JPH08138703A - 燃料電池発電装置 - Google Patents
燃料電池発電装置Info
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- JPH08138703A JPH08138703A JP6274655A JP27465594A JPH08138703A JP H08138703 A JPH08138703 A JP H08138703A JP 6274655 A JP6274655 A JP 6274655A JP 27465594 A JP27465594 A JP 27465594A JP H08138703 A JPH08138703 A JP H08138703A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料電池性能の低下を防止する。
【構成】 燃料極10と酸素極9との間に電解質を挟ん
だセルにより燃料電池発電部8を構成し、燃料極10に
対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給路13、及び、
酸素極9に対して酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給
路15を設けた燃料電池発電装置において、酸素極9に
供給する酸化剤ガス中から燃料電池性能の低下原因とな
る含有不純ガスを除去する不純ガス除去手段19を酸化
剤ガス供給路15に介装する。
だセルにより燃料電池発電部8を構成し、燃料極10に
対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給路13、及び、
酸素極9に対して酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給
路15を設けた燃料電池発電装置において、酸素極9に
供給する酸化剤ガス中から燃料電池性能の低下原因とな
る含有不純ガスを除去する不純ガス除去手段19を酸化
剤ガス供給路15に介装する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料極と酸素極との間
に電解質を挟んだセルにより燃料電池発電部を構成し、
前記燃料極に対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給
路、及び、前記酸素極に対して酸化剤ガスを供給する酸
化剤ガス供給路を設けた燃料電池発電装置に関する。
に電解質を挟んだセルにより燃料電池発電部を構成し、
前記燃料極に対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給
路、及び、前記酸素極に対して酸化剤ガスを供給する酸
化剤ガス供給路を設けた燃料電池発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の如き燃料電池発電装置において
は、酸素極に供給する酸化剤ガスとして空気や酸素、あ
るいは、その他の酸素含有ガスなどが用いられるが、従
来、図3に示すように、これら酸化剤ガスを酸素極9に
供給するにあたり、酸化剤ガス中に含まれる塵埃をフィ
ルタ18により除去することは一般に行うものの、空気
を酸化剤ガスとして用いる場合にあっては採取空気中に
含まれる不純ガス、また、酸素やその他の酸素含有ガス
を酸化剤ガスとして用いる場合にあってはその生成過程
で含まれる不純ガスなど、酸化剤ガス中に含まれる不純
ガスについては何ら配慮がなされておらず、これら酸化
剤ガス中の含有不純ガスは上記フィルタ18を通過して
酸化剤ガスとともに酸素極9に供給されることとなって
いた。
は、酸素極に供給する酸化剤ガスとして空気や酸素、あ
るいは、その他の酸素含有ガスなどが用いられるが、従
来、図3に示すように、これら酸化剤ガスを酸素極9に
供給するにあたり、酸化剤ガス中に含まれる塵埃をフィ
ルタ18により除去することは一般に行うものの、空気
を酸化剤ガスとして用いる場合にあっては採取空気中に
含まれる不純ガス、また、酸素やその他の酸素含有ガス
を酸化剤ガスとして用いる場合にあってはその生成過程
で含まれる不純ガスなど、酸化剤ガス中に含まれる不純
ガスについては何ら配慮がなされておらず、これら酸化
剤ガス中の含有不純ガスは上記フィルタ18を通過して
酸化剤ガスとともに酸素極9に供給されることとなって
いた。
【0003】なお、図3において、8は模式的に示した
燃料電池発電部(換言すれば燃料電池本体)であり、具
体的には、上記酸素極9と燃料極10との間に電解質
(図示せず)を介在させてセルを構成し、このセルの多
数を積層して、また、セルの所定数を積層する毎に冷却
管11装備の冷却板12をセル間に介装して燃料電池発
電部8を構成する。
燃料電池発電部(換言すれば燃料電池本体)であり、具
体的には、上記酸素極9と燃料極10との間に電解質
(図示せず)を介在させてセルを構成し、このセルの多
数を積層して、また、セルの所定数を積層する毎に冷却
管11装備の冷却板12をセル間に介装して燃料電池発
電部8を構成する。
【0004】13は燃料極10に対し燃料ガスを供給す
る燃料ガス供給路、15は酸素極9に対し酸化剤ガスを
供給する酸化剤ガス供給路、14は上記のフィルタ18
とともに酸化剤ガス供給路15に介装した酸化剤ガス供
給用のブロア、16は燃料極10で電気化学反応を生じ
た後の燃料ガスを外部に取り出す燃料ガス排出路、17
は酸素極9で電気化学反応を生じた後の酸化剤ガスを外
部に取り出す酸化剤ガス排出路である。
る燃料ガス供給路、15は酸素極9に対し酸化剤ガスを
供給する酸化剤ガス供給路、14は上記のフィルタ18
とともに酸化剤ガス供給路15に介装した酸化剤ガス供
給用のブロア、16は燃料極10で電気化学反応を生じ
た後の燃料ガスを外部に取り出す燃料ガス排出路、17
は酸素極9で電気化学反応を生じた後の酸化剤ガスを外
部に取り出す酸化剤ガス排出路である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来装置で
は、上記の如くフィルタ18を通過して酸化剤ガスとと
もに酸素極9に供給される含有不純ガス(例えば、SO
x ,NOx ,NH3 ,Cl 2 ,あるいは,HCや芳香族
化合物などの有機化合物ガス)が原因となって、次の
(イ)〜(ニ)の如き現象により、燃料電池性能が低下
する、また、装置寿命が短くなるといった問題があっ
た。
は、上記の如くフィルタ18を通過して酸化剤ガスとと
もに酸素極9に供給される含有不純ガス(例えば、SO
x ,NOx ,NH3 ,Cl 2 ,あるいは,HCや芳香族
化合物などの有機化合物ガス)が原因となって、次の
(イ)〜(ニ)の如き現象により、燃料電池性能が低下
する、また、装置寿命が短くなるといった問題があっ
た。
【0006】(イ)酸化剤ガス中の含有不純ガスが燃料
電池電解質に溶解して、化学反応により電解質成分が変
