JPH08128623A - 吸排気式燃焼器の吸排気トップ - Google Patents

吸排気式燃焼器の吸排気トップ

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Publication number
JPH08128623A
JPH08128623A JP29210594A JP29210594A JPH08128623A JP H08128623 A JPH08128623 A JP H08128623A JP 29210594 A JP29210594 A JP 29210594A JP 29210594 A JP29210594 A JP 29210594A JP H08128623 A JPH08128623 A JP H08128623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
flange
inner cylinder
exhaust
partition plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP29210594A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Mizuno
順治 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
Original Assignee
Toyotomi Kogyo Co Ltd
Toyotomi Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷地で使用する薄形吸排気トップの構造に
関する。 【構成】 吸排気トップ1の内筒3内を排気ガス通路と
し、内・外筒3・4の間隙内を吸気通路とし、内筒3の
室外側端面には壁面Aに沿ったフランジ7を設け、室外
に突設した内筒3の外周に仕切板8を設け、該仕切板8
はフランジ7と対向させる。フランジ7と壁面Aとの間
に発熱体9を取付け、かつ、内筒3は途中に摺動部3a
を設けて、室外側の内筒3と仕切板8とが可動自在とす
る。室外側の内筒3には室内に伸びる駆動桿10を設
け、フランジ7及び仕切板8に付着した雪や氷は発熱体
9に通電して、駆動桿10を室内側から操作して取り除
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はストーブや給湯機等の
燃焼器において燃焼に必要な吸気を室外から行ない、燃
焼排気ガスを室外に排気する吸排気トップの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の吸排気トップは壁面より長く突
出するタイプよりも、最近では壁面に外筒と連続するフ
ランジを設け、該フランジと一定間隔をあけて対向した
仕切板を内筒に取付け、フランジと仕切板との間隙を経
て吸気する薄形の吸排気トップが好まれる傾向にある。
【0003】薄形の吸排気トップは壁面から長く突出し
なくとも、内筒内から排出する燃焼排気ガスが仕切板に
邪魔されて、フランジと仕切板との間隙に向って流れな
い構造であるから、吸気に燃焼排気ガスが混じって、燃
焼器の燃焼状態を悪化させないものであり、また、仕切
板によって正面から吹き付ける風の影響も少ないもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように薄形の吸
排気トップでも耐風性能は十分得られ、また壁面の外を
人が通る時でも邪魔とならず、好んで使われている。し
かし、寒冷地でこの薄形の吸排気トップを使う時、壁面
に吹雪が吹き付けて雪が壁面に沿って流れる時、雪まじ
りの冷風は仕切板を急速に冷却するものであり、冷たく
なった仕切板には雪や氷が付着しやすくなり、この雪や
氷はフランジにも付着するから、やがて、フランジと仕
切板との間の吸気間隙も雪や氷で塞がれてしまうもので
ある。
【0005】この為、燃焼器は雪や氷の付着と共に吸気
不足となり、風下側などに吸気間隙がある内は燃焼が継
続できても、この吸気間隙が小さくなると急速に不完全
燃焼を起こし、もし、この不完全燃焼ガスが室内に洩れ
ると人身事故を起こすことがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、壁面Aを貫
通して燃焼用空気を室外から吸入し、燃焼排気を室外に
排出する吸排気トップ1を設け、該吸排気トップ1は二
重管で構成し、該吸排気トップ1の内筒3の内部は燃焼
器2の排気管5と連通し、かつ、吸排気トップ1の内筒
