JPH08130729A - 映像監視装置 - Google Patents

映像監視装置

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JPH08130729A
JPH08130729A JP26684494A JP26684494A JPH08130729A JP H08130729 A JPH08130729 A JP H08130729A JP 26684494 A JP26684494 A JP 26684494A JP 26684494 A JP26684494 A JP 26684494A JP H08130729 A JPH08130729 A JP H08130729A
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JP
Japan
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video
video signal
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signal
image pickup
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JP26684494A
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Hideo Sakamoto
英雄 阪本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1回線の映像回線でも、遠方の複数の撮像カ
メラの映像を、複数のモニタテレビでそれぞれ独立に選
択して映し出すことのできるものとする。 【構成】 監視領域を撮像し映像信号を出力する複数の
撮像カメラA1,…An と、複数の撮像カメラからのそれ
ぞれの映像をフレーム単位で順次サイクリックに抽出し
合成映像信号にして出力する映像信号合成手段Gと、合
成映像信号の中の同一撮像カメラからの映像を選択的に
映像信号にして出力する映像選択手段Hと、映像選択手
段からの映像信号を映し出すモニタテレビEと、映像選
択手段に指示を与える映像選択操作部Fとを備えた。ま
た、映像信号合成手段に、複数の撮像カメラからのそれ
ぞれの映像信号に撮像した撮像カメラを識別するための
撮像カメラ識別符号をスーパーインポーズするミキシン
グ手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の撮像カメラから
の映像を時分割多重伝送し、モニタ側で映像を撮像カメ
ラ別に選択表示する映像監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年にあっては、ビルの玄関口、デパー
トの売り場、駐車場など、様々な場所に監視用のテレビ
カメラを設置するとともに、モニタテレビを防犯監視セ
ンターに設置し、防犯監視センターにて集中的にそれぞ
れのテレビカメラからの映像を監視している。図5は、
上述のように、遠方に設置される複数の撮像カメラから
の映像を集中的に監視する、従来の映像監視装置を示す
ブロック図である。
【0003】図5に示すように、従来の映像監視装置
は、複数の撮像カメラA1,…An と、映像切換回路Ba,
b と、映像切換回路制御部Cと、複数の映像回線切換
回路D 1,…Dj と、複数のモニタテレビE1,…Ej と、
複数の映像回線切換操作部F1,…Fj とを含んで構成さ
れる。撮像カメラA1,…An は、それぞれ自己に与えら
れた領域を撮像するとともに該領域の映像信号を出力す
る。撮像カメラA1,…A n の中の撮像カメラA1,…Ai
の映像信号は映像切換回路Ba に、撮像カメラA 1,…A
n の中の撮像カメラAi+1,…An の映像信号は映像切換
回路Bb にそれぞれ入力される。
【0004】映像切換回路Ba は撮像カメラA1,…Ai
の映像信号を択一して映像回線Laに出力する。映像切
換回路Bb は撮像カメラAi+1,…An の映像信号を択一
して映像回線Lb に出力する。映像切換回路Ba と映像
切換回路Bb とは、それぞれ映像切換回路制御部Cによ
り制御される。映像回線La はそれぞれの映像回線切換
回路D1,…Dj の一方の入力部に接続し、映像回線Lb
はそれぞれの映像回線切換回路D1,…Dj の他方の入力
部に接続する。それぞれの映像回線切換回路D 1,…Dj
は、映像回線La を伝搬してくる映像信号と映像回線L
b を伝搬してくる映像信号とのいずれか一方を択一し、
