JPH08128922A - デジタルデータ処理装置 - Google Patents
デジタルデータ処理装置Info
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- JPH08128922A JPH08128922A JP6290603A JP29060394A JPH08128922A JP H08128922 A JPH08128922 A JP H08128922A JP 6290603 A JP6290603 A JP 6290603A JP 29060394 A JP29060394 A JP 29060394A JP H08128922 A JPH08128922 A JP H08128922A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力データと出力データの関係が直線的では
ない場合であっても、入力データに対応した出力データ
を正確かつ迅速に得る。 【構成】 CCDカメラ11から入力された光量のデー
タをA/D変換器12によってデジタルデータに変換す
る。このデジタルデータをアドレスとして、テーブルメ
モリ13に格納されたテーブルを参照し、アドレスに対
応したデータを読み出す。テーブルに格納されたデータ
は、CCDカメラ11が検出した光量とCCDカメラ1
1から出力される電圧信号との対応関係を表しているた
め、この光量と電圧信号の関係が非直線的であっても、
CCDカメラ11が検出した光量が正確に得られる。
ない場合であっても、入力データに対応した出力データ
を正確かつ迅速に得る。 【構成】 CCDカメラ11から入力された光量のデー
タをA/D変換器12によってデジタルデータに変換す
る。このデジタルデータをアドレスとして、テーブルメ
モリ13に格納されたテーブルを参照し、アドレスに対
応したデータを読み出す。テーブルに格納されたデータ
は、CCDカメラ11が検出した光量とCCDカメラ1
1から出力される電圧信号との対応関係を表しているた
め、この光量と電圧信号の関係が非直線的であっても、
CCDカメラ11が検出した光量が正確に得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば液晶パネルのバ
ックライトの照明むらを検出するために用いられるデジ
タルデータ処理装置に関する。
ックライトの照明むらを検出するために用いられるデジ
タルデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の検査装置は、液晶パネルの
一部を構成する拡散板の後方から照明光を照射し、この
拡散板の前面における光量分布をCCDカメラ等の光量
検出装置によって検出するように構成されている。光量
検出装置では、受光量に応じた電圧信号が出力され、こ
の電圧信号はデジタル信号に変換されて演算処理装置に
入力される。演算処理装置では、光量は電圧信号に対し
て直線的に変化すると仮定して、拡散板上の光量分布す
なわち照明むらが求められる。
一部を構成する拡散板の後方から照明光を照射し、この
拡散板の前面における光量分布をCCDカメラ等の光量
検出装置によって検出するように構成されている。光量
検出装置では、受光量に応じた電圧信号が出力され、こ
の電圧信号はデジタル信号に変換されて演算処理装置に
入力される。演算処理装置では、光量は電圧信号に対し
て直線的に変化すると仮定して、拡散板上の光量分布す
なわち照明むらが求められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし実際には、CC
Dカメラ等に入射される光量と出力電圧信号の値との関
係は完全には直線的でなく、所定の範囲を越えた部分で
は非直線的である。すなわち光量が所定範囲よりも多く
なると、光量の増大に対して電圧信号はそれほど増加し
なくなり、また光量が所定範囲よりも少なくなると、光
量の減少に対して電圧信号はそれほど減少しなくなる。
したがって、例えば電圧信号の値が小さいとき、演算処
理装置によって演算される光量は拡散板上における実際
の光量よりも多くなり、このため照明むらが正確に検出
されないという問題が発生する。
Dカメラ等に入射される光量と出力電圧信号の値との関
係は完全には直線的でなく、所定の範囲を越えた部分で
は非直線的である。すなわち光量が所定範囲よりも多く
なると、光量の増大に対して電圧信号はそれほど増加し
なくなり、また光量が所定範囲よりも少なくなると、光
量の減少に対して電圧信号はそれほど減少しなくなる。
したがって、例えば電圧信号の値が小さいとき、演算処
理装置によって演算される光量は拡散板上における実際
の光量よりも多くなり、このため照明むらが正確に検出
