JPH08137526A - 速度監視装置 - Google Patents
速度監視装置Info
- Publication number
- JPH08137526A JPH08137526A JP6273229A JP27322994A JPH08137526A JP H08137526 A JPH08137526 A JP H08137526A JP 6273229 A JP6273229 A JP 6273229A JP 27322994 A JP27322994 A JP 27322994A JP H08137526 A JPH08137526 A JP H08137526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- rotation speed
- monitoring device
- signal
- safe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/10—Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working
Landscapes
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 数値制御装置やロボットに使用される速度監
視装置に関するものであり、構造が簡単で安価にしうる
改良である。 【構成】 スピンドルモータ1の回転数制御に使用され
る回転数検出手段4またはサーボモータの位置制御に使
用され位置検出手段と位置検出手段の出力を受けて回転
速度を演算し出力する回転数演算手段とからなる組のい
ずれかと、スピンドルモータ1またはサーボモータより
変速手段2を介して駆動される被駆動物の許容安全速度
を設定する許容安全速度信号と変速手段2のどのギヤが
選択されているかを示すギヤ選択確認信号とが入力され
回転数検出手段4または位置検出手段の設置場所におけ
る安全速度を演算する安全速度演算手段51と、回転数
検出手段4または回転数演算手段が出力する回転速度
と、安全速度演算手段51が出力する安全速度信号とを
入力され両者の比較結果をオンオフ信号として出力する
比較手段7とを有する速度監視装置である。
視装置に関するものであり、構造が簡単で安価にしうる
改良である。 【構成】 スピンドルモータ1の回転数制御に使用され
る回転数検出手段4またはサーボモータの位置制御に使
用され位置検出手段と位置検出手段の出力を受けて回転
速度を演算し出力する回転数演算手段とからなる組のい
ずれかと、スピンドルモータ1またはサーボモータより
変速手段2を介して駆動される被駆動物の許容安全速度
を設定する許容安全速度信号と変速手段2のどのギヤが
選択されているかを示すギヤ選択確認信号とが入力され
回転数検出手段4または位置検出手段の設置場所におけ
る安全速度を演算する安全速度演算手段51と、回転数
検出手段4または回転数演算手段が出力する回転速度
と、安全速度演算手段51が出力する安全速度信号とを
入力され両者の比較結果をオンオフ信号として出力する
比較手段7とを有する速度監視装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値制御装置やロボッ
トに使用される速度監視装置に関する。特に、構造が簡
単で安価にしうる改良に関する。
トに使用される速度監視装置に関する。特に、構造が簡
単で安価にしうる改良に関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械において、例えば、被加工物を
駆動する主軸は、機械加工のため高速で回転させる必要
があり、人体に対する安全を考慮する必要がある。従
来、工作機械は壁面をもって遮蔽し人体と隔離した部屋
に設置し、作業者は加工物の取り付けや取り外し等必要
のあるときは壁面の一部に設置されている扉を開いて作
業を実施するようにしている。一方、工作機械を制御す
る数値制御装置は、要求される加工に対応して主軸を駆
動するスピンドルモータの回転数制御等を行うと共に、
主軸の回転数を監視し、主軸の回転数が予め定められた
安全回転数を超えているか否かに対応して信号を発する
速度監視装置を備えるようにしている。そして、扉が開
いている時に安全回転数を超えて主軸が回転するような
場合は、警報を発するか、あるいは、主軸を駆動してい
るスピンドルモータを強制的に停止させるなどして、安
全処置を講ずるようにされている。
駆動する主軸は、機械加工のため高速で回転させる必要
があり、人体に対する安全を考慮する必要がある。従
来、工作機械は壁面をもって遮蔽し人体と隔離した部屋
に設置し、作業者は加工物の取り付けや取り外し等必要
