JPH08140496A - 畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置 - Google Patents
畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置Info
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- JPH08140496A JPH08140496A JP31420094A JP31420094A JPH08140496A JP H08140496 A JPH08140496 A JP H08140496A JP 31420094 A JP31420094 A JP 31420094A JP 31420094 A JP31420094 A JP 31420094A JP H08140496 A JPH08140496 A JP H08140496A
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- Japan
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- film sheet
- ridge
- film
- soil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 農業用動力走行機に牽引し、畝を成形しつ
つ、該畝にフィルムシートを被覆し、且つ上記作業を行
うとともに畝間底面に被覆したフィルムシートに多数の
小貫通孔を効率的に穿孔してゆくこと。 【構成】 トラクター,耕耘機或いは種々の牽引機等の
農業用動力走行機aの後方に牽引可能とした畝成形体に
おいて、ロールフィルム6と、該ロールフィルム6から
引き出したフィルムシート6aを畝間底面m1 上にて踏
圧する踏圧部B0を設けること。前記フィルムシート6
aに小貫通孔h,h,…を穿孔する孔開け突起16,1
6,…を設けること。
つ、該畝にフィルムシートを被覆し、且つ上記作業を行
うとともに畝間底面に被覆したフィルムシートに多数の
小貫通孔を効率的に穿孔してゆくこと。 【構成】 トラクター,耕耘機或いは種々の牽引機等の
農業用動力走行機aの後方に牽引可能とした畝成形体に
おいて、ロールフィルム6と、該ロールフィルム6から
引き出したフィルムシート6aを畝間底面m1 上にて踏
圧する踏圧部B0を設けること。前記フィルムシート6
aに小貫通孔h,h,…を穿孔する孔開け突起16,1
6,…を設けること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業用動力走行機に牽
引し、畝を成形しつつ、該畝にフィルムシートを被覆
し、且つ上記作業を行うとともに畝間底面に被覆したフ
ィルムシートに多数の小貫通孔を効率的に穿孔してゆく
ことができる畝成形体におけるフィルムシートの孔明け
装置に関する。
引し、畝を成形しつつ、該畝にフィルムシートを被覆
し、且つ上記作業を行うとともに畝間底面に被覆したフ
ィルムシートに多数の小貫通孔を効率的に穿孔してゆく
ことができる畝成形体におけるフィルムシートの孔明け
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より農作物の栽培において、農作物
を栽培する耕作土壌の表面部に合成樹脂等のフィルム状
のシートを被覆する農作物栽培方法が存在している。こ
のフィルム状のシートを畝に全面的に被覆することで、
除草的効果にて雑草が生えることを防止し、定期的な除
草作業を行なわずにすむようにしている。また、フィル
ム状のシートを被覆した畝表面の地温は上昇し、作物菜
とに好影響を及ぼすこともできる。
を栽培する耕作土壌の表面部に合成樹脂等のフィルム状
のシートを被覆する農作物栽培方法が存在している。こ
のフィルム状のシートを畝に全面的に被覆することで、
除草的効果にて雑草が生えることを防止し、定期的な除
草作業を行なわずにすむようにしている。また、フィル
ム状のシートを被覆した畝表面の地温は上昇し、作物菜
とに好影響を及ぼすこともできる。
【0003】このフィルム状のシートを被覆する栽培の
一般的なものは畝の成形面上にフィルム状のシートが敷
かれ、且つ畝と畝との畝間底面箇所のフィルム状のシー
トには長手方向に沿って適宜の間隔をおいて置土が配置
され、フィルム状のシートが畝の成形面に確実に被覆す
るように置土を錘としているものである。そして、この
ような、フィルム状のシートには畝間底面部分に雨水が
溜まることがないようにするために、予め複数の水抜き
用の小貫通孔が形成されていることもあり、雨水がこれ
ら多数の小貫通孔を通って、畝を構成する土壌にしみ込
むようになっている。また、この多数の小貫通孔は大量
の雨水が畝間底面を流れる場合に多数の小貫通孔で雨水
をフィルム状のシート下面の土壌に流しこませ、置土が
雨水によって流されないようにする役目もなしている
(図34参照)。
一般的なものは畝の成形面上にフィルム状のシートが敷
かれ、且つ畝と畝との畝間底面箇所のフィルム状のシー
トには長手方向に沿って適宜の間隔をおいて置土が配置
され、フィルム状のシートが畝の成形面に確実に被覆す
るように置土を錘としているものである。そして、この
ような、フィルム状のシートには畝間底面部分に雨水が
溜まることがないようにするために、予め複数の水抜き
用の小貫通孔が形成されていることもあり、雨水がこれ
ら多数の小貫通孔を通って、畝を構成する土壌にしみ込
むようになっている。また、この多数の小貫通孔は大量
の雨水が畝間底面を流れる場合に多数の小貫通孔で雨水
をフィルム状のシート下面の土壌に流しこませ、置土が
雨水によって流されないようにする役目もなしている
(図34参照)。
【0004】また、その畝を成形しつつ、その畝及び畝
間底面にフィルムを被覆する装置も種々存在している。
その一般的なものとして、トラクター或いは耕耘機等の
農業用動力走行機に牽引し、一度に2又は3の畝を成形
しつつ、この畝及び畝間底面にロール状にしたフィルム
を引き出しつつ、被覆してゆくものである。
間底面にフィルムを被覆する装置も種々存在している。
その一般的なものとして、トラクター或いは耕耘機等の
農業用動力走行機に牽引し、一度に2又は3の畝を成形
しつつ、この畝及び畝間底面にロール状にしたフィルム
を引き出しつつ、被覆してゆくものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図34
(A)及び(B)は従来技術を示したものであり、フィ
ルム状のシートを畝に被覆してゆく場合に、隣接するフ
ィルム状のシートの端部同士が畝間底面箇所で重合する
ようになっている。このときに従来タイプのフィルム状
のシートSに予め雨水抜き用の孔Sh,Sh,…が穿設
されているものでは、フィルム状のシートS,Sの端部
同士の重合箇所で孔Sh,Sh,…を上下に一致させな
ければならず、もし上下の孔Sh,Sh,…が一致しな
ければ、孔Sh,Sh,…が互いにずれて雨水が通過す
ることができず、雨水が畝間底面箇所で溜まってしま
い、置土を流してしまうこととなる〔図34(B)参
照〕。
(A)及び(B)は従来技術を示したものであり、フィ
ルム状のシートを畝に被覆してゆく場合に、隣接するフ
ィルム状のシートの端部同士が畝間底面箇所で重合する
ようになっている。このときに従来タイプのフィルム状
のシートSに予め雨水抜き用の孔Sh,Sh,…が穿設
されているものでは、フィルム状のシートS,Sの端部
同士の重合箇所で孔Sh,Sh,…を上下に一致させな
ければならず、もし上下の孔Sh,Sh,…が一致しな
ければ、孔Sh,Sh,…が互いにずれて雨水が通過す
ることができず、雨水が畝間底面箇所で溜まってしま
い、置土を流してしまうこととなる〔図34(B)参
照〕。
【0006】そして、置土が流されてしまうと、フィル
