JPH08138005A - フラッシュメモリカードのデータ書き込みシステム - Google Patents

フラッシュメモリカードのデータ書き込みシステム

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JPH08138005A
JPH08138005A JP27735494A JP27735494A JPH08138005A JP H08138005 A JPH08138005 A JP H08138005A JP 27735494 A JP27735494 A JP 27735494A JP 27735494 A JP27735494 A JP 27735494A JP H08138005 A JPH08138005 A JP H08138005A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フラッシュメモリカードの信頼性を向上させ
る。 【構成】フラッシュメモリカード制御手段4は、アプリ
ケーションプログラム8から書き込みデータと書き込み
先アドレスを受け、フラッシュメモリカード2から該書
き込み先アドレスを含むブロックのデータを読み出し、
不揮発性のバックアップメモリ7に格納する。フラッシ
ュメモリカード制御手段4は、データ処理手段6により
該読み出しブロックデータを前記書き込みデータで更新
し、書き込みブロックデータとしてバックアップメモリ
7に格納した後、フラッシュメモリカード2の前記ブロ
ックのデータを消去した後、前記書き込みブロックデー
タを該ブロックへ書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フラッシュメモリカー
ドのデータ書き込みシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、不揮発性のメモリ
として電気的にデータを消去、および再書き込み可能
な、電気的消去可能書き込み可能ROM(Electr
ically Erasable Programab
le Read−Only Memory(EEPRO
M))の一種であり、EEPROMの内、1バイト毎に
データを書き込むものではなく、512バイト〜64K
バイトのブロック単位でデータを消去するものを指し、
最近ではメモリカード等に利用されている。
【0003】フラッシュメモリのデータを別のデータに
書き込む場合、1バイトのデータを書き込む場合にも、
まずその書き込み個所を含む1ブロックのデータを消去
し、書き込みデータを含む1ブロックのデータを書き込
む必要がある。
【0004】しかしながら、フラッシュメモリにはデー
タ書き込み回数に上限があり、例えば1万回程度のデー
タ書き込みで記憶機能を失うという問題がある。
【0005】この問題を解決する従来の技術である、特
開昭63−48698号公報は、フラッシュメモリカー
ドの更新対象のブロックデータを揮発性メモリに読み出
し、揮発性メモリ上で複数回のデータの書き込みを行
い、フラッシュメモリカード上の元のブロックデータを
消去した後、書き込みを行ったブロックデータをフラッ
シュメモリへ書き戻すという構成を採用しており、デー
タの書き込みを揮発性メモリ上で実行するため、フラッ
シュメモリへのデータの書き込み回数が削減されるとい
う効果を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の技術においては、揮発性メモリ上でのデータ書き込
み処理の間に、計算機システムのカード挿入口からフラ
ッシュメモリカードが抜き取られてしまうと、フラッシ
ュメモリカード上のブロックデータは消去されたままの
状態になってしまい、復旧ができないという問題点があ
る。
【0007】本発明の目的は、フラッシュメモリカード
の信頼性を向上させることにある。
【0008】本発明の他の目的は、フラッシュメモリカ
ードのデータの書き込み処理においてデータを喪失しな
いようにすることにある。
【0009】さらに本発明の他の目的は、フラッシュメ
モリカードのデータ書き込み処理がどの段階まで完了し
たのかが分かるようにすることにある。
【0010】さらに本発明の他の目的は、フラッシュメ
モリカードのデータ書き込み処理の途中で、カード挿入
口からフラッシュメモリカードが抜き取られても、再度
挿入すれば、フラッシュメモリカードが抜き取られた時
点の状態を元に速やかにデータを再書き込みすることが
できるようにすることにある。
【0011】さらに本発明の他の目的は、フラッシュメ
モリカードのデータ書き込み処理の途中で、計算機シス
テムの電源が落ちてしまった場合においても、電源が落
ちた時点の状態を元に速やかにデータを再書き込みする
ことができるようにすることにある。
【0012】さらに本発明の他の目的は、フラッシュメ
モリカードのデータ書き込み後に書き込み前の状態に戻
すことができるようにすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムは、データの
上書きができない不揮発性のメモリであり、計算機シス
テムで一意な識別名であるID番号が書き込まれるID
番号格納領域を含むフラッシュメモリカードと、このフ
ラッシュメモリカードの前記ID番号格納領域に書き込
まれている前記ID番号を読み出すフラッシュメモリカ
ード制御手段と、このフラッシュメモリカード制御手段
が読み出した前記ID番号が、自身が設定したものでな
いときには、計算機システムで一意なID番号を設定し
て前記フラッシュメモリカード制御手段へ渡すカード識
別手段と、このカード識別手段から渡されたID番号を
前記ID番号格納領域に書き込む前記フラッシュメモリ
カード制御手段とを備えている。
【0014】本発明の第2のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、データの上書きができない
不揮発性のメモリであり、計算機システムで一意な識別
名であるID番号が書き込まれるID番号格納領域を含
むフラッシュメモリカードと、不揮発性のメモリであ
り、計算機システムで一意な識別名であるID番号が書
き込まれるID番号格納領域を含むバックアップメモリ
と、前記フラッシュメモリカードの前記ID番号格納領
域に書き込まれている前記ID番号を読み出すフラッシ
ュメモリカード制御手段と、このフラッシュメモリカー
ド制御手段が読み出した前記ID番号が自身が設定した
ものでないときには、計算機システムで一意なID番号
