JPH08135274A - ドアロック装置 - Google Patents

ドアロック装置

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JPH08135274A
JPH08135274A JP27791694A JP27791694A JPH08135274A JP H08135274 A JPH08135274 A JP H08135274A JP 27791694 A JP27791694 A JP 27791694A JP 27791694 A JP27791694 A JP 27791694A JP H08135274 A JPH08135274 A JP H08135274A
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JP
Japan
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door
connector
latch
wire harness
detecting means
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JP27791694A
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English (en)
Inventor
Yasuyoshi Serizawa
泰義 芹澤
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアへの組み付け作業工程を軽減し、ドア側
ワイヤハーネスの構成を単純化すると共にドア内配索作
業を軽減し、ボディ側ワイヤハーネスとのコネクタ接続
に要する手間も削減する。 【構成】 各種ドアロック操作部の検出手段からの信号
等に基づいてラッチ駆動手段56の動作を制御して、ス
トライカ29とラッチ30の係合をロック状態またはロ
ック解除状態に切り替え、また、ストライカ29にラッ
チ30を係脱させる構成で、これらの各検出手段等に給
電するドア側ワイヤハーネス37とボディ側ワイヤハー
ネスとのコネクタ接続を、ストライカ29近辺に固定し
たボディ側コネクタ79と、該ボディ側コネクタ79に
対応してドア側に固定配置されたドア側コネクタ62に
よって行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の開閉ドア等に用
いて好適なドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用のドアロック装置としては、ド
ア本体に車両のボディ側に固設されたストライカ(係止
金具)と係脱可能なラッチを有したドアロック本体を組
み込み、ラッチとストライカとの係脱をドアの開閉用と
してドアのインサイドパネルに装備されるインサイドハ
ンドルやアウトサイドパネルに装備されるアウトサイド
ハンドルの操作によって可能にする。また、ドアのイン
サイドパネルに配置されたドアインサイドロックノブ、
又はドアのアウトサイドパネルに配置されたキーシリン
ダの操作によってラッチとストライカとの係合をロック
状態またはロック解除状態に切替可能にしたものが種々
開発されている。
【0003】但し、旧来のドアロック装置の場合、前述
のインサイドハンドルやアウトサイドハンドルやドアイ
ンサイドロックノブやキーシリンダ等の操作部は、それ
ぞれ専用のロッド部材を介してドアロック本体のラッチ
に操作力を伝達する構成であった。
【0004】ところが、このようにロッドを介してドア
ロック本体のラッチを操作する旧来のドアロック装置で
は、各種のロッドをドア本体内で互いに干渉しないよう
に布設しなければならず、ロッドの布設位置等から各操
作部の装備位置が制限されて、乗員が最も操作し易い位
置に各操作部をレイアウトすることが極めて困難になる
という問題があった。また、側面衝突時等に各種ロッド
が曲折した場合、ドアロックの解錠やアンラッチが不能
になり、緊急脱出に支障を来す虞もあった。
【0005】そこで、このような問題を解決するべく、
図19に示すドアロック装置が提案されている。このド
アロック装置は、特開昭61−254768号に開示さ
れているもので、ドア3に組み付けられるドアロック本
体1は、ドア閉時にボディ4側に固設されているストラ
イカ2に係脱可能なラッチと、該ラッチを前記ストライ
カ2に係脱させるモータ等のラッチ駆動手段とを具備し
た構成となっている。
【0006】そして、ドアの開閉用の操作部であるアウ
トサイドハンドル8、キーシリンダ9、ドアインサイド