されないという問題が発生する。
【0004】本発明は、入力データと出力データの関係
が直線的ではない場合であっても、入力データに対応し
た出力データを正確かつ迅速に得ることができ、しかも
簡単な構成を有するデジタルデータ処理装置を提供する
ことを目的としている。
が直線的ではない場合であっても、入力データに対応し
た出力データを正確かつ迅速に得ることができ、しかも
簡単な構成を有するデジタルデータ処理装置を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明に係るデジタルデ
ータ処理装置は、入力データをデジタルデータに変換す
るA/D変換器と、所定のテーブルが格納されたメモリ
と、A/D変換器から出力されるデジタルデータをアド
レスとしてメモリのテーブルを参照し、アドレスに対応
した出力データを読み出す手段とを備えたことを特徴と
している。
ータ処理装置は、入力データをデジタルデータに変換す
るA/D変換器と、所定のテーブルが格納されたメモリ
と、A/D変換器から出力されるデジタルデータをアド
レスとしてメモリのテーブルを参照し、アドレスに対応
した出力データを読み出す手段とを備えたことを特徴と
している。
【0006】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
1は、本発明の第1実施例であるデジタルデータ処理装
置のブロック図である。
1は、本発明の第1実施例であるデジタルデータ処理装
置のブロック図である。
【0007】CCDカメラ(光学装置)11は、多数の
フォトダイオードを2次元的に配列して構成されたエリ
アセンサ(図示せず)を有する。このエリアセンサは入
射光の光量分布に応じた電圧信号、すなわちその受光面
の各画素(フォトダイオード)毎に、受光量に対応した
電圧信号を出力する。この電圧信号はA/D変換器12
においてデジタルデータに変換され、テーブルメモリ1
3に出力される。テーブルメモリ13の所定のアドレス
には、後述するように、光量のデータが格納されてい
る。A/D変換器12から出力されるデジタルデータ
は、テーブルメモリ13においてアドレスとして扱わ
れ、このアドレスに対応した光量データがテーブルメモ
リ13から出力される。
フォトダイオードを2次元的に配列して構成されたエリ
アセンサ(図示せず)を有する。このエリアセンサは入
射光の光量分布に応じた電圧信号、すなわちその受光面
の各画素(フォトダイオード)毎に、受光量に対応した
電圧信号を出力する。この電圧信号はA/D変換器12
においてデジタルデータに変換され、テーブルメモリ1
3に出力される。テーブルメモリ13の所定のアドレス
には、後述するように、光量のデータが格納されてい
る。A/D変換器12から出力されるデジタルデータ
は、テーブルメモリ13においてアドレスとして扱わ
れ、このアドレスに対応した光量データがテーブルメモ
リ13から出力される。
【0008】テーブルメモリ13から出力される光量デ
ータは、CCDカメラ11により検出された画像の各画
素における光量を示しており、画素データメモリ14に
いったん格納される。すなわち画素データメモリ14
は、1画面分の画素データ(光量データ)を格納するの
に充分な記憶容量を有している。画素データメモリ14
から読み出された画素データは、演算処理装置15にお
いて所定の処理を施され、その処理結果は図示しないデ
ィスプレイ装置等の画面に表示される。
ータは、CCDカメラ11により検出された画像の各画
素における光量を示しており、画素データメモリ14に
いったん格納される。すなわち画素データメモリ14
は、1画面分の画素データ(光量データ)を格納するの
に充分な記憶容量を有している。画素データメモリ14
から読み出された画素データは、演算処理装置15にお
いて所定の処理を施され、その処理結果は図示しないデ
ィスプレイ装置等の画面に表示される。
【0009】CCDカメラ11、A/D変換器12、テ
ーブルメモリ13および画素データメモリ14における
動作は、制御装置16によって制御される。
ーブルメモリ13および画素データメモリ14における
動作は、制御装置16によって制御される。
【0010】図2は、テーブルメモリ13に格納された
テーブルTと、テーブルメモリ13への入力信号とテー
ブルメモリ13からの出力信号との関係を示し、テーブ
ルTの所定のアドレスには、光量のデータが格納されて
いる。A/D変換器12の出力信号V0'は正の整数であ
り、アドレスとして扱われる。すなわち制御装置16に
よってテーブルTが参照され、アドレスV0'に対応した
光量I0 が出力データとしてテーブルメモリ13から読
み出される。
テーブルTと、テーブルメモリ13への入力信号とテー
