JPH08133686A - インバータホイストの制御装置 - Google Patents
インバータホイストの制御装置Info
- Publication number
- JPH08133686A JPH08133686A JP6278721A JP27872194A JPH08133686A JP H08133686 A JPH08133686 A JP H08133686A JP 6278721 A JP6278721 A JP 6278721A JP 27872194 A JP27872194 A JP 27872194A JP H08133686 A JPH08133686 A JP H08133686A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inverter
- load
- hoist
- current
- control device
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷に応じた適正な速度で自動的に電動機の
速度を設定し得るインバータホイストの制御装置を提供
する。 【構成】 負荷である誘導電動機２に供給する負荷電流
ＩL を電流検出器１１ｃで検出し、この検出値に応じて
制御部１１ｄでインバータ１１ｂの出力周波数を多段階
に制御することにより誘導電動機２の効率的な運転、延
いてはホイストの効率的な運転を行ない得るようにした
ものである。
速度を設定し得るインバータホイストの制御装置を提供
する。 【構成】 負荷である誘導電動機２に供給する負荷電流
ＩL を電流検出器１１ｃで検出し、この検出値に応じて
制御部１１ｄでインバータ１１ｂの出力周波数を多段階
に制御することにより誘導電動機２の効率的な運転、延
いてはホイストの効率的な運転を行ない得るようにした
ものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はインバータホイストの制
御装置に関する。
御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】インバータホイストは巻上用の電動機と
して誘導電動機を用い、この誘導電動機の速度制御をイ
ンバータの出力周波数制御により行なうものである。
して誘導電動機を用い、この誘導電動機の速度制御をイ
ンバータの出力周波数制御により行なうものである。
【０００３】図３は従来技術に係るインバータホイスト
の制御装置を示すブロック図である。同図に示すよう
に、インバータ装置１は、巻上用の誘導電動機２の速度
制御を行なうもので、交流電源の交流を一旦整流にする
コンバータ、コンバータの出力を逆変換するインバータ
及び出力として所定の周波数の交流を得るようインバー
タを制御する制御部を有している。
の制御装置を示すブロック図である。同図に示すよう
に、インバータ装置１は、巻上用の誘導電動機２の速度
制御を行なうもので、交流電源の交流を一旦整流にする
コンバータ、コンバータの出力を逆変換するインバータ
及び出力として所定の周波数の交流を得るようインバー
タを制御する制御部を有している。
【０００４】押釦スイッチ３は操作者が手で操作するも
ので巻上に関しては２モードの何れかを選択し得るよう
に構成してある。すなわち、押釦スイッチ３は２段押し
の構造となっており、１段目を選択すると低速（例えば
６Hz）運転となり、この状態からさらに押して２段目を
選択すると高速（例えば６０Hz）運転となる。この切替
は、あくまで操作者の判断で行なう。
ので巻上に関しては２モードの何れかを選択し得るよう
に構成してある。すなわち、押釦スイッチ３は２段押し
の構造となっており、１段目を選択すると低速（例えば
６Hz）運転となり、この状態からさらに押して２段目を
選択すると高速（例えば６０Hz）運転となる。この切替
は、あくまで操作者の判断で行なう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き従来技術に
係るインバータホイストの制御装置では、２種類の設定
速度（６Hz及び６０Hz）による運転及び加減速のみしか
行なっていないので、インバータ装置１の機能を充分発
揮させているとは言えず、さらにきめの細かい設定速度
による運転が要望されている。さらに、人手によること
なく負荷に応じた適正な設定速度の自動的な設定の実現
も要望されている。
係るインバータホイストの制御装置では、２種類の設定
速度（６Hz及び６０Hz）による運転及び加減速のみしか
行なっていないので、インバータ装置１の機能を充分発
揮させているとは言えず、さらにきめの細かい設定速度
による運転が要望されている。さらに、人手によること
なく負荷に応じた適正な設定速度の自動的な設定の実現
も要望されている。
【０００６】本発明は、上記従来技術に鑑み、負荷に応
じた適正な速度で自動的に電動機の速度を設定し得るイ
ンバータホイストの制御装置を提供することを目的とす
る。
じた適正な速度で自動的に電動機の速度を設定し得るイ
ンバータホイストの制御装置を提供することを目的とす
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の構成は、インバータで駆動する電動機に供給する負
荷電流を相互に異なる複数の設定値と比較することによ
り電動機の負荷の軽重を検出するとともに、検出した負
荷に対応して予め設定した周波数となるようにインバー
