JPH08141026A - 歩行訓練装置 - Google Patents

歩行訓練装置

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JPH08141026A
JPH08141026A JP6284785A JP28478594A JPH08141026A JP H08141026 A JPH08141026 A JP H08141026A JP 6284785 A JP6284785 A JP 6284785A JP 28478594 A JP28478594 A JP 28478594A JP H08141026 A JPH08141026 A JP H08141026A
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JP
Japan
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trainee
upper body
supporting
sidewalk
walking training
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JP6284785A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Tani
知之 谷
Masakatsu Fujie
正克 藤江
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】省スペースで擬似屋外歩行が体験できる歩行訓
練機に関し、被訓練者や介助者への負担が少なく、歩行
訓練を継続しておこない易いコンパクトな歩行訓練機の
提供を目的とする。 【構成】被訓練者Uの歩道を成す歩道手段2と、被訓練
者の前方に設けられた映像表示手段3と、支持部21を
介して被訓練者Uの身体を支える介助装置4、それらの
制御を行う統括制御装置5を備え、被訓練者Uと支持部
21の接続に被訓練者に腰部に取り付けた把持部22
と、被訓練者の支持部21に対する多少の変位を許容す
る接続手段25を用い、被訓練者の上半身の動きを許容
するものとした。 【効果】被訓練者は、歩道手段上において上半身の動き
が自由になるので、その上半身の動きを利用した歩行の
訓練が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行訓練装置に関し、
特に高齢者や病気や事故によって歩行機能に障害を生じ
た人の歩行機能を回復させることができる歩行訓練装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢者の増加や社会の変化によっ
て脚力が著しく衰えた人が増えている。また、病気や事
故によって歩行機能に障害を生じた人も増えている。こ
のような人達に対するリハビリテーションの主要な方策
として、歩行訓練がある。
【0003】この歩行訓練としては、施設において歩行
機能を回復訓練する方法と、在宅において歩行の残存機
能を維持させる方法とがある。前述した後者の方法を援
助する装置は、種々提案されているが、前述した前者の
方法を援助する装置は、近年提案されつつあり、例え
ば、平成5年11月12日に開催された第11回日本ロ
ボット学会学術講演会で発表された「高齢者歩行介助シ
ステムの開発」に関するものがある。
【0004】この歩行介助システムは、歩行訓練装置に
おける把持部を、歩行面を歩行する被訓練者の脇に挿入
して、被訓練者の体重を支持するように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した歩行訓練装置
においては、その把持部を、歩行面を歩行する被訓練者
の脇に挿入して、被訓練者の体重を支持するように構成
しているので、被訓練者の歩行能力に応じた機能回復訓
練を行おうとする場合、前記装置が十分に機能しないこ
とがある。
【0006】すなわち、歩行機能の回復訓練を嫌う被訓
練者は、自分自身の体重を歩行訓練装置の把持部に預け
てしまい、自分自身の足に適度な荷重を加えない傾向が
あり、歩行機能の回復訓練が十分になされないという問
題点がある。さらに、被訓練者の足が移動する歩行面に
追従することができないと、被訓練者の足が歩行面によ
って引きずられるという危険性を有している。このた
め、被訓練者の介助者に大きな労力負担を与えるという
