JPH08140983A - 内視鏡下手術における摘出臓器収納袋 - Google Patents

内視鏡下手術における摘出臓器収納袋

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JPH08140983A
JPH08140983A JP6283814A JP28381494A JPH08140983A JP H08140983 A JPH08140983 A JP H08140983A JP 6283814 A JP6283814 A JP 6283814A JP 28381494 A JP28381494 A JP 28381494A JP H08140983 A JPH08140983 A JP H08140983A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 体内で遊離した摘出臓器を、その大きさにか
かわらず希望する部位で体外へ取出すことができる大き
さに細切して、他の組織を汚染することなしに摘出する
ことができる摘出臓器収納用袋を提供する。 【構成】 可撓性を有する軟質の合成樹脂から成る有底
筒状の袋本体42に、この袋本体42と同一の材料から
成る1または複数の筒部44a,44bを一体的に形成
する。袋本体42内には、体内で遊離された臓器66が
収容され、この状態で袋本体42の開口周縁部45と各
筒部44a,44bとが体外へ引出され、これらの開口
周縁部45および各筒部44a,44bから複数の機器
を挿入して、前記臓器66を希望する部位で正確に細切
し、確実に体外へ取出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腹腔鏡および胸腔鏡な
どの内視鏡下手術において、悪性腫瘍などの病変組織を
伴う臓器の一部または全部を摘出するために用いられる
摘出臓器収納袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、病変部の摘除術において、患
者にとってより侵襲の少ない手術として、腹腔鏡および
胸腔鏡などの内視鏡を用いた治療手段が開発されてお
り、特に泌尿器科領域において、骨盤リンパ節郭清術や
精索静脈瘤手術が開発され、腹腔内臓器に止まらず、後
腹膜臓器に対する治療手段としても利用できることが知
られてきており、このようなより侵襲の少ない手術(略
称MIS;minimallyinvasive surgery)として、その
重要性が提唱されている。
【0003】図10は、典型的な先行技術の内視鏡下手
術における摘出臓器収納袋を示す断面図である。ラパロ
スコピー(laparoscopic procedure:内視鏡手術)によ
って体内で遊離された病変を伴う摘出臓器1は、腹壁2
の穿刺口3から腹腔4内に挿入された袋5内に収容され
る。この袋5の開口部6は、前記穿刺口3から体外に引
出され、この開口部6から組織細切器7を挿入して、前
記袋5内の摘出臓器1を細切し、その細切片を吸引して
体外へ摘出している。この組織細切器7は、先端部に鋭
利な爪部8が形成されるスクリューコンベア9を有し、
スクリューコンベア9は直円筒状の案内管10内で回転
駆動される。爪部8は袋5を損傷しないように、案内管
10の先端部11よりも内方に退避して形成されてい
る。このような組織細切器7を用いて摘出臓器1を搬出
するときには、案内管10の先端部11を臓器1に押付
けながら、その先端部11内に隆起した部分12を引っ
かけて切断し、その切断された部分12をスクリューコ
ンベア9によって案内管10内の上部空間13へ搬送
し、吸引ポート14に導かれた吸引力によって吸引し、
図示しない吸引タンク内に回収される。このようにし
て、この先行技術では、袋5内に回収した臓器1を細切
して体外へ摘出している。
【0004】このような先行技術では、袋5内に回収し
た臓器1をスクリューコンベア9の爪部8によって細切
して搬出するので、その細切された組織片が小さすぎる
