JPH08129129A - 自動焦点調節装置および自動焦点調節装置を備えたカメ ラ - Google Patents

自動焦点調節装置および自動焦点調節装置を備えたカメ ラ

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JPH08129129A
JPH08129129A JP6269302A JP26930294A JPH08129129A JP H08129129 A JPH08129129 A JP H08129129A JP 6269302 A JP6269302 A JP 6269302A JP 26930294 A JP26930294 A JP 26930294A JP H08129129 A JPH08129129 A JP H08129129A
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lens
calculating
image
moving body
driving direction
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JP6269302A
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English (en)
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Seiichi Yasukawa
誠一 安川
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動焦点調節装置における静止対および動体
に対するレンズ駆動制御を、できるだけ追従良く、か
つ、安定して行なうことを目的とする。 【構成】 デフォーカス量に基づいてレンズの駆動すべ
き位置情報を算出する駆動位置算出手段と、過去の所定
数の位置情報からなる第1情報により前記レンズを駆動
すべき駆動方向を算出する第1駆動方向算出手段と、前
記所定数より少ない位置情報からなる第2情報により像
面移動速度を算出する像面移動速度算出手段と、前記第
2情報速度算出手段に用いた前記位置情報により前記レ
ンズの駆動すべき駆動方向を算出する第2駆動方向算出
手段と、前記第1駆動方向算出手段と前記像面速度算出
手段と前記第2駆動方向算出手段との出力に基づき前記
物体が動体であるかを判定する動体判定手段とを備えた
構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ等の撮影装置に
おける自動焦点調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ等の撮影装置において、自動焦点
調節装置は一般的には次のように構成される。被写体の
像を捉えるための検出系として、CCDセンサーなどに
代表される光電変換手段を、撮影光学系ないしは別の焦
点検出光学系を経た後に配し、それによって捉えられた
画像をA/D変換して、マイクロコンピュータ(以後、
マイコンと称する)で焦点検出演算の処理を施すことに
より、撮影レンズによって結像している面とフィルム等
の焦点面とのずれ量(これをデフォーカス量と称する)
を算出する。結像面の位置を焦点面に合致させるための
駆動系としては、撮影レンズを光軸方向に移動させるた
めの機械手段を、モータなどの電動アクチュエータに連
結し、マイコンの指示の下にこのアクチュエータの動き
量を調節することにより、撮影レンズを所定の位置に制
御する。上記検出系と駆動系はマイコンのソフトウェア
により連携して処理され、基本としては検出系の捉えた
デフォーカス量が0となるように、駆動系によって撮影
レンズの位置を調節するという動作が行なわれる。
【0003】近年のカメラの焦点調節技術においては、
光軸方向に移動している被写体に対して撮影する瞬間の
焦点を焦点面に合わせようとする、いわゆる動体追尾制
御をいかに行なうかというテーマが課題となっている。
この動体追尾制御の基礎的な考え方は次の通りである。
まずシャッターレリーズを行なうまでの準備段階とし
て、被写体の像を捉える検出系によって繰り返し算出さ
れるデフォーカス量を時系列的に捉え、少なくとも過去
2世代のデフォーカス量に関する情報を記憶することに
よって被写体の移動にともなう像面の移動速度を算出す
る。それと現在のレンズ位置とから、目標とするレンズ
