JPH08139416A - 化合物半導体層の臨界膜厚の求め方およびそれを用いた光半導体装置の製造方法 - Google Patents

化合物半導体層の臨界膜厚の求め方およびそれを用いた光半導体装置の製造方法

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JPH08139416A
JPH08139416A JP27873894A JP27873894A JPH08139416A JP H08139416 A JPH08139416 A JP H08139416A JP 27873894 A JP27873894 A JP 27873894A JP 27873894 A JP27873894 A JP 27873894A JP H08139416 A JPH08139416 A JP H08139416A
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Koji Tamamura
好司 玉村
Hironori Tsukamoto
弘範 塚本
Masaharu Nagai
政春 長井
Masao Ikeda
昌夫 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、II-VI 族化合物半導体層からなる
光半導体装置の活性層等の臨界膜厚を求める方法を提供
して、最適条件で光半導体装置の形成を図る。 【構成】 化合物半導体層の膜厚とその膜厚に対応する
化合物半導体層のフォトルミネッセンス(PL)を観測
して得られたPL強度との関係を求め、PL強度のピー
クIP となる膜厚を臨界膜厚hPLとして求める。また化
合物半導体層中のカドミウム(Cd)の組成比を関数と
して臨界膜厚を近似する関係式を求め、その関係式によ
って所望のCdの組成比を有する化合物半導体層の臨界
膜厚を求める。このようにして求めた臨界膜厚以下に活
性層の膜厚を設計し、基板上に活性層を含むII-VI 族化
合物半導体層を積層して光半導体装置を形成する際に設
計した膜厚で活性層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体層の臨界
膜厚の求め方およびそれを用いた光半導体装置の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】完全に格子整合していない系では、臨界
膜厚よりも薄い層を成長して歪みを内在した状態で素子
を形成することになる。光学素子で要求される発振波長
を得るためには、活性層の混晶比,活性層の厚さ等を変
える。しかし基本的特性を向上させるためには、キャリ
アおよび光の閉じ込めを強くしたり、欠陥,転位等の伝
播を抑制することを目的として、歪みを内在した薄膜を
活性層およびその近傍の層に用いることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記臨
界膜厚について、II-VI 族化合物半導体の光学素子にお
いては不明である。そのため、最適条件で光学素子を形
成することができなかった。その結果、最良の特性を有
する光学素子が得られていなかった。
【0004】本発明は、臨界膜厚を最適化するのに優れ
ている化合物半導体層の臨界膜厚の求め方を提供すると
ともに、光半導体装置の活性層の膜厚を最適化するのに
優れている化合物半導体層の臨界膜厚の求め方を用いた
光半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされた化合物半導体層の臨界膜厚の求め
方およびそれを用いた光半導体装置の製造方法である。
【0006】化合物半導体層の臨界膜厚の求め方は、化
合物半導体層の膜厚とその膜厚に対応する化合物半導体
層のフォトルミネッセンス(以下PLと略記する)を観
測して得られたPL強度との関係を求め、この関係にお
けるPL強度がピークとなる膜厚を臨界膜厚とする化合
物半導体層の臨界膜厚の求め方である。
【0007】上記化合物半導体層は少なくともカドミウ
ムを含むII-VI 族化合物半導体からなる。そして化合物
半導体層のPLを観測して得られた発光強度の最大ピー
クをPL強度として、PLを観測したときの化合物半導
体層の膜厚と、この膜厚に対応するPL強度との関係を
前記カドミウムの組成比ごとに求め、各カドミウムの組
成比ごとに膜厚とPL強度との関係からPL強度がピー
クになる膜厚を臨界膜厚として決定する。
【0008】異なるカドミウムの組成比ごとに、上記フ
ォトルミネッセンスの観測によって化合物半導体層の臨