を設定して前記バックアップメモリ内の前記ID番号格
納領域に格納するとともに、前記フラッシュメモリカー
ド制御手段へ渡すカード識別手段と、このカード識別手
段から渡されたID番号を前記フラッシュメモリカード
内の前記ID番号格納領域に書き込む前記フラッシュメ
モリカード制御手段とを備えている。
【0015】本発明の第3のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、データの上書きができない
不揮発性のメモリであり、計算機システムで一意な識別
名であるID番号が書き込まれるID番号格納領域を含
むフラッシュメモリカードと、不揮発性のメモリであ
り、計算機システムで一意な識別名であるID番号が書
き込まれるID番号格納領域とデータ書き込みの処理段
階を示す状態変数とを含むバックアップメモリと、前記
フラッシュメモリカードの前記ID番号格納領域に書き
込まれている前記ID番号を読み出すフラッシュメモリ
カード制御手段と、このフラッシュメモリカード制御手
段が読み出した前記ID番号が自身が設定したものでな
いときには、計算機システムで一意なID番号を設定し
て前記バックアップメモリ内の前記ID番号格納領域に
格納し、前記状態変数を1とするとともに、該ID番号
を前記フラッシュメモリカード制御手段へ渡すカード識
別手段と、このカード識別手段から渡されたID番号を
前記フラッシュメモリカード内の前記ID番号格納領域
に書き込む前記フラッシュメモリカード制御手段とを備
えている。
【0016】本発明の第4のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、データの上書きができない
不揮発性のメモリであり、ブロック単位でデータが消去
され、ブロック単位でデータが書き込まれるデータ格納
領域を含むフラッシュメモリカードと、このフラッシュ
メモリカードの前記データ格納領域内のアドレスを指定
して、データの書き込みを要求するアプリケーションプ
ログラムと、このアプリケーションプログラムから前記
フラッシュメモリカードへの書き込みデータと書き込み
先アドレスを受け、前記フラッシュメモリカードから該
書き込み先アドレスを含むブロックのデータを読み出す
フラッシュメモリカード制御手段と、このフラッシュメ
モリカード制御手段から前記フラッシュメモリカードへ
の書き込みデータ、書き込み先アドレス、および前記フ
ラッシュメモリカードから読み出したブロックデータと
を受け、この読み出したブロックデータに対して、該書
き込み先アドレスを参照して該書き込みデータを書き込
むデータ処理手段と、このデータ処理手段から書き込み
データを書き込まれたブロックデータと書き込み先アド
レスとを受け、前記フラッシュメモリカードの該書き込
み先アドレスを含むブロックのブロックデータを消去
し、該ブロックへ書き込みデータを書き込まれたブロッ
クデータを書き込む前記フラッシュメモリカード制御手
段とを備えている。
【0017】本発明の第5のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、データの上書きができない
不揮発性のメモリであり、ブロック単位でデータが消去
され、ブロック単位でデータが書き込まれるデータ格納
領域を含むフラッシュメモリカードと、不揮発性のメモ
リであるバックアップメモリと、前記フラッシュメモリ
カードの前記データ格納領域内のアドレスを指定して、
データの書き込みを要求するアプリケーションプログラ
ムと、このアプリケーションプログラムから前記フラッ
シュメモリカードへの書き込みデータと前記フラッシュ
メモリカード内の書き込み先アドレスを受け、前記フラ
ッシュメモリカードから該書き込み先アドレスを含むブ
ロックのデータを読み出すフラッシュメモリカード制御
手段と、このフラッシュメモリカード制御手段から前記
フラッシュメモリカードへの書き込みデータ、書き込み
先アドレス、および前記フラッシュメモリカードから読
み出したブロックデータとを受け前記バックアップメモ
リに格納し、この読み出したブロックデータに対して、
該書き込み先アドレスを参照して該書き込みデータを書
き込み前記バックアップメモリに格納するデータ処理手
段と、このデータ処理手段から書き込みデータを書き込
まれたブロックデータと書き込み先アドレスとを受け、
前記フラッシュメモリカードの該書き込み先アドレスを
含むブロックのブロックデータを消去し、該ブロックへ
書き込みデータを書き込まれたブロックデータを書き込
む前記フラッシュメモリカード制御手段とを備えてい
る。
【0018】本発明の第6のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、データの上書きができない
不揮発性のメモリであり、ブロック単位でデータが消去
され、ブロック単位でデータが書き込まれるデータ格納
領域を含むフラッシュメモリカードと、不揮発性のメモ
リであるバックアップメモリと、前記フラッシュメモリ
カードの前記データ格納領域内のアドレスを指定して、
データの書き込みを要求するアプリケーションプログラ
ムと、このアプリケーションプログラムから前記フラッ
シュメモリカードへの書き込みデータと前記フラッシュ
メモリカード内の書き込み先アドレスを受け、前記バッ
クアップメモリに2を設定した状態変数を格納し、さら
に前記フラッシュメモリカードから該書き込み先アドレ
スを含むブロックのデータを読み出すフラッシュメモリ
カード制御手段と、このフラッシュメモリカード制御手
段から前記フラッシュメモリカードへの書き込みデー
タ、書き込み先アドレス、および前記フラッシュメモリ
カードから読み出したブロックデータとを受け前記バッ
クアップメモリに格納し、前記バックアップメモリ内の
状態変数を3に更新し、さらに読み出したブロックデー
タに対して、該書き込み先アドレスを参照して該書き込
みデータを書き込み前記バックアップメモリに格納する
データ処理手段と、このデータ処理手段から書き込みデ
ータを書き込まれたブロックデータと書き込み先アドレ
スとを受け、前記バックアップメモリ内の状態変数を4
に更新し、前記フラッシュメモリカードの該書き込み先
アドレスを含むブロックのブロックデータを消去し、該
ブロックへ書き込みデータを書き込まれたブロックデー
タを書き込み、さらに前記バックアップメモリ内の状態
変数を1に更新する前記フラッシュメモリカード制御手
段とを備えている。
