JPH08139835A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH08139835A
JPH08139835A JP6278793A JP27879394A JPH08139835A JP H08139835 A JPH08139835 A JP H08139835A JP 6278793 A JP6278793 A JP 6278793A JP 27879394 A JP27879394 A JP 27879394A JP H08139835 A JPH08139835 A JP H08139835A
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JP
Japan
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reading
recording
roller
sensor unit
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Application number
JP6278793A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Shiraishi
幹夫 白石
Akira Shimizu
清水  晃
Yoichi Narui
陽一 成井
Toshihiko Nagai
敏彦 永井
Yasuo Otsuka
康男 大塚
Naohiro Ozawa
直弘 小沢
Kazuyasu Satou
和恭 佐藤
Hiromitsu Fukuda
裕光 福田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、縮小光学系を有するファクシ
ミリ装置で、紙詰まり時の解除機能の向上と、操作性の
向上をはかりつつコンパクトな構成を実現することにあ
る。 【構成】装置全体の構成を、支点を中心に開閉する上部
構造体と下部構造体に分け、紙を搬送するローラ類を下
部構造体側にまとめ、上部構造体側にはローラ類を押圧
する機構を設けた。紙が詰まった場合には、上部構造体
側を開くと、バネが解除され、ローラ類は解除され、詰
まった紙を容易に取り出すことができる。縮小光学系を
持つ読み取りセンサユニット部は、光学系の集光部分の
読み取りセンサを分離ローラの下側に配置し、装置のコ
ンパクト化をはかった。 【効果】上部と下部構造体に分け、紙詰まり時には、開
いてローラ類を解除できるため、紙詰まり解除が容易と
なった。また、縮小光学系を持つ読み取りセンサユニッ
トの集光部分を分離ローラの下側に配置したため、装置
全体のコンパクト化がはかれた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報の通信を行う
ファクシミリ装置に係り、特に操作性の向上と紙搬送性
能の向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近ファクシミリ装置は、小型化と低価
格化により、従来オフィス用であったものが一般家庭で
も使われるようになってきた。
【0003】普及が進むにつれ、さらに小型化と低価格
化および操作性の簡便化が求められつつある。
【0004】従来、この種のファクシミリ装置として
は、特開昭61−133756号公報等に開示されてい
るものが知られている。図10にこの従来技術の構造を
示す。基本構造は開閉可能な上部構造体と下部構造体よ
り構成されている。そして同図は、支点を中心に上部構
造体を開及び閉の状態とした場合を重ねて図示したもの
である。また、上部構造体1にはサーマルヘッド3が支
持され、下部構造体2には原稿搬送ローラ8、読み取り
センサユニット部4及び記録媒体搬送用ローラ7が支持
されている。記録紙6は、記録媒体搬送用ローラ7によ
って搬送される。一方送信用原稿17は、原稿挿入用ロ
ーラ15により装置内に導かれ、原稿搬送用ローラ8に
より搬送されながら、読み取りセンサユニット部4によ
って読み取られた後、原稿排出ローラ14によって装置
外に排出される。このように、図10に示す装置におい
ては、装置前部に原稿読み取り系が配置され、装置後部
に記録系が配置されている。
【0005】このようにすると、上部構造体を開いた場
合に、記録系は解放されるため、記録用媒体である感熱
紙の交換や感熱紙の紙詰まりを容易に解除する事ができ
る。しかしながら、原稿側で紙詰まりを起こしたような
場合には、上部構造体の解放のみでは解除できないとい
った点、従来十分に認識されていなかった。
【0006】また、装置の構成上、読み取りセンサユニ
ット部には密着型の断面積の小さなもののみが適用可能
であり、読み取り部の性能差特に解像度や階調再現性等
の必要から縮小光学系をもつ読み取りセンサユニットに
変更した装置とする事は不可能であった。
【0007】その他、読み取り密度を1mmあたり8本
から16本等に変更する場合や、読み取る色調を複数で