質する。 (ロ)酸化剤ガスに代わり酸化剤ガス中の含有不純ガス
が酸素極に吸着される形態となって、酸素極における酸
化剤ガス吸着が阻害される。 (ハ)酸化剤ガス中の含有不純ガスが酸素極の表面で燃
焼して、その燃焼生成物のために酸素極機能が阻害され
る。 (ニ)酸化剤ガス中の含有不純ガスが触媒毒となって酸
素極の電極触媒が被毒する。
電池電解質に溶解して、化学反応により電解質成分が変
質する。 (ロ)酸化剤ガスに代わり酸化剤ガス中の含有不純ガス
が酸素極に吸着される形態となって、酸素極における酸
化剤ガス吸着が阻害される。 (ハ)酸化剤ガス中の含有不純ガスが酸素極の表面で燃
焼して、その燃焼生成物のために酸素極機能が阻害され
る。 (ニ)酸化剤ガス中の含有不純ガスが触媒毒となって酸
素極の電極触媒が被毒する。
【0007】以上の実情に対し、本発明の目的は、合理
的な構成付加により、酸化剤ガス中の含有不純ガスに起
因する燃料電池性能の低下、及び、装置寿命の短命化を
防止する点にある。
的な構成付加により、酸化剤ガス中の含有不純ガスに起
因する燃料電池性能の低下、及び、装置寿命の短命化を
防止する点にある。
【0008】
〔第1特徴構成〕本発明は、燃料極と酸素極との間に電
解質を挟んだセルにより燃料電池発電部を構成し、前記
燃料極に対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給路、及
び、前記酸素極に対して酸化剤ガスを供給する酸化剤ガ
ス供給路を設けた燃料電池発電装置に係り、その第1特
徴構成は、前記酸素極に供給する酸化剤ガス中から燃料
電池性能の低下原因となる含有不純ガスを除去する不純
ガス除去手段を前記酸化剤ガス供給路に介装したことに
ある。
解質を挟んだセルにより燃料電池発電部を構成し、前記
燃料極に対して燃料ガスを供給する燃料ガス供給路、及
び、前記酸素極に対して酸化剤ガスを供給する酸化剤ガ
ス供給路を設けた燃料電池発電装置に係り、その第1特
徴構成は、前記酸素極に供給する酸化剤ガス中から燃料
電池性能の低下原因となる含有不純ガスを除去する不純
ガス除去手段を前記酸化剤ガス供給路に介装したことに
ある。
【0009】〔第2特徴構成〕本発明の第2特徴構成
は、上記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記不純ガス除去手段は、触媒を用い
た化学反応により前記の含有不純ガスを無害化する構成
としてあることにある。
は、上記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記不純ガス除去手段は、触媒を用い
た化学反応により前記の含有不純ガスを無害化する構成
としてあることにある。
【0010】〔第3特徴構成〕本発明の第3特徴構成
は、上記第2特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記触媒が酸化触媒であることにあ
る。
は、上記第2特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記触媒が酸化触媒であることにあ
る。
【0011】〔第4特徴構成〕本発明の第4特徴構成
は、前記第2特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記触媒が還元触媒であることにあ
る。
は、前記第2特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記触媒が還元触媒であることにあ
る。
【0012】〔第5特徴構成〕本発明の第5特徴構成
は、前記第2特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記触媒が三元触媒であることにあ
る。
は、前記第2特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記触媒が三元触媒であることにあ
る。
【0013】〔第6特徴構成〕本発明の第6特徴構成
は、前記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記不純ガス除去手段は、吸着剤によ
り前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去する構
成としてあることにある。
は、前記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記不純ガス除去手段は、吸着剤によ
り前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去する構
成としてあることにある。
【0014】〔第7特徴構成〕本発明の第7特徴構成
は、上記第6特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記吸着剤が固体吸着剤であることに
ある。
は、上記第6特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記吸着剤が固体吸着剤であることに
ある。
【0015】〔第8特徴構成〕本発明の第8特徴構成
は、上記第6特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記吸着剤が液体吸着剤であることに
ある。
は、上記第6特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記吸着剤が液体吸着剤であることに
ある。
【0016】〔第9特徴構成〕本発明の第9特徴構成
は、前記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記不純ガス除去手段は、吸収剤によ
り前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸収除去する構
成としてあることにある。
は、前記第1特徴構成の実施において好適な構成を特定
するものであり、前記不純ガス除去手段は、吸収剤によ
り前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸収除去する構
成としてあることにある。
【0017】〔第10特徴構成〕本発明の第10特徴構
成は、上記第9特徴構成の実施において好適な構成を特
定するものであり、前記吸収剤がアルカリ系吸収剤であ
ることにある。
成は、上記第9特徴構成の実施において好適な構成を特
定するものであり、前記吸収剤がアルカリ系吸収剤であ
ることにある。
【0018】〔第11特徴構成〕本発明の第11特徴構
成は、前記第9特徴構成の実施において好適な構成を特
定するものであり、前記吸収剤が酸系吸収剤であること
にある。
成は、前記第9特徴構成の実施において好適な構成を特
定するものであり、前記吸収剤が酸系吸収剤であること
にある。
【0019】〔第12特徴構成〕本発明の第12特徴構
成は、前記第1特徴構成の実施において好適な構成を特
