JPH08138327A - クロック生成回路 - Google Patents

クロック生成回路

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JPH08138327A
JPH08138327A JP27526294A JP27526294A JPH08138327A JP H08138327 A JPH08138327 A JP H08138327A JP 27526294 A JP27526294 A JP 27526294A JP 27526294 A JP27526294 A JP 27526294A JP H08138327 A JPH08138327 A JP H08138327A
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phase
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detector
clock
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JP27526294A
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Inventor
Junkichi Sugita
順吉 杉田
Masahiro Suzuki
雅浩 鈴木
Toshihiro Kawakubo
俊宏 川久保
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同心円状又は渦巻状に形成されたトラック
がそれぞれサーボエリアとデータエリアからなる複数の
領域に分割されてなる光磁気ディスクのドライブ装置に
おけるクロック生成回路であって、光磁気ディスクの再
生出力について振幅レベルと位相変化の双方を検査する
ことにより、ディフェクトにより異常をより厳密に検出
して、誤った位相情報でクロックが乱れることを抑制
し、システムの安定化を図ることができるクロック生成
回路を提供する。 【構成】 光磁気ディスクの再生出力を発振器7から
のクロックでA/D変換器2によりデジタル化し、その
サンプリング値について、位相情報検出器5により上記
光磁気ディスクのサーボエリアのピットに対応する再生
出力のピークを中心とする両エッジ部分の振幅値の差分
を位相情報として検出し、この位相情報に応じて上記発
振器7の発振位相を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンプルサーボフォー
マットの光磁気ディスクのドライブ装置におけるクロッ
ク生成回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、同心円状又は渦巻状に形成された
トラックをレーザビームで走査して各種データの記録/
再生を行う光ディスクシステムには、光ディスクを線速
度一定(CLV:Constant Linear Velocity)に回転駆動し
て、データの記録/再生を行うCLV方式や、光ディス
クを角速度一定(CAV:Constant Angular Velocity)に回
転駆動して、データの記録/再生を行うCAV方式のも
のが知られている。また、トラックに沿って連続的に設
けられたプリグルーブを用いてトラッキング制御などを
行うコンティニアスサーボ方式や、トラック上に離散的
に設けられたサーボエリアを利用してトラッキング制御
などを行うサンプルサーボ方式のものが知られている。
【0003】さらに、光ディスクとしては、再生専用の
所謂ROMディスク、追記型ディスク、光磁気(MO)ディ
スクなどの記録可能なRAMディスク、ROM領域とR
AM領域とを有する所謂ハイブリッドディスクなどが知
られている。
【0004】一般に、同心円状又は渦巻状に形成された
トラックがそれぞれサーボエリアとデータエリアからな
る複数の領域に分割されてなるサンプルサーボフォーマ
ットの光磁気ディスクのドライブ装置におけるクロック
生成回路では、プリフォーマットされた同期パターンの
ピットから再生されるRF信号から位相情報を抽出し
て、所謂フェーズロックドループ(PLL:Phase Locked Lo
op)によるクロック再生を行うように成っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の光磁
気ディスクのドライブ装置におけるクロック生成回路で
は、光磁気ディスクの再生出力の異常を検出した場合に
は、その次の正常な位相情報が得られるまで、その前の
時点での出力を保持出力、なるべく系を安定にするよう