の位置の時間に対する推移を表す直線を想定し、その直
線に各時点におけるレンズ位置が合致するようにアクチ
ュエータの駆動を制御する。次に、一眼レフカメラのよ
うにミラーアップにともなって焦点検出系への撮影光束
の入射が消失するタイプのカメラにおいて、シャッター
レリーズがなされた場合には、その直前の時点でそれ以
前の検出によって求められていた目標レンズ位置直線に
よって、シャッター開口による露光の瞬間にあるべき目
標のレンズの位置に、露光よりも前にあるいは露光の瞬
間に実際のレンズ位置を合致させるように、アクチュエ
ータの駆動を制御する。
【0004】このような動体追尾制御を含む焦点調節機
能を実現するための現実的な方式としては、従来は次の
ような方式が一般的であった。まず上記のように算出し
た像面の移動速度を所定のしきい値と比較して、その被
写体が明らかに移動している被写体なのか、そうでない
のかを判断する。これを動体判定と称する。この動体判
定の結果、被写体が動体でないと判断した場合は、固定
の目標位置に対するレンズの位置制御を行なう。動体判
定の結果、被写体が動体であると判断した場合には、移
動する目標位置に対して目標速度を加味したレンズの位
置及び速度制御を行なう。
【0005】上記の動体判定を先に行なう目的は、次の
点にある。マイコンが検出したデフォーカス量は、光電
変換手段の検出した被写体の像を基に算出されるので、
光電変換手段のノイズ、A/D変換器の分解能、マイコ
ンによって行なわれる焦点検出演算の処理能力など種々
の要因による誤差を含んでいる。そういうばらつきを含
んだ情報を基に算出される像面移動速度は、真の被写体
の像面移動速度に対して、やはりある幅のばらつきを含
む。
【0006】ここで、もし動体判定をせずに、0を含ん
だ連続値としての算出像面移動速度にそのまま応答して
常に動体追尾制御を行なうようにしてしまうと、真の被
写体が静止している場合でも、検出誤差に起因する目標
とする像面移動速度のばらつきにそのまま応答してしま
い、結果的にレンズがあっちこっちに動いてしまうとい
う不具合が生ずる。そのために、算出した像面移動速度
をあるしきい値で判定し、検出誤差に起因する可能性の
ある成分を排除するための動体判定処理は必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のごと
き動体判定にも更に、次のような問題点がある。動体と
判定する像面移動速度のしきい値は、検出誤差に起因し
て発生する最大の見かけ上の像面移動速度を上回ってい
ないと、動体の誤判定はなくならない。図11は横軸に
時間を、縦軸にデフォーカス量検出に基づいて求められ
るレンズの必要駆動位置を表しており、横軸の時刻T
(0)〜T(7)は、直近時刻から過去に遡ってデフォ
ーカス量の検出が行なわれた各時点を指している。図中
の黒点は、各時点で求められた必要駆動位置P(0)〜
P(7)を示しており、その高さすなわち必要駆動位置
は検出誤差に起因して、真の位置PRに対して上限をP
U、下限をPLとする幅の中でばらつく。例えばP
(0)が幅の上限、P(3)が幅の下限に算出されたと
して、目標の速度を3世代前との差から算出するとすれ
ば、P(0)とP(3)を結ぶ直線PTの傾きよりも大
きい速度を動体判定のしきい値としなければならない。
【0008】一方、焦点合わせの追従性を向上するため
には、真の被写体が静止状態から動き始めた時にいち早
く動体追尾制御に移行する必要があり、そのためには上
記動体判定のしきい値はできるだけ低い値にする必要が
ある。従来の動体判定に残る問題点は、上記2つの要因
によって設定すべき速度のしきい値が折り合わないこと
にあり、実際には適宜なバランス点にしきい値を設定す
るしかないが、動体の誤検出と焦点合わせの追従遅れの
問題点を少しずつ併せ持つことになってしまう。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、自動焦点調節装置において、レンズを通過
した物体情報を含む光束に基づいてデフォーカス量を算
出するデフォーカス量算出手段と、前記デフォーカス量
に基づいて前記レンズの駆動すべき位置情報を算出する
駆動位置算出手段と、過去の所定数の位置情報からなる
第1情報により前記レンズを駆動すべき駆動方向を算出
する第1駆動方向算出手段と、前記所定数より少ない位
置情報からなる第2情報により像面移動速度を算出する