定するものであり、前記不純ガス除去手段は、放電処理
により前記の含有不純ガスを無害化する構成としてある
ことにある。
成は、前記第1特徴構成の実施において好適な構成を特
定するものであり、前記不純ガス除去手段は、放電処理
により前記の含有不純ガスを無害化する構成としてある
ことにある。
【0020】〔第13特徴構成〕本発明の第13特徴構
成は、前記第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8特徴構成の実施において好適な構成を特定するもので
あり、前記不純ガス除去手段は、触媒を用いた化学反応
により前記の含有不純ガスを無害化することと、吸着剤
により前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去す
ることを組み合わせ実施する構成としてあることにあ
る。
成は、前記第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8特徴構成の実施において好適な構成を特定するもので
あり、前記不純ガス除去手段は、触媒を用いた化学反応
により前記の含有不純ガスを無害化することと、吸着剤
により前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去す
ることを組み合わせ実施する構成としてあることにあ
る。
【0021】〔第14特徴構成〕本発明の第14特徴構
成は、前記第2、第3、第4、第5、第9、第10又は
第11特徴構成の実施において好適な構成を特定するも
のであり、前記不純ガス除去手段は、触媒を用いた化学
反応により前記の含有不純ガスを無害化することと、吸
収剤により前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸収除
去することを組み合わせ実施する構成としてあることに
ある。
成は、前記第2、第3、第4、第5、第9、第10又は
第11特徴構成の実施において好適な構成を特定するも
のであり、前記不純ガス除去手段は、触媒を用いた化学
反応により前記の含有不純ガスを無害化することと、吸
収剤により前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから吸収除
去することを組み合わせ実施する構成としてあることに
ある。
【0022】
〔第1特徴構成の作用〕第1特徴構成では、酸素極に対
する酸化剤ガス供給路において、燃料電池性能の低下原
因となる含有不純ガスを不純ガス除去手段により酸化剤
ガス中から除去し、これにより、このような性能低下原
因となる不純ガスを含まない、あるいは、その含有濃度
が低下した良質の酸化剤ガスを酸素極に供給する。
する酸化剤ガス供給路において、燃料電池性能の低下原
因となる含有不純ガスを不純ガス除去手段により酸化剤
ガス中から除去し、これにより、このような性能低下原
因となる不純ガスを含まない、あるいは、その含有濃度
が低下した良質の酸化剤ガスを酸素極に供給する。
【0023】〔第2特徴構成の作用〕第2特徴構成で
は、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを触媒
作用下で化学反応させて無害化(すなわち、性能低下原
因とならない、あるいは、なることが少ない物質に変
換)することで、酸化剤ガス中から除去する。
は、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを触媒
作用下で化学反応させて無害化(すなわち、性能低下原
因とならない、あるいは、なることが少ない物質に変
換)することで、酸化剤ガス中から除去する。
【0024】〔第3特徴構成の作用〕第3特徴構成で
は、上記の触媒に酸化触媒を用いることにより、酸化反
応で無害化する含有不純ガスを触媒作用下での反応によ
り効率良く無害化(例えば、含有不純ガスとしてHCや
芳香族化合物などの有機化合物ガスが酸化剤ガスに含ま
れることに対し、これらを無害物であるCO2 やH2 0
などに変換)して、酸化剤ガス中から除去する。
は、上記の触媒に酸化触媒を用いることにより、酸化反
応で無害化する含有不純ガスを触媒作用下での反応によ
り効率良く無害化(例えば、含有不純ガスとしてHCや
芳香族化合物などの有機化合物ガスが酸化剤ガスに含ま
れることに対し、これらを無害物であるCO2 やH2 0
などに変換)して、酸化剤ガス中から除去する。
【0025】〔第4特徴構成の作用〕第4特徴構成で
は、前記の触媒に還元触媒を用いることにより、還元反
応で無害化する含有不純ガスを触媒作用下での反応によ
り効率良く無害化(例えば、含有不純ガスとしてNOX
が酸化剤ガスに含まれることに対し、このNOX を無害
物であるN2 とO2 とに変換)して、酸化剤ガス中から
除去する。
は、前記の触媒に還元触媒を用いることにより、還元反
応で無害化する含有不純ガスを触媒作用下での反応によ
り効率良く無害化(例えば、含有不純ガスとしてNOX
が酸化剤ガスに含まれることに対し、このNOX を無害
物であるN2 とO2 とに変換)して、酸化剤ガス中から
除去する。
【0026】〔第5特徴構成の作用〕第5特徴構成で
は、前記の触媒に三元触媒を用いることにより、酸化反
応で無害化する含有不純ガスと還元反応で無害化する含
有不純ガスとを、触媒作用下での反応により無害化(例
えば、含有不純ガスとしてHC,CO,NOX が酸化剤
ガスに含まれることに対し、これらを無害物である
N2 ,CO2 ,H2 0に変換)して、酸化剤ガス中から
除去する。
は、前記の触媒に三元触媒を用いることにより、酸化反
応で無害化する含有不純ガスと還元反応で無害化する含
有不純ガスとを、触媒作用下での反応により無害化(例
えば、含有不純ガスとしてHC,CO,NOX が酸化剤
ガスに含まれることに対し、これらを無害物である
N2 ,CO2 ,H2 0に変換)して、酸化剤ガス中から
除去する。
【0027】〔第6特徴構成の作用〕第6特徴構成で
は、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸着
剤により吸着(例えば、含有不純ガスとしてSOX ,N
H3 ,Cl2 ,あるいは,HCや芳香族化合物などの有
機化合物ガスなどが酸化剤ガスに含まれることに対し、
これらを吸着剤により吸着)することで、酸化剤ガス中
から除去する。
は、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸着
剤により吸着(例えば、含有不純ガスとしてSOX ,N
H3 ,Cl2 ,あるいは,HCや芳香族化合物などの有
機化合物ガスなどが酸化剤ガスに含まれることに対し、
これらを吸着剤により吸着)することで、酸化剤ガス中
から除去する。
【0028】〔第7特徴構成の作用〕第7特徴構成で
は、上記の吸着剤に固体吸着剤(例えば、活性炭やシリ
カゲル、あるいは、活性アルミナなど)を用いることに
より、液体吸着剤(ケイ藻土の表面に液体を塗ったもの