のあるときは壁面の一部に設置されている扉を開いて作
業を実施するようにしている。一方、工作機械を制御す
る数値制御装置は、要求される加工に対応して主軸を駆
動するスピンドルモータの回転数制御等を行うと共に、
主軸の回転数を監視し、主軸の回転数が予め定められた
安全回転数を超えているか否かに対応して信号を発する
速度監視装置を備えるようにしている。そして、扉が開
いている時に安全回転数を超えて主軸が回転するような
場合は、警報を発するか、あるいは、主軸を駆動してい
るスピンドルモータを強制的に停止させるなどして、安
全処置を講ずるようにされている。
【0003】ロボットにおいても同様に、ロボットのア
ームを駆動するサーボモータの位置決め制御を行うと共
にロボットアームの駆動速度を監視する速度監視装置を
設置し、人体に対する安全性を高める工夫が実施されて
いる。
ームを駆動するサーボモータの位置決め制御を行うと共
にロボットアームの駆動速度を監視する速度監視装置を
設置し、人体に対する安全性を高める工夫が実施されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、主軸または
ロボットアームはスピンドルモータまたはサーボモータ
により直接駆動されることもあるが、変速手段を介して
駆動するようにされ、広い可変速度範囲を持たせること
がある。従来技術に係る速度監視装置は、主軸またはア
ームの回転速度を検出するために速度監視装置に専用の
回転数検出手段を設けており、変速手段の変速比による
影響を受けることはないが、専用の回転数検出手段を設
けるなど複雑な構成となっていた。
ロボットアームはスピンドルモータまたはサーボモータ
により直接駆動されることもあるが、変速手段を介して
駆動するようにされ、広い可変速度範囲を持たせること
がある。従来技術に係る速度監視装置は、主軸またはア
ームの回転速度を検出するために速度監視装置に専用の
回転数検出手段を設けており、変速手段の変速比による
影響を受けることはないが、専用の回転数検出手段を設
けるなど複雑な構成となっていた。
【0005】本発明の目的は、この問題を解消すること
にあり、変速手段の変速比による影響を受けることな
く、簡単な構成で安価に主軸またはロボットアームの速
度を監視することができる速度監視装置を提供すること
にある。
にあり、変速手段の変速比による影響を受けることな
く、簡単な構成で安価に主軸またはロボットアームの速
度を監視することができる速度監視装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、スピンド
ルモータ(1)の回転数制御に使用される回転数検出手
段(4)、または、サーボモータの位置制御に使用され
位置検出手段とこの位置検出手段の出力を受けて回転速
度を演算し出力する回転数演算手段とからなる組のいず
れかと、前記のスピンドルモータ(1)または前記のサ
ーボモータより変速手段(2)を介して駆動される被駆
動物の許容安全速度を設定する許容安全速度信号と、前
記の変速手段(2)のどのギヤが選択されているかを示
すギヤ選択確認信号とが入力され、前記の回転数検出手
段(4)または前記の位置検出手段の設置場所における
安全速度を演算する安全速度演算手段(51)と、前記
の回転数検出手段(4)または前記の回転数演算手段が
出力する回転速度と、前記の安全速度演算手段(51)
が出力する安全速度信号とを入力され、両者を比較し、
比較結果をオンオフ信号として出力する比較手段(7)
とを有する速度監視装置によって達成される。
ルモータ(1)の回転数制御に使用される回転数検出手
段(4)、または、サーボモータの位置制御に使用され
位置検出手段とこの位置検出手段の出力を受けて回転速
度を演算し出力する回転数演算手段とからなる組のいず
れかと、前記のスピンドルモータ(1)または前記のサ
ーボモータより変速手段(2)を介して駆動される被駆
動物の許容安全速度を設定する許容安全速度信号と、前
記の変速手段(2)のどのギヤが選択されているかを示
すギヤ選択確認信号とが入力され、前記の回転数検出手
段(4)または前記の位置検出手段の設置場所における
安全速度を演算する安全速度演算手段(51)と、前記
の回転数検出手段(4)または前記の回転数演算手段が
出力する回転速度と、前記の安全速度演算手段(51)
が出力する安全速度信号とを入力され、両者を比較し、
比較結果をオンオフ信号として出力する比較手段(7)
とを有する速度監視装置によって達成される。
【0007】そして、前記の比較手段(7)の出力が安
全速度を超えた状態を示すとき、速度監視装置正常の信
号を発する速度監視装置動作確認手段(52)を有する
と、安全速度演算手段(51)と比較手段(7)とが動
作していることを確認することができるので都合がよ
