JPH08140085A - 多値信号符号化方法および多値信号復号化方法 - Google Patents

多値信号符号化方法および多値信号復号化方法

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JPH08140085A
JPH08140085A JP27154394A JP27154394A JPH08140085A JP H08140085 A JPH08140085 A JP H08140085A JP 27154394 A JP27154394 A JP 27154394A JP 27154394 A JP27154394 A JP 27154394A JP H08140085 A JPH08140085 A JP H08140085A
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signal
binary
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Application number
JP27154394A
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English (en)
Inventor
Kenjiro Tsuda
賢治朗 津田
Shinya Sumino
眞也 角野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像信号から得られる画素値の透過度である
多値信号の符号化を効率よく行うことを目的とするもの
である。 【構成】 多値信号1を入力信号とし、2値信号3を出
力信号とする2値化手段2が、前記2値信号3を入力信
号とし、符号化信号5を出力信号とする2値符号化手段
4に接続されている。また、これと並列に前記多値信号
1を入力信号とし、勾配値7を出力信号とする勾配計算
手段6がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レイア符号化手法など
に適用可能な多値信号符号化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像場面に対する画素値情報の符
号化は、単一レイアに対して行われる。すなわち、映像
の1場面のすべての内容の画素値情報が、単一レイア上
に完結しており、符号化はその単一レイアの画素値情報
毎に行われる。
【0003】そして、その単一レイアに完結している画
素値情報を符号化する場合、効率よく符号化する必要性
がますます高まってきているため、高い圧縮率をもって
行う必要が生じてきている。そのような状況下で現在
は、静止画像ではJPEG、動画像ではMPEG1、M
PEG2、ITU−T勧告のH.261等の国際標準規
格に基づいた方式が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単一レ
イアに完結している画素値情報を符号化する従来の手段
では、符号化の必要が無い画素がその単一レイアに存在
する場合でも、その画素値を考慮にいれた符号化を行わ
なければならない。そのため符号化量が増大し、処理速
度も遅くなるといった課題があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を考
慮し、符号化を効率よく行うことを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、符
号化すべき多値信号について、所定値に基づく2値符号
化方法で符号化を行い、所定基準に基づいて、前記多値
信号を多値で符号化すべきかどうかを判定し、多値で符
号化すべき場合は、所定の多値符号化方法で符号化し、
多値で符号化すべきでない場合は、多値符号化を省略す
ることを特徴とする多値信号符号化方法である。
【0007】請求項2の本発明は、前記符号化すべき多
値信号は画像信号であって、前記所定の基準は、その画
像信号から得られる画素値の透過状態であることを特徴
とする請求項1記載の多値信号符号化方法である。
【0008】請求項3の本発明は、請求項1記載の多値
信号符号化方法により符号化された信号について、前記
所定値に基づく2値符号化方法で符号化された符号に対
して復号化された信号に、前記所定の多値符号化方法で
符号化された符号に対して復号化された信号を加えるこ
とにより、多値信号符号化された符号の復号を行うこと
を特徴とする多値信号復号化方法である。
【0009】
【作用】画像信号から得られる画素値の透過度の符号化
では、中間レベル値の少ない、ほとんどが透過度0%か
100%の分布からなる。このため、この透過度の2値
化を効率よく行い、中間レベル値の符号化を省略または
簡略化することにより、符号化効率を向上させることが
できる。
【0010】また、中間レベル値の頻度割合が少なくな
い場合は、透過度100%以外の部分を1つの領域とし
て抽出し、その1つ領域内の画素に対して、多値化を行
うことにより、その1つの領域外の多値符号化を省略す
ることができ、符号化効率を向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示すブロック
図に基づいて説明する。
【0012】図1は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第1の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、2値信号3を出力信号
とする2値化手段2が、前記2値信号3を入力信号と
し、符号化信号5を出力信号とする2値符号化手段4に
接続されている。
【0013】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0014】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。(透過度0%とは、不透明な物体が存在し背景が見
えない状態をいい、透過度100%とは、物体が存在せ
ず背景がそのまま見える状態をいう。中間レベル値が現
れるのは、ガラス等の半透明な物体が存在する場合と物
体の境界部分である。)前記多値信号1の透過度の中間
レベル値が無視できる場合、前記多値信号1は、2値化
手段2に入力され、その2値化手段2のしきい値と比較
されることにより2値化され、その2値化手段2から2
値信号3が出力される。すなわち、前記多値信号1の透
過度が、100%の時は0とされ、100%より小さいと
きは1となるように2値化される。そして、前記2値信
号3が、2値符号化手段4に入力されると、MR符号化
により2値符号化され、その2値符号化手段から符号化
信号5が出力される。
【0015】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、第1の符号化では、透過度が100
%またはそれ以外の場合の符号化が行われ、第2の符号
化では、透過度の中間レベル値が少ない場合は、中間レ
ベル値は無視できるものと見なし、その符号化は省略さ
れる。
【0016】なお、2値符号化手段4での2値符号化
は、MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェ
ーン符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要す
るに、2値を効率よく符号化できる2値符号化方法であ
ればよい。
【0017】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0018】図2は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第2の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、2値信号3を出力とす
る2値化手段2が、前記2値信号3を入力信号とし、チ
ェーン化データ列5を出力信号とするチェーン化手段4
と、前記2値信号3を入力信号とし、ブロックパターン
9を出力信号とするブロック化手段8とに接続されてい
る。前記チェーン化手段4は、前記チェーン化データ列
5を入力信号とし、チェーン符号化信号7を出力信号と
するチェーン符号化手段6に接続されている。また、前
記ブロック化手段8は、前記ブロックパターン9を入力
信号とし、ブロックパターン番号11を出力信号とする
ブロックパターン照合手段10に接続されている。その
ブロックパターン照合手段10は、前記ブロックパター
ン番号11を入力信号とし、ブロックパターン符号化信
号13を出力信号とするブロックパターン符号化手段1
2に接続される。そして、前記チェーン符号化手段6と
前記ブロックパターン符号化手段12は、前記チェーン
符号化信号7と前記ブロックパターン符号化信号13と
を入力信号とし、符号化信号15を出力信号とする符号
化信号選択手段14に接続されている。
【0019】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0020】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。前記多値信号1の透過度の中間レベル値が無視でき
る場合、前記多値信号1は、2値化手段2に入力され、
その2値化手段2のしきい値と比較されることにより2
値化され、その2値化手段2から2値信号3が出力され
る。すなわち、前記多値信号1の透過度が、100%の
時は0とされ、100%より小さいときは1となるよう
に2値化される。そして、その2値信号3がチェーン化
手段4に入力されると、境界に沿って境界画素が右にあ
る場合と、左にある場合と、前にある場合との3つの場
合に区別され、1列のデータ列に構成したチェーン化デ
ータ列5が出力される。そのチェーン化データ5がチェ
ーン符号化手段6に入力されると、エントロピー符号化
により2値符号化され、チェーン符号化信号7が出力さ
れる。また、前記2値信号3がブロック化手段8に入力
されると、ブロックに分割されて、そのブロック化手段
からブロックパターン9が出力される。そのブロックパ
ターン9がブロックパターン照合手段10に入力される
と、ブロック毎に所定のブロックパターンと差分比較さ
