JPH08128248A - 開き扉の開き保持具 - Google Patents

開き扉の開き保持具

Info

Publication number
JPH08128248A
JPH08128248A JP28927894A JP28927894A JPH08128248A JP H08128248 A JPH08128248 A JP H08128248A JP 28927894 A JP28927894 A JP 28927894A JP 28927894 A JP28927894 A JP 28927894A JP H08128248 A JPH08128248 A JP H08128248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
open
magnetic
plate body
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28927894A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Noguchi
年幸 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP28927894A priority Critical patent/JPH08128248A/ja
Publication of JPH08128248A publication Critical patent/JPH08128248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開き扉の全開、半開き、小開き等の任意な開
き状態を確保する保持具を提供する。 【構成】 磁着ストッパ板2と開き扉の上端面に取り付
ける磁石4とから成り、磁着ストッパ板2は90度の円
弧状の磁着板体21の一端に、鴨居12に固着するため
のビス孔を有する取付片22を上向きに折曲連設すると
共に、直角な壁部13に固着する調整用取付片23を磁
着板体21の他端に備えている。円弧状の磁着板体21
は中央部の補強用山帯211の両側にレール片部212
を連設すると共に、レール片部212の開放縁部を上向
のガイド端縁213とし、他方の調整用取付片23は、
レール片部212の他端部に差し込み挟持できる挟持片
部231の端部に垂直な取付片部232を連設し、ビス
233を磁着板体21の他端部に透設した長孔214に
通して蝶ナット234で螺着してレール片部212にス
ライド可能に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開き扉の全開、半開
き、小開き等の任意な開き状態を確保する保持具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】開き扉は、夏期では通風のため全開乃至
半開きとし、或いはペットの出入りの確保から小開きと
する等していることは通常である。そして従来では、そ
の全開及び小開き状態をドアークロザー等によって保持
できていたが、全開状態を除いて任意の開き状態に保持
することができないと共に、高い設備費用となっていた
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、開き
扉を任意の開き状態に確保できる保持具を安価に提供す
るものである。また、その装着部位の角度に過不足があ
っても取り付けを確保でき、さらに開き扉の開き作動を
円滑にできることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、開き
扉の上端部に備える磁石と、該磁石を下面に吸着できる
磁着板体の一端に、鴨居等の扉装着部材に固着する取付
片を設けた磁着ストッパ板とから成る構成の開き扉の開
き保持具である。なお、磁着板体の他端に、開き扉の全
開側の壁部や間仕切部等に固着する取付片を設けてもよ
い。また、開き扉の全開角度が90度の場合は、90度
の扇形、或いは両端縁の延長交点が90度の円弧形とし
た磁着板体と成し、開き扉の全開角度が180度の場合
は、180度の扇形、或いは半円の円弧形とした磁着板
体と成してもよい。さらに、一方の取付片を磁着板体に
対して伸縮可能に取り付けてもよく、磁着板体の端縁を
上に向けてガイド端縁としてもよい。また、下面に磁石
を備えて磁着板体と成してもよい。
【0005】
【作用】磁着板体の一端の取付片を、開き扉の上方の鴨
居等の扉装着部材に固着して磁着ストッパ板を装着する
と共に、磁着板体の下に位置する開き扉の部位の上端部
に磁石を備えて使用する。なお、開き扉の全開側に壁部
や間仕切部等があれば、磁着板体の他端の取付片をそこ
に固着して磁着ストッパ板を装着する。これにより、開
き扉を開いて停止すれば、開き扉の上端部の磁石が磁着
板体の下面に吸着されてその任意位置で開き扉が停止す
るのである。この状態から開き扉を開閉する場合は、磁
石が外れる力で操作すればよい。
【0006】また、一方の取付片を磁着板体に対して伸
縮可能に取り付れば、その装着部位に応じて調整できて
確実に装着できるのである。さらに、磁着板体の端縁を
上に向けてガイド端縁とすることで開き扉の上端縁が引
っ掛かることを防止できて円滑な開閉作動となるのであ
る。また、下面に磁石を備えて磁着板体とする場合は磁