【0019】本発明の第7のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、第5および第6のフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムにおいて、前
記フラッシュメモリカード制御手段が、前記フラッシュ
メモリカードが計算機システムから抜き取られた時点に
おいて、該フラッシュメモリカードに対するデータ書き
込み処理が終了していたか、データ書き込み処理が必要
でなかったかのいずれかであった場合には、該フラッシ
ュメモリカードが計算機システムに再挿入されると、そ
のまま前記アプリケーションプログラムからのデータ書
き込み要求を待ち合わせ、前記フラッシュメモリカード
が計算機システムから抜き取られた時点において、前記
アプリケーションプログラムから前記フラッシュメモリ
カードのデータ書き込みのための書き込みデータと書き
込み先アドレスを受け取ったものの、前記データ処理手
段による前記バックアップメモリへの格納が完了してい
なかった場合には、該フラッシュメモリカードが計算機
システムに再挿入されると、前記アプリケーションプロ
グラムへデータ書き込み処理の異常終了を通知し、前記
アプリケーションプログラムからのデータ書き込み要求
を待ち合わせ、前記フラッシュメモリカードが計算機シ
ステムから抜き取られた時点において、前記データ処理
手段により書き込みデータ、書き込み先アドレス、およ
び前記フラッシュメモリカードから読み出したブロック
データが前記バックアップメモリへ格納されたものの、
前記フラッシュメモリカードへ書き込むブロックデータ
の作成か、前記バックアップメモリへの格納処理のいず
れかが完了されなかった場合には、該フラッシュメモリ
カードが計算機システムに再挿入されると、前記データ
処理手段に対して前記フラッシュメモリカードへ書き込
むブロックデータの作成を指示し、前記フラッシュメモ
リカードが計算機システムから抜き取られた時点におい
て、前記データ処理手段により前記フラッシュメモリカ
ードへ書き込むブロックデータが前記バックアップメモ
リへ格納されたものの、該ブロックデータの前記フラッ
シュメモリカード内の書き込み対象ブロックへの書き込
みが完了されなかった場合には、該フラッシュメモリカ
ードが計算機システムに再挿入されると、前記データ処
理手段に対して前記フラッシュメモリカードへ書き込む
ブロックデータと書き込み先アドレスとを渡すように指
示する。
【0020】本発明の第8のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、第5および第6のフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムにおいて、前
記フラッシュメモリカード制御手段が、前記フラッシュ
メモリカードが計算機システムから抜き取られた時点に
おいて、前記バックアップメモリ内の状態変数が1であ
る場合には、該フラッシュメモリカードが計算機システ
ムに再挿入されると、そのまま前記アプリケーションプ
ログラムからのデータ書き込み要求を待ち合わせ、前記
フラッシュメモリカードが計算機システムから抜き取ら
れた時点において、前記バックアップメモリ内の状態変
数が2である場合には、該フラッシュメモリカードが計
算機システムに再挿入されると、前記アプリケーション
プログラムへデータ書き込み処理の異常終了を通知し、
前記アプリケーションプログラムからのデータ書き込み
要求を待ち合わせ、前記フラッシュメモリカードが計算
機システムから抜き取られた時点において、前記バック
アップメモリ内の状態変数が3である場合には、該フラ
ッシュメモリカードが計算機システムに再挿入される
と、前記データ処理手段に対して前記フラッシュメモリ
カードへ書き込むブロックデータの作成を指示し、前記
フラッシュメモリカードが計算機システムから抜き取ら
れた時点において、前記バックアップメモリ内の状態変
数が4である場合には、該フラッシュメモリカードが計
算機システムに再挿入されると、前記データ処理手段に
対して前記フラッシュメモリカードへ書き込むブロック
データと書き込み先アドレスとを渡すように指示する。
【0021】本発明の第9のフラッシュメモリカードの
データ書き込みシステムは、第5および第6のフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムにおいて、前
記フラッシュメモリカード制御手段が、計算機システム
が処理を中断した時点において、該フラッシュメモリカ
ードに対するデータ書き込み処理が終了していたか、デ
ータ書き込み処理が必要でなかったかのいずれかであっ
た場合には、該計算機システムの処理が再開されると、
そのまま前記アプリケーションプログラムからのデータ
書き込み要求を待ち合わせ、計算機システムが処理を中
断した時点において、前記アプリケーションプログラム
から前記フラッシュメモリカードのデータ書き込みのた
めの書き込みデータと書き込み先アドレスを受け取った
ものの、前記データ処理手段による前記バックアップメ
モリへの格納が完了していなかった場合には、該計算機
システムの処理が再開されると、前記アプリケーション
プログラムへデータ書き込み処理の異常終了を通知し、
前記アプリケーションプログラムからのデータ書き込み
要求を待ち合わせ、計算機システムが処理を中断した時
点において、前記データ処理手段により書き込みデー
タ、書き込み先アドレス、および前記フラッシュメモリ
カードから読み出したブロックデータが前記バックアッ
プメモリへ格納されたものの、前記フラッシュメモリカ
ードへ書き込むブロックデータの作成か、前記バックア
ップメモリへの格納処理のいずれかが完了していなかっ
た場合には、該計算機システムの処理が再開されると、
前記データ処理手段に対して前記フラッシュメモリカー
ドへ書き込むブロックデータの作成を指示し、計算機シ
ステムが処理を中断した時点において、前記データ処理
手段により前記フラッシュメモリカードへ書き込むブロ
ックデータが前記バックアップメモリへ格納されたもの
の、該ブロックデータの前記フラッシュメモリカード内
の書き込み対象ブロックへの書き込みが完了していなか
った場合には、該計算機システムの処理が再開される
と、前記データ処理手段に対して前記フラッシュメモリ
カードへ書き込むブロックデータと書き込み先アドレス
とを渡すように指示する。
【0022】本発明の第10のフラッシュメモリカード