それぞれの対応するモニタテレビE1,…Ej に出力す
る。それぞれの映像回線切換操作部F1,…Fj は、それ
ぞれ対応する映像回線切換回路D1,…Dj を切り換える
ことができるとともに、制御回線L c を介して映像切換
回路制御部Cに制御指令を出力できるようにされてい
る。
【0005】従って、従来の映像監視装置は、次のよう
に運用され動作する。すなわち、例えば、防犯監視セン
ターに設置される映像回線切換操作部F1,…Fj とモニ
タテレビE1,…Ej との中の、モニタテレビE1 と映像
回線切換操作部F1 とを受け持つ監視者は、遠方に設置
されている撮像カメラA1,…An の中の所望する一つを
映像回線切換操作部F1 から入力する。この所望する撮
像カメラが撮像カメラA1 であったとすると、映像回線
切換操作部F1 は、モニタテレビE1 が映像回線La
接続するように映像回線切換回路D1 の切り換えを行う
とともに、映像切換回路Ba が撮像カメラA1 の映像信
号を選択し映像回線La に出力するように映像切換回路
制御部Cに指令する。すると、映像切換回路Ba は、撮
像カメラA1 の映像信号を選択して映像回線La に出力
するので、防犯監視センターのモニタテレビE1 と映像
回線切換操作部F1 とを受け持つ監視者は、撮像カメラ
1 の撮像する映像をモニタテレビE1 にて監視するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
説明からも明らかのように、上述のような従来の映像監
視装置にあっては、防犯監視センターに多くのモニタテ
レビE1,…Ej と映像回線切換操作部F1,…Fj とを備
えているものの、映像回線としては映像回線La,b
2回線であり、異なるそれぞれのモニタテレビに同時に
独立に映し出し得る映像は2台の撮像カメラからの映像
のみである。しかも、その2台の撮像カメラでも、撮像
カメラA1,…Ai の中の1台と撮像カメラAi+1,…An
の中の1台との2台であるという制約があるとともに、
撮像カメラを選択するにも制御回線Lc を必要とすると
いう問題点があった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、1回線の映
像回線のみであっても、遠方の複数の撮像カメラからの
映像を、複数のモニタテレビでそれぞれ独立に選択し映
し出すことのできる、使い勝手の良い優れた映像監視装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、監視領
域を撮像し映像信号を出力する複数の撮像カメラと、前
記複数の撮像カメラからのそれぞれの映像をフレーム単
位で順次サイクリックに抽出し合成映像信号にして出力
する映像信号合成手段と、前記合成映像信号の中の同一
撮像カメラからの映像を選択的に映像信号にして出力す
る映像選択手段と、前記映像選択手段からの映像信号を
映し出すモニタテレビと、前記映像選択手段に指示を与
える映像選択操作部とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、前記映像
信号合成手段は、前記複数の撮像カメラからのそれぞれ
の映像信号に撮像した撮像カメラを識別するための撮像
カメラ識別符号をスーパーインポーズするミキシング手
段を備えることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明にあっては、前記映像
信号合成手段は、前記合成映像信号を出力するに際して
特定の撮像カメラの映像信号の帰線消去期間に頭出同期
信号を挿入する頭出同期信号挿入手段を備え、前記映像
選択手段は、前記合成映像信号の中の前記頭出同期信号
に基づいて同一撮像カメラからの映像を同期選択的に映
像信号にして出力する映像同期選択手段を備えることを
特徴とする。
【0011】
【作用】以上のように構成したことにより、請求項1記
載の発明にあっては、映像信号合成手段は、それぞれの
撮像カメラの出力する映像信号から、それぞれの撮像カ
メラの出力する映像をフレーム単位で順次サイクリック
に抽出し、該抽出したフレーム単位の映像を順次つなぎ
合わせて一連の映像信号とした合成映像信号を出力す
る。映像選択手段は、映像選択操作部から指令されると
ころの前記合成映像信号の中の所望の撮像カメラの映像
部分を、同期抽出し、モニタテレビに入力する。従っ
て、モニタテレビは、映像選択操作部から指令された所
望の映像(所望の撮像カメラの映像)を映し出す。
【0012】請求項2記載の発明にあっては、合成映像
