JPH08139213A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Publication number
JPH08139213A
JPH08139213A JP6273340A JP27334094A JPH08139213A JP H08139213 A JPH08139213 A JP H08139213A JP 6273340 A JP6273340 A JP 6273340A JP 27334094 A JP27334094 A JP 27334094A JP H08139213 A JPH08139213 A JP H08139213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
bipolar transistor
conductivity type
manufacturing
semiconductor device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6273340A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Sato
広利 佐藤
Motomu Ukita
求 浮田
Tomohisa Wada
知久 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6273340A priority Critical patent/JPH08139213A/ja
Publication of JPH08139213A publication Critical patent/JPH08139213A/ja
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストを抑えかつ高集積化が可能な半導
体装置の製造方法を提供する。 【構成】 P型半導体基板31を準備する(A)。次い
でその主表面上にN型ウェル領域32をイオン注入によ
り形成し、その主表面上の所定の位置に分離酸化膜33
を形成する(B)。所定の分離酸化膜33a,33bの
下部にはイオン注入時の不純物濃度を調整することによ
って高抵抗領域34a,34bを形成する(C)。次い
でN型ウェル領域32の主表面上にP型ウェル35a,
35b,N型ウェル36a,36b,P+ 型ウェル37
a,37bを形成して1つのN型ウェル領域32の内部
に高抵抗領域34a,34bで分離された1対のバイポ
ーラトランジスタを形成する(D,E)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は特殊構造を持つバイポ
ーラトランジスタを使用する半導体集積回路の製造方法
に関し、特に高集積化が可能でかつ製造コストを削減で
きる、半導体集積回路の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明に興味のあるバイポーラトラン
ジスタの構造がたとえば、Raul R. GrayとRobert G. Me
yer のAnalysis and Design of analog Integrated Cir
cuit,Second Editionに開示されている。図20は同文
献に記載された従来のバイポーラトランジスタの平面図
(A)と断面図(B)とを示す図である。
【0003】図20を参照して、従来のバイポーラトラ
ンジスタの製造方法においては、まずP型の半導体基板
51を準備し、その内部に高濃度のN型領域52を形成
する。次いでエピタキシャル成長により、低濃度のN型
領域53を半導体基板51の主表面上に形成する。次
に、P型のベース領域59および高濃度のN型領域6
0,62を形成し、それぞれをエミッタ、コレクタ領域
とする。そして金属電極63をエミッタ、ベース、コレ
クタに接続し、バイポーラトランジスタが完成する。
【0004】図21は図20に示したバイポーラトラン
ジスタの断面方向の濃度プロファイルを示す図である。
図21を参照して、(A)は断面位置を表わし、(B)
は各断面位置ごとの不純物濃度を示す。エピタキシャル
成長により形成されたコレクタ領域53の濃度が1×1
15の場合を示している。高濃度領域52が図のような
プロファイルを持っている。
【0005】図22は高濃度の埋込領域を有さない場合
のバイポーラトランジスタの断面構造(A)とその場合
の断面方向の濃度プロファイル(B)を示す図である。
図22を参照して、この場合にはエピタキシャル成長を
使用せず、基板表面から不純物を拡散してバイポーラト
ランジスタが製作される。図22(B)はx軸に(A)
のB−B′断面を、y軸に不純物濃度をとった場合の各
拡散層の深さごとの濃度を示す図である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図22(B)を参照し