に工夫がなされているが、プリフォーマットされた同期
パターンのピットから再生されるRF信号から位相情報
のみを得て、ディフェクトに起因する位相変化の異常を
検出する方式を採用していたので、全くの異常RF信号
であっても位相変化がシステムの許容範囲内にあると偶
然判定されると、それによって位相変化が生じ、同期が
はずれてしまうという問題点があった。
【0006】そこで、上述の如き従来の実情に鑑み、本
発明の目的は、同心円状又は渦巻状に形成されたトラッ
クがそれぞれサーボエリアとデータエリアからなる複数
の領域に分割されてなる光磁気ディスクのドライブ装置
におけるクロック生成回路であって、光磁気ディスクの
再生出力について振幅レベルと位相変化の双方を検査す
ることにより、ディフェクトにより異常をより厳密に検
出して、誤った位相情報でクロックが乱れることを抑制
し、システムの安定化を図ることができるクロック生成
回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、同心円状又は
渦巻状に形成されたトラックがそれぞれサーボエリアと
データエリアからなる複数の領域に分割されてなる光磁
気ディスクのドライブ装置におけるクロック生成回路で
あって、クロックを出力する発振器と、上記光磁気ディ
スクの再生出力を上記発振器からのクロックによりサン
プリングするサンプリング手段と、上記サンプリング手
段によるサンプリング出力について、上記サーボエリア
のピットに対応する再生出力のピークを中心とする両エ
ッジ部分の振幅値の差分を位相情報として検出する位相
情報検出手段と、上記位相情報検出手段により検出され
た位相情報に応じて上記発振器の発振位相をが制御する
制御手段とを備えてなることを特徴とする。
【0008】本発明に係るクロック生成回路は、上記位
相情報検出手段が、上記サーボエリアのピットに対応す
る再生出力のピークを中心とする両エッジ部分の振幅値
の差分を検出する差分検出手段と、上記差分検出手段に
より検出された差分を加算する加算手段とを備え、上記
サーボエリアの互いにトラック中心から逆方向に所定量
だけずれた位置に置かれた2個のピットに対応する再生
出力の各ピークを中心とする両エッジ部分の振幅値の各
差分を加算した値を位相情報として検出することを特徴
とする。
【0009】また、本発明に係るクロック生成回路は、
上記位相情報検出手段が、検出した位相情報を一時記憶
して出力する記憶手段と、上記記憶手段に記憶されてい
る前回検出した位相情報と検出した位相情報とを比較す
る比較手段とを備え、許容範囲を超えた急激な変化がな
い場合に、検出した位相情報を新たな位相差情報として
上記記憶手段を介して出力することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明に係るクロック生成回路
は、上記光磁気ディスクの再生出力について上記サーボ
エリアのピットに対応するピークの有無によりディフェ
クト検出を行うディフェクト検出手段を備え、上記位相
情報検出手段が、上記ディフェクト検出手段がディフェ
クトを検出したときに、前回検出した位相情報を上記記
憶手段に保持しておくことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係るクロック生成回路では、光磁気デ
ィスクの再生出力を発振器からのクロックでサンプリン
グ手段によりサンプリングし、そのサンプリング出力に
ついて、位相情報検出手段により上記光磁気ディスクの
サーボエリアのピットに対応する再生出力のピークを中
心とする両エッジ部分の振幅値の差分を位相情報として
検出し、この位相情報に応じて制御手段により上記発振
器の発振位相を制御する。
【0012】また、本発明に係るクロック生成回路にお
いて、上記位相情報検出手段は、上記サーボエリアの互
いにトラック中心から逆方向に所定量だけずれた位置に
置かれた2個のピットに対応する再生出力の各ピークを
中心とする両エッジ部分の振幅値の各差分を加算した値
を位相情報として検出する。
【0013】また、本発明に係るクロック生成回路にお
いて、上記位相情報検出手段は、記憶手段に記憶されて
いる前回検出した位相情報と新たに検出した位相情報と
を比較手段により比較して、許容範囲を超えた急激な変
化がない場合に、検出した位相情報を新たな位相差情報
として上記記憶手段を介して出力する。
【0014】さらに、本発明に係るクロック生成回路に
おいて、上記位相情報検出手段は、ディフェクト検出手
段が上記光磁気ディスクの再生出力について上記サーボ
エリアのピットに対応するピークの有無によりディフェ
クトを検出したときに、前回検出した位相情報を上記記