ロックノブ10、インサイドハンドル11等には、何れ
もこれらの操作部の作動状態を検出する作動検出手段1
2,13,14,15が装備されている。具体的には、
上記の各作動検出手段12,13,14,15は、各操
作部の操作時の変位によって回路を断続する位置検出ス
イッチであり、それぞれの検出手段12,13,14,
15の作動状態によってドアロック本体1のラッチ駆動
手段の動作が制御される。
【0007】このような構成では、各操作部の作動検出
手段とドアロック本体1との間は、信号ケーブル等を布
設するだけで良く、ロッド等の機構部材で連結する必要
がなくなるため、旧来の問題点を解決することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うに各操作部にその作動状態を検出する作動検出手段1
2,13,14,15を装備する構成では、各作動検出
手段がドア内の広範囲に分散し、各作動検出手段の組み
付けに手間がかかり、生産性の向上が困難になるという
問題があった。
【0009】また、図20に示すようにドア3内に配索
されるドア側ワイヤハーネス16によって各作動検出用
センサ12,13,14,15とドアロック本体1とを
連絡する回路を形成するが、各作動検出用センサ12,
13,14,15が分散配置されていると、図示のよう
にドア側ワイヤハーネス16がコネクタ接続部17を多
様に分岐させた繁雑な構成となり、ドア側ワイヤハーネ
ス16の配索作業自体にも多大な手間がかかるようにな
り、生産性の低下やコスト増大を招くという問題もあっ
た。
【0010】また、図20に示すように、従来はドア側
ワイヤハーネス16の端部18は、ドア3のボディ4に
ヒンジ結合される側の端面より所定長さだけ突出させた
状態に固定される。そして、この端部18の先端には、
ボディ側ワイヤハーネスにコネクタ接続するためのコネ
クタ19が装備されており、途中にはドア3の開閉を許
容する可撓性を確保すると同時に防水機能を高めるグロ
メット20が装備されている。したがって、ドア3をボ
ディに取付けた後には、コネクタ19をボディ側ワイヤ
ハーネスのコネクタに接続し、そのコネクタ19をボデ
ィ側の切り欠き凹部等に押し入れて、グロメット20を
ボディ側の切り欠き凹部に嵌合させる作業が必要にな
る。しかし、これらのハーネス相互の一連の接続作業
は、ドアの端面とボディとの間の狭い空間に手を差込ん
で行わなければならない作業で、作業性が悪いという問
題が指摘されていた。
【0011】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、各操作部のレイアウトの自由度を高める
と同時に、側面衝突時等にドア内に配設されたロッドの
曲折等に起因してドアロックの解錠やアンラッチが不能
になることを防止することができ、しかもドアへの組み
付け作業工程の軽減やドア側ワイヤハーネスの構成の単
純化、ドア内配索作業の単純化、ボディ側ワイヤハーネ
スとドア側ワイヤハーネスとのコネクタ接続に要する手
間の削減等により、優れた生産性を確保すると同時にコ
ストの低減を実現することができ、優れたドアロック性
能を得ることのできるドアロック装置を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ド
ア閉時にボディ側に固設されているストライカに係脱可
能なラッチと、ラッチをストライカに係脱させるラッチ
駆動手段と、ドアの開閉用としてドアのアウトサイドパ
ネルに装備されたアウトサイドハンドルの作動状態を検
出するアウトサイドハンドル作動検出手段と、キー操作
によってストライカとラッチの係合をロック状態または
ロック解除状態に切り替えるためにアウトサイドパネル
に装備されたキーシリンダの作動状態を検出するキーシ
リンダ作動検出手段と、ドアの開閉状態を検出するドア
開閉検出手段と、上記各検出手段からの検出信号等に基
づいてラッチ駆動手段の動作を制御して、ストライカと
ラッチの係合をロック状態またはロック解除状態に切り
替えたり、さらにはストライカにラッチを係脱させる制
御回路と、上記制御回路やラッチ駆動手段や各検出手段
やドア側に装備されるその他の電装部品に給電等を行う
ドア側ワイヤハーネスをボディ側に布設されたボディ側
ワイヤハーネスにコネクタ接続するハーネス接続部とを
具備してなるドアロック装置であって、ハーネス接続部
は、ボディ側ワイヤハーネスに接続される面触端子を収
容保持したコネクタハウジングがストライカの近辺に固
定されてなるボディ側コネクタと、ドア側ワイヤハーネ
スに接続される面触端子を収容保持したコネクタハウジ
ングがボディ側コネクタの位置に対応するドア側位置に