て、基板の深い部分でコレクタの濃度は基板表面(バッ
クグラウンド)より低くなる。したがって、上記文献
(第86頁第1行−第3行)に示されているように、コ
レクタ抵抗の上昇とコレクタエミッタ間の耐圧が低下す
るという問題がある。
【0007】一方、図20に示した高濃度のN型領域を
有するバイポーラトランジスタにおいては、基板のエピ
タキシャル成長が必要となり、半導体基板のコストが大
幅に上昇する問題がある。また、この場合には1ウェル
内に1つのバイポーラトランジスタしか形成できないた
め、高集積化が困難であるという問題点があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、バイポーラトランジスタを含む
半導体装置の製造方法においてコストダウンが可能でか
つ高集積化を可能にすることである。
【0009】この発明の他の目的はイオン注入法を用い
て構成されたバイポーラトランジスタにおいてコレクタ
抵抗の上昇にもかかわらず高速動作が可能なバイポーラ
トランジスタの製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体装
置の製造方法は、第1導電型の半導体基板の主表面上に
イオン注入で第2導電型の不純物領域である第1ウェル
を形成するステップと、第1ウェルの主表面上を複数の
素子分離領域で分離するステップと、複数の素子分離領
域の下部に高抵抗領域をイオン注入法で形成するステッ
プと、第1ウェルの素子分離された領域の主表面上にイ
オン注入で複数の第1導電型の第2ウェルを形成するス
テップと、複数の第2ウェルの主表面上に第2導電型の
第3不純物領域を形成するステップとを含み、第1ウェ
ルと、第2ウェルおよび第3不純物領域でバイポーラト
ランジスタが形成される。
【0011】請求項2に係る半導体装置の製造方法にお
いては、請求項1の高抵抗領域をイオン注入で形成する
ステップは、第1導電型不純物領域を形成するステップ
を含む。
【0012】請求項3に係る半導体装置の製造方法にお
いては、請求項1の高抵抗領域をイオン注入で形成する
ステップは、第2導電型の不純物領域を形成するステッ
プを含む。
【0013】請求項4に係る、バイポーラトランジスタ
とCMOSトランジスタを含む半導体装置の製造方法
は、半導体基板の主表面上に間隔を隔てて第1導電型の
第1および第2の領域をイオン注入で形成するステップ
と、第1導電型の第1領域と第2領域の間に第2導電型
の第3の不純物領域を形成するステップとを含む。第1
領域にはバイポーラトランジスタが形成され、第2領域
および第3領域にはCMOSトランジスタが形成され
る。半導体装置の製造方法はさらに、第1領域の主表面
上にバイポーラトランジスタのベース領域となる第2導
電型の第4領域と第2領域の主表面上にCMOSトラン
ジスタの一方のソース/ドレイン領域となる1対の第2
導電型の第5領域とを第2導電型の不純物のイオン注入
によって同時に形成するステップと、第4領域の主表面
上にバイポーラトランジスタのエミッタ領域となる第1
導電型の第6領域と第3領域上にCMOSトランジスタ
の他方の1対のソース/ドレイン領域となる第1導電型
の第7領域をイオン注入により同時に形成するステップ
とを含む。この発明に係る半導体装置の製造はさらに、
バイポーラトランジスタに隣接してバイポーラトランジ
スタの飽和動作を妨げる手段を形成するステップを含
む。
【0014】請求項5に係る半導体装置の製造方法にお
いては、請求項4のバイポーラトランジスタの飽和動作
を妨げる手段はMOSトランジスタを含む。
【0015】請求項6に係る半導体装置の製造方法にお
いては、請求項4のバイポーラトランジスタの飽和を妨
げる手段はバイポーラトランジスタを含む。
【0016】
【作用】請求項1に係る半導体装置の製造方法において
は、第1ウェルの内部が素子分離領域の下部の少なくと
も一部に形成された高抵抗領域によって分離され、その
ウェルの中にイオン注入によって第2ウェルと第3不純
物領域が形成されそれによって第1ウェル内部に複数の
バイポーラトランジスタが形成される。
【0017】請求項2および3に係る半導体装置の製造
方法においては、請求項1の半導体装置における高抵抗
領域は所望の導電形式のドープ量によって希望の抵抗値
が設定できる。
【0018】請求項4に係る半導体装置の製造方法にお
いては、バイポーラトランジスタとCMOSトランジス
タのそれぞれの不純物領域を同時にイオン注入で形成す
ると共に、バイポーラトランジスタの飽和動作を妨げる
手段が形成される。したがって、従来のように所定の導
電形式のウェルの下部に埋込層を設ける必要がなく、こ
の場合に生じる寄生抵抗によるバイポーラトランジスタ
の飽和動作はそれを妨げる手段によって妨げられる。
【0019】請求項5および6に係る半導体装置の製造
