JPH08140775A - 傾動しうる背もたれ板を備える折畳み椅子 - Google Patents

傾動しうる背もたれ板を備える折畳み椅子

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JPH08140775A
JPH08140775A JP29144094A JP29144094A JPH08140775A JP H08140775 A JPH08140775 A JP H08140775A JP 29144094 A JP29144094 A JP 29144094A JP 29144094 A JP29144094 A JP 29144094A JP H08140775 A JPH08140775 A JP H08140775A
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ピレッティ ジアンカルロ
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Pro Cord SRL
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Pro Cord SRL
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の折畳み椅子の本質的な特徴を保持しな
がら、背もたれ板を傾動可能に構成して、快適な座り心
地を有する折畳み椅子を提供する。 【構成】 前脚4、後脚5及び座板2を形成する3個の
部材6,16,2を、共通軸A回りに互いに回転可能に
枢着した折畳み椅子において、第4部材を形成する背も
たれ板3を、共通軸A回りに回転可能に枢支して、スプ
リングにより前方へ付勢し、椅子を使用時の状態に開い
た場合に、背もたれ板3が、スプリングに抗して後方へ
傾動できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折畳み椅子に関し、特
に、椅子の前脚を形成する第1部材と、椅子の後脚を形
成する第2部材と、椅子の座板を形成する第3部材と、
背もたれ板とを備え、第1から第3の各部材が、共通の
軸に往復枢動可能に枢着されており、往復枢動のための
手段は、各部材の相対的な角度変位量を制限する制止手
段を備えていて、平らに折畳まれた状態と、折畳まれな
い使用状態とに設定できるようになっている折畳み椅子
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の形式の椅子は、本発明者によるア
メリカ合衆国特許第3,705,744号明細書に記載さ
れ、かつ、図示されている。
【0003】この明細書に記載された公知の椅子は、背
もたれ板が前脚に固定的に接続され、前脚を形成する第
1部材を、一体的な部品として形成している。
【0004】より詳細には、この公知の手段では、椅子
の背もたれ板と前脚とは、単一の長方形のフレームを形
成しており、後脚は、U字状に形成されて、長方形のフ
レームの内側に配置されている。
【0005】座板は、別個の部材として形成され、か
つ、U字形フレームの内側に配置されており、これらの
3個の部材が、2個の蝶番により、共通の軸回りに互い
に枢動可能に枢着されている。
【0006】各蝶番には、制止手段が設けられている。
【0007】各制止手段は、座板が、U字形フレームに
対して同一面をなす位置から、U字形フレームに対して
ある角度を形成する位置まで、回転できるようになって
いる。
【0008】U字形フレームは、外側の長方形フレーム
に対して、同一面をなす位置から、ある角度を形成する
位置まで回転することができる。
【0009】この手法により、上記の椅子は、完全に平
らに折畳まれた状態と、折畳まれない使用状態とに設定
することができる。
【0010】同時に、長方形フレームとU字形フレーム
とを開いた位置にして、椅子を床面に安定して立てた状
態にしたときに、座板を、使用状態の位置から上方へ回
転させると、2列に並べた椅子の間に、人が容易に通行
できる通路が形成される。
【0011】すなわち、上述した公知の椅子は、便利で
効率よく使用でき、構造がきわめて簡単かつ合理的であ
り、また、心理的な魅力を備えているものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した公
知の椅子が有するすべての利点を保持するとともに、特
に、安楽な座り心地が得られるようにした、改善された
椅子を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明は、次のとおりに構成されている。
【0014】椅子の前脚を形成する第1部材と、椅子の
後脚を形成する第2部材と、座板を形成する第3部材
と、背もたれ板とを備える折畳み椅子であって、(a)3