問題点もある。
【0007】また、歩行機能の回復訓練を積極的に行お
うとしている被訓練者及び歩行機能がある程度回復して
いる被訓練者の場合には、前述したように歩行訓練装置
の把持部が、歩行面を歩行する被訓練者の脇に挿入さ
れ、被訓練者の体重を支持しているので、歩行を援助す
るための被訓練者の上半身の動き、すなわち腕の動きが
拘束されてしまい、被訓練者の歩行動作が十分に発揮さ
れないという問題点がある。
【0008】特に、被訓練者の歩行の形態は、回復訓練
の初期から後期に向かうに従って、上半身の動きを利用
するものに変化していくが、この変化に応じて、被訓練
者の上半身の拘束の度合を調整していくことが、回復訓
練に有効である。しかし、上述した歩行訓練装置では、
この点について考慮されていなかった。
【0009】本発明の目的は、上述した事柄に基づいて
なされたもので、被訓練者の回復状態に応じて、上半身
の動きを生かした歩行訓練が可能な歩行訓練装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、被訓練者の歩道を成す歩道手段と、前記
歩道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段とを
備える歩行訓練装置において、前記把持手段が、上半身
の自由度を調整する上半身拘束調整手段を備えたもので
ある。
【0011】また、被訓練者の歩道を成す歩道手段と、
前記歩道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段
とを備える歩行訓練装置において、前記把持手段が、被
訓練者の身体を保持する身体保持手段と、上半身の自由
度を調整可能に支持する上半身支持手段とを備えたもの
である。
【0012】また、被訓練者の歩道を成す歩道手段と、
前記歩道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段
とを備える歩行訓練装置において、前記把持手段が、被
訓練者の身体を保持する身体保持手段と、上半身を支持
する上半身支持手段と、前記上半身支持手段による被訓
練者の上半身の拘束の度合を調整する上半身拘束調整手
段とを備えたものである。
【0013】また、被訓練者の歩道を成す歩道手段と、
前記歩道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段
とを備える歩行訓練装置において、被訓練者の上半身を
支持する上半身支持手段と、被訓練者の身体を保持する
身体保持手段と、前記上半身支持手段と前記身体保持手
段とを相対変位可能に接続する上半身拘束調整手段と、
前記上半身支持手段の位置及び支持力を制御する制御手
段とを備えたものである。
【0014】また、被訓練者の歩道を成す歩道手段と、
前記歩道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段
とを備える歩行訓練装置において、被訓練者の脇の下に
位置する上半身支持手段と、被訓練者の腰部及び股部を
保持する身体保持手段と、張力調整機構を備えて前記上
半身支持手段と前記身体保持手段とを被訓練者の左右の
体側部で接続するベルトとを備えた把持手段と、その回
転機構部に角度センサ、角速度センサ及びトルクセンサ
を備えたリンク機構と、応力センサを内蔵して前記リン
ク機構の先端部に配置され、前記上半身支持手段を支持
する支持部と、前記各センサの出力と予め入力された目
標値に基づいて、前記リンク機構の先端部を前記目標値
に追従させる制御部と、を備え、被訓練者の回復状態に
応じて、被訓練者の下半身に対する上半身の支持具合を
調整して、歩行訓練を行うようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明の目的を達成するための上記各手段にお
いて、把持手段に備えられた上半身拘束調整手段は、前
記把持手段が被訓練者を支持するときの被訓練者の上半
身の自由度又は拘束の度合を調整可能にする。また、身
体保持手段は被訓練者の体を保持して、支えるように作
用する。このとき、前記身体保持手段は被訓練者の腰
部、又は腰部と股部を保持する。
【0016】上半身支持手段は被訓練者の脇の下に位置
するように配置され、被訓練者の上半身を支持するよう
に作用する。このとき、例えば、上半身支持手段をリン
ク機構で支持し、上半身拘束調整手段を介して身体保持
手段を取り付ける。