像面移動速度算出手段と、前記第2情報速度算出手段に
用いた前記位置情報により前記レンズの駆動すべき駆動
方向を算出する第2駆動方向算出手段と、前記第1駆動
方向算出手段と前記像面速度算出手段と前記第2駆動方
向算出手段との出力に基づき前記物体が動体であるかを
判定する動体判定手段とを備えた構成とした。
【0010】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の自動焦点調節装置において、前記動体判定手段
は、前記像面速度算出手段からの像面移動速度が所定値
以上、かつ、前記第1駆動方向算出手段と前記第2駆動
方向算出手段とからの移動方向が一致しているときに、
前記物体が動体であると判定する構成とした。
【0011】
【作用】本発明においては、前述の第1駆動方向算出手
段と像面速度算出手段と第2駆動方向算出手段との出力
に基づき物体が動体であるかを判定するので、精度よく
動体判定を行うことができる。請求項3記載の発明にお
いては、像面速度算出手段からの像面移動速度が所定値
以上、かつ、第1駆動方向算出手段と第2駆動方向算出
手段とからの移動方向が一致しているときに、物体が動
体であると判定するので、検出系の誤差に起因する動体
の誤検出を排除することができる。また、追従性能を向
上させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。図1は、本発明の実施例のカメラの構成を
示す概要図である。図1において、本実施例のカメラ2
1は、撮影レンズ41によって被写体201から来る光
束51をフィルム面24側へと導くように構成されてい
る。
【0013】カメラ21の構体内には半透過鏡である主
ミラー22がある。主ミラー22は、撮影準備中におい
ては上方へと被写体光束を反射し、ファインダースクリ
ーン25に被写体像を結像させる。撮影者は、ペンタプ
リズム26を経由して、その被写体像を視認することが
できる。また、主ミラー23を透過してきた光束の一部
は、全反射鏡であるサブミラー23によって下方へと導
かれ、光電変換部31に入射する。なお、主ミラー22
およびサブミラー23は、写真撮影のための露光時には
スクリーン側へはね上げられる。それにより、撮影レン
ズによる光束は、すべてフィルム面24に到達するよう
になっている。
【0014】制御部32は、本実施例の全ての回路部の
制御を司るマイクロコンピュータを有する。また、制御
部32は、A/D変換部とメモリと時間計時部とを内蔵
する。光電変換部31は、CCD等の光電変換素子を有
し、制御部32により駆動され、サブミラー23によっ
て導かれた光束に応じた画像信号を制御部32に出力す
る。
【0015】モータ駆動部33は、制御部32からの信
号により、モータ34を駆動する。モータ34は、撮影
レンズ41を駆動する。モータ34の回転は、1つには
回転検出部35によってその回転量を制御部32に入力
するとともに、機械変換部36によって撮影レンズ41
の光軸方向の移動に変換され、撮影レンズによる結像面
の移動を司る。
【0016】図2は、図1の概要図の中の回路部である
光電変換部31、制御部32、モータ駆動部33、モー
タ34、回転検出部35を詳細に説明するための図であ
る。図2を用いて、各回路部間の通信について説明す
る。光電変換部31は、入力端子CM1と出力端子VO
UTとを有する。
【0017】モータ駆動部33は、2つの入力端子IN
1、IN2と出力端子M1、M2とを有する。回転検出
部35は、出力端子POUTを有する。制御部32は、
出力ポートP01、入力端子AD1、PWM出力ポート
PWM1、PWM出力ポートPWM2、カウンタ入力ポ
ートCN1、入力ポートP11の6端子を有している。
それぞれの端子は、他の回路部の端子と電気的に接続さ
れ、通信を行う。制御部32は、出力ポートP01から
光電変換部31の入力端子CM1へ制御信号を出力す
る。光電変換部31は、その制御信号に基づいて駆動
し、画像信号を出力する。その画像信号は、光電変換部
31の出力端子VOUTから出力され、制御部32のA
/D変換用入力端子AD1へ入力される。
【0018】また、制御部32は、PWM出力ポートP
WM1、PWM2から2ビットのパターンHL、LH、
HH、LLの信号を出力する。モータ駆動部33は、入
力端子IN1、IN2でその信号を受け、その2ビット