のデータ書き込みシステムは、第5および第6のフラッ
シュメモリカードのデータ書き込みシステムにおいて、
前記フラッシュメモリカード制御手段が、計算機システ
ムが処理を中断した時点において、前記バックアップメ
モリ内の状態変数が1である場合には、該計算機システ
ムの処理が再開されると、そのまま前記アプリケーショ
ンプログラムからのデータ書き込み要求を待ち合わせ、
計算機システムが処理を中断した時点において、前記バ
ックアップメモリ内の状態変数が2である場合には、該
計算機システムの処理が再開されると、前記アプリケー
ションプログラムへデータ書き込み処理の異常終了を通
知し、前記アプリケーションプログラムからのデータ書
き込み要求を待ち合わせ、計算機システムが処理を中断
した時点において、前記バックアップメモリ内の状態変
数が3である場合には、該計算機システムの処理が再開
されると、前記データ処理手段に対して前記フラッシュ
メモリカードへ書き込むブロックデータの作成を指示
し、計算機システムが処理を中断した時点において、前
記バックアップメモリ内の状態変数が4である場合に
は、該計算機システムの処理が再開されると、前記デー
タ処理手段に対して前記フラッシュメモリカードへ書き
込むブロックデータと書き込み先アドレスとを渡すよう
に指示する。
【0023】本発明の第11のフラッシュメモリカード
のデータ書き込みシステムは、データの上書きができな
い不揮発性のメモリであり、ブロック単位でデータが消
去され、ブロック単位でデータが書き込まれるデータ格
納領域を含むフラッシュメモリカードと、不揮発性のメ
モリであるバックアップメモリと、このフラッシュメモ
リカードに書き込んだデータを書き込む前の状態に戻す
ことを要求するアプリケーションプログラムと、このア
プリケーションプログラムから前記フラッシュメモリカ
ードのデータの書き戻し要求を受けるフラッシュメモリ
カード制御手段と、前記バックアップメモリに格納され
ているフラッシュメモリカードへの書き込み先アドレス
と前記フラッシュメモリカードから読み出したブロック
データとを前記フラッシュメモリカード制御手段へ渡す
データ処理手段と、このデータ処理手段から読み出した
ブロックデータと書き込み先アドレスとを受け、前記フ
ラッシュメモリカードの該書き込み先アドレスを含むブ
ロックのブロックデータを消去し、該ブロックへ読み出
したブロックデータを書き込む前記フラッシュメモリカ
ード制御手段とを備えている。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図を参照
しながら詳細に説明する。
【0025】図1を参照すると、本発明の第1の実施例
であるフラッシュメモリカードのデータ書き込みシステ
ムは、計算機システム1と、フラッシュメモリカード2
と、このフラッシュメモリカード2を計算機システム1
へ挿入するカード挿入口3と、フラッシュメモリカード
2のブロックデータを読み出し、フラッシュメモリカー
ド2へブロックデータを書き込むフラッシュメモリカー
ド制御手段4と、フラッシュメモリカード2を識別する
カード識別手段5と、フラッシュメモリカード制御手段
4が読み出したブロックデータを書き込むデータ処理手
段6と、ブロックデータを書き込むするための各種デー
タを格納する不揮発性のバックアップメモリ7、フラッ
シュメモリカード2内のデータの書き込みを指示するア
プリケーションプログラム8とを備えている。
【0026】フラッシュメモリカード2は、データ格納
領域とは別に、フラッシュメモリカード制御手段4によ
りID番号を書き込まれる領域を含む。フラッシュメモ
リカード2内において、ID番号が書き込まれる位置
は、フラッシュメモリカード2内の先頭でも、最後でも
よく、本実施例においては特定しない。フラッシュメモ
リカード2を本フラッシュメモリカードのデータ書き込
みシステムに一度でも挿入すれば、このID番号は書き
込まれるが、一度も挿入したことがない場合には、この
ID番号が書き込まれるべき領域には、不定の値が記録
されている。ID番号は、本実施例においては特定しな
いが、データ識別手段5が識別することができる命名規
則に従って設定されるものとする。
【0027】バックアップメモリ7は、不揮発性のメモ
リであり、書き込み処理中のフラッシュメモリカード2
のID番号と、アプリケーションプログラム8によりフ
ラッシュメモリカード2への書き込みを指示された書き
込みデータと、このデータを書き込むフラッシュメモリ
カード2内の書き込み先アドレスと、フラッシュメモリ
カード制御手段4が読み出した読み出しブロックデータ
と、データ処理手段6によって書き込まれた書き込みブ
ロックデータと、フラッシュメモリカード制御手段4、
カード識別手段5、およびデータ処理手段6によって実
行されるデータ書き込みの処理段階を示す状態変数とを
格納する領域である。
【0028】次に本発明の第1の実施例であるフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムについて、図
1〜図3を参照して説明する。
【0029】計算機システム1のカード挿入口3へフラ
ッシュメモリカード2が挿入されると、フラッシュメモ
リカード制御手段4は、フラッシュメモリカード2の所
定の領域に書き込まれているID番号を読み出し(ステ
ップ41)、このID番号をカード識別手段5へ渡す
(ステップ42)。
【0030】カード識別手段5は、フラッシュメモリカ
ード制御手段4から渡されたID番号が、自身が設定し
たものか否かを判定する(ステップ51)。ステップ5
1において、カード識別手段5は、フラッシュメモリカ
ード2に自身が設定した命名規則に従ってID番号を設
定するので、「自身」が設定したか否かについて判定す
ることができる。
【0031】カード識別手段5は、ステップ51におい
て該ID番号は自身が設定したものであると判定した場
合には、該ID番号をバックアップメモリ7へ格納し
(ステップ52)、1を設定した状態変数を同じくバッ
クアップメモリ7へ格納した(ステップ53)後、フラ
ッシュメモリカード制御手段4へ処理の正常終了の通知
を渡す(ステップ54)。
【0032】カード識別手段5は、ステップ51におい
て該ID番号は自身が設定したものではないと判定した
場合には、命名規則に従って新ID番号を設定してバッ
クアップメモリ7へ格納し(ステップ55)、1を設定
した状態変数を同じくバックアップメモリ7へ格納した
(ステップ56)後、フラッシュメモリカード制御手段