れ、差分が最小となるブロックパターン番号11が出力
される。そのブロックパターン番号11がブロックパタ
ーン符号化手段10に入力されると、エントロピー符号
化により2値符号化され、ブロックパターン符号化信号
13が出力される。前記チェーン符号化信号7と前記ブ
ロックパターン符号化信号13とが、符号化信号選択手
段14に入力されると、符号量の少ない方の符号化信号
が選択されて、符号化信号15が出力される。
【0021】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、透過度が100%またはそれ以外の
場合に対する第1の符号化では、並列配置された2種類
の2値符号化手段により符号化された符号量のうち、少
ない方の符号化信号を出力信号とすることで、符号化の
効率を向上させることができ、また、透過度の中間レベ
ル値に対する第2の符号化では、透過度の中間レベル値
が少ない場合は、その中間レベル値は無視できるものと
見なし、その符号化を省略することができる。
【0022】なお、2値符号化手段として、チェーン符
号化とブロックパターン符号化とを用いたが、必ずしも
これに限らず、MH符号化とMMR符号化でもよい。要
するに、2値を効率よく符号化できる2値符号化手段で
あればよい。
【0023】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0024】図3は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第3の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、制御信号4を出力信号
とする頻度分布計算手段2が、前記多値信号1を入力信
号とし、多値信号5と多値信号8とを出力信号とする符
号化選択手段3に接続されている。その符号化選択手段
3は、前記多値信号5を入力信号とし、符号化信号7を
出力信号とする多値符号化手段6と、前記多値信号8を
入力信号とし、2値信号10を出力信号とする2値化手
段9に接続されている。その2値化手段9は、前記2値
信号10を入力信号とし、符号化信号12を出力信号と
する2値符号化手段11に接続されている。
【0025】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0026】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。前記多値信号1が頻度分布計算手段2に入力される
と、前記多値信号1から透過度の頻度分布が計算され、
透過度の中間レベル値の分布割合が算出される。その透
過度の中間レベル値の分布割合が所定のしきい値と比較
され、その比較結果により制御信号4が出力される。そ
して、前記制御信号4が符号化選択手段3に入力される
と、前記制御信号4により、別に入力された前記多値信
号1の出力先が切り換えられる。すなわち、前記透過度
の中間レベル値の分布割合が前記しきい値より大きい場
合、多値信号1は多値信号5に出力され、また、前記透
過度の中間レベル値の分布割合が前記しきい値より小さ
い場合、多値信号1は多値信号8に出力される。前記多
値信号5が多値符号化手段6に入力されると、直交変換
とエントロピー符号化とを組み合わせた符号化により多
値符号化されて、多値符号化手段6から符号化信号7が
出力される。また、前記多値信号8が2値化手段9に入
力されると、そのしきい値により2値化され、その2値
化手段9から2値信号10が出力される。すなわち、前
記多値信号8の透過度が、100%の時は0とされ、1
00%より小さいときは1となるように2値化される。
その2値信号10が2値符号化手段11に入力される
と、MR符号化により2値符号化され、その2値符号化
手段11から符号化信号12が出力される。
【0027】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、第1の符号化では、透過度が100
%またはそれ以外の場合の符号化が行われ、第2の符号
化では、その透過度の中間レベル値の分布割合により中
間レベル値の符号化が必要と判定された場合、所定の多
値符号化方法によりその中間レベル値の符号化が行われ
る。
【0028】なお、多値符号化手段6での符号化方法
は、直交変換とエントロピー符号化を組み合わせた符号
化としたが、必ずしもこれに限らず、Wavelet変
換符号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号化す
ることができる多値符号化方法であればよい。
【0029】また、2値符号化手段11での符号化は、
MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェーン
符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要する
に、2値を効率よく符号化できる2値符号化方法であれ
ばよい。
【0030】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0031】図4は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第4の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、2値信号3を出力信号
とする2値化手段2が、前記2値信号3を入力信号と
し、符号化信号5を出力信号とする2値符号化手段4に
接続されている。また、これと並列に前記多値信号1を
入力信号とし、勾配値7を出力信号とする勾配計算手段
6がある。
【0032】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0033】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。前記多値信号1が2値化手段2に入力されると、そ
の2値化手段2のしきい値により2値化され、その2値
化手段2から2値信号3が出力される。すなわち、前記
多値信号1の透過度が、100%の時は0とされ、10
0%より小さいときは1となるように2値化される。前
記2値信号3が2値符号化手段4に入力されると、MR
符号化により符号化され、符号化信号5が出力される。
また、前記多値信号1が勾配計算手段6に入力される
と、前記多値信号1から得られる画素値の透過度から、
その最大値とゼロ値との中間レベル値部分の勾配が算出
され、その代表値である勾配値7が出力される。
【0034】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、第1の符号化では、透過度が100
%またはそれ以外の場合の符号化が行われ、第2の符号
化では、透過度の中間レベル値の符号化を勾配によって
近似することで符号化される。
【0035】なお、第2の符号化では、物体の境界部分
に現れる中間レベル値が、透過度0%から100%へ勾配
を持った分布割合が高い場合、中間値レベル値を一定勾
配で近似することにより、中間レベル値の符号量を削減
することができる。
【0036】また、2値化手段2のしきい値を、画素値
の透過度100%としたが、100%でない所定の値に設
定することができる。この場合、勾配計算手段6によ
り、そのしきい値に対する勾配が算出され、その代表値
である勾配値7が出力される。
【0037】また、2値符号化手段4での符号化は、M
R符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェーン符
号化又はブロックパターン符号化でもよい。要するに、
2値を効率よく符号化できる2値符号化方法であればよ
い。
【0038】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0039】図5は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第5の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、2値信号3を出力信号
とする2値化手段2が、前記2値信号3を入力信号と
し、符号化信号5を出力信号とする2値符号化手段4に
接続されている。また、前記多値信号1を入力信号と
し、しきい値7を出力信号とする頻度分布計算手段6
が、前記多値信号1と前記しきい値7を入力信号とし、
2値信号9を出力信号とする2値化手段8に接続されて
いる。その2値化手段8は、前記2値信号9を入力信号
とし、符号化信号11を出力信号とする2値符号化手段
10に接続されている。
【0040】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0041】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。前記多値信号1が2値化手段2に入力されると、そ
の2値化手段2のしきい値により2値化され、2値信号
3が出力される。すなわち、前記多値信号1の透過度
が、100%の時は0とされ、100%より小さいときは
1となるように2値化される。前記2値信号3が2値符
号化手段4に入力されると、MR符号化により符号化さ
れ、符号化信号5が出力される。また、前記多値信号1
が頻度分布計算手段6に入力されると、前記多値信号1
の画素値の透過度の頻度分布が計算され、その透過度の
中間レベル値の分布割合が算出される。そして、その透
過度の中間レベル値の分布割合が所定のしきい値と比較
され、その比較結果により2値化手段8のしきい値7
(その値をk%とする。)が出力される。前記2値化手
段8は、前記しきい値7により2値化を行う。すなわ
ち、前記多値信号1が、k%の時は0とされ、k%より大
きいときは1となるように2値化され、2値信号9が出
力される。前記2値信号9が2値符号化手段10に入力
されると、MRの符号化により符号化され、符号化信号
11が出力される。
【0042】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、第1の符号化では、透過度が100
%またはそれ以外の場合の符号化が行われ、第2の符号