【0017】前記上半身拘束調整手段は、例えば、被訓
練者の左右の体側部で前記上半身支持手段と前記身体保
持手段とを接続するベルトと、このベルトの長さを調整
する手段とで構成する。被訓練者は身体保持手段に保持
されて上半身支持手段にぶら下がることになるが、上半
身拘束調整手段は上半身支持手段と身体保持手段との間
の距離を調整し、被訓練者の上半身支持手段への依存度
を調整することができる。
【0018】上半身拘束調整手段は、上半身支持手段と
身体保持手段とを相対変位可能に接続する手段であれ
ば、上記の方法に限られるわけではない。
【0019】上記各手段の作用によって、被訓練者は、
歩道手段上において、前記被訓練者の上半身の動きを許
容させるように、上半身支持手段、身体保持手段、上半
身拘束調整手段等で構成された把持手段を、応力センサ
を内蔵した支持部を介して、その回転機構部に角度セン
サ、角速度センサ及びトルクセンサを備えたリンク機構
の先端に取り付ける。
【0020】前記把持手段の位置は、前記各センサの信
号に基づいて、制御手段により制御される。これによ
り、被訓練者は、歩道手段上において、回復状態に応じ
た上半身の動きの自由度を保つことができるので、上半
身の動きを利用した歩行訓練が可能になる。その結果、
被訓練者の筋力と安定感覚を補助して負担を軽減させな
がら、歩行機能を回復させることができる。
【0021】
【実施例】以下本発明を実施例を図面に基づいて、より
詳しく述べる。
【0022】図1は、本発明の歩行訓練装置1の全体的
構成を示す見取図である。図示したように、歩行訓練装
置1は、歩行面装置2、映像表示装置3、介助装置4及
びこれら各装置を有機的に制御する統括制御装置5から
成る。統括制御装置5は、これら各装置とケーブルで電
気的に接続されている。通常は、被訓練者Uの歩行訓練
には、介助者S(図示せず)があたる。
【0023】歩行面装置2は床面又は地上に固定されて
いる。歩行面装置2は、歩行面8を持ち、この歩行面8
は、互いに独立に動く右足用歩行面8A、左足用歩行面
8Bを持つ。この歩行面は環状ベルトで構成する。
【0024】介助装置4は、歩行面装置2にその底部が
固定された基部4Bと、可動リンク機構4Aと、回転機
構部4C、及び把持部22を脱着可能に支持する支持部
21とより成る。
【0025】統括制御装置5は、CRT50、計算機5
1、キーボード(マウス含む)52より成る。
【0026】被訓練者Uは、歩行面装置2の2本の環状
ベルト8(左足用8A,右足用8B)から成る訓練歩道
上に立ち、歩行を開始する。この時、Uの上体は歩行面
装置2上に設置された介助装置4によって把持され、姿
勢の矯正と負荷軽減を受ける。Uの歩行方向前面には、
スクリーンつきの映像表示装置3があり、歩行に伴って
スクリーン上にデータベース等のメモリに格納してある
屋外風景画像を読み出して投影する。
【0027】以下、各装置の構成及び動作について説明
する。
【0028】図2は、歩行面装置の構成を示す図であ
る。歩行面装置2には、図示したように、被訓練者の左
右の足に対応した2本の環状ベルト8(左足用8A及び
右足用8B)とその回転に伴って環状ベルトの速度を検
出する左足ベルト速度検出手段10A、右足ベルト速度
検出手段10B及び環状ベルトの移動距離を検出する左
足ベルト距離検出手段11A、右足ベルト距離検出手段
11B、被訓練者と環状ベルトの間に生じる張力を検出
する左足ベルト張力検出手段A、右足ベルト張力検出手
段Bを含む左足、右足の歩行装置6、7が固設されてい
る。また、左右それぞれの環状ベルト8A、8Bを駆動
する駆動手段9A、9Bが備えられている。
【0029】ベルト制御手段5aは、被訓練者Uが環状
ベルト8A、8Bを後方に蹴って歩行する際に、ベルト
速度検出手段10A、10Bによって検出される速度
と、ベルト張力検出手段によって検出される張力を基に
して被訓練者Uの両足に適正な負荷抵抗を与えるように
して駆動手段への操作量を計算し、出力する。歩行面装
置2は、床面に固定されており、被訓練者Uの身体が左
右前後に揺れても動かない。
【0030】図3は、映像表示装置3の構成例を示す図
である。映像表示装置3は、被訓練者Uの前方に屋外映
像を投影する表示手段12、統括制御装置5の指令に基
づき表示される屋外映像を更新する映像処理部5bとか
ら成る。この処理部5bはCRT53、計算機54、キ
ーボード(マウスを含む)より成る。表示手段12のス