い。
全速度を超えた状態を示すとき、速度監視装置正常の信
号を発する速度監視装置動作確認手段(52)を有する
と、安全速度演算手段(51)と比較手段(7)とが動
作していることを確認することができるので都合がよ
い。
【0008】さらに、前記の回転数検出手段(4)また
は前記の位置検出手段は、波形を整形する波形整形器
(42)の複数組と、この複数の波形整形器(42)の
出力を受け、いずれか1つを選択する選択手段(43)
を有するようにされていると、回転数検出手段(4)ま
たは位置検出手段の出力信号の特性に応じて波形整形を
行なえるので都合がよい。
は前記の位置検出手段は、波形を整形する波形整形器
(42)の複数組と、この複数の波形整形器(42)の
出力を受け、いずれか1つを選択する選択手段(43)
を有するようにされていると、回転数検出手段(4)ま
たは位置検出手段の出力信号の特性に応じて波形整形を
行なえるので都合がよい。
【0009】
【作用】本発明に係る速度監視装置は、スピンドルモー
タ1の回転数制御に使用される回転数検出手段4、また
は、サーボモータの位置制御に使用され位置検出手段を
利用し、位置検出手段には回転数演算手段を組み合わ
せ、スピンドルモータ1、または、サーボモータの回転
数を検出している。一方で、安全速度演算手段51にお
いて、出力軸の許容安全速度を設定する安全速度信号と
変速手段2のどのギヤが選択されているかを示すギヤ選
択確認信号とより、スピンドルモータ1またはサーボモ
ータの安全速度を演算している。そして、比較手段7
は、安全速度演算手段51が発するスピンドルモータ1
またはサーボモータの安全速度と回転数検出手段4また
は回転数演算手段が発するスピンドルモータ1またはサ
ーボモータの速度信号とを比較し、比較結果をオンオフ
信号として出力している。このため、速度監視装置専用
の回転数検出手段を設ける必要がないので、簡単な構成
とすることができ、また、変速比による影響を受けるこ
ともない。
タ1の回転数制御に使用される回転数検出手段4、また
は、サーボモータの位置制御に使用され位置検出手段を
利用し、位置検出手段には回転数演算手段を組み合わ
せ、スピンドルモータ1、または、サーボモータの回転
数を検出している。一方で、安全速度演算手段51にお
いて、出力軸の許容安全速度を設定する安全速度信号と
変速手段2のどのギヤが選択されているかを示すギヤ選
択確認信号とより、スピンドルモータ1またはサーボモ
ータの安全速度を演算している。そして、比較手段7
は、安全速度演算手段51が発するスピンドルモータ1
またはサーボモータの安全速度と回転数検出手段4また
は回転数演算手段が発するスピンドルモータ1またはサ
ーボモータの速度信号とを比較し、比較結果をオンオフ
信号として出力している。このため、速度監視装置専用
の回転数検出手段を設ける必要がないので、簡単な構成
とすることができ、また、変速比による影響を受けるこ
ともない。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の1実施例に
係る速度監視装置についてさらに詳細に説明する。
係る速度監視装置についてさらに詳細に説明する。
【0011】図1参照 図1は本発明の1実施例に係る速度監視装置を使用した
数値制御装置の動作を示すブロック図である。図1にお
いて、1はスピンドルモータであり、2は変速手段であ
り、3は主軸である。4は回転数検出手段であり、スピ
ンドルモータ1の回転速度を検出している。5は数値制
御装置である。6はスピンドルモータ1の回転速度を数
値制御装置5が発するスピンドルモータ速度指令に追従
させるスピンドルモータ回転速度制御手段であり、制御
回路61と電磁開閉器11の接点を介して三相交流電源
より給電されているパワー増幅回路62とにより構成さ
れている。制御回路61には数値制御装置5が発するス
ピンドルモータ速度指令と回転数検出手段4が発するス
ピンドルモータ1の回転速度とが入力され、両信号の差
が0になるようにパワー増幅回路62を制御している。
数値制御装置の動作を示すブロック図である。図1にお
いて、1はスピンドルモータであり、2は変速手段であ
り、3は主軸である。4は回転数検出手段であり、スピ
ンドルモータ1の回転速度を検出している。5は数値制
御装置である。6はスピンドルモータ1の回転速度を数
値制御装置5が発するスピンドルモータ速度指令に追従
させるスピンドルモータ回転速度制御手段であり、制御
回路61と電磁開閉器11の接点を介して三相交流電源
より給電されているパワー増幅回路62とにより構成さ
れている。制御回路61には数値制御装置5が発するス
ピンドルモータ速度指令と回転数検出手段4が発するス
ピンドルモータ1の回転速度とが入力され、両信号の差