化では、その透過度の中間レベル値の分布割合により算
出された値をしきい値として2値化された信号の符号化
が行なわれる。
【0043】なお、2値符号化手段4と2値符号化手段
10での符号化は、MR符号化としたが、必ずしもこれ
に限らず、チェーン符号化又はブロックパターン符号化
でもよい。要するに、2値を効率よく符号化できる2値
符号化方法であればよい。
【0044】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0045】図6は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第6の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、2値化信号3を出力信
号とする2値化手段2は、前記2値信号3を入力信号と
し、符号化信号5を出力信号とする2値符号化手段4
と、前記2値信号3を入力信号とし、逆2値化信号7を
出力信号とする多値化手段6とに接続されている。その
多値化手段6は、前記多値信号1と前記逆2値化符号と
を入力信号とし、差分信号9を出力信号とする差分計算
手段9に接続されている。その差分計算手段9は、前記
差分信号9を入力信号とし、符号化信号11を出力信号
とする多値符号化手段10に接続されている。
【0046】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0047】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。前記多値信号1が2値化手段2に入力されると、そ
の2値化手段2の所定のしきい値と比較されて2値化さ
れる。すなわち、多値信号1が、そのしきい値の時は0
とされ、そのしきい値より小さいときは1となるように
2値化され、2値信号3が出力される。その2値化信号
3が2値符号化手段4に入力されると、MR符号化によ
り2値符号化され、符号化信号5が出力される。また、
前記2値信号3が多値化手段6に入力されると、多値化
されて逆2値化信号7が出力される。その逆2値化信号
7と前記多値信号1とが差分計算手段8に入力される
と、その差が差分信号9として出力される。その差分信
号9が多値符号化手段10に入力されると、直交変換と
エントロピー符号化とを組み合わせた符号化により多値
符号化され、符号化信号11が出力される。
【0048】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、第1の符号化では、透過度が100
%またはそれ以外の場合の符号化が行われ、第2の符号
化では、透過度が100%またはそれ以外の場合の2値
信号と、透過度の中間レベル値を表す多値信号との差分
信号に対して符号化が行われる。
【0049】なお、2値符号化手段4の符号化は、MR
符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェーン符号
化又はブロックパターン符号化でもよい。要するに、2
値を効率よく符号化できる2値符号化方法であればよ
い。
【0050】また、多値符号化手段10の符号化は、直
交変換とエントロピー符号化とを組み合わせた符号化と
したが、必ずしもこれに限らず、Wavelet変換符
号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号化できる
多値符号化方法であればよい。
【0051】また、差分計算手段8は、逆2値化信号7
を用いて差分を計算したが、2値化手段2のしきい値を
基準にして差分を求めてもよい。
【0052】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0053】図7は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第7の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号1を入力信号とし、基準値3を出力信号と
する頻度分布計算手段2は、前記多値信号1と前記基準
値3を入力信号とし、2値信号5を出力信号とする2値
化手段4に接続されている。その2値化手段4は、前記
2値信号5を入力信号とし、符号化信号7を出力信号と
する符号化手段6と、前記2値信号5を入力信号とし、
逆2値化信号9を出力信号とする多値符号化手段8とに
接続されている。前記多値符号化手段8は、前記多値信
号1と前記逆2値化信号9とを入力信号とし、差分信号
11を出力信号とする差分計算手段10とに接続されて
いる。その差分計算手段10は、前記差分信号11を入
力信号とし、符号化信号13を出力信号とする多値符号
化手段12に接続されている。
【0054】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0055】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、中間レ
ベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布からな
る。前記多値信号1が頻度分布計算手段2に入力される
と、画像信号の画素値の透過度の頻度分布が計算され、
3番目に多い透過度の頻度分布により基準値3が出力さ
れる。前記基準値3が2値化手段4に入力されると、も
う一方の入力信号である多値信号1が、前記基準値3に
より2値化される。すなわち、前記多値信号1が、前記
基準値3の時は0とされ、前記基準値3より小さいとき
は1となるように2値化され、2値信号5が出力され
る。その2値化信号5が2値符号化手段6に入力される
と、MR符号化により2値符号化され、符号化信号7が
出力される。また、前記2値信号5が多値符号化手段8
に入力されると、多値化されて逆2値化信号9が出力さ
れる。その逆2値化信号9と前記多値信号1が差分計算
手段10に入力されると、その差分が計算されて、差分
信号11が出力される。その差分信号11が符号化手段
12に入力されると、直交変換とエントロピー符号化と
を組み合わせた符号化により多値符号化され、符号化信
号13が出力される。
【0056】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、透過度が100%またはそれ以外の
場合に対する第1の符号化では、透過度の中間レベル値
の3番目に大きい頻度分布の値に基づいたしきい値で2
値化された2値信号に対して符号化が行われ、透過度の
中間レベル値に対する第2の符号化では、前記2値信号
と透過度の中間レベル値を表す多値信号との差分に対し
て符号化が行われる。
【0057】なお、2値符号化手段6の符号化は、MR
符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェーン符号
化又はブロックパターン符号化でもよい。要するに、2
値を効率よく符号化できる多値符号化方法であればよ
い。
【0058】また、多値符号化手段12の符号化は、直
交変換とエントロピー符号化とを組み合わせた符号化と
したが、必ずしもこれに限らず、Wavelet変換符
号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号化できる
多値符号化方法であればよい。
【0059】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0060】図8は、請求項2の本発明の多値符号化方
法にかかる第8の実施例のブロック図である。多値信号
1を入力信号とし、2値信号3を出力信号とする2値化
手段2は、前記2値信号3を入力信号とし、符号化信号
5を出力信号とする2値符号化手段4と、前記2値信号
を入力信号とし、非透過信号7と非透過領域8とを出力
信号とする領域抽出手段6とに接続されている。その領
域抽出手段6は、前記非透過信号7を入力信号とし、逆
2値化画素信号10を出力信号とする多値化手段9に接
続されている。その多値化手段9は、前記多値信号1と
前記逆2値化画素信号10とを入力信号とし、差分信号
12を出力信号とする差分計算手段11に接続されてい
る。その差分計算手段11は、前記差分信号12を入力
信号とし、多値信号14を出力信号とする多値化手段1
3に接続されている。その多値化手段13は、前記多値
信号14を入力信号とし、符号化信号16を出力信号と
する領域内多値符号化手段15に接続されている。
【0061】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0062】多値信号1は、画像信号から得られる画素
値の透過度を表す信号であって、その透過度は、0%と
100%と分布割合が少なくない中間レベル値の分布か
らなる。前記多値信号1が2値化手段2に入力される
と、その2値化手段2のしきい値と比較されることによ
り2値化され、その2値化手段2から2値信号3が出力
される。すなわち、前記多値信号1の透過度が、100
%の時は0とされ、100%より小さいときは1となるよ
うに2値化される。そして、前記2値信号3が、2値符
号化手段4に入力されると、MR符号化により2値符号
化され、その2値符号化手段から符号化信号5が出力さ
れる。また、前記2値信号3が領域抽出手段6に入力さ
れると、透過度が100%でない画素領域が抽出されて
非透過領域8として出力され、また、その透過度の画素
値信号が非透過信号7として出力される。その非透過信
号7が多値化手段9に入力されると、多値信号に変換さ
れて逆2値化画素信号10が出力される。前記多値信号
1と前記逆2値化画素信号10とが差分計算手段11に
入力されると、その2つの信号の差分か算出されて差分
信号12が出力される。その差分信号12が多値化手段
13に入力されると、その多値化手段13のしきい値と
比較されることにより多値化され、その多値化手段13
から多値信号14が出力される。その多値信号14が領
域内多値符号化手段15に入力されると、直交変換とエ
ントロピー符号化とを組み合わせた符号化により多値符
号化されて符号化信号16が出力される。
【0063】すなわち、本実施例は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度を多値信号とする場合の多値信号符