方法においては、バイポーラトランジスタの飽和動作を
妨げる手段はバイポーラトランジスタまたはMOSトラ
ンジスタである。
【0020】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0021】(1) 第1実施例 まずこの発明の第1実施例について説明する。図1はこ
の発明に係る半導体装置の製造方法をステップごとに示
す図である。まず図1(A)を参照してP型半導体基板
31を準備する。次いでP型半導体基板31の主表面上
に分離酸化膜33を形成する。次いでP型半導体基板3
1の主表面上の所定の位置にNウェル領域32を形成す
る。次いで図1(C)に示すように、分離酸化膜33
a,33bの下部に高抵抗領域34a,34bを形成す
る。この高抵抗領域34a,34bはNウェル領域32
の濃度を調整することによって形成する。次いで図1
(D)に示すようにNウェル領域32の主表面上にPウ
ェル領域35a,35bを形成し、その後Pウェル領域
35a,35bおよびPウェル領域35a,35bが形
成されなかったNウェル領域32の主表面上にN型不純
物領域36a〜36eをイオン注入で形成する。次いで
図1(E)に示すようにP型ウェル35a,35bの主
表面上にP+ 領域37a,37bを形成する。
【0022】図2は図1に示した製造工程で形成された
半導体装置の断面構造(A)とその平面図(B)を示す
図である。図2を参照して、N型ウェル32がコレクタ
であり、P型ウェル35a,35bがベースであり、N
型ウェル36a,36bがエミッタとなる1対のバイポ
ーラトランジスタが高抵抗領域34a,34bによって
分離されて形成される。なお、P型ウェル37a,37
bはベース電極であり、N型ウェル36c,36dはコ
レクタ電極であり、N型ウェル36eは1対のバイポー
ラトランジスタに抵抗34a,34bを介して接続され
た電極となる。以上のように第1実施例に係る半導体装
置の製造方法によれば、イオン注入法を繰り返し行なう
ことによって1つのNウェル32の内部に1対のバイポ
ーラトランジスタと、1対のバイポーラトランジスタの
コレクタ領域に対して抵抗を介して接続された電極を有
する構造が形成される。したがって、簡単な製造工程で
高集積化が可能な半導体装置の製造方法が提供できる。
【0023】図3は図2に示したこの発明に係る半導体
装置の製造方法によって形成された構成の変形例を示す
図である。図3を参照してこの変形例においては、高抵
抗領域38a,38bは先の例のようにN型不純物の濃
度を調整することにより構成されるのではなく、P型不
純物を導入することによって形成される。高抵抗領域3
8a,38bがカウンタドープにより形成されるため、
希望の抵抗値を容易に設定できるとともに、比較的小さ
な面積で大きな抵抗を容易に形成できる。
【0024】次のこの発明の第1実施例に係る構成を具
体的な回路に応用した例について説明する。図4はエミ
ッタカップル型の差動増幅回路を示す回路図である。図
4を参照して抵抗とバイポーラトランジスタとの一体型
のトランジスタ40,41が示される。
【0025】図5はラッチ回路を示す回路図である。こ
こでも抵抗とバイポーラトランジスタとの一体型のトラ
ンジスタ42,43が示される。この構成はSRAM型
メモリセルとしての使用も可能である。
【0026】図6はラッチ回路を示す他の回路図であ
り、抵抗とバイポーラトランジスタとの一体型のトラン
ジスタ44,45が示される。この構成はSRAM型メ
モリセルとしての使用も可能であり、アクセストランジ
スタとしてPMOSトランジスタ46,47を使用して
いる。この構成の動作について以下に説明する。
【0027】図6を参照して、ドライバトランジスタと
してバイポーラトランジスタ47,48を使用してい
る。オンしているバイポーラトランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧Vbeはほぼ0.8V程度と一定であるの
で、2つのバイポーラトランジスタ48,49によるラ
ッチ回路の記憶ノード間の電位差は0.8V程度とのな
り、これによりデータを保持する。
【0028】図7は図6に示した回路図で表わされたS
RAM型メモリセルの平面図であり、図2(B)、図3
(B)に示した平面図の電極の図示された上方向に1対
のPMOSトランジスタが形成されている。
【0029】図7を参照して、デバイスはすべてNウェ
ル内に形成される。大きな四角の点線で囲んだ領域が単
位メモリセル200であり、斜線で示した領域201,
202が高抵抗分離領域を表わす。これによって各デバ
イス同士が分離される。SRAMメモリセルのアレイは
単位メモリセル200が二次元的に繰り返されることに
よって構成される。単位メモリセル200は高抵抗領域
201,202によって分離された1対のバイポーラト