が0になるようにパワー増幅回路62を制御している。
【0012】51は数値制御装置5内にある安全速度演
算手段であり、主軸3の許容安全速度を設定する許容安
全速度と、変速手段2から送出される変速手段2のどの
ギヤが選択されているかを示すギヤ選択確認信号とが入
力され、回転数検出手段4における安全速度を演算して
いる。7は比較手段であり、回転数検出手段4が出力す
る回転速度と、安全速度演算手段51が出力する安全速
度とが入力され、両者を比較し、回転速度が安全速度を
超えたとき開く警報接点71と72とを外部に発してい
る。
算手段であり、主軸3の許容安全速度を設定する許容安
全速度と、変速手段2から送出される変速手段2のどの
ギヤが選択されているかを示すギヤ選択確認信号とが入
力され、回転数検出手段4における安全速度を演算して
いる。7は比較手段であり、回転数検出手段4が出力す
る回転速度と、安全速度演算手段51が出力する安全速
度とが入力され、両者を比較し、回転速度が安全速度を
超えたとき開く警報接点71と72とを外部に発してい
る。
【0013】本発明の1実施例に係る最小構成の速度監
視装置は、回転数検出手段4と安全速度演算手段51と
比較手段7とにより構成されている。回転数検出手段4
は本来スピンドルモータ1の回転速度を制御するために
必要であり、安全速度演算手段51と比較手段7とを追
加するだけで速度監視装置を構成することができる。
視装置は、回転数検出手段4と安全速度演算手段51と
比較手段7とにより構成されている。回転数検出手段4
は本来スピンドルモータ1の回転速度を制御するために
必要であり、安全速度演算手段51と比較手段7とを追
加するだけで速度監視装置を構成することができる。
【0014】一方の警報接点71は工作機械を囲む壁面
の一部に設置されている扉の開接点12と並列され電磁
開閉器11のコイルを励磁している。このため、回転速
度信号が安全速度信号を超え、換言すれば主軸3の速度
が許容安全速度を超え、且つ、扉が開いていると電磁開
閉器11のコイルは非励磁となり、電磁開閉器11の接
点は開く。このため、パワー増幅回路62には電源が供
給されず、スピンドルモータ1は停止し、人体に危険な
状態を回避することができる。
の一部に設置されている扉の開接点12と並列され電磁
開閉器11のコイルを励磁している。このため、回転速
度信号が安全速度信号を超え、換言すれば主軸3の速度
が許容安全速度を超え、且つ、扉が開いていると電磁開
閉器11のコイルは非励磁となり、電磁開閉器11の接
点は開く。このため、パワー増幅回路62には電源が供
給されず、スピンドルモータ1は停止し、人体に危険な
状態を回避することができる。
【0015】52は数値制御装置5内に設けられている
速度監視装置動作確認手段である。速度監視装置動作確
認手段52には、他方の警報接点72とスピンドルモー
タ速度指令と安全速度とが入力されている。扉が閉ざさ
れていると、扉の開接点12は閉じた状態にあるので、
スピンドルモータ1の速度は数値制御装置5が制御回路
61に発するスピンドルモータ速度指令に追随して上昇
する。速度監視装置動作確認手段52は、スピンドルモ
ータ速度指令が安全速度を超え、スピンドルモータ速度
制御の追随時間を経過した後、警報接点72が開くこと
を確認すると速度監視装置正常の信号を発し、スピンド
ルモータ速度指令が安全速度を超え、スピンドルモータ
速度制御の追随時間を経過しても警報接点72が開かな
いときは速度監視装置異常の信号を発する。そこで、速
度監視装置動作確認手段52の出力を監視することによ
り安全速度演算手段51と比較手段7とが正常に動作し
ていることを確認することができる。なお、速度監視装
置動作確認手段52は、比較手段7の出力のみが入力さ
れ比較手段7の出力が安全速度を超えた状態を示すと
き、速度監視装置正常の信号を発するようにされていて
もよい。
速度監視装置動作確認手段である。速度監視装置動作確
認手段52には、他方の警報接点72とスピンドルモー
タ速度指令と安全速度とが入力されている。扉が閉ざさ
れていると、扉の開接点12は閉じた状態にあるので、
スピンドルモータ1の速度は数値制御装置5が制御回路
61に発するスピンドルモータ速度指令に追随して上昇
する。速度監視装置動作確認手段52は、スピンドルモ
ータ速度指令が安全速度を超え、スピンドルモータ速度
制御の追随時間を経過した後、警報接点72が開くこと
を確認すると速度監視装置正常の信号を発し、スピンド
ルモータ速度指令が安全速度を超え、スピンドルモータ
速度制御の追随時間を経過しても警報接点72が開かな
いときは速度監視装置異常の信号を発する。そこで、速
度監視装置動作確認手段52の出力を監視することによ
り安全速度演算手段51と比較手段7とが正常に動作し