憶手段に保持しておく。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るクロック生成回路の実施
例について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】本発明に係るクロック生成回路は、例えば
図1に示すように構成される。
【0017】この実施例のクロック生成回路は、図示し
ないスピンドルモータにより光磁気ディスクを角速度一
定(CAV:Constant Angular Velocty)に回転駆動して、デ
ータの記録/再生を行うCAV方式のディスクドライブ
装置のクロック生成回路であって、光磁気ディスクのト
ラックを光学的に走査する図示しない光学ピックアップ
により得られた再生RF信号が信号入力端子1から供給
されるA/D変換器2及びピーク検出器3、上記A/D
変換器2によりデジタル化された再生RF信号が振幅検
出器4を介して供給される位相差検出器5、この位相差
検出器5による位相差検出信号がD/A変換器6からフ
ィルタ7を介して供給される発振器8、この発振器8か
らクロック信号が供給されるタイミング発生器9などを
備えて成る。
【0018】ここで、上記光磁気ディスクは、同心円状
又は渦巻状に形成されたトラックがそれぞれサーボエリ
アとデータエリアからなる複数の領域に分割されてなる
サンプルサーボフォーマットの光磁気ディスクであっ
て、例えばトラック1周が1400のセグメントに分割
されており、そのセグメントがアドレスグメントとデー
タセグメントに分かれている。アドレスセグメントには
ディスクのラジアル方向の位置の情報とタンジェンシャ
ル方向の位置の情報が予めピットとして記録されてい
る。このアドレスセグメントは14セグメントおきにト
ラック1周で100個存在する。アドレスセクメントか
ら次のアドレスセグメントまでが1フレームであって、
トラック1周で100フレームある。上記アドレスセグ
メントの間の13セグメントがデータセグメントとな
る。データセグメントは1周で1300セグメントあ
る。また、この1セグメントは、216サーボロックで
構成され、24サーボクロック分のサーボエリアと19
2サーボクロック分のデータエリアとからなる。
【0019】そして、上記サーボエリアには、サーボパ
ターンとして、例えば図2に示すように、それぞれ2サ
ーボクロック分の長さの3個のピットPA ,PB ,PC
が5サーボクロック離されて予め記録されている。これ
ら3個のピットPA ,PB ,PCのうち、第2ピットPB
の前後にある第1ピットPA と第3ピットPC は、所謂
ウォブルピットであって、互いにトラック中心から±1
/4トラックだけずれた位置に置かれており、上記第2
ピットPBはトラック中心上に置かれている。
【0020】このような3個のピットPA ,PB ,PC
が記録されたサーボエリアを有する光磁気ディスクのト
ラックを光学的に走査することにより、光学ピックアッ
プには、図3に示すような波形の再生RF信号が上記サ
ーボエリアから得られることになる。
【0021】この実施例のクロック生成回路において、
上記A/D変換器2、ピーク検出器3、振幅検出器4及
び位相差検出器5は、上記発振器8からのクロック信号
に基づいて上記タイミング発生器9により制御されるよ
うになってなっている。
【0022】上記A/D変換器2は、上記信号入力端子
1を介して供給される上記光学ピックアップにより得ら
れた再生RF信号を上記クロック信号の周期でサンプリ
ングしてデジタル化し、上記再生RF信号の信号レベル
を示すサンプリング値を上記振幅検出器4に供給する。
【0023】また、上記ピーク検出器3は、上記信号入
力端子1を介して供給される上記光学ピックアップによ
り得られた再生RF信号について、上記サーボエリアか
ら得られた図3に示すような波形の再生RF信号の第1
ピットPA に対応する部分を上記A/D変換器2により
サンプリングする各タイミングtA1,tB1,tC1のうち
のタイミングtA1とタイミングtC1の間でピーク検出を
行い、また、第3ピットPCに対応する部分を上記A/
D変換器2によりサンプリングする各タイミングtA2
B2,tC2のうちのタイミングtA2とタイミングtC2
間でピーク検出を行う。そして、このピーク検出器3
は、ピークを検出できた時点でタイミング信号を上記振
幅検出器4に供給し、また、ピークを検出できない場合
にはディフェクト信号を上記タイミング発生器9に供給
する。
【0024】また、上記振幅検出器4は、上記A/D変
換器2により得られた上記再生RF信号の信号レベルを
示すサンプリング値が供給される第1乃至第3のレジス
