JPH08132980A - 自動車用ルーフライニング - Google Patents

自動車用ルーフライニング

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Publication number
JPH08132980A
JPH08132980A JP29605194A JP29605194A JPH08132980A JP H08132980 A JPH08132980 A JP H08132980A JP 29605194 A JP29605194 A JP 29605194A JP 29605194 A JP29605194 A JP 29605194A JP H08132980 A JPH08132980 A JP H08132980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
molded
suspended
suspended ceiling
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29605194A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Horiuchi
聖士 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP29605194A priority Critical patent/JPH08132980A/ja
Publication of JPH08132980A publication Critical patent/JPH08132980A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形天井と吊天井の間に、段差や隙間が生じ
ることなく成形天井と吊天井の組立てを可能にする。 【構成】 前部を成形天井1で、また後部を吊天井2で
構成した自動車用ルーフライニングにおいて、前記成形
天井1の後縁に凹段部1cを形成して、この凹段部1c
に前記吊天井2の前縁に取付けた芯材3を嵌合し、かつ
芯材3に形成したクリップ用エンボス3bに挿入したク
リップ6により芯材3を成形天井1に固定すると共に、
吊天井2を吊手段で吊下げるようにしたもので、成形天
井1と吊天井2の間に段差や隙間を生じることなく組立
てが可能になると共に、成形天井1と吊天井2を別個に
組立てることができるため、作業性も向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は前部が成形天井により、
そして後部が吊天井により構成された自動車用ルーフラ
イニングに関する。
【0002】
【従来の技術】一般の自動車の多くは、装飾効果を高め
たり、安全性を高めるため、ルーフパネルの内側をルー
フライニングにより被覆している。またルーフパネルの
前側には、ルーフライニングに沿って格納自在なサンバ
イザが取付けられており、このサンバイザが体裁よく格
納できるよう、例えば実開昭63−46255号公報な
どで、ルーフライニングの前部を合成樹脂などで成形し
た成形天井により、そしてルーフライニングの後部を膜
体をワイヤにより吊り下げた吊天井で構成した自動車用
吊天井が提案されている。
【0003】上記のような自動車用吊天井では、図4及
び図5に示すように、ルーフライニングが成形天井aと
吊天井bの2部材よりなるため、これら成形天井aと吊
天井bの間を接続する必要があり、従来ではこの接続
を、成形天井aの後端側に複数のフックcを設けて、こ
れらフックcに吊天井bの前端に設けたワイヤdを係止
することにより行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では、
成形天井aと吊天井bの間に図5に示すように段差や隙
間が発生するため体裁が悪いなどの不具合がある。
【0005】また実開昭60−84352号公報では、
成形天井の表面に表皮を貼着して、この表皮を成形天井
の後方へ延出してワイヤにより吊下げることにより吊天
井を構成した自動車の天井内装構造が提案されている。
【0006】しかし、この方法では成形天井と吊天井が
一体となっているため、取付け作業に熟練を要するな
ど、作業性が悪い上、吊天井側が破損した場合、成形天
井側も交換しなければならないため不経済であるなどの
不具合がある。
【0007】本発明はかかる不具合を改善するためにな
されたもので、成形天井と吊天井の間に段差や隙間が生
じることがなく、かつ組立ても容易な自動車用ルーフラ
イニングを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、前部を成形天井で、後部を吊天井でそれ
ぞれ構成した自動車用ルーフライニングにおいて、前記
成形天井の後縁に凹段部を形成して、この凹段部に前記
吊天井の前縁に取付けた芯材を嵌合し、かつ芯材に形成
したクリップ用エンボスに挿入したクリップにより前記
芯材を前記成形天井に固定すると共に、前記吊天井を吊
手段で吊下げたことを特徴とする。
【0009】
【作用】かかる構成により、成形天井をルーフパネルの
前側に取付けたら、成形天井の凹段部に、吊天井の前縁
に取付けた芯材を嵌合してクリップにより芯材を成形天
井に固定した後、吊天井を吊下げ固定することにより、
成形天井と吊天井の接続部に段差や隙間を生じることな
くルーフライニングが組立てられる。また成形天井と吊
天井を別個に組立てることができるため、組立性も良
い。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図3に示す図面
を参照して詳述する。
【0011】図1は本発明に係わる自動車用ルーフライ
ニングの組立状態の断面図、図2は同自動車用ルーフラ
イニングにおける成形天井と吊天井の分解状態の斜視
図、図3は同自動車用ルーフライニングにおける成形天
井と芯材と吊天井の分解状態の斜視図である。
【0012】これら図において1は合成樹脂により成形
された成形天井で、図示しないルーフパネルの前部内側
に取付けた際室内側となる面にサンバイザ(図示せず)
の格納部1aが凹入成形されており、前縁には、成形天