ため、病理学的な検索が不可能である。また前記爪部8
が案内管10の先端部11よりも内方に退避して配置さ
れているため、術者は案内管10を押付ける操作を繰返
し行わなければならず、臓器1の細切片を全て搬出する
ために長い時間を要し、効率が悪い。さらに臓器1が腫
瘍性病変を伴う場合には、前述したように細切された組
織片が小さすぎて病変学的検索が不可能であるため、腹
腔鏡下手術を適用することができない。しかも、前記開
口部6から挿入した組織細切器7を臓器1に繰返し押付
けながら細切作業を行うため、病理学的に重要な部位を
正確に切断して取出すことができず、病理学的検索を行
う上で不都合である。
【0005】図11は他の先行技術の内視鏡下手術にお
ける摘出臓器収納袋21を示す正面図であり、この先行
技術はたとえば特開平6−205786号公報に示され
ている。この袋21は、摘出臓器を細切する作業空間を
有する作業空間部分22と、この作業空間部分22に連
なる細長いホース状部分23とを有する。作業空間部分
22の開口部24には環状の引き紐25,26が挿通さ
れ、この袋21を図12(1)に示されるように、腹腔
27内に挿入して各引き紐25,26を腹壁28の穿刺
口29に刺入された案内管30から体外へ引出してお
き、作業空間部分22に摘出臓器31を収容して、細切
した後、その細切片を前記ホース状部分23内に落とし
込み、図12(2)に示されるように案内管30を介し
て体外へ摘出される。
【0006】このような他の先行技術では、摘出臓器3
1が肝臓および腎臓などのように大きい場合には、その
細片をホース状部分23に収容しきれず、したがって前
述の図12(2)に示されるようにして体外へ摘出する
ことができず、したがって袋21を用いて摘出できる臓
器は比較的小さなものに制限されてしまう。しかも、前
記ホース状部分23内に収容された細切片は、悪性腫瘍
などの病変部と、その病変部周辺の正常組織とが混在し
てしまうため、ホース状部分23内で血液などの体液お
よび洗浄用の生理食塩水などの液体によって汚染されて
しまい、病理学的な検索を行う上で不都合を生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、体内で遊離した摘出臓器を、その大きさにかわら
ず希望する部位で体外へ取出すことができる大きさに細
切して、他の組織を汚染することなしに摘出することが
できる内視鏡下手術における摘出臓器収納袋を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、可撓性を有す
る軟質の合成樹脂から成る有底筒状の袋本体と、前記可
撓性を有する軟質の合成樹脂から成り、袋本体に長手方
向一端部が連なりかつ袋本体の内部空間に連通する1ま
たは複数の筒部とを含むことを特徴とする内視鏡下手術
における摘出臓器収納袋である。 また本発明は、前記袋本体の開口周縁部には、環状の索
条が挿通されることを特徴とする。 さらに本発明は、前記袋本体の開口周縁部には、形状記
憶合金から成る線状体が挿通されることを特徴とする。 さらに本発明は、前記可撓性を有する合成樹脂には、蛍
光剤の粉末が混合されることを特徴とする。 さらに本発明は、前記1または複数の筒部は、その一部
または全体が相互に異なる色に着色されることを特徴と
する。
【0009】
【作用】本発明に従えば、有底筒状の袋本体に1または
複数の筒部が設けられる。このような摘出臓器収納袋を
腹腔内に挿入して、摘出臓器を回収した後、袋本体の開
口部と前記筒部とを体外へ引出し、これらの開口部およ
び筒部を介して光学視管や臓器の細切用機器などを挿入
して、臓器の細切作業を行うことができる。したがって
病理学的検索に不都合を生じないようにして、希望する
部位を切断することができる。しかも、細切された組織
と他の組織とが袋内で相互に接触して汚染してしまうこ
と、たとえば腫瘤などから分泌したリンパ液がその周囲
の正常組織に付着して汚染してしまうことを防止するこ
とができる。また、摘出される臓器が肝臓および腎臓な