分解するカラー読み取りを行う場合なども、読み取りセ
ンサユニット部及びその周辺の装置構造までを変更する
必要があった。
【0008】すなわち、読み取りセンサユニットの種類
毎に機構系の構成を設計変更し、種類毎に異なる構成の
機構系を用意する必要がある点従来十分に認識されてい
なかった。
【0009】さらに、読み取る原稿を複数枚、自動で分
離して給紙する自動給紙機構を付加しようとすると、原
稿は装置前方から投入することになり、しかも原稿の自
重で原稿自体は分離機構へは進んで行かないため、操作
する人が原稿の束を押さえているなど、動作中に原稿を
押さえて置く必要ができてしまうという点、従来十分に
認識されていなかった。
【0010】図11は、他のファクシミリ装置の断面構
造を示す。この従来技術も先ほどの図10で説明した例
と同様、開閉可能な上部と下部構造体により構成されて
おり、サーマルヘッドを支持している上部構造体1と、
原稿搬送用ローラ8、読み取りセンサユニット部4及び
記録媒体搬送用ローラ7を支持している下部構造体2
は、支点5を中心に開閉できるようになっている。装置
が閉じている間は、ロックアーム11がロックアームピ
ン11bに係止されている。サーマルヘッド3は、ヘッ
ド押さえバネ10によって記録媒体搬送用ローラ7に押
しつけられている。送信用原稿17は、原稿挿入用ロー
ラ15a及び15bにより装置内に導かれ、原稿搬送用
ローラ8により搬送されながら読み取りセンサユニット
部4によって読み取られ、最後に原稿排出用ローラ14
a及び14bにより装置外に排出される。原稿搬送用ロ
ーラ8は、原稿搬送用ローラ解除アーム9を持ち上げる
ことにより読み取りセンサ4と引き離すことができる。
また原稿搬送用ローラ8は、ローラ押さえバネ12によ
って読み取りセンサ4に押しつけられている。原稿読み
取り系は、装置前部に配置され、装置後部には、記録系
が配置されている。
【0011】このようにすると、紙詰まりの場合に上部
構造体を開くと、記録系と読み取り系の双方を同時に解
放することができるため、記録用媒体である感熱紙の交
換や感熱紙の紙詰まり解除及び送信すべき原稿の紙詰ま
り解除が図10の装置に比較して容易に行うことが可能
となる。
【0012】しかしながら、記録系が装置後方に配置さ
れているため、感熱紙の交換時には、手の入りにくい奥
の支点側(ヒンジ側)の狭い隙間に紙通しをする必要が
あり、不便である点従来十分に認識されていなかった。
また、送信すべき原稿を搬送するための原稿挿入ローラ
2ヶと原稿搬送用ローラと原稿排出ローラ2ヶを順番に
配列しており、合計5個のローラが必要となり、装置の
コスト上昇や、ローラの汚れ等の信頼性の点に問題が発
生する可能性が大きい点従来十分に認識されていなかっ
た。さらに、原稿排出ローラの一つは、上部構造体側に
支持されているため、このローラを駆動する駆動系の接
続すなわちギアの軸感距離を保つなどの位置精度が必要
となり、装置の組立性ひいては装置のコストを上昇させ
るなどの点、従来十分に認識されていなかった。
【0013】また、読み取りセンサユニット部は断面積
の小さい密着型を使用する構成で機構系が構成されてお
り、断面積の比較的大きい縮小光学系を用いる読み取り
センサユニットに置き換えることはほとんどできなかっ
た。
【0014】読み取り原稿の自動分離機構を付加した場
合には、原稿の投入角度が後方から前方に向かって傾斜
を持っているため、原稿の案内板(トレイ)を傾斜をつ
けて設置でき、この場合原稿は自動分離機構へ自重で進
むように構成することができる。しかしながら、記録紙
は装置後方へ排出されるため、原稿の案内板を設ける
と、送られてきた記録の出力は、原稿の影になってしま
い、前方からは見えにくく、操作しにくいという点従来
十分に認識されていなかった。
【0015】図12は、さらに別のファクシミリ装置の
断面構造を示す。この構造も前記のファクシミリ装置と
同様に、開閉可能な上部構造体と下部構造体からなり、
サーマルヘッド3が支持された上部構造体1と読み取り
センサユニット部13及び記録媒体搬送用ローラ7を支
持した下部構造体2は、支点5を中心に開閉できるよう
になっている。またこの装置では、読み取りセンサとし
て縮小光学系を介して読み取りセンサを用いており、原
稿搬送用ローラ8の替わりに白色板19が読み取り位置
に置かれている。送信用原稿17は、原稿挿入用ローラ
15a及び15bにより装置内に導かれ、白色板19と
読み取りセンサ13の隙間を通過する時に光電変換さ
れ、最終的に原稿排出用ローラ14a及び14bにより
装置外に排出される。読み取りセンサ13は、制御回路
基板20と電源21とに挟まれた形で下部構造体2に支
持されている。本装置では、記録系が装置前部に配置さ
れ、装置後部には読み取り系が配置されている。
【0016】このようにすると、上部構造体を開いた場
合に、記録系と読み取り系の双方が同時に解放されるた
め、記録媒体である感熱紙の交換や感熱紙の紙詰まり解