号化方法であって、第1の符号化では、透過度が100
%とそれ以外の場合の符号化が行われ、第2の符号化で
は、透過度が100%以外の領域のみが抽出されて出力
され、その領域中での中間レベル値の部分と透過度0%
の部分について差分を計算して符号化が行われる。
【0064】なお、領域内多値符号化手段は、第2のし
きい値を用いた2値化を行った後、領域内2値符号化を
行ってもよい。
【0065】また、2値符号化手段4の符号化は、MR
符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェーン符号
化又はブロックパターン符号化でもよい。要するに、2
値を効率よく符号化できる多値符号化方法であればよ
い。
【0066】また、多値符号化手段15での符号化方法
は、直交変換とエントロピー符号化を組み合わせた符号
化としたが、必ずしもこれに限らず、Wavelet変
換符号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号化す
ることができる多値符号化方法であればよい。
【0067】また、符号化すべき画素であるかどうかの
決定手段として、画素値の透過度を用いたが、必ずしも
これに限らず、画素値の透過度の情報が重畳された輝度
であってもよい。要するに、画素値の透過状態の情報が
含まれていればよい。
【0068】図9は、請求項3の本発明の多値復号化方
法にかかる第1の実施例のブロック図である。すなわ
ち、符号化信号1を入力信号とし、2値符号化信号3と
付加情報符号化信号とを出力信号とする符号化信号分離
手段2は、前記2値符号化信号3を入力信号とし、2値
画素信号5を出力信号とする2値信号復号化手段4と、
前記付加情報符号化信号8を入力信号とし、復号化すべ
き付加情報符号化信号10を出力信号とする付加情報選
択手段9とに接続されている。前記符号化信号分離手段
2は、前記2値符号化信号3を入力信号とし、2値画素
信号5を出力信号とする2値信号復号化手段4に接続さ
れている。その2値信号復号化手段4は、前記2値画素
信号5を入力信号とし、逆2値化画素信号7を出力信号
とする多値化手段6に接続されている。また、前記付加
情報選択手段9は、前記復号化すべき付加情報符号化信
号10を入力信号とし、多値画素信号12を出力信号と
する付加情報復号化手段11に接続されている。そし
て、前記多値化手段6と前記付加情報復号化手段11
は、前記逆2値化画素信号7と前記多値画素信号12を
入力信号とし、多値信号14を出力信号とする多値信号
合成手段13に接続されている。
【0069】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0070】符号化信号1は、画像信号から得られる画
素値の透過度が0%または100%の場合の透過度が符号
化された符号と、その透過度の中間レベル値が符号化さ
れた符号とが統合された符号化信号である。前記符号化
信号1が符号化信号分離手段2に入力されると、画像信
号から得られる画素値の透過度が0%または100%に対
応する2値符号化信号3と、その透過度の中間レベル値
に対応する付加情報符号化信号8とに分離される。前記
2値符号化信号3が2値信号復号化手段4に入力される
と、2値信号に復号化されて、2値画素信号5が出力さ
れる。その2値画素信号5が多値化手段6に入力される
と、2値信号である前記2値画素信号5が多値変換され
て、逆2値化画素信号7が出力される。また、前記付加
情報符号化信号8が付加情報選択手段9に入力される
と、前記付加情報符号化信号8が前記透過度の中間レベ
ル値の符号を含んでいる場合に限り、復号化すべき付加
情報符号化信号10が出力される。その復号化すべき付
加情報符号化信号10が付加情報復号化手段11に入力
されると、復号化されて多値画素信号12が出力され
る。その多値画素信号12と前記逆2値化画素信号7と
が多値信号合成手段13に入力されると、その2つの信
号が合成されて多値信号14が出力される。
【0071】すなわち、本実施例は、第1の復号化で
は、画像信号から得られる画素値の透過度が100%ま
たはそれ以外の場合の2値符号化信号の復号化が行わ
れ、第2の復号化では、透過度の中間レベル値の符号化
信号の復号化が行われ、これらの復号化された信号が重
ね合わされることにより、透過度の多値信号を復号化す
ることができる方法である。
【0072】図10は、請求項3の本発明の多値復号化
方法にかかる第2の実施例のブロック図である。すなわ
ち、符号化信号1を入力信号とし、2値符号化信号3と
勾配値8を出力信号とする符号化信号分離手段2は、前
記2値符号化信号3を入力信号とし、2値信号5を出力
信号とする2値信号復号化手段4と、前記勾配値8を入
力信号とし、多値画素値10を出力信号とする多値信号
復号化手段9とに接続されている。前記2値信号復号化
手段4は、前記2値信号5を入力信号とし、2値画素信
号7を出力信号とする画素値変換手段6に接続されてい
る。その画素値変換手段6は、前記2値画素信号7を入
力信号とし、逆2値化画素信号12を出力信号とする多
値化手段11に接続されている。前記多値化手段11と
前記多値信号復号化手段9とは、前記逆2値化画素信号
12と前記多値画素信号10とを入力信号とし、多値信
号14を出力信号とする合成手段13に接続されてい
る。
【0073】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0074】符号化信号1は、図4で示した符号化信号
5と符号化信号9とが統合された符号化信号である。前
記符号化信号1が符号化信号分離手段2に入力される
と、2値符号化信号3と勾配値8とに分離される。前記
2値符号化信号3が2値信号復号化手段4に入力される
と、2値信号に復号化され2値信号5が出力される。そ
の2値信号5が、画素値変換手段6に入力されると、0
の時は透過度100%、1の場合は所定の値が代入され
て2値画素信号7が出力される。また、前記勾配値8
が、多値信号復号化手段9に入力されると、勾配値8に
基づき0から外挿補間が行われ、多値画面信号10が出
力される。
【0075】すなわち、本実施例は、前記図4の符号化
方法により符号化された符号化信号を復号化する多値信
号復号化方法であって、第1の復号化では、画像信号か
ら得られる画素値の透過度が100%またはそれ以外の
場合の2値符号化信号の復号化が行われ、第2の復号化
では、透過度の中間レベル値が勾配値として近似された
信号の復号化が行われ、これらの復号化された信号が重
ね合わされることにより、透過度の多値信号を復号化す
ることができる方法である。
【0076】なお、図4の2値化手段2のしきい値が0
でない所定の値に設定されたとき、画素値変換手段6
は、2値信号5が0の場合は100%、1の場合は所定
の最大値を代入する。また、多値信号復号化手段9は、
勾配値8に基づき所定の中間レベル値外挿補間を行う。
【0077】図11は、請求項3の本発明の多値復号化
方法にかかる第3の実施例のブロック図である。すなわ
ち、符号化信号1を入力信号とし、2値符号化信号3と
2値符号化信号5とを出力信号とする符号化信号分離手
段2は、前記2値符号化信号3を入力信号とし、2値信
号7を出力信号とする復号化手段4と、前記2値符号化
信号5を入力信号とし、2値信号8を出力信号とする復
号化手段6とに接続されている。前記復号化手段4と前
記復号化手段6とは、前記2値信号7と前記2値信号8
とを入力信号とし、2値信号10を出力信号とする排他
論理和計算手段9と、前記2値信号7と前記2値信号8
とを入力信号とし、2値信号14を出力信号とする2値
信号選択手段13とに接続されている。前記排他的論理
和計算手段9は、前記2値信号10を入力信号とし、変
換信号12を出力信号とする画素値変換手段11に接続
されている。また、前記2値信号選択手段13は、前記
2値信号14を入力信号とし、変換信号16を出力信号
とする画素値変換手段15に接続されている。そして、
前記画素値変換手段11と前記画素値変換手段15と
は、前記変換信号12と前記変換信号16とを入力信号
とし、多値信号18を出力信号とする多値信号復号化手
段17に接続されている。
【0078】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0079】符号化信号1は、図5で示した符号化信号
5と符号化信号11とが統合された符号化信号である。
前記符号化信号1が符号化信号分離手段2に入力される
と、2値符号化信号3と2値符号化信号5とに分離され
る。前記2値符号化信号3が復号化手段4に入力される
と、2値信号に復号化され、2値信号7が出力される。
前記2値符号化信号5が復号化手段6に入力されると、
2値信号に復号化され、2値信号8が出力される。前記
2値信号7と前記2値信号8は、排他的論理和計算手段
9に入力され、その2つの入力値から排他的論理和が算
出されて、2値信号10が出力される。その2値信号1
0は、画素値変換手段11に入力され、0には透過度1
00%、1にはその中間レベル値を代入して、変換信号
12が出力される。また、前記2値信号7と前記2値信
号8が2値信号選択手段13に入力されると、その2つ
の入力値のうち1の占める割合の少ない方が、2値信号
14として出力される。その2値信号14は、画素値変
換手段15に入力され、0には透過度100%、1には
最大値を代入して、変換信号16が出力される。前記変
換信号12と前記変換信号16が多値信号復号化手段1
7に入力されると、その2つの入力値の和が計算され
て、多値信号18が出力される。
【0080】すなわち、本実施例は、前記図5の符号化
方法により符号化された符号化信号を復号化する多値信
号復号化方法であって、第1の復号化では、画像信号か
ら得られる画素値の透過度が100%またはそれ以外の
場合の2値符号化信号の復号化が行われ、第2の復号化
では、透過度の中間レベル値の頻度分布に基づいたしき
い値により2値化されて符号化された信号の復号化が行
われ、これらの復号化された信号が重ね合わされること
により、透過度の多値信号を復号化することができる方
法である。
【0081】図12は、請求項3の本発明の多値復号化
方法にかかる第4の実施例のブロック図である。すなわ