どのように大きな臓器であっても、前記袋内に収容して
細切されるので、臓器の大きさにかかわらず容易に摘出
することができる。
【0010】また本発明に従えば、袋本体の開口周縁部
には環状の索条が挿通される。このような索条を用いて
前記開口周縁部を塞ぎ、袋内から臓器が抜出してしまう
ことを防ぐことができる。これによって腹腔内の他の組
織が摘出臓器によって汚染されることが防がれる。
【0011】さらに本発明に従えば、袋本体の開口周縁
部には、形状記憶合金から成る線状体が挿通される。こ
の線状体は、前記開口周縁部に埋設されてもよく、部分
的に接着されてもよい。このような線状体によって、こ
の線状体に通電し、あるいは体温によって記憶された形
状に復元して、前記袋本体の開口周縁部を腹腔内で容易
に開閉させることができる。
【0012】さらに本発明に従えば、袋本体および筒部
を構成する可撓性を有する合成樹脂には蛍光剤の粉末が
混合されるので、光学視管などから照射される照明光に
よって蛍光を発し、照明光の照射方向に対して影となる
部位を明瞭に認識することが可能となる。
【0013】さらに本発明に従えば、前記1または複数
の筒部は、その一部または全体が相互に異る色に着色さ
れる。このような色に基づいて、腹壁に穿設された穿刺
口と筒部とを容易に対応付けて正確に選択し、各筒部を
体外へ引出すことが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例の内視鏡下手術にお
ける摘出臓器収納袋41を示す断面図であり、図2は図
1に示される袋41の斜視図である。本実施例の袋41
は、可撓性を有する軟質の合成樹脂から成る有底筒状の
袋本体42と、この袋本体42に長手方向一端部が連な
って一体的に形成され、袋本体42の内部空間43に連
通し、袋本体42と同一材料から成る複数(本実施例で
は2)の筒部44a,44bとを有する。前記可撓性を
有する軟質の合成樹脂としては、たとえば低密度ポリエ
チレンが用いられる。この低密度ポリエチレンは、電気
絶縁性であって、0.01〜0.2mmの厚みのフィル
ムを用いることができる。上記低密度ポリエチレン以外
に、たとえば可塑剤を加えて柔らかくした軟質塩化ビニ
ルまたはシリコン樹脂を用いることができる。
【0015】袋本体42の長手方向の長さL1は300
〜400mmに選ばれ、幅方向の長さL2は150〜2
00mmに選ばれ、各筒部44a,44bの軸線方向長
さHは80〜120mmに選ばれる。袋本体42の開口
周縁部45には、細い引き紐46が挿通される。この引
き紐46は、たとえばナイロンから成る。開口周縁部4
5には、引き紐46が表裏両側から交互に挿通される複
数の透孔47が形成され、その引き紐46の一部が袋本
体42からループ状に突出している。このような袋41
は、直円筒状の袋本体42の軸線方向一端部を、図2の
仮想線48で示される位置で熱融着して表裏2枚のシー
ト状部分49,50を形成する。一方のシート状部分4
9には、間隔をあけて2つの透孔51a,51bを形成
し、各透孔51a,51bの周縁部と各筒部44a,4
4bの軸線方向一端部とを仮想線52a,52bで示さ
れる位置で熱融着した後、前記各挿通孔47に交互に引
き紐46を挿通して両端部を結び、こうして袋41を形
成することができる。
【0016】本発明の他の実施例として、上記実施例の
製造手順に代えて、図3に示されるように左右にそれぞ
れ一対の帯状部分54a,54b;55a,55bが一
体的に形成される2枚のシート状部分56を、斜線を付
して示す周縁部の領域57で相互に熱融着するようにし
てもよい。
【0017】本発明の他の実施例として、図3に示され
るシート状部分56を、その中心線58で折り返して反
転し、前記領域57を相互に重ね合わせた状態で熱融着
するようにしてもよい。この場合、シート状部分56の
幅方向の長さL3は、前記袋本体42の袋方向長さL2
の2倍(2・L2)に形成すればよい。このようにして
袋41を、いわゆる3方シールと呼ばれる製造手順によ