除及び送信すべき原稿の紙詰まり解除を容易に行うこと
ができる。
【0017】しかしながら、原稿搬送ローラが4本あ
り、そのうち2本は上部構造体側に支持されており、ロ
ーラの数が多いための信頼性の問題や装置コストの問
題、また上部構造体側へ駆動力を伝達するための位置精
度等の問題が発生する点従来十分に認識されていなかっ
た。
【0018】また、読み取り系の構成は、縮小光学系を
用いる読み取りセンサユニット部と複数のローラよりな
っており、この構成を必要に応じて密着型の読み取りセ
ンサユニットに変更することはできない。
【0019】密着型の読み取りユニットの場合には、被
写体深度が浅いため、原稿をローラ等で読み取り面のカ
バーガラス部分に押しつける必要がある。この図12の
ままの構成で、読みとセンサユニット部を密着型とする
ためには、読み取り部分に押圧を印可できる機構を持つ
ローラを用意する必要があり、機構系全体の設計変更と
なってしまう点、従来十分に認識されていなかった。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術で説明
した、本発明が解決しようとする課題事項をまとめると
次のようになる。
【0021】(1)同一の機構で、複数種類の読み取り
センサユニット部を交換して使用できるようにし、構成
する装置の使用目的や仕様によって、適宜変更して、最
適な構成でファクシミリを構成できるようにする必要が
ある。
【0022】(2)分解能や読み取り画素数の変更、カ
ラー読み取りなどへの変更を、装置の設計変更をせず容
易に行えるようにしたい。
【0023】(3)原稿や記録紙の紙詰まり時の解除が
容易にできる構成を、簡単な構成で実現する必要があ
る。
【0024】(4)紙の搬送ローラの数と配置を整理
し、最小限の構成にして、装置の信頼性と装置価格の低
減をはかる必要がある。
【0025】(5)記録紙の交換時に、狭い隙間に紙通
しを行うことなく、簡単に記録紙を装着できるようにす
る必要がある。
【0026】(6)原稿の自動給紙機構を付加する場合
に於いては、原稿の案内板が所定の角度以上の傾斜を持
って、積載された複数枚以上の原稿の自重により、原稿
先端が自動分離機構に進んで行く構成とする必要があ
る。
【0027】本発明は、上記したような従来技術での問
題点を解決するためになされたものであり、操作性、信
頼性に優れ、かつ種々の機種展開が可能なファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明によるファクシミリ装置に係わる第1の発
明の構成では、装置後部に存在する支点を中心にして、
上部構造体と下部構造体により構成した。下部構造体で
は、装置前部に記録用のサーマルヘッドと記録媒体を搬
送するための記録媒体搬送用ローラを、装置中央部に原
稿読み取り用の読み取りセンサユニット部と原稿を搬送
するための原稿搬送用ローラを、サーマルヘッドと読み
取りセンサユニット部との中間位置に記録媒体をそれぞ
れ備える構成とした。上部構造体にはサーマルヘッドを
支持するようにした。また、下部構造体側に記録媒体搬
送ローラ、読み取りセンサユニット部及び原稿搬送用ロ
ーラを支持し、読み取りセンサユニット部としては縮小
光学系を介して複数の光電変換素子により読み取る手段
を設けた。
【0029】さらに、読み取りセンサユニット部では、
読み取り部分に1本のローラを設け、紙搬送と読み取り
ターゲットの両方の機能をもたせた構成とし、密着型と
縮小光学型の両方の読み取りセンサユニット部を利用で
きる構造とした。また、用紙の搬送用ローラとしては、
読み取り系と記録系にそれぞれ1本づつの2本とし、そ
れぞれの搬送用ローラは下部構造体側に支持されている
構成とした。さらに、記録媒体搬送用ローラ及び原稿読
み取り搬送用ローラのそれぞれを駆動させる駆動源とし
てモータ及びソレノイドをそれぞれ1ヶ有する駆動力伝
達装置を設けた。
【0030】また、第2の発明の構成は、第1の発明の
構成に自動給紙機構を付加した場合に、給紙の搬送路に
所定の傾斜角度を設け、複数枚積載された原稿が、自重
で自動給紙部分に進み、自動で分離される構成とした。
【0031】第3の発明の構成は、第1と第2の発明の
構成の場合に、読み取りユニット部の支持構成を密着型
と縮小光学系型の双方が利用できるアダプタを用いる構
成とした。
【0032】
【作用】装置の全体構造を上部構造と下部構造の2つに
分割した構成は、装置を開いた状態で、記録系と読み取
り系のそれぞれの紙搬送経路のローラ部分での押し圧が
解除され、記録紙の交換や紙詰まり解除が可能となる作
用がある。
【0033】紙搬送ローラを読み取り系と記録系のそれ
ぞれに1本づづ配置する構成は、紙搬送ローラを最小限
に抑え、ローラの信頼性を高め、さらには装置の寸法や
重量を低減し装置コスト低減が可能となるなどの作用が
ある。
【0034】上部構造と下部構造の2つの構造で、支点
位置を後方側とし、記録系を前方配置とした構成は、記