着板体の素材を選ばず成形が容易となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の図示実施例について説明す
る。図1及び図2に示す本例において、1は木製開き扉
であり、12はその開き扉1を装着部材の鴨居、13は
鴨居12と直角な壁部である。2は磁着ストッパ板であ
り、90度の円弧状の磁着板体21の一端に、鴨居12
に固着する取付片22を上向きに折曲連設すると共に、
直角な壁部13に固着する調整用取付片23を磁着板体
21の他端に備えている。
【0008】円弧状の磁着板体21は中央部の補強用山
帯211の両側にレール片部212を連設すると共に、
レール片部212の開放縁部を上向きに傾斜させてガイ
ド端縁213としている。これにより、補強用山帯21
1の間隔をおいて同心円で二本のレール片部212が並
設した磁着板体21となっている。また、取付片22
は、図2のように、山帯211を除いたレール片部21
2の端部に連設され、ビス孔221を透設している。
【0009】さらに、他方の調整用取付片23は、磁着
板体21に対してスライドして伸縮可能に取り付けるも
ので、図3のように、レール片部212の他端部に差し
込み挟持できる挟持片部231の端部に垂直な取付片部
232を連設して成る。なお、挟持片部231の中央に
はビス233が縦に螺着してあり、磁着板体21の他端
部に透設した長孔214に通して蝶ナット234で螺着
してレール片部212に装着している。垂直な取付片部
232にはビス孔235が透設してある。
【0010】このように構成した本例は、一端の取付片
22を開き扉1の中央部から軸側寄りの上方の鴨居12
にビス孔221でビス31固着すると共に、他端の取付
片23を取付片部232のビス孔235で壁部13にビ
ス32固着して磁着ストッパ板2を水平状態に装着する
のである。他方、開き扉1の上端面部には中央から軸側
寄りにシート状の磁石4を両面テープで貼着するのであ
る。
【0011】本例によると、開き扉1の小開き乃至全開
状態までの任意の開き状態で、図2のように、開き扉1
の磁石4が二列のレール片部212の下面に磁着して開
き扉1が停止し保持されるのである。また、閉じる際
は、磁着力に抗して開き扉1を操作すればよい。この開
き扉1の開閉に際して、レール片部212の開放端縁が
上向きのガイド端縁213となっているため開き扉1引
っ掛かることがなく円滑に作動でき、磁着ストッパ板2
が両端取付部22,23によって固定されているため安
定装着できるのである。
【0012】また、磁着板体21が二列のレール片部2
12のため磁着が強くなって確実に開き扉1を保持で
き、補強用山帯211で補強されていることから耐久性
が向上するのである。さらに、他方の調整用取付片23
が壁部13に当接しない場合、蝶ナット234を緩めて
挟持片部231を磁着板体21に対してスライド調整
し、蝶ナット234でビス233を螺着することによ
り、その長さを調整できて壁部13に当接できるのであ
る。
【0013】本例は前記のように構成したが、本考案は
これに限定されない。例えば、磁着板体の形状は問わな
い。本例では開き扉の全開が90度の場合であるが、1
80度の場合は、両方の取付片を一直線上に配置すると
共に、両方の取付片間を結ぶ直線の中心を中心点とする
半円の円弧状としてもよい。例えば、図4及び図6のよ
うにしてもよい。図4の磁着板体を同心の二列とすれば
図5のように、壁部に固着した支持材6で磁着板体を支
持補強してもよい。なお、90度全開の場合は、図7の
ように、起立片で補強した直線状の磁着板体としてもよ
いが、開き扉に取り付ける磁石を長くする必要がある。
【0014】また、磁着板体を開き扉の軸側上方に配置
する場合は、図8及び図9のように、90度或いは半円
扇形の磁着板体61,62に形成してもよい。この場
合、扇形の磁着板体が小型軽量板となるため、一方の取
付片を固定するだけで磁着ストッパ板が装着でき、開き
扉の全開側に壁や間仕切部がない通路等でも使用できる
のである。これによると、常に開き扉の軸側上端面が磁
着板体の下面に位置するため開き扉の開閉が案内されて
円滑になるのである。
【0015】また、磁着板体の下端面を、図10のよう
に、波状とすれば磁着板体にわん曲変形が生じてもいず
れかの部位にて確実に磁着できるのである。さらに、図
11のように、板状の磁石7を備えた磁着板体とすれ
ば、その材質が任意となってプラスチック材でも形成で
きるのである。
【0016】また、磁着板体の端部に設ける取付片の形
状及び構成は適宜であり、鴨居の下端面で固着する場合
は扁平片状としてもよい。さらに、磁着板体に対して伸
縮可能とする場合はその構成も任意である。なお、開き
扉に固着する磁石の形状や長さ及び厚みも限定されず、
その取り付けも接着剤やビス等でもよい。また、磁石を
取り付ける開き扉の上端部の位置は問わず、その上端面
の他、上端面に間隙がない場合は図9のように、表裏面
のいずれかの面の上端部に磁石8を備えてもよく、これ
によると磁力の強い大きな磁石を用いることができて開
状態を強く保持できるのである。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、開き扉の小
開き乃至全開状態までの任意の開き状態を保持できる効
果が大きく、簡単な構成で取り付けも容易となる。ま
た、請求項2では、両端の取付片で固定できるため磁着