4へ該ID番号を渡す(ステップ57)。
【0033】フラッシュメモリカード制御手段4は、カ
ード識別手段5から処理の正常終了の通知を渡された場
合には、アプリケーションプログラム8からのデータ書
き込み要求を待ち合わせる(ステップ43)。
【0034】フラッシュメモリカード制御手段4は、カ
ード識別手段5からID番号を渡された場合には、フラ
ッシュメモリカード2のID番号を格納する領域の内容
を削除した後、該ID番号をその領域に書き込み(ステ
ップ44)、アプリケーションプログラム8からのデー
タ書き込み要求を待ち合わせる(ステップ45)。
【0035】アプリケーションプログラム8は、フラッ
シュメモリカード2へ書き込む書き込みデータと、書き
込み先アドレスをフラッシュメモリカード制御手段4へ
渡す。
【0036】フラッシュメモリカード制御手段4は、ア
プリケーションプログラム8から書き込みデータと書き
込み先アドレスを受け取ると、バックアップメモリ7内
の状態変数を2に更新した(ステップ46)後、フラッ
シュメモリカード2内の該書き込み先アドレスを含むブ
ロックのブロックデータを読み出し(ステップ47)、
書き込みデータ、および書き込み先アドレスとともにデ
ータ処理手段6へ渡す(ステップ48)。
【0037】データ処理手段6は、フラッシュメモリカ
ード制御手段4から書き込みデータ、書き込み先アドレ
ス、および読み出しブロックデータを受け取ると、これ
らをバックアップメモリ7へ格納し(ステップ61)、
バックアップメモリ7内の状態変数を3に更新する(ス
テップ62)。
【0038】データ処理手段6は、バックアップメモリ
7内の読み出しブロックデータに対して、書き込み先ア
ドレスを参照して書き込みデータを書き込み、バックア
ップメモリ7内に書き込みブロックデータとして格納し
(ステップ63)、書き込み先アドレスとともにフラッ
シュメモリカード制御手段4へ渡す(ステップ64)。
【0039】フラッシュメモリカード制御手段4は、デ
ータ処理手段6から書き込みブロックデータと書き込み
先アドレスを受け取ると、バックアップメモリ7内の状
態変数を4に更新した(ステップ49)後、フラッシュ
メモリカード2内の該書き込み先アドレスを含むブロッ
クのブロックデータを消去し(ステップ4A)、該ブロ
ックへ書き込みブロックデータを書き込み(ステップ4
B)、バックアップメモリ7内の状態変数を1に更新し
(ステップ4C)、さらにアプリケーションプログラム
8へ処理の正常終了を渡す。
【0040】以上により、本発明の第1の実施例である
フラッシュメモリカードのデータ書き込みシステムの処
理が完了する。
【0041】本発明の第1の実施例であるフラッシュメ
モリカードのデータ書き込みシステムは、フラッシュメ
モリカード2のデータ書き込みの処理段階を示す状態変
数を設定し、実際にデータ書き込みを実行するフラッシ
ュメモリカード制御手段4、カード識別手段5、および
データ処理手段6の処理に応じて該状態変数を更新する
ようにしたことにより、データ書き込みがどの処理まで
完了したのかを知ることができる効果を有している。
【0042】本発明の第2の実施例であるフラッシュメ
モリカードのデータ書き込みシステムは、第1の実施例
と同様の構成を採用している。
【0043】次に本発明の第2の実施例であるフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムについて、図
1、図4、および図5を参照して説明する。
【0044】フラッシュメモリカード制御手段4は、計
算機システム1のカード挿入口3からフラッシュメモリ
カード2が抜き取られたことを認識すると、再びカード
挿入口3へフラッシュメモリカード2が挿入されるのを
待ち合わせる。
【0045】再びカード挿入口3へフラッシュメモリカ
ード2が挿入されると、フラッシュメモリカード制御手
段4は、フラッシュメモリカード2の所定の領域に書き
込まれているID番号を読み出し(ステップ4D)、こ
のID番号をカード識別手段5へ渡す(ステップ4
E)。
【0046】カード識別手段5は、フラッシュメモリカ
ード制御手段4から送付されたID番号と、バックアッ
プメモリ7内に格納されているID番号が一致するか否
かを判定し(ステップ58)、ID番号が異なると判定
した場合には、第1の実施例におけるステップ51以降
を実行する。すなわち、利用者が新規のフラッシュメモ
リカードに対してデータ書き込み処理を要求していると
判断する。
【0047】カード識別手段5は、ステップ58におい
てフラッシュメモリカード制御手段4から渡されたID
番号と、バックアップメモリ7内に格納されているID
番号が一致すると判定した場合には、その旨をフラッシ
ュメモリカード制御手段4へ渡す(ステップ59)。
【0048】フラッシュメモリカード制御手段4は、カ
ード識別手段5からフラッシュメモリカード2内のID
番号とバックアップメモリ7内のID番号が一致してい
るという通知を渡された場合には、バックアップメモリ
7内の状態変数が何かを判定する(ステップ4F)。
【0049】フラッシュメモリカード制御手段4は、ス
テップ4Fにおいて状態変数は1であると判定した場合
には、フラッシュメモリカード2がカード挿入口3から
抜き取られた時点では、データ書き込み処理が終了して
いたか、データ書き込み処理の必要が発生しなかったと
いうことを示すので、そのままアプリケーションプログ
ラム8からのデータ書き込み要求を待ち合わせる(ステ
ップ4G)。
【0050】フラッシュメモリカード制御手段4は、ス
テップ4Fにおいて状態変数は2であると判定した場合
には、フラッシュメモリカード2がカード挿入口3から
抜き取られた時点では、アプリケーションプログラム8
からフラッシュメモリカード制御手段4がフラッシュメ
モリカード2のデータ書き込みのための書き込みデータ
と書き込み先アドレスを受け取ったものの、バックアッ
プメモリ7への格納が完了していないということを示す
ので、バックアップメモリ7内の状態変数を1に更新し
(ステップ4H)、アプリケーションプログラム8へデ
ータ書き込み処理の異常終了を通知し(ステップ4
I)、アプリケーションプログラム8からのデータ書き
込み要求を待ち合わせる(ステップ4J)。
【0051】フラッシュメモリカード制御手段4は、ス
テップ4Fにおいて状態変数は3であると判定した場合
には、フラッシュメモリカード2がカード挿入口3から
抜き取られた時点では、データ処理手段6が、書き込み