ム状のシートSの重しとしての役目をなすことができ
ず、ひいてはフィルム状のシートS自体を畝面より剥が
してしまうこととなり、最悪の場合には土を耕作地より
流し去ってしまうこととなる。さらにフィルム状のシー
トSの幅方向中間箇所でも雨水抜き用の多数の孔Sh,
Sh,…が穿設されているが、このフィルム状のシート
Sの幅方向中間箇所が畝間底面位置に一致せず、敷設作
業でずれて敷設されてしまうこともあり得る。このよう
な状態では雨水が小貫通孔より抜いて、土壌にしみこま
せることができなくなる。
ム状のシートSの重しとしての役目をなすことができ
ず、ひいてはフィルム状のシートS自体を畝面より剥が
してしまうこととなり、最悪の場合には土を耕作地より
流し去ってしまうこととなる。さらにフィルム状のシー
トSの幅方向中間箇所でも雨水抜き用の多数の孔Sh,
Sh,…が穿設されているが、このフィルム状のシート
Sの幅方向中間箇所が畝間底面位置に一致せず、敷設作
業でずれて敷設されてしまうこともあり得る。このよう
な状態では雨水が小貫通孔より抜いて、土壌にしみこま
せることができなくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は上記課
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明をトラク
ター,耕耘機或いは種々の牽引機等の農業用動力走行機
の後方に牽引可能とした畝成形体において、ロールフィ
ルムと、該ロールフィルムから引き出したフィルムシー
トを畝間底面上にて踏圧する踏圧部と、前記フィルムシ
ートに小貫通孔を穿孔する孔開け突起を設けてなる畝成
形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置としたこと
により、農業用動力走行機に牽引し、畝を成形しつつ、
該畝にフィルムシートを被覆し、且つ上記作業を行うと
ともに畝間底面に被覆したフィルムシートに多数の小貫
通孔を効率的に穿孔してゆくことができ、上記課題を解
決したものである。
題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明をトラク
ター,耕耘機或いは種々の牽引機等の農業用動力走行機
の後方に牽引可能とした畝成形体において、ロールフィ
ルムと、該ロールフィルムから引き出したフィルムシー
トを畝間底面上にて踏圧する踏圧部と、前記フィルムシ
ートに小貫通孔を穿孔する孔開け突起を設けてなる畝成
形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置としたこと
により、農業用動力走行機に牽引し、畝を成形しつつ、
該畝にフィルムシートを被覆し、且つ上記作業を行うと
ともに畝間底面に被覆したフィルムシートに多数の小貫
通孔を効率的に穿孔してゆくことができ、上記課題を解
決したものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の第1実施例は図1乃至図8に示されてお
り、畝成形体は、畝成形装置A及びフィルム被覆装置B
から構成されている。そして、トラクター,耕耘機或い
は種々の牽引機等の農業用動力走行機aの牽引部a1 に
より牽引されて、走行するものである(図1,図2参
照)。その畝成形装置Aはついては、耕耘部1,畝成形
部2及び掘削部3から構成されている。耕耘部1ではそ
の耕耘刃1a,1a,…にて土壌を柔らかくして畝成形
し易くし、さらに畝成形部2の畝成形板2a,2aにて
畝mを成形してゆく。
する。本発明の第1実施例は図1乃至図8に示されてお
り、畝成形体は、畝成形装置A及びフィルム被覆装置B
から構成されている。そして、トラクター,耕耘機或い
は種々の牽引機等の農業用動力走行機aの牽引部a1 に
より牽引されて、走行するものである(図1,図2参
照)。その畝成形装置Aはついては、耕耘部1,畝成形
部2及び掘削部3から構成されている。耕耘部1ではそ
の耕耘刃1a,1a,…にて土壌を柔らかくして畝成形
し易くし、さらに畝成形部2の畝成形板2a,2aにて
畝mを成形してゆく。
【0009】そして、掘削部3の鍬片3aにて畝間底面
m1 箇所に適宜の間隔をおいて窪みm1dを成形してゆく
(図3参照)。上記の畝成形装置Aの耕耘部1と畝成形
部2との間には置土運搬用コンベアCのベルト30の運
搬開始部30aが位置し、運搬終端部30bがフィルム
被覆装置Bの適所に位置しており、その運搬終端部30
bには置土案内落下部31が備えられている。そのベル
ト30には所定間隔をおいて置土運搬用板30c,30
c,…が設けられ、該置土運搬用板30c,30c,…
にて適量の置土nを運搬開始部30aから取り出し、置
土nを一定間隔にて運搬することができる。
m1 箇所に適宜の間隔をおいて窪みm1dを成形してゆく
(図3参照)。上記の畝成形装置Aの耕耘部1と畝成形
部2との間には置土運搬用コンベアCのベルト30の運
搬開始部30aが位置し、運搬終端部30bがフィルム
被覆装置Bの適所に位置しており、その運搬終端部30
bには置土案内落下部31が備えられている。そのベル
ト30には所定間隔をおいて置土運搬用板30c,30
c,…が設けられ、該置土運搬用板30c,30c,…
にて適量の置土nを運搬開始部30aから取り出し、置
土nを一定間隔にて運搬することができる。
【0010】そして、ベルト30の運搬終端部30bか
ら置土案内落下部31に送り込まれ、畝間底面m1 上に
敷設されたフィルムシート6a上に所定間隔をおいて置
土n,n,…が配置される(図26,図27参照)。ま
た、その置土nは前記窪みm1dの位置に対応して配置さ
れるように、置土運搬用コンベアCのベルト30の回転
速度及び置土運搬用板30c,30c,…のピッチが適
正に設定されている。
ら置土案内落下部31に送り込まれ、畝間底面m1 上に
敷設されたフィルムシート6a上に所定間隔をおいて置
土n,n,…が配置される(図26,図27参照)。ま
た、その置土nは前記窪みm1dの位置に対応して配置さ
れるように、置土運搬用コンベアCのベルト30の回転
速度及び置土運搬用板30c,30c,…のピッチが適
正に設定されている。
【0011】次に、畝成形体のフィルム被覆装置Bにつ
いては、ロールフィルム6から引き出されたフィルムシ
ート6aを踏圧する踏圧部B0 ,フィルムシート6aに
多数の小貫通孔h,h,…を穿孔する穿孔部B2 及び補
助穿孔部B3 から構成されている。そして、前記畝成形
装置Aの掘削部3の後方にロールフィルム6が配置さ
れ、該ロールフィルム6の後方に踏圧部B0 が配置され
ている。さらに、前記踏圧部B0 の後方には穿孔部B2
が設けられ、該穿孔部B2 の後方に補助穿孔部B3 が設
けられている(図1,図2参照)。その穿孔部B2 と補
助穿孔部B3 との間に前記置土運搬用コンベアCの置土
案内落下部31が配置されている。
いては、ロールフィルム6から引き出されたフィルムシ
ート6aを踏圧する踏圧部B0 ,フィルムシート6aに
多数の小貫通孔h,h,…を穿孔する穿孔部B2 及び補
助穿孔部B3 から構成されている。そして、前記畝成形
装置Aの掘削部3の後方にロールフィルム6が配置さ
れ、該ロールフィルム6の後方に踏圧部B0 が配置され
ている。さらに、前記踏圧部B0 の後方には穿孔部B2
が設けられ、該穿孔部B2 の後方に補助穿孔部B3 が設
けられている(図1,図2参照)。その穿孔部B2 と補
助穿孔部B3 との間に前記置土運搬用コンベアCの置土
案内落下部31が配置されている。
【0012】まず、踏圧部B0 は具体的な実施例として
は車輪状の踏圧輪B1 としたものである。該踏圧輪B1
は踏圧ホィール10の外周囲に弾性輪部11が装着され
たものである〔図8(A),(C)参照)。該弾性輪部
11はスポンジ等の柔軟性のある材質が使用されロール
フィルム6から引き出されたフィルムシート6aを畝間