録紙交換時には狭い隙間に紙通しをせずに簡単に紙の交
換が可能となる作用がある。
【0035】縮小光学系を持つ読み取りセンサユニット
部に、紙搬送ローラを1本配置し、さらに所定の押し圧
力で押しつける読み取り系の構成は、同じ機構系で密着
型読み取りユニットを代替えで使用することが可能であ
り、システムの必要とされる仕様に従って最適な読み取
りユニットを使用するシステムを提供できるという作用
がある。
【0036】また、読み取りセンサを色フィルタを貼っ
てあるものに交換するだけでカラーの読み取りを行うこ
とができるという作用がある。
【0037】自動給紙時に、給紙経路を所定の角度以上
に設定する構成では、複数枚ある原稿の自重で用紙分離
機構へ原稿を進めることができ、安定した性能の自動給
紙システムを提供できる作用がある。
【0038】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。本発明による第1番目の一実施例は図1から
図5を用いて説明する。本実施例のファクシミリ装置
は、装置の後部にある支点5を中心に開閉可能な上部構
造体1と下部構造体2とにより構成されている。上部構
造体には上部構造体カバー1b及び上部構造体アーム1
bbを、下部構造体には下部構造体カバー2aをそれぞ
れ支持している。図1は、上部構造体を矢印方向に開閉
したときの開と閉の状態を重ねて示すものである。受信
した画像情報を出力する記録系は装置の前部に配置され
ている。本一実施例では、記録方式として感熱記録方式
を用いており、サーマルヘッド3は上部構造体に支持さ
れ、プラテンローラ7は下部構造体に支持されている。
上部構造体が閉じた状態では、サーマルヘッド3は、ヘ
ッド押付けバネ10によって所定の荷重でプラテンロー
ラに押付けられている。一方、読み取り系は、装置のほ
ぼ中央に配置されている。原稿を読み取る読み取りセン
サユニットには、縮小光学系を持つ電荷結合素子(Ch
arge Coupled Device、以下CCD
と略する)センサを用いており、このユニットは下部構
造体に支持されている。ユニットの構造は、光路がミラ
ー等で構成されており、レンズ等の集光部を経てCCD
に結像する。結像面には、複数のCCD素子が配置して
あり、同時に1ライン分の複数画素の画像を読み取るこ
とができる。
【0039】原稿搬送のためのローラ部分の構成は、セ
ンサローラ8の1本のローラによる構成としてある。こ
のセンサローラ8とユニット4の間に原稿を挟んで読み
取り動作を行う。
【0040】本ファクシミリ装置内には、プラテンロー
ラ7とセンサローラ8の合計2本の搬送ローラがある。
センサローラ8も下部構造体に支持されているが、後述
するような解除機構を有しており、原稿の紙詰まりなど
が発生した場合には、読み取りセンサ4から離すことが
できる構造となっている。センサローラ8は、後述の図
3に示すローラ押付けバネ12により、所定の荷重で読
み取りセンサユニット部4に押付けられている。送信す
べき原稿は、下部案内部材16aと上部案内部材16b
の間を通って、所定の範囲の挿入角度で読み取りセンサ
ユニット部4とセンサローラ8の間に挿入される。読み
取りセンサユニット部4で読み取られた後の原稿は、上
部構造体内の排紙用ガイド18b及び18bbの間から
装置外に排出される。この時の原稿排出角度も所定の範
囲に設定されている。一方、記録用の記録紙6は、記録
系と読み取り系の間に配置され下部案内板6aと上部構
造体内の記録紙押さえ6bの間に置かれている。また支
点5は、下部構造体の後部の下側にあり、上部構造体を
開けたときに広い開口部が得られる。
【0041】記録紙の搬送経路の途中には、記録紙矯正
用の突起、上部突起60と下部突起61が設けてある。
上部突起60は上部構造体側に、下部突起61は下部構
造体側に設けられており、それぞれの突起部分は、蓋が
閉まった状態では、平面部60aと61aとが略平行に
配置される。またこの平行部分の間隔は、記録紙搬送経
路内で最も狭く設定してある。
【0042】記録紙は、記録の進行にしたがってこの矯
正部分を通過する。記録紙は、当初ロールに巻かれてい
るため、そのまま解すと巻きぐせ(カール)がついてお
り、記録後に手で矯正して平らに延ばすなどの処理が必
要であった。この矯正部分を通過すると、元のカールの
ついた方向とは逆に延ばされて、ほぼ平面に近く矯正さ
れるため、記録後に戻す必要がなくなる。この矯正部分
は、記録紙の交換時には上部構造体側と下部構造体側と
に別れるため、記録紙交換時に狭い隙間を通すなどの記
録紙の紙通し操作は必要無い。
【0043】図2には、図1に示した本発明による第1
番目の一実施例の全体構成の外観図を示す。装置は、上
部構造体1と下部構造体2によりなっており、上部構造
体の上には読み取り原稿投入口100と原稿排出口10
1が設けられている。また、記録された感熱紙は上部と
下部構造体の隙間部分200から排出される。原稿の読
み取り動作を行う、送信やコピー動作時には、原稿を原