ランジスタ210,220と、電源Vcc端子となるN
+ 領域203と、1対のバイポーラトランジスタ21
0,220と絶縁膜を介して形成された1対のPMOS
トランジスタ230,240とを含む。バイポーラトラ
ンジスタ210,220はそれぞれコレクタ端子となる
+ 領域213,223と、ベース端子となるP+ 領域
214,224と、エミッタ端子となるN+ 領域21
5,225とを含む。PMOSトランジスタ230,2
40はそれぞれソース/ドレイン領域231,232,
241,242と、ゲート電極233,243とを含
む。
【0030】PMOSトランジスタもNPNバイポーラ
トランジスタも同じNウェル内に形成されるため、高抵
抗分離領域201,202による分離だけでデバイスの
分離が可能になる。
【0031】次に各デバイス間の接続について説明す
る。各デバイス間の接続は図7に示したとおりであり、
1対のバイポーラトランジスタ210,220のベース
端子214,224が互いに他のバイポーラトランジス
タのコレクタ端子223,213に接続され、これらコ
レクタ端子213,223はそれぞれ対応するMOSト
ランジスタ230,240のソース231,241に接
続されている。
【0032】アクセス用のPMOSトランジスタ23
0,240のゲート電極233,243はワードライン
WLに接続され、1対のPMOSトランジスタのそれぞ
れのドレイン232,242はビット線対BIT,/B
ITに接続される。
【0033】なお、高抵抗領域201,202の抵抗値
はイオン注入の種類およびその量によって調整するのは
先の製造プロセスで述べたとおりである。
【0034】以上により、この実施例によれば、2PM
OSトランジスタ、2NPNバイポーラトランジスタお
よび2抵抗によるSRAMメモリセルが簡単な製造工程
でかつ狭い領域に形成することができる。その結果、小
面積でかつバイポーラトランジスタを用いるため、低電
圧動作が可能な半導体装置の製造方法が提供できる。
【0035】次に図7に示した応用例のさらなる変形例
について説明する。図8は図6に示したSRAMの他の
デバイス配置例を示す平面図である。図8を参照して、
図7と異なる点は斜線で示した高抵抗領域301,30
2が1対のバイポーラトランジスタ310,320と対
応するPMOSトランジスタ330,340の形成され
る領域との間に設けられている点である。それ以外の基
本的な構成および配置は図7に示した場合と同様である
ので、同一部分に同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0036】この配置例においては、電源接続端子とな
るN+ 領域203をPMOSトランジスタ領域に形成で
きるので、レイアウトをコンパクトにまとめることがで
きる。
【0037】次に図6に示したSRAMのさらなる他の
デバイス配置例について図9を参照して説明する。この
例において図8に示した配置例と異なる点はアクセスト
ランジスタとなる1対のPMOSトランジスタ230,
240のゲート電極233,243の向きがワードライ
ンWLと平行になっている点だけであり、それ以外の部
分については図8に示したデバイス配置例と同一である
ので、同一部分に同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0038】このデバイス配置例によれば、図8に示し
た配置例と同様の効果が得られる。 (2) 第2実施例 次にこの発明の第2実施例について説明する。第2実施
例においては、図1および図2で説明した第1実施例の
構成においてその一方側のバイポーラトランジスタおよ
び高抵抗領域が削除されている。そのような具体例を図
10に示す。図10を参照して、第2実施例において
は、P型半導体基板51の主表面上にN型ウェル領域5
2が形成され、N型ウェル領域52の主表面上に複数の
素子分離領域53が形成される。特定の素子分離領域5
3aの下部には高抵抗領域54が設けられている。N型
ウェル領域52の主表面上には電源端子となるN+ 型ウ
ェル56aと、バイポーラトランジスタのコレクタ電極
となるN+ 型ウェル領域56bと、バイポーラトランジ
スタのベース領域となるP型ウェル領域55が形成さ
れ、P型ウェル領域55の主表面上にはベース電極とな
るP+ 型ウェル領域57と、エミッタ領域となるN+
ウェル領域56cが形成される。この実施例においても
第1実施例と同様にN+ 型ウェル領域56a,56b,
56cは同時に形成される。
【0039】この構成により、1つのウェル内でバイポ
ーラトランジスタのコレクタ端子に抵抗素子が接続され
た構成が形成できる。ここで高抵抗領域54の抵抗値は
N型ウェル52の濃度を調整することによって調整す
る。この実施例においても第1実施例と同様にNウェル
領域52の下部に従来のようなN+ 型埋込層が形成され
ていない。