個の部材が、共通軸(A)回りに往復枢動するための手段
を備え、(b)往復枢動のための手段は、各部材の相対的
な角度変位量を制限する制止手段を備えていて、椅子
を、平らに折畳まれた状態と、折畳まれない使用状態と
に設定することができるようになっている折畳み椅子に
おいて、(c)背もたれ板が、3個の部材とは別個の第4
の部材で形成され、かつ、共通軸(A)回りに枢動可能に
3個の部材の1つである第1部材に枢着され、(d)背も
たれ板の後方への傾動にともなう第4部材の回転に対し
て、逆向きに付勢するスプリング手段を備え、かつ、
(e)第1部材に対して第4部材が枢動する角度変位量を
制限するための補助の制止手段を備えていることを特徴
とする傾動しうる背もたれ板を備える折畳み椅子。
【0015】スプリング手段を、共通軸(A)に沿って配
置され、それぞれ第4部材に枢着された第1部材に係着
された作動端と、第4部材の一部を形成する各側面アー
ムに接続された逆側端とを有する、2個のねじりバネで
構成することが望ましい。
【0016】ねじりバネを、中央部が第4部材が枢着さ
れた第1部材に作動可能に係着され、両端が第4部材の
2個の側面アームに、それぞれ接続された単一の板バネ
で形成することが望ましい。
【0017】第1部材は、U字形をなし、かつ、その両
端に形成された2個のハブが共通軸(A)上に配置された
管軸の端部に固着され、第2部材は、同じくU字形をな
し、かつ、その両端に形成された2個のハブが、管軸の
端部に回転可能に装着され、第3部材は、同じく管軸に
回転可能に装着され、第4部材も、同じく管軸に回転可
能に装着されており、制止手段は、第1部材の各ハブと
第2部材の各ハブとの間に介挿された制止手段と、第2
部材の各ハブと第3部材との間に介挿された制止手段
と、第1部材の各ハブと背もたれ板を備える第4部材の
各ハブとの間に介挿された制止手段とを備えることが望
ましい。
【0018】背もたれ板を備える第4部材の各ハブは、
管軸の各端部内に回転可能に装着された円筒体に固着さ
れるとともに、板バネの各端部に接続されており、板バ
ネの中央部を、管軸に内方に突設した2個の突起に保持
して、背もたれ板の後方への傾動に対抗して付勢してあ
ることが望ましい。
【0019】
【作用】背もたれ板を独立して後方に傾動可能とし、か
つ、スプリングにより前方へ向けて付勢することによ
り、背もたれ板を前脚に一体的に固着してある従来の折
畳み椅子に比して、より快適な座り心地が得られる。
【0020】
【実施例】図1は、本発明の折畳み椅子を、使用時の状
態とした側面図、図2は、同じく正面図、図3は、折畳
んだ状態とした側面図である。
【0021】この折畳み椅子(1)は、座板(2)、背もた
れ板(3)、1対の前脚(4)、及び1対の後脚(5)を備え
ている。
【0022】2個の前脚(4)は、望ましくは、下端にゴ
ム製などの2個の足(8)が装着された床面に当接する中
央部(7)を有し、U字形に形成された第1部材(6)の一
部として形成されている。
【0023】U字形の第1部材(6)は、前脚(4)を形成
する2個の側面部材と、それらの上端の1対のハブ(9)
とを備えており、ハブ(9)は、後述するように、符号
(A)で示す軸線を有し、好ましくは金属板で作った管軸
(10)の両端に固着されている。(図4、図5参照)
【0024】図4は、図1のIV−IV線における部分拡大
断面図、図5は、図4のV−V線における断面図、図6
は、椅子を使用状態としたときの図4のVI−VI線におけ
る断面図、図7は、同じく椅子を折畳んだときの断面
図、図8は、図4のVIII−VIII線における断面図、図9
は、椅子を折畳んだときの図8と同じ断面図、図10
は、図4のX−X線における断面図、図11は、椅子を
折畳んだときの図10と同じ断面図である。
【0025】図12及び図13は、図6ないし図11の
詳細を示す拡大斜視図、図14は、図4のXIV−XIV線に
おける断面図である。
【0026】図4、図5、及び図12に示すように、金
属板の管軸(10)の両端は、ブッシュ(11)に固着され、ブ
ッシュ(11)は、各前脚(4)の各ハブ(9)に固着されてい
る。(図4及び図5には、片側のみを示し、図示しない
逆側は、椅子の中心面(S)に対して対称的に構成されて
いる)
【0027】図12に示すように、各ブッシュ(11)に
は、2個の切欠き(12)(図12には、1個のみを示す)
が直径方向に対設されて、ハブ(9)の中心孔(14)に内向
きに突設された2個の歯(13)に係合している。
【0028】ブッシュ(11)の外端は、ブッシュ(11)と同
じ切欠きを設けたナイロン製などのブッシュ(15)を介し
て、中心孔(14)にきっちりと挿入されている。
【0029】ブッシュ(15)の外周面は、製造時に円錐形
に形成されているハブ(9)の中心孔(14)に適合するよう
に、円錐形に形成されている。すなわち、部材(6)を鋳