など)を用いるに比べ、吸着剤の取扱いを容易にして不
純ガス除去手段の装置構成を簡略にするとともに、熱に
よる液体蒸発のない状態で吸着剤を安定的に吸着作用さ
せる。
は、上記の吸着剤に固体吸着剤(例えば、活性炭やシリ
カゲル、あるいは、活性アルミナなど)を用いることに
より、液体吸着剤(ケイ藻土の表面に液体を塗ったもの
など)を用いるに比べ、吸着剤の取扱いを容易にして不
純ガス除去手段の装置構成を簡略にするとともに、熱に
よる液体蒸発のない状態で吸着剤を安定的に吸着作用さ
せる。
【0029】〔第8特徴構成の作用〕第8特徴構成で
は、上記の吸着剤に液体吸着剤(例えば、ケイ藻土の表
面に液体を塗ったものなど)を用いることにより、適当
な液体補給手段による吸着剤の自動補給という形態で不
純含有ガスの除去処理を長期にわたって継続することを
可能とする。
は、上記の吸着剤に液体吸着剤(例えば、ケイ藻土の表
面に液体を塗ったものなど)を用いることにより、適当
な液体補給手段による吸着剤の自動補給という形態で不
純含有ガスの除去処理を長期にわたって継続することを
可能とする。
【0030】〔第9特徴構成の作用〕第9特徴構成で
は、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸収
剤により吸収することで、酸化剤ガス中から除去する。
は、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸収
剤により吸収することで、酸化剤ガス中から除去する。
【0031】〔第10特徴構成の作用〕第10特徴構成
では、上記の吸収剤にアルカリ系吸収剤(例えば、Ca
Oなど)を用いることにより、酸性系の含有不純ガス
(例えば、NOX ,SOX ,Cl 2 )を効率良く吸収し
て、酸化剤ガス中から除去する。
では、上記の吸収剤にアルカリ系吸収剤(例えば、Ca
Oなど)を用いることにより、酸性系の含有不純ガス
(例えば、NOX ,SOX ,Cl 2 )を効率良く吸収し
て、酸化剤ガス中から除去する。
【0032】〔第11特徴構成の作用〕第11特徴構成
では、上記の吸収剤に酸系吸収剤(例えば、燐酸溶液な
ど)を用いることにより、アルカリ系の含有不純ガス
(例えば、NH3 など)を効率良く吸収して、酸化剤ガ
ス中から除去する。
では、上記の吸収剤に酸系吸収剤(例えば、燐酸溶液な
ど)を用いることにより、アルカリ系の含有不純ガス
(例えば、NH3 など)を効率良く吸収して、酸化剤ガ
ス中から除去する。
【0033】〔第12特徴構成の作用〕第12特徴構成
では、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを放
電処理により化学反応させて無害化(すなわち、性能低
下原因とならない、あるいは、なることが少ない物質に
変換)することで、酸化剤ガス中から除去する。
では、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを放
電処理により化学反応させて無害化(すなわち、性能低
下原因とならない、あるいは、なることが少ない物質に
変換)することで、酸化剤ガス中から除去する。
【0034】〔第13特徴構成の作用〕第13特徴構成
では、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスのう
ち触媒作用下での化学反応により無害化し得るものにつ
いては、この触媒作用下での化学反応をもって酸化剤ガ
ス中から除去し、また、これに合わせて、燃料電池性能
の低下原因となる含有不純ガスのうち吸着剤により吸着
し得るものについては、この吸着剤による吸着をもって
酸化剤ガス中から除去する。
では、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスのう
ち触媒作用下での化学反応により無害化し得るものにつ
いては、この触媒作用下での化学反応をもって酸化剤ガ
ス中から除去し、また、これに合わせて、燃料電池性能
の低下原因となる含有不純ガスのうち吸着剤により吸着
し得るものについては、この吸着剤による吸着をもって
酸化剤ガス中から除去する。
【0035】〔第14特徴構成の作用〕第14特徴構成
では、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスのう
ち触媒作用下での化学反応により無害化し得るものにつ
いては、この触媒作用下での化学反応をもって酸化剤ガ
ス中から除去し、また、これに合わせて、燃料電池性能
の低下原因となる含有不純ガスのうち吸収剤により吸収
し得るものについては、この吸収剤による吸収をもって
酸化剤ガス中から除去する。
では、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスのう
ち触媒作用下での化学反応により無害化し得るものにつ
いては、この触媒作用下での化学反応をもって酸化剤ガ
ス中から除去し、また、これに合わせて、燃料電池性能
の低下原因となる含有不純ガスのうち吸収剤により吸収
し得るものについては、この吸収剤による吸収をもって
酸化剤ガス中から除去する。
【0036】
〔第1特徴構成の効果〕本発明の第1特徴構成によれ
ば、酸化剤ガスとして採用するガスに燃料電池性能の低
下原因となる不純ガスが含まれることにかかわらず、酸
素極への供給過程で、その含有不純ガスを酸化剤ガス中
から除去して、良質の酸化剤ガスを酸素極に供給し得る
ことにより、この含有不純ガスに起因する燃料電池性能
の低下、及び、装置寿命の短命化を防止でき、これによ
り、従来装置に比べ燃料電池発電装置を長期にわたり高
性能を保った状態で安定的に運転することができる。
ば、酸化剤ガスとして採用するガスに燃料電池性能の低
下原因となる不純ガスが含まれることにかかわらず、酸
素極への供給過程で、その含有不純ガスを酸化剤ガス中
から除去して、良質の酸化剤ガスを酸素極に供給し得る
ことにより、この含有不純ガスに起因する燃料電池性能
の低下、及び、装置寿命の短命化を防止でき、これによ
り、従来装置に比べ燃料電池発電装置を長期にわたり高
性能を保った状態で安定的に運転することができる。
【0037】〔第2、第3、第4又は第5特徴構成の効
果〕本発明の第2、第3、第4又は第5特徴構成によれ
ば、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを触媒
作用下での化学反応により無害化して酸化剤ガス中から
除去することで、上記第1特徴構成の効果を得ることが
できる。
果〕本発明の第2、第3、第4又は第5特徴構成によれ
ば、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを触媒
作用下での化学反応により無害化して酸化剤ガス中から
除去することで、上記第1特徴構成の効果を得ることが
できる。
【0038】そして、酸化触媒を用いる第3特徴構成
は、酸化反応で無害化する不純ガスが酸化剤ガス中に含