【0040】その結果、1つのウェル内にバイポーラト
ランジスタのコレクタ端子に抵抗素子が接続された構成
が形成できるため、レイアウト面積を小さくすることが
できる。また、高抵抗領域54は注入するイオンの導電
型と濃度を適切に選択することにより、比較的小さな面
積で大きな抵抗を容易に形成することができるとともに
希望の抵抗値に容易に設定できる。
【0041】次に図10に示した第2実施例の変形例に
ついて説明する。図11の構成は基本的に図10の構成
と同一であるが、コレクタ領域56bと抵抗端子56a
とはバイポーラトランジスタのベース領域55を挟んで
反対方向に位置している点が異なる。それ以外の部分に
ついては図10の場合と同一であるので、同一部分に同
一符号を付してその説明は省略する。
【0042】ベース領域55と電源用引出領域56aと
の間に高抵抗領域54を設けることにより、1つのウェ
ル内でもバイポーラトランジスタのコレクタ端子に抵抗
素子が接続された構成が得られる。その他この構成によ
って得られる効果は図10の場合と同様である。
【0043】次に第2実施例のさらなる変形例について
説明する。図12はさらなる変形例を示す断面図であ
る。図12を参照して、さらなる変形例は図11に示し
た変形例と基本的に同じであるので、同一部分に同一符
号を付してその説明を省略する。図12を参照して、図
11に示した実施例と異なる点は、電源引出端子となる
+ 型ウェル領域56aをコレクタ領域となるN+ 型ウ
ェル領域52とは別の部分に設けて引出端子となるN+
型ウェル領域56aに外部抵抗59を接続する。この変
形例によれば、バイポーラトランジスタのコレクタ端子
56bに抵抗素子を接続する場合、任意の場所に接続点
を形成できる。
【0044】次にこの発明の第2実施例のさらなる変形
例について図13を参照して説明する。この変形例にお
いては、図10に示した第2実施例に対して複数の電源
用引出端子となるN+ 型ウェル領域60a〜60cがそ
れぞれ高抵抗領域54a〜54cを介して設けられる。
図13を参照して、複数の電源用引出領域となるN+
ウェル領域60a〜60cのうちどの引出端子を接続す
るかによりコレクタに接続される抵抗値を調整できる。
その結果、バイポーラトランジスタのコレクタ端子に接
続される抵抗素子の値を後工程のマスクで変更できる。
【0045】(3) 第3実施例 次にこの発明の第3実施例について説明する。図14お
よび図15はこの発明の第3実施例に係る半導体装置の
製造方法をプロセスごとに示す図である。図1を参照し
て、まずP型半導体基板11を準備する(A)。そして
分離酸化膜12とゲート酸化膜22とをP型半導体基板
11の主表面上に形成する。次に図1(B)を参照し
て、PMOSトランジスタ27とNPNバイポーラトラ
ンジスタ25が形成される領域に高エネルギでイオン注
入を行ない、N型ウェル領域13a,13bを形成す
る。このときN型ウェル領域の下部13aは上部13b
より高濃度となるように形成する。次に図14(D)を
参照して、NMOSトランジスタ26が形成される領域
に同様に高エネルギでイオン注入を行ない、P型ウェル
領域14a,14bを形成する。そして図14(E)を
参照して、MOSトランジスタの導電チャネル部に不純
物を注入し、MOSトランジスタのしきい値電圧を調整
後、MOSトランジスタのゲート電極15a,15bを
形成する。そしてN型ソース/ドレイン領域17a,1
7bとバイポーラトランジスタのコレクタ電極接合部の
N層20とを同時に形成する。
【0046】図15は図14の(E)に続くステップを
説明する図である。次に図15(A)を参照して、NM
OSトランジスタ26の形成される領域とバイポーラト
ランジスタ25の形成される領域のうちベース電極接合
部のP層18以外の部分をレジスト層21でマスクす
る。そしてボロンのようなP型不純物をイオン注入する
ことによってPMOSトランジスタ27のソース/ドレ
イン領域16a,16bとバイポーラトランジスタ21
のベース電極接合部のP層18を同時に形成する。そし
てその後、全面にイオン注入し、バイポーラトランジス
タ25のベースの低濃度のP- 層19を形成する。
【0047】以上のような工程を用いてBiCMOS
(Bipolar Complementary Metal Oxide Semiconductor
)を形成することで、CMOSプロセスに全面ベース
注入を加えただけの工程増でBiCMOSの形成が可能
となり、CMOSトランジスタに比べてコストアップが
小さいBiCMOSトランジスタが実現可能となる。ま
たこの製造方法によれば、コレクタを形成するときに高
エネルギ注入法を使用しているため、図21で示した従
来のバイポーラトランジスタよりはコレクタ抵抗の上昇
とコレクタ−エミッタ間の耐圧低下は改善することがで
きる。また、従来のようなエピタキシャル成長工程が不