底面m1 上に敷設しつつ、そのフィルムシート6aを踏
圧輪B1 の弾性輪部11にて踏圧してゆくものである。
このとき、踏圧輪B1 は畝間底面m1 上に被覆されたフ
ィルムシート6aを踏圧するとともに回転する(図3参
照)。また、踏圧部B0 の別の実施例としては、図示し
ないが「そり形状」としたものが存在する。さらに踏圧
部B0 は上記の形状に限定されない。
は車輪状の踏圧輪B1 としたものである。該踏圧輪B1
は踏圧ホィール10の外周囲に弾性輪部11が装着され
たものである〔図8(A),(C)参照)。該弾性輪部
11はスポンジ等の柔軟性のある材質が使用されロール
フィルム6から引き出されたフィルムシート6aを畝間
底面m1 上に敷設しつつ、そのフィルムシート6aを踏
圧輪B1 の弾性輪部11にて踏圧してゆくものである。
このとき、踏圧輪B1 は畝間底面m1 上に被覆されたフ
ィルムシート6aを踏圧するとともに回転する(図3参
照)。また、踏圧部B0 の別の実施例としては、図示し
ないが「そり形状」としたものが存在する。さらに踏圧
部B0 は上記の形状に限定されない。
【0013】その穿孔部B2 は、前記踏圧部B0 によっ
て畝間底面m1 上に敷設されたフィルムシート6aに小
貫通孔h,h,…を穿孔するものであって、円筒形状の
筒状輪体15の周囲に孔開け突起16,16,…が所定
間隔に設けられている。前記孔開け突起16,16,…
は、図16,図17に示すように、前記筒状輪体15の
周囲に等間隔に設けられ、且つ軸方向に等間隔に配置さ
れている。その筒状輪体は支持軸17及びフレーム18
により回動自在に設けられている。また、筒状輪体15
の軸方向端部の円周状縁は、図17に示すように、円弧
状に形成され、筒状輪体15の軸方向端縁でフィルムシ
ート6aを誤って切断することがないようになってい
る。
て畝間底面m1 上に敷設されたフィルムシート6aに小
貫通孔h,h,…を穿孔するものであって、円筒形状の
筒状輪体15の周囲に孔開け突起16,16,…が所定
間隔に設けられている。前記孔開け突起16,16,…
は、図16,図17に示すように、前記筒状輪体15の
周囲に等間隔に設けられ、且つ軸方向に等間隔に配置さ
れている。その筒状輪体は支持軸17及びフレーム18
により回動自在に設けられている。また、筒状輪体15
の軸方向端部の円周状縁は、図17に示すように、円弧
状に形成され、筒状輪体15の軸方向端縁でフィルムシ
ート6aを誤って切断することがないようになってい
る。
【0014】その補助穿孔部B3 は、前記穿孔部B2 に
て既に小貫通孔h,h,…を穿孔されたフィルムシート
6aにさらに、小貫通孔h,h,…を穿孔してゆくもの
であり、図18(A)に示すように、ホィール20の外
周に補助用孔開け突起21,21,…が等間隔に設けら
れたものである。そのホィール20は円板状に形成さ
れ、その外周部分は、図18(B)に示すように、断面
円弧状に屈曲形成された円弧外周面20bが形成されて
いる。そして、該円弧外周面20bに補助用孔開け突起
21,21,…が設けられるものである。そしてホィー
ル20の中心にボス20aが設けられ、支持軸22が貫
通して軸支される。そして、支持軸22には補助用孔開
け突起21,21,…を設けた複数のホィール20,2
0,…が装着されているが、具体的には図18(A)に
示すように、支持軸22に3基のホィール20,20,
…が装着されることが好適である。
て既に小貫通孔h,h,…を穿孔されたフィルムシート
6aにさらに、小貫通孔h,h,…を穿孔してゆくもの
であり、図18(A)に示すように、ホィール20の外
周に補助用孔開け突起21,21,…が等間隔に設けら
れたものである。そのホィール20は円板状に形成さ
れ、その外周部分は、図18(B)に示すように、断面
円弧状に屈曲形成された円弧外周面20bが形成されて
いる。そして、該円弧外周面20bに補助用孔開け突起
21,21,…が設けられるものである。そしてホィー
ル20の中心にボス20aが設けられ、支持軸22が貫
通して軸支される。そして、支持軸22には補助用孔開
け突起21,21,…を設けた複数のホィール20,2
0,…が装着されているが、具体的には図18(A)に
示すように、支持軸22に3基のホィール20,20,
…が装着されることが好適である。
【0015】さらに、図19では、前記ホィール20が
中心よりスポーク軸が設けられたリング状タイプとした
実施例も存在している。該リング状としたホィール20
の外周も円弧外周面20bとなる。さらに、補助用孔開
け突起21,21,…の形状は図20(A)乃至(D)
に示すように、四角錐形状先端,円錐形状先端及びマイ
ナスドライバー形状先端等が存在している。とくに、マ
イナスドライバー形状先端としたものでは、その方向が
図20(C)及び(D)に示すように、二種類は存在す
る。
中心よりスポーク軸が設けられたリング状タイプとした
実施例も存在している。該リング状としたホィール20
の外周も円弧外周面20bとなる。さらに、補助用孔開
け突起21,21,…の形状は図20(A)乃至(D)
に示すように、四角錐形状先端,円錐形状先端及びマイ
ナスドライバー形状先端等が存在している。とくに、マ
イナスドライバー形状先端としたものでは、その方向が
図20(C)及び(D)に示すように、二種類は存在す
る。
【0016】上記のフィルム被覆装置Bにおいて、踏圧
部B0 ,穿孔部B2 及び補助穿孔部B3 は装着杆26に
備えつけられる。具体的には踏圧部B0 は可動アーム2
3により支持され、穿孔部B2 の筒状輪体15は穿孔部
用可動アーム24に、また補助穿孔部B3 のホィール2
0は補助穿孔部用アーム25を介して前記装着杆26に
設けられる(図1等参照)。
部B0 ,穿孔部B2 及び補助穿孔部B3 は装着杆26に
備えつけられる。具体的には踏圧部B0 は可動アーム2
3により支持され、穿孔部B2 の筒状輪体15は穿孔部
用可動アーム24に、また補助穿孔部B3 のホィール2
0は補助穿孔部用アーム25を介して前記装着杆26に
設けられる(図1等参照)。
【0017】次に、第1実施例の発明における作用を詳
述する。先ず、農業用動力走行機aの後方に畝成形体を
牽引し、農業用動力走行機aを走行させる(図1参
照)。そして、農業用動力走行機aに牽引された畝成形
体は同様に走行しながら耕耘部1にて土を耕耘し、畝成
形部2にて畝mを成形してゆく。また、成形した畝mと
畝mと間の畝間底面m1 には一定間隔をおいて掘削部3
にて窪みm1dを形成してゆく(図3参照)。その畝m
は、通常一度に二つ成形されることが多い。また、三つ
以上にすることもできる。
述する。先ず、農業用動力走行機aの後方に畝成形体を
牽引し、農業用動力走行機aを走行させる(図1参
照)。そして、農業用動力走行機aに牽引された畝成形
体は同様に走行しながら耕耘部1にて土を耕耘し、畝成
形部2にて畝mを成形してゆく。また、成形した畝mと
畝mと間の畝間底面m1 には一定間隔をおいて掘削部3
にて窪みm1dを形成してゆく(図3参照)。その畝m
は、通常一度に二つ成形されることが多い。また、三つ
以上にすることもできる。
【0018】その畝成形体にて畝mを成形するととも
に、その成形された畝mにロールフィルム6から引き出
されたフィルムシート6aが被覆されてゆく。その畝m
上に被覆されたフィルムシート6aは畝間底面m1 上に
て踏圧部B0 に踏圧され、フィルムシート6aを畝m及
び畝間底面m1 に適正な状態となるようにして配置させ
る。特に、畝間底面m1 においては、該畝間底面m1 及
び窪みm1dが成形されている箇所にフィルムシート6a
が表面地形に沿って適正に配置されるようにする(図4
参照)。
に、その成形された畝mにロールフィルム6から引き出
されたフィルムシート6aが被覆されてゆく。その畝m
上に被覆されたフィルムシート6aは畝間底面m1 上に