まれる場合に特に有効となり、一方、触媒に還元触媒を
用いる第4特徴構成は、還元反応で無害化する不純ガス
が酸化剤ガス中に含まれる場合に特に有効となる。
は、酸化反応で無害化する不純ガスが酸化剤ガス中に含
まれる場合に特に有効となり、一方、触媒に還元触媒を
用いる第4特徴構成は、還元反応で無害化する不純ガス
が酸化剤ガス中に含まれる場合に特に有効となる。
【0039】また、三元触媒を用いる第5特徴構成によ
れば、酸化反応で無害化する含有不純ガスと還元反応で
無害化する含有不純ガスとを酸化剤ガス中から除去でき
ることにより、酸化触媒と還元触媒とを各別に装備する
に比べ不純ガス除去手段の装置構成を簡素にしながら、
含有不純ガスの除去について高い効果を得ることができ
る。
れば、酸化反応で無害化する含有不純ガスと還元反応で
無害化する含有不純ガスとを酸化剤ガス中から除去でき
ることにより、酸化触媒と還元触媒とを各別に装備する
に比べ不純ガス除去手段の装置構成を簡素にしながら、
含有不純ガスの除去について高い効果を得ることができ
る。
【0040】〔第6、第7又は第8特徴構成の効果〕本
発明の第6、第7、又は第8特徴構成によれば、燃料電
池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸着剤により吸
着して酸化剤ガス中から除去することで、前記第1特徴
構成の効果を得ることができる。
発明の第6、第7、又は第8特徴構成によれば、燃料電
池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸着剤により吸
着して酸化剤ガス中から除去することで、前記第1特徴
構成の効果を得ることができる。
【0041】そして、第7特徴構成によれば、固体吸着
剤の使用により、不純ガス除去手段の装置構成を簡素に
し得るとともに、吸着による不純ガス除去機能を熱影響
の少ない状態で高く安定的に保つことができる。
剤の使用により、不純ガス除去手段の装置構成を簡素に
し得るとともに、吸着による不純ガス除去機能を熱影響
の少ない状態で高く安定的に保つことができる。
【0042】また、第8特徴構成によれば、液体吸着剤
の使用により、液体補給手段による吸着剤の自動補給と
いう形態で不純含有ガスの除去処理を長期にわたって継
続し得ることから、メンテナンス作業を軽減できる。
の使用により、液体補給手段による吸着剤の自動補給と
いう形態で不純含有ガスの除去処理を長期にわたって継
続し得ることから、メンテナンス作業を軽減できる。
【0043】〔第9、第10又は第11特徴構成の効
果〕本発明の第9、第10又は第11特徴構成によれ
ば、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸収
剤により吸収して酸化剤ガス中から除去することで、前
記第1特徴構成の効果を得ることができる。
果〕本発明の第9、第10又は第11特徴構成によれ
ば、燃料電池性能の低下原因となる含有不純ガスを吸収
剤により吸収して酸化剤ガス中から除去することで、前
記第1特徴構成の効果を得ることができる。
【0044】そして、アルカリ系吸収剤を用いる第10
特徴構成は、酸性系の不純ガスが酸化剤ガス中に含まれ
る場合に特に有効となり、一方、酸系吸収剤を用いる第
11特徴構成は、アルカリ系の不純ガスが酸化剤ガス中
に含まれる場合に特に有効となる。
特徴構成は、酸性系の不純ガスが酸化剤ガス中に含まれ
る場合に特に有効となり、一方、酸系吸収剤を用いる第
11特徴構成は、アルカリ系の不純ガスが酸化剤ガス中
に含まれる場合に特に有効となる。
【0045】〔第12特徴構成の効果〕本発明の第12
特徴構成によれば、燃料電池性能の低下原因となる含有
不純ガスを放電処理により無害化して酸化剤ガス中から
除去することで、上記第1特徴構成の効果を得ることが
できる。
特徴構成によれば、燃料電池性能の低下原因となる含有
不純ガスを放電処理により無害化して酸化剤ガス中から
除去することで、上記第1特徴構成の効果を得ることが
できる。
【0046】また、交換や補給を必要とする吸着剤や吸
収剤を用いるに比べ、装置構成を簡素にし得るととも
に、メンテナンスを容易にし得る利点がある。
収剤を用いるに比べ、装置構成を簡素にし得るととも
に、メンテナンスを容易にし得る利点がある。
【0047】〔第13特徴構成の効果〕本発明の第13
特徴構成によれば、触媒を用いた化学反応をもって含有
不純ガスを無害化することと、吸着剤をもって含有不純
ガスを吸着除去することとを組み合わせ実施することに
より、いずれか一方だけでは除去できない含有不純ガス
を他方により除去でき、また、双方をもって特定の含有
不純ガスを効果的に除去するといったこともでき、この
ことから、前記第1特徴構成の効果を高度に達成し得
る。
特徴構成によれば、触媒を用いた化学反応をもって含有
不純ガスを無害化することと、吸着剤をもって含有不純
ガスを吸着除去することとを組み合わせ実施することに
より、いずれか一方だけでは除去できない含有不純ガス
を他方により除去でき、また、双方をもって特定の含有
不純ガスを効果的に除去するといったこともでき、この
ことから、前記第1特徴構成の効果を高度に達成し得
る。
【0048】〔第14特徴構成の効果〕本発明の第14
特徴構成によれば、触媒を用いた化学反応をもって含有
不純ガスを無害化することと、吸収剤をもって含有不純
ガスを吸収除去することとを組み合わせ実施することに
より、上記の第13特徴構成と同様、いずれか一方だけ
では除去できない含有不純ガスを他方により除去でき、
また、双方をもって特定の含有不純ガスを効果的に除去
するといったこともでき、このことから、前記第1特徴
構成の効果を高度に達成し得る。
特徴構成によれば、触媒を用いた化学反応をもって含有
不純ガスを無害化することと、吸収剤をもって含有不純
ガスを吸収除去することとを組み合わせ実施することに
より、上記の第13特徴構成と同様、いずれか一方だけ
では除去できない含有不純ガスを他方により除去でき、
また、双方をもって特定の含有不純ガスを効果的に除去
するといったこともでき、このことから、前記第1特徴
構成の効果を高度に達成し得る。
【0049】
【実施例】図1は燃料電池発電装置の装置構成を示し、
1は天然ガス(CH4 )等の炭化水素系の原燃料ガスを
供給する原燃料ガス供給路、2は原燃料ガスを脱硫処理
する脱硫装置、3は脱硫処理した原燃料ガスと後述の気
水分離器4から供給される水蒸気とを混合して改質装置
6に送るエジェクタであり、改質装置6では、ガスバー
ナ6aによる加熱下(例えば700℃程度)において改
質用の触媒(例えばニッケルやルテニウムなど)を作用
させながら原燃料ガスと水蒸気とを反応させ、これによ
り、H2 とCOとを主成分とする改質ガスを生成する。
1は天然ガス(CH4 )等の炭化水素系の原燃料ガスを
供給する原燃料ガス供給路、2は原燃料ガスを脱硫処理
する脱硫装置、3は脱硫処理した原燃料ガスと後述の気