要なので、ウェハの製造コストを下げることが可能とな
る。
【0048】次に図14および図15で示した製造方法
で形成されたBiCMOS構造の具体的な応用例につい
て説明する。まず第1応用例について説明する。図16
は第1応用例を示す回路図である。図16を参照して、
第1の応用例はBi−NMOSドライバ60にこの発明
の製造プロセスが適用された例を示す図である。図16
を参照して、Bi−NMOSドライバ60は、インバー
タ65と、インバータ65の出力にベース電極を接続さ
れ、コレクタ電極を電源端子Vccに接続され、エミッ
タ端子を出力ノード67に接続されたバイポーラトラン
ジスタ61と、ゲートを入力端子68に接続され、ソー
ス/ドレインを出力ノード67と接地電位に接続された
NMOSトランジスタ64とを含む。
【0049】次に動作について説明する。Bi−NMO
Sドライバ60においては、バイポーラトランジスタ6
1はインバータ65の出力をベースに受けるため、入力
信号がハイレベルの場合、ノード66はロウレベルとな
り、バイポーラトランジスタ61は非活性化される。逆
にNMOSトランジスタ64は活性化され、出力ノード
67はロウレベルとなる。入力がロウレベルの場合はこ
の逆になる。
【0050】図17はBi−CMOSドライバにこの発
明に係る製造方法を適用したバイポーラトランジスタを
組込んだ回路図である。図17を参照して、Bi−CM
OSドライバ70は、入力端子76に接続されたインバ
ータ80とNMOSトランジスタ74と、インバータ8
0の出力ノード77にベースを接続され、コレクタを電
源電位Vccに接続され、エミッタを出力端子ノード7
9に接続されたバイポーラトランジスタ71と、ゲート
をノード77に接続され、一方電極をNMOSトランジ
スタ74に、他方電極を接地に接続されたNMOSトラ
ンジスタ75と、ベースをノード78に接続され、コレ
クタを出力端子ノード79に接続され、エミッタを接地
電位に接続されたバイポーラトランジスタ81とを含
む。
【0051】次に動作について説明する。入力端子76
に入力された入力信号がハイレベルの場合、ノード77
はロウレベルとなり、バイポーラトランジスタ71は非
活性化される。逆にNMOSトランジスタ74は活性化
されることにより、ノード79が高い電位の場合にはバ
イポーラトランジスタ81は活性化され、接地電位GN
D+1Vbe(ベースエミッタ間電圧(V))の電位ま
でプルダウンする。これにより、出力ノード79はロウ
レベルとなったことになる。入力信号がロウレベルの場
合はこの逆となる。
【0052】以上のように図16および図17に示した
Bi−NMOSドライバおよびBi−CMOSドライバ
をこの発明の第3実施例に係る製造方法で製造できるた
め、MOSトランジスタに比べて駆動力があり、高速性
に優れる半導体装置を低コストで製造できるという効果
がある。さらに、出力端子67,79における出力振幅
が電源電位Vccより1Vbe(ベース−エミッタ
(V))を用いるので、次段に耐圧の低いデバイスを接
続できる。
【0053】次に第3実施例に係る製造方法に係る半導
体装置を用いた他の応用例について説明する。図18お
よび図19は他の応用例を示す図である。図18および
図19を参照して、他の応用例においては、図16およ
び図17に示した実施例においてバイポーラトランジス
タ61,71が飽和してもプルアップ動作が高速となる
よう、NMOSトランジスタを並設した構成である。し
たがって、同一部分に同一符号を付してその部分につい
ての説明は省略する。
【0054】図18を参照して、Bi−NMOSドライ
バ85は、図16に示したBi−NMOSドライバ60
に対して、ソース/ドレインを電源端子Vccおよび出
力端子ノード67に接続され、ゲートにバイポーラトラ
ンジスタ61のベース電位を受けるNMOSトランジス
タ86を含む。
【0055】次に動作について説明する。Bi−NMO
Sドライバ85においては、入力信号がハイレベルの場
合、ノード66はロウレベルとなり、バイポーラトラン
ジスタ61、NMOSトランジスタ86は非活性化され
る。逆にNMOSトランジスタ64は活性化され、出力
ノード67はロウレベルとなる。入力がロウレベルの場
合は、ノード66はハイレベルとなり、バイポーラトラ
ンジスタ61は活性化される。しかしながら、バイポー
ラトランジスタ61にはコレクタに寄生の抵抗が付いて
いるので、コレクタ電流が大きい場合飽和してしまうお
それがある。そこでバイポーラトランジスタ61に並設
してNMOSトランジスタ86を設け、出力ノード67
のプルアップ動作を高速化する。このときNMOSトラ
ンジスタ64は非活性化され、出力ノード67はハイレ
ベルになる。
【0056】次に図19について説明する。図19は図
17に示たBi−CMOSドライバ70に対してソース
/ドレインを電源電位Vccおよび出力端子ノード92
