JPH08132317A - 切断機 - Google Patents

切断機

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JPH08132317A
JPH08132317A JP26977194A JP26977194A JPH08132317A JP H08132317 A JPH08132317 A JP H08132317A JP 26977194 A JP26977194 A JP 26977194A JP 26977194 A JP26977194 A JP 26977194A JP H08132317 A JPH08132317 A JP H08132317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cut
saw blade
cutting
cutting machine
band saw
Prior art date
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Pending
Application number
JP26977194A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuniaki Kubokura
邦明 久保倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd, Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大径の鋼管を効果的に切断することができる
切断機を提供する。 【構成】 帯鋸刃9に対応して配置される被切断部材で
ある鋼管70の切断線74における切り落とし側72と
切り残し側73に接触するガイド面61を有するガイド
プレート60を設け、鋼管70の外周面71をガイド面
61に接触させ、切断線74に沿って鋼管70の外周を
移動させながら切断することにより、空間22に収納で
きない径大の鋼管をも切断できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道や油圧機器等に用
いられるパイプ状部材の切断に好適な切断機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の切断機として、実開平3−292
22号公報,実開平4−47914号公報および199
2年2月に日立工機株式会社から発行されたカタログ
「日立電動工具」(カタログNO.SD−457Q)の
4ページに記載のような各種のものが知られている。例
えば、ロータリバンドソーは、電動機によって回転駆動
している帯鋸刃を被切断部材に押し当ててこれを切断す
るが、パイプ状の被切断部材を切断する場合、その軸心
に対して直角に帯鋸刃を押し当てて切断するため、帯鋸
刃の切断作用部に対して上方に突出した位置に、帯鋸刃
の切断作用部の外周に直角なガイド面を設けたガイドプ
レートを備え、このガイドプレートのガイド面をパイプ
の外周面に接触させて切断機を保持しながら帯鋸刃を駆
動して被切断部材を切断している。
【0003】この種の従来の切断機を図4〜図6を用い
て説明する。図4は従来の切断機1を示す斜視図であ
る。モータ部20に収納された図示しないモータは軸心
が図4の水平方向になるように収納されており、通電を
制御する始動停止スイッチ18を介して電源コード17
により電源に接続される。モータ部20の側方には減速
機部2と、鋸車3が設けられ、鋸車3は取付ねじ4で取
付けられて鋸カバー5で包囲されている。モータ部20
の他方にはもう一方の鋸車6があり、取付ねじ7によっ
て取付けられて鋸カバー8で包囲されている。鋸車3,
6の外周には図示しない摩擦材が設置されており、刃部
9aを有する鋸刃9の内周に接して矢印21で示す方向
の回転力を摩擦伝達するように構成され、鋸車3と鋸車
6との間には鋸カバー10が設置されている。鋸カバー
5,8間における鋸刃9を挟んでそれぞれ対を成すガイ
ドローラ12,13およびガイドローラ14,15が配
置されている。鋸車6はテンションレバー11に連結さ
れ、その位置を移動させることによって鋸刃9に張力を
与えることができる。鋸車3側には操作のための手握り
用ハンドル16が設けられ、鋸車6側には操作のための
もう一方の手握り用グリップ19がハウジング50に取
付けられている。このようにして構成された切断機1に
は、被切断部材に接触保持するためのガイドプレート3
0が図示しないねじ等で固定されている。このガイドプ
レート30のガイド面31は、鋸刃9に直角な面を成し
て鋸刃9の刃部9aよりさらに図4の下方に突出した位
置に形成され、このガイド面31の端部32は鋸刃9よ
り図4において少し奥の位置に形成されている。上述し
たモータ部20、鋸車6、鋸カバー10、ガイドプレー
ト30および鋸刃9に囲まれた空間22によって被切断
部材を収納する部分を形成している。鋸刃9は、この空
間22に面しガイドローラ12,13とガイドローラ1
4,15間に位置する部分で切断作用部51を形成して
いる。始動停止スイッチ18を閉状態にするとモータ部
20内の図示しないモータが回転し、その回転力が減速
機部2内の図示しない減速機を介して鋸車6に伝達さ
れ、その回転によって鋸刃9が矢印21の方向に回転駆
動される。
【0004】この切断機1でパイプ状の鋼管部材を切断
する状態を図5および図6に示している。鋼管40の一
面41を図6のガイドプレート30のガイド面31に接
触させると共に、図6に示すように鋸刃9を切断線44
に位置させて切り落とし側42と切り残し側43を配置
させる。この状態で、鋸刃9を駆動して切断線44に沿
って切断作用部51で切断を開始し、切断作業の進行と