信号のそれぞれのフレーム単位の映像には、ミキシング
手段により、前記映像を撮像した撮像カメラを特定でき
る撮像カメラ識別符号がスーパーインポーズされている
ので、モニタテレビは映像とともに該映像を撮像した撮
像カメラ識別符号を常に映し出す。
【0013】請求項3記載の発明にあっては、映像信号
合成手段は、それぞれの撮像カメラの出力する映像信号
から、それぞれの映像をフレーム単位で順次サイクリッ
クに抽出し、該抽出したフレーム単位の映像を順次つな
ぎ合わせて一連の映像信号とした合成映像信号を出力す
る際に、ある特定の撮像カメラが撮像した映像の映像信
号の帰線消去期間に頭出同期信号を挿入する。従って、
映像選択手段は、前記頭出同期信号を基準にして何番目
のフレームの映像に同期して映像信号を抽出するかによ
り、映像選択操作部から指令されるところの前記合成映
像信号の中の所望の撮像カメラの映像部分を、モニタテ
レビに映し出すことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る映像監視装置の第1実施
例を図1および図2に基づいて、第2実施例を図3に基
づいて、第3実施例を図4に基づいてそれぞれ詳細に説
明する。
【0015】〔第1実施例〕図1は映像監視装置を示す
ブロック図、図2は合成映像信号の映像信号フォーマッ
トを示す説明図である。
【0016】図1に示すように、映像監視装置は、複数
の撮像カメラA1,…An と、映像信号合成手段Gと、映
像選択手段Hと、モニタテレビEと、映像選択操作部F
とを含んで構成される。撮像カメラA1,…An は、遠方
にそれぞれ設置されるもので、それぞれ自己に与えられ
た領域を撮像するとともに該領域の映像信号を出力す
る。
【0017】映像信号合成手段Gは、複数の撮像カメラ
1,…An からのそれぞれの映像をフレーム単位で順次
サイクリックに抽出し、該抽出したフレーム単位の映像
を順次つなぎ合わせて一連の映像信号とした合成映像信
号を出力するもので、フレーム同期化回路G1,…G
n と、タイミング発生器Ga と、フレーム合成回路Gb
とを含んで構成される。
【0018】フレーム同期化回路G1,…Gn は、タイミ
ング発生器Ga の制御の下で、それぞれ対応する撮像カ
メラA1,…An の出力する映像信号から1フレーム分の
映像信号を抽出するとともに、該抽出した1フレーム分
の映像信号をA/D変換しデジタル値として順次更新し
ながら記憶するものであり、いずれも同期分離回路aと
A/D変換器bとフレームメモリcとを含んで構成され
る。同期分離回路aは、撮像カメラA1,…An の出力す
る映像信号からそれぞれの対応する垂直および水平同期
信号を分離し、タイミング発生器Ga に入力する。A/
D変換器bは、タイミング発生器Ga の制御の下で、1
フレーム分の映像信号をデジタル値にA/D変換する。
フレームメモリcは、A/D変換器bの出力するデジタ
ル値の1フレーム分を順次更新しながら記憶する。
【0019】タイミング発生器Ga は、それぞれの同期
分離回路aの分離する垂直および水平同期信号に基づ
き、それぞれのA/D変換器bと、それぞれのフレーム
メモリcと、後述するD/A変換器dとを制御する。
【0020】フレーム合成回路Gb は、タイミング発生
器Ga の制御の下で、それぞれのフレームメモリcから
順次サイクリックに(例えば、フレーム同期化回路G1
のフレームメモリc→フレーム同期化回路G2 のフレー
ムメモリc→……→フレーム同期化回路Gn のフレーム
メモリc→フレーム同期化回路G1 のフレームメモリc
→……というように)1フレーム分のデジタル値を読み
出し、該1フレーム分のデジタル値を順次D/A変換し
て1フレーム分の映像信号にするとともに、該フレーム
単位の映像信号を順次つなぎ合わせて一連の映像信号と
した合成映像信号を出力するものであり、D/A変換器
dと、出力回路eとを含んで構成される。D/A変換器
dは、順次入力される1フレーム分のデジタル値を、順
次1フレーム分の映像信号にD/A変換し、フレーム単
位の映像信号を順次つなぎ合わせて一連の映像信号とし
た合成映像信号を生成し出力する。出力回路eは、D/
A変換器dの出力する合成映像信号を電力増幅して映像
回線Lに出力する。なお、図2は、出力回路eの出力す
る合成映像信号の映像信号フォーマットを示している。
【0021】映像選択手段Hは、運用者による映像選択
操作部Fからの操作に基づいて、前記出力回路eが映像
回線Lに出力する合成映像信号の中の、例えば同一撮像
カメラA1 の映像のみを順次選択抽出し、該抽出した映
像を再び映像信号にしてモニタテレビEに出力するもの