クリーンに投影される屋外映像は、歩行面装置2で検出
される被訓練者Uの歩行速度又は歩行距離が、あるしき
い値を超えると更新される。もしくは、歩行面装置2で
検出される歩行速度に比例して、映像データを更新する
速度を変更する。
【0031】図4は、図1に主要構成の見取図を示した
介助装置4の構成例を示す側面図である。介助装置4の
基部4Bは、歩行面装置2の環状ベルト8前方上面に据
付け固定されている。基部4Bは、介助装置4の固定支
持部として機能する。
【0032】基部4Bの上部には、回転機構4Cを設け
てある。回転機構4Cは、リンク機構4Aを動かす機構
である。回転機構4Cは、外部ケース15内に収納され
た機構であって、被訓練者の歩行方向と鉛直方向とがな
す平面(以下矢状面)を基準にして、左右対称の構造で
ある。ここで、右とは、図4の紙面手前側、左とは図4
の紙面奥側を指す。この回転機構4Cは、互いに独立し
て回転する右側回転軸14Aと左側回転軸14Bとを有
する。右側回転軸14Aと、左側回転軸14Bは、各々
リンク機構4Aの縦駆動リンク17A、横駆動リンク1
7Bに連結し、右側回転軸14Aの回転に従って、図4
の矢印の如く縦駆動リンク17Aは上下回転し、左側回
転軸14Bの回転に従って図4の矢印の如く横駆動リン
ク17Bは横回転する。
【0033】リンク機構4Aは、金属性の素材より成
り、縦駆動リンク17A、横駆動リンク17B、短従動
リンク18、長従動リンク19より成る。各リンク17
A、17B、18、19は形状的及び構造的に類似した
ものであり、各々略平行四辺形をなす。
【0034】リンク17Aの回転軸14A側と反対側の
端部とリンク18の一方の端部とは回転可能な節20A
で連結され、リンク18の他方の端部とリンク19の一
方の端部とは回転可能な節20Bで連結されている。更
にリンク19の部材19aの中央部分には回転可能な節
20Cを介してリンク17Bの回転軸14B側と反対側
の端部と連結している。リンク19の他方の端部には、
把持部22の取り付けを支持する支持部21が取り付け
られている。支持部21は応力センサ21Aを持つ。把
持部22はアタッチメント形であり、種々の形式を有
し、支持部21に自在取り付けて使用する。把持部22
は種々の形式、またサイズの大小等により種々の大きさ
のもの、等があるため着脱自在な構成となっている。
【0035】このような構成において、リンク機構の動
作によって生じる上半身支持手段23と歩行面8A、8
Bとの傾きを制御する機構を支持部21に設けても良
い。
【0036】ここでは把持部22に、被訓練者の支持部
21に対する多少の変位を許容する支持方式を用いてい
る。その詳細は図5の通りである。把持部22は、一端
を支持部21に接続し被訓練者の上半身を拘束する上半
身支持手段23、被訓練者Uに取り付けられた身体保持
手段24と、一端を上半身支持手段23に他端を身体保
持手段24に接続した接続手段25から構成されてい
る。なお、接続手段25は、身体保持手段24側である
25Bより身体保持手段24を分離できるようになって
いる。接続手段25はベルト等の柔軟な素材を用いて形
成され、上半身支持手段23と身体保持手段24との相
対的な変位を許す。また、接続手段25は被訓練者Uの
上半身の拘束の度合を調整する上半身拘束調整手段とし
て機能する。
【0037】身体保持手段24は、被訓練者Uの腰に付
く腰部バンド24A、左右の脚の付け根に付く環状の部
材を連結した脚部拘束帯24B、歩行者の前後から腰部
バンド24Aと脚部拘束帯24Bを接続する接続ベルト
24Cからなる。以上の素材は十分な引っ張り強度を持
った伸縮の少ない繊維を帯状にしたものとしている。腰
部バンド24Aについては、バンドの長さを調節できる
ように調節装置24Dがある。この方法により、身体保
持手段24は被訓練者Uの腰に掛かり、上下方向に関し
てずれを生じない。また、前後左右方向に関しても同様
である。
【0038】上半身支持手段23と身体保持手段24を
接続する接続手段25は、被訓練者Uの左右に1本ずつ
あり、それぞれに被訓練者Uが歩行訓練中は接続手段2
5に常時張力が生じるよう調節する張力調節機構25A
がある。この実施例では張力調節機構25Aとして、接
続手段25の長さを調節するものを用いている。
【0039】上半身支持手段23は、被訓練者Uの左右
の腋下から挿入して、歩行者Uの上半身を押し上げるよ
うにして拘束している。接続手段25は常時張力が生じ