ていることを確認することができる。なお、速度監視装
置動作確認手段52は、比較手段7の出力のみが入力さ
れ比較手段7の出力が安全速度を超えた状態を示すと
き、速度監視装置正常の信号を発するようにされていて
もよい。
【0016】上記と同様のことが、ロボットのアームの
位置制御についても実施することができる。ロボットに
使用される速度監視装置においては、ロボットのアーム
の速度を検出する手段がないので、ロボットのアームの
位置制御に使用されるサーボモータの位置検出手段と、
検出された位置より速度を演算する回転数演算手段によ
りサーボモータの回転速度を得ている。
位置制御についても実施することができる。ロボットに
使用される速度監視装置においては、ロボットのアーム
の速度を検出する手段がないので、ロボットのアームの
位置制御に使用されるサーボモータの位置検出手段と、
検出された位置より速度を演算する回転数演算手段によ
りサーボモータの回転速度を得ている。
【0017】図2参照 図2は回転数検出手段4がパルスジェネレータやマグネ
センサ等のように予め定められた回転角あるいは予め定
められた距離を移動する毎に一つの信号を送出する回転
数検出機器41を使用するときの回転数検出手段4のブ
ロック図である。図2において、42は波形整形器であ
り、43は選択手段であり、44はカウンタであり、4
5はタイミング信号発生器である。波形整形器42とし
て、平行伝送パルス列を接地電位に対するパルス列に変
換するもの、あるいは、サイン波をある閾値でスライス
してパルス列に変換するもの等回転数検出機器41の出
力の特性に対応する機能を持つ波形整形器42が複数用
意されている。複数の波形整形器42の出力を受ける選
択手段43において、現在使用中の回転数検出機器41
に相応しい波形整形器42を選択し、カウンタ44に信
号を送出する。カウンタ44はタイミング信号発生器4
5からタイミング信号が入力されて、タイミング信号に
対応して積算したパルス数である回転速度を比較手段7
に送出する。
センサ等のように予め定められた回転角あるいは予め定
められた距離を移動する毎に一つの信号を送出する回転
数検出機器41を使用するときの回転数検出手段4のブ
ロック図である。図2において、42は波形整形器であ
り、43は選択手段であり、44はカウンタであり、4
5はタイミング信号発生器である。波形整形器42とし
て、平行伝送パルス列を接地電位に対するパルス列に変
換するもの、あるいは、サイン波をある閾値でスライス
してパルス列に変換するもの等回転数検出機器41の出
力の特性に対応する機能を持つ波形整形器42が複数用
意されている。複数の波形整形器42の出力を受ける選
択手段43において、現在使用中の回転数検出機器41
に相応しい波形整形器42を選択し、カウンタ44に信
号を送出する。カウンタ44はタイミング信号発生器4
5からタイミング信号が入力されて、タイミング信号に
対応して積算したパルス数である回転速度を比較手段7
に送出する。
【0018】同様のことが、ロボットについても実施す
ることができる。ロボットアームの位置を検出する位置
手段が異なる出力特性を持つ複数の位置検出機器の中の
いずれかが使用されるとき、波形整形器と選択手段とに
より使用中の位置検出機器に相応しい波形整形器を選択
することができる。
ることができる。ロボットアームの位置を検出する位置
手段が異なる出力特性を持つ複数の位置検出機器の中の
いずれかが使用されるとき、波形整形器と選択手段とに
より使用中の位置検出機器に相応しい波形整形器を選択
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る速度
監視装置は、工作機械の数値制御においては、スピンド
ルモータの回転数制御に使用される回転数検出手段は共
用し、回転数検出手段の設置されている箇所における安
全速度を演算する安全速度演算手段と、安全速度と実回
転速度とを比較しオンオフ出力を発する比較手段とによ
り構成されており、ロボットの位置制御においては、ロ
ボットの位置制御に使用される位置検出手段は共用し、
回転数演算手段と安全速度演算手段と比較手段とにより
構成されており、共に、安全速度演算手段と比較手段と
を追加するのみで、人体に接触する恐れのある被駆動物
の速度が許容安全速度を超えたとき信号を発する速度監
視装置を簡単な構成で実現できる。
監視装置は、工作機械の数値制御においては、スピンド
ルモータの回転数制御に使用される回転数検出手段は共
用し、回転数検出手段の設置されている箇所における安
全速度を演算する安全速度演算手段と、安全速度と実回
転速度とを比較しオンオフ出力を発する比較手段とによ
り構成されており、ロボットの位置制御においては、ロ