のパターンHL、LH、HH、LLに応じて、出力端子
M1、M2に接続されたモータ34を駆動する。モータ
34は、入力パターンHLで正転、LHで逆転、HHで
短絡、LLで開放のモードになる。
【0019】モータ34は、不図示の機械的な結合機構
によって回転検出部35に結合されている。回転検出部
35は、モータ34の回転角に比例した数のデジタルパ
ルスを出力端子POUTから出力する。そのデジタルパ
ルスは、制御部32のカウンタ入力ポートCN1に入
る。
【0020】SW1は、撮影者の操作(例えば、不図示
のレリーズボタンの押圧)に連動してオン/オフするス
イッチである。そのオン/オフの信号は、制御部32の
入力ポートP11に入る。次に本実施例のカメラの動作
を説明する。
【0021】図6〜図9は、制御部32による制御動作
を示したフローチャートである。図6は、フリーランで
繰り返されるメインルーチン、図7、図8は、メインル
ーチンからコールされるサブルーチン、図9は、1ms
ec毎に実行されるインターバル割込みルーチンであ
る。以下に制御部32の制御動作を図面のフローチャー
トのステップごと説明する。制御部32は、不図示の電
源部から電源が供給されると図6のフローチャートの制
御動作を開始する。
【0022】まずステップ301で、初期化作業とし
て、変数n、c、c1と、配列変数T(0)〜T
(7)、P(0)〜P(7)とのすべてのデータを0ク
リアする。変数n、c、c1、配列変数T(0)〜T
(7)、P(0)〜P(7)については、後述する。ス
テップ302で、光電変換部31に対して画像信号の出
力を指示し、光電変換部31から出力され、A/D変換
用入力端子AD1に入ってくる画像信号をA/D変換し
つつ、制御部32内のメモリに取り込む。
【0023】次にステップ303で、制御部32内のの
時間計時部により現在の時刻を変数T(0)としてメモ
リに記憶する。ステップ304で、現在の変数cの内容
を、光電変換部31から画像信号を取り込んだ時点での
レンズ位置C0として記憶する。変数cについては後述
する。ステップ302〜ステップ304が時間差なく行
なわれた後、ステップ305では光電変換部31から取
り込んだ画像信号に基づいて、所定のアルゴリズムによ
り結像面と焦点面(フィルム面)の光軸方向のずれ量で
あるデフォーカス量dF0を演算する。このデフォーカ
ス量を演算するためのアルゴリズムは、本発明の主旨に
は直接関係ないので省略する。
【0024】ステップ306では、不図示の手段で取得
した撮影レンズに固有の変換係数を用いて、求めたデフ
ォーカス量dF0を0にするために必要なレンズ駆動量
を、回転検出部34の出力に対応する数値に合わせたパ
ルス数dP0に変換する。ステップ307で、上記パル
ス数dP0の符号を、正を0、負を1として駆動方向フ
ラグとして記憶する。
【0025】ステップ308で、パルス数dP0を先に
記憶したレンズ位置C0に加えることで、必要なレンズ
駆動位置P0を計算する。次にステップ309で、速度
計算サブルーチンを実行する。速度計算サブルーチンは
図7に示してある。以下に図7を用いて速度計算サブル
ーチンを説明する。
【0026】ステップ321で、変数nが3以上か否か
をチェックし、3未満の場合はステップ322へ進み、
3以上の場合はステップ323へ進む。ここで、変数n
は、メインルーチンの繰り返された回数を示す。ステッ
プ322で、変数VP0を0と置く。変数VP0は、レ
ンズの必要移動速度(単位はパルス数/sec)であ
る。
【0027】ステップ323では、次の(1)式でVP
0を求める。
【0028】
【数1】
【0029】この式において、P(0)とP(3)はそ
れぞれ直近と3世代前の必要駆動位置、T(0)とT
(3)はそれぞれ直近と3世代前の画像信号取り込みの
時刻である。従って、必要移動速度VP0は、3世代前
の必要駆動位置のデータが存在する場合に限り、3世代
前と直近回の必要駆動位置の差から算出することを意味
している。
【0030】続いてステップ324で、前述の撮影レン
ズ固有の変換係数を再び用いて、パルス次元の必要駆動
速度VP0を、距離次元の像面移動速度VF0(単位は
mm/sec)に変換してリターンする。図6のメイン
ルーチンに戻り、ステップ310で、動体判定サブルー
チンをコールする。動体判定サブルーチンは図8に示し
た。図8を用いて動体判定サブルーチンを説明する。