造により製造する際に、部材を鋳型から抜き出す必要の
ために、中心孔(14)は、円錐形に形成される。
【0030】上記の構成により、前脚(4)を形成するU
字形部材(6)の2個のハブ(9)は、金属板の管軸(10)に
固着して接続される。
【0031】図1及び図2に、符号(16)で示す第2のU
字形部材も、好ましくは金属の鋳造品であって、側面が
2個の後脚(5)を形成し、前脚(4)の中央部(7)の足
(8)と同様なゴム製の足(17)(図1参照)が装着されてい
る。
【0032】後脚(5)の上端には、2個のブッシュ(11)
(図4、図5参照)に回転可能に装着されたハブ(18)を設
け、ブッシュ(11)とハブ(18)との間には、前述のブッシ
ュ(15)とハブ(9)の中心孔(14)との関係と同じ理由で、
円錐形をなすハブ(18)の中心孔(20)に適合するナイロン
製のブッシュ(19)が介挿されている。
【0033】上記の構成により、後脚(5)を形成する部
材(16)は、前脚(4)を形成する部材(6)に対して、金属
板の管軸(10)の軸線(A)回りに回転可能に枢着されてい
る。
【0034】ただし、これらの部材は、自由に相対的に
回転するのではなく、以下に説明する制止手段により、
両側の終端の間の角度範囲に制限されている。
【0035】詳細には、図4、図8、図9及び図12、
図13に示されているように、各ハブ(18)には、ハブ
(9)と対向する前面に、軸線(A)を中心とする円弧をな
す2個の扇形部(21)が、軸線方向に突設されており、ハ
ブ(9)の対向面に形成された円弧状の溝(22)に摺接して
挿入されるようになっている。
【0036】各扇形部(21)の端面は、対応する円弧状溝
(22)の端面に交互に当接して、ハブ(18)とハブ(9)との
相対的な回転範囲の両端を限定する当り面としてはたら
く。
【0037】図8及び図9に示すように、これらの制止
位置の1つ(図8)は、椅子を使用する開いた状態とした
場合で、前脚(4)と後脚(5)とが分離して開かれてい
る。
【0038】他方の制止位置(図9)は、前脚(4)と後脚
(5)とを折畳んだ状態で、2組の脚は、互いに平行に並
べて配置される。
【0039】本発明の椅子の座板の部材は、上面パネル
(23)(図4)と、2個の側面ブッシュ(25)(図には片側の
みを示す)に接続された下面パネル(24)とを備えてい
る。
【0040】下面パネル(24)は、金属板の管軸(10)を見
えないように覆っている。
【0041】ブッシュ(25)は、ブッシュ(11)に対して回
転可能に装着され、両ブッシュの間には、もう1つのナ
イロン製ブッシュ(26)が介挿されている。
【0042】すなわち、座板部材は、金属板の管軸(10)
に対して軸線(A)回りに回転できるように、前脚(4)に
接続されている。
【0043】この場合も、ハブ(18)の円弧状溝(28)に対
向して、ブッシュ(25)の前面に突設した扇形部(27)の両
端により、相対的な回転範囲が限定される。
【0044】図10及び図11は、この両端の制止位置
を示し、図10は、椅子を開いた状態で、図11は、座
板を垂直に折畳んだ状態を示している。
【0045】当然ながら、前脚(4)と後脚(5)とを分離
して開いた位置とした場合にも、座板(2)を、上昇位置
まで軸線(A)回りに回転させることができるので、人々
は、前後に配置した椅子列の間を、容易に通行すること
ができる。
【0046】椅子の背もたれ板(3)は、前脚を形成する
部材(6)、後脚を形成する部材(16)及び座板(2)の部材
から分離した第4部材(29)の一部を形成している。
【0047】図2に示すように、部材(29)は、2個の側
面アーム(30)を備え、その下端のハブ(31)は、同じくブ
ッシュ(11)により、軸線(A)回りに回転可能に支承され
ている。
【0048】図4、図5及び図12、図13に示すよう
に、各ハブ(31)は、ハブ(9)と対向する面に円錐形の凹
孔(32)を有し、円筒体(34)の円錐部(33)が嵌合されるよ
うになつている。
【0049】円筒体(34)は、軸線方向の透孔(35)を有
し、ナット(36)が透孔(35)の段差に当接して装着されて
いる。ボルト(37)をハブ(31)に通して、ナット(36)に螺
合し、円筒体(34)の円錐部(33)を凹孔(32)内に固定して
ある。
【0050】円筒体(34)は、ブッシュ(11)中で軸線(A)
回りに回転可能に支承されている。
【0051】背もたれ板(3)は、軸線(A)回りに回転で
きるが、自由に回転できるのではなく、金属板の管軸(1
0)中に配置され、(図示の実施例では、2枚の金属板を
重積して形成された)板バネ(38)で構成したスプリング
装置により制止されている。
【0052】板バネ(38)は、管軸(10)中に長さ方向に設
置され、中央部が、図14に示すように、管軸(10)の側
壁を内側に突設した部分により保持されている。