水分離器4から供給される水蒸気とを混合して改質装置
6に送るエジェクタであり、改質装置6では、ガスバー
ナ6aによる加熱下(例えば700℃程度)において改
質用の触媒(例えばニッケルやルテニウムなど)を作用
させながら原燃料ガスと水蒸気とを反応させ、これによ
り、H2 とCOとを主成分とする改質ガスを生成する。
【0050】そして、生成した改質ガスは変成装置7に
送り、この変成装置7では、高温下(例えば200〜4
00℃)において変成用の触媒(例えば酸化鉄や銅系触
媒など)を作用させながら改質ガス中のCOと水蒸気と
を反応させ、これにより、次の燃料電池発電部8に送る
燃料ガスとして、H2 とCO2 とを主成分とする変成ガ
スを生成する。
送り、この変成装置7では、高温下(例えば200〜4
00℃)において変成用の触媒(例えば酸化鉄や銅系触
媒など)を作用させながら改質ガス中のCOと水蒸気と
を反応させ、これにより、次の燃料電池発電部8に送る
燃料ガスとして、H2 とCO2 とを主成分とする変成ガ
スを生成する。
【0051】燃料電池発電部8は、図2においてその構
成を模式的に示すが、具体的には、酸素極9と燃料極1
0との間に電解質層(図示せず)を介在させてセルを構
成し、このセルの多数を積層して、また、セルの所定数
を積層する毎に冷却管11装備の冷却板12をセル間に
介装して構成してあり、燃料ガスとしての上記変成ガス
を燃料ガス供給路13を介して各セルの燃料極10に供
給するとともに、酸化剤ガスとしての空気をブロア14
により酸化剤ガス供給路15を介して各セルの酸素極9
に供給することで、変成ガス中のH2 と空気中のO2 と
を用いた各セルでの電気化学反応により直流電力を発生
させる。
成を模式的に示すが、具体的には、酸素極9と燃料極1
0との間に電解質層(図示せず)を介在させてセルを構
成し、このセルの多数を積層して、また、セルの所定数
を積層する毎に冷却管11装備の冷却板12をセル間に
介装して構成してあり、燃料ガスとしての上記変成ガス
を燃料ガス供給路13を介して各セルの燃料極10に供
給するとともに、酸化剤ガスとしての空気をブロア14
により酸化剤ガス供給路15を介して各セルの酸素極9
に供給することで、変成ガス中のH2 と空気中のO2 と
を用いた各セルでの電気化学反応により直流電力を発生
させる。
【0052】16は燃料極10で電気化学反応を生じた
後の燃料ガスを燃料電池発電部8から取り出す燃料ガス
排出路、また、17は酸素極9で電気化学反応を生じた
後の空気を燃料電池発電部8から取り出す酸化剤ガス排
出路である。
後の燃料ガスを燃料電池発電部8から取り出す燃料ガス
排出路、また、17は酸素極9で電気化学反応を生じた
後の空気を燃料電池発電部8から取り出す酸化剤ガス排
出路である。
【0053】また、酸化剤ガス供給路15において、1
8は酸化剤ガスとして酸素極9に供給する空気中から含
有塵埃を捕捉除去するフィルタ、19は大気中に含まれ
るガスであって燃料電池性能の低下原因となる不純ガス
を供給空気中から除去する不純ガス除去手段であり、こ
れら塵埃除去及び不純ガス除去により燃料電池性能を長
期にわたって高く安定的に保つ。
8は酸化剤ガスとして酸素極9に供給する空気中から含
有塵埃を捕捉除去するフィルタ、19は大気中に含まれ
るガスであって燃料電池性能の低下原因となる不純ガス
を供給空気中から除去する不純ガス除去手段であり、こ
れら塵埃除去及び不純ガス除去により燃料電池性能を長
期にわたって高く安定的に保つ。
【0054】上記の不純ガス除去手段19は、その構成
要素として吸着剤20及び触媒21を備え、吸着剤20
により含有不純ガスを空気中から吸着除去することと、
触媒21を用いた化学反応により含有不純ガスを無害化
することで空気中から含有不純ガスを除去することとを
組み合わせ実施する構成としてあり、本例においては具
体的構成要素として、吸着剤20には固体吸着剤である
活性炭を採用し、また、触媒21には三元触媒(例えば
Rh−Pt−Ni系の三元合金)を採用し、これによ
り、不純ガスとして空気中に含まれるSOX ,NH3 ,
Cl2 ,あるいは,HCや芳香族化合物に代表される有
機化合物ガスなどについては、活性炭20により空気中
から吸着除去し、また、不純ガスとして空気中に含まれ
るNOX については、三元触媒作用下での化学反応によ
りNOX を無害物であるN2 に変換する。
要素として吸着剤20及び触媒21を備え、吸着剤20
により含有不純ガスを空気中から吸着除去することと、
触媒21を用いた化学反応により含有不純ガスを無害化
することで空気中から含有不純ガスを除去することとを
組み合わせ実施する構成としてあり、本例においては具
体的構成要素として、吸着剤20には固体吸着剤である
活性炭を採用し、また、触媒21には三元触媒(例えば
Rh−Pt−Ni系の三元合金)を採用し、これによ
り、不純ガスとして空気中に含まれるSOX ,NH3 ,
Cl2 ,あるいは,HCや芳香族化合物に代表される有
機化合物ガスなどについては、活性炭20により空気中
から吸着除去し、また、不純ガスとして空気中に含まれ
るNOX については、三元触媒作用下での化学反応によ
りNOX を無害物であるN2 に変換する。
【0055】一方、22は燃料電池発電部8における冷
却管11と気水分離器4との間、及び、変成装置7にお
ける冷却器7aと気水分離器4との間で冷却水を循環さ
せる冷却水ポンプであり、気水分離器4での発生水蒸気
は、前述の如く改質用水蒸気として利用すべく流路r1
を介してエジェクタ3に供給するとともに、排熱利用を
図るべく循環流路r2により排熱回収装置23に供給す
る。
却管11と気水分離器4との間、及び、変成装置7にお
ける冷却器7aと気水分離器4との間で冷却水を循環さ
せる冷却水ポンプであり、気水分離器4での発生水蒸気
は、前述の如く改質用水蒸気として利用すべく流路r1
を介してエジェクタ3に供給するとともに、排熱利用を
図るべく循環流路r2により排熱回収装置23に供給す
る。
【0056】また、燃料ガス排出路16により燃料電池
発電部8から取り出した使用済の燃料ガスは、残存H2
と含有水蒸気の利用、並びに、排熱の利用を図るべく、
燐酸除去装置24を介して脱硫後の原燃料ガスに合流さ
せるとともに、燃焼用ガスとして流路r3を介し改質装
置6のガスバーナ6aに供給し、さらに、変成ガスの一
部は脱硫用ガスとして流路r4を介し原燃料ガス供給路
1に送る。
発電部8から取り出した使用済の燃料ガスは、残存H2
と含有水蒸気の利用、並びに、排熱の利用を図るべく、
燐酸除去装置24を介して脱硫後の原燃料ガスに合流さ
せるとともに、燃焼用ガスとして流路r3を介し改質装
置6のガスバーナ6aに供給し、さらに、変成ガスの一
部は脱硫用ガスとして流路r4を介し原燃料ガス供給路
1に送る。
【0057】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0058】前述の実施例では不純ガス除去手段19の