共に空間22の中に切断済みの鋼管40が位置するよう
にしていき、最終的に図5の状態において切断を完了す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のロ
ータリバンドソーは、切断の火花を発生させず火災の心
配がなく、切断速度も早い利点を有するものの、装置の
形状から狭い空間における切断の自由がききにくいの
で、小形の装置で極力大型の部材が切断できることが望
ましいが、モータ部22、鋸車6、鋸カバー10、ガイ
ドプレート30および鋸刃9で囲まれた空間22、すな
わち被切断部材を収納することになる空間22の大きさ
で被切断部材の大きさが制限されてしまう。そのため、
切断機の大きさによって被切断部材の大きさが決定さ
れ、建屋内における既設設備の改修に伴って狭い空間で
部材切断を行なう場合、例えば、水道や油圧機器等に用
いられる鋼管を切断する場合、利点の多いロータリバン
ドソーを有効に利用することが困難であった。
【0006】本発明の目的は、大径の鋼管を効果的に切
断することができる切断機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ハウジング間で露出した帯鋸刃の両端部に
それぞれ対となって帯鋸刃を挟んだガイドローラを備
え、上記帯鋸刃の刃部側に配置した被切断部材を、上記
ハウジングに固定したガイドプレートのガイド面に接触
させて保持した状態で切断する切断機において、上記ガ
イドプレートの上記ガイド面は、上記帯鋸刃よりも上記
ガイドローラ側に後退して位置すると共に、上記刃部よ
りも上記被切断部材側に位置させたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明による切断機は、上述の如くガイドプレ
ートのガイド面に位置を選定して、従来の切断機におけ
るガイド面が被切断部材の特定の外周面だけと接触した
状態で、この外周面が一方向にスライドするのに対し
て、ガイド面に被切断部材を接触させて、このガイド面
を被切断部材の外周面を円周方向に回転させながら被切
断部材の切断を行なうものとしたため、従来の切断後の
部材が入り込むことになる空間を大きくすることなく被
切断部材の径を大きくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例による切断機の斜視図であ
る。モータ部20に収納された図示しないモータは軸心
が図4の水平方向になるように収納されており、通電を
制御する始動停止スイッチ18を介して電源コード17
により電源に接続されている。モータ部20の側方には
減速機部2と、鋸車3が設けられ、鋸車3は取付ねじ4
で取付けられて鋸カバー5で包囲されている。モータ部
20の他方にはもう一方の鋸車6があり、取付ねじ7に
よって取付けられて鋸カバー8で包囲されている。鋸車
3,6の外周には図示しない摩擦材が設置されており、
刃部9aを有する帯鋸刃9の内周に接して矢印21で示
す方向の回転力を摩擦伝達するように構成され、鋸車3
と鋸車6との間には鋸カバー10が設置されている。鋸
カバー5,8間における帯鋸刃9を挟んでそれぞれ対を
成すガイドローラ12,13およびガイドローラ14,
15が配置されている。鋸車6はテンションレバー11
に連結され、その位置を移動させることによって帯鋸刃
9に張力を与えることができる。鋸車3側には操作のた
めの手握り用ハンドル16が設けられ、鋸車6側には操
作のためのもう一方の手握り用グリップ19がハウジン
グ50に取付けられている。このようにして構成された
切断機1には、切断機1を被切断部材に接触保持するた
めのガイドプレート60は、図示しないねじ等で切断機
1に固定されており、ガイドプレート60のガイド面6
1は、帯鋸刃9の刃部9aよりさらに被切断部材側、つ
まり図1の下方に突出した位置にあり、帯鋸刃9の移動
方向21に対して直角な面を形成している。また上述の
ガイド面61は、ガイドローラ14,15よりも図1に
右方向に後退して位置にあり、空間22の外で被切断部
材に接触するようにしている。このガイド面61は帯鋸
刃9の図1の裏面側から帯鋸刃9より図1の手前側に突
出した端部62を有している。このため、後述する切断
線74近傍で被切断部材をガイド面61に保持させるこ
とができ、安定した状態で保持することができる。始動
停止スイッチ18を閉状態にするとモータ部20内の図
示しないモータが回転し、その回転力が減速機部2内の
図示しない減速機を介して鋸車3に伝達され、その回転
によって帯鋸刃9が矢印21の方向に回転駆動される。
【0010】次に、斜視図である図2とその正面図であ
る図3を用いて、従来よりも大きな径の鋼管を切断する
場合について説明する。空間22よりも大径の鋼管70
は、切断線74によって切り落とし側72と切り残し側
73とに分断するものである。先ず、切断線74が帯鋸
刃9の刃部9aに合致するようにしながら鋼管70の外
周面71をガイドプレート60のガイド面61に当接さ
せる。このとき、図3に示すようにガイド面61には切
り残し側73と切り落とし側72の両方を含む外周面7
1が当接することになる。この状態で、帯鋸刃9を駆動
して切断線74に沿って切断を開始すると、切断作業の
進行と共に、空間22の中に切断済みの部分の鋼管70
が移動したような状態になるが、空間22よりも鋼管7
0の径の方が大きいので、ある段階で阻止されることに
なる。そこで、鋼管70の一部を切断したら、ガイドプ
レート60のガイド面61を鋼管70の外周面71上を
円周方向に少しずつ移動しながら切断作業を継続する。
このようにして鋼管70の外周面71上を一周して鋼管
70の切断線74に沿った切断が完了することになり、
空間22の収納できる大きさ以上の径の鋼管を切断する