て踏圧部B0 に踏圧され、フィルムシート6aを畝m及
び畝間底面m1 に適正な状態となるようにして配置させ
る。特に、畝間底面m1 においては、該畝間底面m1 及
び窪みm1dが成形されている箇所にフィルムシート6a
が表面地形に沿って適正に配置されるようにする(図4
参照)。
【0019】次に、踏圧部B0 にて踏圧された畝間底面
m1 上のフィルムシート6aに穿孔部B2 の孔開け突起
16,16,…にて小貫通孔h,h,…を穿孔してゆ
く。その穿孔部B2 にて穿孔する小貫通孔h,h,…
は、畝間底面m1 と窪みm1dに被覆されたフィルムシー
ト6aにも穿孔される〔図5,図8(A)参照〕。そし
て、置土運搬用コンベアCの運搬開始部30aから採取
した適量の土を運搬終端部30b位置まで運搬し、該運
搬終端部30b箇所からも置土案内落下部31を介し
て、前記穿孔部B2 の後方より畝間底面m1 上に被覆し
たフィルムシート6a上に置土nを配置してゆく(図6
参照)。
m1 上のフィルムシート6aに穿孔部B2 の孔開け突起
16,16,…にて小貫通孔h,h,…を穿孔してゆ
く。その穿孔部B2 にて穿孔する小貫通孔h,h,…
は、畝間底面m1 と窪みm1dに被覆されたフィルムシー
ト6aにも穿孔される〔図5,図8(A)参照〕。そし
て、置土運搬用コンベアCの運搬開始部30aから採取
した適量の土を運搬終端部30b位置まで運搬し、該運
搬終端部30b箇所からも置土案内落下部31を介し
て、前記穿孔部B2 の後方より畝間底面m1 上に被覆し
たフィルムシート6a上に置土nを配置してゆく(図6
参照)。
【0020】このとき、置土nの配置する位置は窪みm
1d箇所となるように予め置土運搬用コンベアCのベルト
30の回転速度或いは置土運搬用板30c,30c,…
のピッチを設定しておく。また、置土nは前記窪みm1d
上に被覆されたフィルムシート6a上に配置されるが、
置土nの下には既に穿孔部B2 にて穿孔された適正の数
の小貫通孔h,h,…が存在している〔図8(C),図
28,図29参照〕。
1d箇所となるように予め置土運搬用コンベアCのベルト
30の回転速度或いは置土運搬用板30c,30c,…
のピッチを設定しておく。また、置土nは前記窪みm1d
上に被覆されたフィルムシート6a上に配置されるが、
置土nの下には既に穿孔部B2 にて穿孔された適正の数
の小貫通孔h,h,…が存在している〔図8(C),図
28,図29参照〕。
【0021】そして、穿孔部B2 及び置土案内落下部3
1の後方に設けた補助穿孔部B3 が畝間底面m1 上に被
覆したフィルムシート6aにさらに小貫通孔h,h,…
を穿孔してゆく。このとき、窪みm1dにおいて被覆した
フィルムシート6a上に既に置土nが配置されているの
で、補助穿孔部B3 は、図7,図8(C)に示すよう
に、その置土n上を通過することとなり、補助穿孔部B
3 の補助用孔開け突起21,21,…が窪みm1d上に被
覆されたフィルムシート6aに達することができず、フ
ィルムシート6aに、さらに多くの小貫通孔h,h,…
を穿孔しない。
1の後方に設けた補助穿孔部B3 が畝間底面m1 上に被
覆したフィルムシート6aにさらに小貫通孔h,h,…
を穿孔してゆく。このとき、窪みm1dにおいて被覆した
フィルムシート6a上に既に置土nが配置されているの
で、補助穿孔部B3 は、図7,図8(C)に示すよう
に、その置土n上を通過することとなり、補助穿孔部B
3 の補助用孔開け突起21,21,…が窪みm1d上に被
覆されたフィルムシート6aに達することができず、フ
ィルムシート6aに、さらに多くの小貫通孔h,h,…
を穿孔しない。
【0022】即ち、畝間底面m1 に被覆されたフィルム
シート6aは、まず穿孔部B2 によって小貫通孔h,
h,…が穿孔されるが、その後方に設けた補助穿孔部B
3 は、置土nの存在しない箇所ではフィルムシート6a
に前記穿孔部B2 の穿孔した小貫通孔h,h,…に加え
てさらに多く小貫通孔h,h,…を穿孔してゆくもので
あるが、置土n箇所ではフィルムシート6aに小貫通孔
h,h,…の穿孔を行わない。それゆえに、置土n箇所
と置土nの存在しない箇所とでは小貫通孔h,h,…の
数が異なり、図8(C),図28,図29に示すよう
に、置土n箇所での小貫通孔h,h,…は置土nの存在
しない箇所の小貫通孔h,h,…の数よりも少ないもの
となる。
シート6aは、まず穿孔部B2 によって小貫通孔h,
h,…が穿孔されるが、その後方に設けた補助穿孔部B
3 は、置土nの存在しない箇所ではフィルムシート6a
に前記穿孔部B2 の穿孔した小貫通孔h,h,…に加え
てさらに多く小貫通孔h,h,…を穿孔してゆくもので
あるが、置土n箇所ではフィルムシート6aに小貫通孔
h,h,…の穿孔を行わない。それゆえに、置土n箇所
と置土nの存在しない箇所とでは小貫通孔h,h,…の
数が異なり、図8(C),図28,図29に示すよう
に、置土n箇所での小貫通孔h,h,…は置土nの存在
しない箇所の小貫通孔h,h,…の数よりも少ないもの
となる。
【0023】次に、本発明の第2実施例を図24に基づ
いて説明する。該実施例では第1実施例において、補助
穿孔部B3 が設けられない構成としたものである。即
ち、該実施例ではロールフィルム6から引き出したフィ
ルムシート6aに穿孔する小貫通孔h,h,…は、前記
穿孔部B2 のみで穿孔してゆくものである。これは第1
実施例をさらに簡単な構成とし、必要最小限の小貫通孔
h,h,…を穿孔することができればよい場合に好適と
したものである。
いて説明する。該実施例では第1実施例において、補助
穿孔部B3 が設けられない構成としたものである。即
ち、該実施例ではロールフィルム6から引き出したフィ
ルムシート6aに穿孔する小貫通孔h,h,…は、前記
穿孔部B2 のみで穿孔してゆくものである。これは第1
実施例をさらに簡単な構成とし、必要最小限の小貫通孔
h,h,…を穿孔することができればよい場合に好適と
したものである。
【0024】次に、本発明の第3実施例を図9乃至図1
5に基づいて説明する。該実施例では、フィルム被覆装
置Bが踏圧部B0 と補助穿孔部B3 とから構成されるも
のである。該実施例では踏圧部B0 を踏圧輪B1 とした
もので、踏圧ホィール10の外周に孔開け突起12,1
2,…が設けられたものであり、第1実施例及び第2実
施例における穿孔部B2 の役目を踏圧部B0 が行うもの
である。また置土運搬用コンベアCの置土案内落下部3
1は踏圧部B0 と補助穿孔部B3 との間に配置されてい
る。該実施例における踏圧部B0 は具体的には、図21
に示すように、孔開け突起12,12,…が踏圧ホィー
ル10の外周で且つ弾性輪部11の両側位置となるよう
に等間隔に設けられ、また、それぞれの孔開け突起1
2,12,…は、図22に示すように、弾性輪部11の
外周より外方に僅かに突出している。
5に基づいて説明する。該実施例では、フィルム被覆装
置Bが踏圧部B0 と補助穿孔部B3 とから構成されるも
のである。該実施例では踏圧部B0 を踏圧輪B1 とした
もので、踏圧ホィール10の外周に孔開け突起12,1
2,…が設けられたものであり、第1実施例及び第2実
施例における穿孔部B2 の役目を踏圧部B0 が行うもの
である。また置土運搬用コンベアCの置土案内落下部3
1は踏圧部B0 と補助穿孔部B3 との間に配置されてい
る。該実施例における踏圧部B0 は具体的には、図21
に示すように、孔開け突起12,12,…が踏圧ホィー
ル10の外周で且つ弾性輪部11の両側位置となるよう
に等間隔に設けられ、また、それぞれの孔開け突起1
2,12,…は、図22に示すように、弾性輪部11の
外周より外方に僅かに突出している。
【0025】或いは、図示しないが弾性輪部11の外周
より僅かに内方に孔開け突起12,12,…の先端が位
置することもある。該実施例では穿孔部B2 を設けず、
踏圧部B0 に穿孔部B2 の役目をなすようにしているも