タ41,42,43と、上記第1のレジスタ41の出力
が供給される第4及び第5のレジスタ44,45と、上
記第2のレジスタ42の出力が供給される第6及び第7
のレジスタ46,47と、上記第3,第4及び第5のレ
ジスタ43,44,45の出力が供給される第1の比較
器48と、上記第3,第6及び第7のレジスタ43,4
6,47の出力が供給される第2の比較器49を備えて
成る。
【0025】この振幅検出器4では、先ず図3に示すよ
うな波形の再生RF信号の第1ピットPA に対応する部
分について、上記A/D変換器2によりタイミングtA1
でサンプリングされたサンプリング値A1を上記第1の
レジスタ41に格納し、また、タイミングtC1でサンプ
リングされたサンプリング値C1を上記第2のレジスタ
42に格納する。さらに、上記ピーク検出器3により上
記タイミングtA1とタイミングtC1の間でピークを検出
した時点tB1で上記A/D変換器2によりサンプリング
されたサンプリング値B1を上記第3のレジスタ43に
格納する。ついで、上記第1のレジスタ41に格納され
た上記サンプリング値A1からピーク値B1の許容値B1
±ΔA1を決定して、その上限値B1+ΔA1を上記第4の
レジスタ44に設定するとともに、その下限値B1−Δ
A1を上記第5のレジスタ45に設定する。また、上記第
2のレジスタ42に格納された上記サンプリング値C1
からピーク値B1の許容値B1±ΔC1を決定して、その上
限値B1+ΔC1を上記第4のレジスタ44に設定すると
ともに、その下限値B1−ΔC1を上記第5のレジスタ4
5に設定する。そして、上記第3のレジスタ43に格納
された上記サンプリング値B1が、上記第4乃至第7の
レジスタ44〜47に設定された許容範囲B1±ΔA1
1±ΔC1に納まっているか否かを上記第1及び第2の
比較器48,49で検査して、その真偽をディフェクト
の判定結果とする。上記第1及び第2の比較器48,4
9の出力すなわちディフェクトの判定結果は、上記タイ
ミング発生器8に与えられる。
【0026】同様に、この振幅検出器4では、図3に示
すような波形の再生RF信号の第3ピットPC に対応す
る部分について、上記A/D変換器2によりタイミング
A2でサンプリングされたサンプリング値A2を上記第
1のレジスタ41に格納し、また、タイミングtC2でサ
ンプリングされたサンプリング値C2を上記第2のレジ
スタ42に格納する。さらに、上記ピーク検出器3によ
り上記タイミングtA2とタイミングtC2の間でピークを
検出した時点tB2で上記A/D変換器2によりサンプリ
ングされたサンプリング値B2を上記第3のレジスタ4
3に格納する。ついで、上記第1のレジスタ41に格納
された上記サンプリング値A2からピーク値B1の許容値
2±ΔA2を決定して、その上限値B2+ΔA2を上記第4
のレジスタ44に設定するとともに、その下限値B2
ΔA2を上記第5のレジスタ45に設定する。また、上記
第2のレジスタ42に格納された上記サンプリング値C
2からピーク値B2の許容値B2±ΔC2を決定して、その
上限値B2+ΔC2を上記第4のレジスタ44に設定する
とともに、その下限値B2−ΔC2を上記第5のレジスタ
45に設定する。そして、上記第3のレジスタ43に格
納された上記サンプリング値B2が、上記第4乃至第7
のレジスタ44〜47に設定された許容範囲B2±
ΔA2,B2±ΔC2に納まっているか否かを上記第1及び
第2の比較器48,49で検査して、その真偽をディフ
ェクトの判定結果とする。上記第1及び第2の比較器4
8,49の出力すなわちディフェクトの判定結果は、上
記タイミング発生器8に与えられる。
【0027】また、上記位相差検出器5は、上記振幅検
出器4の第1及び第2のレジスタ41,42に格納され
たサンプリング値が供給される減算器51と、この減算
器51の出力が供給される加算器52と、この加算器5
2の出力が供給されるレジスタ53及び比較器54とを
備えて成る。
【0028】この位相差検出器5では、上記振幅検出器
4の第1及び第2のレジスタ41,42に格納された各
サンプリング値A1,C1の差分ΔAC1及び各サンプリ
ング値A2,C2の差分ΔAC2を位相差情報として算出
し、各差分ΔAC1 ,ΔAC2を上記加算器52により
加算する。これにより、上記加算器52には位相差情報
が保持されることになる。このように、上記サーボエリ
アから得られた図3に示すような波形の再生RF信号に
ついて、第1及び第3ピットPA ,PC の再生出力の両
エッジ部分の振幅値の差分によりクロック位相情報を得
て、さらに、この位相情報を加算することによりトラッ