井1をルーフパネルへ取付けるためのクリップ孔1bが
複数個形成されている。
【0013】また、前記成形天井1の後縁には幅方向に
凹段部1cが形成されていて、この凹段部1cに吊天井
2の前縁に縫着された芯材3が嵌合されるようになって
おり、前記芯材3は成形天井1の成形時、成形天井1と
一体に成形された後切離されて吊天井2に縫着されるよ
うになっている。
【0014】前記成形天井1の凹段部1cと、成形後切
離される芯材3にはそれぞれ合致する位置に複数のクリ
ップ孔1d、3aが形成されていて、芯材3側のクリッ
プ孔3aにはクリップ用エンボス3bが形成されている
と共に、成形天井1の室内側面には、膜体よりなる表皮
4が接着などの手段で取付けられている。
【0015】一方吊天井2は、前記表皮4と同材質、同
色の膜体2aよりなり、前縁に芯体3が取付けられてい
る。
【0016】また前記吊天井2は前後方向に複数分割さ
れた膜体2aを縫製することにより形成されているが、
各縫製部の上側にはワイヤ5を通すための袋状部2bが
形成されている。
【0017】次に前記構成されたルーフライニングの組
立方法を説明すると、組立てに当ってまず成形天井1を
図示しないルーフパネルの前側に内側より当接してクリ
ップ(図示せず)で止着する。
【0018】次に吊天井2の前端に取付けられた芯材3
を成形天井1の凹段部1cに嵌合して、互いに合致した
クリップ孔1d、3aにエンボス3b側より目隠しクリ
ップとしてのクリスマスツリー形のクリップ6を挿入
し、凹段部1cの上側に予め設けた樹脂製のワッシャ7
にクリップ6の先端を圧入して芯材3を固定する。
【0019】以上のようにして芯材3を成形天井1の凹
段部1cに固定したら、吊天井2の袋状部2bに挿通し
たワイヤ5により吊天井2を吊下げ固定するもので、成
形天井1と吊天井2を別個に組立てることができるた
め、組立てに何等熟練を必要とせず、また少ない人数で
容易に組立てることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように、成形天井
の後縁に形成された凹段部に、吊天井の前縁に取付けた
芯材を嵌合して、芯材のクリップ用エンボスに挿入した
クリップにより芯材を成形天井に取付けた後吊天井を取
付けるようにしたことから、成形天井と吊天井を別個に
組立てることができる。これによって組立作業に何等熟
練を必要としないと共に、少ない人数で短時間のうちに
組立てられるため、作業性も大変よい。
【0021】また、成形天井と吊天井の接続部に段差や
隙間が生じることがないので体裁がよいと共に、吊天井
側が汚損したり、破損した場合、吊天井側のみ交換すれ
ばよいため、従来の全体を交換するものに比べて経済的
である。
【0022】しかも、ルーフライニングの前部を成形天
井とすることにより、サンバイザを体裁よく収納するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる自動車用ルーフライニ
ングの断面図である。
【図2】同自動車用ルーフライニングにおける成形天井
と吊天井の分解状態の斜視図である。
【図3】同自動車用ルーフライニングにおける成形天井
と芯材と吊天井の分解状態の斜視図である。
【図4】従来の自動車用ルーフライニングの分解状態の
平面図である。
【図5】従来の自動車用ルーフライニングの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 成形天井 1c 凹段部 2 吊天井 3 芯材 3b クリップ用エンボス 6 クリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前部を成形天井で、後部を吊天井でそれ
    ぞれ構成した自動車用ルーフライニングにおいて、前記
    成形天井の後縁に凹段部を形成して、この凹段部に前記
    吊天井の前縁に取付けた芯材を嵌合し、かつ芯材に形成
    したクリップ用エンボスに挿入したクリップにより前記
    芯材を前記成形天井に固定すると共に、前記吊天井を吊
    手段で吊下げたことを特徴とする自動車用ルーフライニ
    ング。
JP29605194A 1994-11-07 1994-11-07 自動車用ルーフライニング Pending JPH08132980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29605194A JPH08132980A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 自動車用ルーフライニング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29605194A JPH08132980A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 自動車用ルーフライニング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08132980A true JPH08132980A (ja) 1996-05-28

Family

ID=17828472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29605194A Pending JPH08132980A (ja) 1994-11-07 1994-11-07 自動車用ルーフライニング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08132980A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019181567A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 本田技研工業株式会社 サイドシルガーニッシュの取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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