って平袋状に形成することができる。
【0018】図2および図3に示される各実施例のよう
にして製造された袋41は、図4に示されるように、後
述する外套管70が挿入される穿刺口69aを挿通する
ことができる直径Dを有するようにして、開口部45側
を最外周部となるように棒状に巻回され、この棒状体6
3を滅菌された状態で塩化ビニルなどから成るパッケー
ジ用袋64に収納して封止する。前記直径Dは、たとえ
ば10mm未満、たとえば7〜9mm程度に選ばれる。
【0019】再び図1を参照して、上述のように形成さ
れる袋41を用いて臓器66を摘出する手順について説
明する。腹壁68には、予め選択された位置に3つの穿
刺口69a,69b,69cが形成される。これらの穿
刺口69a〜69cには、前記臓器66を体内で遊離す
るための図示しない光学視管、鉗子およびフック形はさ
みならびに洗浄吸引管などが挿入され、前記臓器66を
遊離した後、トロカールと呼ばれる外套管61,70,
71が留置されたままで、外套管70から袋41を腹腔
73内に挿入し、たとえば鉗子72を用いて棒状の袋4
1を腹腔73内に膨張して広げ、遊離した臓器66を袋
41内に収容する。その後、各外套管61,70,71
をそれらに挿入される前述の手術用器具とともに、創外
へ抜去し、鉗子などを用いて袋41の開口周縁部45を
穿刺口69aから体外へ引出す。
【0020】また、前記穿刺口69bにはクリップ82
が、穿刺口69cにはクリップ84がそれぞれ挿入、装
着され、鉗子などを用いて袋41の一方の筒部44aが
クリップ82を通して穿刺口69bから、もう一方の筒
部44bがクリップ84を通して穿刺口69cからそれ
ぞれ体外へ引出される。
【0021】各穿刺口69a〜69cのうちの1つ69
aから引出された袋41の開口周縁部45内には、バル
ーン74が、2つの環状伸縮部75a,75bが腹壁6
8を挟むようにして装着され、その外側に袋41の開口
周縁部45が配置される。各環状伸縮部75a,75b
にチューブ76を介して連通するコネクタ77から、た
とえば注射器のシリンジなどによって空気を供給する
と、各環状伸縮部75a,75bはコネクタ77および
チューブ76を介して供給される空気によって腹壁68
を挟む両側で膨らみ、穿刺口69aの内周面に前記開口
周縁部45を挟んで密着する。このようなバルーン74
には、前記外套管70が挿通され、各環状伸縮部75
a,75bが前述のようにして空気が供給されて膨らむ
ことによって、外套管70の外周面にバルーン74の内
周面が密着する。このようにして穿刺口69aが封止さ
れる。この外套管70には、図示しない気腹装置によっ
て炭酸ガスが供給されるインレットポート78が設けら
れ、このインレットポート78にはコック79が設けら
れ、開閉自在とされる。インレットポート78から供給
された炭酸ガスは、外套管70内の空間を経て袋41内
に供給することができる。供給された炭酸ガスは袋41
の内部に留まるので、腹腔内に侵入することはない。こ
の外套管70にはワイヤループカッタ80が挿入され、
袋41内に収容された臓器66をワイヤ81によって切
断することができる。
【0022】また前記一方の筒部44aは、クリップ8
2を通して穿刺口69bから体外へ引出され、ゴムから
成るシール用スリーブ83が挿入され、これが筒部44
aを挟むようにクリップ82に挿入される。したがって
筒部44aは、クリップ82の内周とシール用スリーブ
83の外周との間で密閉的に挟持される。このスリーブ
83内には前記外套管71が挿入される。この外套管7
1には、前記鉗子72が挿入され、袋41内の臓器66
を把持することができる。
【0023】さらに他方の筒部44bは、クリップ84
を通して穿刺口69cから体外へ引出され、前記シール
用スリーブ83と同一材料から成るシール用スリーブ8
5が挿入され、これが筒部44bを挟むようにクリップ
84に挿入される。したがって筒部44bは、クリップ
84の内周とシール用スリーブ85の外周との間で密閉