稿トレイ105へ載せ、操作ボタン102を押して動作
を開始する。また、記録を行うコピーや受信動作時に
は、記録済みの感熱紙が隙間部分200から排出されて
動作が終了する。記録紙の交換時や紙詰まり時には、蓋
開放レバー201を操作して、上部構造体1を開く。
【0044】図3は、図1に示した本発明による第1番
目の一実施例の図1とは別の部分の断面図を示す。
【0045】装置の後部に設けた支点5を中心にして開
閉できる上部構造体1と下部構造体2により構成されて
いる。サーマルヘッド3とプラテンローラ7からなる記
録系は、支点5の反対側に当たる装置前部にあり、サー
マルヘッド3は上部構造体1に、プラテンローラは下部
構造体2にそれぞれ支持されている。但し、センサロー
ラ12は、センサ解除アーム9を持ち上げることによ
り、読み取りセンサユニット部4から引き離すことがで
きる構成となっている。上部構造体1を閉じた状態で
は、サーマルヘッド3は上部構造体1に支持されている
ヘッド押さえバネ10によって記録用媒体搬送ローラ7
に押付けられている。
【0046】同様に上部構造体1が閉じた状態で、セン
サローラ12は、上部構造体に1支持されているローラ
押えバネ12により読み取りセンサユニット部に押しつ
けられている。読み取られる原稿17は、センサローラ
12により装置内に導かれ、読み取りセンサユニット部
4により読み取られた後、装置外に排出される。このよ
うに、本実施例のファクシミリ装置では上部構造体には
ローラが配置されていない。
【0047】記録媒体搬送用ローラ7とセンサローラ1
2の2つは、図示しない手段により、1つのモータから
駆動され、途中にあるプランジャソレノイドによるギア
切り替え手段によりどちらか一方もしくは双方の駆動が
選択される。
【0048】2つのローラは下部構造体側に支持されて
いるため、駆動機構系側から供給される駆動力は容易に
伝達することができる。すなわち、ギアなどで駆動力を
伝達する場合には、ギアの軸間距離を一定に保つ必要が
あるが、この図3のような構造とすると、駆動対象のロ
ーラが駆動側である下部構造体側にあるため、蓋の開け
閉めに伴って軸間距離が変化することない。原稿搬送ロ
ーラは、原稿の詰まり解除時に開放できる構造である
が、支持アーム9の回転中心は原稿搬送ローラ12を駆
動するギア(図示せず)の回転中心と同じくしてあり、
アーム9が回転軸を中心に移動してもギアの軸間距離を
一定に保つことができる。
【0049】図4には、読み取りセンサユニット部4の
外観を示す。読み取りセンサユニット部4は、縮小光学
系を介して読み取り素子で原稿を光電変換して読み取
る。読み取り面にはカバーガラス41があり、このガラ
ス面に原稿を押しあてて読み取る。カバーガラスの裏側
に照明光源(図示せず)があり、カバーガラス上面で原
稿より反射した光はユニット内部の縮小光学系を経由し
て集光部4aとCCD素子部42へと送られる。縮小光
学系は、ミラーやレンズ等の光学部品により構成されて
いる。CCD素子部42では、複数の光電変換素子が並
べられており、読み取り面上の1列分の画像情報を同時
に複数個、例えば2048画素など、読み取ることがで
きる。1列分の同時に読み取る画素数を変更する場合に
は、CCDの素子数がことなるものを使用することによ
り例えば4096画素等に読み取り画素数を容易に変更
可能出ある。また、CCDにカラーフィルタを貼ったも
のを使用すると、カラーの複数色の読み取りを行うこと
もできる。
【0050】読み取りセンサユニット部4には、取り付
け用の穴43と位置決め溝44とが設けてあり、図4で
は片側のみを示したが、対称構造となっており、図では
示されない反対側にも取付け用穴と位置決め溝が設けて
ある。
【0051】図5は、読み取りセンサユニット部4の下
部構造体2への取付け支持方法を示すものである。下部
構造体2には位置決めピン46および46b、さらに取
付け座47が設けてある。位置決めピン46には、位置
決め溝44がはまる。そして、取付用穴43は取付け座
47に接し、取付ネジ45を取付け座47にねじ込むこ
とにより、読み取りセンサユニット部4を下部構造体2
へ取り付けることができる。読み取り動作時には、原稿
搬送ローラによりカバーガラス部41が上方から押され
ているため、ユニット部4は下部構造体から外れない。
【0052】このような支持構造とすると、下部構造体
1が、外部からの力や置きかたにより変形して、取付部
分の位置が変わったような場合でも、ネジで取り付けて
ある場所が1ヶ所であるため読み取りセンサユニット部
は外部からの捩じりなどの外力を受けない。読み取りセ
ンサユニット部の縮小光学系を構成するミラーなどの光
学部品の位置関係は、下部構造体の変形に拘わらず一定
に保たれ、安定した読み取り動作を得ることができる。
【0053】このように、図1から図5を用いて説明し
たように、本発明による第1番目の一実施例によれば、
縮小光学系を介して複数の光電変換素子で読みとる読み
取りセンサユニットを用いて、紙詰まりの解除と記録紙