ストッパ板を安定装着でき、請求項3では、90度の開
き扉の任意の開き状態を一定に保持でき、請求項4で
は、180度の開き扉の任意の開き状態を一定に保持で
きるのである。
【0018】また、請求項5では、取付片を磁着板体に
対して伸縮可能としたため、その装着部位に確実に当接
できて装着できるのである。さらに請求項6では、磁着
板体の端縁を上に向けてガイド端縁とすることで開き扉
の上端縁が引っ掛かることを防止できて円滑な開閉作動
となり、請求項7では、磁着板体の本体の素材を選ばず
成形が容易となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す取り付け状態の上方向
からの斜視図である。
【図2】その磁着ストッパ板の拡大縦断面図である。
【図3】その他方の取付部の拡大縦断面図である。
【図4】180度全開の開き扉に用いる別例の取り付け
状態の平面図である。
【図5】その拡大縦断面図である。
【図6】180度全開の開き扉に用いるさらに別例の取
り付け状態の平面図である。
【図7】90度全開の開き扉に用いる別例の取り付け状
態の斜視図である。
【図8】90度全開の開き扉に用いる扇形の磁着板体と
した取り付け状態の斜視図である。
【図9】180度全開の開き扉に用いる半円扇形の磁着
板体の取り付け状態の一部切欠した斜視図である。
【図10】磁着板体の拡大縦断面図である。
【図11】磁石を下面に備えた磁着板体の拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
1 開き扉 12 鴨居 13 壁部 2 磁着ストッパ板 21,61,62 磁着板体 211 補強用山帯 212 レール片部 213 ガイド端縁 22 一端の取付片 221 ビス孔 23 他端の取付片 231 挟持片部 232 取付片部 233 ビス 234 蝶ナット 235 ビス孔 31,32 ビス 4,8 磁石 6 支持材 7 磁石

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開き扉の上端部に備える磁石と、該磁石
    を下面に吸着できる磁着板体の一端に、鴨居等の扉装着
    部材に固着する取付片を設けた磁着ストッパ板とから成
    ることを特徴とする開き扉の開き保持具。
  2. 【請求項2】 磁着板体の他端に、開き扉の全開側の壁
    部や間仕切部等に固着する取付片を設けて磁着ストッパ
    板と成した請求項1の開き保持具。
  3. 【請求項3】 開き扉の全開角度が90度の場合の開き
    扉の軸側上方の扉装着部材に固着して用いるもので、9
    0度の扇形、或いは延長交点が90度の円弧形とした磁
    着板体と成した請求項1又は請求項2の開き保持具。
  4. 【請求項4】 開き扉の全開角度が180度の場合の開
    き扉の軸側上方の扉装着部材に固着して用いるもので、
    180度の扇形、或いは半円の円弧形とした磁着板体と
    成した請求項1又は請求項2の開き保持具。
  5. 【請求項5】 一方の取付片を磁着板体に対して伸縮可
    能に取り付けた請求項2又は請求項3又は請求項4の開
    き保持具。
  6. 【請求項6】 磁着板体の端縁を上に向けてガイド端縁
    とした請求項1又は請求項2の開き保持具。
  7. 【請求項7】 下面に磁石を備えて磁着板体とした請求
    項1又は請求項2の開き保持具。
JP28927894A 1994-10-29 1994-10-29 開き扉の開き保持具 Pending JPH08128248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28927894A JPH08128248A (ja) 1994-10-29 1994-10-29 開き扉の開き保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28927894A JPH08128248A (ja) 1994-10-29 1994-10-29 開き扉の開き保持具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08128248A true JPH08128248A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17741105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28927894A Pending JPH08128248A (ja) 1994-10-29 1994-10-29 開き扉の開き保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08128248A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004074618A1 (en) * 1997-09-15 2004-09-02 Johan Martin Vandertouw Door positioning means
FR2896741A1 (fr) * 2006-08-22 2007-08-03 Faurecia Interieur Ind Snc Amenagement interieur de vehicule automobile.