構成要素として三元触媒を用いたが、不純ガス除去手段
19の構成要素として触媒21を採用する場合、除去対
象不純ガスや使用条件に応じて、酸化触媒を採用した
り、あるいは、還元触媒を採用したり、あるいはまた、
複数種の触媒を組み合わせ使用するなどしてもよい。
構成要素として三元触媒を用いたが、不純ガス除去手段
19の構成要素として触媒21を採用する場合、除去対
象不純ガスや使用条件に応じて、酸化触媒を採用した
り、あるいは、還元触媒を採用したり、あるいはまた、
複数種の触媒を組み合わせ使用するなどしてもよい。
【0059】また、具体的触媒材としては、Pt,P
d,Rhなどの貴金属やCu,Ni,Cr,Mn,C
o,Fe,Vなどの遷移酸化物を個々に、又は、組み合
わせて使用する等、除去対象不純ガスや使用条件に応じ
て適当触媒材を選択使用すればよく、さらに、担体につ
いても粒状型担体やハニカム型担体など種々の担体構造
を採用できる。
d,Rhなどの貴金属やCu,Ni,Cr,Mn,C
o,Fe,Vなどの遷移酸化物を個々に、又は、組み合
わせて使用する等、除去対象不純ガスや使用条件に応じ
て適当触媒材を選択使用すればよく、さらに、担体につ
いても粒状型担体やハニカム型担体など種々の担体構造
を採用できる。
【0060】前述の実施例では不純ガス除去手段19の
構成要素として三元触媒とともに活性炭を用いたが、不
純ガス除去手段19の構成要素として吸着剤20を採用
する場合、活性炭に限らず除去対象不純ガスや使用条件
に応じて種々の吸着剤を採用でき、シリカゲルや活性ア
ルミナなどの活性炭以外の固体吸着剤を採用したり、あ
るいは、ケイ藻土などの表面に液体を塗った液体吸着剤
を採用したり、あるいはまた、複数種の吸着剤を組み合
わせ使用するなどしてもよい。
構成要素として三元触媒とともに活性炭を用いたが、不
純ガス除去手段19の構成要素として吸着剤20を採用
する場合、活性炭に限らず除去対象不純ガスや使用条件
に応じて種々の吸着剤を採用でき、シリカゲルや活性ア
ルミナなどの活性炭以外の固体吸着剤を採用したり、あ
るいは、ケイ藻土などの表面に液体を塗った液体吸着剤
を採用したり、あるいはまた、複数種の吸着剤を組み合
わせ使用するなどしてもよい。
【0061】また、前述の実施例において吸着材20
(活性炭)に代え吸収剤20’を用いて、この吸収剤2
0’により含有不純ガスを吸収除去する形態を採用して
もよく、そして、不純ガス除去手段19の構成要素とし
て吸収剤20’を採用する場合についても、除去対象不
純ガスや使用条件に応じて種々の吸収剤を採用でき、燐
酸溶液などの酸系吸収剤を採用したり、あるいは、Ca
Oなどのアルカリ系吸収剤を採用したり、あるいはま
た、複数種の吸収剤を組み合わせ使用するなどしてもよ
い。
(活性炭)に代え吸収剤20’を用いて、この吸収剤2
0’により含有不純ガスを吸収除去する形態を採用して
もよく、そして、不純ガス除去手段19の構成要素とし
て吸収剤20’を採用する場合についても、除去対象不
純ガスや使用条件に応じて種々の吸収剤を採用でき、燐
酸溶液などの酸系吸収剤を採用したり、あるいは、Ca
Oなどのアルカリ系吸収剤を採用したり、あるいはま
た、複数種の吸収剤を組み合わせ使用するなどしてもよ
い。
【0062】不純ガス除去手段19には、触媒21を用
いる形式、吸着剤20を用いる形式、吸収剤20’を用
いる形式の他にも、例えば、処理対象の酸化剤ガス中で
放電電極により放電を生じさせて、この放電に伴う化学
反応で含有不純ガスを無害化する形式など、種々の形式
を単独に、あるいは、次の如く組み合わせて採用でき
る。
いる形式、吸着剤20を用いる形式、吸収剤20’を用
いる形式の他にも、例えば、処理対象の酸化剤ガス中で
放電電極により放電を生じさせて、この放電に伴う化学
反応で含有不純ガスを無害化する形式など、種々の形式
を単独に、あるいは、次の如く組み合わせて採用でき
る。
【0063】前述の実施例の如く、不純ガス除去手段1
9の構成要素に触媒21と吸着剤20を用いて、触媒作
用下での化学反応により含有不純ガスを無害化すること
で酸化剤ガスから含有不純ガスを除去することと、吸着
剤により含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去するこ
ととを組み合わせ実施する。
9の構成要素に触媒21と吸着剤20を用いて、触媒作
用下での化学反応により含有不純ガスを無害化すること
で酸化剤ガスから含有不純ガスを除去することと、吸着
剤により含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去するこ
ととを組み合わせ実施する。
【0064】不純ガス除去手段19の構成要素に触媒2
1と吸収剤20’を用いて、触媒作用下での化学反応に
より含有不純ガスを無害化することで酸化剤ガスから含
有不純ガスを除去することと、吸収剤により含有不純ガ
スを酸化剤ガスから吸収除去することとを組み合わせ実
施する。
1と吸収剤20’を用いて、触媒作用下での化学反応に
より含有不純ガスを無害化することで酸化剤ガスから含
有不純ガスを除去することと、吸収剤により含有不純ガ
スを酸化剤ガスから吸収除去することとを組み合わせ実
施する。
【0065】不純ガス除去手段19の構成要素に触媒2
1と吸着剤20と吸収剤20’を用いて、触媒作用下で
の化学反応により含有不純ガスを無害化することで酸化
剤ガスから含有不純ガスを除去することと、吸着剤及び
吸収剤により含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去及
び吸収除去することとを組み合わせ実施する。
1と吸着剤20と吸収剤20’を用いて、触媒作用下で
の化学反応により含有不純ガスを無害化することで酸化
剤ガスから含有不純ガスを除去することと、吸着剤及び
吸収剤により含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去及
び吸収除去することとを組み合わせ実施する。
【0066】不純ガス除去手段19の構成要素に吸着剤
20と吸収剤20’を用いて、これら吸着剤及び吸収剤
により含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去及び吸収
除去する。
20と吸収剤20’を用いて、これら吸着剤及び吸収剤
により含有不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去及び吸収
除去する。
【0067】さらにまた、上記以外の組み合わせとし
て、触媒21を用いる形式、吸着剤20を用いる形式、
吸収剤20’を用いる形式、放電処理による形式、並び
に、それら以外の形式のうちの適当な複数形式を組み合
わせ実施してもよい。
て、触媒21を用いる形式、吸着剤20を用いる形式、
吸収剤20’を用いる形式、放電処理による形式、並び
に、それら以外の形式のうちの適当な複数形式を組み合
わせ実施してもよい。
【0068】酸化剤ガスは、空気、酸素、その他の酸素