ち、2値符号化信号1を入力信号とし、2値復号化信号
3を出力信号とする復号化手段2は、前記2値符号化信
号3を入力信号とし、逆2値化信号5を出力信号とする
多値化手段4に接続されている。その多値化手段4と、
差分符号化信号8を入力信号とし、差分復号化信号10
を出力信号とする復号化手段9とが、前記逆2値化信号
5と前記差分復号化信号10とを入力信号とし、多値信
号7を出力信号とする差分加算手段6に接続されてい
る。
【0082】次に、上記実施例の動作について説明す
る。2値符号化信号1が復号化手段2に入力されると、
2値信号に復号化されて、2値復号化信号3が出力され
る。その2値復号化信号3が多値化手段4に入力される
と、多値信号に変換されて逆2値化信号5が出力され
る。差分符号化信号8が復号化手段9に入力されると、
多値信号に復号化されて差分復号化信号8が出力され
る。前記逆2値化信号5と前記差分復号化信号10とが
差分加算手段6に入力されると、その2つの信号が加算
されて多値信号7が出力される。
【0083】すなわち、本実施例は、前記図6の符号化
方法により符号化された符号化信号を復号化する多値信
号復号化方法であって、第1の復号化では、画像信号か
ら得られる画素値の透過度が100%またはそれ以外の
場合の2値符号化信号の復号化あ行われ、第2の復号化
では、透過度の中間レベル値の信号と透過度が100%
またはそれ以外の場合の2値信号との差分信号が符号化
された信号の復号化が行われ、これらの復号化された信
号が重ね合わされることにより、透過度の多値信号を復
号化することができる方法である。
【0084】
【発明の効果】以上述べたことから明らかなように請求
項1記載の本発明は、符号化すべき多値信号について、
所定値に基づく2値符号化方法で符号化を行い、所定基
準に基づいて、前記多値信号を多値で符号化すべきかど
うかを判定し、多値で符号化すべき場合は、所定の多値
符号化方法で符号化し、多値で符号化すべきでない場合
は、多値符号化を省略することにより、符号化効率を向
上させることができる長所を有する。
【0085】また、請求項3記載の本発明は、請求項1
記載の多値信号符号化方法により符号化された信号につ
いて、前記所定値に基づく2値符号化方法で符号化され
た符号に対して復号化された信号に、前記所定の多値符
号化方法で符号化された符号に対して復号化された信号
を加えることにより、多値信号符号化された符号の復号
を行うことにより、前記所定の多値符号化方法で符号化
された符号がなければ、その復号化を省略することによ
り、復号化効率を向上させることができる長所を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
1の実施例のブロック図
【図2】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
2の実施例のブロック図
【図3】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
3の実施例のブロック図
【図4】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
4の実施例のブロック図
【図5】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
5の実施例のブロック図
【図6】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
6の実施例のブロック図
【図7】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
7の実施例のブロック図
【図8】請求項2の本発明の多値符号化方法にかかる第
8の実施例のブロック図
【図9】請求項3の本発明の多値復号化方法にかかる第
1の実施例のブロック図
【図10】請求項3の本発明の多値復号化方法にかかる
第2の実施例のブロック図
【図11】請求項3の本発明の多値復号化方法にかかる
第3の実施例のブロック図
【図12】請求項3の本発明の多値復号化方法にかかる
第4の実施例のブロック図
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 図2は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第2の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号2−1を入力信号とし、2値信号2−3を
出力とする2値化手段2−2が、前記2値信号2−3を
入力信号とし、チェーン化データ列2−5を出力信号と
するチェーン化手段2−4と、前記2値信号2−3を入
力信号とし、ブロックパターン2−9を出力信号とする
ブロック化手段2−8とに接続されている。前記チェー
ン化手段2−4は、前記チェーン化データ列2−5を入
力信号とし、チェーン符号化信号2−7を出力信号とす
るチェーン符号化手段2−6に接続されている。また、
前記ブロック化手段2−8は、前記ブロックパターン
9を入力信号とし、ブロックパターン番号2−11を
出力信号とするブロックパターン照合手段2−10に接
続されている。そのブロックパターン照合手段2−10
は、前記ブロックパターン番号2−11を入力信号と
し、ブロックパターン符号化信号2−13を出力信号と
するブロックパターン符号化手段2−12に接続され
る。そして、前記チェーン符号化手段2−6と前記ブロ
ックパターン符号化手段2−12は、前記チェーン符号
化信号2−7と前記ブロックパターン符号化信号2−
3とを入力信号とし、符号化信号2−15を出力信号と
する符号化信号選択手段2−14に接続されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 多値信号2−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
中間レベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布
からなる。前記多値信号2−1の透過度の中間レベル値
が無視できる場合、前記多値信号2−1は、2値化手段
2−2に入力され、その2値化手段2−2のしきい値と
比較されることにより2値化され、その2値化手段2−
2から2値信号2−3が出力される。すなわち、前記多
値信号2−1の透過度が、100%の時は0とされ、1
00%より小さいときは1となるように2値化される。
そして、その2値信号2−3がチェーン化手段2−4に
入力されると、境界に沿って境界画素が右にある場合
と、左にある場合と、前にある場合との3つの場合に区
別され、1列のデータ列に構成したチェーン化データ列
2−5が出力される。そのチェーン化データ2−5がチ
ェーン符号化手段2−6に入力されると、エントロピー
符号化により2値符号化され、チェーン符号化信号2−
7が出力される。また、前記2値信号2−3がブロック
化手段2−8に入力されると、ブロックに分割されて、
そのブロック化手段からブロックパターン2−9が出力
される。そのブロックパターン2−9がブロックパター
ン照合手段2−10に入力されると、ブロック毎に所定
のブロックパターンと差分比較され、差分が最小となる
ブロックパターン番号2−11が出力される。そのブロ
ックパターン番号2−11がブロックパターン符号化手
2−10に入力されると、エントロピー符号化により
2値符号化され、ブロックパターン符号化信号2−13
が出力される。前記チェーン符号化信号2−7と前記ブ
ロックパターン符号化信号2−13とが、符号化信号選
択手段2−14に入力されると、符号量の少ない方の符
号化信号が選択されて、符号化信号2−15が出力され
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 図3は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第3の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号3−1を入力信号とし、制御信号3−4を
出力信号とする頻度分布計算手段3−2が、前記多値信
3−1を入力信号とし、多値信号3−5と多値信号
8とを出力信号とする符号化選択手段3−3に接続さ
れている。その符号化選択手段3−3は、前記多値信号
3−5を入力信号とし、符号化信号3−7を出力信号と
する多値符号化手段3−6と、前記多値信号3−8を入
力信号とし、2値信号3−10を出力信号とする2値化
手段3−9に接続されている。その2値化手段3−
は、前記2値信号3−10を入力信号とし、符号化信号
3−12を出力信号とする2値符号化手段3−11に接
続されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 多値信号3−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
中間レベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布
からなる。前記多値信号3−1が頻度分布計算手段3−
2に入力されると、前記多値信号3−1から透過度の頻
度分布が計算され、透過度の中間レベル値の分布割合が
算出される。その透過度の中間レベル値の分布割合が所
定のしきい値と比較され、その比較結果により制御信号
3−4が出力される。そして、前記制御信号3−4が符
号化選択手段3−3に入力されると、前記制御信号3−
4により、別に入力された前記多値信号3−1の出力先
が切り換えられる。すなわち、前記透過度の中間レベル
値の分布割合が前記しきい値より大きい場合、多値信号
3−1は多値信号3−5に出力され、また、前記透過度
の中間レベル値の分布割合が前記しきい値より小さい場
合、多値信号3−1は多値信号3−8に出力される。前
記多値信号3−5が多値符号化手段3−6に入力される
と、直交変換とエントロピー符号化とを組み合わせた符
号化により多値符号化されて、多値符号化手段3−6か
ら符号化信号3−7が出力される。また、前記多値信号
3−8が2値化手段3−9に入力されると、そのしきい
値により2値化され、その2値化手段3−9から2値信