のであり、踏圧部B0 には孔開け突起12,12,…が
設けられているのでフィルムシート6aに小貫通孔h,
h,…を穿孔することができる。そして、孔開け突起1
2,12,…にてフィルムシート6aに小貫通孔h,
h,…を穿孔すると同時に、弾性輪部11にてフィルム
シート6aを畝間底面m1 上に踏圧してゆくことができ
る。また、弾性輪部11はフィルムシート6aを畝間底
面m1 上に踏圧しているときに孔開け突起12,12,
…がフィルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔す
るが、このときに弾性輪部11が図23(A)に示すよ
うに、圧縮状態となり、さらに、踏圧部B0 が回転して
孔開け突起12がフィルムシート6aより抜けるときに
は、図23(B)に示すように、弾性輪部11が自らの
復元作用により、フィルムシート6aから孔開け突起1
2が外れる動作を補助し、フィルムシート6aにおける
小貫通孔h,h,…の穿孔作業を良好なものとすること
ができる。
より僅かに内方に孔開け突起12,12,…の先端が位
置することもある。該実施例では穿孔部B2 を設けず、
踏圧部B0 に穿孔部B2 の役目をなすようにしているも
のであり、踏圧部B0 には孔開け突起12,12,…が
設けられているのでフィルムシート6aに小貫通孔h,
h,…を穿孔することができる。そして、孔開け突起1
2,12,…にてフィルムシート6aに小貫通孔h,
h,…を穿孔すると同時に、弾性輪部11にてフィルム
シート6aを畝間底面m1 上に踏圧してゆくことができ
る。また、弾性輪部11はフィルムシート6aを畝間底
面m1 上に踏圧しているときに孔開け突起12,12,
…がフィルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔す
るが、このときに弾性輪部11が図23(A)に示すよ
うに、圧縮状態となり、さらに、踏圧部B0 が回転して
孔開け突起12がフィルムシート6aより抜けるときに
は、図23(B)に示すように、弾性輪部11が自らの
復元作用により、フィルムシート6aから孔開け突起1
2が外れる動作を補助し、フィルムシート6aにおける
小貫通孔h,h,…の穿孔作業を良好なものとすること
ができる。
【0026】次に、第3実施例の作用について詳述す
る。その踏圧部B0 がフィルムシート6aを踏圧すると
ともにフィルムシート6aに踏圧部B0 の孔開け突起1
2,12,…が小貫通孔h,h,…を穿孔するものであ
る。踏圧部B0 の後方には置土案内落下部31が設けら
れ、該置土案内落下部31の後方に補助穿孔部B3 が設
けられている。そして、踏圧部B0 はフィルムシート6
aを畝間底面m1 に適正に配置できるように踏圧し(図
10乃至図14参照)、窪みm1d上に被覆したフィルム
シート6a上に置土案内落下部31を介して置土nが配
置される(図13参照)。そして、補助穿孔部B3 は置
土n上を通過するときには、置土n下のフィルムシート
6aには小貫通孔h,h,…を穿孔することがなく(図
14参照)、前記実施例と同様に小貫通孔h,h,…の
数を置土nの存在箇所と存在しない箇所とで変化させ
る。
る。その踏圧部B0 がフィルムシート6aを踏圧すると
ともにフィルムシート6aに踏圧部B0 の孔開け突起1
2,12,…が小貫通孔h,h,…を穿孔するものであ
る。踏圧部B0 の後方には置土案内落下部31が設けら
れ、該置土案内落下部31の後方に補助穿孔部B3 が設
けられている。そして、踏圧部B0 はフィルムシート6
aを畝間底面m1 に適正に配置できるように踏圧し(図
10乃至図14参照)、窪みm1d上に被覆したフィルム
シート6a上に置土案内落下部31を介して置土nが配
置される(図13参照)。そして、補助穿孔部B3 は置
土n上を通過するときには、置土n下のフィルムシート
6aには小貫通孔h,h,…を穿孔することがなく(図
14参照)、前記実施例と同様に小貫通孔h,h,…の
数を置土nの存在箇所と存在しない箇所とで変化させ
る。
【0027】次に、本発明の第4実施例としては、上記
第3実施例において補助穿孔部B3を設けず、孔開け突
起12,12,…を設けた踏圧部B0 のみを備えたもの
である(図25参照)。該実施例ではロールフィルム6
から引き出したフィルムシート6aに穿孔する多数の小
貫通孔h,h,…は踏圧部B0 の孔開け突起12,1
2,…のみで穿孔してゆくものである。該実施例は最も
シンプルな構成をしたものである。
第3実施例において補助穿孔部B3を設けず、孔開け突
起12,12,…を設けた踏圧部B0 のみを備えたもの
である(図25参照)。該実施例ではロールフィルム6
から引き出したフィルムシート6aに穿孔する多数の小
貫通孔h,h,…は踏圧部B0 の孔開け突起12,1
2,…のみで穿孔してゆくものである。該実施例は最も
シンプルな構成をしたものである。
【0028】
【発明の効果】請求項1においてトラクター,耕耘機a
或いは種々の牽引機等の農業用動力走行機の後方に牽引
可能とした畝成形体において、ロールフィルム6と、該
ロールフィルム6から引き出したフィルムシート6aを
畝間底面m1 上にて踏圧する踏圧部と、前記フィルムシ
ート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔する孔開け突起を
設けてなるフィルムシートの被覆穿孔装置としたことに
より、フィルムシート6aに確実に雨水を抜くことがで
きる小貫通孔h,h,…を穿孔することができる。上記
効果を詳述すると畝m及び畝間底面m1 上に被覆したフ
ィルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔してゆく
タイプのもので、特に畝間底面m1 上に被覆したフィル
ムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔することとし
たことにより、畝間底面m1 に対応した小貫通孔h,
h,…を設けることができる。
或いは種々の牽引機等の農業用動力走行機の後方に牽引
可能とした畝成形体において、ロールフィルム6と、該
ロールフィルム6から引き出したフィルムシート6aを
畝間底面m1 上にて踏圧する踏圧部と、前記フィルムシ
ート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔する孔開け突起を
設けてなるフィルムシートの被覆穿孔装置としたことに
より、フィルムシート6aに確実に雨水を抜くことがで
きる小貫通孔h,h,…を穿孔することができる。上記
効果を詳述すると畝m及び畝間底面m1 上に被覆したフ
ィルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔してゆく
タイプのもので、特に畝間底面m1 上に被覆したフィル
ムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔することとし
たことにより、畝間底面m1 に対応した小貫通孔h,
h,…を設けることができる。
【0029】これは、従来タイプに見られる予め雨水抜
き用の多数の小孔を設けたロールフィルムを引きだして
畝に敷設した場合に、その小孔が適正に畝間底面m1 に
位置することができない欠点や、隣接するフィルムシー
ト同士の重合箇所における小孔が一致せず雨水の抜けが
悪くなるという欠点を全て解決することができる。
き用の多数の小孔を設けたロールフィルムを引きだして
畝に敷設した場合に、その小孔が適正に畝間底面m1 に
位置することができない欠点や、隣接するフィルムシー
ト同士の重合箇所における小孔が一致せず雨水の抜けが
悪くなるという欠点を全て解決することができる。
【0030】即ち、本発明では、フィルムシート6aを
畝m及び畝間底面m1 に敷設した後に小貫通孔h,h,
…を穿孔してゆくタイプのものであるがゆえに畝間底面