界膜厚を求めた後、カドミウムの組成比を関数として各
カドミウムの組成比に対応する各臨界膜厚を近似する関
係式を求め、その関係式によって所望のカドミウムの組
成比を有する化合物半導体層の臨界膜厚を求める。
【0009】上記化合物半導体層が亜鉛とカドミウムと
セレンとで構成されるn型伝導のII-VI 族化合物半導体
からなる場合には、カドミウムの組成比をx、臨界膜厚
をyとして、上記関係式はy=150−21.6x+
1.24x2 −3.18×10 -23 +3.03×10
-44 および0<x≦35になる。また化合物半導体層
が亜鉛とカドミウムとセレンとで構成されるp型伝導の
II-VI 族化合物半導体からなる場合には、カドミウムの
組成比をx、臨界膜厚をyとして、上記関係式はy=1
49−21.6x+1.24x2 −3.18×10 -2
3 +3.03×10-44 および0<x≦35になる。
【0010】光半導体装置の製造方法は、上記化合物半
導体層の臨界膜厚の求め方を用いて光半導体装置の活性
層の臨界膜厚を設定した後、基板上に活性層を含むII-V
I 族化合物半導体層を積層して光半導体装置を構成する
際に、活性層を設定した臨界膜厚以下の膜厚で形成す
る。
【0011】
【作用】上記化合物半導体層の臨界膜厚の求め方では、
化合物半導体層の膜厚によってPL強度が変化すること
を利用して、PL強度がピークになる膜厚を臨界膜厚と
している。すなわち、膜厚が厚くなるにしたがってPL
強度が高くなり、化合物半導体層中では歪みが保たれて
いる状態からミスフィット転位が発生しようとする状態
になる。そして歪みが緩和されてミスフィット転位が発
生する。このミスフィット転位は非輻射遷移の原因とな
るためPL強度が急激に低下する。この現象を利用し
て、歪みを保った状態から歪みが緩和されてミスフィッ
ト転位が発生するときの化合物半導体層の膜厚を臨界膜
厚として求める。
【0012】また化合物半導体層の膜厚と、この膜厚に
対応するPL強度との関係をカドミウムの組成比をパラ
メータとして求め、この関係におけるPL強度がピーク
になる膜厚を臨界膜厚として決定する方法では、化合物
半導体層中のカドミウムの含有量からその化合物半導体
層の臨界膜厚が求まる。
【0013】カドミウムの組成比を関数として各カドミ
ウムの組成比に対応する各臨界膜厚を近似する関係式を
求め、その関係式によって所望のカドミウムの組成比を
有する化合物半導体層の臨界膜厚を求める方法では、そ
の関係式が化合物半導体層中のカドミウムの組成比とフ
ォトルミネッセンスの観測によって実験的に求めた臨界
膜厚との関係を表している。そのため、化合物半導体層
中の所望のカドミウムの組成比によって、その組成比の
化合物半導体層の臨界膜厚がほぼ正確に求まる。
【0014】カドミウムの組成比をx、臨界膜厚をyと
して、n型伝導ではy=150−21.6x+1.24
2 −3.18×10-23 +3.03×10-44
p型伝導ではy=149−21.6x+1.24x2
3.18×10-23 +3.03×10-44 で表せる
関係式で臨界膜厚を求める方法では、カドミウムの組成
比がわかれば計算によって臨界膜厚が求まる。上記関係
式はカドミウムを含む化合物半導体層を対象としている
ので、カドミウムの組成比x=0は除外する。また、上
記関係式はx>35では臨界膜厚yが増加して実験値と
の差が大きくなる。このため、xの範囲は0<x≦35
とした。
【0015】光半導体装置の製造方法では、化合物半導
体層の臨界膜厚の求め方を用いて光半導体装置の活性層
の臨界膜厚を設定した後、基板上に上記活性層を含むII
-VI族化合物半導体層を積層して光半導体装置を構成す
る際に、設定した臨界膜厚以下の膜厚で活性層を形成す
る。このため、活性層にはミスフィット転位が発生しな
いので光半導体装置は励起状態から非輻射遷移を起こす
ことなく基底状態に遷移して発光する。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を以下に説明する。まず臨界
膜厚を求めようとする化合物半導体層の各膜厚に対応す
るフォトルミネッセンス(以下PLと記す)を観測す
る。そしてその化合物半導体層の膜厚に対応するPL強
度を求める。その結果を図1に示す。図1は臨界膜厚の
求め方の説明図であって、縦軸に化合物半導体層のPL
強度を示し、横軸にその化合物半導体層の膜厚を示す。
【0017】図に示すように、折れ線は化合物半導体層
の膜厚とその膜厚に対応する化合物半導体層のPLを観
測して得られたPL強度との関係を示している。ある膜