タの出力周波数を制御するように構成したことを特徴と
する。
明の構成は、インバータで駆動する電動機に供給する負
荷電流を相互に異なる複数の設定値と比較することによ
り電動機の負荷の軽重を検出するとともに、検出した負
荷に対応して予め設定した周波数となるようにインバー
タの出力周波数を制御するように構成したことを特徴と
する。
【０００８】
【作用】上記構成の本発明によれば、負荷電流を介して
検出する負荷の軽重によってインバータの周波数が多段
に変化し、電動機に供給する交流の周波数が多段に変化
するので、電動機の速度を自動的に負荷に応じた適正な
速度とすることができる。
検出する負荷の軽重によってインバータの周波数が多段
に変化し、電動機に供給する交流の周波数が多段に変化
するので、電動機の速度を自動的に負荷に応じた適正な
速度とすることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
【００１０】図１は本発明の実施例に係る制御装置を示
すブロック図である。同図に示すように、このインバー
タ装置１１はコンバータ１１ａ、インバータ１１ｂ、電
流検出器１１ｃ及び制御部１１ｄを有している。
すブロック図である。同図に示すように、このインバー
タ装置１１はコンバータ１１ａ、インバータ１１ｂ、電
流検出器１１ｃ及び制御部１１ｄを有している。
【００１１】コンバータ１１ａは電源の交流を整流す
る。インバータ１１ｂは制御部１１ｄの制御の下、コン
バータ１１ａの出力である直流を所定周波数の交流に変
換して巻上用の電動機である誘導電動機２に負荷電流Ｉ
L を供給する。
る。インバータ１１ｂは制御部１１ｄの制御の下、コン
バータ１１ａの出力である直流を所定周波数の交流に変
換して巻上用の電動機である誘導電動機２に負荷電流Ｉ
L を供給する。
【００１２】制御部１１ｄはインバータ装置１１が検出
する誘導電動機２への負荷電流ＩLに応じてインバータ
１１ｂの周波数を自動的に制御するとともに、押釦スイ
ッチ３の操作モードに基づきインバータ１１ｂに対する
所定の制御を行なう。本実施例の場合、３種類の設定
値、すなわち第１の設定値Ｉ1 ，第２の設定値Ｉ2 及び
第３の設定値Ｉ3 を有しており、これら第１〜第３の設
定値Ｉ1 〜3 と負荷電流ＩL の大小関係を検出すること
によりそれぞれに固有の周波数を出力するようにインバ
ータ１１ｂを制御する。
する誘導電動機２への負荷電流ＩLに応じてインバータ
１１ｂの周波数を自動的に制御するとともに、押釦スイ
ッチ３の操作モードに基づきインバータ１１ｂに対する
所定の制御を行なう。本実施例の場合、３種類の設定
値、すなわち第１の設定値Ｉ1 ，第２の設定値Ｉ2 及び
第３の設定値Ｉ3 を有しており、これら第１〜第３の設
定値Ｉ1 〜3 と負荷電流ＩL の大小関係を検出すること
によりそれぞれに固有の周波数を出力するようにインバ
ータ１１ｂを制御する。
【００１３】第１の設定値Ｉ1 は無負荷電流に基づき設
定してあり、ＩL ≦Ｉ1 のときには、例えば定格時の２
倍速モードとなるような周波数（例えば１２０Hz）に制
御する。第２の設定値Ｉ2 は軽負荷の上限電流に基づき
設定してあり、Ｉ1 ＜ＩL ≦Ｉ2 のときには、例えば定
格時の１．５倍速モードとなるような周波数（例えば９
０Hz）に制御する。第３の設定値Ｉ3 は通常負荷の上限
電流である例えば１４０％負荷時の負荷電流に基づき設
定してあり、Ｉ2 ＜ＩL ＜Ｉ3 のときには定格速度とな
るような周波数（例えば６０Hz）に制御する。全負荷電
流は、第２及び第３の設定値の間に含まれる。負荷電流
ＩL が第３の設定値Ｉ3 を越える場合は、巻上を停止す
るよう制御する。
定してあり、ＩL ≦Ｉ1 のときには、例えば定格時の２
倍速モードとなるような周波数（例えば１２０Hz）に制
御する。第２の設定値Ｉ2 は軽負荷の上限電流に基づき
設定してあり、Ｉ1 ＜ＩL ≦Ｉ2 のときには、例えば定
格時の１．５倍速モードとなるような周波数（例えば９
０Hz）に制御する。第３の設定値Ｉ3 は通常負荷の上限
電流である例えば１４０％負荷時の負荷電流に基づき設
定してあり、Ｉ2 ＜ＩL ＜Ｉ3 のときには定格速度とな
るような周波数（例えば６０Hz）に制御する。全負荷電
流は、第２及び第３の設定値の間に含まれる。負荷電流
ＩL が第３の設定値Ｉ3 を越える場合は、巻上を停止す
るよう制御する。
【００１４】電流検出器１１ｃは負荷電流ＩL を検出し
てその出力信号を制御部１１ｄに送出するホール素子を
用いた電流計で、インバータ装置１１に内蔵してある。
てその出力信号を制御部１１ｄに送出するホール素子を
用いた電流計で、インバータ装置１１に内蔵してある。
【００１５】なお、インチング操作の場合には、このモ
ードに固有の制御態様とする等、制御内容は必要に応じ
追加することができる。また、インバータトリップ時に
は押釦スイッチ３の操作によりリセットできるように構
成しても良い。
ードに固有の制御態様とする等、制御内容は必要に応じ
追加することができる。また、インバータトリップ時に
は押釦スイッチ３の操作によりリセットできるように構
成しても良い。
【００１６】図２は上記実施例の動作を示すフローチャ
ートである。同図に示すように、電流検出器１１ｃで負
荷電流ＩL を検出し（ステップＳ1 ）、この負荷電流Ｉ
L の値に応じてインバータ１１ｂの出力周波数を設定す
る。すなわち、負荷電流ＩL≦第１の設定値Ｉ1 （ステ
ップＳ2 ）である場合には無負荷であり、１２０Hz運転