【0031】まずステップ341で、先の速度計算の結
果求められた像面移動速度VF0を固定のしきい値であ
る0. 75mm/secと比較し、VF0の方が小さけ
れば動体ではないと即断し、ステップ347へ進む。V
F0の方が大きければ、動体である可能性が残り、ステ
ップ342に進む。ステップ342で、変数mを0とす
る。
【0032】ステップ343で、必要駆動位置の直近か
ら7世代前までの履歴の配列変数から、引数mによって
指示される値P(m)とその1世代前の値P(m+1)
の差、(P(m)−P(m+1))の符号が、先に求め
た像面移動速度VF0の符号と一致するかどうかの判定
を行なう。ここで両者の符号が一致しない場合は、被写
体が動体ではないと判断し、ステップ347へ進む。両
者の符号が一致する場合は、ステップ344へ進む。
【0033】ステップ344で、変数mをインクリメン
トする。ステップ345で、mが7に達したか否かをチ
ェックする。ここでmが7でない場合は、インクリメン
トされたmで再びステップ343に進む。m=7の場合
はステップ346に進む。ステップ346で、動体フラ
グに1を立てて、リターンし、図6のメインルーチンに
戻る。
【0034】このステップ342からステップ345の
判定ループは、直近から過去の7世代にわたって、1世
代前からの必要駆動位置の変化の方向が、直近に算出し
た像面移動速度の方向と一致しているかどうかを判定
し、もしも1回でも速度と逆の方向の変化が存在した場
合には、動体とはみなさないという判断を下すための処
理である。
【0035】例えば前述の図11の場合は、P(0)と
P(3)の差に基づいて算出した像面移動速度が所定の
しきい値を上回ったとしても、この図では(P(1)−
P(2))の符号が上記像面移動速度の符号と逆になる
ので、動体とは判定しない。一方、図10は、図11と
同じ横軸と縦軸で被写体の別な動きの例を示したもので
あり、被写体の真の動きに一致させるためのレンズの必
要駆動位置の動きを直線PRに、算出したレンズの必要
駆動位置の検出系の誤差に起因するばらつきを幅が上限
PUと下限PLによって示されている。この例の場合
は、各時刻での必要駆動位置が上限下限の幅の中でばら
ついているが、P(0)からP(7)のそれぞれの高さ
はすべて引数の順に並んでおり、隣接する値の差の符号
は、はP(0)とP(3)との間で算出される像面移動
速度の符号とすべて一致している。この実施例のプログ
ラムでは、図10のような場合に初めて動体と判定する
のである。
【0036】図8のステップ341で、像面移動速度V
F0が0. 75mm/sec以下であった場合と、ステ
ップ343で符号の不一致があった場合は、いずれもス
テップ347で動体フラグをクリアし、ステップ348
で必要駆動速度VP0を0に置き換えてリターンする。
次に再び図6のメインルーチンに戻って、ステップ31
1で、変数mに6を入れて、ステップ312からステッ
プ314のループを回す。
【0037】すなわちステップ312で、変数T(m)
を変数T(m+1)に、変数P(m)を変数P(m+
1)にそれぞれコピーする。次に、ステップ313で、
変数mをデクリメントする。そして、ステップ314で
m=−1に達するまでこのループを回す。つまり、画像
信号を取り込んだ時刻T(m)とその回のレンズの必要
駆動位置P(m)をそれぞれ1世代古い方の記憶領域に
移動させて、このメインルーチンによる処理サイクルご
とに、常に最新から8世代分の時刻と必要駆動位置の履
歴を更新してゆくのである。
【0038】続いてステップ315で、変数nが7に達
しているか否かをチェックし、7未満であればステップ
316へ進み、7に達していればループの先頭であるス
テップ302へ戻る。ステップ316で、nをインクリ
メントし、ループの先頭であるステップ302へ戻る。
【0039】制御部32は、以上のように図6のフロー
チャートで示されるメインルーチンを繰り返し実行す
る。また、一方で図9のフローチャートで示されるイン
ターバル割込みを1msec毎に処理する。以下に図9
を用いてインターバル割り込みについて説明する。ステ
ップ401で、カウンタ入力ポートCN1に入力したパ
ルス数をカウントした結果のカウント値を変数bに取得
する。
【0040】ステップ402で、駆動方向フラグを参照
し、0の場合はステップ403へ進み、1の場合はステ
ップ404へ進む。ステップ403で、(b−b1)を