るよう調節されているため、被訓練者Uは腰部に加え上
半身も、把持部22によって介助装置4に拘束されてい
る。これにより、被訓練者Uの重心の移動、特に被訓練
者Uに関して左右方向の重心の揺動を少なくし、転倒し
にくくした状態で歩行訓練が可能になる。
【0040】また接続手段25により上半身支持手段2
3と身体保持手段24との間隔を短くすると、上半身支
持手段23が歩行者Uの左右の腋下から離れるために上
半身は拘束されず自由に運動できる。人間の歩行で特に
動歩行と呼ばれる歩行方式は、自身の慣性を活かした高
速な歩行であるが、このとき人間の上半身は、背骨を中
心軸として両腕の旋回を行うなど、大きな動作をしてい
る。すなわち、この状態の把持部は上半身の運動を拘束
しないため、動歩行時の介助に有効である。
【0041】図6には上半身支持手段23を除いた状態
で把持部22を被訓練者Uの前方より望んだ図を示す。
さらに、図7では、さらにハンドル26を支持部21に
取り付けるようにしてある。このハンドル26を、直接
に被訓練者Uが手で握ることで、歩行訓練を行う。
【0042】支持部21には、応力センサ21Aが取り
付けられている。応力センサ21Aは、X、Y、Z軸方
向の応力と各軸まわりのモーメントを測定する機能を有
しており、把持部22を介して被訓練者Uと介助装置4
の間に作用する力を測定する。
【0043】なお、図において、簡単のために被訓練者
Uのみを図示し、介助者Sは図示してないが、Sは必要
に応じてUの歩行訓練を横または後ろから介助するもの
とする。
【0044】把持部22の動作領域は、被訓練者Uの歩
行方向と鉛直方向とが成す平面、即ち矢状面内にあるた
め、介助装置4は把持部22を介して被訓練者Uに矢状
面内で力を及ぼす。
【0045】把持の方法は、以上述べたが実施例にとど
まるものではない。例えば接続手段を被訓練者Uの背部
に接続して腰に作用させることもできる。
【0046】図4を用いて説明した介助装置4の動作
を、図8を用いて説明する。
【0047】図8(a)は、初期姿勢である。長従動リ
ンク19の先端部(被訓練者側先端部)を35とする。
回転軸14Cに固着された縦駆動リンク17Bのみが左
側回転駆動軸14B作用によって回転し、横駆動リンク
17Aが動かない状態下では、図8(b)で示すように
長従動リンク19は横方向へスライドする動きのみを示
す。図では、先端部35が被訓練者(図示せず)側へ突
き出る動きが示されているが、勿論逆方向へもスライド
する。
【0048】一方、横駆動リンク17Aのみが右側回転
駆動軸14Aの作用によって回転し、縦駆動リンク17
Bが動かない状態下では、図8(c)で示すように長従
動リンク先端部35は上下方向へ移動する。従って35
に隣接した応力センサ21A及び把持部22(いずれも
図示せず)も上下方向にシフトする。
【0049】ところが図8(d)で示すように、縦駆動
リンク17B及び横駆動リンク17Aを同時に動かす
と、矢状面内のかなり広い範囲で長従動リンク先端部3
5、従って把持部22を可動させることが出来る。
【0050】回転機構4Aには図示してない左右の角度
センサ、左右の角速度センサ、左右のトルクセンサが備
えられている。そして、各センサからの情報と統括制御
部5からの指令値の偏差がゼロに収れんするように回転
機構4Cを制御し、結果として先端部35が追従動作す
る。
【0051】ここで、介助要素4に依る歩行訓練中の姿
勢の矯正と負荷軽減の方法を説明する。介助装置4は把
持部22を介して被訓練者Uに力を作用させて姿勢の矯
正と負荷軽減を行う。介助装置4の可動範囲は矢状面内
であるから、被訓練者Uに対して及ぼす力は鉛直方向の
力と進行(前後)方向の力との合力となる。そこで、初
期の立ち位置と運動中の位置とのずれと力の関係を示す
関数40は鉛直方向と進行方向の2方向について各々設
定する。この例では図9のように、ずれに対する力の値
の連続性を保つという条件の下で、ずれの大きさによっ
て傾きを変更した1次関数の組み合わせとした。なお、
ずれと力の向きは、鉛直方向については鉛直上向きを
正、進行方向については前向きを正としている。
【0052】具体的なトルク制御プロセス例を、角速度
センサ及びトルクセンサの応答を利用したフィードバッ
ク、フィードフォワード組合せのシステムで示したのが
図10である。
【0053】まず、先端の力の目標値をもとにして、回
転機構4Cの左右の回転駆動軸14A、14Bへのトル