（ステップＳ3 ）を行ない、以下同様に、軽負荷時であ
るＩ1 ＜ＩL ≦Ｉ2 の場合（ステップＳ4 ）には９０Hz
運転（ステップＳ5 ）、全負荷時を含む通常負荷時であ
るＩ1 ＜ＩL ≦Ｉ3 の場合（ステップＳ6 ）には６０Hz
運転（ステップＳ7 ）を行なうとともに、過負荷時であ
るＩL ＞Ｉ3 の場合には巻上停止（ステップＳ8 ）を行
なう。
ートである。同図に示すように、電流検出器１１ｃで負
荷電流ＩL を検出し（ステップＳ1 ）、この負荷電流Ｉ
L の値に応じてインバータ１１ｂの出力周波数を設定す
る。すなわち、負荷電流ＩL≦第１の設定値Ｉ1 （ステ
ップＳ2 ）である場合には無負荷であり、１２０Hz運転
（ステップＳ3 ）を行ない、以下同様に、軽負荷時であ
るＩ1 ＜ＩL ≦Ｉ2 の場合（ステップＳ4 ）には９０Hz
運転（ステップＳ5 ）、全負荷時を含む通常負荷時であ
るＩ1 ＜ＩL ≦Ｉ3 の場合（ステップＳ6 ）には６０Hz
運転（ステップＳ7 ）を行なうとともに、過負荷時であ
るＩL ＞Ｉ3 の場合には巻上停止（ステップＳ8 ）を行
なう。
【００１７】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば負荷に応じて自動的に電動機の速度
を変えることができるので、ホイストの効率的な運転を
行なうことができる。このとき、電流検出器はインバー
タ装置が内蔵するものを使用したので、構造も簡単なも
のとなる。
うに本発明によれば負荷に応じて自動的に電動機の速度
を変えることができるので、ホイストの効率的な運転を
行なうことができる。このとき、電流検出器はインバー
タ装置が内蔵するものを使用したので、構造も簡単なも
のとなる。
【図１】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図２】図１の動作を示すフローチャートである。
【図３】従来技術を示すブロック図である。
２ 誘導電動機 １１ インバータ装置 １１ｂ インバータ １１ｃ 電流検出器 １１ｄ 制御部
Claims (2)
- 【請求項１】 インバータで駆動する電動機に供給する
負荷電流を相互に異なる複数の設定値と比較することに
より電動機の負荷の軽重を検出するとともに、検出した
負荷に対応して予め設定した周波数となるようにインバ
ータの出力周波数を制御するように構成したことを特徴
とするインバータホイストの制御装置。 - 【請求項２】 負荷電流はインバータ装置が内蔵する電
流検出器を用いたことを特徴とする［請求項１］に記載
するインバータホイストの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278721A JPH08133686A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | インバータホイストの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6278721A JPH08133686A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | インバータホイストの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133686A true JPH08133686A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17601278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6278721A Pending JPH08133686A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | インバータホイストの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08133686A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100464254B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2004-12-31 | 엘지산전 주식회사 | 호이스트모터 제어방법 |
| JP2011504866A (ja) * | 2007-11-26 | 2011-02-17 | セーフワークス エルエルシー | 電力センサ |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP6278721A patent/JPH08133686A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100464254B1 (ko) * | 2000-08-25 | 2004-12-31 | 엘지산전 주식회사 | 호이스트모터 제어방법 |
| JP2011504866A (ja) * | 2007-11-26 | 2011-02-17 | セーフワークス エルエルシー | 電力センサ |
| US8831787B2 (en) | 2007-11-26 | 2014-09-09 | Safeworks, Llc | Power sensor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020305 |