されている。
【0008】湯水を噴霧中は、ノズル3よりノズルカバ
ー4の開口部5を通して霧状の湯水が浴室内に噴出され
る。噴出停止時には、給湯配管1への給湯が停止するこ
とにより、給湯配管1内の圧力が低下し、ノズル3より
の空気の吸い込みにより給湯配管1およびノズル3内に
残された熱湯がノズル3先端より流れだす。このときノ
ズルカバー4がノズル3先端よりやや前方に配置されて
いるため、湯垂れ8は浴室内に飛散することなくノズル
カバー4内側にて受け止められ、内部を伝って下方の溝
状に形成された排水受け部6に集められる。さらに排水
受け部6に集められた熱湯は、ノズルカバー4が傾斜し
ているため、排水管7が連通された端部6bに向かって
流れ、そして排水管7を通して浴槽の排水口に排水され
る。
ー4の開口部5を通して霧状の湯水が浴室内に噴出され
る。噴出停止時には、給湯配管1への給湯が停止するこ
とにより、給湯配管1内の圧力が低下し、ノズル3より
の空気の吸い込みにより給湯配管1およびノズル3内に
残された熱湯がノズル3先端より流れだす。このときノ
ズルカバー4がノズル3先端よりやや前方に配置されて
いるため、湯垂れ8は浴室内に飛散することなくノズル
カバー4内側にて受け止められ、内部を伝って下方の溝
状に形成された排水受け部6に集められる。さらに排水
受け部6に集められた熱湯は、ノズルカバー4が傾斜し
ているため、排水管7が連通された端部6bに向かって
流れ、そして排水管7を通して浴槽の排水口に排水され
る。
【0009】(実施例2)次に別の実施例について説明
する。
する。
【0010】図3は、本発明の噴霧式サウナ装置を壁面
垂直に設置した場合の浴室を示しており、図4はその断
面を示す。図中11は、湯水を供給するための配管であ
り、浴室壁面12に垂直に設置されている。給湯配管1
1には複数の噴出ノズル13が直結して配置されてい
る。この給湯配管11およびノズル13を覆うようにノ
ズルカバー14が設置されている。ノズルカバー14に
は、ノズル13に対向して開口部15が形成されてお
り、またノズルカバー14の下部には、皿状の排水受け
部16が一体に形成されている。さらにこの排水受け部
16には、浴槽の洗い場床面付近で開口する排水管17
が連通して配置されている。
垂直に設置した場合の浴室を示しており、図4はその断
面を示す。図中11は、湯水を供給するための配管であ
り、浴室壁面12に垂直に設置されている。給湯配管1
1には複数の噴出ノズル13が直結して配置されてい
る。この給湯配管11およびノズル13を覆うようにノ
ズルカバー14が設置されている。ノズルカバー14に
は、ノズル13に対向して開口部15が形成されてお
り、またノズルカバー14の下部には、皿状の排水受け
部16が一体に形成されている。さらにこの排水受け部
16には、浴槽の洗い場床面付近で開口する排水管17
が連通して配置されている。
【0011】湯水を噴霧中は、ノズル13よりノズルカ
バー14の開口部15を通して霧状の湯水が浴室内に噴
出される。噴出停止時には、給湯配管1への給湯が停止
することにより、給湯配管11内の圧力が低下し、給湯
配管上部付近11aのノズル13よりの空気の吸い込み
により給湯配管11およびノズル13内に残された熱湯
が給湯配管下部付近11bのノズル13先端より流れだ
す。このときノズルカバー14がノズル13先端よりや
や前方に配置されているため、湯垂れ18は浴室内に飛
散することなく内部を伝って下方の排水受け部16に集
められる。さらに排水受け部16に集められた熱湯は、
排水管17を通して浴槽の洗い場床面に排水される。
バー14の開口部15を通して霧状の湯水が浴室内に噴
出される。噴出停止時には、給湯配管1への給湯が停止
することにより、給湯配管11内の圧力が低下し、給湯
配管上部付近11aのノズル13よりの空気の吸い込み
により給湯配管11およびノズル13内に残された熱湯
が給湯配管下部付近11bのノズル13先端より流れだ
す。このときノズルカバー14がノズル13先端よりや
や前方に配置されているため、湯垂れ18は浴室内に飛
散することなく内部を伝って下方の排水受け部16に集
められる。さらに排水受け部16に集められた熱湯は、
排水管17を通して浴槽の洗い場床面に排水される。
【0012】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0013】意匠上設置しているノズルカバーを、噴出
ノズルからの湯垂れ防止に併用することにより、簡単な
構成にて安価な湯垂れ防止機能を有する噴霧式サウナ装
置となり、熱湯による火傷の危険性をなくすことができ
る利点がある。
ノズルからの湯垂れ防止に併用することにより、簡単な
構成にて安価な湯垂れ防止機能を有する噴霧式サウナ装
置となり、熱湯による火傷の危険性をなくすことができ
る利点がある。
【0014】さらにノズルカバーの設置により、ノズル
先端に触れる可能性がなくなり、火傷の危険性に対する
効果は大きい。
先端に触れる可能性がなくなり、火傷の危険性に対する
効果は大きい。
【図1】本発明のミストサウナ装置の一例を備えた浴室
を示す全体斜視図。
を示す全体斜視図。
【図2】図1の浴室の縦断面図。
【図3】本発明のミストサウナ装置の別の例を備えた浴
室を示す全体斜視図。
室を示す全体斜視図。
【図4】図3の浴室の縦断面図。
1 給湯配管 2 浴室天井面 3 ノズル 4 ノズルカバー 5 開口部 6 排水受け部 7 排水管 11 給湯配管 12 浴室壁面 13 ノズル 14 ノズルカバー 15 開口部 16 排水受け部 17 排水管
Claims (1)
- 【請求項1】 湯水を噴霧する複数のノズルを有する噴
霧式サウナ装置の、複数のノズルの前面にノズルと対向
する開口部が設けられたノズルカバーが設けられ、この
ノズルカバーの下部には溝状あるいは皿状の排水受け部
が形成され、排水受け部に排水管が連通されてなること
を特徴とする噴霧式サウナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6291102A JPH08141042A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 噴霧式サウナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6291102A JPH08141042A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 噴霧式サウナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08141042A true JPH08141042A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17764482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6291102A Pending JPH08141042A (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 噴霧式サウナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08141042A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282945A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Noritz Corp | ミスト発生機能付き暖房装置 |
JP2009109187A (ja) * | 2009-01-08 | 2009-05-21 | Noritz Corp | ミスト発生機能付き暖房装置 |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP6291102A patent/JPH08141042A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005282945A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Noritz Corp | ミスト発生機能付き暖房装置 |
JP2009109187A (ja) * | 2009-01-08 | 2009-05-21 | Noritz Corp | ミスト発生機能付き暖房装置 |
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