作業変数dcとして暫時記憶する。また、ステップ40
4では、−(b−b1)を作業変数dcとして暫時記憶
する。
【0041】そして、ステップ405で、リアルタイム
な現在レンズ位置を記憶する変数cに作業変数dcを加
えたものを新たなレンズ位置cとして記憶する。ステッ
プ402からステップ405の処理は、駆動方向の別な
くカウンタ入力ポートから入ってくるレンズ移動にとも
なうパルスを、駆動方向を区別しつつ積算するための処
置である。
【0042】次にステップ406で、入力ポートP11
によりスイッチSW1のオン/オフを検知し、オフの場
合はステップ407へ進み、オンの場合はステップ40
8へ進む。ステップ407で、2本のPWM出力ポート
PWM1、PWM2からともにLを出力し、モータ駆動
回路U3に対してモータ開放を指示する。スイッチSW
1は撮影者の操作により、自動焦点調節動作を行なわせ
たい時にオンし、そうでない時にオフするようになって
おり、ステップ407は自動焦点調節を効かせたくない
場合なのでモータにパワーを与えない処置をしてから、
最後のステップ419へ飛ぶ。
【0043】ステップ408では、自動焦点調節のため
のレンズ駆動制御に入る。ステップ408でまず現在の
リアルタイムな残駆動量iを次の式で計算する。
【0044】
【数2】
【0045】この式で、tはその時点での現在時刻であ
り、現在の残駆動量を画像取り込み時点からの目標の移
動分を加味した現在の瞬間の目標レンズ位置と、現在の
実際のレンズ位置の差としている。次にステップ409
で、動体フラグの1/0を判定する。動体フラグはメイ
ンルーチンにおいて、目標駆動速度が所定値以上か否か
で判定済みのフラグである。これが0の時、すなわち非
動体と判定した場合は、ステップ410に進む。
【0046】ステップ410で、残駆動量iを引数とし
て固定値をROMのテーブルに記憶させた所定の関数f
1(i)を参照し、その値を変数Vに入れる。関数f1
は、残駆動量に対する理想駆動速度であり、その最適値
は焦点調節の駆動系の機械的な特性によって決まる性質
のものである。その一例としては図5のようなパターン
が考えられる。図5は横軸に残駆動量i、縦軸に理想速
度f1(i)を取ると図に記した曲線が各残駆動量に対
する理想速度を与えている。実際のテーブルは、横軸i
を例えば4刻みにポジション分けし、各ポジションを代
表する値を固定値で格納するという手段を講じることに
より、ROM消費量を抑える工夫を施す場合もある。
【0047】非動体の場合ではさらにステップ411
で、非動体時に最適化した固定の係数γs を変数γに入
れる。一方ステップ409で、動体フラグが1、すなわ
ち動体と判定した場合は、ステップ412で必要駆動速
度VP0を変数Vに入れる。次にステップ413で、動
体時に最適化した固定の係数γmを変数γに入れる。
【0048】動体/非動体いずれの場合も次はステップ
414に行き、共通の計算式である次の式で駆動パワー
の値を計算する。
【0049】
【数3】
【0050】この式で、tintはこの割込み処理が入
るインターバル時間であり、本実施例の場合は1mse
cである。i1は前回この割込み処理が行なわれた時の
残駆動量iの値を記憶しておいたものである。従って、
(i−i1)/tintはiの変化速度であるdi/d
tと等価である。次に、ステップ415で、符号付きの
変数であるEの絶対値|E|を引数として固定値をRO
Mのテーブルに記憶させた所定の関数f2(|E|)を
参照し、レンズ駆動用モータの駆動デューティ値DUT
Yを決定する。関数f2は、与えたいモータパワーの絶
対値に対応したモータに実際の実効電流を決定するため
の関数であり、おおまかには比例傾向になる関数である
が、詳細には焦点調節の駆動系の機械的な特性によって
その最適なパターンが決まる。
【0051】続いて、ステップ416で、モータパワー
の値Eの符号に応じてモータパワーをどちら向きに与え
るかを切り換える。すなわちEが負の値の場合は、ステ
ップ417へ進む。逆に、Eが正の値の場合は、ステッ
プ418へ進む。ステップ417で、PWM出力ポート
PWM1からHレベルの定常出力を行ない、PWM2か
ら決定したDUTYのPWM波形を出力する。
【0052】ステップ418では、PWM出力ポートP
WM2からHレベルの定常出力を行ない、PWM1から
決定したDUTYのPWM波形を出力する。これにより
