JPH08140847A - 業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造 - Google Patents
業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造Info
- Publication number
- JPH08140847A JPH08140847A JP31747794A JP31747794A JPH08140847A JP H08140847 A JPH08140847 A JP H08140847A JP 31747794 A JP31747794 A JP 31747794A JP 31747794 A JP31747794 A JP 31747794A JP H08140847 A JPH08140847 A JP H08140847A
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- JP
- Japan
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- rice
- tank
- washing tank
- rice washing
- water
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】洗米タンク内を浮上する空気の泡によって、米
の糠分などを迅速にオーバーフローさせ、機外へ適切に
排出できる業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造
を提供する。 【構成】タンク内に炊飯用米を攪拌する洗米棒を装置す
ると共にタンクの器底部に、給水圧で空気をタンク内へ
送給し、タンク内の水中で空気の泡を発生させる噴射ノ
ズルを設け、タンクの上部周壁には、タンク内に浮上す
る米糠分の排出を可能にする管路を接続することを特徴
とする。
の糠分などを迅速にオーバーフローさせ、機外へ適切に
排出できる業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造
を提供する。 【構成】タンク内に炊飯用米を攪拌する洗米棒を装置す
ると共にタンクの器底部に、給水圧で空気をタンク内へ
送給し、タンク内の水中で空気の泡を発生させる噴射ノ
ズルを設け、タンクの上部周壁には、タンク内に浮上す
る米糠分の排出を可能にする管路を接続することを特徴
とする。
Description
【0001】[産業上の利用分野]本発明は、業務用全
自動炊飯機における洗米タンク構造に関するものであ
る。
自動炊飯機における洗米タンク構造に関するものであ
る。
【0002】[従来の技術]従来の業務用全自動炊飯機
の多くは、炊飯用米(以下、米と称する。)を貯蔵する
貯米タンク1と、貯米タンク1より送給される米を計量
する計量部2と、計量部2によって計量される米を研ぎ
上げる洗米タンク3と、洗米タンク3より排出する米を
受入れ炊き上げる炊飯鍋または炊飯器(図示せず)とよ
り構成される。
の多くは、炊飯用米(以下、米と称する。)を貯蔵する
貯米タンク1と、貯米タンク1より送給される米を計量
する計量部2と、計量部2によって計量される米を研ぎ
上げる洗米タンク3と、洗米タンク3より排出する米を
受入れ炊き上げる炊飯鍋または炊飯器(図示せず)とよ
り構成される。
【0003】また、上記、業務用全自動炊飯機の洗米タ
ンク3は、給水圧で空気を洗米タンク3内へ送給し、洗
米タンク3内の水中で空気の泡を発生させる噴射ノズル
4と、洗米タンク3内の水と空気の泡で米を吸い込み、
これを洗米タンク3内に循環供給させる管部5とを具備
する。 [発明が解決しょうとする課題]ところで、上記の洗米
タンク3の構造によれば、管路5を洗米タンク内の米が
通過するから、米粒の破損は避けられず、炊き上った米
粒も不均一なものになる。また、管路5に米の研ぎ汁、
米糠の油分等が付着堆積して管路5を詰まらせ、洗米作
業に支障を斉らす等の弊害がある。
ンク3は、給水圧で空気を洗米タンク3内へ送給し、洗
米タンク3内の水中で空気の泡を発生させる噴射ノズル
4と、洗米タンク3内の水と空気の泡で米を吸い込み、
これを洗米タンク3内に循環供給させる管部5とを具備
する。 [発明が解決しょうとする課題]ところで、上記の洗米
タンク3の構造によれば、管路5を洗米タンク内の米が
通過するから、米粒の破損は避けられず、炊き上った米
粒も不均一なものになる。また、管路5に米の研ぎ汁、
米糠の油分等が付着堆積して管路5を詰まらせ、洗米作
業に支障を斉らす等の弊害がある。
【0004】[課題を解決するための手段]本発明は、
斯る従来の問題点を解消することを目的とするもので、
詳しくは、本発明は、タンク内に炊飯用米を攪拌する洗
米棒を装置すると共にタンクの器底部に、給水圧で空気
をタンク内へ送給し、タンク内の水中で空気の泡を発生
させる噴射ノズルを設け、タンクの上部周壁には、タン
ク内に浮上する米糠分の排出を可能にする管路を接続し
てなることを特徴とする業務用全自動炊飯機のおける洗
米タンク構造である。
斯る従来の問題点を解消することを目的とするもので、
詳しくは、本発明は、タンク内に炊飯用米を攪拌する洗
米棒を装置すると共にタンクの器底部に、給水圧で空気
をタンク内へ送給し、タンク内の水中で空気の泡を発生
させる噴射ノズルを設け、タンクの上部周壁には、タン
ク内に浮上する米糠分の排出を可能にする管路を接続し
てなることを特徴とする業務用全自動炊飯機のおける洗
米タンク構造である。
【0005】[作用]本発明は、洗米タンク内の水中に
浸漬する米を洗米棒で攪拌させ、洗米タンクの器底部に
接続する噴射ノズルより洗米タンク内に水と空気を送給
させると、洗米タンク内には多数の細かい空気の泡が発
生する。この細かい空気の泡は、洗米タンク内の水中を
矢示方向に浮上し、洗米タンク内の水中に浸漬中の米に
平均に接触し、各米粒の隙間を通過することになるか
ら、米と糠との分離および米糠分の浮上を促すことにな
り、洗米タンク内をオーバーフローする油分を含む米糠
分は、洗米タンクの上部周壁に接続する管路を介して外
部へに排出させることが可能になる。また、洗米タンク
内の自然流と洗米タンク内で発生する空気の泡により米
に浮力がつくため、攪拌洗米が均一に出来る。さらに、
