JPH08137531A - ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法 - Google Patents

ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法

Info

Publication number
JPH08137531A
JPH08137531A JP27893594A JP27893594A JPH08137531A JP H08137531 A JPH08137531 A JP H08137531A JP 27893594 A JP27893594 A JP 27893594A JP 27893594 A JP27893594 A JP 27893594A JP H08137531 A JPH08137531 A JP H08137531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
control software
motor
unit
robot control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27893594A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Mitamura
章雄 三田村
Hirohisa Tezuka
博久 手塚
Makoto Mizukawa
真 水川
Eiji Mitsuya
英司 三ッ矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP27893594A priority Critical patent/JPH08137531A/ja
Publication of JPH08137531A publication Critical patent/JPH08137531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Numerical Control (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボット制御のソフトウェア開発においてデ
バック時の暴走等による障害要因に対して安全なソフト
ウェア動作検証を実現できるロボット制御ソフトウェア
の動作試験装置及び方法を提供する。 【構成】 装置Aは、試験対象であるロボットと等価な
モータ5を用い動作角度を目視できる1次動作確認系の
機構部1、ロボットの位置姿勢をグラフィック表示して
リンク間の干渉チェック等が可能な2次動作確認系のモ
ニタ部2、及びロボットコントローラ3によって構成さ
れることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットを制御するソ
フトウェアの動作検証を安全に、しかもロボット本体を
用いた動作検証系と同等な試験環境にて行うことができ
るようにしたロボット制御ソフトウェアの動作試験装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットを制御するソフトウェアの動作
試験には、従来、試験対象であるプログラムをロボット
コントローラのメモリに読み込んで、実際に制御対象で
あるロボット本体を作動させて行う方法、或はシミュレ
ータを用いて制御対象であるロボット本体の機構モデル
を計算機にてグラフィック表示し、これを模擬動作させ
て行う方法などが採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来例
のロボット制御ソフトウェアの動作試験方法によれば、
以下の問題点がある。実際にロボット本体を作動させる
前記試験方法では、内在するソフトウェアのバグによっ
てロボット本体を異常に作動させて、ロボットアームな
どに損傷が生じることがある。よって、ソフトウェアの
試験段階におけるロボットの損傷を防止するために、リ
ミットスイッチやメカニカルストッパ等でロボットアー
ムに物理的な動作限界を設けることにより対処している
が、ロボットの損傷を完全に防止できないという問題が
ある。
【0004】これに対して、計算機上でロボット本体の
動作をシミュレーションする前記試験方法では、その段
階でロボットが損傷することはないが、シミュレータの
プログラムソフト自体にバグが内在する可能性もある。
したがって、ロボット制御ソフトウェアのデバックを十
分にできるとはいえず、実際にロボットコントローラの
メモリにプログラムを組み込んでロボット本体を作動さ
せると、ロボットアームなどが相互干渉などの異常な動
作をして、ロボット本体に損傷を生じるという問題が残
っている。
【0005】ここにおいて本発明の解決すべき主要な目
的は、次の通りである。本発明の第1の目的は、ロボッ
ト自体に損傷を与える、ロボット制御ソフトウェアのバ
グによる暴走等の動作を防止して、安全にソフトウェア
の動作検証ができるロボット制御ソフトウェアの動作試
験装置及び方法を提供せんとするものである。本発明の
第2の目的は、実際にロボット自体を動作させて検証す
る場合と同様にソフトウェアの動作検証が正確にできる
ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法を提
供せんとするものである。本発明のその他の目的は、明
細書、図面、特に特許請求の範囲の記載から自ずと明ら
かとなろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した課題の解決は、
本発明が次に列挙する新規な特徴的構成手段及び手法を
採用することにより前記目的が達成される。すなわち、
本発明装置の第1の特徴は、機構部と、ロボット制御ソ
フトウェアのプログラムに基づいて作動して制御信号を
出力するロボットコントローラとを備え、前記機構部
は、制御対象であるロボット本体の動作部の各モータと
同様な特性のモータ群からなる駆動手段と、当該駆動手
段の各モータ回転軸の回転に伴ってその回転角を表示す
る動作角度表示手段と、前記駆動手段のモータ毎に回転
角のデータをロボットコントローラへ出力する位置検出
手段とからなるロボット制御ソフトウェアの動作試験装
置にある。
【0007】本発明装置の第2の特徴は、機構部と、モ
ニタ部と、試験対象であるロボット制御ソフトウェアの
プログラムに基づいて制御信号を出力するロボットコン
トローラとを備え、前記機構部は、制御対象であるロボ
ット本体の動作部の各モータと同様な特性のモータ群か
らなる駆動手段と、当該駆動手段の各モータ回転軸の回
転に伴ってその回転角を表示する動作角度表示手段と、
前記駆動手段のモータ毎に回転角のデータをロボットコ
ントローラへ出力する位置検出手段とからなり、前記モ
ニタ部は、予め計算機上でロボット本体の機構データに
よりロボット機構モデルを構築し、当該ロボット機構モ
デルを前記機構部における位置検出手段の出力値に対応
させて、ロボット本体の位置姿勢動作をシミュレーショ
ンする処理装置と、前記処理装置の結果をグラフィック
表示する姿勢表示装置とからなるロボット制御ソフトウ
ェアの動作試験装置にある。
【0008】本発明装置の第3の特徴は、本発明装置の
第2の特徴における前記モニタ部が、ロボット機構モデ
ルによるシミュレーション動作にて、制御対象であるロ
ボット本体のリンク間の衝突を検出する衝突検出手段
と、当該衝突による障害要因及び障害の警告を表示する
障害警告表示手段とを備えてなるロボット制御ソフトウ
ェアの動作試験装置にある。
【0009】本発明装置の第4の特徴は、前記本発明装
置の第2又は第3の特徴における前記モニタ部が、ロボ
ット機構モデルによるシミュレーション動作の際、制御
対象であるロボット本体の各リンクの座標データを数値
表示する数値表示手段を備えてなるロボット制御ソフト
ウェアの動作試験装置にある。
【0010】本発明装置の第5の特徴は、前記本発明装
置の第2、第3又は第4の特徴における前記モニタ部の
処理装置が、前記ロボットコントローラにオンラインで
接続されてなるロボット制御ソフトウェアの動作試験装
置にある。
【0011】本発明装置の第6の特徴は、前記本発明装
置の第2、第3、第4又は第5の特徴における前記モニ
タ部の姿勢表示装置が、ロボット機構モデルのグラフィ
ックを任意の視点方向から表示する視点移動手段を有し
てなるロボット制御ソフトウェアの動作試験装置にあ
る。
【0012】本発明装置の第7の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5又は第6の特徴にお
ける前記機構部の駆動手段の各モータ軸が、モータ回転
に負荷を与える慣性質量を可変調整できる負荷制御機を
設けてなるロボット制御ソフトウェアの動作試験装置に
ある。
【0013】本発明装置の第8の特徴は、前記本発明装
置の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の特
徴における前記機構部の駆動手段の各モータが、所定の
間隔で同一パネル上に配置されてなるロボット制御ソフ
トウェアの動作試験装置にある。
【0014】本発明方法の第1の特徴は、試験対象であ
るロボット制御ソフトウェアのプログラムをロボットコ
ントローラのメモリに読み込ませて、ロボット本体と同
様の制御特性を有する駆動手段からなる機構系を作動さ
せ、動作角度表示手段にて駆動手段の動作角度を表示さ
せてなるロボット制御ソフトウェアの動作試験方法にあ
る。
【0015】本発明方法の第2の特徴は、試験対象であ
るロボット制御ソフトウェアのプログラムをロボットコ
ントローラのメモリに読み込ませて、ロボット本体と同
様の制御特性を有する駆動手段からなる機構系を作動さ
せ、動作角度表示手段にて駆動手段の動作角度を表示さ
せる第1処理手順と、予め計算機上でロボット本体の機
構データによりロボット機構モデルを構築し、当該ロボ
ット機構モデルを前記機構部における位置検出手段の出
力値に基づいてシミュレーション動作させて、かかるシ
ュミレーションをコンピュータグラフィックでモニタ画
面に表示させる第2処理手順とを、同時並行処理してな
るロボット制御ソフトウェアの動作試験方法にある。
【0016】
【作用】本発明は、前記のような手段及び手法を講じて
いるので、以下の作用をなす。すなわち、本発明の主要
構成の一つである機構部は、制御対象であるロボット動
作部の各モータと同様な特性のモータ群からなる駆動手