固定されてなるドア側コネクタとを具備し、ドア閉時に
これらのボディ側およびドア側のコネクタ相互の面触端
子同士が端面を面接触して、ボディ側ワイヤハーネスと
ドア側ワイヤハーネスとのコネクタ接続を実現させる構
成としたことを特徴とするドアロック装置により達成さ
れる。
【0013】また、ラッチ駆動手段、アウトサイドハン
ドル作動検出手段、キーシリンダ作動検出手段やドア開
閉検出手段等が、一つのモジュールとして形成されてド
アに組み付けられる構成によって上記目的を達成するこ
とができる。
【0014】また、各検出手段やドア側に装備されるそ
の他の電装部品に給電等を行うバッテリが、ドア側に装
備された構成によって上記目的を達成することができ
る。
【0015】
【作用】本発明の上記構成によれば、アウトサイドハン
ドルやインサイドハンドルやキーシリンダ等の操作部の
作動状態を各作動検出手段によって検出し、それらの検
出結果に基づいてボディ側のストライカとドア側のラッ
チとの係脱を電気的に制御する方式を採用しているた
め、各動作部に連動する各種ロッドをドア内に装備して
機械的に前記ストライカとラッチとの係脱を操作してい
た旧来の装置とは異なり、上記の各操作部のレイアウト
の自由度を高めると同時に、側面衝突時等に、ドア内に
配設されたロッドの曲折等に起因してドアロックの解錠
やアンラッチが不能になることを防止することができ
る。
【0016】しかも、ドアロック装置に給電等を行うド
ア側ワイヤハーネスとボディ側ワイヤハーネスとのコネ
クタ接続は、ボディ側ワイヤハーネスに接続されたボデ
ィ側コネクタを前記ストライカの近辺に固定配置し、ド
ア側ワイヤハーネスに接続されたドア側コネクタをボデ
ィ側コネクタの配設位置に対応するドア側位置に固定す
る。そして、これらボディ側コネクタとドア側コネクタ
に収容されている面触端子がドア閉時に互いに面接触す
ることにより達成する構成であり、ドアの組み付け時等
に特別なコネクタ接続作業が必要とならず、ボディ側ワ
イヤハーネスとドア側ワイヤハーネスとのコネクタ接続
に要する手間を削減することができる。
【0017】また、ラッチ駆動手段、アウトサイドハン
ドル作動検出手段、キーシリンダ作動検出手段やドア開
閉検出手段等が、一つのモジュールとして形成されてド
アに組み付けられる構成によれば、ドア内の広範囲に検
出手段が分散することを防止すると同時に、ワイヤハー
ネスの多分岐化を防止する。よって、ドアへの組み付け
作業工程の軽減やドア側ワイヤハーネスの構成の単純
化、ドア内配索作業の単純化を図って、優れた生産性を
確保すると同時に、コストの低減を実現することができ
る。
【0018】また、ボディ側のストライカの近辺にボデ
ィ側コネクタを固定し、該ボディ側コネクタに対向する
ドア側の位置にドア側コネクタを固定し、ドア閉時に自
動的にドア側ワイヤハーネスとボディ側ワイヤハーネス
とがコネクタ接続される構成である。したがって、ドア
開時にドア側に装備した電装部品へボディ側から給電す
ることができなくなるが、ドア側には各検出手段やドア
側に装備されるその他の電装部品に給電等を行うバッテ
リが装備されているため、例えば、ドア開時に足下等を
照すカーテシランプ等も従来通りに機能させることがで
き、優れたドアロック性能と利便性とを併せ持つことが
可能になる。
【0019】
【実施例】本発明に係るドアロック装置の一実施例の構
成を図1乃至図18に示したもので、図1は自動車の運
転席側のドア22に組み込まれたドアロック装置23の
構成を概略的に示した分解斜視図である。図1に示すよ
うにドア22は、アウトサイドパネル25とインサイド
パネル26との間の空間に、ドアロック装置23やパワ
ーウインド・ユニット27が組み込まれる。このドア2
2の前端側は車両のボディ28にヒンジ結合されてい
て、ボディ28を回動中心として開閉可能に取付けら
れ、ドア閉時にボディ28に固定装備されるストライカ
(ドア係止金具)29にドアロック装置23の構成要素
であるラッチ30を係合させることにより、ドア後端部
がボディ28に固定される。
【0020】このドアロック装置23は、モジュール化
されたドアロック本体32と、ドア22の開閉用として
アウトサイドパネル25に装備されたアウトサイドハン
ドル33と、ドアトリム24の開口38から運転席側に
突出して装備される操作部34と、ドア22の開閉用と
してドアトリム24又は操作部34に装備されるインサ
イドハンドル(図示略)と、ドア22に装備される電装
部品(例えば、パワーウインド・ユニット27、ドアロ
ック装置23、ミラーユニット35の駆動モータなど)
に給電する電源ケーブルや信号ケーブルを束ねたドア側