m1に小貫通孔h,h,…を正確に穿孔することができ
るし、また、畝間底面m1 にて隣接するフィルムシート
6a,6aの重合部分でも、図31に示すように、重合
した状態で小貫通孔h,h,…を穿孔するので、畝間底
面m1 を被覆する重合状態のフィルムシート6a,6a
に正確に小貫通孔h,h,…を穿孔することができる。
畝m及び畝間底面m1 に敷設した後に小貫通孔h,h,
…を穿孔してゆくタイプのものであるがゆえに畝間底面
m1に小貫通孔h,h,…を正確に穿孔することができ
るし、また、畝間底面m1 にて隣接するフィルムシート
6a,6aの重合部分でも、図31に示すように、重合
した状態で小貫通孔h,h,…を穿孔するので、畝間底
面m1 を被覆する重合状態のフィルムシート6a,6a
に正確に小貫通孔h,h,…を穿孔することができる。
【0031】さらに、小貫通孔h,h,…を後から穿孔
するタイプとしているのでフィルムシート6aの小貫通
孔hを穿孔した箇所に穿孔バリ6a1 が生じることとな
り、これが隣接するフィルムシート6a,6aの重合部
分において上下の穿孔バリ6a1 ,6a1 とが適正に重
なり雨水の抜けが良い小貫通孔h,h,…とすることが
できる〔図33(A)及び(B)参照〕。
するタイプとしているのでフィルムシート6aの小貫通
孔hを穿孔した箇所に穿孔バリ6a1 が生じることとな
り、これが隣接するフィルムシート6a,6aの重合部
分において上下の穿孔バリ6a1 ,6a1 とが適正に重
なり雨水の抜けが良い小貫通孔h,h,…とすることが
できる〔図33(A)及び(B)参照〕。
【0032】また、従来より水抜き用の孔を多数穿孔し
たフィルムシートは、そのような水抜き用の孔が穿孔さ
れていないタイプのものよりも高価なのもであるが、本
発明のフィルムシートの穿孔具を使用することにより、
水抜き用の孔が穿孔されていない低価格のフィルムシー
トを使用することができ、経済的にも極めて有利とな
る。
たフィルムシートは、そのような水抜き用の孔が穿孔さ
れていないタイプのものよりも高価なのもであるが、本
発明のフィルムシートの穿孔具を使用することにより、
水抜き用の孔が穿孔されていない低価格のフィルムシー
トを使用することができ、経済的にも極めて有利とな
る。
【0033】請求項2においては、請求項1において、
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に孔開け突起を有する穿孔部
B2を設け、該穿孔部B2 の後方に置土nを落下可能に
してなる畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装
置としたことにより、特に土壌が柔らかい耕地等でフィ
ルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔する場合に
適応させることができる。即ち、土壌が特に柔らかい耕
地の場合では、穿孔部B2 でフィルムシート6aに小貫
通孔h,h,…を穿孔した後に、さらに補助穿孔部B3
で小貫通孔h,h,…を穿孔する必要はなく、穿孔部B
2 のみで十分である。また、フィルム被覆装置Bから補
助穿孔部B3 を省くことができ、装置全体を極めてシン
プルなものにすることができる利点もある。
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に孔開け突起を有する穿孔部
B2を設け、該穿孔部B2 の後方に置土nを落下可能に
してなる畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装
置としたことにより、特に土壌が柔らかい耕地等でフィ
ルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔する場合に
適応させることができる。即ち、土壌が特に柔らかい耕
地の場合では、穿孔部B2 でフィルムシート6aに小貫
通孔h,h,…を穿孔した後に、さらに補助穿孔部B3
で小貫通孔h,h,…を穿孔する必要はなく、穿孔部B
2 のみで十分である。また、フィルム被覆装置Bから補
助穿孔部B3 を省くことができ、装置全体を極めてシン
プルなものにすることができる利点もある。
【0034】請求項3においては、請求項1において、
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に孔開け突起を有する穿孔部
B2を設け、該穿孔部B2 の後方に補助用孔開け突起を
有する補助穿孔部B3 を設け、前記穿孔部B2 と補助穿
孔部B3 との間に置土nを落下可能にしてなる畝成形体
におけるフィルムシートの被覆穿孔装置としたことによ
り、先ず第1に畝間底面m1 にフィルムシート6aを敷
設しながら該フィルムシート6aに適宜の数の小貫通孔
h,h,…を穿孔してゆくことができるし、第2にフィ
ルムシート6a上における置土nの配置箇所の小貫通孔
h,h,…を少なくすることができる。
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に孔開け突起を有する穿孔部
B2を設け、該穿孔部B2 の後方に補助用孔開け突起を
有する補助穿孔部B3 を設け、前記穿孔部B2 と補助穿
孔部B3 との間に置土nを落下可能にしてなる畝成形体
におけるフィルムシートの被覆穿孔装置としたことによ
り、先ず第1に畝間底面m1 にフィルムシート6aを敷
設しながら該フィルムシート6aに適宜の数の小貫通孔
h,h,…を穿孔してゆくことができるし、第2にフィ
ルムシート6a上における置土nの配置箇所の小貫通孔
h,h,…を少なくすることができる。
【0035】上記効果を詳述すると、畝間底面m1 にお
いて整然とした小貫通孔h,h,…を効率的に穿孔する
ことができる。即ち、フィルム被覆装置Bでは、図8
(A)及び(B)等に示すように踏圧部B0 の後方に穿
孔部B2 を設け、該穿孔部B2の後方に補助穿孔部B3
を設けたものである。そこで、まず畝間底面m1 に被覆
されたフィルムシート6aは、前記踏圧部B0 にて踏圧
されながら穿孔部B2 によって小貫通孔h,h,…が穿
孔される、その後方に設けた補助穿孔部B3 にて、さら
に多く小貫通孔h,h,…を穿孔してゆくことができ
る。
いて整然とした小貫通孔h,h,…を効率的に穿孔する
ことができる。即ち、フィルム被覆装置Bでは、図8
(A)及び(B)等に示すように踏圧部B0 の後方に穿
孔部B2 を設け、該穿孔部B2の後方に補助穿孔部B3
を設けたものである。そこで、まず畝間底面m1 に被覆
されたフィルムシート6aは、前記踏圧部B0 にて踏圧
されながら穿孔部B2 によって小貫通孔h,h,…が穿
孔される、その後方に設けた補助穿孔部B3 にて、さら
に多く小貫通孔h,h,…を穿孔してゆくことができ
る。
【0036】しかも、穿孔部B2 と補助穿孔部B3 との
間に置土案内落下部31を設けている。そのために、置
土nのフィルムシート6a上への配置作業が常に補助穿
孔部B3 の小貫通孔h,h,…の穿孔作業より先行して
行われる仕組みとなり、補助穿孔部B3 は置土n配置箇
所では該置土n上面を単に通過するのみで、置土n箇所
のフィルムシート6aは小貫通孔h,h,…の穿孔作業
が行われない〔図8(C)参照)。それゆえに、畝間底
面m1 に敷設されたフィルムシート6aにおいて置土n
の配置箇所と置土nの存在しない箇所とでは同面積当た
りにおける小貫通孔h,h,…の数の割合が異なり、置
土n箇所での小貫通孔h,h,…は置土nの存在しない
箇所の小貫通孔h,h,…の数よりも少ないものとする
ことができる(図27乃至図29参照)。
間に置土案内落下部31を設けている。そのために、置
土nのフィルムシート6a上への配置作業が常に補助穿
孔部B3 の小貫通孔h,h,…の穿孔作業より先行して
行われる仕組みとなり、補助穿孔部B3 は置土n配置箇