【0053】板バネ(38)の両端は、円筒体(34)の円錐部
(33)の逆側の端部(41)に、止めピン(40)により係着され
ている。
【0054】図14において、金属板の管軸(10)の2個
の突起は、板バネ(38)の中央部が反時計回り方向(図1
4における方向、つまり、背もたれ板(3)が後方へ傾動
する方向)に回転することを制止している。
【0055】したがって、背もたれ板(3)が後方へ傾動
すると、ハブ(31)は、板バネ(38)の付勢力に対抗して、
軸線(A)回りに回転する。このとき、板バネ(38)は、中
央部が固定されて、左右の両半部が、背もたれ板(3)を
支承する2個のアーム(30)の傾動に対抗するねじり杆と
してはたらく。
【0056】また、背もたれ板(3)の後方への傾動は、
各ハブ(9)のハブ(31)に対向する面に形成された2個の
扇形部(42)(図4、図6、図7、図12、図13参照)
と、ハブ(31)のハブ(9)に対向する面に形成された円弧
状の溝(43)とが係合して形成される、回転角度範囲の両
端位置の間に制限されている。
【0057】椅子の使用時と折畳み時とにおける、背も
たれ板のアーム(30)と前脚(4)との相対的な位置関係を
示す図6及び図7に示すように、円弧状の溝(43)と扇形
部(42)との角度の差は、背もたれ板(3)が後方へ傾動す
る角度に対応している。
【0058】図1及び図6には、背もたれ板(3)が後方
へリクライニングする終端位置が、点線で示されてい
る。
【0059】背もたれ板(3)を立ち上げた位置(図6に
実線で示す位置)にしたときには、前方への傾動は、板
バネ(38)によっては、図14に示すように、中央部が管
軸(10)に対して時計回り方向に回転できるので、制止さ
れないが、扇形部(42)が円弧状の溝(43)の一端に当接し
て制止される。
【0060】図3は、本発明の椅子を折畳んで、容積を
減少させた状態を示し、図15は、複数個の本発明の椅
子を折畳んだ状態で重ねあわせて、背もたれ板(3)及び
座板(2)を互いに重積させることにより、占有床面積を
最小限に節約できることを示す図である。
【0061】上述説明から理解されるように、本発明の
椅子は、構成が簡単で、かつ、着座者にきわめて快適な
座り心地を与えるという利点を備えている。
【0062】なお、背もたれ板の後方への傾動に対抗す
るスプリング装置は、図示の実施例に示した手段に限ら
れるものではなく、たとえば、ハブ(31)に他の形式の2
個のスプリングを取付けるようにしてもよく、また、ね
じり作用を生じる2個の緩衝ゴムを使用するようにして
もよい。
【0063】要するに本発明は、上述した図示の実施例
の構成内容に限定されるものではなく、特許請求の範囲
にの記載から逸脱しない範囲における、広範な応用変形
を含むものである。
【0064】
【発明の効果】
(a) 収納時に場所をとらない折畳み椅子であって、背
もたれ板を後方に傾動でき、かつ、快適な座り心地を得
ることができる。
【0065】(b) 従来の折畳み椅子における安定な使
用状態と、簡単に折畳むことができる便利さとを保持し
ながら、背もたれ板が傾動できるリクライニング椅子を
得ることができる。
【0066】(c) 前脚と後脚とを開いた使用状態で、
座板のみを上方へ跳ね上げて、前後に配置した椅子列の
間に、通路を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の折畳み椅子を使用状態とした側面図で
ある。
【図2】図1の折畳み椅子の正面図である。
【図3】図1の椅子を折畳んだ状態を示す側面図であ
る。
【図4】図1のIV−IV線における拡大断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】椅子を使用状態としたときの、図4のVI−VI線
に沿った断面図である。
【図7】椅子を折畳んだときの、図6と同じ個所の断面
図である。
【図8】図4のVIII−VIII線に沿った断面図である。
【図9】椅子を折畳んだときの、図8と同じ個所の断面
図である。
【図10】図4のX−X線に沿った部分断面図である。
【図11】椅子を折畳んだときの、図10と同じ個所の
断面図である。
【図12】図6〜図11の各部材の詳細を示す分解斜視
図である。
【図13】座板を取り付けた後、図12を角度を変えて
見た分解斜視図である。
【図14】図4のXIV−XIV線における断面図である。
【図15】3個の本発明の椅子を折畳んで、重ねあわせ
た収納状態を示す側面図である。
【符号の説明】