段を有し、動作角度表示手段にてモータの回転角が表示
される。これにより、試験対象であるソフトウェアが駆
動手段の各モータの動作を正常に制御しているかを目視
で確認でき、ロボット本体の暴走などによる高速異常動
作の1次評価が容易にできる。
【0017】また、本発明の主要構成の一つであるモニ
タ部は、ロボットコントローラが読み取る機構部の位置
検出手段の出力値、ロボット本体のリンクパラメータ等
から、ロボット本体の位置及び姿勢のソフトウェアシミ
ュレーションを行う。これにより、ロボット本体のリン
ク間の干渉などの2次動作確認が容易にでき、また、ロ
ボットアームの手先の位置姿勢データから目標軌道に対
する追従性の把握が可能となる。
【0018】詳しくは、本発明装置の第3の特徴におけ
る手段を活用することによりソフトウェアのバク取りが
容易となり、同・第4の特徴によりロボット本体のリン
ク動作をグラフィックと数値とで視覚的に確認できるの
で、ソフトウェアの動作検証を容易とし、同・第5の特
徴によりデバック効果等の向上を計ることが出来、ロボ
ット本体を用いた動作検証系と同等な試験環境が実現出
来、同・第6の特徴によりロボット機構モデルのグラフ
ィック表示姿勢を任意に取ることが出来るので、ロボッ
ト本体のリンク間の衝突余裕などを容易に確認すること
が出来る。
【0019】さらに、同・第7の特徴における負荷制御
機により、ロボット本体の静負荷に対する関節サーボゲ
イン調節等をシミュレーションすることが出来、同・第
8の特徴により機構部の動作を一目瞭然に確認すること
ができる。また、本発明方法の第1の特徴により、試験
方法を実行してソフトウェアの動作検証をした後に、計
算機上でロボット本体の動作をシミュレーションする従
来の試験方法を実行すれば、従来発見が困難であったシ
ミュレータ自体のバクでも発見が容易になる。
【0020】
【実施例】
(装置例)以下、添付図面を参照し、本発明をその装置
例に基づいて、より詳細に説明する。図1は装置例の構
成を示し、図2及び図3は同装置例の機構部を示してい
る。
【0021】図中、Aはロボット制御ソフトウェアの動
作試験装置、1は機構部、2はモニタ部、3はロボット
コントローラ、4はエンコーダ、5はモータ、6は減速
機、7は負荷制御機、8は動作角度検出器、9は動作角
度表示器、10は通信装置、11は処理装置、12は姿
勢表示装置、13はモータ回転軸、14は減速機出力
軸、15は平面パネル、16はモータアセンブリであ
る。
【0022】ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置
は、図1に示すように、ロボットの1次動作確認系の機
構部1、ロボットの位置姿勢等の2次動作確認系のモニ
タ部2、及びロボットコントローラ3によって構成され
ている。
【0023】機構部1は、ロボットコントローラ3に対
してロボット本体と同一な制御特性のモータ5及びエン
コーダ4の集合体として認識される必要があるので、1
動作軸の構成(図2参照)を同一の平面パネル15上に
6軸分設けることとした(図3参照)。
【0024】1動作軸の構成例としては、図2に示すよ
うに、平面パネル15の裏面にモータ5及びエンコーダ
4を一体に結合した構造のモータアセンブリ16が固定
され、モータアセンブリ16から平面パネル15の表面
に向けて突出させたモータ回転軸13には減速器6及び
負荷制御機7が取り付けられている。そして、減速器6
から平面パネル15の表面側に突出させた減速器6の出
力軸14には動作角度検出器8の指針が取り付けられ、
かかる指針の目盛りには動作角度表示器9の角度表示板
が設けられている。
【0025】モータ5は、機構部1の駆動手段を構成
し、制御対象であるロボット本体の動作部のモータと同
様な機械−電気特性を有する。エンコーダ4は、モータ
5の回転角のデータをロボットコントローラ3へ出力す
る位置検出手段として機能する。
【0026】減速器6は、ウォームホイール、ハーモニ
ックドライブ等から構成され、モータ5の速度を調整す
る動作速度調整手段として機能する。かかる減速器6に
よりロボット本体の動作速度に合わせたシミュレーショ
ンが可能となる。負荷制御機7は、モータ5に一定に与
える慣性質量を調整でき、ロボット本体の静負荷に対す
る関節サーボゲイン調節等をシミュレーションする働き
をする。
【0027】動作角度検出器8及び動作角度表示器9
は、モータ5の回転軸の回転に伴ってその回転角を表示
する動作角度表示手段として機能する。これにより各モ
ータ5が正常に動作しているか否かを目視により容易に
確認することができる。なお、本装置例の動作角度表示
手段では、減速器6の出力軸14を回転軸として作動す
る指針の動作角度検出器8と、角度表示板の動作角度表
示器9とによりアナログ表示する構成にしたが、これに
本発明を限定するものではなく、デジタル表示する構成
にしてもよい。
【0028】モニタ部2は、処理装置11、姿勢表示装
置12、通信装置10とからなる。処理装置11は、予
め計算機上でロボット本体の機構データによりロボット
機構モデルを構築し、ロボット機構モデルをエンコーダ
4の出力値に対応させて、ロボット本体の位置姿勢動作
のシミュレーションを行う働きをする。