3−10が出力される。すなわち、前記多値信号3−
8の透過度が、100%の時は0とされ、100%より小
さいときは1となるように2値化される。その2値信号
3−10が2値符号化手段3−11に入力されると、M
R符号化により2値符号化され、その2値符号化手段
11から符号化信号3−12が出力される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 なお、多値符号化手段3−6での符号化
方法は、直交変換とエントロピー符号化を組み合わせた
符号化としたが、必ずしもこれに限らず、Wavele
t変換符号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号
化することができる多値符号化方法であればよい。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 また、2値符号化手段3−11での符号
化は、MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チ
ェーン符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要
するに、2値を効率よく符号化できる2値符号化方法で
あればよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 図4は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第4の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号4−1を入力信号とし、2値信号4−3を
出力信号とする2値化手段4−2が、前記2値信号4−
3を入力信号とし、符号化信号4−5を出力信号とする
2値符号化手段4−4に接続されている。また、これと
並列に前記多値信号4−1を入力信号とし、勾配値4−
7を出力信号とする勾配計算手段4−6がある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 多値信号4−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
中間レベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布
からなる。前記多値信号4−1が2値化手段4−2に入
力されると、その2値化手段4−2のしきい値により2
値化され、その2値化手段4−2から2値信号4−3が
出力される。すなわち、前記多値信号4−1の透過度
が、100%の時は0とされ、100%より小さいときは
1となるように2値化される。前記2値信号4−3が2
値符号化手段4−4に入力されると、MR符号化により
符号化され、符号化信号4−5が出力される。また、前
記多値信号4−1が勾配計算手段4−6に入力される
と、前記多値信号4−1から得られる画素値の透過度か
ら、その最大値とゼロ値との中間レベル値部分の勾配が
算出され、その代表値である勾配値4−7が出力され
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】 また、2値化手段4−2のしきい値を、
画素値の透過度100%としたが、100%でない所定の
値に設定することができる。この場合、勾配計算手段
6により、そのしきい値に対する勾配が算出され、そ
の代表値である勾配値4−7が出力される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 また、2値符号化手段4−4での符号化
は、MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェ
ーン符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要す
るに、2値を効率よく符号化できる2値符号化方法であ
ればよい。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】 図5は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第5の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号5−1を入力信号とし、2値信号5−3を
出力信号とする2値化手段5−2が、前記2値信号5−
3を入力信号とし、符号化信号5−5を出力信号とする
2値符号化手段5−4に接続されている。また、前記多
値信号5−1を入力信号とし、しきい値5−7を出力信
号とする頻度分布計算手段5−6が、前記多値信号5−
1と前記しきい値5−7を入力信号とし、2値信号5−
9を出力信号とする2値化手段5−8に接続されてい
る。その2値化手段5−8は、前記2値信号5−9を入
力信号とし、符号化信号5−11を出力信号とする2値
符号化手段5−10に接続されている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】 多値信号5−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
中間レベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布
からなる。前記多値信号5−1が2値化手段5−2に入
力されると、その2値化手段5−2のしきい値により2
値化され、2値信号5−3が出力される。すなわち、前
記多値信号5−1の透過度が、100%の時は0とさ
れ、100%より小さいときは1となるように2値化さ
れる。前記2値信号5−3が2値符号化手段5−4に入
力されると、MR符号化により符号化され、符号化信号
5−5が出力される。また、前記多値信号5−1が頻度
分布計算手段5−6に入力されると、前記多値信号5−
1の画素値の透過度の頻度分布が計算され、その透過度
の中間レベル値の分布割合が算出される。そして、その
透過度の中間レベル値の分布割合が所定のしきい値と比
較され、その比較結果により2値化手段5−8のしきい
5−7(その値をk%とする。)が出力される。前記
2値化手段5−8は、前記しきい値5−7により2値化
を行う。すなわち、前記多値信号5−1が、k%の時は
0とされ、k%より大きいときは1となるように2値化
され、2値信号5−9が出力される。前記2値信号5−
9が2値符号化手段5−10に入力されると、MRの符
号化により符号化され、符号化信号5−11が出力され
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】 なお、2値符号化手段5−4と2値符号
化手段5−10での符号化は、MR符号化としたが、必
ずしもこれに限らず、チェーン符号化又はブロックパタ
ーン符号化でもよい。要するに、2値を効率よく符号化
できる2値符号化方法であればよい。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】 図6は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第6の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号6−1を入力信号とし、2値化信号6−
を出力信号とする2値化手段6−2は、前記2値信号
3を入力信号とし、符号化信号6−5を出力信号とす
る2値符号化手段6−4と、前記2値信号6−3を入力
信号とし、逆2値化信号6−7を出力信号とする多値化
手段6−6とに接続されている。その多値化手段6−
は、前記多値信号6−1と前記逆2値化符号とを入力信
号とし、差分信号6−9を出力信号とする差分計算手段
6−9に接続されている。その差分計算手段6−9は、
前記差分信号6−9を入力信号とし、符号化信号6−
1を出力信号とする多値符号化手段6−10に接続され
ている。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】 多値信号6−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
中間レベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布
からなる。前記多値信号6−1が2値化手段6−2に入
力されると、その2値化手段6−2の所定のしきい値と
比較されて2値化される。すなわち、多値信号6−
が、そのしきい値の時は0とされ、そのしきい値より小
さいときは1となるように2値化され、2値信号6−
が出力される。その2値化信号6−3が2値符号化手段
6−4に入力されると、MR符号化により2値符号化さ
れ、符号化信号6−5が出力される。また、前記2値信
6−3が多値化手段6−6に入力されると、多値化さ
れて逆2値化信号6−7が出力される。その逆2値化信
6−7と前記多値信号6−1とが差分計算手段6−
に入力されると、その差が差分信号6−9として出力さ
れる。その差分信号6−9が多値符号化手段6−10に
入力されると、直交変換とエントロピー符号化とを組み
合わせた符号化により多値符号化され、符号化信号6−
11が出力される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】 なお、2値符号化手段6−4の符号化
は、MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェ
ーン符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要す
るに、2値を効率よく符号化できる2値符号化方法であ
ればよい。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】 また、多値符号化手段6−10の符号化
は、直交変換とエントロピー符号化とを組み合わせた符
号化としたが、必ずしもこれに限らず、Wavelet
変換符号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号化
できる多値符号化方法であればよい。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】 また、差分計算手段6−8は、逆2値化