(1) 椅子 (2) 座板 (3) 背もたれ板(第3部材) (4) 前脚 (5) 後脚 (6) 第1部材 (7) 中央部 (8) ゴム足 (9) ハブ (10) 金属板の管軸 (11) ブッシュ (12) 切欠き (13) 歯 (14) 中心孔 (15) ブッシュ (16) 第2部材 (17) ゴム足 (18) ハブ (19) ブッシュ (20) 中心孔 (21) 扇形部 (22) 溝 (23) 上面パネル (24) 下面パネル (25) ブッシュ (26) ブッシュ (27) 扇形部 (28) 溝 (29) 第4部材 (30) アーム (31) ハブ (32) 凹孔 (33) 円錐部 (34) 円筒体 (35) 透孔 (36) ナット (37) ボルト (38) 板バネ (39) 突起 (40) 止めピン (41) 円筒体の端部 (42) 扇形部 (43) 溝 (A) 軸線 (S) 中心面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 椅子(1)の前脚(4)を形成する第1部材
    (6)と、 椅子(1)の後脚(5)を形成する第2部材(16)と、 座板を形成する第3部材(2)と、 背もたれ板(3)とを備える折畳み椅子であって、(a)3
    個の部材(6)(16)(2)が、共通軸(A)回りに往復枢動す
    るための手段を備え、(b)往復枢動のための手段は、各
    部材の相対的な角度変位量を制限する制止手段(21)(2
    2),(27)(28)を備えていて、椅子を、平らに折畳まれた
    状態と、折畳まれない使用状態とに設定することができ
    るようになっている折畳み椅子において、(c)背もたれ
    板(3)が、3個の部材(6)(16)(2)とは別個の第4の部
    材で形成され、かつ、共通軸(A)回りに枢動可能に3個
    の部材の1つである第1部材(6)に枢着され、(d)背も
    たれ板(3)の後方への傾動にともなう第4部材(3)の回
    転に対して、逆向きに付勢するスプリング手段(38)を備
    え、かつ、(e)第1部材(6)に対して第4部材(3)が枢
    動する角度変位量を制限するための補助の制止手段(42)
    (43)を備えていることを特徴とする傾動しうる背もたれ
    板を備える折畳み椅子。
  2. 【請求項2】 スプリング手段(38)を、共通軸(A)に沿
    って配置され、それぞれ第4部材(3)に枢着された第1
    部材(6)に係着された作動端と、第4部材(3)の一部を
    形成する各側面アーム(30)に接続された逆側端とを有す
    る、2個のねじりバネで構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の傾動しうる背もたれ板を備える折畳み椅
    子。
  3. 【請求項3】 ねじりバネを、中央部が第4部材(3)が
    枢着された第1部材(6)に作動可能に係着され、両端が
    第4部材(3)の2個の側面アーム(30)に、それぞれ接続
    された単一の板バネで形成したことを特徴とする請求項
    2に記載の傾動しうる背もたれ板を備える折畳み椅子。
  4. 【請求項4】 第1部材(6)は、U字形をなし、かつ、
    その両端に形成された2個のハブ(9)が共通軸(A)上に
    配置された管軸(10)の端部に固着され、第2部材(16)
    は、同じくU字形をなし、かつ、その両端に形成された
    2個のハブ(18)が、管軸(10)の端部に回転可能に装着さ
    れ、第3部材(2)は、同じく管軸(10)に回転可能に装着
    され、第4部材(3)(30)も、同じく管軸(10)に回転可能
    に装着されており、制止手段は、第1部材(6)の各ハブ
    (9)と第2部材(16)の各ハブ(18)との間に介挿された制
    止手段(21)(22)と、第2部材(16)の各ハブ(18)と第3部
    材(2)との間に介挿された制止手段(27)(28)と、第1部
    材(6)の各ハブ(9)と背もたれ板(3)を備える第4部材
    (29)の各ハブ(31)との間に介挿された制止手段(42)(43)
    とを備えることを特徴とする請求項3に記載の傾動しう
    る背もたれ板を備える折畳み椅子。
  5. 【請求項5】 背もたれ板(3)を備える第4部材(29)の
    各ハブ(31)は、管軸(10)の各端部内に回転可能に装着さ
    れた円筒体(34)に固着されるとともに、板バネ(38)の各
    端部に接続されており、板バネ(38)の中央部を、管軸(1
    0)に内方に突設した2個の突起(39)に保持して、背もた
    れ板(3)の後方への傾動に対抗して付勢してあることを
    特徴とする請求項4に記載の傾動しうる背もたれ板を備
    える折畳み椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101032981B1 (ko) * 2009-10-12 2011-05-09 주식회사 다원산업 의자용 등받이 회전장치
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