であり、入力回路fと、同期分離回路gと、タイミング
発生器hと、A/D変換器iと、フレームメモリjと、
D/A変換器kとを含んで構成される。
【0022】入力回路fは、遠方の映像信号合成手段G
から映像回線Lを伝搬し減衰して到来する合成映像信号
を増幅する。同期分離回路gは、入力回路fにて増幅さ
れた合成映像信号から垂直および水平同期信号を分離
し、タイミング発生器hに入力する。タイミング発生器
hは、映像選択操作部Fからの指令に基づいて、同期分
離回路gの分離する垂直および水平同期信号で同期タイ
ミングをとりながら、A/D変換器iと、フレームメモ
リjと、D/A変換器kとをそれぞれ制御する。
【0023】A/D変換器iは、タイミング発生器hの
制御の下で、合成映像信号の中の、映像選択操作部Fか
らの指令に基づく、例えば撮像カメラA1 の1フレーム
分の映像信号を同期選択し、デジタル値に順次A/D変
換する。フレームメモリjは、A/D変換器iの出力す
る1フレーム分のデジタル値を順次更新しながら記憶す
る。D/A変換器kは、フレームメモリjから1フレー
ム分のデジタル値を逐次読み出し、1フレーム分の映像
信号にD/A変換し、該フレーム単位の映像信号を順次
つなぎ合わせ一連の映像信号とした合成映像信号を生成
し、モニタテレビEへ出力する。
【0024】従って、上述のように構成される映像伝送
装置にあっては、モニタテレビEの映し出すモニタ映像
は、駒送りの荒いスチル画像的な映像にはなるものの、
充分防犯監視の目的を達成可能な映像が映し出される。
また、映像選択操作部Fからの操作に基づいて、A/D
変換器iに出力するタイミング発生器hの同期タイミン
グをフレーム単位で進ませたり遅らせたりすることで、
モニタテレビEに映し出す映像を、撮像カメラA1,…A
n の任意に選択することができる。更に、映像回線Lは
1回線で済むとともに従来のような制御回線を必要とし
ない。また更に、映像選択手段HとモニタテレビEと映
像選択操作部Fとを1セットにして多くのセットを防犯
監視センターなどに設置すれば、それらの全てのセット
は、映し出す映像を全て独立に設定できる。
【0025】〔第2実施例〕図3は映像監視装置を示す
ブロック図である。なお、図3に示す映像監視装置にあ
っては、第1実施例の図1に示す映像監視装置と同等な
部分には同じ符号を付してあるので、同等な部分の詳細
な説明は省略する。
【0026】図3に示すように、映像監視装置は、複数
の撮像カメラA1,…An と、映像信号合成手段Gと、映
像選択手段Hと、モニタテレビEと、映像選択操作部F
とを含んで構成される。この映像監視装置が第1実施例
の図1に示す映像監視装置と異なり特徴となるのは、フ
レーム同期化回路G1,…Gn の備えるA/D変換器bの
前段にミキシング手段mをそれぞれ介在した構成であ
る。
【0027】ミキシング手段mは、撮像カメラA1,…A
n の出力するそれぞれの映像信号に撮像カメラ識別符号
を、同期分離回路aの分離する垂直および水平同期信号
に同期しながらスーパーインポーズするものであり、デ
ータ入力部m1 とスーパーインポーズ回路m2 とを含ん
で構成される。撮像カメラ識別符号としては、撮像カメ
ラ番号あるいは撮像カメラ設置場所などが一般的であ
る。
【0028】従って、上述のように構成される映像伝送
装置にあっては、第1実施例の映像監視装置と同様に、
モニタテレビEの映し出すモニタ映像は、駒送りの荒い
スチル画像的な映像にはなるものの、充分防犯監視の目
的を達成可能な映像が映し出される。また、映像選択操
作部Fからの操作に基づいて、A/D変換器iに出力す
るタイミング発生器hの同期タイミングをフレーム単位
で進ませたり遅らせたりすることで、モニタテレビEに
映し出す映像を、撮像カメラA1,…An の任意に選択す
ることができる。更に、映像回線Lは1回線で済むとと
もに従来のような制御回線を必要としない。また更に、
映像選択手段HとモニタテレビEと映像選択操作部Fと
を1セットにして多くのセットを防犯監視センターなど
に設置すれば、それらの全てのセットは、映し出す映像
を全て独立に設定できる。
【0029】その上で更に、モニタテレビEの出力する
モニタ映像には、常に、撮像カメラA1,…An の中のい
ずれの撮像カメラの撮像した映像であるかを示す撮像カ
メラ識別符号がスーパーインポーズされているので、防
犯監視センターなどの監視員は間違いなく素早く映し出
されている映像の場所を認識できる。
【0030】〔第3実施例〕図4は映像監視装置を示す
ブロック図である。なお、図4に示す映像監視装置にあ