ワイヤハーネス37などから構成されている。
【0021】本実施例の場合、図2に示すようにアウト
サイドハンドル33は、斜線を引いた下半分の範囲が可
倒部39となっていて、該可倒部39を倒して手指41
を取手部40の内側に引っ掛けることができるようにな
っている。この可倒部39は、ばねによる付勢力で、手
指を引き離すと元に戻るようになっている。また、図1
及び図2には示していないが、通常、アウトサイドハン
ドル33の一部あるいはその近辺に、ストライカ29と
ラッチ30の係合をロック状態またはロック解除状態に
切り替えるためにキー操作されるキーシリンダ(図3の
符号43参照)が装備される。
【0022】また、図4に矢印Bで示すようにミラーユ
ニット35は、後方監視を行い、障害物の接近を知らせ
る障害物センサを内蔵している。
【0023】また、図5および図6に示すように操作部
34には、パワーウインド・ユニット27による窓ガラ
スの昇降スイッチの他に、ドアロック装置をロック解除
状態にするアンロックスイッチ46、子供の誤操作でド
アが開かないように車内からのドアの開操作を不能にす
るチャイルドロックスイッチ47a,47b,47c、
ストライカ29とラッチ30との係合を外してドアを開
かせるドア開スイッチ48、故障等の発生を通知する警
告ランプ49などが装備されている。なお、3つのチャ
イルドロックスイッチ47a,47b,47cの内、チ
ャイルドロックスイッチ47aは助手席側ドア用、チャ
イルドロックスイッチ47b,47cは後部ドア用であ
る。前述のチャイルドロックスイッチ47a,47b,
47cは、いずれも作動状態を示す作動表示手段50を
内蔵していて、チャイルドロックのセレクト時には赤色
表示する。ドア開スイッチ48は、図5に矢印Cで示す
ように、起立式のスイッチが使用されている。
【0024】更に、図1に示すようにドア側ワイヤハー
ネス37は、ドアロック本体32に接続するコネクタ部
51と、パワーウインド・ユニット27に接続するコネ
クタ部52と、操作部34に接続されるコネクタ部53
と、ミラーユニット35に接続されるコネクタ部54と
から構成されている。よって、図19に示した従来のワ
イヤハーネスと比べると分岐が少なく、しかも構成が簡
素化されているのが判る。また、ドア側ワイヤハーネス
37のボディ側ワイヤハーネスとのコネクタ接続は、ド
アロック本体32を介して行われる。
【0025】また、図3及び図6〜図8に示すようにド
アロック本体32は、ドア閉時にボディ28側に固設さ
れているストライカ29に係脱可能なラッチ30と、ラ
ッチ30をストライカ29に係脱させるラッチ駆動手段
56と、アウトサイドハンドル33の作動状態を検出す
るアウトサイドハンドル作動検出手段57を備えてい
る。また、キー操作によってストライカ29とラッチ3
0の係合をロック状態またはロック解除状態に切り替え
るためにアウトサイドパネル25に装備されたキーシリ
ンダ43(図3参照)の作動状態を検出するキーシリン
ダ作動検出手段58(図3参照)と、ドアの開閉状態を
検出するドア開閉検出手段59を備えている。更に、各
検出手段57,58,59などからの検出信号等に基づ
いてラッチ駆動手段56の動作を制御する制御回路61
と、ドア側コネクタ62と、ドア開時にラッチ駆動手段
56や各検出手段57,58,59やドア側に装備され
るその他の電装部品に給電等を行うバッテリ64と、以
上の構成部材を収容したケース本体65とを具備した構
成となっている。
【0026】ここで、図3に示すようにラッチ駆動手段
56は、制御回路61によって回転動作が制御されるモ
ータ67と、該モータ67の出力を減速する減速機構6
8と、該減速機構68の出力軸に取り付けられてラッチ
30を回転させるラッチレバー69とを備えた構成とさ
れている。なお、ラッチ30およびラッチレバー69
は、図6に矢印Dで示すようにスプリングで付勢されて
いる。
【0027】図8に示すようにアウトサイドハンドル作
動検出手段57は、可倒部39が倒れた際に押下される
押し釦70によって、アウトサイドハンドル33におけ
る開閉操作の有無を検出するスイッチである。また、図
3に示すようにキーシリンダ作動検出手段58は、キー
シリンダ43に内蔵されてキーシリンダ43の作動状態
を示すスイッチである。
【0028】本実施例の場合は、図9に示すようにキー
シリンダ43を操作するキー72には、ドアロック状態
の切替に必要な信号を飛ばすトランスミッタ73が装備
され、実際にキー72をキーシリンダ43に差込まなく
とも、非接触でドアロック状態の切替が可能になってい
る。このトランスミッタ73には、セレクトスイッチ7