キングに依存しないクロック位相情報を得ることができ
る。さらに、上記加算器52による加算出力として得ら
れた位相差情報は、レジスタ53に格納されている1時
点前の位相差情報と比較器54により比較され、許容範
囲を超えた急激な変化がない場合に、上記レジスタ53
に新たな位相差情報として格納される。
【0029】そして、この位相差検出器5は、上記レジ
スタ53に格納された位相差情報を位相差検出信号とし
て上記D/A変換器6からフィルタ7を介して上記発振
器8に供給して、上記発振器8の発振位相を制御する。
【0030】これにより、この実施例のクロック生成回
路は、所謂フェーズロックドループ(PLL:Phase Locked
Loop)によるクロック再生を行い、上記発振器8からク
ロック信号を出力する。
【0031】ここで、上記位相差検出器5の比較器54
は、上記加算器52による加算出力として得られた位相
差情報を上記レジスタ53に格納されている1時点前の
位相差情報と比較し、許容範囲を超えた急激な位相差を
検出した場合に、ディフェクトと判断する。そして、上
記比較器54の出力すなわちディフェクトの判定結果
は、上記タイミング発生器8に与えられる。
【0032】そして、上記タイミング発生器8は、上記
ピーク検出器3、振幅検出器4又は位相差検出器5の何
れかでディフェクトが検出されれば、新たにサンプルさ
れた位相差情報は破棄して次の同期パターンが現れるま
で上記位相差検出器5のレジスタ8の値を前のサンプル
時点における位相差情報そのままに保持させるように各
ブロックを制御し、ディフェクトによるPLL出力クロ
ックの乱れを抑制するように動作する。
【0033】なお、この実施例において、上記ピーク検
出器3により、上記サーボエリアから得られた図3に示
すような波形の再生RF信号の第2ピットPB に対応す
るピーク検出を行い、そのピーク間の時間を測定して、
基準時間とのずれ量を位相差情報として上記位相差検出
器5の加算器52に与えるようにして、上記再生RF信
号の信号レベルから得られた位相差情報に加えることに
よって、位相誤差検出範囲が拡大し、周波数のロック範
囲も拡大するため、PLLの同期が外れても確実に再ロ
ックすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るクロック生
成回路では、光磁気ディスクの再生出力を発振器からの
クロックでサンプリング手段によりサンプリングし、そ
のサンプリング出力について、位相情報検出手段により
上記光磁気ディスクのサーボエリアのピットに対応する
再生出力のピークを中心とする両エッジ部分の振幅値の
差分を位相情報として検出し、この位相情報に応じて制
御手段により上記発振器の発振位相を制御するので、上
記光磁気ディスクのサーボエリアのピットに基づいて、
安定したクロック再生を行うことができる。
【0035】また、本発明に係るクロック生成回路にお
いて、上記位相情報検出手段は、上記サーボエリアの互
いにトラック中心から逆方向に所定量だけずれた位置に
置かれた2個のピットに対応する再生出力の各ピークを
中心とする両エッジ部分の振幅値の各差分を加算した値
を位相情報として検出することにより、トラッキングに
依存しないクロック位相情報を得ることができる。これ
により、本発明に係るクロック生成回路では、上記光磁
気ディスクのサーボエリアのピットに基づいて、安定し
たクロック再生を行うことができる。
【0036】また、本発明に係るクロック生成回路にお
いて、上記位相情報検出手段は、記憶手段に記憶されて
いる前回検出した位相情報と新たに検出した位相情報と
を比較手段により比較して、許容範囲を超えた急激な変
化がない場合に、検出した位相情報を新たな位相差情報
として上記記憶手段を介して出力するので、上記許容範
囲を超えた急激な変化があった場合は再生出力のディフ
ェクトとして位相差情報に影響を与えないようにするこ
とができる。これにより、本発明に係るクロック生成回
路では、上記光磁気ディスクのサーボエリアのピットに
基づいて、安定したクロック再生を行うことができる。
【0037】さらに、本発明に係るクロック生成回路に
おいて、上記位相情報検出手段は、ディフェクト検出手
段が上記光磁気ディスクの再生出力について上記サーボ
エリアのピットに対応するピークの有無によりディフェ
クトを検出したときに、前回検出した位相情報を上記記
憶手段に保持しておくので、再生出力のディフェクトが
位相差情報に影響を与えないようにすることができる。
これにより、本発明に係るクロック生成回路では、上記
光磁気ディスクのサーボエリアのピットに基づいて、安
定したクロック再生を行うことができる。
【0038】このように、本発明に係るクロック生成回