厚の範囲内では、膜厚が非常に薄い場合にはPL強度は
小さくなり、その膜厚が厚くなるにしたがってPL強度
は高くなる。そして、ある膜厚におけるPL強度をピー
クにして、そのときの膜厚よりも厚くなるとPL強度は
急激に低下する。この現象を利用して、PL強度のピー
クIP となる膜厚をその化合物半導体層の臨界膜厚hPL
とする。上記のようにして 化合物半導体層の臨界膜厚
PLが求まる。
【0018】上記化合物半導体層の臨界膜厚の求め方で
は、化合物半導体層の膜厚によってPL強度が変化する
ことを利用して、PL強度がピークになる膜厚を臨界膜
厚h PLとしている。すなわち、膜厚が厚くなるにしたが
ってPL強度が高くなるのは、化合物半導体層中のキャ
リア数が多くなるためである。そしてある膜厚で化合物
半導体層中の歪みが緩和されてミスフィット転位が発生
する。このミスフィット転位は非輻射遷移の原因となる
ためPL強度が急激に低下することになる。本発明で
は、この現象を利用して、歪みを保った状態から歪みが
緩和されてミスフィット転位が発生するときの化合物半
導体層の膜厚を臨界膜厚hPLとして求めている。
【0019】光半導体装置として、例えば青緑色発光素
子である亜鉛セレン系の半導体レーザ装置における活性
層の臨界膜厚を求めてみる。この半導体レーザ装置は、
例えば図2のような構成になっている。
【0020】すなわち、ガリウムヒ素(GaAs)基板
11上に、ガリウムヒ素(GaAs)のバッファー層1
2(膜厚=0.3μm)、亜鉛セレン(ZnSe)のバ
ッファー層13(膜厚=20nm)、亜鉛マグネシウム
硫黄セレン(ZnMgSSe)のn−クラッド層14
(膜厚=0.8μm)、亜鉛硫黄セレン(ZnSSe)
のガイド層15、亜鉛カドミウムセレン(ZnCdS
e)の活性層16、亜鉛硫黄セレン(ZnSSe)のガ
イド層17、亜鉛マグネシウム硫黄セレン(ZnMgS
Se)のp−クラッド層18(膜厚=0.8μm)、亜
鉛硫黄セレン(ZnSSe)のp−クラッド層19(膜
厚=0.8μm)、亜鉛セレン−亜鉛テルル超格子のコ
ンタクト層20および亜鉛テルル(ZnTe)のキャッ
プ層21(膜厚=80nm)が順に積層された構成にな
っている。
【0021】本発明は、特にZnCdSeの活性層およ
びその近傍のエピタキシャル成長層に関してである。そ
こで、上記図2で説明した半導体レーザ装置を簡単化し
た構成として、図3に示すような構成の光半導体装置3
0によってPLの観測を行った。この光半導体装置30
は以下の様な構成になっている。
【0022】すなわち、分子線エピタキシャル法によっ
て、(100)ガリウムヒ素(GaAs)基板31上
に、バッファー層になる亜鉛セレン(ZnSe)層32
(膜厚=20nm)、ガイド層になる亜鉛硫黄セレン
(ZnSy Se1-y )層33(膜厚=1μm)、活性層
になる亜鉛カドミウムセレン(Zn1-x Cdx Se)層
34(膜厚=2.3nm〜14.9nmの範囲における
所定の厚さ)、およびガイド層になる亜鉛硫黄セレン
(ZnSy Se1-y )層35(膜厚=100nm)が順
に堆積されているものである。なお、上記各層は塩素
(Cl)によってn型にドーピングされている。または
上記各層は窒素(N)によってp型にドーピングされて
いる。さらに上記各膜厚は一例であって、その膜厚に限
定されるものではない。
【0023】そして、上記活性層のZn1-x Cdx Se
層14に塩素(Cl)をドーピングしたn型のZnCd
Se層および窒素(N)をドーピングしたP型のZnC
dSe層のそれぞれの臨界膜厚を調べた。ここで、Zn
1-x Cdx Se層14の歪み量を決定するカドミウムの
含有量をn型のものは28.5%〜34.3%の範囲内
とし、P型のものは26.5%〜31.5%の範囲内と
した。
【0024】ここでPLの観測方法の一例を図4によっ
て簡単に説明する。まず第1ステップとして「PL観測
用の試料の製作」S1を行う。このステップでは、上記
図3で説明した構成のものを適当な大きさ(例えば5m
m角程度)にへき開して試料を製作する。そしてその試
料を清浄な状態に保つため、不活性な雰囲気に保存す
る。
【0025】上記試料のPLを観測するには、スペクト
ルのピークが良く分解されそれぞれの同定が正確に行え
るようにするために、室温もしくは低温で行う。そのた
め、液体窒素用または液体ヘリウム用のクライオスタッ
トを用いる。次いで第2ステップとして「試料の配置」
S2を行う。このステップでは、上記クライオスタット
内に試料を配置する。
【0026】そして第3ステップとして「PLの観測」