4と、ロックスイッチ75と、アンロックスイッチ76
が装備されている。このセレクトスイッチ74は、釦7
7を矢印E方向にスライド操作することで、ロック状態
を解除するドアを、運転席側のみか、全てのドアかを選
択するものである。また、ロックスイッチ75は施錠す
るためのスイッチであり、アンロックスイッチ76は解
錠するためのスイッチである。
【0029】また、ドア開閉検出手段59は、ドア閉時
にボディ28側に接触して押下されることによってドア
が閉状態になったことを検出するスイッチである。
【0030】また、図7および図10に示すようにドア
側コネクタ62は、ボディ側コネクタ79との協働で、
ドア側ワイヤハーネス37をボディ側に布設されたボデ
ィ側ワイヤハーネスにコネクタ接続するハーネス接続部
として機能する。このボディ側コネクタ79は、ボディ
側ワイヤハーネスに接続される面触端子80を収容保持
したコネクタハウジング81が、ストライカ29が立設
された基板82に固設されたもので、ストライカ29に
近接して配備された構成になっている。そして、基板8
2をボディ28にねじ止めすることによってストライカ
29と一緒にボディ28へ固定されている。更に、図1
0および図11に示すようにボディ側コネクタ79に収
容保持される各面触端子80は、略円柱状をなすととも
に、コネクタハウジング81を挿通するリード線83が
基端部に半田付けされており、リード線83に外嵌した
圧縮コイルばね84によってドア22側に付勢されてい
る。
【0031】一方、ドア側コネクタ62は、ドア側ワイ
ヤハーネス37に接続される略円柱状の面触端子86を
収容保持するコネクタハウジング87が、ボディ側コネ
クタ79の位置に対応するドア側位置に固定されるもの
である。本実施例のドア側コネクタ62の場合は、コネ
クタハウジング87の端子収容部を挿通した面触端子8
6の小径軸部88が、該コネクタハウジング87の裏面
側に位置しているプリント基板であるコネクタベースボ
ード89のスルーホールに半田付けされる。
【0032】このコネクタベースボード89には、ドア
側ワイヤハーネス37のコネクタ部51が嵌合するハー
ネス接続コネクタ90が装備されており、コネクタベー
スボード89と制御回路61とを接続するジョイントハ
ーネス92が装備されている。即ち、ドア側ワイヤハー
ネス37は、ハーネス接続コネクタ90からコネクタベ
ースボード89を介してドア側コネクタ62に接続さ
れ、ハーネス接続コネクタ90からコネクタベースボー
ド89を経てジョイントハーネス92を介して制御回路
61に接続される。
【0033】図11に示すように、このようなボディ側
コネクタ79の面触端子80とドア側コネクタ62の面
触端子86とは、ドア閉時には互いの平坦な先端面同士
が面接触し、対応した端子同士が導通した状態になり、
ボディ側ワイヤハーネスとドア側ワイヤハーネス37と
のコネクタ接続が実現される。
【0034】また、図6に示すように制御回路61は、
ドアロック本体32に装備されたアウトサイドハンドル
作動検出手段57、キーシリンダ作動検出手段58、ド
ア開閉検出手段59等からの信号の他に、操作部34に
装備されているアンロックスイッチ46、チャイルドロ
ックスイッチ47a,47b,47c、ドア開スイッチ
48、ボディ側に装備されている車速センサ93、キー
レス・コントロールユニット94、ミラーユニット35
に内蔵の障害物センサからの信号を監視している。そし
て、それぞれの信号状態に応じて、ストライカ29とラ
ッチ30の係合をロック状態またはロック解除状態に切
り替えたり、更にはストライカ29にラッチ30を係脱
させる。
【0035】以上、運転席側のドアにおけるドアロック
本体32について説明したが、助手席側および後部座席
側にも、ほぼ同様の構成のドアロック本体96が装備さ
れる。運転席以外のドアの場合は、ドアトリム24に装
備されるスイッチとして、アンロックスイッチやチャイ
ルドロックスイッチが省かれている。
【0036】前述の図3は、左右の各ドアに装備された
ドアロック装置の関係を示し、図12は、車両の前後左
右のドアのドアロック装置の関係を平面視したものであ
り、図13は、ドアロック本体32,96間の関係を概
略的に示したものである。
【0037】以下、図14乃至図17に従って本発明の
一実施例におけるドアのロック状態の制御について説明
する。図14は運転席側のドアを車内から開く場合の制
御手順を示し、図15は助手席側および後部座席側のド
アを車内から開く場合の制御手順を示したものである。
いずれにしても、ドア開スイッチ48、車速センサ9
3、ドア開閉検出手段59等からの信号が監視され(ス