っては、第1実施例の図1に示す映像監視装置と同等な
部分には同じ符号を付してあるので、同等な部分の詳細
な説明は省略する。
【0031】図4に示すように、映像監視装置は、複数
の撮像カメラA1,…An と、映像信号合成手段Gと、映
像選択手段Hと、モニタテレビEと、映像選択操作部F
とを含んで構成される。この映像監視装置が第1実施例
の図1に示す映像監視装置と異なり特徴となるのは、フ
レーム同期化回路G1 にのみ頭出同期信号挿入手段pを
付加するとともに、映像選択手段Hに映像同期選択手段
qを付加した構成である。
【0032】頭出同期信号挿入手段pは、撮像カメラA
1 の撮像した1フレーム分のデジタル値がフレーム同期
化回路G1 のフレームメモリcからD/A変換器dへ出
力される際に、ちょうど映像信号の帰線消去期間に当た
る箇所に頭出同期信号に相当する頭出同期符号を挿入す
る。すなわち、映像信号合成手段Gの出力回路eの出力
する、それぞれ異なる撮像カメラA1,…An からのフレ
ーム単位の映像信号をサイクリックに順次つなぎ合わせ
て一連の映像信号とした合成映像信号にあっては、該合
成映像信号の中の撮像カメラA1 の撮像したフレーム単
位の映像信号にのみ頭出同期符号が挿入されている。な
お、帰線消去期間としては、垂直同期信号の近傍と水平
同期信号の近傍とのそれぞれの期間が存在するが、いず
れの期間を用いても良い。また、帰線消去期間を用いる
のは、モニタテレビEに映し出される映像を乱すような
影響を避けるためである。
【0033】映像同期選択手段qは、映像選択手段Hの
同期分離回路gとタイミング発生器hとの間に介在され
ており、同期分離回路gの分離した同期信号の中に含ま
れる頭出同期符号を検出するとともに該頭出同期符号の
検出に同期するタイミング信号をタイミング発生器hに
出力する。そこで、例えば、映像選択操作部Fからタイ
ミング発生器hに対して、モニタテレビEに撮像カメラ
3 の映像を映し出す要求操作が成されると、タイミン
グ発生器hは、映像同期選択手段qの出力する頭出同期
符号の検出に同期するタイミング信号を基準にして、出
力回路eが出力し入力回路fが増幅して出力する合成映
像信号の中から所望の撮像カメラA3 の映像のみを同期
選択的に抽出できるタイミング信号を生成するとともに
A/D変換器iに入力する。
【0034】すると、A/D変換器iは、前記合成映像
信号の中から同期選択的に所望の撮像カメラA3 の映像
のみをフレーム単位で抽出するとともに、該抽出した撮
像カメラA3 の映像をA/D変換しながらフレームメモ
リjへ出力する。フレームメモリjは、A/D変換器i
の出力する1フレーム分のデジタル値を順次更新しなが
ら記憶する。D/A変換器kは、フレームメモリjから
1フレーム分のデジタル値を逐次読み出し、1フレーム
分の映像信号にD/A変換し、該フレーム単位の映像信
号をつなぎ合わせて一連の映像信号とした合成映像信号
を生成し、モニタテレビEへ出力する。
【0035】従って、上述のように構成される映像伝送
装置にあっては、モニタテレビEの映し出すモニタ映像
は、駒送りの荒いスチル画像的な映像にはなるものの、
充分防犯監視の目的を達成可能な映像が映し出される。
また、映像選択操作部Fからの操作に基づいて、A/D
変換器iに出力するタイミング発生器hの同期タイミン
グをフレーム単位で進ませたり遅らせたりすることで、
モニタテレビEに映し出す映像を、撮像カメラA1,…A
n の任意に選択することができる。更に、映像回線Lは
1回線で済むとともに従来のような制御回線を必要とし
ない。また更に、映像選択手段HとモニタテレビEと映
像選択操作部Fとを1セットにして多くのセットを防犯
監視センターなどに設置すれば、それらの全てのセット
は、映し出す映像を全て独立に設定できる。
【0036】その上で更に、前述のように頭出同期信号
に相当する頭出同期符号が映像信号合成手段Gの出力す
る合成映像信号に重畳してあるので、所望の撮像カメラ
からの映像を選択し易いものにできる。
【0037】
【発明の効果】本発明の端末器は上述のように構成した
ものであるから、請求項1記載の発明によれば、複数の
撮像カメラからの映像信号の中の、第1の撮像カメラか
らの映像信号を第N番目のフレームに、第2の撮像カメ
ラからの映像信号を第N+2番目のフレームに、第3の
撮像カメラからの映像信号を第N+3番目のフレーム
に、…………第nの撮像カメラからの映像信号を第N+
n番目のフレームにというように順次サイクリックにつ
なぎ合わせて一つの映像信号として出力するので、映像
回線が1回線であってもそれぞれの撮像カメラの撮像す