信号6−7を用いて差分を計算したが、2値化手段6−
2のしきい値を基準にして差分を求めてもよい。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】 図7は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第7の実施例のブロック図である。すなわ
ち、多値信号7−1を入力信号とし、基準値7−3を出
力信号とする頻度分布計算手段7−2は、前記多値信号
7−1と前記基準値7−3を入力信号とし、2値信号
5を出力信号とする2値化手段7−4に接続されてい
る。その2値化手段7−4は、前記2値信号7−5を入
力信号とし、符号化信号7−7を出力信号とする符号化
手段7−6と、前記2値信号7−5を入力信号とし、逆
2値化信号7−9を出力信号とする多値符号化手段7−
8とに接続されている。前記多値符号化手段7−8は、
前記多値信号7−1と前記逆2値化信号7−9とを入力
信号とし、差分信号7−11を出力信号とする差分計算
手段7−10とに接続されている。その差分計算手段
10は、前記差分信号7−11を入力信号とし、符号
化信号7−13を出力信号とする多値符号化手段7−
2に接続されている。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】 多値信号7−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
中間レベル値の少ない、ほとんどが0%か100%の分布
からなる。前記多値信号7−1が頻度分布計算手段7−
2に入力されると、画像信号の画素値の透過度の頻度分
布が計算され、3番目に多い透過度の頻度分布により基
準値7−3が出力される。前記基準値7−3が2値化手
7−4に入力されると、もう一方の入力信号である多
値信号7−1が、前記基準値7−3により2値化され
る。すなわち、前記多値信号7−1が、前記基準値7−
3の時は0とされ、前記基準値7−3より小さいときは
1となるように2値化され、2値信号7−5が出力され
る。その2値化信号7−5が2値符号化手段7−6に入
力されると、MR符号化により2値符号化され、符号化
信号7−7が出力される。また、前記2値信号7−5が
多値符号化手段7−8に入力されると、多値化されて逆
2値化信号7−9が出力される。その逆2値化信号7−
9と前記多値信号7−1が差分計算手段7−10に入力
されると、その差分が計算されて、差分信号7−11が
出力される。その差分信号7−11が符号化手段7−
2に入力されると、直交変換とエントロピー符号化とを
組み合わせた符号化により多値符号化され、符号化信号
7−13が出力される。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】 なお、2値符号化手段7−6の符号化
は、MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェ
ーン符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要す
るに、2値を効率よく符号化できる多値符号化方法であ
ればよい。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】 また、多値符号化手段7−12の符号化
は、直交変換とエントロピー符号化とを組み合わせた符
号化としたが、必ずしもこれに限らず、Wavelet
変換符号化でもよい。要するに、多値を効率よく符号化
できる多値符号化方法であればよい。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】 図8は、請求項2の本発明の多値符号化
方法にかかる第8の実施例のブロック図である。多値信
8−1を入力信号とし、2値信号8−3を出力信号と
する2値化手段8−2は、前記2値信号8−3を入力信
号とし、符号化信号8−5を出力信号とする2値符号化
手段8−4と、前記2値信号を入力信号とし、非透過信
8−7と非透過領域8−8とを出力信号とする領域抽
出手段8−6とに接続されている。その領域抽出手段
6は、前記非透過信号8−7を入力信号とし、逆2値
化画素信号8−10を出力信号とする多値化手段8−
に接続されている。その多値化手段8−9は、前記多値
信号8−1と前記逆2値化画素信号8−10とを入力信
号とし、差分信号8−12を出力信号とする差分計算手
8−11に接続されている。その差分計算手段8−
1は、前記差分信号8−12を入力信号とし、多値信号
8−14を出力信号とする多値化手段8−13に接続さ
れている。その多値化手段8−13は、前記多値信号
14を入力信号とし、符号化信号8−16を出力信号
とする領域内多値符号化手段8−15に接続されてい
る。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0062
【補正方法】変更
【補正内容】
【0062】 多値信号8−1は、画像信号から得られ
る画素値の透過度を表す信号であって、その透過度は、
0%と100%と分布割合が少なくない中間レベル値の分
布からなる。前記多値信号8−1が2値化手段8−2に
入力されると、その2値化手段8−2のしきい値と比較
されることにより2値化され、その2値化手段8−2か
ら2値信号8−3が出力される。すなわち、前記多値信
8−1の透過度が、100%の時は0とされ、100%
より小さいときは1となるように2値化される。そし
て、前記2値信号8−3が、2値符号化手段8−4に入
力されると、MR符号化により2値符号化され、その2
値符号化手段から符号化信号8−5が出力される。ま
た、前記2値信号8−3が領域抽出手段8−6に入力さ
れると、透過度が100%でない画素領域が抽出されて
非透過領域8−8として出力され、また、その透過度の
画素値信号が非透過信号8−7として出力される。その
非透過信号8−7が多値化手段8−9に入力されると、
多値信号に変換されて逆2値化画素信号8−10が出力
される。前記多値信号8−1と前記逆2値化画素信号
10とが差分計算手段8−11に入力されると、その
2つの信号の差分か算出されて差分信号8−12が出力
される。その差分信号8−12が多値化手段8−13に
入力されると、その多値化手段8−13のしきい値と比
較されることにより多値化され、その多値化手段8−
3から多値信号8−14が出力される。その多値信号
14が領域内多値符号化手段8−15に入力される
と、直交変換とエントロピー符号化とを組み合わせた符
号化により多値符号化されて符号化信号8−16が出力
される。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】 また、2値符号化手段8−4の符号化
は、MR符号化としたが、必ずしもこれに限らず、チェ
ーン符号化又はブロックパターン符号化でもよい。要す
るに、2値を効率よく符号化できる多値符号化方法であ
ればよい。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】 また、多値符号化手段8−15での符号
化方法は、直交変換とエントロピー符号化を組み合わせ
た符号化としたが、必ずしもこれに限らず、Wavel
et変換符号化でもよい。要するに、多値を効率よく符
号化することができる多値符号化方法であればよい。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】 図9は、請求項3の本発明の多値復号化
方法にかかる第1の実施例のブロック図である。すなわ
ち、符号化信号9−1を入力信号とし、2値符号化信号
9−3と付加情報符号化信号とを出力信号とする符号化
信号分離手段9−2は、前記2値符号化信号9−3を入
力信号とし、2値画素信号9−5を出力信号とする2値
信号復号化手段9−4と、前記付加情報符号化信号9−
8を入力信号とし、復号化すべき付加情報符号化信号
10を出力信号とする付加情報選択手段9−9とに接
続されている。前記符号化信号分離手段9−2は、前記
2値符号化信号9−3を入力信号とし、2値画素信号
5を出力信号とする2値信号復号化手段9−4に接続
されている。その2値信号復号化手段9−4は、前記2
値画素信号9−5を入力信号とし、逆2値化画素信号
7を出力信号とする多値化手段9−6に接続されてい
る。また、前記付加情報選択手段9−9は、前記復号化
すべき付加情報符号化信号9−10を入力信号とし、多
値画素信号9−12を出力信号とする付加情報復号化手
9−11に接続されている。そして、前記多値化手段
9−6と前記付加情報復号化手段9−11は、前記逆2
値化画素信号9−7と前記多値画素信号9−12を入力
信号とし、多値信号9−14を出力信号とする多値信号
合成手段9−13に接続されている。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】 符号化信号9−1は、画像信号から得ら
れる画素値の透過度が0%または100%の場合の透過度
が符号化された符号と、その透過度の中間レベル値が符
号化された符号とが統合された符号化信号である。前記
符号化信号9−1が符号化信号分離手段9−2に入力さ
れると、画像信号から得られる画素値の透過度が0%ま
たは100%に対応する2値符号化信号9−3と、その
透過度の中間レベル値に対応する付加情報符号化信号
8とに分離される。前記2値符号化信号9−3が2値
信号復号化手段9−4に入力されると、2値信号に復号
化されて、2値画素信号9−5が出力される。その2値
画素信号9−5が多値化手段9−6に入力されると、2
値信号である前記2値画素信号9−5が多値変換され
て、逆2値化画素信号9−7が出力される。また、前記
付加情報符号化信号9−8が付加情報選択手段9−9に
入力されると、前記付加情報符号化信号9−8が前記透
過度の中間レベル値の符号を含んでいる場合に限り、復
号化すべき付加情報符号化信号9−10が出力される。
その復号化すべき付加情報符号化信号9−10が付加情
報復号化手段9−11に入力されると、復号化されて多
値画素信号9−12が出力される。その多値画素信号
12と前記逆2値化画素信号9−7とが多値信号合成
手段9−13に入力されると、その2つの信号が合成さ