的に挟持される。このスリーブ85内には前記外套管6
1が挿入され、この外套管61内には光学視管86が挿
入される。このような光学視管86によって、袋41内
を照明しながら臓器66の切断状況をファインダ87を
介して肉眼で確認することができるとともに、このファ
インダ87に近接して設けられるコネクタ88にケーブ
ルなどを介して電気的に接続されたモニタテレビなどに
よって、前記袋41内の切断状況が画像として映し出さ
れ、術者はこの画像を見ながら前記ワイヤループカッタ
80および鉗子72などの操作を行うことができる。
【0024】前記ワイヤループカッタ80を用いて袋4
1内の臓器66を切断するにあたっては、図5(1)に
示されるように、ループ状に広げられたワイヤ81内に
鉗子72を用いて腫瘍などの目的とする部位を含むよう
に挿入し、図5(2)に示されるようにレバー89を引
くことによって、前記目的とする部位を含むように切断
された細切片90を得ることができる。前記レバー89
の一端部にはコネクタ91が設けられ、このコネクタ9
1には図6に示される電気メス本体92に接続されたケ
ーブル93が接続される。また前記鉗子72のレバー9
4にはコネクタ95が設けられ、このコネクタ95には
一端部が前記電気メス本体92に接続されたケーブル9
6が接続される。電気メス本体92にはまた、フートス
イッチ97のケーブル98が接続され、術者がフートス
イッチ97を足によって操作することによってワイヤ8
1に通電されて臓器66を切断することができる。この
とき、ワイヤ81および鉗子72の爪99は対電極とな
るので、袋41は前記絶縁性材料が選ばれ、前述したよ
うに低密度ポリエチレン、軟質塩化ビニルおよびシリコ
ン樹脂などが用いられる。
【0025】本発明の他の実施例として、図7に示され
るように前記ワイヤ81に代えて複数のワイヤ99a,
99bが、たとえば交差して設けられるワイヤループカ
ッタ101を用いるようにしてもよい。この場合には、
図7(1)に示されるように、スリーブ102内に各ワ
イヤ99a,99bを収納した状態で、外套管70を介
して袋41内に先端部が突出するまで挿入する。この状
態で図7(2)に示されるように各ワイヤ99a,99
bを押出して開き、前記鉗子72を用いて臓器66を各
ワイヤ99a,99b内に挿入し、図7(3)に示され
るようにレバーを引いてワイヤ99a,99bをスリー
ブ102内へ退避させることによって、前記臓器66を
複数(本実施例では4)に細切することができる。この
場合でも、前記光学視管86によって、各ワイヤ99
a,99bが臓器66に掛けられた位置を確認して、正
確に目的とする部位を切断することができる。したがっ
て1回の操作によって、臓器66を複数の細片に細切す
ることができ、臓器の摘出時間を短縮することができ
る。
【0026】このようにして袋41内で細切された臓器
66の細片は、図8に示されるように吸引手段105に
よって袋41内から吸引して体外へ摘出される。この吸
引手段105は、吸引源を備える吸引装置本体106
と、吸引装置本体106から吸引力が導かれる吸引タン
ク107と、吸引管108とを含む。吸引管108は、
図9に示されるように、外案内管109と、内案内管1
10と、内案内管110内で軸線方向に変位自在に挿通
され、先端部には複数の金属片が部分的に重なった状態
で螺旋状に連結される、いわば傘状のバキュームチップ
111が設けられるスライドパイプ112とを有する。
【0027】前記バキュームチップ111が図9(1)
に示されるように、内案内管110内に収納された状態
では、そのバキュームチップ111がスライドパイプ1
12に取付けられる基端部付近が半径方向内方に押圧さ
れて、いわば縮径した状態とされ、図9(2)に示され
るように、各案内管109,110内でスライドパイプ
112を押出すことによって、前記バキュームチップ1
11は円錐台状に開き、臓器66の細切片113を吸着
力によって把持することができる。この状態で、図9