3と外筒4との間隙は、燃焼器2の吸気管6と連通する
と共に、外筒4の室外側の端部に壁面Aに沿ったフラン
ジ7を設け、かつ、内筒3の室外側の外周にはフランジ
7と対向して鍔状の仕切板8を設け、フランジ7と仕切
板8との間隙から吸気し、かつ、仕切板8より外側の内
筒3から排気する吸排気式燃焼器において、フランジ7
と壁面Aとの間に発熱体9を取付け、該内筒3は途中に
摺動部3aを形成し、かつ、内筒3の室外側に駆動桿1
0を固定し、吸排気トップ1の凍結時に発熱体9に通電
し、室内に伸びる駆動桿10によって内筒3の室外側を
可動してフランジ7と仕切板8に付着した雪や氷を落と
すものである。
【0007】また、駆動桿10はフランジ7と仕切板8
との間隔を広くする動きを止めるストッパー11を設
け、かつ、駆動桿10をストッパー11の当接方向に付
勢するバネ12を設け、フランジ7と仕切板8との間隔
を一定に保持して、吸気量不足によるトラブルを防止し
ている。
【0008】
【作用】燃焼器2内で燃焼が行なわれると、室外の空気
はフランジ7と仕切板8との間隙から、吸排気トップ1
の内筒3と外筒4との間隙を通り、吸気管6を経て燃焼
に供される。また、室内空気と熱交換した燃焼排気は排
気管5から吸排気トップ1の内管3内を通り室外に排出
される。
【0009】吸排気トップ1の吸気部と排気部は仕切板
8によって区別されるから、排気の回り込みがなく良好
に機能する。しかし、寒冷地で使用するとフランジ7や
仕切板8に雪や氷が付着して吸気間隔を狭め、やがて閉
塞する状態を発生させることがあり、燃焼器2は不完全
燃焼を起こして重大なトラブルを発生させる。
【0010】この発明はフランジ7と仕切板8との間隔
に雪や氷が付着した時に、発熱体9に通電するとフラン
ジ7は高温となって付着した雪や氷をとかし、また、駆
動桿10を引いたり回転することで付着した雪や氷が脱
落する。更に、仕切板8に強く付着した氷も仕切板8を
フランジ7に押しつけることによって溶かすことができ
る。
【0011】
【実施例】この発明の構成を図に示す実施例によって説
明すると、1は壁面Aを貫通して取付けた吸排気トッ
プ、2は吸排気トップ1を使って燃焼空気を室外から吸
入し、燃焼排気を室外に排出する燃焼器、3は二重筒で
構成する吸排気トップ1の内筒、4は吸排気トップ1の
外筒である。5は燃焼器2の排気管、6は燃焼器2の吸
気管であり、吸排気トップ1の内筒3の内部は燃焼器2
の排気管5と連通し、内筒3と外筒4との間隙は燃焼器
2の吸気管6と連通している。
【0012】7は外筒4の室外側の端部から壁面Aに沿
って伸ばしたフランジ、8は室外に伸ばした内管3の外
周に鍔状に設けた仕切板であり、該仕切板8はフランジ
7と対向しており、フランジ7と仕切板8との端部の間
隙が吸気口13を構成している。また、仕切板8より外
方へ突出した内筒3の側壁には複数個の排気口14があ
けられ、内筒3の先端は封鎖しても開口してもよく、各
種実験によって最適構造を決定する。
【0013】9はフランジ7と壁面Aとの間に取付けた
発熱体、3aは内筒3の途中に設けた摺動部であり、吸
排気トップ1の固定された室内側の内筒3に対して、仕
切板8を取付けた室外側の内筒3は摺動部3aの働き
で、回転動作や前後の移動が可能となっている。この
為、フランジ7や仕切板8に雪や氷が付着している時、
発熱体9に通電するとフランジ7は高温度になって付着
した雪や氷を溶かし、また仕切板8を回転したり前後移
動することで付着した雪や氷を脱落させることができ
る。
【0014】10は内筒3に取付けた駆動桿であり、図
に示す実施例では駆動桿10は内筒3の中心に位置して
吸排気トップ1の室内側の端から突出している。15は
駆動桿10の室内側の端に取付けた駆動つまみであり、
該駆動つまみ15のレバーが吸排気トップ1の端部に当
接し、内筒3の外方への移動を停止するストッパー11
の働きをしている。12はストッパー11を吸排気トッ
プ1の端部に押しつけるバネであり、このストッパー1
1が押しつけられた時に、フランジ7と仕切板8との間
隔は正しい位置に特定される。
【0015】従って、駆動つまみ15によって駆動桿1
0を操作すると、仕切板8の回転動作と、仕切板8とフ
ランジ7との間隔を縮める動作をして付着した雪や氷を
脱落させており、また、駆動つまみ15の操作をやめる
と、バネ12の働きでフランジ7と仕切板8との間隔は
正しい位置となり、間隔が狭くなって吸気不良による異
常燃焼を起こしたり、間隔が広くなって耐風性能が悪化
するようなことはなくなった。
【0016】
【発明の効果】上記で説明するように、この発明は薄形