含有ガスなど、酸素極9に対し酸素を供給できるもので
あれば天然採取ガスあるいは合成ガスを問わず種々のも
のを採用でき、また、除去対象とする不純ガスもS
Ox ,NOx ,NH3 ,Cl2 ,あるいは,HCや芳香
族化合物などの有機化合物ガスに限定されるものではな
く、燃料電池性能の低下原因となるものであれば種々の
ガスを除去対象とすることができる。
含有ガスなど、酸素極9に対し酸素を供給できるもので
あれば天然採取ガスあるいは合成ガスを問わず種々のも
のを採用でき、また、除去対象とする不純ガスもS
Ox ,NOx ,NH3 ,Cl2 ,あるいは,HCや芳香
族化合物などの有機化合物ガスに限定されるものではな
く、燃料電池性能の低下原因となるものであれば種々の
ガスを除去対象とすることができる。
【0069】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】燃料電池発電装置の全体構成図
【図2】燃料電池発電部の模式的構成図
【図3】従来例を示す燃料電池発電部の模式的構成図
10 燃料極 9 酸素極 8 燃料電池発電部 13 燃料ガス供給路 15 酸化剤ガス供給路 19 不純ガス除去手段 21 触媒 20 吸着剤 20’ 吸収剤
フロントページの続き (72)発明者 花沢 真人 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 松本 正昭 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2 号 三菱電機株式会社神戸製作所内
Claims (14)
- 【請求項1】 燃料極(10)と酸素極(9)との間に
電解質を挟んだセルにより燃料電池発電部(8)を構成
し、 前記燃料極(10)に対して燃料ガスを供給する燃料ガ
ス供給路(13)、及び、前記酸素極(9)に対して酸
化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給路(15)を設けた
燃料電池発電装置であって、 前記酸素極(9)に供給する酸化剤ガス中から燃料電池
性能の低下原因となる含有不純ガスを除去する不純ガス
除去手段(19)を前記酸化剤ガス供給路(15)に介
装した燃料電池発電装置。 - 【請求項2】 前記不純ガス除去手段(19)は、触媒
(21)を用いた化学反応により前記の含有不純ガスを
無害化する構成としてある請求項1記載の燃料電池発電
装置。 - 【請求項3】 前記触媒(21)が酸化触媒である請求
項2記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項4】 前記触媒(21)が還元触媒である請求
項2記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項5】 前記触媒(21)が三元触媒である請求
項2記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項6】 前記不純ガス除去手段(19)は、吸着
剤(20)により前記の含有不純ガスを酸化剤ガスから
吸着除去する構成としてある請求項1記載の燃料電池発
電装置。 - 【請求項7】 前記吸着剤(20)が固体吸着剤である
請求項6記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項8】 前記吸着剤(20)が液体吸着剤である
請求項6記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項9】 前記不純ガス除去手段(19)は、吸収
剤(20’)により前記の含有不純ガスを酸化剤ガスか
ら吸収除去する構成としてある請求項1記載の燃料電池
発電部。 - 【請求項10】 前記吸収剤(20’)がアルカリ系吸
収剤である請求項9記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項11】 前記吸収剤(20’)が酸系吸収剤で
ある請求項9記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項12】 前記不純ガス除去手段(19)は、放
電処理により前記の含有不純ガスを無害化する構成とし
てある請求項1記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項13】 前記不純ガス除去手段(19)は、触
媒(21)を用いた化学反応により前記の含有不純ガス
を無害化することと、吸着剤(20)により前記の含有
不純ガスを酸化剤ガスから吸着除去することを組み合わ
せ実施する構成としてある請求項2、3、4、5、6、
7又は8記載の燃料電池発電装置。 - 【請求項14】 前記不純ガス除去手段(19)は、触
媒(21)を用いた化学反応により前記の含有不純ガス
を無害化することと、吸収剤(20’)により前記の含
有不純ガスを酸化剤ガスから吸収除去することを組み合
わせ実施する構成としてある請求項2、3、4、5、
9、10又は11記載の燃料電池発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274655A JPH08138703A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 燃料電池発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6274655A JPH08138703A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 燃料電池発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08138703A true JPH08138703A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17544720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6274655A Pending JPH08138703A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 燃料電池発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08138703A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085768A1 (fr) * | 2002-04-05 | 2003-10-16 | Bridgestone Corporation | Purificateur de fluide et centrale a pile a combustible |
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