路では、光磁気ディスクの再生出力について振幅レベル
と位相変化の双方を検査することにより、ディフェクト
により異常をより厳密に検出して、誤った位相情報でク
ロックが乱れることを抑制し、システムの安定化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るクロック生成回路の実施例の構成
を示すブロック図ある。
【図2】光磁気ディスクにおけるサーボエリアのフォー
マットを示す図である。
【図3】上記光磁気ディスクのサーボエリアから得られ
る再生RF信号の波形を示す波形図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 A/D変換器 3 ピーク検出器 4 振幅検出器 5 位相差検出器 6 D/A1変換器 7 フィルタ 8 発振器 9 タイミング発生器 31〜37 レジスタ 38,39 比較器 41 減算器 42 加算器 43 レジスタ 44 比較器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状又は渦巻状に形成されたトラッ
    クがそれぞれサーボエリアとデータエリアからなる複数
    の領域に分割されてなる光磁気ディスクのドライブ装置
    におけるクロック生成回路であって、 クロックを出力する発振器と、 上記光磁気ディスクの再生出力を上記発振器からのクロ
    ックによりサンプリングするサンプリング手段と、 上記サンプリング手段によるサンプリング出力につい
    て、上記サーボエリアのピットに対応する再生出力のピ
    ークを中心とする両エッジ部分の振幅値の差分を位相情
    報として検出する位相情報検出手段と、 上記位相情報検出手段により検出された位相情報に応じ
    て上記発振器の発振位相をが制御する制御手段とを備え
    てなることを特徴とするクロック生成回路。
  2. 【請求項2】 上記位相情報検出手段は、上記サーボエ
    リアのピットに対応する再生出力のピークを中心とする
    両エッジ部分の振幅値の差分を検出する差分検出手段
    と、上記差分検出手段により検出された差分を加算する
    加算手段とを備え、上記サーボエリアの互いにトラック
    中心から逆方向に所定量だけずれた位置に置かれた2個
    のピットに対応する再生出力の各ピークを中心とする両
    エッジ部分の振幅値の各差分を加算した値を位相情報と
    して検出することを特徴とする請求項1記載のクロック
    生成回路。
  3. 【請求項3】 上記位相情報検出手段は、検出した位相
    情報を一時記憶して出力する記憶手段と、上記記憶手段
    に記憶されている前回検出した位相情報と検出した位相
    情報とを比較する比較手段とを備え、許容範囲を超えた
    急激な変化がない場合に、検出した位相情報を新たな位
    相差情報として上記記憶手段を介して出力することを特
    徴とする請求項1記載のクロック生成回路。
  4. 【請求項4】 上記光磁気ディスクの再生出力について
    上記サーボエリアのピットに対応するピークの有無によ
    りディフェクト検出を行うディフェクト検出手段を備
    え、 上記位相情報検出手段は、上記ディフェクト検出手段が
    ディフェクトを検出したときに、前回検出した位相情報
    を上記記憶手段に保持しておくことを特徴とする請求項
    3記載のクロック生成回路。
JP27526294A 1994-11-09 1994-11-09 クロック生成回路 Withdrawn JPH08138327A (ja)

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JP27526294A JPH08138327A (ja) 1994-11-09 1994-11-09 クロック生成回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100449306B1 (ko) * 2001-01-17 2004-09-18 샤프 가부시키가이샤 위상 보정 회로 및 그것을 이용한 디스크 재생 장치

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KR100449306B1 (ko) * 2001-01-17 2004-09-18 샤프 가부시키가이샤 위상 보정 회로 및 그것을 이용한 디스크 재생 장치

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