KR100844217B1 (ko) * 2007-03-08 2008-07-07 이병남 문 개폐 고정장치
ITRM20090401A1 (it) * 2009-07-29 2009-10-28 Roberto Baldetti Stabilizzatore di posizione
CN103061624A (zh) * 2012-10-29 2013-04-24 苏州经贸职业技术学院 门位置固定装置
CN108131069A (zh) * 2018-02-20 2018-06-08 重庆工业职业技术学院 一种建筑装饰专用带轴承的平开门虚掩装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004074618A1 (en) * 1997-09-15 2004-09-02 Johan Martin Vandertouw Door positioning means
FR2896741A1 (fr) * 2006-08-22 2007-08-03 Faurecia Interieur Ind Snc Amenagement interieur de vehicule automobile.
KR100844217B1 (ko) * 2007-03-08 2008-07-07 이병남 문 개폐 고정장치
ITRM20090401A1 (it) * 2009-07-29 2009-10-28 Roberto Baldetti Stabilizzatore di posizione
CN103061624A (zh) * 2012-10-29 2013-04-24 苏州经贸职业技术学院 门位置固定装置
CN108131069A (zh) * 2018-02-20 2018-06-08 重庆工业职业技术学院 一种建筑装饰专用带轴承的平开门虚掩装置
CN108131069B (zh) * 2018-02-20 2024-04-12 重庆公共运输职业学院 一种建筑装饰专用带轴承的平开门虚掩装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5613276A (en) Glass shower door hinge system and method
US5887917A (en) Magnetic doorstop
US10781597B2 (en) Self-closing entryway partition
US7819443B2 (en) Door latch assembly
US3442051A (en) Controlled position sliding door,window,panel or the like
US11280130B2 (en) Top-hanging sliding door including wedge design top seal
US5381628A (en) Door holder/door stop
US11542734B1 (en) Apparatus and method for a door latching mechanism
JPH08128248A (ja) 開き扉の開き保持具
EP3545156A1 (en) Top-hanging sliding door including bottom guide and seal
US4104829A (en) Roller and hanger assembly for by-pass doors
US20090255481A1 (en) Animal Door Having an Adjustable Resistance Against Being Opened
JPS5843724A (ja) ペツトドア
US5701813A (en) Pet door for screen applications
US4375736A (en) Shower door having adjustable pivot members
US6618996B1 (en) Access panel with sliding clip member
KR910018705A (ko) 슬릿밸브장치 및 방법
KR100844217B1 (ko) 문 개폐 고정장치
KR20060015537A (ko) 파티션
US3003802A (en) Magnetic door latch
US20050235568A1 (en) Anti-rattle device for a pocket door assembly
KR200411558Y1 (ko) 문 개폐 고정장치
KR200325016Y1 (ko) 도어 스톱퍼
JPH08151850A (ja) 家具の扉装置
JP3008491U (ja) 扉の小開き状態保持具