(3)に示されるように、スライドパイプ112を引く
ことによって、バキュームチップ111は内案内管11
0内に退避し、このとき前記細切片113を吸着した状
態で縮径する。こうしてバキュームチップ111によっ
て細切片113を把持し、かつバキュームチップ111
によって包んだ状態で各案内管109,110を通って
引出すことができる。
【0028】このような吸引時において、細切片113
とともに吸引された血液などの液体は、吸引装置本体1
06内に設けられるフィルタ114を通過して、貯留空
間115内に貯留され、この液体とともに排出された組
織片などはフィルタ114上に捕捉される。このように
吸引力によって細切片113を搬出する際には、袋41
内が密閉されることを防ぐために、たとえば鉗子72を
引抜いておき、外套管71だけを留置しておく。これに
よって袋41が吸引力の作用によって収縮してしまうこ
とを防ぐことができる。
【0029】上述の実施例では、袋41は低密度ポリエ
チレン、軟質塩化ビニルまたはシリコン樹脂などの可撓
性を有する軟質の合成樹脂を用いるようにしたけれど
も、本発明の他の実施例として、前記可撓性を有する軟
質の合成樹脂に蛍光剤、たとえば硫化亜鉛などの粉末を
混合するようにしてもよい。これによって袋41は、わ
ずかな光によって蛍光を発し、臓器66またはその細切
片を明瞭に認識することが可能となる。
【0030】また本発明の他の実施例として、袋本体4
2は白色または透明とし、各筒部44a,44bは相互
に異る色、たとえば赤色および緑色に着色するようにし
てもよい。これによって、各穿刺口69a〜69cのう
ちいずれか1つから引出されるべき筒部44a,44b
を色に対応付けて腹腔内で明瞭に識別することが可能と
なる。また、腹腔内で、筒部44a,44bを容易に識
別することが可能となるので、各筒部44a,44bの
体外への取出し作業を迅速に行うことが可能となり、時
間の短縮を図ることができる。
【0031】さらに本発明の他の実施例として、前記筒
部44a,44bは1つだけを袋本体42に設けるよう
にしてもよく、あるいは3以上を袋本体42に設けるよ
うにしてもよい。また袋41の開口周縁部45に形状記
憶合金から成るループ状の線状体を埋設し、その両端部
にリード線などを接続して、通電して前記両端部に電圧
を印加することによって、前記線状体を円形に変形させ
て袋41の開口部を腹腔内で開き、通電を遮断すること
によって前記線状体を縮小させて、前記袋41の開口部
を閉じるようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、袋本体に
1または複数の筒部を設けるようにしたので、体内で遊
離された臓器を袋内に収容して確実に他の組織との接触
を遮断することができるので、その組織の汚染を確実に
防ぐことができる。また、袋の開口部および筒部を介し
てその袋内に多数の光学視管や鉗子などの器具を挿入す
ることができるので、袋内の臓器を光学視管などによっ
て確認しながら、他の器具、たとえば鉗子およびワイヤ
ループカッタなどを用いて細切することが可能となり、
その臓器の希望する部位を正確に認識して細切し、病理
学的検査に支障のない状態で前記臓器を摘出することが
できる。しかも、前記体内で遊離した臓器を正確に細切
することができるので、腹壁の創よりも大きい臓器を摘
出することが可能であり、内視鏡による臓器摘出手術の
適用範囲を格段に拡大することが可能となる。また、臓
器の細切のために袋本体に炭酸ガスが供給されるが、炭
酸ガスは袋内に留まるので、腹腔内に直接侵入し、事故
を起こすことはなく、手術の安全に寄与する。
【0033】また本発明によれば、袋本体の開口周縁部
に環状の索条が挿通されるので、この索条を用いて前記
袋本体の開口周縁部を開閉することができ、これによっ
て袋を腹腔内で容易に開き、または閉じて、臓器が外部
へ抜け落ちてしまうことを防ぐことができ、外部の正常
組織の汚染を確実に防ぐことができる。
【0034】さらに本発明によれば、袋本体の開口周縁