データ、書き込み先アドレス、および読み出しブロック
データを受け取り、バックアップメモリ7へ格納したも
のの、書き込みブロックデータの作成、またはバックア
ップメモリ7への格納処理が完了していないということ
を示すので、データ処理手段6に対して第1の実施例に
おけるステップ63以降を実行する旨の通知を渡す(ス
テップ4K)。
【0052】フラッシュメモリカード制御手段4は、ス
テップ4Fにおいて状態変数は4であると判定した場合
には、フラッシュメモリカード2がカード挿入口3から
抜き取られた時点では、フラッシュメモリカード2へ書
き込む書き込みブロックデータをバックアップメモリ7
へ格納したものの、フラッシュメモリカード2内の更新
対象ブロックのブロックデータを消去したか、または該
ブロックへの書き込みブロックデータの書き込みが完了
していないということを示すので、データ処理手段6に
対して第1の実施例におけるステップ64以降を実行す
る旨の通知を渡す(ステップ4L)。
【0053】以上により、本発明の第2の実施例である
フラッシュメモリカードのデータ書き込みシステムの処
理が完了する。
【0054】なお、本実施例においては、フラッシュメ
モリカード2のデータ書き込み処理の途中で該フラッシ
ュメモリカード2が抜き取られてしまった場合について
説明したが、データ書き込み処理中に電源が落ちてしま
う等の他の原因により、該データ書き込み処理が中断し
てしまった場合においても、本実施例と同様にバックア
ップメモリ7に格納されている各データを元にしてデー
タ書き込み処理を再開することができる。
【0055】また、フラッシュメモリカード2に対する
データ書き込み完了後に、書き込まれたブロックを書き
込み前の状態に戻したい場合、バックアップメモリ7内
の読み出しブロックデータと書き込み先アドレスは、該
バックアップメモリ7が他のフラッシュメモリカード2
に対するデータ書き込み処理のために使用されるまでは
保持されるので、アプリケーションプログラム8からフ
ラッシュメモリカード2のデータ書き戻し要求を受けた
フラッシュメモリカード制御手段4がデータ処理手段6
にバックアップメモリ7内の読み出しブロックデータと
書き込み先アドレスとを渡すように指示し(ステップ4
M)、これらのデータを受け取ったらフラッシュメモリ
カード2内の該書き込み先アドレスを含むブロックのブ
ロックデータを消去し(ステップ4N)、該ブロックへ
読み出しブロックデータを書き込む(ステップ4O)こ
とで、該ブロックを書き込み前の状態に戻すことができ
る。
【0056】本発明の第2の実施例であるフラッシュメ
モリカードのデータ書き込みシステムは、フラッシュメ
モリカード2のデータの書き込み処理に用いる各データ
を不揮発性のバックアップメモリ7に格納しておくこと
により、フラッシュメモリカード2のデータ書き込み処
理の途中で、カード挿入口3からフラッシュメモリカー
ド2が抜き取られても、再度挿入すれば、フラッシュメ
モリカード2が抜き取られた時点のバックアップメモリ
7に格納された各データを元に速やかにデータを再書き
込みすることができるという効果を有している。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のフラッシ
ュメモリカードのデータ書き込みシステムは、フラッシ
ュメモリカードのデータの書き込み処理に用いる各デー
タを不揮発性のバックアップメモリに格納しておくこと
により、データを喪失せずに、フラッシュメモリカード
の信頼性を向上させることができる効果を有している。
【0058】また、フラッシュメモリカードのデータ書
き込み処理の過程を状態変数として不揮発性のバックア
ップメモリに格納しておくことにより、書き込み処理が
どの段階まで完了したのかが分かるという効果を有して
いる。
【0059】さらに、フラッシュメモリカードのデータ
の書き込み処理に用いる各データを不揮発性のバックア
ップメモリに格納しておくことにより、フラッシュメモ
リカードのデータ書き込み処理の途中で、カード挿入口
からフラッシュメモリカードが抜き取られても、再度挿
入すれば、フラッシュメモリカードが抜き取られた時点
のバックアップメモリに格納された各データを元に速や
かにデータを再書き込みすることができるという効果を
有している。
【0060】さらに、フラッシュメモリカードのデータ
の書き込み処理に用いる各データを不揮発性のバックア
ップメモリに格納しておくことにより、フラッシュメモ
リカードのデータ書き込み処理の途中で、計算機システ
ムの電源が落ちてしまった場合においても、電源が落ち
た時点のバックアップメモリに格納された各データを元
に速やかにデータを再書き込みすることができるという
効果を有している。
【0061】さらに、フラッシュメモリカードのデータ
書き込み後においても、書き込み前のバックアップメモ
リは保持されているため、書き込み前の状態に戻すこと
ができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、および第2の実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるフラッシュメモ
リカード制御手段4の処理を示す流れ図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるカード識別手段
5、およびデータ処理手段6の処理を示す流れ図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例におけるフラッシュメモ
リカード制御手段4の処理を示す流れ図である。
【図5】本発明の第2の実施例におけるカード識別手段
5の処理を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 計算機システム 2 フラッシュメモリカード 3 カード挿入口 4 フラッシュメモリカード制御手段 5 カード識別手段 6 データ処理手段 7 バックアップメモリ 8 アプリケーションプログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの上書きができない不揮発性のメ
    モリであり、計算機システムで一意な識別名であるID
    番号が書き込まれるID番号格納領域を含むフラッシュ
    メモリカードと、 このフラッシュメモリカードの前記ID番号格納領域に
    書き込まれている前記ID番号を読み出すフラッシュメ