テップ101,103,104,201,203,20
4)、車内からドアを開ける場合には、車両が停止中
で、かつドアが閉っている場合に限ってドアが開くこと
になる。
【0038】また、助手席側および後部座席側のドアの
場合は、操作部34におけるチャイルドロックスイッチ
47a,47b,47cがオンでないことを条件として
(ステップ205)、ドア開スイッチ48のオン信号に
よりドアが開くことになる。
【0039】図16は運転者が車外から運転席側のドア
を含めて全てのドアを開く場合を示し、図17は運転者
が既に乗車している状態で車外から助手席または後部座
席側のドアを開く場合を示している。いずれの場合もア
ウトサイドハンドル作動検出手段57や車速センサ93
からの信号を監視し(ステップ301,303,40
1,403)、車両が停止中であることを前提としてド
アが開くことになる。そして、運転者が車外から開ける
場合は、キー72に付属のトランスミッタ73の送信信
号を監視し(ステップ304)、トランスミッタ73か
らのアンロック信号を受信することによりドア開が可能
な状態になり、個々のドアに対するアウトサイドハンド
ル作動検出手段57からの信号がオンによって、ドアが
開かれる。
【0040】なお、運転者が既に乗車している場合に、
助手席あるいは後部座席に乗車する場合には、不侵者の
乗込みを防止するため、運転者が操作部34のアンロッ
クスイッチ46等を操作して、アンロック状態をオンに
しない限り、ドアは開かれない(ステップ404)こと
になる。
【0041】また、ドアが開いている状態では上記実施
例のようなドア側にバッテリを設けずに、ドアヒンジ側
に配索したワイヤハーネスで給電することも可能であ
る。即ち、図18に示すように、ドアが閉まっている状
態では、ドア側コネクタ62とボディ側コネクタ79と
の嵌合によってドア側への給電が行われるが、ドアが開
いている状態では、通常よりも省線化されたワイヤハー
ネスをドア側ワイヤハーネス37から延設させてドアヒ
ンジ側に配索する。そして、この省線化されたワイヤハ
ーネスをボディ側のワイヤハーネス36に接続させてド
ア側への給電を図ることも可能である。このように、従
来のドアヒンジ側配索のワイヤハーネスを完全に廃止す
るのではなく、従来よりも配索量が削減されたドアヒン
ジ側配索のワイヤハーネスを残すこともできる。
【0042】以上に説明したように本実施例のドアロッ
ク装置は、アウトサイドハンドル33やインサイドハン
ドルやキーシリンダ43等の操作部の作動状態を各作動
検出手段57,58,59によって検出する。そして、
それらの検出結果に基づいてボディ側のストライカ29
とドア側のラッチ30との係脱を電気的に制御する方式
を採用している。よって、上記各操作部のレイアウトの
自由度を高めると同時に、側面衝突時等にドア内に配設
されたロッドの曲折等に起因してドアロックの解錠やア
ンラッチが不能になることを防止することができる。
【0043】しかも、ドアロック装置に給電等を行うド
ア側ワイヤハーネス37とボディ側ワイヤハーネスとの
コネクタ接続は、ボディ側ワイヤハーネスに接続された
ボディ側コネクタ79をストライカ29の近辺に固定配
置する。また、ドア側ワイヤハーネス37に接続された
ドア側コネクタ62をボディ側コネクタ79の配設位置
に対応するドア側位置に固定し、ドア閉時にこれらボデ
ィ側コネクタ79とドア側コネクタ62に収容されてい
る面触端子80,86が互いに面接触することにより自
動的に達成する構成である。よって、ドアの組み付け時
等に特別なコネクタ接続作業が必要とならず、ボディ側
ワイヤハーネスとドア側ワイヤハーネス37とのコネク
タ接続に要する手間を削減することができる。
【0044】また、ラッチ30、ラッチ駆動手段56、
アウトサイドハンドル作動検出手段57、キーシリンダ
作動検出手段58、ドア開閉検出手段59、制御回路6
1、ドア側コネクタ62が、一つのモジュールとして形
成されてドアに組み付けられるため、ドア内の広範囲に
検出手段が分散することを防止することができる。ま
た、ワイヤハーネスの多分岐化を防止し、ドアへの組み
付け作業工程の軽減やドア側ワイヤハーネス37の構成
およびドア内配索作業の単純化を図って、優れた生産性
を確保すると同時に、コストの低減を実現することがで
きる。
【0045】また、ドア開時には、ドア側に装備した電
装部品へボディ側から給電することができなくなるが、
ドア側にはドア開時に、制御回路61、ラッチ駆動手段
56、各検出手段やドア側に装備されるその他の電装部
品に給電等を行うバッテリ64が装備されているため、
例えば、ドア開時に足下等を照すカーテシランプ98