S3を行う。このステップでは、試料に例えばヘリウム
−カドミウム(He−Cd)レーザ光を照射してPLを
観測する。すなわち、レーザ光が照射された際に励起さ
れたキャリアが基底状態へ遷移する時の活性層およびク
ラッド層からの発光波長のスペクトルを測定する。この
PLの観測では、アルゴン(Ar)レーザ光,ヘリウム
(He)−ネオン(Ne)レーザ光,色素レーザ光等を
用いることも可能である。
【0027】そのとき、第4ステップとして「膜厚の測
定」S4を行う。このステップではクラッド層の膜厚を
測定し、活性層の膜厚を求める。
【0028】また第5ステップとして、「標準光源によ
るPL測定と補正」S5を行う。このステップでは、標
準光源として例えばアルゴン(Ar)レーザ光を光源に
して、PLの観測を行う。そして標準光源によるPLの
発光波長のスペクトルに基づいて、ガリウムヒ素(Ga
As)基板とクラッド層との格子定数の差による格子の
ずれ、キャリア濃度の差、分光器の影響等を考慮して、
先に求めた発光波長のスペクトルの補正を行って、真の
PL強度を求める。
【0029】次に第6ステップとして「膜厚とPL強度
との関係化および臨界膜厚の決定」S6を行う。このス
テップでは、上記活性層の膜厚と真のPL強度との関係
を活性層のカドミウムの組成比をパラメータにして求め
る。そして上記関係におけるPL強度がピークになる膜
厚を臨界膜厚として求める。
【0030】その結果を図5の膜厚とPL強度との関係
図によって説明する。図5に示すように、P型のZnC
dSe層の臨界膜厚よりもn型のZnCdSe層の臨界
膜厚の方が厚くなることがわかった。その理由として
は、例えば、P型のドーパントの窒素(N)がII-VI 族
化合物半導体層の格子間に入ること、このP型の化合物
半導体層の活性化率が低いこと等が要因になって、化合
物半導体層が歪みを持ち易くなるため、臨界膜厚が小さ
くなると考えられる。そして図に示したZnCdSe層
の臨界膜厚は、P型のZnCdSe層では4.5nm、
n型のZnCdSe層では5.5nmになった。
【0031】また、上記Zn1-x Cdx Se混晶系で
は、カドミウムの組成比によって歪みが変化する。例え
ば、カドミウムの組成比が大きくなると臨界膜厚は薄く
なり、カドミウムの組成比が小さくなると臨界膜厚は厚
くなる。そこで、化合物半導体層中のカドミウムの組成
比に対応する臨界膜厚を求める必要がある。まず、化合
物半導体層中に含まれるカドミウム量をパラメータにし
て、PLを観測する。そして化合物半導体層の膜厚に対
応するこの化合物半導体層のPLを観測して得られた発
光強度の最大ピークをPL強度とし、この化合物半導体
層の膜厚と、この膜厚に対応するPL強度との関係を求
める。次いで膜厚とPL強度との関係においてPL強度
がピークとなる膜厚を臨界膜厚とする。続いてカドミウ
ムの組成比と上記求めた臨界膜厚との関係を求める。そ
の結果を図6によって説明する。
【0032】図では、縦軸に臨界膜厚を示し、横軸にカ
ドミウムの組成比を示す。図6に示すように、化合物半
導体層の臨界膜厚とそのカドミウム含有量との関係か
ら、カドミウム含有量が多くなるにしたがって、臨界膜
厚が薄くなることがわかった。これは、カドミウムの含
有量が増加するにしたがい、化合物半導体層中の歪みが
増加するためである。このように、カドミウムの含有量
によって臨界膜厚が変化するため、カドミウムの含有量
も考慮して活性層の臨界膜厚を設定する必要がある。そ
して活性層の膜厚は臨界膜厚よりも薄く設定される。も
し、活性層の膜厚が臨界膜厚以上に設定された場合に
は、その活性層では歪みが緩和してミスフィット転位が
発生するため、寿命が短くなる、信頼性が低下する、等
のデバイスの基本的物性が悪化する。また、n型伝導の
ものとp型伝導のものでは、カドミウムの組成比が同じ
であっても臨界膜厚が異なることがわかった。
【0033】上記のように、化合物半導体(ZnCdS
e)層の臨界膜厚とこのZnCdSe層中に含まれるカ
ドミウム量との関係を求めたことから、ZnCdSe層
のカドミウムの含有量に対応する臨界膜厚が求まる。ま
たカドミウムの含有量はZnCdSe層の歪み量に比例
する。このため、カドミウムの含有量を考慮してZnC
dSe層の膜厚が決定される。
【0034】上記図6に示したZnCdSe層のカドミ
ウムの含有量と臨界膜厚との関係を式によって近似す
る。カドミウムの組成比をx、ZnCdSe層の臨界膜
厚をyとする。そしてZnCdSe層がn型伝導(図6
では実線で示す)になっている場合には(1)式にな
る。この場合のn型伝導は塩素(Cl)をドーピングす