与えたいパワーの値の正負全域にわたって、連続的にモ
ータに加える実効電流をコントロールできる。最後にス
テップ419では、すべての場合について共通の処理と
して、この回に取り込んだカウンタ値bと残駆動量iを
それぞれ前回分の記憶領域であるb1、i1に記憶して
この割込み処理をリターンする。
【0053】図3および図4は、以上のプログラムによ
って、自動焦点調節のためのレンズ駆動制御が実際にど
のような動きになるのかを示した図である。いずれの図
も上半部と下半部に分かれ、両部とも横軸は時間であ
る。縦軸は、上半部が被写体目標または実際のレンズの
位置の推移、下半部がモータパワーの値である。
【0054】被写体が動体でないと判断した場合には、
図3のように被写体目標位置は水平な直線であり変化し
ない。それに対して実際のレンズ位置が大きく離れてい
る間は、数式(3)の第1項であるα・ iの項が効いて
モータパワーを100%かける制御になる。それによっ
てフルスピードで目標に近づきつつ、かつ実際のレンズ
移動速度が理想の速度に対して上回り始めると、数式
(3)の第2項であるγ・ ((i−i1)/tint
+ V)の項が相対的にウェイトを占めるようになり、
モータパワーを減速方向に逆転させる。その急制動効果
により実際のレンズ速度が理想速度を下回り始めると、
上記第2項がまたプラス方向の値に戻るにつれて上記第
1項の効きも復活し、モータパワーはわずかに加速方向
に転ずる。以上のようなフィードバックは、実際にはも
っと短い時間スパンで細かく繰り返され、最終的には滑
らかに目標位置に漸近する。
【0055】一方、図4は被写体が動体であると判断し
た場合である。被写体目標位置が右上がりの直線である
とすると、目標直線自体がメインルーチンのサイクルご
とにリフレッシュされるので、長い時間スパンでみると
折れ線になる。それに対して、最初のレンズ位置が下方
の方に離れている場合は、まず数式(3)の第1項の効
きが大きく、モータパワーはある期間100%になる。
時間の経過とともに実際のレンズ位置が目標の直線にあ
る程度近づいてくると、第1項の効きは小さくなり、第
2項が数式(3)の大部分を占めるようになる。もしも
実際のレンズ速度が被写体目標速度を上回ってくると、
モータパワーを減少させようとするが、動体の場合には
目標速度だけに比例するフィードフォワード成分が存在
するので、制動要因が発生してもパワーを大きく逆転さ
せる場合はあまり出現しない。そのうちに、さらに安定
したフィードバックがかかるようになり、目標直線自体
が変化しない限りは、一方向で一定のモータパワーを持
続する状態に落ちつく。この場合も、実際にはもっと短
い時間スパンで細かなフィードバック動作が繰り返され
るはずである。本実施例においては、直近の算出像面移
動速度が所定のしきい値を上回り(条件1)、かつ、過
去の所定の複数世代にわたる駆動目標位置の変化方向が
前記算出像面移動速度に示す方向と一致している(条件
2)場合にのみ、動体と判定するようにしたので、従来
の条件1のみによって動体判定をする場合に比べて、像
面移動速度のしきい値を従来よりも下げて設定しても、
検出系の誤差に起因する動体誤検出は条件2の方で排除
することができ、かつ、しきい値が下げられることによ
り、被写体が静止状態から動き始める場合の焦点合わせ
の追従性能を向上することが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1駆動
方向算出手段と像面速度算出手段と第2駆動方向算出手
段との出力に基づき物体が動体であるかを判定するの
で、精度よく動体判定を行うことができ、正確な焦点調
節を行うことができる。また、請求項3記載の発明によ
れば、像面速度算出手段からの像面移動速度が所定値以
上、かつ、第1駆動方向算出手段と第2駆動方向算出手
段とからの移動方向が一致しているときに、物体が動体
であると判定するので、検出系の誤差に起因する動体の
誤検出を排除することができる。また、追従性能を向上
させることができ、静止状態から動き始める被写体に対
する焦点合わせの高い追従性を確保しつつ、検出系の持
つ誤差要因に起因する動体判定の誤りを最小限にくい止
めることができ、高い安定性をも併せ持つ焦点調節を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図。