    モリカード制御手段と、 このフラッシュメモリカード制御手段が読み出した前記
    ID番号が、自身が設定したものでないときには、計算
    機システムで一意なID番号を設定して前記フラッシュ
    メモリカード制御手段へ渡すカード識別手段と、 このカード識別手段から渡されたID番号を前記ID番
    号格納領域に書き込む前記フラッシュメモリカード制御
    手段とを備えたことを特徴とするフラッシュメモリカー
    ドのデータ書き込みシステム。
  2. 【請求項2】 データの上書きができない不揮発性のメ
    モリであり、計算機システムで一意な識別名であるID
    番号が書き込まれるID番号格納領域を含むフラッシュ
    メモリカードと、 不揮発性のメモリであり、計算機システムで一意な識別
    名であるID番号が書き込まれるID番号格納領域を含
    むバックアップメモリと、 前記フラッシュメモリカードの前記ID番号格納領域に
    書き込まれている前記ID番号を読み出すフラッシュメ
    モリカード制御手段と、 このフラッシュメモリカード制御手段が読み出した前記
    ID番号が、自身が設定したものでないときには、計算
    機システムで一意なID番号を設定して前記バックアッ
    プメモリ内の前記ID番号格納領域に格納するととも
    に、前記フラッシュメモリカード制御手段へ渡すカード
    識別手段と、 このカード識別手段から渡されたID番号を前記フラッ
    シュメモリカード内の前記ID番号格納領域に書き込む
    前記フラッシュメモリカード制御手段とを備えたことを
    特徴とするフラッシュメモリカードのデータ書き込みシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 データの上書きができない不揮発性のメ
    モリであり、ブロック単位でデータが消去され、ブロッ
    ク単位でデータが書き込まれるデータ格納領域を含むフ
    ラッシュメモリカードと、 このフラッシュメモリカードの前記データ格納領域内の
    アドレスを指定して、データの書き込みを要求するアプ
    リケーションプログラムと、 このアプリケーションプログラムから前記フラッシュメ
    モリカードへの書き込みデータと書き込み先アドレスを
    受け、前記フラッシュメモリカードから該書き込み先ア
    ドレスを含むブロックのデータを読み出すフラッシュメ
    モリカード制御手段と、 このフラッシュメモリカード制御手段から前記フラッシ
    ュメモリカードへの書き込みデータ、書き込み先アドレ
    ス、および前記フラッシュメモリカードから読み出した
    ブロックデータとを受け、この読み出したブロックデー
    タに対して、該書き込み先アドレスを参照して該書き込
    みデータを書き込むデータ処理手段と、 このデータ処理手段から書き込みデータを書き込まれた
    ブロックデータと書き込み先アドレスとを受け、前記フ
    ラッシュメモリカードの該書き込み先アドレスを含むブ
    ロックのブロックデータを消去し、該ブロックへ書き込
    みデータを書き込まれたブロックデータを書き込む前記
    フラッシュメモリカード制御手段とを備えたことを特徴
    とするフラッシュメモリカードのデータ書き込みシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 データの上書きができない不揮発性のメ
    モリであり、ブロック単位でデータが消去され、ブロッ
    ク単位でデータが書き込まれるデータ格納領域を含むフ
    ラッシュメモリカードと、 不揮発性のメモリであるバックアップメモリと、 前記フラッシュメモリカードの前記データ格納領域内の
    アドレスを指定して、データの書き込みを要求するアプ
    リケーションプログラムと、 このアプリケーションプログラムから前記フラッシュメ
    モリカードへの書き込みデータと前記フラッシュメモリ
    カード内の書き込み先アドレスを受け、前記フラッシュ
    メモリカードから該書き込み先アドレスを含むブロック
    のデータを読み出すフラッシュメモリカード制御手段
    と、 このフラッシュメモリカード制御手段から前記フラッシ
    ュメモリカードへの書き込みデータ、書き込み先アドレ
    ス、および前記フラッシュメモリカードから読み出した
    ブロックデータとを受け前記バックアップメモリに格納
    し、この読み出したブロックデータに対して、該書き込
    み先アドレスを参照して該書き込みデータを書き込み前
    記バックアップメモリに格納するデータ処理手段と、 このデータ処理手段から書き込みデータを書き込まれた
    ブロックデータと書き込み先アドレスとを受け、前記フ
    ラッシュメモリカードの該書き込み先アドレスを含むブ
    ロックのブロックデータを消去し、該ブロックへ書き込
    みデータを書き込まれたブロックデータを書き込む前記
    フラッシュメモリカード制御手段とを備えたことを特徴
    とするフラッシュメモリカードのデータ書き込みシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記フラッシュメモリカード制御手段
    は、 前記フラッシュメモリカードが計算機システムから抜き
    取られた時点において、該フラッシュメモリカードに対
    するデータ書き込み処理が終了していたか、データ書き
    込み処理が必要でなかったかのいずれかであった場合に
    は、該フラッシュメモリカードが計算機システムに再挿
    入されると、そのまま前記アプリケーションプログラム
    からのデータ書き込み要求を待ち合わせ、 前記フラッシュメモリカードが計算機システムから抜き
    取られた時点において、前記アプリケーションプログラ
    ムから前記フラッシュメモリカードのデータ書き込みの
    ための書き込みデータと書き込み先アドレスを受け取っ
    たものの、前記データ処理手段による前記バックアップ
    メモリへの格納が完了していなかった場合には、該フラ
    ッシュメモリカードが計算機システムに再挿入される
    と、前記アプリケーションプログラムへデータ書き込み
    処理の異常終了を通知し、前記アプリケーションプログ