ることによって得ている。
【0035】
【数1】
【0036】またZnCdSe層がp型伝導(図6では
破線で示す)になっている場合には(2)式になる。こ
の場合のp型伝導は窒素(N)をドーピングすることに
よって得ている。
【0037】
【数2】
【0038】このように、カドミウムの組成比を関数と
して各カドミウムの組成比に対応する各臨界膜厚を近似
する関係式となる(1)式および(2)式を求め、その
関係式によって所望のカドミウムの組成比を有する化合
物半導体層の臨界膜厚を求める方法では、その関係式が
化合物半導体層中のカドミウムの組成比とフォトルミネ
ッセンスの観測によって実験的に求めた臨界膜厚との関
係を近似している。そのため、化合物半導体層中の所望
のカドミウムの組成比によって、その組成比の化合物半
導体層の臨界膜厚がほぼ正確に求まる。
【0039】そして上記のようにカドミウムの組成比を
x、臨界膜厚をyとして、n型伝導では(1)式、p型
伝導では(2)式で表せる関係式で臨界膜厚を求めるこ
とから、カドミウムの組成比がわかれば計算によって臨
界膜厚が容易に求まる。上記(1),(2)式はカドミ
ウムを含む化合物半導体層を対象としているので、カド
ミウムの組成比x=0は除外している。また、x>35
では臨界膜厚yが増加して実験値との差が大きくなる。
そのため、xの範囲は0<x≦35とした。
【0040】次にII-VI 族化合物半導体からなる活性層
を含むII-VI 族化合物半導体層を積層して、前記図3で
説明したような光半導体装置の製造方法を前記図3によ
って説明する。
【0041】上記説明した化合物半導体層の臨界膜厚の
求め方を用いて、光半導体装置の活性層を形成するII-V
I 族化合物半導体層の臨界膜厚を設定する。その後、分
子線エピタキシャル成長法によって、ガリウムヒ素(G
aAs)基板11上に各II-VI 族化合物半導体層を堆積
して積層する。そのとき、活性層になるZnCdSe層
16の膜厚は臨界膜厚を超えないように設定して、この
ZnCdSe層16を形成する。このようにして、光半
導体装置10を形成する。
【0042】上記光半導体装置10の製造方法では、化
合物半導体層の臨界膜厚の求め方を用いて、光半導体装
置10の活性層になるZnCdSe層16の臨界膜厚を
設定した後、ガリウムヒ素(GaAs)基板11上に各
II-VI 族化合物半導体層を積層して光半導体装置を構成
する。その際に、設定した臨界膜厚以下の膜厚で上記Z
nCdSe層16は形成される。このため、光半導体装
置10のZnCdSe層(活性層)16は、歪みが緩和
されていないので、ミスフィット転位は発生していな
い。このため、光半導体装置10は、励起状態から非輻
射遷移を起こすことなく基底状態に遷移して発光する。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の化合物半
導体層の臨界膜厚の求め方によれば、化合物半導体層の
膜厚によってPL強度が変化することを利用して、PL
強度がピークになる膜厚を臨界膜厚として求めるので、
従来求めることができなかったII-VI 族化半導体層の臨
界膜厚をPLを観測するという簡単な方法によって求め
ることができる。このため、光半導体装置の設計が容易
になるとともに、発光特性に優れたものを設計すること
ができる。
【0044】また化合物半導体層の膜厚と、この膜厚に
対応するPL強度との関係をカドミウムの組成比をパラ
メータとして求め、この関係におけるPL強度がピーク
になる膜厚を臨界膜厚として決定する方法によれば、カ
ドミウムの含有量に対応する臨界膜厚を求めることがで
きる。
【0045】カドミウムの組成比を関数として各カドミ
ウムの組成比に対応する各臨界膜厚を近似する関係式を
求め、その関係式によって所望のカドミウムの組成比を
有する化合物半導体層の臨界膜厚を求める方法によれ
ば、その関係式が実験的に求めた臨界膜厚を近似してい
るので、化合物半導体層中の所望のカドミウムの組成比
によって、その組成比の化合物半導体層の臨界膜厚がほ
ぼ正確に求めることができる。
【0046】カドミウムの組成比をx、臨界膜厚をyと
して、n型伝導ではy=150−21.6x+1.24
2 −3.18×10-23 +3.03×10-44
p型伝導ではy=149−21.6x+1.24x2
3.18×10-23 +3.03×10-44 で表せる
関係式で臨界膜厚を求める方法によれば、カドミウムの
組成比がわかれば計算によって容易に臨界膜厚を求める
ことができる。
【0047】本発明の光半導体装置の製造方法によれ