ク目標値を算出する。トルク目標値は、回転駆動軸14
A、14Bの角度と各リンクの長さから求まるヤコビア
ン行列の転置Tf(変換行列)を前記先端の力目標値に
乗ずることで求める。図の構成要素101は、変換行列
乗算器である。構成要素101で求められた14A、1
4Bのトルク目標値は、減算器から成る構成要素102
及び加算器から成る構成要素104に送られる。構成要
素104へ向かう流れがフィードフォワード制御であ
る。
【0054】構成要素102は、前記トルク目標値とト
ルクセンサ29(左右のトルクセンサ29A、29Bの
こと)の応答との偏差を求め、構成要素103に送る。
構成要素103はトルクフィードバックゲイン乗算器で
あり、予め設定されたトルクフィードバックゲインKt
を前記偏差に乗じて求めた操作量を構成要素104に送
る。構成要素102、103がフィードバック制御系を
構成する。構成要素104は、前記14A、14Bのト
ルク目標値と構成要素103の操作量の和を求め、その
結果を構成要素106に送る。
【0055】構成要素105は速度ゲイン乗算器であ
る。角速度センサ28(左右の角速度センサ28A、2
8Bのこと)の応答に予め設定された速度フィードバッ
クゲインKvを乗じ、その結果を操作量として構成要素
106に送る。
【0056】構成要素106は減算器であり、構成要素
104、105から送られてきた操作量の差を最終的な
操作量として指示部16A、16Bに送り、この指示部
16A、16Bで左右の回転駆動軸14A、14Bを回
転制御し、この結果、先端部35にはその操作した時の
力の目標値とバランスするような反力が与えられる。
【0057】統括制御装置5の作用を示すブロック図
が、図11である。図1では統括制御装置5をCRT5
0、計算機51、キーボード52で構成した例とした
が、これはシステム構成図であり、図11は機能本意の
ブロック図である。図示したように、統括制御装置5
は、歩行環境制御要素31、介助装置制御要素32、デ
ータベース33、入出力手段34から成る。前記したベ
ルト制御手段5a、映像処理手段5bは歩行環境制御要
素31によって制御される。また、前記制御要素30は
介助装置制御手段32によって制御される。
【0058】データベース33には、(1)歩行面装置
2と映像表示装置3へ出力するデータの組合せ(以後訓
練メニューという)、(2)介助装置4の歩行訓練時の
設定データ、(3)被訓練者Uの過去の訓練メニューと
介助装置の設定データ、の3種のデータが格納されてい
る。
【0059】入出力手段34は、マンマシンインタフェ
ースであり、被訓練者Uあるいは介助者Sの指令入力や
歩行訓練機の状況表示に用いられる。
【0060】歩行環境制御要素31は、被訓練者Uまた
は介助者Sが入出力手段34を用いて選択した訓練メニ
ューにしたがって、ベルト制御手段5a及び映像処理手
段5bに指令を与える。即ち、ベルト制御手段5aを介
して歩行面装置2に速度目標と速度ゲインデータを付与
する。予めプログラムされたこれら速度目標値によっ
て、歩行訓練を行う被訓練者Uの足には適正な粘性抵抗
が印加される。一方、映像処理手段5bを介して、予め
定めたしきい値を超えると映像表示手段3に屋外画像の
更新を指示する。この結果、被訓練者Uは、屋外を実際
に歩行している擬似体験が得られ、飽きずに実効性ある
歩行訓練を行うことが出来る。
【0061】前記した映像表示手段3による屋外画像表
示と更新は、次の3通りの方法のいずれかで行うことが
好ましい。この方法は、訓練開始時に選択する。
【0062】(1)歩行面装置2の環状ベルト8から検
出される歩行速度が、予め設定されたしきい値速度を超
えたときに映像データを更新する。この実施の一例に
は、しきい値速度に応じてVTR装置の起動/停止を行
う方法がある。
【0063】(2)歩行面装置2の環状ベルト8の移動
距離を積算し、積算距離が一定のしきい値を超える度に
静止画像を更新する。
【0064】(3)歩行面装置2の環状ベルト8から検
出される歩行速度に比例して、映像データを更新する速
度を変更する。
【0065】介助装置制御要素32は、歩行訓練中に介
助装置4の動作を制御する介助制御、歩行訓練の前後に
介助装置4を作動させる位置制御と軌跡制御の3種類の
制御を統括する。
【0066】以上本発明の歩行訓練機ついて、実施例に
基づきその構造及び機能・動作について説明した。本実