所では該置土n上面を単に通過するのみで、置土n箇所
のフィルムシート6aは小貫通孔h,h,…の穿孔作業
が行われない〔図8(C)参照)。それゆえに、畝間底
面m1 に敷設されたフィルムシート6aにおいて置土n
の配置箇所と置土nの存在しない箇所とでは同面積当た
りにおける小貫通孔h,h,…の数の割合が異なり、置
土n箇所での小貫通孔h,h,…は置土nの存在しない
箇所の小貫通孔h,h,…の数よりも少ないものとする
ことができる(図27乃至図29参照)。
【0037】上記のように置土n箇所のフィルムシート
6aにおける小貫通孔hの数を少なくしながら穿孔でき
ることで、置土nに雨水がかかっても、置土nにしみた
雨水はそのまま置土n下のフィルムシート6aの小貫通
孔h,h,…を通過してフィルムシート6a下の土壌に
しみ込ませることができる。さらに、フィルムシート6
a上に配置した置土nには、たとえ雑草が発生しても、
置土n下のフィルムシート6aの小貫通孔h,h,…を
少数にすることができるためにその雑草の根はフィルム
シート6aを通過してその下の土壌に達することができ
ず、雑草の成長を防止することができる。またフィルム
シート6aの下の土壌から生じる雑草も置土nの配置箇
所では小貫通孔h,h,…が少数であるがゆえに、その
小貫通孔h,h,…を通過して置土n箇所に達すること
ができず同様に雑草の成長を防止することができる。
6aにおける小貫通孔hの数を少なくしながら穿孔でき
ることで、置土nに雨水がかかっても、置土nにしみた
雨水はそのまま置土n下のフィルムシート6aの小貫通
孔h,h,…を通過してフィルムシート6a下の土壌に
しみ込ませることができる。さらに、フィルムシート6
a上に配置した置土nには、たとえ雑草が発生しても、
置土n下のフィルムシート6aの小貫通孔h,h,…を
少数にすることができるためにその雑草の根はフィルム
シート6aを通過してその下の土壌に達することができ
ず、雑草の成長を防止することができる。またフィルム
シート6aの下の土壌から生じる雑草も置土nの配置箇
所では小貫通孔h,h,…が少数であるがゆえに、その
小貫通孔h,h,…を通過して置土n箇所に達すること
ができず同様に雑草の成長を防止することができる。
【0038】請求項4においては、請求項1において、
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に置土nを落下可能に設け、
前記踏圧部B0 の踏圧ホィール10の外周には孔開け突
起を設けてなる畝成形体におけるフィルムシートの被覆
穿孔装置としたことにより、特に土壌が柔らかい耕地等
でフィルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔する
場合に適応させることができる。そして、フィルム被覆
装置Bは孔開け突起12,12,…を設けた踏圧部B0
のみから構成されるので装置全体をシンプル且つ小型に
することができる。
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に置土nを落下可能に設け、
前記踏圧部B0 の踏圧ホィール10の外周には孔開け突
起を設けてなる畝成形体におけるフィルムシートの被覆
穿孔装置としたことにより、特に土壌が柔らかい耕地等
でフィルムシート6aに小貫通孔h,h,…を穿孔する
場合に適応させることができる。そして、フィルム被覆
装置Bは孔開け突起12,12,…を設けた踏圧部B0
のみから構成されるので装置全体をシンプル且つ小型に
することができる。
【0039】請求項5においては、請求項1において、
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に補助用孔開け突起21を有
する補助穿孔部B3 を設け、前記踏圧部B0 と補助穿孔
部B3 との間に置土nを落下可能に設け、前記踏圧部B
0 の踏圧ホィール10の外周には孔開け突起を設けてな
る畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置とし
たことにより、踏圧部B0 に踏圧ホィール10の外周に
は孔開け突起12,12,…を設けているので、踏圧部
B0 はフィルムシート6aを畝間底面m1 に踏圧しつつ
適正に配置してゆくことができるとともに小貫通孔h,
h,…を穿孔することができ、踏圧部B0 が穿孔部B2
の役目もなすこととなる。そのためにフィルム被覆装置
Bでは穿孔部B2 を設けないことから構成部材を少なく
し、シンプルなものにできる。
前記畝成形体はロールフィルム6の後方に踏圧部B0 を
設け、該踏圧部B0 の後方に補助用孔開け突起21を有
する補助穿孔部B3 を設け、前記踏圧部B0 と補助穿孔
部B3 との間に置土nを落下可能に設け、前記踏圧部B
0 の踏圧ホィール10の外周には孔開け突起を設けてな
る畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置とし
たことにより、踏圧部B0 に踏圧ホィール10の外周に
は孔開け突起12,12,…を設けているので、踏圧部
B0 はフィルムシート6aを畝間底面m1 に踏圧しつつ
適正に配置してゆくことができるとともに小貫通孔h,
h,…を穿孔することができ、踏圧部B0 が穿孔部B2
の役目もなすこととなる。そのためにフィルム被覆装置
Bでは穿孔部B2 を設けないことから構成部材を少なく
し、シンプルなものにできる。
【図1】畝成形装置及びフィルム被覆装置を農業用動力
走行機にて牽引した状態を示す側面図
走行機にて牽引した状態を示す側面図
【図2】畝成形装置及びフィルム被覆装置の平面略示図
【図3】畝成形装置の掘削部にて畝間底面に窪みを成形
した状態を示す作用図
した状態を示す作用図
【図4】踏圧輪がフィルムシートを踏圧しつつ窪みを通
過する状態を示す作用図
過する状態を示す作用図
【図5】穿孔部が窪み上に被覆したフィルムシートに小
貫通孔を穿孔している状態を示す作用図
貫通孔を穿孔している状態を示す作用図
【図6】窪みに置土を配置している状態を示す作用図
【図7】窪みに配置した置土上を補助穿孔部が通過する
状態を示す作用図
状態を示す作用図
【図8】(A)は置土が配置される前の窪み上に敷設し
たフィルムシートに小貫通孔を穿孔部にて穿孔している
状態を示す要部拡大作用図 (B)は踏圧輪,穿孔部及び補助穿孔部の配置状態を示
す平面略示図 (C)は窪み上に敷設したフィルムシート上の置土を補
助穿孔部が通過する状態を示す要部拡大作用図
たフィルムシートに小貫通孔を穿孔部にて穿孔している
状態を示す要部拡大作用図 (B)は踏圧輪,穿孔部及び補助穿孔部の配置状態を示
す平面略示図 (C)は窪み上に敷設したフィルムシート上の置土を補
助穿孔部が通過する状態を示す要部拡大作用図
【図9】本発明の別の実施例のフィルム被覆装置を畝成
形装置とともに農業用動力走行機にて牽引した状態を示
す側面図
形装置とともに農業用動力走行機にて牽引した状態を示
す側面図
【図10】本発明の別の実施例において畝成形装置の掘
削部にて畝間底面に窪みを成形した状態を示す作用図
削部にて畝間底面に窪みを成形した状態を示す作用図
【図11】本発明の別の実施例において踏圧輪がフィル
ムシートを踏圧しつつ小貫通孔を穿孔し窪みを通過する
状態を示す作用図
ムシートを踏圧しつつ小貫通孔を穿孔し窪みを通過する
状態を示す作用図
【図12】本発明の別の実施例において踏圧輪及び補助
穿孔部がフィルムシートに小貫通孔を穿孔しつつ移動し
ている状態を示す作用図
穿孔部がフィルムシートに小貫通孔を穿孔しつつ移動し
ている状態を示す作用図
【図13】本発明の別の実施例において窪みに置土を配
置している状態を示す作用図
置している状態を示す作用図
【図14】本発明の別の実施例において窪みに配置した
置土上を補助穿孔部が通過する状態を示す作用図
置土上を補助穿孔部が通過する状態を示す作用図