ブルメモリ13からの出力信号との関係を示し、テーブ
ルTの所定のアドレスには、光量のデータが格納されて
いる。A/D変換器12の出力信号V0'は正の整数であ
り、アドレスとして扱われる。すなわち制御装置16に
よってテーブルTが参照され、アドレスV0'に対応した
光量I0 が出力データとしてテーブルメモリ13から読
み出される。
【0011】図3はCCDカメラ11が受光した光量I
と出力電圧信号Vの関係を示す図である。この図に示さ
れるように、符号P,Qにより示される2点間の範囲で
は、光量Iの変化に対して電圧信号Vは直線的に変化す
る。これに対し、符号Pにより示される点よりも光量I
が多くなると、電圧信号Vの値は光量Iが増加するほど
大きくならず、また符号Qにより示される点よりも光量
Iが少なくなると、電圧信号Vの値は光量Iが減少する
ほど小さくならない。換言すると、電圧信号Vは光量I
の変化に対して直線的には変化せず、所定の範囲(VL
からVH までの範囲)で変化する。
と出力電圧信号Vの関係を示す図である。この図に示さ
れるように、符号P,Qにより示される2点間の範囲で
は、光量Iの変化に対して電圧信号Vは直線的に変化す
る。これに対し、符号Pにより示される点よりも光量I
が多くなると、電圧信号Vの値は光量Iが増加するほど
大きくならず、また符号Qにより示される点よりも光量
Iが少なくなると、電圧信号Vの値は光量Iが減少する
ほど小さくならない。換言すると、電圧信号Vは光量I
の変化に対して直線的には変化せず、所定の範囲(VL
からVH までの範囲)で変化する。
【0012】したがって、光量Iと電圧信号Vの関係が
直線的であるとしてA/D変換器12の出力電圧Vから
光量Iを求めると、すなわち光量Iが電圧信号Vに対し
て直線Bに沿って変化するとして光量Iを求めると、例
えば電圧信号V2 のとき求められる光量I12は実際の光
量I2 よりも多くなって正確に検出されず、またI
0(直線Bが横軸と交差する点)よりも小さい光量は検
出不可能である。
直線的であるとしてA/D変換器12の出力電圧Vから
光量Iを求めると、すなわち光量Iが電圧信号Vに対し
て直線Bに沿って変化するとして光量Iを求めると、例
えば電圧信号V2 のとき求められる光量I12は実際の光
量I2 よりも多くなって正確に検出されず、またI
0(直線Bが横軸と交差する点)よりも小さい光量は検
出不可能である。
【0013】本実施例では、上述したように、A/D変
換器12から出力される電気信号VをアドレスV1 ,V
2 ,...V5 とし、各アドレスに、その電気信号Vに
対応した光量I1 ,I2 ,...I5 を格納して構成さ
れたテーブルが、テーブルメモリ13に記憶されてい
る。すなわち、このテーブルのアドレスと格納データは
図3に示された実線Sのグラフに対応しており、電圧信
号が変化する範囲はVLからVH の間に制限されている
のに対し、光量が変化する範囲は0からI5 以上までで
ある。なお、このテーブルは、所定のセンサを用いてC
CDカメラ11を予め較正することによって得られる。
換器12から出力される電気信号VをアドレスV1 ,V
2 ,...V5 とし、各アドレスに、その電気信号Vに
対応した光量I1 ,I2 ,...I5 を格納して構成さ
れたテーブルが、テーブルメモリ13に記憶されてい
る。すなわち、このテーブルのアドレスと格納データは
図3に示された実線Sのグラフに対応しており、電圧信
号が変化する範囲はVLからVH の間に制限されている
のに対し、光量が変化する範囲は0からI5 以上までで
ある。なお、このテーブルは、所定のセンサを用いてC
CDカメラ11を予め較正することによって得られる。
【0014】したがって、従来I0 (直線Bと横軸が交
差する点)以上の光量しか検出できなかったのに対し、
本実施例によれば、理論的には0から無限大までの範囲
の光量を検出することができる。すなわち本実施例よれ
ば、従来検出できなかったI 0 以下の光量についても検
出可能となる。
差する点)以上の光量しか検出できなかったのに対し、
本実施例によれば、理論的には0から無限大までの範囲
の光量を検出することができる。すなわち本実施例よれ
ば、従来検出できなかったI 0 以下の光量についても検
出可能となる。
【0015】アドレスV1 ,V2 ,...V5 はA/D
変換器12により得られるデジタルデータであり、A/
D変換器12の分解能が8ビットであるとき、0から2
56までの数値をとり得る。一方、光量I1 ,
I2 ,...I5 が取りうる値は一定の範囲に制限され
ず、上述のように0から任意の値までの範囲の値を取り
うる。したがって本実施例では、光量は例えば12ビッ
トで表すことにより光量のレンジは従来よりも拡大して