の交換が容易で、かつローラが読み取りと記録のそれぞ
れ1本の最小限の構成でファクシミリ装置が実現でき
る。
【0054】図6と図7は、本発明による第2番目の一
実施例の説明図である。図6では、ファクシミリ装置の
断面図であり、図1に示した第1番目の一実施例との差
違の主な点は、原稿の自動給紙機構を持っている点であ
る。
【0055】自動給紙機構では、複数枚の原稿を、1枚
づつ分離して読み取り部に送る必要がある。このため、
原稿を複数枚投入する案内トレイ160が設けてある。
案内トレイ160部の先には案内板161があり、複数
枚の原稿をトレイ上に置くことができる。原稿トレイ1
60は所定の角度、例えば30度から35度などの傾斜
をもっており、堆積した複数枚又は単一の原稿は、原稿
自身の重さで分離機構部へと進む。複数枚の原稿162
は、図に示す状態では、最下部の1枚が分離されて読み
取り部へと送られる。分離機構は、分離ローラ23と摩
擦片24により構成されている。分離ローラ23は、原
稿の搬送方向すなわち矢印A方向に回転しており、堆積
された原稿を読み取り部に向かって送ってゆく。分離ロ
ーラ23に所定の圧力で押し付けられた摩擦片24は、
堆積された原稿全部が送られるのを止める。原稿と原稿
の間の摩擦力よりも摩擦片24と原稿の間の摩擦力のほ
うが大きくなる材料、例えばクロロプレンゴムなどを使
用している。このようにすると、分離ローラ23と接触
している最下位の原稿のみが搬送されて進み、読み取り
部へと進む。1枚の原稿の搬送が終わると、次に最下位
になる原稿が分離ローラ23に接触し、先程と同様に1
枚だけ搬送される。このようにして、順次1枚づつ原稿
を分離して読み取り部へと送ることができる。
【0056】摩擦片24は上部構造体1側にバネ24a
を介して支持されており、分離ローラ23は下部構造体
2側に支持されている。先程の第1番目の一実施例で説
明したように、上部構造体1側を開くと、分離機構部分
も開いて、開放される。このようにすることにより、分
離機構部分で、原稿の紙詰まりなどのトラブルがおきた
場合でも、蓋を開放することにより、紙詰まりを容易に
解除できる。
【0057】読み取りセンサユニット部4は、縮小光学
系を介してCCD素子などにより読み取りを行う。縮小
光学系を配置すると、光路がある程度必要となり、どう
してもCCDなどの読み取りセンサ部は、読み取り部か
ら離れた位置に配置せざるを得ない。この図6に示すよ
うに、分離ローラ23の下部に集光部4aとセンサ部分
42を配置すると、装置の厚さや前後寸法に影響なく構
成することができ、装置全体の小型化が可能となる。
【0058】図7は、図6に示した本発明による2番目
の一実施例の外部構成を示す斜視図である。
【0059】複数枚の原稿は原稿トレイ160部に堆積
してセットする。読み取られた原稿は、原稿排出口10
1から、順次排出される。また、記録された感熱紙は、
先程の図2で説明したものと同様に、上部と下部構造体
の隙間200より排出される。原稿の読み取り動作を行
う送信やコピー動作を行う場合には、原稿をトレイ16
0部に堆積した状態で、操作ボタン102を操作して動
作を開始する。また、記録を行うコピーや受信動作時に
は、記録済みの感熱紙が隙間部分200から排出されて
動作が終了する。記録紙の交換や紙詰まり時には、蓋開
放レバー201を操作して上部構造体1bを開く。
【0060】この、図6と図7を用いて説明したよう
に、本発明による第2番目の一実施例によれば、自動分
離機構を持つファクシミリ装置で、かつ読み取りセンサ
ユニット部として縮小光学系を介して複数個の光電変換
素子を使用するもので、複数枚の原稿を堆積して、原稿
自身の重さで自動分離機構に原稿を進めることが可能と
なり、自動分離の信頼性の高いファクシミリ装置を提供
することが可能となる。
【0061】図8と図9は、本発明によるさらに別の、
第3番目の一実施例の説明図である。図8には、読み取
りセンサユニット部の構成を、図9には図8に示した読
み取りセンサユニット部を用いたファクシミリ装置の断
面図を示す。
【0062】図8では、読み取りセンサユニット部は、
密着型読み取り部49と支持台48とにより構成されて
おり、先程の第1番目の一実施例の図4で説明した読み
取りセンサユニット部と同一の取付構造となっており、
図4の読み取りセンサユニット部に置き換えて使用する
ことができる。
【0063】密着型読み取り部49は、支持台48の取
付穴50部に取り付けることができる。このようにする
ことにより、支持台48に取り付けた状態では、先程の
図4の読み取りセンサユニット部と取付部分と読み取り
部分の位置関係が同一となる。
【0064】図9は、図8に示した本発明による第3番
目の位置実施例のファクシミリ装置の断面図を示す。読
み取り部分では、読み取りセンサユニット部4が、図8
で説明したように、密着型読み取り部49と支持台48
となっており、先程の図1で示した第1番目の一実施例
と同様に、原稿搬送ローラ8により原稿を読み取り部に