(図3および図13参照)等も従来通りに機能させるこ
とができ、優れたドアロック性能と利便性とを併せ持つ
ことが可能になる。
【0046】
【発明の効果】本発明のドアロック装置によれば、アウ
トサイドハンドルやインサイドハンドルやキーシリンダ
等の操作部の作動状態を各作動検出手段によって検出
し、それらの検出結果に基づいてボディ側のストライカ
とドア側のラッチとの係脱を電気的に制御する方式を採
用している。そのため、各操作部のレイアウトの自由度
を高めると同時に、側面衝突時等にドア内に配設された
ロッドの曲折等に起因してドアロックの解錠やアンラッ
チが不能になることを防止することができる。
【0047】しかも、ドアロック装置に給電等を行うド
ア側ワイヤハーネスとボディ側ワイヤハーネスとのコネ
クタ接続は、ボディ側ワイヤハーネスに接続されたボデ
ィ側コネクタをストライカの近辺に固定配置する一方
で、ドア側ワイヤハーネスに接続されたドア側コネクタ
をボディ側コネクタの配設位置に対応するドア側位置に
固定し、ドア閉時にボディ側コネクタとドア側コネクタ
に収容されている面触端子が互いに面接触することによ
り自動的に達成する構成である。よって、ドアの組み付
け時等に特別なコネクタ接続作業が必要とならず、ボデ
ィ側ワイヤハーネスとドア側ワイヤハーネスとのコネク
タ接続に要する手間を削減することができる。
【0048】また、ラッチ駆動手段、アウトサイドハン
ドル作動検出手段、キーシリンダ作動検出手段、ドア開
閉検出手段等が、一つのモジュールとして形成されてド
アに組み付けられる構成である。したがって、ドア内の
広範囲に検出手段が分散することを防止すると同時に、
ワイヤハーネスの多分岐化を防止して、ドアへの組み付
け作業工程の軽減やドア側ワイヤハーネスの構成の簡素
化、ドア内配索作業の単純化を図って、優れた生産性を
確保するとともに、コストの低減を実現することができ
る。また、ドア開時には、ドア側に装備した電装部品へ
ボディ側から給電することができなくなるが、ドア側に
はドア開時に制御回路、ラッチ駆動手段、各検出手段や
ドア側に装備されるその他の電装部品に給電等を行うバ
ッテリが装備された構成である。よって、例えば、ドア
開時に足下等を照すカーテシランプ等も従来通りに機能
させることができ、優れたドアロック性能と利便性とを
併せ持つことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のドアロック装置の要部の概
略構成を示す分解斜視図である。
【図2】図1におけるアウトサイドハンドルの説明図で
ある。
【図3】図1におけるドアロック装置の複数のドア間に
おける関係説明図である。
【図4】図1におけるミラーユニットの説明図である。
【図5】図1における操作部の説明図である。
【図6】図1における運転席側ドアにおける構成説明図
である。
【図7】図1におけるドアロック本体とボディ側コネク
タとの関係を示す斜視図である。
【図8】図1におけるドア閉時のドアロック本体の縦断
面図である。
【図9】図1におけるドアロックのロック状態を操作す
るトランスミッタの説明図である。
【図10】図1におけるハーネス接続部の構成を示す斜
視図である。
【図11】図8のA部の拡大図である。
【図12】本発明の一実施例におけるドア相互間におけ
るドアロック装置の接続関係の説明図である。
【図13】本発明の一実施例におけるドア相互間におけ
るドアロック装置の接続関係の説明図である。
【図14】本発明の一実施例において車内からドアを開
く際の制御処理の説明図である。
【図15】本発明の一実施例において車内からドアを開
く際の制御処理の説明図である。
【図16】本発明の一実施例において車外からドアを開
く際の制御処理の説明図である。
【図17】本発明の一実施例において車外からドアを開
く際の制御処理の説明図である。
【図18】本発明の別の実施例におけるドア開でのワイ
ヤハーネスの接続状態を示す説明図である。
【図19】従来のドアロック装置の構成説明図である。
【図20】従来のドアロック装置を使用した場合のドア
側ワイヤハーネスの配索説明図である。
【符号の説明】