【0029】姿勢表示装置12は、処理装置11の結果
をグラフィック表示する働きをするモニタ画面と、ロボ
ットアームのリンク間の干渉チェック等が簡易にしかも
正確にできる操作機能とを備えている。通信装置10
は、ロボットコントローラ3を介して読み込んだエンコ
ーダ4の出力値を処理装置11に送出する働きをする。
【0030】また、図を省略したが、モニタ部2には、
ロボット機構モデルによるシミュレーション動作にて、
制御対象であるロボット本体のリンク間の衝突を検出す
る衝突検出手段と、当該衝突による障害要因及び障害の
警告を表示する障害警告表示手段とを備えている。これ
らにより、重大なソフトウェアのバクが容易に発見で
き、デバックが効率的に行えるようになる。
【0031】ロボットコントローラ3は、試験対象であ
るロボット制御のソフトウェアをメモリに読み込んで作
動し、機構部1及びモニタ部2に制御信号を出力すると
ともに、シミュレーションに必要なデータを送受する。
【0032】本装置例では、処理装置11がロボットコ
ントローラ3にオフラインで接続され、機構部1のモー
タ5等の動作データファイルの読込み機能、モータ5の
動作時と同一時間軸でロボット機構モデルのグラフィッ
クを表示する機能、ロボットアームの手先の位置姿勢デ
ータを数値で表示する数値表示機能、グラフィック表示
視点の設定変更を行う視点移動機能、シミュレーション
動作表示の記録・再生等の操作がモニタ画面上で簡易に
できる操作機能等が設けられ、マンマシンインタフェー
スの向上が図られている。
【0033】なお、モニタ部2の処理装置11には、ロ
ボットコントローラ3にオンラインで接続するオンライ
ン機能を追加しても良い。これにより、ロボット本体を
用いた動作検証系と同等な試験環境の下で、効率的にデ
バックが可能となる。
【0034】以上説明した装置例では、機構部1、モニ
タ部2、ロボットコントローラ3を備えた構成にした
が、計算機上でロボット本体の動作をシミュレーション
する従来の試験方法を併用する場合には機構部1、ロボ
ットコントローラ3を備えた構成にしても良い。これに
より、従来発見が困難であったシミュレータ自体のバク
を容易に発見することが可能となる。
【0035】(方法例)次に、当該本装置例に適用する
本発明の方法例を示すロボット制御ソフトウェアの動作
試験方法について説明する。まず、試験対象であるロボ
ット制御ソフトウェアのプログラムをロボットコントロ
ーラ3のメモリに読み込ませて装置Aを作動させる。か
かるフログラムに基づいて、ロボットコントローラ3
は、機構部1のモータ5を正確に作動させて回転軸13
を回転させてる。そして、動作角度検出器8及び動作角
度表示器9からなる動作角度表示手段にて、モータ5の
回転角の値が表示され、これを視認することにより、ロ
ボット本体の暴走等による高速異常動作の1次動作確認
を行う(第1処理手順)。
【0036】次にモニタ部2にて、ロボット動作のシミ
ュレーションを行う。これは、処理装置11の計算機上
で、予めロボット本体の機構データによりロボット機構
モデルをグラフィックで構築し、機構部1のエンコーダ
4の出力値に基づいてロボット機構モデルをシミュレー
ション動作させる。そして、かかるシミュレーション動
作にて、ロボット本体のリンク間の衝突や衝突余裕など
の2次動作を確認にする(第2処理手順)。なお、モニ
タ部2では、ロボットアームの手先の位置姿勢データか
ら目標軌道に対する追従性をも確認することができる。
前記第1処理手順と当該第2処理手順は同時並行処理し
て実行される。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明の装置及び方
法によれば、ロボット本体の駆動手段以外はソフトウェ
ア上でシミュレーションするので、ロボット制御のソフ
トウェア開発においてデバック時の暴走等によるロボッ
ト障害要因に対して安全なソフトウェア動作検証を実現
できるという効果を奏する。また、実際にロボット自体
を動作させて検証する場合と同様にソフトウェアの動作
検証が正確にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置例であるロボット制御ソフトウェ
アの動作試験装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同装置の機構部の構成を示す一部側面図であ
る。
【図3】同装置の機構部の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
1…機構部 2…モニタ部 3…ロボットコントローラ 4…エンコーダ 5…モータ 6…減速器 7…負荷制御機 8…動作角度検出器 9…動作角度表示器 10…通信装置 11…処理装置 12…姿勢表示装置 13…モータ回転軸 14…減速器出力軸 15…平面パネル 16…モータアセンブリ A…ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三ッ矢 英司 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機構部と、ロボット制御ソフトウェアのプ
    ログラムに基づいて作動して制御信号を出力するロボッ