いる。また、このように光量のビット長を大きくするこ
とにより、光量を表わす値の桁数が増加するため、光量
の精度が高められる。
変換器12により得られるデジタルデータであり、A/
D変換器12の分解能が8ビットであるとき、0から2
56までの数値をとり得る。一方、光量I1 ,
I2 ,...I5 が取りうる値は一定の範囲に制限され
ず、上述のように0から任意の値までの範囲の値を取り
うる。したがって本実施例では、光量は例えば12ビッ
トで表すことにより光量のレンジは従来よりも拡大して
いる。また、このように光量のビット長を大きくするこ
とにより、光量を表わす値の桁数が増加するため、光量
の精度が高められる。
【0016】図4は、本実施例のデジタルデータ処理装
置20(図1のA/D変換器12、テーブルメモリ1
3、画素データメモリ14、演算処理装置15および制
御装置16に相当する)によって液晶パネル等の拡散板
31における照明むらを検出する場合の構成を示してい
る。
置20(図1のA/D変換器12、テーブルメモリ1
3、画素データメモリ14、演算処理装置15および制
御装置16に相当する)によって液晶パネル等の拡散板
31における照明むらを検出する場合の構成を示してい
る。
【0017】CCDカメラ11の前方には拡散板31が
配置され、拡散板31の背面側には蛍光灯等の照明装置
32が設けられている。照明装置32は駆動装置33に
よって制御され、拡散板31の後方から照明光を照射す
る。このとき拡散板31の前面の各点における光量は、
CCDカメラ11によって検出され、デジタルデータ処
理装置20に入力される。すなわち上述した作用によっ
て、デジタルデータ処理装置20の演算処理装置15か
ら光量分布のデータが出力され、ディスプレイ装置の画
面34上において、例えば同じ光量の画素どうしが線に
よって結ばれ、等高線の形式で表示される。
配置され、拡散板31の背面側には蛍光灯等の照明装置
32が設けられている。照明装置32は駆動装置33に
よって制御され、拡散板31の後方から照明光を照射す
る。このとき拡散板31の前面の各点における光量は、
CCDカメラ11によって検出され、デジタルデータ処
理装置20に入力される。すなわち上述した作用によっ
て、デジタルデータ処理装置20の演算処理装置15か
ら光量分布のデータが出力され、ディスプレイ装置の画
面34上において、例えば同じ光量の画素どうしが線に
よって結ばれ、等高線の形式で表示される。
【0018】この画面34上の光量分布の図を観察する
ことにより、拡散板31上の照明むらが検知され、拡散
板31および照明装置32等の性能を検査することがで
きる。また、上述したようにこのデジタルデータ処理装
置20によれば、光量Iは所定の範囲(図3の符号P,
Qの間の範囲)から外れていても正確に検知されるの
で、拡散板31等の性能を高精度に検出することができ
る。
ことにより、拡散板31上の照明むらが検知され、拡散
板31および照明装置32等の性能を検査することがで
きる。また、上述したようにこのデジタルデータ処理装
置20によれば、光量Iは所定の範囲(図3の符号P,
Qの間の範囲)から外れていても正確に検知されるの
で、拡散板31等の性能を高精度に検出することができ
る。
【0019】光量Iが直線Bに沿って変化すると仮定し
て電圧信号Vから光量Iをいったん求めてメモリに格納
した後、このメモリから格納データを読み出して補正処
理を行い、曲線Sに沿うような光量Iを求めることも可
能である。しかし、このような補正処理を行うと、メモ
リへのアクセス回数が多くなるために演算時間がかか
り、光量Iを迅速に求めることができない。これに対し
て本実施例では、電圧信号Vをアドレス値として直接テ
ーブルメモリ13にアクセスし、光量Iのデータを読み
出しているので、その処理は迅速に行われる。
て電圧信号Vから光量Iをいったん求めてメモリに格納
した後、このメモリから格納データを読み出して補正処
理を行い、曲線Sに沿うような光量Iを求めることも可
能である。しかし、このような補正処理を行うと、メモ
リへのアクセス回数が多くなるために演算時間がかか
り、光量Iを迅速に求めることができない。これに対し
て本実施例では、電圧信号Vをアドレス値として直接テ
ーブルメモリ13にアクセスし、光量Iのデータを読み
出しているので、その処理は迅速に行われる。
【0020】本実施例のデジタルデータ処理装置は、レ
ンズ等の光学部品の解像度を検査する場合にも適用可能
である。この解像度の検査は、図5に示されるように、
例えば2つのチャート41、42を用いて行われる。こ
れらのチャート41、42は、光を遮断する黒色部41
a、42aと光を透過する透明部41b、42bとが交
互に配置された縞模様を有している。第1のチャート4