22 ドア 23 ドアロック装置 25 アウトサイドパネル 26 インサイドパネル 27 パワーウインド・ユニット 28 ボディ 29 ストライカ 30 ラッチ 32 ドアロック本体 33 アウトサイドハンドル 34 操作部 35 ミラーユニット 37 ドア側ワイヤハーネス 39 可倒部 40 取っ手部 43 キーシリンダ 44 各種センサ 46 アンロックスイッチ 47a,47b,47c チャイルドロックスイッチ 48 ドア開スイッチ 49 警告ランプ 51,52,53,54 コネクタ部 56 ラッチ駆動手段 57 アウトサイドハンドル作動検出手段 58 キーシリンダ作動検出手段 59 ドア開閉検出手段 61 制御回路 62 ドア側コネクタ 64 バッテリ 65 ケース本体 67 モータ 68 減速機構 69 ラッチレバー 70 押し釦 72 キー 73 トランスミッタ 74 セレクトスイッチ 75 ロックスイッチ 76 アンロックスイッチ 79 ボディ側コネクタ 82 基板 83 リード線 84 圧縮コイルばね 86 面触端子 87 コネクタハウジング 89 コネクタベースボード 90 ハーネス接続コネクタ 92 ジョイントハーネス 93 車速センサ 94 キーレス・コントロールユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア閉時にボディ側に固設されているス
    トライカに係脱可能なラッチと、前記ラッチを前記スト
    ライカに係脱させるラッチ駆動手段と、ドアの開閉用と
    してドアのアウトサイドパネルに装備されたアウトサイ
    ドハンドルの作動状態を検出するアウトサイドハンドル
    作動検出手段と、キー操作によって前記ストライカとラ
    ッチの係合をロック状態またはロック解除状態に切り替
    えるためにアウトサイドパネルに装備されたキーシリン
    ダの作動状態を検出するキーシリンダ作動検出手段と、
    ドアの開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、 上記の各検出手段からの検出信号等に基づいて前記ラッ
    チ駆動手段の動作を制御して、ストライカとラッチの係
    合をロック状態またはロック解除状態に切り替えたり、
    さらにはストライカにラッチを係脱させる制御回路と、 上記制御回路、ラッチ駆動手段、各検出手段やドア側に
    装備されるその他の電装部品に給電等を行うドア側ワイ
    ヤハーネスをボディ側に布設されたボディ側ワイヤハー
    ネスにコネクタ接続するハーネス接続部とを具備してな
    るドアロック装置であって、 前記ハーネス接続部は、ボディ側ワイヤハーネスに接続
    される面触端子を収容保持したコネクタハウジングが前
    記ストライカの近辺に固定されてなるボディ側コネクタ
    と、ドア側ワイヤハーネスに接続される面触端子を収容
    保持したコネクタハウジングが前記ボディ側コネクタの
    位置に対応するドア側位置に固定されてなるドア側コネ
    クタとを具備し、ドア閉時にこれらのボディ側およびド
    ア側のコネクタ相互の面触端子同士が端面を面接触し
    て、ボディ側ワイヤハーネスとドア側ワイヤハーネスと
    のコネクタ接続を実現させる構成としたことを特徴とす
    るドアロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ラッチ駆動手段、アウトサイドハン
    ドル作動検出手段、キーシリンダ作動検出手段、ドア開
    閉検出手段、制御回路等が、一つのモジュールとして形
    成されてドアに組み付けられることを特徴とする請求項
    1記載のドアロック装置。
  3. 【請求項3】 各検出手段やドア側に装備されるその他
    の電装部品に給電等を行うバッテリが、ドア側に装備さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載のドア
    ロック装置。
JP27791694A 1994-11-11 1994-11-11 ドアロック装置 Pending JPH08135274A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057683A (ja) * 2007-08-29 2009-03-19 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd ドアロック装置
JP2015516522A (ja) * 2012-03-28 2015-06-11 キーケルト アクツィーエンゲゼルシャフト 自動車ドアの閉鎖装置

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JP2009057683A (ja) * 2007-08-29 2009-03-19 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd ドアロック装置
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