施例の歩行訓練機を用いた歩行訓練の手順を、車椅子に
乗った被訓練者Uの例で説明する。
【0067】1)入出力手段34により訓練メニュー、
介助方法を選択する(データベース33駆動)。
【0068】2)入出力手段34により介助装置4が把
持部22を介して被訓練者Uに加える応力を設定する。
【0069】3)予め上半身支持手段23を、被訓練者
Uの肩幅に合わせておく。また、身体保持手段24は被
訓練者の腰部に装着しておく。
【0070】4)被訓練者Uに引き上げ地点まで移動し
てもらい、上半身支持手段23を引き上げ地点に移動さ
せる。介助装置4は軌跡制御。
【0071】5)上半身支持手段23と身体保持手段2
4を接続手段25により接続する。これにより、把持部
22が完成し、被訓練者と介助装置は接続される。
【0072】6)介助者Sが把持部22を持って誘導
し、訓練位置まで誘導して直立させる。介助装置4は軌
跡制御。
【0073】7)軌跡制御に設定した介助装置により被
訓練者Uを訓練位置に立たせる。被訓練者は把持部22
の具合など事前の点検を行う。
【0074】8)訓練開始。訓練中、介助装置4は介助
制御、映像表示装置3の駆動。
【0075】9)訓練終了。
【0076】10)介助者Sが把持部22を持って誘導
し、被訓練者を引き上げ地点まで誘導して、全動作が終
了となる。介助装置4は軌跡制御。
【0077】以上の手順で歩行訓練を行えば、被訓練者
Uは適正な(身体状況に合致した)粘性抵抗を受けて屋
外を通常に歩行している擬似体験を得る。
【0078】尚、装置5、手段5a、5bの各々が独自
のハード構成としたが、装置5の機能の中に5a、5b
を含ませることも可である。更に、リンク機構4Aの4
つのリンクは、各々2つの「へ」の字形の組合せとした
が1本の棒状体であってもよい。
【0079】以上説明したように、被訓練者は、歩道手
段上において、前記被訓練者の上半身の動きを許容させ
るように、被訓練者に取り付けた支持体を、接続手段を
介して前記把持手段を構成するリンク機構に連結され
る。これにより、被訓練者は、歩道手段上において、前
記被訓練者の上半身の動きがある程度自由になるので、
その上半身の動きを利用した歩行が可能になる。その結
果、被訓練者の筋力と安定感覚を補助して負担を軽減さ
せながら、歩行機能を回復させることができる。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、被訓練者の身体を保持
する身体保持手段と、上半身を支持する上半身支持手段
と、上半身の拘束の度合を調整する上半身拘束調整手段
を設けて、被訓練者の歩行訓練を行うことにより、被訓
練者の回復状態に応じて、上半身の動きを許容する歩行
訓練を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例による歩行訓練機の主要構成部を示す見
取図である。
【図2】実施例の歩行面装置構造を示す図である。
【図3】実施例の映像表示装置構成例を示す図である。
【図4】実施例の介助装置構成例を示す図である。
【図5】介助装置の把持部の構成例を示す図である。
【図6】介助装置の把持部の構成例を図5とは別の方向
から示した図である。
【図7】介助装置の把持部の別な構成例を示す図であ
る。
【図8】介助装置のリンクの動作を説明するための図で
ある。
【図9】介助装置の負荷軽減の設定例を示す図である。
【図10】介助装置の長従動リンク先端部のトルク制御
プロセス例を示すブロック図である。
【図11】実施例の統括制御手段の構成例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…歩行訓練機、2…歩行面装置、3…映像表示装置、
4…介助装置、4A…リンク機構、4B…基部、4C…
回転機構、5…統括制御装置(50…CRT,51…計
算機,52…キーボード)、5a…ベルト制御手段、5
b…映像処理手段、6…左足歩行装置、7…右足歩行装
置、8…環状ベルト、9…駆動手段、10…ベルト速度
検出手段、11…ベルト距離検出手段、12…表示手
段、14(14A,14B)…回転駆動軸、14C,1
4D…回転軸、15…外部ケース、16A,16B…指
示部、17A…横駆動リンク、17B…縦駆動リンク、
18…矩従動リンク、19…長従動リンク、20A,2
0B,20C…節、21…支持部、21A…応力セン
サ、22…把持部、23…上半身拘束手段、24…身体