1の黒色部41aの幅は、第2のチャート42の黒色部
42aよりも狭く、また第1のチャート41の透明部4
1bの幅は、第2のチャート42の透明部42bよりも
狭い。
ンズ等の光学部品の解像度を検査する場合にも適用可能
である。この解像度の検査は、図5に示されるように、
例えば2つのチャート41、42を用いて行われる。こ
れらのチャート41、42は、光を遮断する黒色部41
a、42aと光を透過する透明部41b、42bとが交
互に配置された縞模様を有している。第1のチャート4
1の黒色部41aの幅は、第2のチャート42の黒色部
42aよりも狭く、また第1のチャート41の透明部4
1bの幅は、第2のチャート42の透明部42bよりも
狭い。
【0021】したがって各チャート41、42を通過し
た光量の分布、すなわちデジタルデータ処理装置20の
出力信号は、CCDカメラ11に設けられたラインセン
サの各画素位置に対して、周期的に変化しており、第1
のチャート41による光量分布の周期Taは、第2のチ
ャート42による光量分布の周期Tbよりも長い。一
方、光量分布の振幅はチャート41、42の縞模様の空
間周波数によって変化し、供試レンズの解像度に従っ
て、空間周波数が高くなると小さくなる。すなわち、第
1のチャート41による光量分布の波高値をa1 、極小
値をb1 とおくと、解像度は R1 =(a1 −b1 )/(a1 +b1 ) と表され、第2のチャート42による光量分布の波高値
をa2 、極小値をb2 とおくと、解像度は R2 =(a2 −b2 )/(a2 +b2 ) と表される。そして、解像度R2 が解像度R1 に対して
実質的に低下したとき、その供試レンズの解像度はR1
であると判断される。
た光量の分布、すなわちデジタルデータ処理装置20の
出力信号は、CCDカメラ11に設けられたラインセン
サの各画素位置に対して、周期的に変化しており、第1
のチャート41による光量分布の周期Taは、第2のチ
ャート42による光量分布の周期Tbよりも長い。一
方、光量分布の振幅はチャート41、42の縞模様の空
間周波数によって変化し、供試レンズの解像度に従っ
て、空間周波数が高くなると小さくなる。すなわち、第
1のチャート41による光量分布の波高値をa1 、極小
値をb1 とおくと、解像度は R1 =(a1 −b1 )/(a1 +b1 ) と表され、第2のチャート42による光量分布の波高値
をa2 、極小値をb2 とおくと、解像度は R2 =(a2 −b2 )/(a2 +b2 ) と表される。そして、解像度R2 が解像度R1 に対して
実質的に低下したとき、その供試レンズの解像度はR1
であると判断される。
【0022】このような解像度の検査において、光量の
多い波高値a1 ,b1 は図3の符号Pよりも上側にくる
ことが多く、また光量の少ない極小値b1 ,b2 は図3
の符号Qよりも下側にくることが多い。すなわち、解像
度の検査において得られるデータは、図3の直線的な変
化の部分(破線B)から外れることが多い。しかし本実
施例によれば、テーブルメモリ13に格納されたテーブ
ルT(図2)を参照するので、光量分布を正確に検出す
ることができ、光学部品の解像度を高精度に検知するこ
とができる。
多い波高値a1 ,b1 は図3の符号Pよりも上側にくる
ことが多く、また光量の少ない極小値b1 ,b2 は図3
の符号Qよりも下側にくることが多い。すなわち、解像
度の検査において得られるデータは、図3の直線的な変
化の部分(破線B)から外れることが多い。しかし本実
施例によれば、テーブルメモリ13に格納されたテーブ
ルT(図2)を参照するので、光量分布を正確に検出す
ることができ、光学部品の解像度を高精度に検知するこ
とができる。
【0023】なお、本発明はCCDカメラ11以外の光
センサによって得られた光学データに対しても適用でき
る。
センサによって得られた光学データに対しても適用でき
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力デー
タと出力データの関係が直線的ではない場合であって
も、簡単な構成によって、入力データに対応した出力デ
ータを正確かつ迅速に得ることができる。
タと出力データの関係が直線的ではない場合であって
も、簡単な構成によって、入力データに対応した出力デ
ータを正確かつ迅速に得ることができる。
【図1】本発明の第1実施例であるデジタルデータ処理
装置のブロック図である。
装置のブロック図である。
【図2】テーブルメモリに格納されたテーブル、および
テーブルメモリへの入力信号とテーブルメモリからの出
力信号との関係を示す図である。
テーブルメモリへの入力信号とテーブルメモリからの出
力信号との関係を示す図である。
【図3】CCDカメラが受光した光量Iと出力電圧信号