ボットの位置制御に使用される位置検出手段は共用し、
回転数演算手段と安全速度演算手段と比較手段とにより
構成されており、共に、安全速度演算手段と比較手段と
を追加するのみで、人体に接触する恐れのある被駆動物
の速度が許容安全速度を超えたとき信号を発する速度監
視装置を簡単な構成で実現できる。
【図1】本発明の1実施例に係る速度監視装置を使用し
た数値制御装置の動作を示すブロック図である。
た数値制御装置の動作を示すブロック図である。
【図2】本発明の1実施例に係る回転数検出手段のブロ
ック図である。
ック図である。
1 スピンドルモータ 2 変速手段 3 主軸 4 回転数検出手段 5 数値制御装置 6 スピンドルモータ回転速度制御手段 7 比較手段 11 電磁開閉器 12 扉開接点 41 回転数検出機器 42 波形整形器 43 選択手段 44 カウンタ 45 タイミング信号発生器 51 安全速度演算手段 52 速度監視装置動作確認手段 61 制御回路 62 パワー増幅回路 71、72 警報接点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05D 13/62 F D
Claims (3)
- 【請求項1】 スピンドルモータ(1)の回転数制御に
使用される回転数検出手段(4)、または、サーボモー
タの位置制御に使用され位置検出手段と該位置検出手段
の出力を受けて回転速度を演算し出力する回転数演算手
段とからなる組のいずれかと、 前記スピンドルモータ(1)または前記サーボモータよ
り変速手段(2)を介して駆動される被駆動物の許容安
全速度を設定する許容安全速度信号と、前記変速手段
(2)のどのギヤが選択されているかを示すギヤ選択確
認信号とが入力され、前記回転数検出手段(4)または
前記位置検出手段の設置場所における安全速度を演算す
る安全速度演算手段(51)と、 前記回転数検出手段(4)または前記回転数演算手段が
出力する回転速度と、前記安全速度演算手段(51)が
出力する安全速度信号とを入力され、両者を比較し、比
較結果をオンオフ信号として出力する比較手段(7)と
を有することを特徴とする速度監視装置。 - 【請求項2】 前記比較手段(7)の出力が安全速度を
超えた状態を示すとき、速度監視装置正常の信号を発す
る速度監視装置動作確認手段(52)を有することを特
徴とする請求項1記載の速度監視装置。 - 【請求項3】 前記回転数検出手段(4)または前記位
置検出手段は、波形を整形する波形整形器(42)の複
数組と、該複数の波形整形器(42)の出力を受け、い
ずれか1つを選択する選択手段(43)を有することを
特徴とする請求項1または請求項2記載の速度監視装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273229A JPH08137526A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 速度監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6273229A JPH08137526A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 速度監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08137526A true JPH08137526A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17524923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6273229A Pending JPH08137526A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 速度監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH08137526A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013008823A1 (ja) | 2011-07-14 | 2013-01-17 | シチズンホールディングス株式会社 | 工作機械およびこの工作機械の駆動規制装置 |
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1994
- 1994-11-08 JP JP6273229A patent/JPH08137526A/ja active Pending
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