接続され、ゲートをバイポーラトランジスタ71のベー
スに接続されたNMOSトランジスタ91が接続されて
いる点が図17の場合と異なる。それ以外については同
様であるので、同一部分に同一符号を付してその説明は
省略する。
【0057】次に動作について説明する。Bi−CMO
Sドライバ90においては、入力信号がハイレベルの場
合、ノード77はロウレベルとなり、バイポーラトラン
ジスタ71は非活性化され、NMOSトランジスタ74
は活性化される。このため、出力端子ノード92が高い
電位の場合には、バイポーラトランジスタ81は活性化
され、GND+1Vbe(V)の電位までプルダウンす
る。これにより、出力ノード92がロウレベルとなった
ことになる。
【0058】入力がロウレベルの場合は、ノード77は
ハイレベルとなり、バイポーラトランジスタ71、NM
OSトランジスタ91は活性化される。しかしながら、
バイポーラトランジスタ71のコレクタに寄生の抵抗が
付いているので、コレクタ電流が大きい場合飽和してし
まうおそれがある。そこでバイポーラトランジスタ71
に並設して、NMOSトランジスタ91を設けて、出力
ノード92のプルアップ動作を高速化する。逆にノード
77の電位がNMOSトランジスタ75のゲートに印加
されるため、ノード78はロウレベルとなり、バイポー
ラトランジスタ81は非活性化される。これにより、出
力ノード92はハイレベルとなる。
【0059】以上のようにバイポーラトランジスタに並
設してMOSトランジスタを設けた半導体装置を第3実
施例に係る製法で製造できるため、駆動力があり高速性
に優れたドライバを低コストで提供できる。また、出力
振幅が電源電位Vccより1Vbe(V)落ちるので、
次段に耐圧の低いデバイスを接続できる。さらに、バイ
ポーラトランジスタが飽和しても高速動作が可能である
といった特徴を有する半導体装置を低コストで提供でき
る。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る半導体装
置の製造方法においては、第1ウェルの内部が素子分離
領域の下部の少なくとも一部に形成された高抵抗領域に
よって分離され、そのウェルの中にイオン注入によって
第2ウェルと第3不純物領域が形成され、それによって
第1ウェル内部に複数のバイポーラトランジスタが形成
される。その結果、低コストでありながらかつ高集積化
の可能な半導体装置の製造方法が提供できる。
【0061】請求項2および3に係る半導体装置の製造
方法においては、請求項1の半導体装置における高抵抗
領域は所望の導電形式のドープ量によって希望の抵抗値
が設定できる。その結果、希望の抵抗値を容易に設定で
きるとともに、比較的小さな面積で大きな抵抗を容易に
形成できる半導体装置の製造方法が提供できる。
【0062】請求項4に係る半導体装置の製造方法にお
いては、バイポーラトランジスタとCMOSトランジス
タのそれぞれの不純物領域を同時にイオン注入で形成す
るとともに、バイポーラトランジスタの飽和動作を妨げ
る手段が形成される。したがって、従来のように所定の
導電形式のウェルの下部に埋込層を設ける必要がなく、
この場合に生じる寄生抵抗によるバイポーラトランジス
タの飽和動作をそれを妨げる手段によって妨げられる。
その結果、コストダウンが可能でかつ寄生抵抗によるバ
イポーラトランジスタの飽和動作が生じない半導体装置
の製造方法が提供できる。
【0063】請求項5および6に係る半導体装置の製造
方法においては、バイポーラトランジスタの飽和動作を
妨げる手段はバイポーラトランジスタまたはMOSトラ
ンジスタを含む。寄生抵抗によるバイポーラトランジス
タの飽和動作を妨げる手段としては所望の構成が採用で
きるため、所望の構成を有する、低コストでかつバイポ
ーラトランジスタの飽和動作を妨げることができる半導
体装置の製造方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る半導体装置の製造方法をス
テップごとに示す図である。
【図2】 第1実施例に係る製造方法で製造された半導
体装置を示す図である。
【図3】 第1実施例に係る製造方法で製造された半導
体装置を示す図である。
【図4】 第1実施例の応用例を示す回路図である。
【図5】 第1実施例の応用例を示す回路図である。
【図6】 第1実施例の応用例を示す回路図である。
【図7】 図6に示した回路の具体的配置を示す平面図
である。
【図8】 図6に示した回路の具体的配置を示す平面図
である。
【図9】 図6に示した回路の具体的配置を示す平面図
である。
【図10】 第2実施例に係る製造方法によって形成さ
れた半導体装置の断面図である。
【図11】 第2実施例に係る製造方法によって形成さ
れた半導体装置の断面図である。
【図12】 第2実施例に係る製造方法によって形成さ
れた半導体装置の断面図である。