Vの関係を示す図である。
Vの関係を示す図である。
【図4】図1のデジタルデータ処理装置によって液晶パ
ネル等の拡散板における照明むらを検出する場合の構成
を示す図である。
ネル等の拡散板における照明むらを検出する場合の構成
を示す図である。
【図5】レンズ等の光学部品の解像度を検査する場合に
用いられるチャートと、このチャートによって得られた
光量分布を示す図である。
用いられるチャートと、このチャートによって得られた
光量分布を示す図である。
11 CCDカメラ 12 A/D変換器 13 テーブルメモリ 14 画素データメモリ
Claims (6)
- 【請求項1】 入力データをデジタルデータに変換する
A/D変換器と、所定のテーブルが格納されたメモリ
と、前記A/D変換器から出力される前記デジタルデー
タをアドレスとして前記メモリのテーブルを参照し、前
記アドレスに対応した出力データを読み出す手段とを備
えたことを特徴とするデジタルデータ処理装置。 - 【請求項2】 前記出力データが、A/D変換器の分解
能よりも高精度であることを特徴とする請求項1に記載
のデジタルデータ処理装置。 - 【請求項3】 前記アドレスが第1の物理量に対応し、
前記出力データが第2の物理量に対応し、前記第1の物
理量は、前記第2の物理量の変化に対して所定の範囲内
で変化することを特徴とする請求項1に記載のデジタル
データ処理装置。 - 【請求項4】 前記第2の物理量が光量であり、前記第
1の物理量が前記光量に応じて光学装置から出力される
電気信号であることを特徴とする請求項3に記載のデジ
タルデータ処理装置。 - 【請求項5】 前記入力データが、後方から照明光を照
射された拡散板の前面の各点における光量であることを
特徴とする請求項1に記載のデジタルデータ処理装置。 - 【請求項6】 前記入力データが、光を遮断する黒色部
と光を透過する透明部とが交互に配置されて成るチャー
トを通過した光量分布であることを特徴とする請求項1
に記載のデジタルデータ処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290603A JPH08128922A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | デジタルデータ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290603A JPH08128922A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | デジタルデータ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128922A true JPH08128922A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17758147
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6290603A Pending JPH08128922A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | デジタルデータ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08128922A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002039076A1 (fr) * | 2000-11-10 | 2002-05-16 | Arkray, Inc. | Procede de correction de sortie de capteur |
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1994
- 1994-10-31 JP JP6290603A patent/JPH08128922A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002039076A1 (fr) * | 2000-11-10 | 2002-05-16 | Arkray, Inc. | Procede de correction de sortie de capteur |
US7110901B2 (en) | 2000-11-10 | 2006-09-19 | Arkray, Inc. | Correction method for sensor output |
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