搬送して読み取り動作を行う。原稿搬送ローラ8は、上
部構造体1に取り付けられた押し圧バネ(図示せず)に
より押し付けられており、読み取り時には原稿の記録面
が読み取り部に押し付けられる。
【0065】このようにすると、図8に示した本発明に
よる第3番目の一実施例では、縮小光学系を持つ読み取
りセンサユニット部と密着型読み取り部とを交換可能と
なる。すなわち、同一の機構系に、異なる種類の読み取
りセンサユニットを共通して使用することが可能とな
る。このため、構成する装置の使用目的や仕様によっ
て、この読み取りユニット部を適宜変更して、最適な構
成でファクシミリ装置を実現することが可能となる。
【0066】以上、本発明による実施例の説明では、縮
小光学系を介して読み取る素子の例としてCCD素子を
用いて説明したが、ほかの光電変換素子例えば光電管な
どを用いる方式などでも実現可能であることはいうまで
もない。また、構造部分とカバー部分を別部品として構
成した例で説明したが、同一部材で構成したような場合
でも同様な効果を得ることができることはいうまでもな
い。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。
【0068】装置全体の構成を、上部構造体と下部構造
体の2つに分離し、紙詰まりなどの場合に、2つの構造
体を開いて容易に解除できる。
【0069】紙の搬送ローラを整理し、最小限の2つの
ローラとしたため、装置の信頼性と装置価格の低減をは
かることができる。
【0070】記録紙の交換時には、記録紙を狭い隙間を
通して設置するのではなく、広い開口部に投入すれば済
む構成とし、記録紙交換を簡単にした。
【0071】縮小光学系を介するものと、密着型の2つ
の種類の読み取りセンサユニットを、同じ機構系で使用
できる構成とし、装置の使用目的や仕様に従って、読み
取りセンサユニットを適宜変更し、最適な構成でファク
シミリ装置を構成できる。
【0072】原稿の自動給紙機構を持つファクシミリで
は、原稿を積載するトレイ部分の傾斜を所定角度以上に
したため、積載された原稿は自重で自動分離機構へと進
み、安定した自動分離動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1番目の一実施例の内部構成を
示す断面図
【図2】図1の一実施例の外観を示す斜視図
【図3】図1の一実施例の別の断面を示す断面図
【図4】図1の一実施例に使用する読み取りセンサユニ
ット部の構成を示す斜視図
【図5】図1の一実施例での、読み取りセンサユニット
部の取付状態の説明図
【図6】本発明による第2番目の一実施例の内部構成を
示す断面図
【図7】図6の一実施例の外観を示す斜視図
【図8】本発明による第3番目の一実施例の読み取りセ
ンサユニット部の構成の説明図
【図9】図8の一実施例での読み取りセンサユニット部
の取付状態を示す断面図
【図10】従来技術の説明図
【図11】従来技術の説明図
【図12】従来技術の説明図
【符号の説明】
1・・・上部構造体、1b・・・上構造体カバー、1b
b・・・上部構造体アーム、2・・・下部構造体、2a
・・・下部構造体カバー、3・・・サーマルヘッド、4
・・・読み取りセンサユニット部、4a・・・集光部、
5・・・支点、6・・・記録用媒体、6a・・・記録用
媒体置き台、6b・・・記録用媒体押さえ、7・・・プ
ラテンローラ、8・・・センサローラ、9・・・原稿搬
送用ローラ解除アーム、10・・・ヘッド押さえバネ、
12・・・原稿搬送用ローラ押さえバネ、23・・・分
離ローラ、24・・・摩擦片、41・・・カバーガラ
ス、42・・・CCD素子部、43・・・取り付け用
穴、44・・・位置決め溝、46・・・位置決めピン、
47・・・取り付け座、48・・・支持台、49・・・
密着型読み取り部、50・・・取付穴、101・・・原
稿排出口、160・・・案内トレイ、161・・・案内
板、162・・・複数枚の原稿、200・・・隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 成井 陽一 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所パーソナルメディア機器事業部 内 (72)発明者 永井 敏彦 茨城県ひたちなか市稲田1410番地株式会社 日立製作所パーソナルメディア機器事業部 内 (72)発明者 大塚 康男 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 小沢 直弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 佐藤 和恭 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内 (72)発明者 福田 裕光 茨城県土浦市神立町502番地株式会社日立 製作所機械研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を電気信号に変換し通信網に送出