洗米タンク内で発生する空気の泡の浮上により洗米棒の
抵抗を少なくすることが出来る。
浸漬する米を洗米棒で攪拌させ、洗米タンクの器底部に
接続する噴射ノズルより洗米タンク内に水と空気を送給
させると、洗米タンク内には多数の細かい空気の泡が発
生する。この細かい空気の泡は、洗米タンク内の水中を
矢示方向に浮上し、洗米タンク内の水中に浸漬中の米に
平均に接触し、各米粒の隙間を通過することになるか
ら、米と糠との分離および米糠分の浮上を促すことにな
り、洗米タンク内をオーバーフローする油分を含む米糠
分は、洗米タンクの上部周壁に接続する管路を介して外
部へに排出させることが可能になる。また、洗米タンク
内の自然流と洗米タンク内で発生する空気の泡により米
に浮力がつくため、攪拌洗米が均一に出来る。さらに、
洗米タンク内で発生する空気の泡の浮上により洗米棒の
抵抗を少なくすることが出来る。
【0006】[実施例]本発明装置の実施例を図1の構
造概略図に基いて説明する。本装置11は洗米タンク1
2、洗米棒13、噴射ノズル14および管路15等によ
り構成され、噴射ノズル14は洗米タンク12の器底部
16に配設され、管路15は洗米タンク12の上部周壁
17に接続される。18は洗米タンクの内底部を示す。
洗米タンク12内に装置される洗米棒13は矢示方向に
回転する。なお、図2の符号Aは空気の泡を示してい
る。
造概略図に基いて説明する。本装置11は洗米タンク1
2、洗米棒13、噴射ノズル14および管路15等によ
り構成され、噴射ノズル14は洗米タンク12の器底部
16に配設され、管路15は洗米タンク12の上部周壁
17に接続される。18は洗米タンクの内底部を示す。
洗米タンク12内に装置される洗米棒13は矢示方向に
回転する。なお、図2の符号Aは空気の泡を示してい
る。
【0007】[発明の効果]以上のように、本発明装置
によれば、洗米タンク内を浮上する空気の泡によって米
の糠分を迅速にオーバーフローさせ、油分を含む米の糠
分および糠の臭気を機外に適切に排出させ、米の研ぎ上
げを可能にする。また、洗米タンク内で発生する空気の
泡で洗米棒の抵抗を少なくしたから、米の割れ等を防止
することが出来る。さらに、洗米タンクの器底部に給
水、泡発生用の噴射ノズルを配設したから、洗米タンク
の内底部に汚れ等が付着するのを未然に防止することが
出来る。
によれば、洗米タンク内を浮上する空気の泡によって米
の糠分を迅速にオーバーフローさせ、油分を含む米の糠
分および糠の臭気を機外に適切に排出させ、米の研ぎ上
げを可能にする。また、洗米タンク内で発生する空気の
泡で洗米棒の抵抗を少なくしたから、米の割れ等を防止
することが出来る。さらに、洗米タンクの器底部に給
水、泡発生用の噴射ノズルを配設したから、洗米タンク
の内底部に汚れ等が付着するのを未然に防止することが
出来る。
【0008】
【図1】図1は、業務用自動炊飯機の全体構造略図であ
る。
る。
【図2】図2は、従来洗米装置の構造略図である。
【図3】図3は、本発明洗米装置の構造略図である。
11 洗米装置 12 洗米タンク 13 洗米棒 14 噴射ノズル 15 管路 16 洗米タンクの器底部 17 洗米タンクの上部周壁 18 洗米タンクの内底部 A 空気の泡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 信明 東京都台東区根岸2丁目19番18号 株式会 社マルゼン内
Claims (1)
- 【請求項1】タンク内に炊飯用米を攪拌する洗米棒を装
置すると共にタンクの器底部に、給水圧で空気をタンク
内へ送給し、タンク内の水中で空気の泡を発生させる噴
射ノズルを設け、タンクの上部周壁には、タンク内に浮
上する米糠分の排出を可能にする管路を接続してなるこ
とを特徴とする業務用全自動炊飯機における洗米タンク
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31747794A JPH08140847A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31747794A JPH08140847A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08140847A true JPH08140847A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18088671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31747794A Pending JPH08140847A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 業務用全自動炊飯機における洗米タンク構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08140847A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100398467B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2003-09-19 | 주은선 | 컴퓨터 자동 밥 제조기 및 그 제어방법 |
CN107520064A (zh) * | 2017-10-11 | 2017-12-29 | 江西理工大学 | 一种细粒黑钨矿浮选捕收剂的制备方法及其应用 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP31747794A patent/JPH08140847A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100398467B1 (ko) * | 2001-09-28 | 2003-09-19 | 주은선 | 컴퓨터 자동 밥 제조기 및 그 제어방법 |
CN107520064A (zh) * | 2017-10-11 | 2017-12-29 | 江西理工大学 | 一种细粒黑钨矿浮选捕收剂的制备方法及其应用 |
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