【図13】 第2実施例に係る製造方法によって形成さ
れた半導体装置の断面図である。
【図14】 第3実施例における半導体装置の製造方法
をステップごとに示す図である。
【図15】 第3実施例における半導体装置の製造方法
をステップごとに示す図である。
【図16】 第3実施例の応用例を示す回路図である。
【図17】 第3実施例の応用例を示す回路図である。
【図18】 第3実施例の応用例を示す回路図である。
【図19】 第3実施例の応用例を示す回路図である。
【図20】 従来のバイポーラトランジスタの構造を示
す図である。
【図21】 従来のバイポーラトランジスタにおける不
純物濃度分布を示す図である。
【図22】 従来のバイポーラトランジスタにおける問
題点を説明するための図である。
【符号の説明】
11 P型半導体基板、12 分離酸化膜、13a,1
3b N型領域、14a,14b P型領域、15 ゲ
ート電極、16 P型ソース/ドレイン領域、17 N
型ソース/ドレイン領域、18 P層、19 P層、2
0 N層。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/11 (72)発明者 和田 知久 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電機 株式会社ユー・エル・エス・アイ開発研究 所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の主表面上にイ
    オン注入で第2導電型の不純物領域からなる第1ウェル
    を形成するステップと、 前記第1ウェルの主表面上を複数の素子分離領域で分離
    するステップと、 前記複数の素子分離領域の下側に高抵抗領域をイオン注
    入で形成するステップと、 前記第1ウェルの素子分離された領域の主表面上にイオ
    ン注入で複数の第1導電型の第2ウェルを形成するステ
    ップと、 前記複数の第2ウェルの主表面上に第2導電型の第3不
    純物領域を形成するステップとを含み、 前記第1ウェルと、第2ウェルおよび第3不純物領域が
    バイポーラトランジスタを構成する、半導体装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記高抵抗領域をイオン注入で形成する
    ステップは、前記第1導電型の領域を形成するステップ
    を含む、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記高抵抗領域をイオン注入で形成する
    ステップは、前記第2導電型領域を形成するステップを
    含む、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 バイポーラトランジスタとCMOSトラ
    ンジスタを含む半導体装置の製造方法であって、 半導体基板の主表面上に間隔を隔てて第1導電型の第1
    および第2の領域をイオン注入で形成するステップと、 前記第1導電型の第1および第2の領域の間に第2導電
    型の第3の不純物領域を形成するステップとを含み、 前記第1領域にはバイポーラトランジスタが形成され、
    前記第2領域および第3領域には前記CMOSトランジ
    スタが形成され、 前記第1領域の主表面上に第2導電型の第4領域で構成
    される前記バイポーラトランジスタのベース領域と、前
    記第2領域の主表面上に前記CMOSトランジスタの一
    方のソース/ドレイン領域となる1対の第2導電型の第
    5領域とを同時に第2導電型の不純物のイオン注入で形
    成するステップと、 前記第4領域の主表面上に第1導電型の第6領域で構成
    される前記バイポーラトランジスタのエミッタ領域と、
    前記第3領域の主表面上に前記CMOSトランジスタの
    他方のソース/ドレイン領域となる1対の第1導電型の
    第7領域とを第1導電型の不純物の同時イオン注入で形
    成するステップとを含み、 前記バイポーラトランジスタに隣接して形成され、前記
    バイポーラトランジスタの飽和動作を妨げる手段を形成
    するステップとを含む、半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記バイポーラトランジスタの飽和動作
    を妨げる手段はMOSトランジスタを含む、請求項4に
    記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記バイポーラトランジスタの飽和を妨
    げる手段はバイポーラトランジスタを含む、請求項4に
    記載の半導体装置の製造方法。
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