    トコントローラとを備え、 前記機構部は、 制御対象であるロボット本体の動作部の各モータと同様
    な特性のモータ群からなる駆動手段と、 当該駆動手段の各モータ回転軸の回転に伴ってその回転
    角を表示する動作角度表示手段と、 前記駆動手段のモータ毎に回転角のデータをロボットコ
    ントローラへ出力する位置検出手段とからなる、 ことを特徴とするロボット制御ソフトウェアの動作試験
    装置。
  2. 【請求項2】機構部と、モニタ部と、試験対象であるロ
    ボット制御ソフトウェアのプログラムに基づいて制御信
    号を出力するロボットコントローラとを備え、 前記機構部は、 制御対象であるロボット本体の動作部の各モータと同様
    な特性のモータ群からなる駆動手段と、 当該駆動手段の各モータ回転軸の回転に伴ってその回転
    角を表示する動作角度表示手段と、 前記駆動手段のモータ毎に回転角のデータをロボットコ
    ントローラへ出力する位置検出手段とからなり、 前記モニタ部は、 予め計算機上でロボット本体の機構データによりロボッ
    ト機構モデルを構築し、当該ロボット機構モデルを前記
    機構部における位置検出手段の出力値に対応させて、ロ
    ボット本体の位置姿勢動作をシミュレーションする処理
    装置と、 前記処理装置の結果をグラフィック表示する姿勢表示装
    置とからなる、 ことを特徴とするロボット制御ソフトウェアの動作試験
    装置。
  3. 【請求項3】前記モニタ部は、 ロボット機構モデルによるシミュレーション動作にて、
    制御対象であるロボット本体のリンク間の衝突を検出す
    る衝突検出手段と、 当該衝突による障害要因及び障害の警告を表示する障害
    警告表示手段とを備えた、 ことを特徴とする、請求項2に記載のロボット制御ソフ
    トウェアの動作試験装置。
  4. 【請求項4】前記モニタ部は、 ロボット機構モデルによるシミュレーション動作の際、
    制御対象であるロボット本体の各リンクの座標データを
    数値表示する数値表示手段を備えた、 ことを特徴とする、請求項2又は3に記載のロボット制
    御ソフトウェアの動作試験装置。
  5. 【請求項5】前記モニタ部における処理装置は、 前記ロボットコントローラにオンラインで接続された、 ことを特徴とする、請求項2、3又は4に記載のロボッ
    ト制御ソフトウェアの動作試験装置。
  6. 【請求項6】前記モニタ部における姿勢表示装置は、 ロボット機構モデルのグラフィックを任意の視点方向か
    ら表示する視点移動手段を有する、 ことを特徴とする、請求項2、3、4又は5に記載のロ
    ボット制御ソフトウェアの動作試験装置。
  7. 【請求項7】前記機構部における駆動手段の各モータ軸
    は、 モータ回転に負荷を与える慣性質量を可変調整できる負
    荷制御機を設けた、 ことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5又は6に
    記載のロボット制御ソフトウェアの動作試験装置。
  8. 【請求項8】前記機構部における駆動手段の各モータ
    は、 所定の間隔で同一パネル上に配置された、 ことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、6又は
    7に記載のロボット制御ソフトウェアの動作試験装置。
  9. 【請求項9】試験対象であるロボット制御ソフトウェア
    のプログラムをロボットコントローラのメモリに読み込
    ませて、 ロボット本体と同様の制御特性を有する駆動手段からな
    る機構系を作動させ、 動作角度表示手段にて当該駆動手段の動作角度を表示さ
    せる、 ことを特徴とするロボット制御ソフトウェアの動作試験
    方法。
  10. 【請求項10】試験対象であるロボット制御ソフトウェ
    アのプログラムをロボットコントローラのメモリに読み
    込ませて、ロボット本体と同様の制御特性を有する駆動
    手段からなる機構系を作動させ、動作角度表示手段にて
    駆動手段の動作角度を表示させる第1処理手順と、 予め計算機上でロボット本体の機構データによりロボッ
    ト機構モデルを構築し、当該ロボット機構モデルを前記
    機構部における位置検出手段の出力値に基づいてシミュ
    レーション動作させて、かかるシュミレーションをコン
    ピュータグラフィックでモニタ画面に表示させる第2処
    理手順とを、 同時並行処理する、 ことを特徴とするロボット制御ソフトウェアの動作試験
    方法。