    ラムからのデータ書き込み要求を待ち合わせ、 前記フラッシュメモリカードが計算機システムから抜き
    取られた時点において、前記データ処理手段により書き
    込みデータ、書き込み先アドレス、および前記フラッシ
    ュメモリカードから読み出したブロックデータが前記バ
    ックアップメモリへ格納されたものの、前記フラッシュ
    メモリカードへ書き込むブロックデータの作成か、前記
    バックアップメモリへの格納処理のいずれかが完了され
    なかった場合には、該フラッシュメモリカードが計算機
    システムに再挿入されると、前記データ処理手段に対し
    て前記フラッシュメモリカードへ書き込むブロックデー
    タの作成を指示し、 前記フラッシュメモリカードが計算機システムから抜き
    取られた時点において、前記データ処理手段により前記
    フラッシュメモリカードへ書き込むブロックデータが前
    記バックアップメモリへ格納されたものの、該ブロック
    データの前記フラッシュメモリカード内の書き込み対象
    ブロックへの書き込みが完了されなかった場合には、該
    フラッシュメモリカードが計算機システムに再挿入され
    ると、前記データ処理手段に対して前記フラッシュメモ
    リカードへ書き込むブロックデータと書き込み先アドレ
    スとを渡すように指示することを特徴とする請求項4記
    載のフラッシュメモリカードのデータ書き込みシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記フラッシュメモリカード制御手段
    は、 計算機システムが処理を中断した時点において、該フラ
    ッシュメモリカードに対するデータ書き込み処理が終了
    していたか、データ書き込み処理が必要でなかったかの
    いずれかであった場合には、該計算機システムの処理が
    再開されると、そのまま前記アプリケーションプログラ
    ムからのデータ書き込み要求を待ち合わせ、 計算機システムが処理を中断した時点において、前記ア
    プリケーションプログラムから前記フラッシュメモリカ
    ードのデータ書き込みのための書き込みデータと書き込
    み先アドレスを受け取ったものの、前記データ処理手段
    による前記バックアップメモリへの格納が完了していな
    かった場合には、該計算機システムの処理が再開される
    と、前記アプリケーションプログラムへデータ書き込み
    処理の異常終了を通知し、前記アプリケーションプログ
    ラムからのデータ書き込み要求を待ち合わせ、 計算機システムが処理を中断した時点において、前記デ
    ータ処理手段により書き込みデータ、書き込み先アドレ
    ス、および前記フラッシュメモリカードから読み出した
    ブロックデータが前記バックアップメモリへ格納された
    ものの、前記フラッシュメモリカードへ書き込むブロッ
    クデータの作成か、前記バックアップメモリへの格納処
    理のいずれかが完了していなかった場合には、該計算機
    システムの処理が再開されると、前記データ処理手段に
    対して前記フラッシュメモリカードへ書き込むブロック
    データの作成を指示し、 計算機システムが処理を中断した時点において、前記デ
    ータ処理手段により前記フラッシュメモリカードへ書き
    込むブロックデータが前記バックアップメモリへ格納さ
    れたものの、該ブロックデータの前記フラッシュメモリ
    カード内の書き込み対象ブロックへの書き込みが完了し
    ていなかった場合には、該計算機システムの処理が再開
    されると、前記データ処理手段に対して前記フラッシュ
    メモリカードへ書き込むブロックデータと書き込み先ア
    ドレスとを渡すように指示することを特徴とする請求項
    4記載のフラッシュメモリカードのデータ書き込みシス
    テム。
  7. 【請求項7】 データの上書きができない不揮発性のメ
    モリであり、ブロック単位でデータが消去され、ブロッ
    ク単位でデータが書き込まれるデータ格納領域を含むフ
    ラッシュメモリカードと、 不揮発性のメモリであるバックアップメモリと、 このフラッシュメモリカードに書き込んだデータを書き
    込む前の状態に戻すことを要求するアプリケーションプ
    ログラムと、 このアプリケーションプログラムから前記フラッシュメ
    モリカードのデータの書き戻し要求を受けるフラッシュ
    メモリカード制御手段と、 前記バックアップメモリに格納されているフラッシュメ
    モリカードへの書き込み先アドレスと前記フラッシュメ
    モリカードから読み出したブロックデータとを前記フラ
    ッシュメモリカード制御手段へ渡すデータ処理手段と、 このデータ処理手段から読み出したブロックデータと書
    き込み先アドレスとを受け、前記フラッシュメモリカー
    ドの該書き込み先アドレスを含むブロックのブロックデ
    ータを消去し、該ブロックへ読み出したブロックデータ
    を書き込む前記フラッシュメモリカード制御手段とを備
    えたことを特徴とするフラッシュメモリカードのデータ
    書き込みシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134945A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Dainippon Printing Co Ltd 記憶装置、記憶装置のプログラム及び記憶処理方法
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JP2009171044A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Oki Data Corp 画像処理装置

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US8675238B2 (en) 2008-01-11 2014-03-18 Oki Data Corporation Image processing apparatus with interrupted data writing recovery capability

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