る映像を伝送して、モニタテレビに映し出すことができ
るとともに、映像選択手段とモニタテレビと映像選択操
作部とを一組として多数組設置すれば全組でそれぞれ独
立して映像を選択できて使い勝手が良く、しかも、従来
のような制御回線が不要で信頼性の高い優れた映像監視
装置を提供できるという効果を奏する。
【0038】請求項2記載の発明によれば、モニタテレ
ビに映し出される映像には撮像カメラ識別符号が常にス
ーパーインポーズされているので、請求項1記載の発明
の効果に加えて、更に、どの撮像カメラからの映像が現
在モニタテレビに映し出されているのかが素早く認識で
きる、優れた映像監視装置を提供できるという効果を奏
する。
【0039】請求項3記載の発明によれば、映像信号合
成手段の出力する合成映像信号の中の、特定の撮像カメ
ラの映像のフレーム単位の映像信号の帰線消去期間に、
頭出同期信号が重畳されているので、請求項1記載の発
明の効果に加えて、更に、所望の撮像カメラの撮像した
映像をモニタテレビに映し出し易くできる、優れた映像
監視装置を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像監視装置の第1実施例を示す
ブロック図である。
【図2】上記実施例の映像信号合成手段の出力する合成
映像信号の映像信号フォーマットを示す説明図である。
【図3】本発明に係る映像監視装置の第2実施例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に係る映像監視装置の第3実施例を示す
ブロック図である。
【図5】従来の映像監視装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
n 撮像カメラ(但しnは1,2,…の整数) G 映像信号合成手段 H 映像選択手段 E モニタテレビ F 映像選択操作部 m ミキシング手段 p 頭出同期信号挿入手段 q 映像同期選択手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域を撮像し映像信号を出力する複
    数の撮像カメラと、前記複数の撮像カメラからのそれぞ
    れの映像をフレーム単位で順次サイクリックに抽出し合
    成映像信号にして出力する映像信号合成手段と、前記合
    成映像信号の中の同一撮像カメラからの映像を選択的に
    映像信号にして出力する映像選択手段と、前記映像選択
    手段からの映像信号を映し出すモニタテレビと、前記映
    像選択手段に指示を与える映像選択操作部とを備えるこ
    とを特徴とする映像監視装置。
  2. 【請求項2】 前記映像信号合成手段は、前記複数の撮
    像カメラからのそれぞれの映像信号に撮像した撮像カメ
    ラを識別するための撮像カメラ識別符号をスーパーイン
    ポーズするミキシング手段を備えることを特徴とする請
    求項1記載の映像監視装置。
  3. 【請求項3】 前記映像信号合成手段は、前記合成映像
    信号を出力するに際して特定の撮像カメラの映像信号の
    帰線消去期間に頭出同期信号を挿入する頭出同期信号挿
    入手段を備え、前記映像選択手段は、前記合成映像信号
    の中の前記頭出同期信号に基づいて同一撮像カメラから
    の映像を同期選択的に映像信号にして出力する映像同期
    選択手段を備えることを特徴とする請求項1記載の映像
    監視装置。
JP26684494A 1994-10-31 1994-10-31 映像監視装置 Withdrawn JPH08130729A (ja)

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JP (1) JPH08130729A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009098763A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Fujitsu Limited 映像処理装置、映像処理方法及び映像処理プログラム

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WO2009098763A1 (ja) * 2008-02-06 2009-08-13 Fujitsu Limited 映像処理装置、映像処理方法及び映像処理プログラム

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