JPH08138932A - 電磁バルブ - Google Patents

電磁バルブ

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JPH08138932A
JPH08138932A JP30807194A JP30807194A JPH08138932A JP H08138932 A JPH08138932 A JP H08138932A JP 30807194 A JP30807194 A JP 30807194A JP 30807194 A JP30807194 A JP 30807194A JP H08138932 A JPH08138932 A JP H08138932A
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
permanent magnet
flow path
electromagnetic valve
plastic case
Prior art date
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Pending
Application number
JP30807194A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kuwabara
和宏 桑原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】比較的低水圧で使用し、且つ、耐蝕性を必要と
する安価な小型電磁バルブを提供する。 【構成】バルブ内の流路に、バルブの作用をさせる如き
形状をしたプラスチックケース11に収納した永久磁石
15、例えば、OリングA5に接合したときに流路が閉
じられるように先端部を尖形に形成したプラスチックケ
ース11に入れた永久磁石15を設置し、該永久磁石1
5を、バルブの外部に設けた電磁石で駆動して流路を開
閉する。 【効果】永久磁石の移動によって、永久磁石を掩ってい
るプラスチックケースが直接流路を開閉するから効率的
にバルブ作用が行われ、電磁石を小型化出来る。バルブ
作用を行わせる為の金属部品が露出していないから耐蝕
性が良好である。部品構成が簡単であるから安価とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電解水生成器に用いられる、アル
カリ性水と酸性水の切り換えバルブの如く、比較的低水
圧で使用し、且つ、耐蝕性を必要とする小型電磁バルブ
として利用する。
【0002】
【従来の技術】プランジャーを用いて、ダイヤフラムを
圧迫する、或いは、水栓をピストン運動させる等の手段
によって流路を開閉した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電磁石の磁力によっ
て、他の部品を駆動して間接的に流路を開閉させ、同時
にプランジャーを元の位置に戻す為のスプリングを抑え
込む、等の複雑な構成であるから、電磁石の磁力を大き
くする必要が生じ大型となる。スプリング、プランジャ
ー、パッキング抑え等の金属類が流路に介在する為に耐
腐蝕性が劣り、且つ、部品構成が複雑であるから高価と
なる。
【0004】
【課題を解決する為の手段】バルブ内の流路に、バルブ
の作用をさせる如き形状をしたプラスチックケースに収
納した永久磁石、例えば、Oリングに接合したときに流
路が閉じられるように先端部を尖形に形成したプラスチ
ックケースに入れた永久磁石を設置し、該永久磁石を、
バルブの外部に設けた電磁石で駆動して流路を開閉す
る。
【0005】
【作用】電磁石の極性を変える事によって、流路内に置
かれた永久磁石が移動するので流路の開閉を行うことが
出来る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を
【図1】
【図2】に基づいて説明する。 (イ)円筒状のバルブケース1に、流入口2と流出口A
3及び流出口B4を設ける。 (ロ)バルブケース1の内部の両端に、OリングA5及
びOリングB6を取り付ける。 (ハ)バルブケース1の外部の両端に、円筒状のヨーク
A7及びヨークB8を嵌装する。 (ニ)ヨークA7とヨークB8に、ドーナツ状に形成し
たコイルA9及びコイルB10を夫々嵌装する。 (ホ)コイルA9及びコイルB10は、ヨークA7及び
ヨークB8の夫々の先端部が同極性になる如く結線す
る。 (ヘ)バルブケース1の内部に、両端に、尖形部A12
及び尖形部B13を有し、外側の長手方向に凹溝14を
設けたプラスチックケース11に入れた永久磁石15を
収納する。 (ト)プラスチックケース11の直径は、バルブケース
1の内部で長手方向に移動出来る寸法に設定する。 (チ)プラスチックケース11の長さは、プラスチック
ケース11がOリングA5とOリングB6の間を移動し
て尖形部A12がOリングB6に密着したときに、尖形
部B13とOリングA5の間に適当な間隙を生ずる如き
寸法に設定する。 以上、(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)(ト)
(チ)の構成において、コイルA9及びコイルB10に
直流電圧を印加すれば、ヨークA7及びヨークB8の極
性に対応して永久磁石15が移動するので、流出口A3
及び流出口B4が開閉され、流入口2から流入した液体
は、凹溝14とバルブケース1の間隙を通って流出口A
3又は流出口B4から流出する。
【0007】
【発明の効果】永久磁石の移動によって、永久磁石を掩
っているプラスチックケースが直接流路を開閉するから
効率的にバルブ作用が行われ、電磁石を小型化出来る。
バルブ作用を行わせる為の金属部品が露出していないか
ら耐蝕性が良好である。部品構成が簡単であるから安価
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す断面図
【図2】 プラスチックケース11の断面図
【符号の説明】
1:バルブケース 5:OリングA 7:ヨークA 9:コイルA 11:プラスチックケース 15:永久磁石
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施例を示す断面図
【図2】 プラスチックケース11の断面図
【符号の説明】 1:バルブケース 5:OリングA 7:ヨークA 9:コイルA 11:プラスチックケース 15:永久磁石

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブ内の流路に永久磁石を設置し、該永
    久磁石を電磁石で駆動して流路を開閉する如く構成した
    電磁バルブ。
JP30807194A 1994-11-07 1994-11-07 電磁バルブ Pending JPH08138932A (ja)

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JP30807194A JPH08138932A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 電磁バルブ

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JP30807194A JPH08138932A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 電磁バルブ

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