【図2】本発明の実施例の電気回路の構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明の実施例の動作の一例を示す図。
【図4】本発明の実施例の動作の一例を示す図。
【図5】本発明の実施例のテーブルの一例を示す図。
【図6】本発明の実施例のフローチャートを示す図。
【図7】本発明の実施例のフローチャートを示す図。
【図8】本発明の実施例のフローチャートを示す図。
【図9】本発明の実施例のフローチャートを示す図。
【図10】本発明の実施例の動作を示す図。
【図11】本発明の従来例および実施例の動作を示す
図。
【符号の説明】
31・・・光電変換部 32・・・制御部 33・・・モータ駆動部 34・・・モータ 35・・・回転検出部 36・・・機械変換部 41・・・撮影レンズ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを通過した物体情報を含む光束に
    基づいてデフォーカス量を算出するデフォーカス量算出
    手段と、 前記デフォーカス量に基づいて前記レンズの駆動すべき
    位置情報を算出する駆動位置算出手段と、 過去の所定数の位置情報からなる第1情報により前記レ
    ンズを駆動すべき駆動方向を算出する第1駆動方向算出
    手段と、 前記所定数より少ない位置情報からなる第2情報により
    像面移動速度を算出する像面移動速度算出手段と、 前記第2情報により前記レンズの駆動すべき駆動方向を
    算出する第2駆動方向算出手段と、 前記第1駆動方向算出手段と前記像面速度算出手段と前
    記第2駆動方向算出手段との出力に基づき前記物体が動
    体であるかを判定する動体判定手段とを備えたことを特
    徴とする自動焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 前記動体判定手段は、前記像面速度算出
    手段からの像面移動速度が所定値以上、かつ、前記第1
    駆動方向算出手段と前記第2駆動方向算出手段とからの
    移動方向が一致しているときに、前記物体が動体である
    と判定することを特徴とする請求項1記載の自動焦点調
    節装置。
  3. 【請求項3】 前記第2情報は、前記駆動位置算出手段
    から算出される最新の位置情報を含むことを特徴とする
    請求項1記載の自動焦点調節装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の自動焦点調節装置と、 前記物体の像を記録媒体に記録するために露光する露光
    手段とを有し、 前記デフォーカス量は、前記露光手段の露光面からの光
    軸方向のずれ量であることを特徴とする自動焦点調節装
    置を備えたカメラ。
  5. 【請求項5】撮影レンズによって被写体の像を焦点面に
    結ぶことによって画像を捉える撮影装置において、 前記撮影レンズを光軸方向に駆動するための駆動手段
    と、 被写体の像を捉えて電気信号に変換する光電変換手段
    と、 前記レンズによって結ばれた像の前記焦点面からの光軸
    方向のずれ量であるデフォーカス量を、前記光電変換手
    段の出力から算出するデフォーカス量算出手段と、 前記デフォーカス量算出手段の出力に基づいて、焦点合
    わせのために前記撮影レンズを駆動すべき位置を算出す
    る必要駆動位置算出手段と、 前記必要駆動位置データの履歴を所定の第1の世代数分
    記憶する必要駆動位置履歴記憶手段と、 前記必要駆動位置の直近のデータと前記第1の世代数よ
    りも少ない所定の第2の世代数前のデータの差から被写
    体像面速度を算出する手段と、 前記被写体が動体であるか否かを判定する動体判定手段
    と、 前記動体判定手段の結果に応じて前記駆動手段を駆動制
    御するレンズ駆動制御手段とを備え、 前記動体判定手段は、前記被写体像面速度算出手段によ
    って求められた被写体像面速度が所定量以上であり、か
    つ、前記必要駆動位置履歴記憶手段に記憶された各々の
    必要駆動位置とその1世代前との差の符号が、いずれも
    前記被写体像面速度の符号に一致した時のみ、前記被写
    体が動体であると判定することを特徴とする自動焦点調
    節装置。
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