部に形状記憶合金から成る線状体が挿通されるので、袋
を腹腔内に挿入した状態で、前記線状体の形状記憶作用
を利用して変形させ、開口周縁部を塞ぐことができる。
これによって袋本体の開口周縁部が腹腔内に存在した状
態で容易にその開口周縁部を塞ぐことができ、利便性が
向上される。
【0035】さらに本発明によれば、前記袋本体および
筒部を構成する可撓性を有する軟質の合成樹脂に蛍光剤
の粉末を混合するようにしたので、前記袋が腹腔内で暗
い状態であっても、袋内に収容された臓器を明瞭に認識
することが可能となる。
【0036】さらに本発明によれば、前記1または複数
の筒部の色を相互に異なる色に着色するようにしたの
で、これらの色に対応付けて各筒部の位置を容易に判別
することが可能となり、利便性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の内視鏡下手術における摘出
臓器収納袋41を示す断面図である。
【図2】図1に示される袋41の斜視図である。
【図3】袋41を構成するシート状部分49を示す正面
図である。
【図4】袋41の保管状態を説明するための図である。
【図5】ワイヤループカッタ80による臓器66の切断
動作を説明するための図である。
【図6】電気メス本体92およびそれに関連する構成を
示す正面図である。
【図7】本発明の他の実施例のワイヤループカッタ10
1の一部を示す図である。
【図8】袋41内で細切された臓器66の細切片113
の摘出手順を説明するための断面図である。
【図9】吸引管108の具体的構成を示す一部の断面図
である。
【図10】典型的な先行技術の摘出臓器収納袋を示す断
面図である。
【図11】他の先行技術の摘出臓器収納袋21を示す正
面図である。
【図12】図11に示される袋21を用いて臓器31を
摘出する手順を示す図である。
【符号の説明】
41 袋 42 府本体 43 内部空間 44a,44b 筒部 45 開口周縁部 46 引き紐 61,70,71 外套管 66 臓器 68 腹腔 69a,69b,69c 穿刺口 72 鉗子 73 腹腔 74 バルーン 80,101 ワイヤループカッタ 86 光学視管 92 電気メス本体 105 吸引手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 修 京都府京都市左京区聖護院川原町54 (72)発明者 寺地 敏郎 京都府京都市左京区聖護院川原町54 (72)発明者 新関 隆一郎 京都府京都市伏見区東浜南町680番地 株 式会社モリタ製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する軟質の合成樹脂から成る
    有底筒状の袋本体と、前記可撓性を有する軟質の合成樹
    脂から成り、袋本体に長手方向一端部が連なりかつ袋本
    体の内部空間に連通する1または複数の筒部とを含むこ
    とを特徴とする内視鏡下手術における摘出臓器収納袋。
  2. 【請求項2】 前記袋本体の開口周縁部には、環状の索
    条が挿通されることを特徴とする請求項1記載の内視鏡
    下手術における摘出臓器収納袋。
  3. 【請求項3】 前記袋本体の開口周縁部には、形状記憶
    合金から成る線状体が挿通されることを特徴とする請求
    項1記載の内視鏡下手術における摘出臓器収納袋。
  4. 【請求項4】 前記可撓性を有する合成樹脂には、蛍光
    剤の粉末が混合されることを特徴とする請求項1〜3の
    いずれかに記載の内視鏡下手術における摘出臓器収納
    袋。
  5. 【請求項5】 前記1または複数の筒部は、その一部ま
    たは全体が相互に異なる色に着色されることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の内視鏡下手術におけ
    る摘出臓器収納袋。
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