取付手段、25…接続手段、26…ハンドル、30…制
御要素、31…歩行環境制御要素、32…介助装置制御
要素、33…データベース、34…入出力手段、35…
長従動リンク先端、40…関数、U…被訓練者、S…介
助者。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被訓練者の歩道を成す歩道手段と、前記歩
    道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段とを備
    える歩行訓練装置において、 前記把持手段が、上半身の自由度を調整する上半身拘束
    調整手段を備えて構成されることを特徴とする歩行訓練
    装置。
  2. 【請求項2】被訓練者の歩道を成す歩道手段と、前記歩
    道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段とを備
    える歩行訓練装置において、 前記把持手段が、被訓練者の身体を保持する身体保持手
    段と、上半身の自由度を調整可能に支持する上半身支持
    手段とを備えて構成されることを特徴とする歩行訓練装
    置。
  3. 【請求項3】被訓練者の歩道を成す歩道手段と、前記歩
    道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段とを備
    える歩行訓練装置において、 前記把持手段が、被訓練者の身体を保持する身体保持手
    段と、上半身を支持する上半身支持手段と、前記身体保
    持手段と前記上半身支持手段との間に上半身拘束調整手
    段とを備えて構成されることを特徴とする歩行訓練装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の歩行訓
    練装置において、前記把持手段の位置及び支持力を制御
    する制御手段とを備えて構成されることを特徴とする歩
    行訓練装置。
  5. 【請求項5】被訓練者の歩道を成す歩道手段と、前記歩
    道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段とを備
    える歩行訓練装置において、 被訓練者の上半身を支持する上半身支持手段と、被訓練
    者の身体を保持する身体保持手段と、前記上半身支持手
    段と前記身体保持手段とを相対変位可能に接続する上半
    身拘束調整手段と、前記上半身支持手段の位置及び支持
    力を制御する制御手段とを備えて構成されることを特徴
    とする歩行訓練装置。
  6. 【請求項6】請求項3又は5に記載の歩行訓練装置にお
    いて、前記上半身拘束調整手段が、前記上半身支持手段
    と前記身体保持手段との間隔を調整可能に接続するベル
    トであることを特徴とする歩行訓練装置。
  7. 【請求項7】請求項2、3、5、6のいずれかに記載の
    歩行訓練装置において、前記身体保持手段が被訓練者の
    腰部を保持することを特徴とする歩行訓練装置。
  8. 【請求項8】請求項2、3、5、6のいずれかに記載の
    歩行訓練装置において、前記身体保持手段が被訓練者の
    腰部及び股部を保持することを特徴とする歩行訓練装
    置。
  9. 【請求項9】被訓練者の歩道を成す歩道手段と、前記歩
    道手段上にある被訓練者の身体を支える把持手段とを備
    える歩行訓練装置において、 被訓練者の脇の下に位置する上半身支持手段と、被訓練
    者の腰部及び股部を保持する身体保持手段と、張力調整
    機構を備えて前記上半身支持手段と前記身体保持手段と
    を被訓練者の左右の体側部で接続するベルトとを備えた
    把持手段と、 その回転機構部に角度センサ、角速度センサ及びトルク
    センサを備えたリンク機構と、 応力センサを内蔵して前記リンク機構の先端部に配置さ
    れ、前記上半身支持手段を支持する支持部と、 前記各センサの出力と予め入力された目標値に基づい
    て、前記リンク機構の先端部を前記目標値に追従させる
    制御部と、を備え、 被訓練者の回復状態に応じて、被訓練者の下半身に対す
    る上半身の支持具合を調整して、歩行訓練を行うように
    したことを特徴とする歩行訓練装置。
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