ば、化合物半導体層の臨界膜厚の求め方を用いて光半導
体装置の活性層の臨界膜厚を求めてその臨界膜厚よりも
薄い膜厚に活性層を設計し、光半導体装置の活性層を形
成するので、光半導体装置は励起状態から非輻射遷移を
起こすことなく基底状態に遷移して発光する。このた
め、発光特性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる臨界膜厚の求め方の説
明図である。
【図2】亜鉛セレン系の半導体レーザ装置の概略構成図
である。
【図3】PL観測用の光半導体装置の概略構成図であ
る。
【図4】PLの観測方法の流れ図である。
【図5】膜厚とPL強度との関係図である。
【図6】カドミウム組成比と臨界膜厚との関係図であ
る。
【符号の説明】
P PL強度のピーク hPL 臨界膜厚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 昌夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化合物半導体層の膜厚と該膜厚に対応す
    る該化合物半導体層のフォトルミネッセンスを観測して
    得られるフォトルミネッセンス強度との関係を求め、該
    関係における該フォトルミネッセンス強度がピークとな
    る膜厚を臨界膜厚とすることを特徴とする化合物半導体
    層の臨界膜厚の求め方。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物半導体層の臨界膜
    厚の求め方であって、 前記化合物半導体層は少なくともカドミウムを含むII-V
    I 族化合物半導体からなり、 前記化合物半導体層の膜厚に対応する該化合物半導体層
    のフォトルミネッセンスを観測して得られる発光強度の
    最大ピークをフォトルミネッセンス強度として、該化合
    物半導体層の膜厚と、該膜厚に対応する該フォトルミネ
    ッセンス強度との関係を前記カドミウムの組成比ごとに
    求め、該関係でのフォトルミネッセンス強度がピークに
    なる膜厚を各カドミウムの組成比ごとに臨界膜厚とする
    ことを特徴とする化合物半導体層の臨界膜厚の求め方。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の化合物半導体層の臨界膜
    厚の求め方において、 異なるカドミウムの組成比ごとに、フォトルミネッセン
    スの観測によって化合物半導体層の臨界膜厚を求めた
    後、カドミウムの組成比を関数として各カドミウムの組
    成比に対応する各臨界膜厚を近似する関係式を求め、該
    関係式によって所望のカドミウムの組成比を有する化合
    物半導体層の臨界膜厚を求めることを特徴とする化合物
    半導体層の臨界膜厚の求め方。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の化合物半導体層の臨界膜
    厚の求め方において、 前記化合物半導体層は亜鉛とカドミウムとセレンとで構
    成されるII-VI 族化合物半導体からなるものであって、 前記関係式は、前記化合物半導体層がn型伝導になって
    いる場合には、該化合物半導体層のカドミウムの組成比
    をx、該化合物半導体層の臨界膜厚をyとして、y=1
    50−21.6x+1.24x2 −3.18×10-2
    3 +3.03×10-44 および0<x≦35からな
    り、 前記化合物半導体層がp型伝導になっている場合には、
    該化合物半導体層のカドミウムの組成比をx、該化合物
    半導体層の臨界膜厚をyとして、y=149−21.6
    x+1.24x2 −3.18×10-23 +3.03×
    10-44 および0<x≦35からなることを特徴とす
    る化合物半導体層の臨界膜厚の求め方。
  5. 【請求項5】 II-VI 族化合物半導体層を積層して光半
    導体装置を製造する方法において、 請求項1〜請求項4のうちのいずれか1項に記載の化合
    物半導体層の臨界膜厚の求め方を用いて、光半導体装置
    の活性層の臨界膜厚を設定し、 基板上に活性層を含むII-VI 族化合物半導体層を積層し
    て光半導体装置を構成する際に、前記活性層を前記臨界
    膜厚以下の膜厚に形成することを特徴とする光半導体装
    置の製造方法。
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