ことができる。実験によれば、全長493mmで、丸パ
イプの切断可能な最大値外径100mmの一般の切断機
を用い、図1および図2に示すようなガイドプレート6
0を追加して切断機1を構成すると、外径170mm、
肉厚25mmの鋼管70を切断することができた。
【0011】一対のガイドローラ12,13とガイドロ
ーラ14,15間の距離や鋼管70の肉厚によって切断
できる鋼管70の径は制限されるが、小さな切断機1で
極力径の大きな鋼管70を切断するためには、ガイドプ
レート60のガイド面61がガイドローラ14,15よ
りも図2の右側の反鋸刃側に位置させ、また帯鋸刃9の
刃部9aよりも反空間側、つまり被切断部材の鋼管70
を配置する側に位置させた方が良い。また、その状態で
安定して切断できるようにするため、ガイド面61は、
鋼管70の切断線74を含めて切り落とし側72と切り
残し側73のより広い面で被切断部材の鋼管70を接触
保持することが有効である。
【0012】また帯鋸刃9に対して立体的に交差すると
共に、帯鋸刃9に対してほぼ直交する方向に延びてガイ
ドプレート60を設け、ガイド面61は、このガイドプ
レート60の刃部9aよりも被切断部材の鋼管70を配
置する側に位置するようにし、しかも被切断部材の鋼管
70の軸方向で帯鋸刃9に向かう方向に延びて構成して
いるため、被切断部材の切断線74近傍で被切断部材を
ガイド面61に保持させることができ、安定した状態で
保持して切断を行なうことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明による切断機
は、ガイドプレートのガイド面がガイドローラよりも反
帯鋸刃側に位置すると共に、帯鋸刃の刃部よりも被切断
部材側に位置するようにしたため、ガイド面に接触させ
る被切断部材の外周部を円周方向にずらしながら切断す
ることにより、従来の切断後の部材を位置させていた空
間が小さくても、より大きな径の被切断部材を切断する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による切断機の斜視図であ
る。
【図2】図1に示した切断機による鋼管の切断中を示す
斜視図である。
【図3】図2に示した切断機の正面図である。
【図4】従来の切断機の斜視図である。
【図5】図4に示した切断機による鋼管の切断中を示す
斜視図である。
【図6】図5に示した切断機の正面図である。
【符号の説明】
1 切断機 9 帯鋸刃 22 空間 60 ガイドプレート 61 ガイド面 70 鋼管 74 切断線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング間で露出した帯鋸刃の両端部
    にそれぞれ対となって帯鋸刃を挟んだガイドローラを備
    え、上記帯鋸刃の刃部側に配置した被切断部材を、上記
    ハウジングに固定したガイドプレートのガイド面に接触
    させて保持した状態で切断する切断機において、上記ガ
    イドプレートの上記ガイド面は、上記帯鋸刃よりも上記
    ガイドローラ側に後退して位置すると共に、上記刃部よ
    りも上記被切断部材側に位置させたことを特徴とする切
    断機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記ガイ
    ドプレートは、上記帯鋸刃に対した立体的に交差すると
    共に、上記帯鋸刃に対してほぼ直交する方向に延びて設
    け、上記ガイド面は、上記被切断部材の軸方向で、かつ
    上記帯鋸刃に向かう方向に延びて構成したことを特徴と
    する切断機。
JP26977194A 1994-11-02 1994-11-02 切断機 Pending JPH08132317A (ja)

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JP26977194A JPH08132317A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 切断機

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JP26977194A JPH08132317A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 切断機

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JPH08132317A true JPH08132317A (ja) 1996-05-28

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ID=17476930

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JP26977194A Pending JPH08132317A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 切断機

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JP (1) JPH08132317A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101465742B1 (ko) * 2013-10-31 2014-11-27 삼성중공업 주식회사 휴대용 절단 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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