れて多値信号9−14が出力される。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】 図10は、請求項3の本発明の多値復号
化方法にかかる第2の実施例のブロック図である。すな
わち、符号化信号10−1を入力信号とし、2値符号化
信号10−3と勾配値10−8を出力信号とする符号化
信号分離手段10−2は、前記2値符号化信号10−
を入力信号とし、2値信号10−5を出力信号とする2
値信号復号化手段10−4と、前記勾配値10−8を入
力信号とし、多値画素値10−10を出力信号とする多
値信号復号化手段10−9とに接続されている。前記2
値信号復号化手段10−4は、前記2値信号10−5を
入力信号とし、2値画素信号10−7を出力信号とする
画素値変換手段10−6に接続されている。その画素値
変換手段10−6は、前記2値画素信号10−7を入力
信号とし、逆2値化画素信号10−12を出力信号とす
る多値化手段10−11に接続されている。前記多値化
手段10−11と前記多値信号復号化手段10−9と
は、前記逆2値化画素信号10−12と前記多値画素信
10−10とを入力信号とし、多値信号10−14を
出力信号とする合成手段10−13に接続されている。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】 符号化信号10−1は、図4で示した符
号化信号4−5と符号化信号4−9とが統合された符号
化信号である。前記符号化信号10−1が符号化信号分
離手段10−2に入力されると、2値符号化信号10−
3と勾配値10−8とに分離される。前記2値符号化信
10−3が2値信号復号化手段10−4に入力される
と、2値信号に復号化され2値信号10−5が出力され
る。その2値信号10−5が、画素値変換手段10−
に入力されると、0の時は透過度100%、1の場合は
所定の値が代入されて2値画素信号10−7が出力され
る。また、前記勾配値10−8が、多値信号復号化手段
10−9に入力されると、勾配値10−8に基づき0か
ら外挿補間が行われ、多値画面信号10−10が出力さ
れる。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】 なお、図4の2値化手段4−2のしきい
値が0でない所定の値に設定されたとき、画素値変換手
10−6は、2値信号10−5が0の場合は100
%、1の場合は所定の最大値を代入する。また、多値信
号復号化手段10−9は、勾配値10−8に基づき所定
の中間レベル値外挿補間を行う。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0077
【補正方法】変更
【補正内容】
【0077】 図11は、請求項3の本発明の多値復号
化方法にかかる第3の実施例のブロック図である。すな
わち、符号化信号11−1を入力信号とし、2値符号化
信号11−3と2値符号化信号11−5とを出力信号と
する符号化信号分離手段11−2は、前記2値符号化信
11−3を入力信号とし、2値信号11−7を出力信
号とする復号化手段11−4と、前記2値符号化信号
1−5を入力信号とし、2値信号11−8を出力信号と
する復号化手段11−6とに接続されている。前記復号
化手段11−4と前記復号化手段11−6とは、前記2
値信号11−7と前記2値信号11−8とを入力信号と
し、2値信号11−10を出力信号とする排他論理和計
算手段11−9と、前記2値信号11−7と前記2値信
11−8とを入力信号とし、2値信号11−14を出
力信号とする2値信号選択手段11−13とに接続され
ている。前記排他的論理和計算手段11−9は、前記2
値信号11−10を入力信号とし、変換信号11−12
を出力信号とする画素値変換手段11−11に接続され
ている。また、前記2値信号選択手段11−13は、前
記2値信号11−14を入力信号とし、変換信号11−
16を出力信号とする画素値変換手段11−15に接続
されている。そして、前記画素値変換手段11−11と
前記画素値変換手段11−15とは、前記変換信号11
12と前記変換信号11−16とを入力信号とし、多
値信号11−18を出力信号とする多値信号復号化手段
11−17に接続されている。
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】 符号化信号11−1は、図5で示した符
号化信号5−5と符号化信号5−11とが統合された符
号化信号である。前記符号化信号11−1が符号化信号
分離手段11−2に入力されると、2値符号化信号11
3と2値符号化信号11−5とに分離される。前記2
値符号化信号11−3が復号化手段11−4に入力され
ると、2値信号に復号化され、2値信号11−7が出力
される。前記2値符号化信号11−5が復号化手段11
6に入力されると、2値信号に復号化され、2値信号
11−8が出力される。前記2値信号11−7と前記2
値信号11−8は、排他的論理和計算手段11−9に入
力され、その2つの入力値から排他的論理和が算出され
て、2値信号11−10が出力される。その2値信号
1−10は、画素値変換手段11−11に入力され、0
には透過度100%、1にはその中間レベル値を代入し
て、変換信号11−12が出力される。また、前記2値
信号11−7と前記2値信号11−8が2値信号選択手
11−13に入力されると、その2つの入力値のうち
1の占める割合の少ない方が、2値信号11−14とし
て出力される。その2値信号11−14は、画素値変換
手段11−15に入力され、0には透過度100%、1
には最大値を代入して、変換信号11−16が出力され
る。前記変換信号11−12と前記変換信号11−16
が多値信号復号化手段11−17に入力されると、その
2つの入力値の和が計算されて、多値信号11−18
出力される。
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正内容】
【0081】 図12は、請求項3の本発明の多値復号
化方法にかかる第4の実施例のブロック図である。すな
わち、2値符号化信号12−1を入力信号とし、2値復
号化信号12−3を出力信号とする復号化手段12−
は、前記2値符号化信号12−3を入力信号とし、逆2
値化信号12−5を出力信号とする多値化手段12−
に接続されている。その多値化手段12−4と、差分符
号化信号12−8を入力信号とし、差分復号化信号12
10を出力信号とする復号化手段12−9とが、前記
逆2値化信号12−5と前記差分復号化信号12−10
とを入力信号とし、多値信号12−7を出力信号とする
差分加算手段12−6に接続されている。
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】 次に、上記実施例の動作について説明す
る。2値符号化信号12−1が復号化手段12−2に入
力されると、2値信号に復号化されて、2値復号化信号
12−3が出力される。その2値復号化信号12−3が
多値化手段12−4に入力されると、多値信号に変換さ
れて逆2値化信号12−5が出力される。差分符号化信
12−8が復号化手段12−9に入力されると、多値
信号に復号化されて差分復号化信号12−8が出力され
る。前記逆2値化信号12−5と前記差分復号化信号
2−10とが差分加算手段12−6に入力されると、そ
の2つの信号が加算されて多値信号12−7が出力され
る。
【手続補正36】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正37】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正38】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正39】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正40】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正41】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正42】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正43】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正44】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正45】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
【手続補正46】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 14/04 Z H04N 1/41 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化すべき多値信号について、所定値
    に基づく2値符号化方法で符号化を行い、所定基準に基
    づいて、前記多値信号を多値で符号化すべきかどうかを
    判定し、多値で符号化すべき場合は、所定の多値符号化
    方法で符号化し、多値で符号化すべきでない場合は、多
    値符号化を省略することを特徴とする多値信号符号化方
    法。
  2. 【請求項2】 前記符号化すべき多値信号は画像信号で
    あって、前記所定の基準は、該画像信号から得られる画
    素値の透過状態であることを特徴とする請求項1記載の
    多値信号符号化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多値信号符号化方法によ
    り符号化された信号について、前記所定値に基づく2値
    符号化方法で符号化された符号に対して復号化された信
    号に、前記所定の多値符号化方法で符号化された符号に
    対して復号化された信号を加えることにより、多値信号
    符号化された符号の復号を行うことを特徴とする多値信
    号復号化方法。
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