の吸排気トップ1に雪や氷が付着し、吸気不足によって
燃焼器2が不完全燃焼を発生する恐れがある時には、発
熱体9に通電して、室内側から駆動桿10を操作して内
筒3の室外側及び仕切り板8を回転したり前後動作する
ことによって、フランジ7や仕切り板8に付着した雪や
氷を取りのぞくことが出来るようになったもので、寒い
室外に出て雪や氷を取り除く作業は不用になり、使い勝
手が良くなったものである。
【0017】また、雪や氷を取り除いた後はバネ12と
ストッパー11の働きで、フランジ7と仕切板8の間隔
は設計時の寸法を維持できるようになり、駆動桿10の
操作後にフランジ7と仕切板8の間隔が狂って異常燃焼
を発生させるトラブルが防止でき、安全に薄形の吸排気
トップが使用できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す断面図である。
【図2】この発明を燃焼器に装着して使用状態を示す側
面図である。
【図3】この発明の実施例を示す駆動桿を操作した状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
A 壁面 1 吸排気トップ 2 燃焼器 3 内筒 3a 摺動部 4 外筒 5 排気管 6 吸気管 7 フランジ 8 仕切板 9 発熱体 10 駆動桿 11 ストッパー 12 バネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面Aを貫通して燃焼用空気を室外から
    吸入し、燃焼排気を室外に排出する吸排気トップ1を設
    け、該吸排気トップ1は二重管で構成し、該吸排気トッ
    プ1の内筒3の内部は燃焼器2の排気管5と連通し、か
    つ、吸排気トップ1の内筒3と外筒4との間隙は、燃焼
    器2の吸気管6と連通すると共に、外筒4の室外側の端
    部に壁面Aに沿ったフランジ7を設け、かつ、内筒3の
    室外側の外周にはフランジ7と対向して鍔状の仕切板8
    を設け、フランジ7と仕切板8との間隙から吸気し、か
    つ、仕切板8より外側の内筒3から排気する吸排気式燃
    焼器において、 フランジ7と壁面Aとの間に発熱体9を取付け、該内筒
    3は途中に摺動部3aを形成し、かつ、内筒3の室外側
    に駆動桿10を固定し、吸排気トップ1の凍結時に発熱
    体9に通電し、室内に伸びる駆動桿10によって内筒3
    の室外側を可動する吸排気式燃焼器の吸排気トップ。
  2. 【請求項2】 駆動桿10はフランジ7と仕切板8との
    間隔を広くする動きを止めるストッパー11を設け、か
    つ、駆動桿10をストッパー11の当接方向に付勢する
    バネ12を設け、フランジ7と仕切板8との間隔を一定
    に保持する請求項1記載の吸排気式燃焼器の吸排気トッ
    プ。
JP29210594A 1994-10-31 1994-10-31 吸排気式燃焼器の吸排気トップ Pending JPH08128623A (ja)

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JP (1) JPH08128623A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295937B1 (en) 1999-06-22 2001-10-02 Toyotomi Co., Ltd. Intake/exhaust type combustion equipment
EP1219899A1 (en) 2000-12-20 2002-07-03 Toyotomi Co., Ltd. Control system for combustion equipment
JP2015021679A (ja) * 2013-07-20 2015-02-02 株式会社コロナ 給排気装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6295937B1 (en) 1999-06-22 2001-10-02 Toyotomi Co., Ltd. Intake/exhaust type combustion equipment
EP1219899A1 (en) 2000-12-20 2002-07-03 Toyotomi Co., Ltd. Control system for combustion equipment
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