JP27893594A 1994-11-14 1994-11-14 ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法 Pending JPH08137531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27893594A JPH08137531A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27893594A JPH08137531A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08137531A true JPH08137531A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17604128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27893594A Pending JPH08137531A (ja) 1994-11-14 1994-11-14 ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08137531A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306438B1 (ko) * 1999-10-30 2001-10-29 윤덕용 로봇 테스트 방법
US7050937B2 (en) 2003-07-18 2006-05-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Performance measurement system
WO2015159390A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 三菱電機株式会社 指令値生成装置
CN106886212A (zh) * 2017-02-23 2017-06-23 北京润科通用技术有限公司 一种伺服系统的测试装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100306438B1 (ko) * 1999-10-30 2001-10-29 윤덕용 로봇 테스트 방법
US7050937B2 (en) 2003-07-18 2006-05-23 Samsung Electronics Co., Ltd. Performance measurement system
WO2015159390A1 (ja) * 2014-04-16 2015-10-22 三菱電機株式会社 指令値生成装置
JP5931289B2 (ja) * 2014-04-16 2016-06-08 三菱電機株式会社 指令値生成装置
JPWO2015159390A1 (ja) * 2014-04-16 2017-04-13 三菱電機株式会社 指令値生成装置
US10139803B2 (en) 2014-04-16 2018-11-27 Mitsubishi Electric Corporation Instruction value generation device
CN106886212A (zh) * 2017-02-23 2017-06-23 北京润科通用技术有限公司 一种伺服系统的测试装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lions et al. Ariane 5 flight 501 failure report by the inquiry board
US4150326A (en) Trajectory correlation and error detection method and apparatus
US6928337B2 (en) Robot simulation apparatus
CN100475460C (zh) 机器人的离线示教装置
CN107894762A (zh) 实物仿真测试方法、装置及系统
JPH10339630A (ja) 三次元測定システム
US20210018903A1 (en) Information processing system, information processing method, and recording medium
JP2008009588A (ja) シミュレーション装置、方法およびプログラム
JPH08137531A (ja) ロボット制御ソフトウェアの動作試験装置及び方法
JP3913666B2 (ja) シミュレーション装置
JPH07200019A (ja) ロボット制御装置
JP4465920B2 (ja) シミュレーション装置及びシミュレーション方法
JPH05324022A (ja) 計算機接続型ロボット制御装置
JPS6389283A (ja) ロボツトの作業実行状態監視装置
JPH0519840A (ja) オフライン検証方式
JPH02137674A (ja) 自動溶接システム
US20240278427A1 (en) Simulation device, simulation system, and simulation method
JP2006116635A (ja) ロボットの制御装置
JP2006116635A5 (ja)
JPH0719982A (ja) 力センサの検査方法
KR100246672B1 (ko) 로보트 레이아웃 캘리브레이션 방법
JPH0887316A (ja) 制御装置
KR200173908Y1 (ko) 디버깅이 용이한 산업용 로보트의 교시장치
JPS63313206A (ja) Ncサ−ボシミユレ−タ
JPH01112344A (ja) 入出力制御ソフトウェアの試験制御方式