【図15】(A)は本発明の別の実施例において置土が
配置される前の窪みに敷設したフィルムシートに踏圧輪
にて小貫通孔を穿孔する状態を示す要部拡大作用図 (B)は本発明の別の実施例において窪みに敷設したフ
ィルムシート上の置土を補助穿孔部が通過する状態を示
す要部拡大作用図
配置される前の窪みに敷設したフィルムシートに踏圧輪
にて小貫通孔を穿孔する状態を示す要部拡大作用図 (B)は本発明の別の実施例において窪みに敷設したフ
ィルムシート上の置土を補助穿孔部が通過する状態を示
す要部拡大作用図
【図16】穿孔部の実施例の斜視図
【図17】穿孔部の断面略示図
【図18】(A)は補助穿孔部の要部斜視図 (B)は補助穿孔部の要部断面図
【図19】別の実施例の補助穿孔部の要部斜視図
【図20】(A)乃至(D)は補助穿孔部の補助用孔開
け突起の種々の実施例を示す拡大斜視図
け突起の種々の実施例を示す拡大斜視図
【図21】孔開け突起を設けた踏圧輪の実施例の斜視図
【図22】孔開け突起を設けた踏圧輪の孔開け突起がフ
ィルムシートに小貫通孔を穿孔する状態を示す要部拡大
図
ィルムシートに小貫通孔を穿孔する状態を示す要部拡大
図
【図23】(A)は踏圧輪の孔開け突起にてフィルムシ
ートに小貫通孔を穿孔した状態を示す要部拡大断面図 (B)はフィルムシートの小貫通孔から踏圧輪の孔開け
突起が抜ける状態を示す要部拡大断面図
ートに小貫通孔を穿孔した状態を示す要部拡大断面図 (B)はフィルムシートの小貫通孔から踏圧輪の孔開け
突起が抜ける状態を示す要部拡大断面図
【図24】本発明においてフィルム被覆装置に補助穿孔
部を設けない実施例の側面図
部を設けない実施例の側面図
【図25】本発明においてフィルム被覆装置に穿孔部及
び補助穿孔部を設けない実施例の側面図
び補助穿孔部を設けない実施例の側面図
【図26】複数の畝にフィルムシートを被覆し、畝間底
面上には多数の小貫通孔を穿孔した状態の略示斜視図
面上には多数の小貫通孔を穿孔した状態の略示斜視図
【図27】フィルムシート及び置土を設けた畝の略示側
面図
面図
【図28】畝間底面の窪み箇所におけるフィルムシート
及び置土の略示図
及び置土の略示図
【図29】畝間底面の窪み箇所におけるフィルムシート
及び置土の平面略示図
及び置土の平面略示図
【図30】畝及び畝間底面上にフィルムシートを被覆し
た状態の略示縦断正面図
た状態の略示縦断正面図
【図31】畝間底面箇所におけるフィルムシートに小貫
通孔を穿孔した状態を示す縦断正面図
通孔を穿孔した状態を示す縦断正面図
【図32】フィルムシートに小貫通孔を穿孔した状態を
示す拡大図
示す拡大図
【図33】(A)及び(B)は重合したフィルムシート
に小貫通孔を穿孔した状態を示す略示図
に小貫通孔を穿孔した状態を示す略示図
【図34】(A)は従来タイプの水抜孔が付属したフィ
ルムシートを畝間底面にて重合した状態を示す略示図 (B)は従来タイプの水抜孔が付属したフィルムシート
を畝間底面にて重合した状態を示す略示縦断正面図
ルムシートを畝間底面にて重合した状態を示す略示図 (B)は従来タイプの水抜孔が付属したフィルムシート
を畝間底面にて重合した状態を示す略示縦断正面図
a…農業用動力走行機 6…ロールフィルム 6a…フィルムシート m1 …畝間底面 h…小貫通孔 B1 …踏圧輪 12…孔開け突起 B2 …穿孔部 B3 …補助穿孔部 10…踏圧ホィール 31…置土案内落下部
Claims (5)
- 【請求項1】 トラクター,耕耘機或いは種々の牽引機
等の農業用動力走行機の後方に牽引可能とした畝成形体
において、ロールフィルムと、該ロールフィルムから引
き出したフィルムシートを畝間底面上にて踏圧する踏圧
部と、前記フィルムシートに小貫通孔を穿孔する孔開け
突起を設けてなることを特徴とした畝成形体におけるフ
ィルムシートの被覆穿孔装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記畝成形体はロー
ルフィルムの後方に踏圧部を設け、該踏圧部の後方に孔
開け突起を有する穿孔部を設け、該穿孔部の後方に置土
を落下可能にしてなることを特徴とした畝成形体におけ
るフィルムシートの被覆穿孔装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記畝成形体はロー
ルフィルムの後方に踏圧部を設け、該踏圧部の後方に孔
開け突起を有する穿孔部を設け、該穿孔部の後方に補助
用孔開け突起を有する補助穿孔部を設け、前記穿孔部と
補助穿孔部との間に置土を落下可能にしてなることを特
徴とした畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装
置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記畝成形体はロー
ルフィルムの後方に踏圧部を設け、該踏圧部の後方に置
土を落下可能に設け、前記踏圧部の踏圧ホィールの外周
には孔開け突起を設けてなることを特徴とした畝成形体
におけるフィルムシートの被覆穿孔装置。 - 【請求項5】 請求項1において、前記畝成形体はロー
ルフィルムの後方に踏圧部を設け、該踏圧部の後方に補
助用孔開け突起を有する補助穿孔部を設け、前記踏圧部
と補助穿孔部との間に置土を落下可能に設け、前記踏圧
部の踏圧ホィールの外周には孔開け突起を設けてなるこ
とを特徴とした畝成形体におけるフィルムシートの被覆
穿孔装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31420094A JPH08140496A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31420094A JPH08140496A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08140496A true JPH08140496A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=18050478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31420094A Pending JPH08140496A (ja) | 1994-11-24 | 1994-11-24 | 畝成形体におけるフィルムシートの被覆穿孔装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08140496A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103988611A (zh) * | 2014-05-04 | 2014-08-20 | 吴宝全 | 多功能播种施肥覆膜机 |
CN105900567A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-08-31 | 段春华 | 一种地膜铺设覆土一体机 |
-
1994
- 1994-11-24 JP JP31420094A patent/JPH08140496A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103988611A (zh) * | 2014-05-04 | 2014-08-20 | 吴宝全 | 多功能播种施肥覆膜机 |
CN103988611B (zh) * | 2014-05-04 | 2016-01-06 | 吴宝全 | 多功能播种施肥覆膜机 |
CN105900567A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-08-31 | 段春华 | 一种地膜铺设覆土一体机 |
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