    する機能と、通信網から電気信号を受取りそれを画像情
    報に変換後表示する機能とを有するファクシミリ装置に
    おいて、装置後部に存在する支点を中心にして開閉する
    上部構造体と下部構造体により構成され、装置前部に記
    録用のサーマルヘッドと記録媒体を搬送するための記録
    媒体用ローラと、装置中央部に原稿読み取り用の読み取
    りセンサとの中間位置に記録媒体とを備えるものであっ
    て、前記上部構造体に前記サーマルヘッドが支持され、
    前記下部構造体に前記記録媒体搬送用ローラ、前記読み
    取りセンサユニット部及び前記原稿搬送用ローラが支持
    されており、読み取りセンサユニット部としては、縮小
    光学系を介して複数の光電変換素子で読み取る読み取り
    ユニットを用いたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】画像情報を電気信号に変換し通信網に送出
    する機能と、通信網から電気信号を受取それを画像情報
    に変換後表示する機能とを有するファクシミリ装置にお
    いて、装置後部に存在する支点を中心にして、開閉する
    上部構造体と下部構造体とにより構成され、装置内に2
    本の搬送ローラを配置するものであって、装置前部に記
    録用のサーマルヘッドと、前記2本のローラのうちの1
    本のローラからなる記録媒体搬送ローラと、装置中央部
    に設ける原稿の読み取り用の読み取りセンサ部と、前記
    2本のローラのうちの1本のローラからなる原稿搬送用
    ローラと、前記サーマルヘッドと読み取りセンサの中間
    位置に配置した記録媒体とを備えるものであって、前記
    上部構造体に前記サーマルヘッドが支持され、前記下部
    構造体側に前記記録媒体搬送用ローラ、前記読み取りセ
    ンサ部及び前記原稿搬送用ローラが支持されかつ前記読
    み取りセンサユニット部はとしては、縮小光学系を介し
    て複数の光電変換素子で読み取る読み取りユニットを用
    いたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体搬送用ローラ及び前記原稿搬
    送用ローラを回転させるための駆動源と、前記駆動源か
    ら前記記録媒体搬送用ローラ及び原稿搬送用ローラに駆
    動力を伝達するためのものであって、その内部にモータ
    及びソレノイドをそれぞれ1ヶ有する駆動力伝達装置
    と、を備えることを特徴とする請求項1乃至2のいずれ
    かに記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかに記載のファクシ
    ミリ装置であって、1本の分離ローラと摩擦片とにより
    構成される複数枚原稿の分離手段を持つものであって、
    前記分離ローラは装置の下部構造体に支持され、前記摩
    擦片は装置の上部構造体に支持されていることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4の何れかに記載のファクシ
    ミリ装置であって、記録搬送路途中にそれぞれ記録し搬
    送面に対して略直角方向に対向する2つの凸部を有する
    カール取り手段を持ち、該凸部は対向する平面部を有
    し、かつ、この対向する平面の間隔が、記録紙収容部と
    記録し搬送部間の記録紙搬送路の中で最も狭いことを特
    徴とするカール取り機構を備えたファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至4の何れかに記載のファクシ
    ミリ装置であって、読み取りセンサユニット部には、縮
    小光学系を介した読み取りユニットと、密着型読み取り
    ユニットの双方を交換可能に構成したことを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至4の何れかに記載のファクシ
    ミリ装置であって、読み取りユニット部の取付部分は、
    2つの支持手段と1つの固定手段の、合計3点により支
    承する構成としていることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至4の何れかに記載のファクシ
    ミリ装置であって、読み取りユニット部の光電変換素子
    をカラーフィルタを装着した素子としたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
JP6278793A 1994-11-14 1994-11-14 ファクシミリ装置 Pending JPH08139835A (ja)

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